JP2009273507A - 超音波診断装置の移動用取手 - Google Patents

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進 諸山
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Abstract

【課題】超音波診断装置を容易に移動できるコンパクトな移動用取手を提供する。
【解決手段】本体11の内部に格納される格納位置と、一端が本体の上面11aから突出する使用位置との間で昇降可能な昇降アーム21と、昇降アーム21の一端に回転自在に取り付けられ、昇降アーム21が格納位置にある場合には先端が昇降方向に向かい、昇降アーム21が使用位置にある場合には先端が昇降方向と異なる使用方向に向かう回転アーム22と、回転アーム22に取り付けられ、超音波診断装置10を移動させる際に握られるハンドル23と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、超音波診断装置の移動用取手の構造に関する。
超音波診断装置は、超音波を用いて患者の断層像等を撮影し、撮影した画像をモニタに表示するもので、多くの病院などで使用されている。この様な超音波診断装置は、一般に診察室内で固定的に使用されることが多いが、他の診察室へ移動して用いられたり、病室内に移動させて使用されたりする場合がある。このため、一般的な超音波診断装置には底面に4つのキャスタが配置され、超音波診断装置の電子機器の搭載された本体に設けられた取手を押し引きすることによって人為的な力によって病院内を移動することができるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
実開平5−76411号公報
ところで、近年、超音波診断装置の機能向上に伴い、その形状が大型となり、重量も増大する方向にある。このため超音波診断装置を移動させる場合には、より大きな力を掛けることが必要となって来ている。しかし、従来の超音波診断装置の取手は本体に固定されていたため、超音波診断装置を移動させる作業者の体格に合っていない場合もあり、作業者が取手に力を入れにくい体勢で超音波診断装置を移動させなければならない場合があった。このような場合は、作業者の負担が大きくなってしまう場合があった。
また、超音波診断装置の大型化、重量増によって取手の大きさも大きくなってくる方向にある。しかし、取手は超音波診断装置を移動させる際にのみ使用するものであり、診察室にセットする場合には、邪魔になってしまうものである。特に大きな取手は狭い診察室の中ではスペース上の問題となる場合が多かった。
本発明は、超音波診断装置を容易に移動できるコンパクトな移動用取手を提供することを目的とする。
本発明の超音波診断装置の移動用取手は、床面上を移動しうる超音波診断装置の移動用取手であって、本体の内部に格納される格納位置と、一端が本体上面から突出する使用位置との間で昇降可能な昇降アームと、昇降アームの一端に回転自在に取り付けられ、昇降アームが格納位置にある場合には先端が昇降方向に向かい、昇降アームが使用位置にある場合には先端が昇降方向と異なる使用方向に向かう回転アームと、回転アームに取り付けられ、超音波診断装置を移動させる際に握られるハンドルと、を有することを特徴とする。
本発明の超音波診断装置の移動用取手において、昇降アームの昇降位置を格納位置と使用位置との間の位置に調節する昇降位置調節機構と、回転アームの先端の方向を昇降方向と使用方向との間の方向にロックする回転ロック機構と、を備えることとしても好適である。
本発明は、超音波診断装置を容易に移動できるコンパクトな移動用取手を提供することができるという効果を奏する。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、超音波診断装置10は、内部に電子回路や電源機器などが設けられた本体11と、本体11の上面11aに設けられたベース12と、ベース12に回転自在に取りつけられた操作卓13と、ベース12の上に設けられ、複数のアームが回転またはスライド可能に連接されたモニタ支持機構14と、モニタ支持機構14に取り付けられ、診断画像を表示するモニタ15とを備えている。本体11の底面には、床面19で容易に移動することができるように、4つのキャスタ16が取りつけけられている。本体11のモニタ15の表示面と操作卓13のある側と反対側には、超音波診断装置10を移動させるための移動用取手20が取り付けられている。移動用取手20は、本体に取り付けられたガイド31にガイドされて上下方向に昇降する昇降アーム21と、昇降アーム21に回転自在に取り付けられた回転アーム22と、回転アーム22に取り付けられたハンドル23とを備えている。ハンドル23は超音波診断装置10を移動させる際に作業者が握るものである。本体の側面には、昇降アーム21の上下方向の位置を調節するためのノブ24と、回転アーム22のチルト角度を調節する押ボタン26が設けられている。なお、図1において、操作卓13が超音波診断装置10の前方、移動用取手20のある側が後方、本体11から床面19に向かう方向が下方向で、その反対方向が上方向である。
図2を参照しながら昇降アーム21の昇降位置調節機構60について説明する。昇降アーム21は、溝型のフレーム32と、フレーム32の下に設けられた板ナット37と、ガイド31に回転自在に取り付けられた長ねじ35とを備えている。長ねじ35には回転ギヤ36が取り付けられ、回転ギヤ36にはガイド31に回転自在に取り付けられたウォームギヤ39がかみ合っている。ウォームギヤ39の一端にはウォームギヤ39を回転させるためのノブ24が取り付けられている。ノブ24は本体11の外面側に配置されている。
上記のように構成された昇降位置調節機構60において、ノブ24を回転させるとノブ24に取り付けられたウォームギヤ39が回転し、ウォームギヤ39にかみ合っている回転ギヤ36が回転する。回転ギヤ36は長ねじ35に取り付けられているので、フレーム32に設けられた板ナット37は長ねじ35の軸方向に沿って上下方向に相対的に移動する。長ねじ35はガイド31の固定板38によって上下方向の移動が制限されているので、ノブ24を回転させると昇降アーム21が本体11に対して上下方向に昇降する。
図3を参照しながら回転ロック機構70について説明する。図3に示すように、昇降アーム21の一端には回転アーム22がシャフト41の周りに回転自在になるように取り付けられている。昇降アーム21は一端の中央に突部51を備え、回転アーム22はこの突部51に嵌まり込む凹部52を備えている。突部51と凹部52には同軸に孔が設けられており、この孔にシャフト41が挿入され、回転アーム22が昇降アーム21に対して回転自在となるように取り付けられている。回転アーム22の幅と厚さは昇降アーム21の幅、厚さと同じであり、回転アーム22が昇降アーム21の長手方向に向かって延びた位置となった場合には、回転アーム22の各側面は昇降アーム21の各側面と略同一面となる。
回転アーム22の凹部52の一方の側面には、円周上に複数のロック歯42が設けられている。また、回転アーム22には側面には円形の穴43が設けられている。穴43にはロック歯42に噛み合う歯を備える駒25が穴43の深さ方向にスライド自在になるように取り付けられている。駒25と突部51との間にはスプリング44が取り付けられ、駒25の歯をロック歯42に押し付けている。駒25の側面には押ボタン26が設けられている。駒25と、スプリング44と、押ボタン26と、ロック歯42とは回転ロック機構70を構成する。
押ボタン26の表面の位置は昇降アーム21の側面と略同一面となるように構成されている。そして、押ボタン26が昇降アーム21の側面と同一面にある場合には、駒25の歯は回転アーム22のロック歯42に噛み合って、回転アーム22がシャフト41の回りに回転しないようにロックしている。押ボタン26が押込まれると、駒25が回転アーム22に向かって移動するので、駒25の歯は回転アーム22から離れる方向に移動する。このため、押ボタン26を押込むと駒25の歯がロック歯42から抜け、回転アーム22が昇降アーム21の回りに回転することができるようになる。回転アーム22を回転させた後、押ボタン26の押込みを止めると、駒25はスプリング44の力によって凹部52の側面に押し付けられた状態となる。この状態で回転アーム22を更に回転させ、ロック歯42の位置と駒25の歯の位置が合うと駒25の歯はスプリング44の力でロック歯42の中に押込まれて回転アーム22の回転をロックし、押ボタン26の表面は昇降アーム21の側面と同一位置まで戻る。回転アーム22の凹部52には、複数のロック歯42が所定の角度ごとに設けられているので、回転アーム22の昇降アーム21に対する回転角度を適切な位置でロックすることができる。
図4(a)は移動用取手20が使用位置にある状態を示している。図4(a)に示すように、移動用取手20が使用位置にある場合には、昇降アーム21の回転アーム22の取り付けられている一端は、本体11の上面11aよりも突出する位置となっている。そして、回転アーム22は図3に示す回転ロック機構70によって本体11の後方に向かって略90度回転した使用方向にロックされている。作業者は回転アーム22に取り付けられたハンドル23を握って超音波診断装置10を押し引きし、床面19の上で超音波診断装置10を移動させる。図4(a)の点線で示すように、昇降位置調節機構60のノブ24を回転させることによって作業者の身長などに合わせて昇降アーム21を上下に昇降移動させることができる。また、図4(b)に示すように、押ボタン26を押して回転アーム22を回転させることで、回転アーム22のチルト角度を作業者が作業しやすい使用方向に向けることができる。
図4(c)に示すように、回転アーム22のハンドル23側の先端を昇降アーム21の昇降方向と同一方向になるように回転をロックした状態でノブ24を回転させると、昇降アーム21を本体11の内部に固定されたガイド31の中に格納することができる。また、回転アーム22は昇降アーム21の長手方向と同一の方向にロックされた場合には、回転アーム22の各側面は昇降アーム21の各側面と略同一面となるので、ノブ24を回転させることによって回転アーム22の一部も本体11に固定されたガイド31の中に格納することができる。このように、昇降アーム21は格納位置と使用位置との間で昇降可能であると共に、その上下方向の位置を調節することができるものである。また、回転アーム22は昇降アーム21が格納位置にある場合には、先端が昇降方向に向かい、昇降アーム21が使用位置に有る場合には昇降位置と異なる方向に向かうものである。そして、昇降アーム21の昇降位置と回転アーム22の回転角度を適切な位置にすることによって、ハンドル23の高さ、位置を作業者の体格にあった適切な位置にすることができる。
以上説明したように、本実施形態の超音波診断装置10の移動用取手20は、ハンドル23の高さ、位置を作業者が超音波診断装置10を容易に移動できる位置に調節することができ、作業者の身体疲労を低減することができるという効果を奏する。また、超音波診断装置10を移動させない場合には、昇降アーム21、回転アーム22を本体11の内部に格納してコンパクトにすることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態における超音波診断装置の移動用取手を示す斜視図である。 本発明の実施形態における超音波診断装置の移動用取手の昇降位置調節機構を示す断面図である。 本発明の実施形態における超音波診断装置の移動用取手の回転ロック機構を示す部分断面図である。 本発明の実施形態における超音波診断装置の移動用取手が使用状態にある場合と格納状態にある場合とを示す説明図である。
符号の説明
10 超音波診断装置、11 本体、11a 上面、12 ベース、13 操作卓、14 モニタ支持機構、15 モニタ、16 キャスタ、19 床面、20 移動用取手、21 昇降アーム、22 回転アーム、23 ハンドル、24 ノブ、25 駒、26 押ボタン、31 ガイド、32 フレーム、35 長ねじ、36 回転ギヤ、37 板ナット,38 固定板、39 ウォームギヤ、41 シャフト、42 ロック歯、43 穴、44 スプリング、51 突部、52 凹部、60 昇降位置調節機構、70 回転ロック機構。

Claims (2)

  1. 床面上を移動しうる超音波診断装置の移動用取手であって、
    本体の内部に格納される格納位置と、一端が本体上面から突出する使用位置との間で昇降可能な昇降アームと、
    昇降アームの一端に回転自在に取り付けられ、昇降アームが格納位置にある場合には先端が昇降方向に向かい、昇降アームが使用位置にある場合には先端が昇降方向と異なる使用方向に向かう回転アームと、
    回転アームに取り付けられ、超音波診断装置を移動させる際に握られるハンドルと、を有することを特徴とする超音波診断装置の移動用取手。
  2. 請求項1に記載の超音波診断装置の移動用取手であって、
    昇降アームの昇降位置を格納位置と使用位置との間の位置に調節する昇降位置調節機構と、
    回転アームの先端の方向を昇降方向と使用方向との間の方向にロックする回転ロック機構と、
    を備えることを特徴とする超音波診断装置の移動用取手。
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