JP2009269249A - 成形用ロール状粗面金型の製造方法 - Google Patents

成形用ロール状粗面金型の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ブラスト処理による筋状の模様が発生し難い長尺光拡散フィルム成形用ロール状粗面金型の製造方法を提供する。
【解決手段】ブラストノズル61をロール状金型基体2の中心軸Cの方向に移動させながら、金型基体2の外周面に向けてブラストノズル61からブラスト粒子を吐出して、金型基体2の外周面に帯状粗面領域を形成する(a)工程と、金型基体2を中心軸Cの周りでステップ回転させる(b)工程と、を複数回含む。(a)工程と(b)工程とは、互い異なる回の(a)工程で形成される帯状粗面領域同士が少なくとも一部において重なり合うように繰り返し行われる。金型基体2の外周面を粗面化する最終段階の回の(a)工程では、ブラストノズル61を金型基体2の周回方向に揺動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂成形の技術分野に属するものであり、とくに成形用ロール状粗面金型の製造方法に関するものである。成形用ロール状粗面金型は、粗面化された表面をもつ長尺で合成樹脂製のフィルムまたはシートを連続成形するのに好適である。
液晶表示装置などの画像表示装置においては、所要の光学特性を得るために、その光学系中においてフィルム状またはシート状の少なくとも一部が粗面化された光学部材が使用される。そのような光学部材の一例としては、液晶表示装置のバックライトにおいて面状領域からの光出射経路に介在せしめられる光拡散フィルムが挙げられる。尚、本明細書において、用語「光拡散フィルム」には光拡散シートも含まれるものとする。
近年、画像表示装置の薄型化が要請されており、これに伴いバックライトひいては光拡散フィルムにも薄型化が要請されている。光拡散フィルムとしては、透光性合成樹脂フィルム基材中の少なくとも一方の表面をマット面すなわち粗面としたものが、広く利用されている。
このような光拡散フィルムの光学特性すなわち光拡散特性は、表面に形成される凹凸形状の如何による。光拡散フィルムは、一般的には長尺シートの形態に連続成形される。この連続成形の際には成形用ロール状粗面金型が使用される。成形用ロール状粗面金型は、その外周面に所要の粗面からなる形状転写面が形成されたものであり、この形状転写面は例えばノズルから吐出されるブラスト粒子を金型母材ロールすなわちロール状の金型基体の外周面に吹き付けるブラスト処理により形成される。このようなブラスト処理による成形用ロール状粗面金型の製造に関しては、たとえば特開2006−335028号公報(特許文献1)に開示されている。
特開2006−335028号公報
ブラスト処理により成形用ロール状粗面金型を製造する際には、ブラスト粒子の吹き付けられる位置を金型基体外周面上で走査する。この吹き付け位置の走査は、金型基体に対するその回転中心の方向へのブラストノズルの相対移動と上記回転中心の周りでの金型基体の回転とを適宜組み合わせることで行われる。
たとえば、金型基体の回転中心から一定の距離を維持して配置されたブラストノズルを回転中心に沿って移動させながら、回転軸に沿った帯状領域に対するブラスト粒子吹き付けすなわちブラスト処理を行う。この帯状領域のブラスト処理が終了した後に、金型基体を回転中心の周りで所要角度回転して停止し、その状態でブラストノズルを回転中心に沿って逆向きに移動させて、同様にして他の帯状領域に対するブラスト処理を行い、以下、同様に繰り返す。順次ブラスト処理される帯状領域が一部重なり合うように、金型基体のステップ回転角度が選択される。これにより、ロール状金型基体の外周面上でブラスト粒子の吹き付け走査が行われ、上記帯状領域は帯状粗面領域とされ、該帯状粗面領域領域はその一部が重畳して形成される。吹き付け走査の走査経路は回転中心と平行である。
吹き付け走査の走査経路は、特許文献1に記載されるように、金型基体の外周面上において螺旋状であってもよい。
ところで、帯状領域のブラスト処理では、該領域の中心部が最も強いブラスト処理を受け両端縁部は比較的弱いブラスト処理を受ける。このため、最も強いブラスト処理を受けた中心部に筋状の模様すなわち筋むらが生ずる。
そこで、上記のように帯状領域の重なりを調節し、重畳ブラスト処理を行うことで、先行するブラスト処理で生じた中心部の筋状の模様を均しにより消去する。しかるに、金型基体の全外周面に対する最後の帯状領域のブラスト処理で生じた中心部の筋状の模様は、そのまま残留する。
この模様は、成形される長尺の光拡散フィルムに転写され、その光学性能を低下させる要因となる。この筋状の模様の転写された部分を避けて切り出したものを光拡散フィルムとして使用することが考えられる。しかし、これでは、フィルムの利用効率が低下し、また切り出し作業工程も煩雑になるなど、高コスト化の原因となる。
そこで、本発明は、得られる成形用ロール状粗面金型にブラスト処理による筋状の模様が発生し難く、これを用いてその粗面を転写形成して低コストにて良好な光学特性を持つ長尺の光拡散フィルムなどの光学部材を得ることができる、成形用ロール状粗面金型の製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明によれば、上記の課題を解決するものとして、
ロール状金型基体の外周面をブラスト処理により粗面化することで成形用ロール状粗面金型を製造する方法であって、
ブラストノズルを前記ロール状金型基体の中心軸の方向に前記ロール状金型基体に対し相対的に移動させながら、前記ロール状金型基体の外周面に向けて前記ブラストノズルからブラスト粒子を吐出して、前記ロール状金型基体の外周面に帯状粗面領域を形成する(a)工程と、前記ブラストノズルを前記ロール状金型基体の周回方向に前記ロール状金型基体の外周面に対し相対的に移動させる(b)工程と、を複数回含み、
前記(a)工程と前記(b)工程とは、互い異なる回の(a)工程で形成される前記帯状粗面領域同士が少なくとも一部において重なり合うように繰り返し行われ、
少なくとも1回の前記(a)工程では、前記ブラストノズルを前記ロール状金型基体の周回方向に前記ロール状金型基体の外周面に対し相対的に揺動させることを特徴とする、成形用ロール状粗面金型の製造方法、
が提供される。
更に、本発明によれば、上記の課題を解決するものとして、
ロール状金型基体の外周面をブラスト処理により粗面化することで成形用ロール状粗面金型を製造する方法であって、
ブラストノズルを前記ロール状金型基体の周回方向に前記ロール状金型基体の外周面に対し相対的に移動させながら、前記ロール状金型基体の外周面に向けて前記ブラストノズルからブラスト粒子を吐出して、前記ロール状金型基体の外周面に帯状粗面領域を形成する(a)工程と、前記ブラストノズルを前記ロール状金型基体の中心軸の方向に前記ロール状金型基体に対し相対的に移動させる(b)工程と、を複数回含み、
前記(a)工程と前記(b)工程とは、互い異なる回の(a)工程で形成される前記帯状粗面領域同士が少なくとも一部において重なり合うように繰り返し行われ、
少なくとも1回の前記(a)工程では、前記ブラストノズルを前記ロール状金型基体の中心軸の方向に前記ロール状金型基体に対し相対的に揺動させることを特徴とする、成形用ロール状粗面金型の製造方法、
が提供される。
これらの本発明の一態様においては、前記ロール状金型基体の外周面を粗面化する少なくとも最終段階の回の前記(a)工程では、前記ブラストノズルを前記ロール状金型基体に対し相対的に揺動させる。
更に、本発明によれば、上記の課題を解決するものとして、
ロール状金型基体の外周面をブラスト処理により粗面化することで成形用ロール状粗面金型を製造する方法であって、
ブラストノズルを前記ロール状金型基体の中心軸の方向及び周回方向に前記ロール状金型基体の外周面に対し相対的に移動させながら、前記ロール状金型基体の外周面に向けて前記ブラストノズルからブラスト粒子を吐出して、前記ロール状金型基体の外周面に帯状粗面領域を形成する工程を含み、
該工程は前記帯状粗面領域の幅方向に関し互いに隣接する前記帯状粗面領域の部分同士が少なくとも一部において重なり合うように行われ、且つ、前記工程において前記帯状粗面領域の長手方向に関し少なくとも一部を形成する際に前記ブラストノズルを前記帯状粗面領域の幅方向に前記ロール状金型基体の外周面に対し相対的に揺動させることを特徴とする、成形用ロール状粗面金型の製造方法、
が提供される。
以上の本発明の一態様においては、前記ロール状金型基体の外周面を粗面化する全ての段階で前記ブラストノズルを前記ロール状金型基体の外周面に対し相対的に揺動させる。本発明の一態様においては、前記揺動は直線ジグザグ状になされる。
更に、本発明によれば、上記方法により製造された成形用ロール状粗面金型を用いて成形された光学フィルム、が提供される。
以上のような本発明の成形用ロール状粗面金型の製造方法によれば、ロール状金型基体の外周面に粗面領域を形成する際に、ブラストノズルからブラスト粒子を吐出する工程が揺動を伴って行われるので、得られる成形用ロール状粗面金型にブラスト処理による筋状の模様が発生し難くなり、これを用いてその粗面を転写形成して低コストにて良好な光学特性を持つ長尺の光拡散フィルム等の光学部材を得ることができる。
以下、本発明の成形用ロール状粗面金型の製造方法の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明方法の一実施形態を説明するための模式的斜視図である。
ロール状金型基体2は、その円筒形状外周面が鏡面とされており、該外周面の対称中心軸Cを回転中心として回転することが可能なように不図示の支持部材により支持されている。中心軸Cの方向は水平である。ロール状金型基体2の回転軸にはステップ回転駆動源たとえばステッピングモータSM1,SM2の出力軸が結合されている。これにより、ロール状金型基体2は、ステッピングモータSM1を作動させることで矢印A11の向きに予め設定された角度ずつステップ回転することができ、ステッピングモータSM2を作動させることで矢印A12の向きに予め設定された角度ずつステップ回転することができる。この矢印A11−A12の方向がロール状金型基体2の中心軸Cの周りでの周回方向である。金型基体2は、少なくともその外周部すなわち外周面を含む表層部分がブラスト処理可能な材質からなる。このような材質としては、クロム、ニッケル、銅、ステンレススチール(SUS)、アルミニウム、黄銅及び鋼等の金属が例示される。
ロール状金型基体2の上方には、中心軸Cの上方にて該中心軸と平行に延びるガイドレール4に支持されたブラスト処理装置6が配置されている。ブラスト処理装置6は下向きのブラストノズル61を備えており、該ノズル61から下向きに適宜の広がりを持ってブラスト粒子が吐出せしめられる。このブラスト粒子がノズル61直下の金型基体外周面の最上部位置及びその近傍に吹き付けられる。ブラスト粒子としては、ガラスビーズ、無機研削材粒子たとえばアルミナ、炭化珪素及びセラミック等が例示される。
ブラスト処理装置6は、内蔵する走行駆動手段により、ガイドレール4にガイドされて矢印A21−A22の方向すなわちロール状金型基体2の中心軸Cの方向(水平方向)に往復移動することができる。なお、ブラスト処理装置6をロール状金型基体2に対して相対的に移動させる手段は、ガイドレール4に限定されるものではなく、その他の好適な移動手段を用いても構わない。例えば、ブラスト処理装置6を往復移動させる手段として、上記のようにガイドレールを使用する以外にロボットにより制御することも可能である。ロボットは、例えば6軸アームロボット等を用いることが出来る。また、ブラスト処理装置6を固定し、ガイドレールを用いてロール状金型基体2をブラスト処理装置6に対して移動させても構わない。
ブラスト処理に際しては、先ず、ロール状金型基体2を停止させておき、ブラスト処理装置6をガイドレール4に沿って矢印A21の向きに一定速度で走行させながらノズル61からブラスト粒子を吐出させる。これにより、金型基体2の外周面の最上部に位置する直線状の帯状領域Wがブラスト処理される。このブラスト処理の際に金型基体2の外周面に吹き付けられ衝突するブラスト粒子のエネルギーは、帯状領域Wの中央部すなわちブラストノズルの移動経路の直下の部分で最も高く帯状領域Wの周縁部の方へと次第に低くなる。すなわち、ブラスト処理の程度の分布は一様ではない。
以上のようにしてロール状金型基体2の全長にわたって、帯状領域Wをブラスト処理することで、粗面化された帯状領域すなわち帯状粗面領域Wが形成される。この工程が(a)工程である。尚、帯状粗面領域Wの長手方向はロール状金型基体2の中心軸Cの方向と一致し、帯状粗面領域Wの幅方向はロール状金型基体2の中心軸Cの周りでの周回方向と一致する。
以上の(a)工程の後に、金型基体2をステッピングモータSM1により中心軸Cの周りで適宜の角度回転(ステップ回転)させ、その後停止させる。この工程が、ブラストノズル61をロール状金型基体2の周回方向にロール状金型基体2の外周面に対し相対的に移動させる(b)工程である。
この(b)工程の後に、ブラスト処理装置6をガイドレール4に沿って矢印A22の向きに走行させながらノズル61からブラスト粒子を吐出させる。これにより、金型基体2の外周面の最上部に位置する直線状の帯状領域W’がブラスト処理され、粗面化された帯状領域すなわち帯状粗面領域W’が形成される。この工程は、前回とは異なる回の(a)工程である。この帯状粗面領域W’は、前回の(a)工程でブラスト処理を受けて形成された帯状粗面領域Wから幅方向に距離Pだけずれている。この距離Pは、ステッピングモータSM1による中心軸Cの周りでのステップ回転角度に対応する。
図2は、帯状粗面領域W及び帯状粗面領域W’並びにこれらとブラストノズル61の移動経路との関係を示す。図3は、金型基体2の外周面上での中心軸Cと直交する方向すなわち周回方向の位置Sに対する、帯状粗面領域W及び帯状粗面領域W’のそれぞれのブラスト処理の際のブラスト処理の程度すなわち金型基体2の外周面に衝突するブラスト粒子のエネルギーの分布を示す模式図である。帯状粗面領域Wのブラスト処理で最も大きなエネルギーでブラストされ形成された中央部の筋状の模様は、帯状粗面領域W’のブラスト処理による均し効果で薄められる。
この(a)工程の後に、前回の(b)工程と同様にして、金型基体2をステッピングモータSM1により中心軸Cの周りで適宜の角度回転(ステップ回転)させ、その後停止させる。この工程は、前回とは異なる回の(b)工程である。
以下、同様にして、互い異なる回の(a)工程で形成される帯状粗面領域同士が少なくとも一部において重なり合うように、(a)工程及び(b)工程が複数回交互に繰り返し行われる。
かくして、本実施形態では、ロール状金型基体2の外周面上で中心軸Cの方向の主走査経路でブラスト粒子の吹き付け走査が行われ、ブラスト済の帯状領域(上記帯状粗面領域W,W’)が重畳して形成される。上記距離Pが主走査経路のピッチに相当する。
但し、本実施形態では、少なくとも1回の(a)工程では、ブラストノズル61をロール状金型基体2の周回方向にロール状金型基体2の外周面に対し相対的に揺動させる。特に、本実施形態では、ロール状金型基体2の外周面を粗面化する少なくとも最終段階の回の(a)工程では、ブラストノズル61をロール状金型基体2に対し相対的に揺動させる。
この揺動は、次のようにして行われる。すなわち、最終段階での帯状領域ブラスト処理では、図4に示されるように、上記のような短冊形状の帯状領域W及びW(最初にブラスト処理された帯状領域)とは異なる直線ジグザグ形状の帯状領域W”をブラスト処理する。すなわち、このブラスト処理では、吹き付け走査の主走査経路はロール状金型基体2の中心軸Cの方向であるが、この主走査経路に対する揺動(すなわちロール状金型基体2の周回方向の揺動)が伴う。このようなブラスト処理は、次のようにして行うことができる。
短冊形状の帯状領域W,W’等のブラスト処理の際には、ステッピングモータSM1,SM2による金型基体2の回転または回動を停止していたが、直線ジグザグ形状の帯状領域W”をブラスト処理する際には、ブラスト処理装置6を矢印A21の向きまたは矢印A22の向きに一定速度で移動させつつ、ステッピングモータSM1による金型基体2の矢印A11の向きの一定角速度での一定時間の回転と、ステッピングモータSM2による金型基体2の矢印A12の向きの一定角速度での一定時間の回転とを交互に繰り返す。これにより、直線ジグザグ形状の帯状領域W”のブラスト処理が実行される。このブラスト処理が吹き付け走査の最終段階のブラスト処理であり、これにより形成される帯状粗面領域W”の中央部の筋状の模様はそのまま残留する。しかし、この帯状粗面領域W”の中央部の筋状の模様は、その形状が直線ジグザグ形であるため、直線状のものに比べて極めて目立ちにくい。このため、この方法により製造される成形用ロール状粗面金型を用いた樹脂成形により製造される長尺の光拡散フィルムも、光学特性の低下が極めて少ない。
また、ブラストノズル61の吐出口径をDとして、揺動の幅Xは、好ましくは4D〜10D、より好ましくは5D〜9D、更に好ましくは6D〜8Dである。揺動幅Xが小さすぎると筋状模様の消去効果が低下する傾向にあり、揺動幅Xが大きすぎるとブラスト処理条件が苛酷さを増したり処理時間がかかりすぎたりする傾向にある。
一方、ブラストノズル61の吐出口径をDとして、揺動の波長Yは、好ましくは0.15D〜3D、より好ましくは0.4D〜2.5D、更に好ましくはD〜2Dである。揺動の波長Yが大きすぎると筋状模様の消去効果が低下する傾向にあり、揺動の波長Yが小さすぎるとブラスト処理条件が苛酷さを増したり処理時間がかかりすぎたりする傾向にある。
以上の実施形態では特に吹き付け走査の最終段階の回の(a)工程での帯状領域ブラスト処理のみを揺動を伴うものとしたが、それ以前のいくつかの回の(a)工程でのブラスト処理さらには全ての回の(a)工程でのブラスト処理を揺動を伴うものとすることも可能である。尚、帯状領域ブラスト処理について吹き付け走査の最終段階とは、以後当該帯状領域でのブラスト処理がなされない段階のことをいう。
また、以上の実施形態では揺動は直線ジグザグ状になされるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、揺動を正弦波状に行うことも可能である。
また、以上の実施形態では吹き付け走査の主走査経路がロール状金型基体2の中心軸Cと平行である例が示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
例えば、吹き付け走査の主走査経路をロール状金型基体2の中心軸Cの周りでの周回方向と平行にすることができる。これは、吹き付け走査の主走査経路を上記実施形態のものと直交する方向にしたものに相当する。この場合、(a)工程では、ブラストノズル61をロール状金型基体2の周回方向にロール状金型基体2の外周面に対し相対的に移動させながら、ロール状金型基体2の外周面に向けてブラストノズル61からブラスト粒子を吐出して、ロール状金型基体2の外周面に帯状粗面領域を形成する。具体的には、ブラストノズル61を静止させておき、ロール状金型基体2を中心軸Cの周りで1回転させながら、ブラスト処理を行う。また、(b)工程では、ブラストノズル61をロール状金型基体2の中心軸Cの方向にロール状金型基体2に対し相対的に移動させる。
この場合には、帯状粗面領域の長手方向はロール状金型基体2の中心軸Cの周りでの周回方向と一致し、帯状粗面領域Wの幅方向はロール状金型基体2の中心軸Cの方向と一致する。そして、少なくとも1回の(a)工程では、ブラストノズル61をロール状金型基体2の中心軸Cの方向にロール状金型基体2に対し相対的に揺動させる。特に、ロール状金型基体2の外周面を粗面化する少なくとも最終段階の回の(a)工程では、ブラストノズル61をロール状金型基体2に対し相対的に揺動させる。
更に、たとえば、主走査経路を引用文献1の図2に示されているような螺旋状とすることができる。この場合には、本願の図1において、ロール状金型基体2を中心軸Cの周りで一方向に一定角速度で回転させ、ブラストノズル61をロール状金型基体2の中心軸Cに沿って一方向に低速移動させながら双方向の高速反復移動を重畳させることで、主走査経路に対する揺動を伴って吹き付け走査を行うことができる。
この場合には、ブラストノズル61をロール状金型基体2の中心軸Cの方向及び周回方向にロール状金型基体2の外周面に対し相対的に移動させながら、ロール状金型基体2の外周面に向けてブラストノズル61からブラスト粒子を吐出して、ロール状金型基体2の外周面に帯状粗面領域を形成する工程が行われる。
帯状粗面領域の長手方向は螺旋状に延びた方向であり、帯状粗面領域の幅方向は各位置において長手方向と直交する方向である。そして、この幅方向に関し互いに隣接する帯状粗面領域2の部分同士が少なくとも一部において重なり合うように工程が行われ、且つ、この工程において帯状粗面領域2の長手方向に関し少なくとも一部を形成する際にブラストノズル61を帯状粗面領域の幅方向(ほぼロール状金型基体2の中心軸Cに沿った方向)にロール状金型基体2の外周面に対し相対的に揺動させる。
以上のようにして製造された成形用ロール状粗面金型を用いて長尺の光拡散フィルムを製造することができる。図5は、そのような光拡散フィルムTの製造の一実施形態を示す模式図である。
図5中、符号7は、光拡散フィルムTの粗面からなる出射面を転写形成する形状転写面を外周面に形成してなるロール状粗面金型(ロール型)である。図5に示されているように、ロール型7には、その外周面即ち形状転写面に沿って透光性基材9が供給されており、ロール型7と透光性基材9との間に活性エネルギー線硬化性組成物10が樹脂タンク12からノズル13を経て連続的に供給される。透光性基材9の外側には、供給された活性エネルギー線硬化性組成物10の厚さを均一にさせるためのニップロール28が設置されている。ニップロール28としては、金属製ロール、ゴム製ロール等が使用される。また、活性エネルギー線硬化性組成物10の厚さを均一にさせるためには、ニップロール28の真円度、表面粗さ等について高い精度で加工されたものが好ましく、ゴム製ロールの場合にはゴム硬度が60度以上の高い硬度のものが好ましい。このニップロール28は、活性エネルギー線硬化性組成物10の厚さを正確に調整することが必要であり、圧力機構11によって操作されるようになっている。この圧力機構11としては、油圧シリンダー、空気圧シリンダー、各種ネジ機構等が使用できるが、機構の簡便さ等の観点から空気圧シリンダーが好ましい。空気圧は、圧力調整弁等によって制御される。
ロール型7と透光性基材9との間に供給される活性エネルギー線硬化性組成物10は、得られる光拡散フィルムTの厚さを一定にするために一定の粘度に保持することが好ましい。粘度範囲は、一般的には、20〜3000mPa・Sの範囲とすることが好ましく、さらに好ましくは100〜1000mPa・Sの範囲である。活性エネルギー線硬化性組成物10の粘度を20mPa・S以上とすることにより、光拡散フィルムTの厚さを一定にするためにニップ圧を極めて低く設定したり成形スピードを極端に速くしたりする必要がなくなる。ニップ圧を極めて低くすると、圧力機構11の安定作動ができなくなって、光拡散フィルムTの厚さが一定しなくなる傾向にある。また、成形スピードを極端に速くすると、活性エネルギー線の照射量が不足し活性エネルギー線硬化性組成物の硬化が不十分となる傾向にある。一方、活性エネルギー線硬化性組成物10の粘度を3000mPa・S以下とすることにより、ロール型の形状転写面構造の細部まで十分に硬化性組成物10を行き渡らせることができ、粗面構造の精確な転写が困難となったり気泡の混入による欠陥が発生しやすくなったり成形速度の極端な低下による生産性の悪化をもたらしたりするようなことがなくなる。このため、活性エネルギー線硬化性組成物10の粘度を一定に保持させるためには、硬化性組成物10の温度制御が行えるように、樹脂タンク12の外部や内部にシーズヒーター、温水ジャケット等の熱源設備を設置しておくことが好ましい。
活性エネルギー線硬化性組成物10をロール型7と透光性基材9との間に供給した後、活性エネルギー線硬化性組成物10がロール型7と透光性基材9との間に挟まれた状態で、活性エネルギー線照射装置14から活性エネルギー線を透光性基材9を通して照射して、活性エネルギー線硬化性組成物10を重合硬化し、ロール型7に形成された形状転写面の転写を行う。活性エネルギー線照射装置14としては、化学反応用ケミカルランプ、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、可視光ハロゲンランプ等が使用される。活性エネルギー線の照射量としては、200〜600nmの波長の積算エネルギーが0.1〜50J/cm2 となる程度とすることが好ましい。また、活性エネルギー線の照射雰囲気としては、空気中でもよいし、窒素やアルゴン等の不活性ガス雰囲気下でもよい。次いで、透光性基材9と活性エネルギー線硬化樹脂で形成された透光性薄膜とからなる光拡散フィルムTをロール型7から離型する。
以上のようにして製造された光拡散フィルムTの粗面構造の光出射面とは反対側の表面に、プリズム列を互いに平行に配列してなるプリズム列配列構造を形成することができる。このようなプリズム列配列構造は、図5を参照して説明した粗面構造と同様にして形成することができる。すなわち、ロール型7として、外周面にプリズム列配列構造の多数のプリズム列に対応する多数のプリズム列転写部を設けたものを使用し、透光性基材9として以上のようにして製造された光拡散フィルムTを使用すればよい。
また、本発明は光拡散フィルム以外の光学部材の製造に適用されてもよく、粗面域を有するあらゆる光学シートの製造に用いられてもよい。
以下、実施例により本発明を更に説明する。
[実施例1]
直径220mmφ、長さ580mmの鉄心外周部に厚さ300μmの銅めっきを施し、さらに銅の酸化防止のために厚さ0.4μmのニッケルめっきを施したロール状金型基体を作製した。
この金型基体の外周面に対して、図1及び図4を参照して説明したような揺動ブラスト処理を行った。この揺動ブラスト処理では、金型基体の外周面から300mmの距離に口径(D)6mmφのブラストノズルが下向きに位置するようにブラスト処理装置を配置し、金型基体の中心軸に向けて吐出圧0.5MPaでブラスト粒子を吐出させた。ブラスト粒子としては、研削材として利用され、中心粒子径が15〜20μmで、上限粒子径が41μmの、球形セラミックビーズ(#1000)を用いた。
金型基体を中心軸の周りで角度0.72度回転させる度に、上記の直線ジクザク形状の帯状領域の揺動ブラスト処理を行い、総計500回の帯状領域の揺動ブラスト処理を行った。吹き付け走査の主走査経路は金型基体の中心軸と平行であり、主走査経路のピッチPは1.386mmであった。各揺動ブラスト処理での金型基体の揺動及びブラストノズルの移動は、図4に示されている揺動幅X及び揺動の波長Yが表1のようになるようにした。
これにより、外周面が微細凹凸形状を有する粗面からなる成形用ロール状粗面金型が得られ、この粗面は筋状の模様が殆ど目立たず筋むらのない均一な粗面であった。
以上のようにして得られた成形用ロール状粗面金型を用いて、図5を参照して説明したようにして、長尺の光拡散フィルムを成形した。すなわち、前記ロール状粗面金型とゴムニップロールとを平行に隣接配置し、それらの間に厚さ188μmのPETフィルム(東洋紡績社製、商品名A4300)からなる透光性基材をロール状粗面金型に沿って供給し、ゴムロールに接続した空気圧シリンダーにより、ゴムロールとロール状粗面金型との間で透光性基材をニップした。
一方、以下の紫外線硬化性組成物
フェノキシエチルアクリレート(大阪有機化学工業社製ビスコート#192):50重量部
ビスフェノールA−ジエポキシ−アクリレート(共栄社油脂化学工業社製エポキシエステル3000A):50重量部
2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン(チバガイギー社製ダロキュア1173):1.5重量部
を粘度300mPa・S/25℃に調整した。
この紫外線硬化性組成物を、ゴムロールによりロール状粗面金型へとニップされている透光性基材の一方の表面に供給した。ロール状粗面金型を回転させながら、紫外線硬化性組成物がロール状粗面金型と透光性基材との間に挟まれた状態で、紫外線照射装置から紫外線を照射し、紫外線硬化性組成物を重合硬化させロール状粗面金型の形状転写面の凹凸構造を転写させた。その後、ロール状粗面金型より離型し、筋むらのない均一な長尺の光拡散フィルムを得た。
[実施例2,3]
各揺動ブラスト処理での金型基体の揺動及びブラストノズルの移動の際の揺動幅X及び揺動の波長Yを表1のようにしたこと以外は、実施例1と同様の方法にて筋むらのない均一な長尺の光拡散フィルムを成形した。
[実施例4〜6]
実施例1〜3のそれぞれで得られた光拡散フィルムの裏面側に並列配置の多数のプリズム列からなるプリズム列配列構造を付与した形態の筋むらのない均一な光拡散フィルムを作製した。プリズム列配列構造を付与する方法としては、前記光拡散フィルムの紫外線硬化樹脂を用いた形状転写方法と同様の手法を用いた。その際に使用するロール型は、頂角68度の断面三角形状のダイヤモンドバイトを用いて、ロール金型の中心軸の方向に50μmピッチで多数のプリズム列切削加工を行うことで作製した。
本発明方法の一実施形態を説明するための模式的斜視図である。 帯状領域とブラストノズルの移動経路との関係を示す模式図である。 金型基体の中心軸と直交する方向における帯状領域のブラスト処理の程度すなわち金型基体の外周面に衝突するブラスト粒子のエネルギー分布を示す模式図である。 帯状領域とブラストノズルの移動経路との関係を示す模式図である。 光拡散フィルムの製造の一実施形態を示す模式図である。
符号の説明
2 ロール状金型基体
C 金型基体の中心軸
SM1,SM2 ステッピングモータ
4 ガイドレール
6 ブラスト処理装置
61 ブラストノズル
,W,W’,W” 帯状領域または帯状粗面領域
P 主走査経路のピッチ
X 揺動の幅
Y 揺動の波長
T 光拡散フィルム
7 ロール状粗面金型
9 透光性基材
10 活性エネルギー線硬化性組成物
11 圧力機構
12 樹脂タンク
13 ノズル
14 活性エネルギー線照射装置
28 ニップロール

Claims (7)

  1. ロール状金型基体の外周面をブラスト処理により粗面化することで成形用ロール状粗面金型を製造する方法であって、
    ブラストノズルを前記ロール状金型基体の中心軸の方向に前記ロール状金型基体に対し相対的に移動させながら、前記ロール状金型基体の外周面に向けて前記ブラストノズルからブラスト粒子を吐出して、前記ロール状金型基体の外周面に帯状粗面領域を形成する(a)工程と、前記ブラストノズルを前記ロール状金型基体の周回方向に前記ロール状金型基体の外周面に対し相対的に移動させる(b)工程と、を複数回含み、
    前記(a)工程と前記(b)工程とは、互い異なる回の(a)工程で形成される前記帯状粗面領域同士が少なくとも一部において重なり合うように繰り返し行われ、
    少なくとも1回の前記(a)工程では、前記ブラストノズルを前記ロール状金型基体の周回方向に前記ロール状金型基体の外周面に対し相対的に揺動させることを特徴とする、成形用ロール状粗面金型の製造方法。
  2. ロール状金型基体の外周面をブラスト処理により粗面化することで成形用ロール状粗面金型を製造する方法であって、
    ブラストノズルを前記ロール状金型基体の周回方向に前記ロール状金型基体の外周面に対し相対的に移動させながら、前記ロール状金型基体の外周面に向けて前記ブラストノズルからブラスト粒子を吐出して、前記ロール状金型基体の外周面に帯状粗面領域を形成する(a)工程と、前記ブラストノズルを前記ロール状金型基体の中心軸の方向に前記ロール状金型基体に対し相対的に移動させる(b)工程と、を複数回含み、
    前記(a)工程と前記(b)工程とは、互い異なる回の(a)工程で形成される前記帯状粗面領域同士が少なくとも一部において重なり合うように繰り返し行われ、
    少なくとも1回の前記(a)工程では、前記ブラストノズルを前記ロール状金型基体の中心軸の方向に前記ロール状金型基体に対し相対的に揺動させることを特徴とする、成形用ロール状粗面金型の製造方法。
  3. 請求項1〜2のいずれか一項に記載の方法であって、前記ロール状金型基体の外周面を粗面化する少なくとも最終段階の回の前記(a)工程では、前記ブラストノズルを前記ロール状金型基体に対し相対的に揺動させることを特徴とする、成形用ロール状粗面金型の製造方法。
  4. ロール状金型基体の外周面をブラスト処理により粗面化することで成形用ロール状粗面金型を製造する方法であって、
    ブラストノズルを前記ロール状金型基体の中心軸の方向及び周回方向に前記ロール状金型基体の外周面に対し相対的に移動させながら、前記ロール状金型基体の外周面に向けて前記ブラストノズルからブラスト粒子を吐出して、前記ロール状金型基体の外周面に帯状粗面領域を形成する工程を含み、
    該工程は前記帯状粗面領域の幅方向に関し互いに隣接する前記帯状粗面領域の部分同士が少なくとも一部において重なり合うように行われ、且つ、前記工程において前記帯状粗面領域の長手方向に関し少なくとも一部を形成する際に前記ブラストノズルを前記帯状粗面領域の幅方向に前記ロール状金型基体の外周面に対し相対的に揺動させることを特徴とする、成形用ロール状粗面金型の製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法であって、前記ロール状金型基体の外周面を粗面化する全ての段階で前記ブラストノズルを前記ロール状金型基体の外周面に対し相対的に揺動させることを特徴とする、成形用ロール状粗面金型の製造方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法であって、前記揺動は直線ジグザグ状になされることを特徴とする、成形用ロール状粗面金型の製造方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法により製造された成形用ロール状粗面金型を用いて成形された光学フィルム。
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