JP2009266073A - 住所検索装置、住所検索方法及び住所検索プログラム - Google Patents

住所検索装置、住所検索方法及び住所検索プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プログラム変更を行うことなく、住所の任意部分入力の検索を可能とする住所検索装置を提供する。
【解決手段】住所検索装置は、住所の一部である住所要素における、1又は複数の住所階層の住所文字列、上記住所要素の識別子、及び上記住所文字列の住所階層種別を有する住所検索用情報を保持しており、上記住所文字列が途中の住所階層以降である住所検索用情報も保持している。住所検索装置では、検索条件文字列受付手段が利用者の入力等により検索条件文字列を取得すると、住所検索用情報検索手段が上記検索条件文字列に前方一致する住所検索用情報を検索する。そして、検索結果出力手段は、住所検索用情報検索手段が検索した住所検索用情報に対応する情報を出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、検索条件文字列に対応する住所を検索する技術に関する。
ナビゲーション装置では、住所から場所を検索する機能や、地点情報の検索の絞込み要素として住所を使用する機能を有しており、従来では、住所を階層的に利用者に選択させていく方式が主流であった。また、特許文献1に記載の住所検索を行うWebサーバ装置では、都道府県以降の住所文字列を保持し、利用者による都道府県以降の検索文字列に合致する住所文字列を検索している。
上記のようなナビゲーション装置やWebサーバ装置では、利用者が都道府県から選択したり、都道府県名以降の検索文字列を入力したりする必要があるため、入力操作が煩雑であるという問題があった。
ところで、上記のWebサーバ装置以外に、住所文字列情報を保持し、入力された検索文字列を含む住所文字列を検索するWebサーバ装置がある。一例として、特許文献2に記載の電子地図検索装置がある。当該電子地図検索装置は、住所文字列を住所階層毎に分割して保持しており、入力された検索文字列を解析し、住所階層毎に分割し、分割した検索文字列に合致する住所階層毎の住所文字列を検索する。
特開2003−186880号公報 特開2001−229182号公報
ところで、上記の電子地図検索装置は、検索文字列に対して解析をし、住所階層毎に分割している。よって、住所変更が発生した結果、変更後の住所に住所階層の切れ目を示す文字を含むことになった場合等に、検索文字列に対する解析する方法やプログラムを変更しなければならない可能性があるという問題点があった。
本発明が解決しようとする課題としては、上記のものが例として挙げられる。本発明の目的は、プログラム変更を行うことなく、住所の任意部分入力の検索を可能とする住所検索装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、住所検索装置であって、住所の一部である住所要素における1又は複数の住所階層の住所文字列、前記住所要素に対応する識別子、及び前記住所文字列の住所階層種別である住所文字列種別情報を有する住所検索用情報を保持する住所検索用情報保持手段と、検索条件文字列を受け付ける検索条件文字列受付手段と、前記検索条件文字列に前方一致する前記住所文字列を有する住所検索用情報を住所階層種別毎に検索する住所検索用情報検索手段と、前記住所検索用情報検索手段が検索した住所検索用情報に関連する情報を出力する検索結果出力手段と、を備え、前記住所検索用情報保持手段は、前記住所文字列が途中の住所階層以降の文字列である住所検索用情報も保持していることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、住所検索方法であって、住所の一部である住所要素における1又は複数の住所階層の住所文字列、前記住所要素に対応する識別子、及び前記住所文字列の住所階層種別である住所文字列種別情報を有する住所検索用情報を保持する住所検索用情報保持工程と、検索条件文字列を受け付ける検索条件文字列受付工程と、前記検索条件文字列に前方一致する前記住所文字列を有する住所検索用情報を住所階層種別毎に検索する住所検索用情報検索工程と、前記住所検索用情報検索工程で検索した住所検索用情報に関連する情報を出力する検索結果出力工程と、を備え、前記住所検索用情報保持工程では、前記住所文字列が途中の住所階層以降の文字列である住所検索用情報も保持していることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、住所検索プログラムであって、コンピュータを備える装置によって実行される住所検索プログラムであって、住所の一部である住所要素における1又は複数の住所階層の住所文字列、前記住所要素に対応する識別子、及び前記住所文字列の住所階層種別である住所文字列種別情報を有する住所検索用情報を保持する住所検索用情報保持手段、検索条件文字列を受け付ける検索条件文字列受付手段、前記検索条件文字列に前方一致する前記住所文字列を有する住所検索用情報を住所階層種別毎に検索する住所検索用情報検索手段、前記住所検索用情報検索手段が検索した住所検索用情報に関連する情報を出力する検索結果出力手段、として前記コンピュータを機能させ、前記住所検索用情報保持手段は、前記住所文字列が途中の住所階層以降の文字列である住所検索用情報も保持していることを特徴とする。
本発明の好適な実施形態では、住所検索装置であって、住所の一部である住所要素における1又は複数の住所階層の住所文字列、前記住所要素に対応する識別子、及び前記住所文字列の住所階層種別である住所文字列種別情報を有する住所検索用情報を保持する住所検索用情報保持手段と、検索条件文字列を受け付ける検索条件文字列受付手段と、前記検索条件文字列に前方一致する前記住所文字列を有する住所検索用情報を住所階層種別毎に検索する住所検索用情報検索手段と、前記住所検索用情報検索手段が検索した住所検索用情報に関連する情報を出力する検索結果出力手段と、を備え、前記住所検索用情報保持手段は、前記住所文字列が途中の住所階層以降の文字列である住所検索用情報も保持している。
上記の住所検索装置は、具体的には、ナビゲーション装置やパーソナルコンピュータ等に適用できる。そして、住所検索装置では、住所の一部である住所要素における、1又は複数の住所階層の住所文字列、上記住所要素の識別子、及び上記住所文字列の住所階層種別を有する住所検索用情報を保持している。また、住所検索装置は、住所文字列が途中の住所階層以降である住所検索用情報も保持している。ここで、住所要素とは、住所の一部を意味し、例えば、都道府県から小字までの住所等をいう。住所検索装置では、検索条件文字列受付手段が利用者の入力等により検索条件文字列を取得すると、住所検索用情報検索手段が上記検索条件文字列に前方一致する住所検索用情報を検索する。そして、検索結果出力手段は、住所検索用情報検索手段が検索した住所検索用情報に対応する情報を出力する。ここで住所検索用情報に対応する情報とは、住所検索用情報の住所要素に対応する住所文字列や、住所検索用情報の住所要素に対応する位置の地図情報等をいう。
このように、住所検索装置では、住所文字列が途中の住所階層以降の文字列である住所検索用情報を保持しているので、住所検索用情報の住所文字列に対して前方一致検索することにより、任意の住所階層以降の検索文字列が入力された場合でも、適切に住所検索を行うことができる。また、上記の住所検索装置は、検索文字列に対して住所階層毎に分割するような解析処理を行わずに、住所文字列に対して前方一致しているだけなので、住所情報が変更された場合に、住所検索用情報の住所文字列を変更するだけで住所検索を行うことができる。
上記の住所検索装置の一態様では、検索条件文字列に前方一致する前記住所文字列を有する住所検索用情報の住所要素に対応する識別子における上位の識別子と一致し、前記住所検索用情報の上位の住所階層種別情報を有する住所検索用情報である比較用住所検索用情報の住所文字列と前記検索条件文字列とが前方一致する場合、前記住所検索用情報を検索対象から除外する。この場合、住所検索装置は、上位の住所階層種別で検索した住所検索用情報を再度検索してしまうことを回避することができる。
上記の住所検索装置の他の一態様では、地図情報を保持する地図情報保持手段と、前記住所検索用情報に対応する位置情報を有する住所要素位置情報を保持する住所要素位置情報保持手段と、をさらに備え、前記検索結果出力手段は、前記住所検索用情報検索手段が検索した住所検索用情報、前記住所要素位置情報、及び前記地図情報を用いて、前記住所検索用情報の住所文字列に対応する地図情報を表示する。この場合、住所検索装置は、検索した住所要素に対応する地図情報を提供することができる。
上記の住所検索装置の他の一態様では、前記検索結果出力手段は、前記住所検索用情報検索手段が検索した住所検索用情報が複数件の場合、前記住所検索用情報検索手段が検索した住所検索用情報の住所文字列を含む最上位の住所階層以降の住所文字列を表示する。この場合、住所検索装置は、利用者にとって住所を認識しやすい形式で住所文字列を表示することができる。
上記の住所検索装置の他の一態様では、前記住所検索用情報保持手段は、同一住所階層の住所文字列が一部省略されている住所検索用情報を保持している。この場合、利用者によって、検索文字列として住所階層内の文字列について省略された形式の文字列が入力された場合でも、適切に住所検索することができる。
本発明の他の観点では、住所検索方法であって、住所の一部である住所要素における1又は複数の住所階層の住所文字列、前記住所要素に対応する識別子、及び前記住所文字列の住所階層種別である住所文字列種別情報を有する住所検索用情報を保持する住所検索用情報保持工程と、検索条件文字列を受け付ける検索条件文字列受付工程と、前記検索条件文字列に前方一致する前記住所文字列を有する住所検索用情報を住所階層種別毎に検索する住所検索用情報検索工程と、前記住所検索用情報検索工程で検索した住所検索用情報に関連する情報を出力する検索結果出力工程と、を備え、前記住所検索用情報保持工程では、前記住所文字列が途中の住所階層以降の文字列である住所検索用情報も保持している。
このような住所検索方法によっても、住所文字列が途中の住所階層以降の文字列である住所検索用情報を保持しているので、住所検索用情報の住所文字列に対して前方一致検索することにより、任意の住所階層以降の検索文字列が入力された場合でも、適切に住所検索を行うことができる。また、上記の住所検索装置は、検索文字列に対して住所階層毎に分割するような解析処理を行わずに、住所文字列に対して前方一致しているだけなので、住所情報が変更された場合に、住所検索用情報の住所文字列を変更するだけで住所検索を行うことができる。
本発明の他の観点では、コンピュータを備える装置によって実行される住所検索プログラムであって、住所検索プログラムであって、住所の一部である住所要素における1又は複数の住所階層の住所文字列、前記住所要素に対応する識別子、及び前記住所文字列の住所階層種別である住所文字列種別情報を有する住所検索用情報を保持する住所検索用情報保持手段、検索条件文字列を受け付ける検索条件文字列受付手段、前記検索条件文字列に前方一致する前記住所文字列を有する住所検索用情報を住所階層種別毎に検索する住所検索用情報検索手段、前記住所検索用情報検索手段が検索した住所検索用情報に関連する情報を出力する検索結果出力手段、として前記コンピュータを機能させ、前記住所検索用情報保持手段は、前記住所文字列が途中の住所階層以降の文字列である住所検索用情報も保持している。このような住所検索プログラムを、各種装置上で実行することにより、本発明の住所検索装置を実現することができる。なお、この住所検索プログラムは記録媒体に記録した状態で好適に取り扱うことができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
[ナビゲーション装置]
本実施例における住所検索装置は、ナビゲーション装置に搭載される。図1に、本発明の実施例に係るナビゲーション装置200の構成を示す。図1に示すように、ナビゲーション装置200は、自立測位装置10、GPS受信機18、システムコントローラ20、ディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用インタフェース37、通信装置38、表示ユニット40、音声出力ユニット50及び入力装置60を備える。
自立測位装置10は、加速度センサ11、角速度センサ12及び距離センサ13を備える。加速度センサ11は、例えば圧電素子からなり、車両の加速度を検出し、加速度データを出力する。角速度センサ12は、例えば振動ジャイロからなり、車両の方向変換時における車両の角速度を検出し、角速度データ及び相対方位データを出力する。距離センサ13は、車両の車輪の回転に伴って発生されているパルス信号からなる車速パルスを計測する。
GPS受信機18は、複数のGPS衛星から、測位用データを含む下り回線データを搬送する電波19を受信する。測位用データは、緯度及び経度情報等から車両の絶対的な位置を検出するために用いられる。
システムコントローラ20は、インタフェース21、CPU(Central Processing Unit)22、ROM(Read Only Memory)23及びRAM(Random Access Memory)24を含んでおり、ナビゲーション装置200全体の制御を行う。
インタフェース21は、加速度センサ11、角速度センサ12及び距離センサ13並びにGPS受信機18とのインタフェース動作を行う。そして、これらから、車速パルス、加速度データ、相対方位データ、角速度データ、GPS測位データ、絶対方位データ等をシステムコントローラ20に入力する。CPU22は、システムコントローラ20全体を制御する。ROM23は、システムコントローラ20を制御する制御プログラム等が格納された図示しない不揮発性メモリ等を有する。RAM24は、入力装置60を介して利用者により予め設定された経路データ等の各種データを読み出し可能に格納したり、CPU22に対してワーキングエリアを提供したりする。
システムコントローラ20、CD−ROMドライブ又はDVD−ROMドライブなどのディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用インタフェース37、表示ユニット40、音声出力ユニット50及び入力装置60は、バスライン30を介して相互に接続されている。
ディスクドライブ31は、システムコントローラ20の制御の下、CD又はDVDといったディスク33から、音楽データ、映像データなどのコンテンツデータを読み出し、出力する。なお、ディスクドライブ31は、CD−ROMドライブ又はDVD−ROMドライブのうち、いずれか一方としても良いし、CD及びDVDコンパチブルのドライブとしても良く、また、テレビチューナを内蔵したハードディスクレコーダでも良い。
データ記憶ユニット36は、例えば、HDDなどにより構成され、地図データや施設データなどのナビゲーション処理に用いられる各種データを記憶する。
通信装置38は、例えば、FMチューナやビーコンレシーバ、携帯電話や専用の通信カードなどにより構成され、通信用インタフェース37を介して、VICS(Vehicle Information Communication System)センタから配信される渋滞や交通情報などの道路交通情報を受信したり、所定のサーバからの種々の情報(例えば、天気情報等)を受信したりする。
表示ユニット40は、システムコントローラ20の制御の下、各種表示データをディスプレイなどの表示装置に表示する。具体的には、システムコントローラ20は、データ記憶ユニット36から地図データを読み出す。表示ユニット40は、システムコントローラ20によってデータ記憶ユニット36から読み出された地図データを、ディスプレイなどの表示画面上に表示する。表示ユニット40は、バスライン30を介してCPU22から送られる制御データに基づいて表示ユニット40全体の制御を行うグラフィックコントローラ41と、VRAM(Video RAM)等のメモリからなり即時表示可能な画像情報を一時的に記憶するバッファメモリ42と、グラフィックコントローラ41から出力される画像データに基づいて、液晶、CRT(Cathode Ray Tube)等のディスプレイ44を表示制御する表示制御部43と、ディスプレイ44とを備える。ディスプレイ44は、例えば対角5〜10インチ程度の液晶表示装置等からなり、車内のフロントパネル付近に装着される。
音声出力ユニット50は、システムコントローラ20の制御の下、ディスクドライブ31、又はRAM24等からバスライン30を介して送られる音声デジタルデータのD/A(Digital to Analog)変換を行うD/Aコンバータ51と、D/Aコンバータ51から出力される音声アナログ信号を増幅する増幅器(AMP)52と、増幅された音声アナログ信号を音声に変換して車内に出力するスピーカ53とを備えて構成されている。
入力装置60は、各種コマンドやデータを入力するための、キー、スイッチ、ボタン、リモコン、音声入力装置等から構成されている。入力装置60は、車内に搭載された当該車載用電子システムの本体のフロントパネルやディスプレイ44の周囲に配置される。また、ディスプレイ44がタッチパネル方式である場合には、ディスプレイ44の表示画面上に設けられたタッチパネルも入力装置60として機能する。
[住所検索装置]
図2に住所検索装置300の機能構成を示す。住所検索装置300は、実体的には、ナビゲーション装置200の構成要素により構成される。住所検索装置300は、図示のように、システムコントローラ20と、データ記憶ユニット36と、通信装置38と、表示装置40と、入力装置60とを備える。データ記憶ユニット36は、地図情報DB120と、住所DB140とを備える。システムコントローラ20は、検索条件文字列受付部101と、住所検索用情報検索部102と、検索結果出力部103とを備える。即ち、システムコントローラ20が所定のプログラムを実行することにより、検索条件文字列受付部101と、住所検索用情報検索部102と、検索結果出力部103とを実現する。
地図情報DB120は、地図情報を保持するデータベースである。住所DB140は、住所と位置情報との対応関係等を定義した情報を保持するデータベースである。そして、住所DB140は、住所検索用情報テーブル150、住所要素位置情報テーブル160、及び地点情報テーブル170を有する。
住所検索用情報テーブル150について、図3(a)〜図3(c)を用いて説明する。住所検索用情報テーブル150は、住所文字列種別151、住所文字列152、及び住所要素ID153を有する住所検索用情報155を管理するテーブルをいう。住所要素ID153とは、検索住所を一意に識別し得るIDであり、都道府県コード、市区町村コード、大字コード、及び小字コードを有する。ここで、住所要素とは、住所の一部をいい、例えば、小字までの住所等をいう。
住所文字列152は、上記検索住所における全て又は一部の住所階層の文字列をいう。具体的には、図3(a)に示すように、住所要素ID153に都道府県、市区町村、大字、及び小字の各コードが入力されている住所要素である場合、住所検索用情報155Aの住所文字列152のように、都道府県、市区町村、大字、及び小字の全ての住所階層の文字列を含むようにしたり、住所検索用情報155Bの住所文字列152のように、市区町村、大字、及び小字の住所階層の文字列を含むようにしたり、住所検索用情報155Cの住所文字列152のように、大字及び小字の住所階層の文字列を含むようにしたりする。なお、住所階層の順位は、上位から都道府県、市区町村、大字、小字の順に定義されているものとする。
このように、住所検索装置300は、同一の住所要素に対して、複数の住所文字列を保持しておくことにより、利用者が、最上位の住所階層(都道府県)の文字列を入力せずに、途中の住所階層(例えば、大字等)以降の文字列を入力した場合に、当該入力された文字列で前方一致検索しても、利用者が入力した文字列に合致する住所を適切に検索することができる。住所文字列種別151は、住所文字列152に対応する住所階層をいう。
また、図3(b)に示すように、住所要素が都道府県及び市区町村のみである場合、住所要素ID153の大字コード及び小字コードには、検索住所に大字や小字がないことを示す値が入力される(例えば、文字列「−」や数字「00」等)。
そして、図3(c)や図3(d)に示すように、市区町村階層については、政令指定都市、郡などの文字列を持つもの、持たないもののバリエーションを持たせるようにしても良い。
このように、住所検索装置300は、所定の住所階層内の住所文字列について、省略した形式の住所文字列を有する住所検索用情報155を保持しておくことにより、利用者が所定の住所階層の文字列を省略した形式で入力しても、適切に住所検索結果を提示することができる。
住所要素位置情報テーブル160は、図4(a)に示すように、住所要素ID161、及び緯度経度162を有する住所要素位置情報165を管理する。よって、住所検索装置300は、住所要素位置情報テーブル160を検索し、住所要素ID161に対応する緯度経度を特定することができる。
地点情報テーブル170は、図4(b)に示すように、地点情報ID171、地点名称172、及び住所要素ID173を含む地点情報175を管理する。よって、住所検索装置300は、地点情報テーブル170を検索し、住所要素ID173に対応する地点名称を特定することができる。なお、図示しないが、住所DB140では、番地までを含む住所と緯度経度情報とを関連付けた住所位置情報テーブルも保持しているものとする。
検索条件文字列受付部101は、所定の方法で取得した検索条件文字列を受け付ける。具体例として、利用者による入力装置60の操作に基いて検索条件文字列を取得する等がある。
住所検索用情報検索部102は、住所検索用情報テーブル150へアクセスし、利用者によって入力された検索文字列に該当する住所要素を検索する。住所要素を検索する詳細方法については、後述する。
検索結果出力部103は、住所検索用情報検索部102が検索した住所要素に関する情報を出力する。具体例として、検索結果出力部103は、住所要素に対応する地図情報を表示装置40へ表示したり、住所要素の文字列を表示装置40へ表示したりする。出力する方法については、後述する。
[住所検索方法]
次に、住所検索方法について説明する。ここで、住所検索方法とは、利用者の入力操作等により取得した入力文字列に対応する住所文字列を取得し、当該住所文字列を表示したり、当該住所文字列に対応する地図情報を表示したりすることをいう。
なお、住所検索装置300では、図5(a)に示すSQL(Structured Query Language)を用いて、住所検索用情報テーブル150が生成され、図5(b)及び図5(c)に示すSQLで住所検索用情報テーブル150への検索時に用いる索引が生成されているものとする。
まず、入力された文字列から、都道府県から小字までの住所を抽出する。以下、抽出した住所を検索文字列とも呼ぶ。
まず、検索条件文字列受付部101は、入力された文字列に対して正規化をする。ここでいう正規化とは、入力された文字列からスペースを削除する等、住所検索に適した形式に文字列を編集することをいう。
検索条件文字列受付部101は、編集した文字列の内、小字までの文字列を抽出するとともに、小字より下の階層の住所部分を別途分離して保持する。
そして、住所検索用情報検索部102は、住所検索用情報テーブル150へアクセスし、上記検索文字列に合致する住所検索用情報155を検索する。具体的に、住所検索用情報検索部102は、住所文字列種別毎に、検索文字列と前方一致する住所検索用情報155を検索する。
そして、住所検索用情報検索部102は、検索文字列と前方一致する住所検索用情報155(以下、検索候補住所検索用情報155とも呼ぶ)の住所要素ID153の上位階層住所要素IDと合致する住所検索用情報155の内、住所文字列種別151が検索候補住所検索用情報155の住所文字列種別151の1つ上の階層である住所検索用情報155(以下、比較用住所検索用情報155とも呼ぶ)の住所文字列152が上記検索文字列と前方一致する場合は、上記の検索候補住所検索用情報155を検索対象から除外する。以下、検索候補住所検索用情報155における比較用住所検索用情報155の住所文字列152が上記検索文字列と前方一致する場合に、上記検索候補住所検索用情報155を検索対象から除外する処理を、検索対象除外処理とも呼ぶ。
ここで、上位住所要素IDとは、検索候補住所検索用情報155の住所要素ID153に入力されている最下位層のコードを除いたものをいう。例えば、検索候補住所検索用情報155の住所要素ID153に都道府県コード、市区町村コード、大字コード及び小字コードが入力されていた場合、上位住所要素IDは、都道府県コード、市区町村コード、及び大字コードまでをいう。
また、検索候補住所検索用情報155の住所文字列種別151の1つ上の階層とは、検索候補住所検索用情報155の住所文字列種別151の最下位層の住所階層を除いたものをいう。例えば、検索候補住所検索用情報155の住所文字列種別151が、大字小字である場合、検索候補住所検索用情報155の住所文字列種別151の1つ上の階層は、大字となる。
上記のように、住所検索用情報検索部102が、検索文字列と前方一致する検索候補住所検索用情報155を取得すると共に、当該検索候補住所検索用情報155の比較用住所検索用情報155の住所文字列152が上記検索文字列と前方一致する場合に、上記検索候補住所検索用情報155を検索対象から除外するSQLの例を図5(d)に示す。
このように、住所検索用情報検索部102は、住所文字列種別151毎に検索文字列と前方一致する検索候補住所検索用情報155を検索し、当該検索候補住所検索用情報155の上位階層の住所文字列種別151である、比較用住所検索用情報155における住所文字列152が上記検索文字列と前方一致する場合、上記検索候補住所検索用情報155を検索対象から除外する。従って、住所検索装置300は、重複した住所検索用情報155を検索してしまうことを回避することができる。ここで、「重複した住所検索用情報155を検索してしまう」とは、例えば、「東京」という検索文字列に対して、「東京都目黒区、東京都港区、東京都目黒区目黒」等、上位層で住所文字列が前方一致する住所要素の下位階層のものを全て検索してしまうことをいう。
そして、検索結果出力部103は、住所検索用情報検索部102が検索した住所検索用情報155が1件のみであった場合、住所要素位置情報テーブル160へアクセスし、上記住所検索用情報155の住所要素ID153と合致する住所要素ID161を有する住所要素位置情報165を検索し、当該住所要素位置情報165の緯度経度162に対応する地図情報を表示装置40へ表示する。
また、検索結果出力部103は、住所検索用情報検索部102が検索した住所検索用情報155が複数件あった場合、当該住所検索用情報155の住所要素ID153に合致する住所検索用情報155内、最上位階層から最下位階層まで含む住所文字列種別151を有する住所文字列152を表示装置40へ表示する。例えば、検索結果出力部103は、住所検索用情報検索部102が検索した住所検索用情報155の住所要素ID153に、都道府県コード、市区町村コード、大字コード、及び小字コードが入力されている場合、検索結果出力部103は、上記住所要素ID153に合致する住所検索用情報155の内、住所検索用情報155の住所文字列種別151が、「都道府県市区町村大字小字」である住所検索用情報155の住所文字列152を表示装置40へ表示する。これにより、住所検索装置300は、利用者にとって住所を認識しやすい形式で住所文字列152を表示することができる。
ここで、図6を用いて、検索結果出力部103が、検索結果を出力する例について説明する。図6の項番1のように、入力文字列が「鶴ヶ島市富士見○―○―○」である場合、住所検索用情報検索部102は、「鶴ヶ島市富士見」に対応する住所検索用情報155を検索し、検索した住所検索用情報155の住所要素ID153に合致する住所要素ID153を有する住所検索用情報155の内、最上位階層から最下位階層まで含む住所文字列種別151を有する住所文字列152である「埼玉県鶴ヶ島市富士見」に番地等を付加した住所に対応する緯度経度情報を取得し、当該緯度経度情報に対応する地図情報を表示する。
図6の項番2のように、入力文字列が「川越市山田」である場合、住所検索用情報検索部102は、「川越市山田」に対応する住所検索用情報155を検索し、検索した住所検索用情報155の住所要素ID153が1つのみである場合、検索結果出力部103は、住所要素位置情報テーブル160へアクセスし、当該住所要素ID153に合致する住所要素ID161を有する住所要素位置情報165の緯度経度162を特定し、当該緯度経度162に対応する地図情報を表示する。このように、住所検索装置300は、地図情報DB120内に、地図情報を保持し、住所要素IDと緯度経度とを関連付け住所要素位置情報165を保持することにより、住所要素に対応する地図情報を提供することができる。
図6の項番3のように、入力文字列が「埼玉県川」である場合、住所検索用情報検索部102は、「埼玉県川」に前方一致する住所文字列152を有する住所検索用情報155を検索し、検索した住所検索用情報155が2件以上あるため、検索結果出力部103は、当該住所検索用情報155に対応する住所文字列152を表示装置40へ表示する。
図6の項番4のように、入力文字列が「福島」である場合、住所検索用情報検索部102は、上記「福島」に前方一致する住所文字列152を有する住所検索用情報155を検索し、検索した住所検索用情報155が2件以上あるため、検索結果出力部103は、当該住所検索用情報155に対応する住所文字列152を表示装置40へ表示する。なお、住所検索用情報検索部102は、大字や小字から始まる住所文字列種別151を有する住所検索用情報155に対しても検索しているので、大字や小字の住所文字列が「福島」で始まる住所検索用情報155も検索し、当該住所用情報155に関する情報を表示することができる。
[住所検索処理]
以下に、住所検索処理の手順について図7及び図8に示すフローチャートを用いて説明する。この処理は、住所検索装置300のシステムコントローラ20が、予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。最初に、図7を用いて、住所検索処理全体の説明を行う。
まず、検索条件文字列受付部101は、入力装置60を介して入力文字列を取得し、当該入力文字列を正規化し(ステップS1)、正規化後の文字列を小字までの文字列(検索文字列)と番地号の数値に分離する(ステップS2)。
そして、住所検索用情報検索部102は、住所検索用情報テーブル150へアクセスし、住所文字列種別毎に、上記検索文字列に前方一致する住所文字列152を有する住所検索用情報155を検索する(ステップS3)。住所検索用情報155を検索する詳細の処理については、図8のフローチャートを用いて説明する。
検索結果出力部103は、住所検索用情報検索部102が検索した住所検索用情報155が0件であった場合(ステップS4;Yes)、住所検索処理を終了する。
また、検索結果出力部103は、住所検索用情報検索部102が1件以上住所検索用情報155を検索した場合において(ステップS4;No)、住所検索用情報検索部102が1件の住所検索用情報155を検索した場合は(ステップS5;No)、ステップS7へ進み、住所検索用情報検索部102が複数件の住所検索用情報155を検索した場合は(ステップS5;Yes)、検索結果出力部103は、検索した住所検索用情報155の住所要素ID153に合致する住所検索用情報155の内、最上位から最下位までの住所文字列種別を有する住所検索用情報155の住所文字列152を表示し、利用者に住所の選択を促し、検索対象の住所を特定する(ステップS6)。
入力文字列に番地やマンション名等が含まれていなかった場合(ステップS7;No)、住所要素位置情報テーブル160へアクセスし、検索対象の住所に対応する住所検索用情報155の住所要素ID153に合致する住所要素ID161を有する住所要素位置情報165の緯度経度162を地図表示対象緯度経度とする(ステップS9)。
入力文字列に番地やマンション名等が含まれていた場合(ステップS7;Yes)、検索結果出力部103は、検索した住所検索用情報155の住所要素ID153に合致する住所検索用情報155の内、最上位から最下位までの住所文字列種別を有する住所検索用情報155の住所文字列152と、上記番地やマンション名とを連結した住所文字列を生成し、住所位置情報テーブルへアクセスし、当該住所文字列に対応する緯度経度を地図表示対象緯度経度とする(ステップS8)。
そして、検索結果出力部103は、検索の種類が住所検索ではなく(ステップS10;No)、地点情報の絞りこみ検索であった場合(ステップS11;Yes)、地点情報テーブル170へアクセスし、検索対象の住所に対応する住所検索用情報155の住所要素ID153に合致する住所要素ID173を有する地点情報175を取得し、当該地点情報175の地点名称172を表示し(ステップS13)、住所検索処理を終了する。そして、検索結果出力部103は、検索の種類が住所検索である場合(ステップS10;Yes)、地図表示対象緯度経度を中心とした地図情報を表示し(ステップS12)、住所検索処理を終了する。
次に、住所検索処理のステップS3の文字列部分の対象住所検索の処理手順について、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、住所検索用情報検索部102は、住所文字列種別151が「都道府県」であり、住所文字列152が検索文字列に前方一致する住所検索用情報155を検索する(ステップS21)。そして、住所検索用情報検索部102は、住所文字列種別151が「都道府県市区町村」であり、住所文字列152が検索文字列に前方一致する住所検索用情報155を検索すると共に、検索対象除外処理も行う(ステップS22)。
次に、住所検索用情報検索部102は、住所文字列種別151が「都道府県市区町村大字」であり、住所文字列152が検索文字列に前方一致する住所検索用情報155を検索すると共に、検索対象除外処理も行う(ステップS23)。
次に、住所検索用情報検索部102は、住所文字列種別151が「都道府県市区町村大字小字」であり、住所文字列152が検索文字列に前方一致する住所検索用情報155を検索すると共に、検索対象除外処理も行う(ステップS24)。
次に、住所検索用情報検索部102は、住所文字列種別151が「市区町村」であり、住所文字列152が検索文字列に前方一致する住所検索用情報155を検索する(ステップS25)。
次に、住所検索用情報検索部102は、住所文字列種別151が「市区町村大字」であり、住所文字列152が検索文字列に前方一致する住所検索用情報155を検索すると共に、検索対象除外処理も行う(ステップS26)。
次に、住所検索用情報検索部102は、住所文字列種別151が「大字」であり、住所文字列152が検索文字列に前方一致する住所検索用情報155を検索する(ステップS27)。
次に、住所検索用情報検索部102は、住所文字列種別151が「大字小字」であり、住所文字列が検索文字列に前方一致する住所検索用情報155を検索すると共に、検索対象除外処理も行う(ステップS28)。
次に、住所検索用情報検索部102は、住所文字列種別151が「小字」であり、住所文字列が検索文字列に前方一致する住所検索用情報155を検索し(ステップS29)、処理を終了する。
なお、上述の「文字列部分の対象住所検索処理」のステップS21〜ステップS29の処理手順を任意に変更しても良い。
また、大容量のデータに対して検索を行う必要がある等、処理時間がかかる場合、住所検索装置300は、ステップS21〜ステップS29の各ステップで検索処理を行う毎に、検索結果を表示することが考えられるが、この場合、都道府県、市区町村等の重要度の高い住所階層から検索することが望ましい。これによれば、ナビゲーション装置等、ハードウェアの処理能力に制限がある装置でも、利用者にとって所望の検索結果を早期に提示することができる。
以上、述べたように、住所検索装置300は、住所の一部である住所要素における1又は複数の住所階層の住所文字列、住所要素に対応する識別子、及び住所文字列の住所階層種別である住所文字列種別情報を有する住所検索用情報を保持する住所検索用情報保持手段と、検索条件文字列を受け付ける検索条件文字列受付手段と、検索条件文字列に前方一致する前記住所文字列を有する住所検索用情報を住所階層種別毎に検索する住所検索用情報検索手段と、住所検索用情報検索手段が検索した住所検索用情報に関連する情報を出力する検索結果出力手段と、を備え、住所検索用情報保持手段は、住所文字列が途中の住所階層以降の文字列である住所検索用情報も保持している。
これによれば、住所検索装置300は、住所文字列が途中の住所階層以降の文字列である住所検索用情報を保持しているので、住所検索用情報の住所文字列に対して前方一致検索することにより、任意の住所階層以降の検索文字列が入力された場合でも、適切に住所検索を行うことができる。また、上記の住所検索装置は、検索文字列に対して住所階層毎に分割するような解析処理を行わずに、住所文字列に対して前方一致しているだけなので、住所情報が変更された場合に、住所検索用情報の住所文字列を変更するだけで住所検索を行うことができる。
また、住所検索装置300は、検索文字列に対して、あいまい検索ではなく、前方一致検索をしているので、住所階層内の一部の文字列に該当する住所を検索してしまうことを回避することができる。例えば、検索文字列が「京都」に対して、「東京都」の住所を検索してしまうことを回避することができる。
そして、住所検索装置300は、全ての住所階層種別に対して、住所検索用情報の検索を行っているので、各住所階層において、検索文字列に前方一致する住所検索用情報155を検索することができ、各住所階層で検索文字列に前方一致する住所を一度に提示することができる。
そして、住所検索装置300では、「都」、「道」、「県」等の住所階層の区切り文字を使用した入力文字列解析を行っていないため、区切り文字を含むような住所が出現した場合でもプログラム変更を行うことなく、住所検索することができる。即ち、住所検索装置300では、区画整理や市区町村合併などによる住所文字列の変更があっても、住所検索用情報155を変更すれば、プログラム自体の修正・変更することなく適切な住所検索を行うことができる。
[他の実施例]
上述の実施例では、住所検索用情報155の住所文字列は、住所要素を1又は複数の住所階層単位で分解した文字列としていたが、本発明は、これに限られず、同一住所階層内の文字列を更に形態素単位で分解した文字列とするようにしても良い。これにより、住所検索装置300は、大字等が、方角+検索文字列となっている場合でも住所検索することができる。
上述の実施例では、特に述べていなかったが、検索結果出力部103は、複数の住所検索用文字列155を検索した際に、上位の住所文字列種別で、検索した住所検索用文字列155に関する情報を優先して出力することが望ましい。
上述の実施例では、住所検索装置300をナビゲーション装置に適用する場合について述べたが、本発明は、これに限られず、パーソナルコンピュータ等に適用することができる。
上述の実施例では、検索結果出力部103は、住所検索用情報検索部102が検索した住所検索用情報155に関する情報(例えば、地図情報等)を表示装置40へ表示する場合について述べたが、本発明は、これに限られず、住所検索用情報155に関する情報を通信装置38を介して他の装置へ送信するようにしても良い。
ナビゲーション装置の概略構成を示すブロック図である。 住所検索装置の機能構成図である。 住所検索用情報のデータ構造を示す図である。 住所要素位置情報及び地点情報のデータ構造を示す図である。 住所検索用情報の生成等のSQLの例を示す図である。 住所検索用情報の出力例を示す図である。 住所検索処理のフローチャートである。 文字列部分の対象住所検索の処理のフローチャートである。
符号の説明
18 GPS受信機
20 システムコントローラ
36 データ記憶ユニット
40 表示装置
60 入力装置
101 検索条件文字列受付部
102 住所検索用情報検索部
103 検索結果出力部
120 地図情報DB
140 住所DB
150 住所検索用情報テーブル
160 住所要素位置情報テーブル
170 地点情報テーブル
200 ナビゲーション装置
300 住所検索装置

Claims (8)

  1. 住所の一部である住所要素における1又は複数の住所階層の住所文字列、前記住所要素に対応する識別子、及び前記住所文字列の住所階層種別である住所文字列種別情報を有する住所検索用情報を保持する住所検索用情報保持手段と、
    検索条件文字列を受け付ける検索条件文字列受付手段と、
    前記検索条件文字列に前方一致する前記住所文字列を有する住所検索用情報を住所階層種別毎に検索する住所検索用情報検索手段と、
    前記住所検索用情報検索手段が検索した住所検索用情報に関連する情報を出力する検索結果出力手段と、を備え、
    前記住所検索用情報保持手段は、前記住所文字列が途中の住所階層以降の文字列である住所検索用情報も保持していることを特徴とする住所検索装置。
  2. 検索条件文字列に前方一致する前記住所文字列を有する住所検索用情報の住所要素に対応する識別子における上位の識別子と一致し、前記住所検索用情報の上位の住所階層種別情報を有する住所検索用情報である比較用住所検索用情報の住所文字列と前記検索条件文字列とが前方一致する場合、前記住所検索用情報を検索対象から除外することを特徴とする請求項1に記載の住所検索装置。
  3. 地図情報を保持する地図情報保持手段と、
    前記住所検索用情報に対応する位置情報を有する住所要素位置情報を保持する住所要素位置情報保持手段と、をさらに備え、
    前記検索結果出力手段は、前記住所検索用情報検索手段が検索した住所検索用情報、前記住所要素位置情報、及び前記地図情報を用いて、前記住所検索用情報の住所文字列に対応する地図情報を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の住所検索装置。
  4. 前記検索結果出力手段は、前記住所検索用情報検索手段が検索した住所検索用情報が複数件の場合、前記住所検索用情報検索手段が検索した住所検索用情報の住所文字列を含む最上位の住所階層以降の住所文字列を表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の住所検索装置。
  5. 前記住所検索用情報保持手段は、同一住所階層の住所文字列が一部省略されている住所検索用情報を保持していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の住所検索装置。
  6. 住所の一部である住所要素における1又は複数の住所階層の住所文字列、前記住所要素に対応する識別子、及び前記住所文字列の住所階層種別である住所文字列種別情報を有する住所検索用情報を保持する住所検索用情報保持工程と、
    検索条件文字列を受け付ける検索条件文字列受付工程と、
    前記検索条件文字列に前方一致する前記住所文字列を有する住所検索用情報を住所階層種別毎に検索する住所検索用情報検索工程と、
    前記住所検索用情報検索工程で検索した住所検索用情報に関連する情報を出力する検索結果出力工程と、を備え、
    前記住所検索用情報保持工程では、前記住所文字列が途中の住所階層以降の文字列である住所検索用情報も保持していることを特徴とする住所検索方法。
  7. コンピュータを備える装置によって実行される住所検索プログラムであって、
    住所の一部である住所要素における1又は複数の住所階層の住所文字列、前記住所要素に対応する識別子、及び前記住所文字列の住所階層種別である住所文字列種別情報を有する住所検索用情報を保持する住所検索用情報保持手段、
    検索条件文字列を受け付ける検索条件文字列受付手段、
    前記検索条件文字列に前方一致する前記住所文字列を有する住所検索用情報を住所階層種別毎に検索する住所検索用情報検索手段、
    前記住所検索用情報検索手段が検索した住所検索用情報に関連する情報を出力する検索結果出力手段、として前記コンピュータを機能させ、前記住所検索用情報保持手段は、前記住所文字列が途中の住所階層以降の文字列である住所検索用情報も保持していることを特徴とする住所検索プログラム。
  8. 請求項7に記載の住所検索プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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