JP2009270533A - パッケージ型コンプレッサの空気吸入口構造 - Google Patents

パッケージ型コンプレッサの空気吸入口構造 Download PDF

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Yohei Ohashi
陽平 大橋
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Abstract

【課題】面積が広く、製作がし易く、パッケージの強度低下を生じさせないパッケージ型コンプレッサの空気吸入口構造を提供する。
【解決手段】内部に圧縮機やそのコントロール部を収納するパッケージの前面板3や後面板4の側面板5,6との当接部位に凹部1がそれぞれ形成され、この凹部1には貫通孔2が形成される。この貫通孔2は、底面板1bと垂直面板1cとに跨がるようにして連通状態で形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、四面を囲む密閉の箱体内に、圧縮機とそのコントロール部を収納してなるパッケージ型コンプレッサの空気吸入口構造に係り、特に、コンパクトにまとめられると共に吸入面積の広いパッケージ型コンプレッサの空気吸入口構造に関する。
コンプレッサとしては、四面を囲むパッケージ型のものが比較的広く使用されている。このパッケージ型コンプレッサは、内部に圧縮機やそのコントロール部を収納しているため、パッケージ側に形成される空気吸入口から外気を内部に吸引する必要があり、かつ用済の空気を外気側に排出する必要がある。このため、パッケージ側には空気吸入口や空気排出口が形成される。
この空気吸入口の構造としては各種のものがあるが、例えば「特許文献1」や「特許文献2」等が挙げられる。
特開2007−239733(図1) 特開平6−129383(図1)
「特許文献1」の「特開2007−239733」の「携帯可能な空気/ガスコンプレッサー」は、圧縮機等やコントロール部が箱体内に収納されているパッケージ型のものであるが、その空気吸入口は図示のように箱体の一面に貫通形成されるフィン状のものからなる。このフィン状の空気吸入口は一般的の構造であり、特別の機能を有するものではない。
一方、「特許文献2」の「特開平6−129383」の「パッケージ型気体圧縮機」も、防音箱(1)内に圧縮機等を収納するものであるが、その空気吸入口は一面に開放形成されたものであり、特別な構造や機能を有するものではない。
空気吸入口としては、前記のように特別な工夫をしていないものが多いが、その望ましい形態としては、空気吸入口としての十分な面積を有すると共に、パッケージ全体に対する空気吸入口の占める面積割合が小さく、パッケージの強度低下が生じないものであり、かつ製作し易いことが挙げられる。
本発明は、以上の事情に鑑みて発明されたものであり、空気吸入口としての十分な機能を有し、そのパッケージにおける面積割合が小さく、パッケージの強度低下が少なく、製作性もよいパッケージ型コンプレッサの空気吸入口構造を提供することを目的とする。
本発明は、以上の目的を達成するために、請求項1の発明は、前面板と後面板とその間に架設される両側面板とで囲まれ、内部に圧縮機やそのコントロール部を収納してなるパッケージ型コンプレッサの空気吸入口構造であって、該空気吸入口構造は、前記前面板及び後面板の前記側面板との当接部位に形成される凹部の底面板及びこれから立ち上る垂直面板の一部に貫通形成される貫通孔からなることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、前記貫通孔が小貫通孔の多数個の貫通孔群からなることを特徴とする。
本発明の請求項1のパッケージ型コンプレッサの空気吸入口構造によれば、空気吸入口はパッケージの前面板及び後面板の両隅の凹部に形成され、かつ凹部の底面と垂直面にわたって貫通形成されるものからなるため、十分な吸入面積を有すると共に凹部のパッケージに占める面積も小さく、凹部による箱体としての強度低下も少なく、かつその貫通形成はパンチング等によって容易に製作し得る効果を奏する。
また、本発明の請求項2のパッケージ型コンプレッサの空気吸入口構造によれば、空気吸入口は貫通孔群からなり、十分な吸入面積を確保することができる。
以下、本発明に係るパッケージ型コンプレッサの空気吸入口構造の実施形態を図面を参照して詳述する。図3は、本発明の空気吸入口が形成されているパッケージ型コンプレッサのパッケージの外観構造を示す図(a,b,c,dよりなる)であり、図1は図3のA−A線拡大断面図、図2は図1のB矢視の縮小正面図である。
図3(a)はパッケージの正面図であり、図3(b)はその右側面図、図3(c)は図3(a)の上面図、図3(d)は背面図である。
図3において、パッケージ100は前面板3と、後面板4と、この両板間に架設される側面板5、6とによって密閉箱体状に形成され、この内部に圧縮機やそのコントロール部等(図略)が収納されるものからなる。
図3(a)に示すように、前面板3と側面板5、6とが当接する部位に凹部1がそれぞれ形成され、前面側の上部には操作パネル7が設けられている。また、図3(b)に示す側面板6(左右側面でほぼ同一形状)は、フラットの板状のものからなる。また、図3(c)のように、上面には空気排出口8、9(フィルタを有する)が設けられている。更に、図3(d)に示すように、背面には後面板4が設けられ、この後面板4と前記側面板5、6とが当接する部位に凹部1がそれぞれ形成されている。
図1に示すように、凹部1は側面板5(側面板6側も同じ)に固定されるフランジ部1aと、このフランジ部1aから略直角に曲げられた底面板1bと、この底面板1bから略直角に曲げられて立ち上る垂直面板1cとからなり、当該垂直面板1cが略直角に曲げられて前面板3の表面に連通するものからなる。
図1、2に示す貫通孔2は、前記凹部1の底面板1bと垂直面板1cとに夫々貫通形成された貫通孔2a、2bからなり、この貫通孔2aと貫通孔2bとは連通して形成されている。また、底面板1bに対して貫通孔2aの占める面積、及び垂直面板1cに対して貫通孔2bの占める面積は、底面板1b及び垂直面板1cの強度低下はほとんど生じない程度の広い面積とする。即ち、凹部1に貫通孔2を形成する場合、通常は貫通孔2の全体を底面板1bにのみ形成するのが普通である。この場合は、底面板1bの幅が狭いため貫通孔2を広面積に形成することは難しい。本発明では、底面板1b側に貫通孔2aを形成するだけでなく、垂直面板1c側にも貫通孔2bを形成して、両方の貫通孔をつなげて連通状態にする。これにより、貫通孔2の総面積は貫通孔2aと貫通孔2bとをプラスした広面積のものとなる。また、この貫通孔2a,2bは通常のプレス加工(パンチングプレス加工)によって容易に打ち抜き形成することができる。
図1は、貫通孔2の断面形状についての実施形態を示したものであるが、この貫通孔2は図2に示すように貫通孔群200として多数個形成される。なお、図2では貫通孔群200の夫々の貫通孔2は同一形態の四角状のものからなるが、勿論、これに限定するものではない。この貫通孔群200は、貫通孔2を前面板3や後面板4の上から下に向かって形成したものからなり、原則的に同一ピッチで並べられているが、勿論それに限定するものではない。
以上の貫通孔2によって空気吸入口を形成することにより、外気はこの貫通孔2を介してパッケージ100の内部に吸入され、内部の圧縮機(図略)に吸引されると共にパッケージ100の冷却を行なう。パッケージ100内で用済となった空気は、前記空気排出口8、9から外部に排出される。
以上のように、本発明の空気吸入口の形成により、パッケージ100内に十分に空気が吸入されると共に、この空気吸入口の形成は前記のようにプレス加工によって容易にでき、比較的低コストで実施できる。また、貫通孔2a、2bを形成しても凹部1の剛性の低下は小さいため、パッケージ100の全体剛性の低下を抑えることができる。
本発明は、以上の説明の内容のものからなるが、その説明の内容に限定するものではなく、同一の技術的範疇のものに適用できることは勿論である。
本発明は、パッケージ型コンプレッサのすべてに適用が可能であり、その利用範囲は広い。また、コンプレッサに限定されず、空気吸入を必要とするパッケージに対しても適用することができ、その利用範囲は極めて広い。
本発明に係る空気吸入口が形成されるパッケージ凹部の詳細構造を示す一部拡大断面図である。 貫通孔群を示す部分正面図である。 本発明の空気吸入口が形成されているパッケージ型コンプレッサのパッケージを示すもので、(a)はパッケージの正面図、(b)はその右側面図、(c)は上面図、(d)は背面図である。
符号の説明
1 凹部
2 貫通孔
2a 貫通孔
2b 貫通孔
3 前面板
4 後面板
5 側面板
6 側面板
7 操作パネル
8 吸気排出口
9 吸気排出口

Claims (2)

  1. 前面板と後面板とその間に架設される両側面板とで囲まれ、内部に圧縮機やそのコントロール部を収納してなるパッケージ型コンプレッサの空気吸入口構造であって、該空気吸入口構造は、前記前面板及び後面板の前記側面板との当接部位に形成される凹部の底面板及びこれから立ち上る垂直面板の一部に貫通形成される貫通孔からなることを特徴とするパッケージ型コンプレッサの空気吸入口構造。
  2. 前記貫通孔が小貫通孔の多数個の貫通孔群からなることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ型コンプレッサの空気吸入口構造。
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