JP2009264475A - 車両用無段変速機の制御装置 - Google Patents

車両用無段変速機の制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ベルト戻り不良に起因して車両の発進性が悪化することを抑制することのできる車両用無段変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】車両用無段変速機10は、エンジン2からの駆動力が入力される入力側プーリ13及び車両の駆動輪7R,7Lに駆動力を出力する出力側プーリ14に対して印加される油圧に応じてこれらプーリ13,14の有効径を変更することにより変速比γを変更する。電子制御装置8は上記油圧を制御する。また、伝動ベルト15が無段変速機10の最大変速比γmaxに対応する位置に戻っていない状態であるベルト戻り不良が生じているか否かを判定するとともに、ベルト戻り不良が生じている旨判定されたときには、ガレージ操作に先立って、伝動ベルト15が最大変速比γmaxに対応する位置に戻されるように出力側プーリ14に供給される油圧を増大する強制ベルト戻し制御処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベルト式の車両用無段変速機の制御装置にかかり、詳しくは入力側プーリ及び出力側プーリに対して印加される油圧の制御を行う車両用無段変速機の制御装置に関する。
この種の車両用無段変速機の油圧制御装置としては、例えば特許文献1に記載のものがある。特許文献1に記載のものも含めて従来のベルト式無段変速機は、車載原動機からの駆動力が入力される入力側プーリと、車両の駆動輪に駆動力を出力する出力側プーリと、これらプーリに巻き架けられるベルトと、原動機から入力側プーリへの駆動力の伝達及び遮断を切り替える切替手段とを備えている。また、無段変速機は、入力側プーリ及び出力側プーリに対して印加される油圧に応じてこれらプーリの有効径が変更される。そして、油圧制御装置は、各プーリに対して印加される油圧を制御することにより変速比γを変更する。具体的には、シフトレバーの操作位置を「P」あるいは「N」から、「D」あるいは「R」に変更するガレージ操作が行われると、すなわち、原動機から入力側プーリへの駆動力の伝達が開始されると、無段変速機の駆動状態に基づいて目標変速比RATIOTを設定し、実変速比γが目標変速比RATIOTとなるように各プーリに印加される油圧を制御するようにしている。
特開2008―45457号公報
ところで、車両を停止する際には、通常、目標変速比RATIOTが最大変速比γmaxとされ、これにともない実変速比γも最大変速比γmaxとなる。しかし、車両が牽引された直後などには、ベルトが最大変速比γmaxに対応する位置に戻っていない状態(以下、「ベルト戻り不良」)が生じることがある。このため、ベルト戻り不良が生じているときにガレージ操作が行われると、原動機から入力側プーリに入力される駆動力を、ベルトを介して出力側プーリに好適に伝達することができず、車両の発進性が悪化するといった問題が生じる。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ベルト戻り不良に起因して車両の発進性が悪化することを抑制することのできる車両用無段変速機の制御装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
(1)請求項1に記載の発明は、車載原動機からの駆動力が入力される入力側プーリと、車両の駆動輪に駆動力を出力する出力側プーリと、これらプーリに巻き架けられるベルトと、前記原動機から前記入力側プーリへの駆動力の伝達及び遮断を切り替える切替手段とを備え、前記入力側プーリ及び前記出力側プーリに対して印加される油圧に応じてこれらプーリの有効径を変更することにより変速比を変更するベルト式無段変速機の前記油圧を制御する車両用無段変速機の制御装置において、前記ベルトが前記無段変速機の最大変速比に対応する位置に戻っていない状態であるベルト戻り不良が生じているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記ベルト戻り不良が生じている旨判定されたときには、前記切替手段を通じて前記原動機から前記入力側プーリへの駆動力の伝達を開始するガレージ操作に先立って、前記ベルトが前記最大変速比に対応する位置に戻されるように前記出力側プーリに供給される油圧を増大する強制ベルト戻し制御手段とを備えることをその要旨としている。
上記構成によれば、ベルト戻り不良が生じている旨判定されたときには、ガレージ操作に先立って、強制ベルト戻し制御手段を通じて、ベルトが最大変速比に対応する位置に戻されるように出力側プーリに供給される油圧が増大される。このため、ガレージ操作が行われるまでにベルト戻り不良が完全に解消された場合には、ベルト戻り不良に起因して車両の発進性が悪化することを防止することができるようになる。また、ガレージ操作が行われるまでにベルトの戻り不良が完全には解消されなかった場合であっても、強制ベルト戻し制御手段による制御を行わない場合に比べて、ベルト戻り不良が、ある程度は解消されるようになる。このため、ベルト戻り不良に起因して車両の発進性が悪化することを抑制することができるようになる。従って、ベルト戻り不良に起因して車両の発進性が悪化することを抑制することができるようになる。
(2)請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用無段変速機の制御装置において、前記強制ベルト戻し制御手段による制御を通じて前記ベルトが前記最大変速比に対応する位置に戻される前に前記ガレージ操作が行われたときには、当該制御に代えて、前記無段変速機の駆動状態に基づいて設定される目標油圧となるように前記出力側プーリに印加される油圧を制御するとともに、前記ベルト戻り不良が生じていないときに比べて前記出力側プーリによる前記ベルトの挟圧力が増大するように前記目標油圧を大きく設定する挟圧力増大制御手段を備えることをその要旨としている。
ガレージ操作が行われると、無段変速機の駆動状態に基づいて目標変速比が設定され、実変速比が目標変速比となるように各プーリに印加される油圧が制御されるようになる。このため、強制ベルト戻し制御手段による制御を通じてベルトが最大変速比に対応する位置に戻る前に、すなわちベルト戻り不良が完全に解消される前にガレージ操作が行われると、そのベルト戻り不良の度合によっては車両の発進性についてその悪化が懸念されることとなる。
この点上記構成によれば、無段変速機の駆動状態に基づいて設定される目標油圧となるように出力側プーリに印加される油圧を制御するとともに、ベルト戻り不良が生じていないときに比べて出力側プーリによるベルトの挟圧力が増大するように更にその目標油圧を大きく設定するようにしている。これにより、ベルトを介して出力側プーリに伝達される駆動力を大きくすることができるようになる。従って、強制ベルト戻し制御手段による制御を通じてベルト戻り不良が完全に解消される前にガレージ操作が行われたときであれ、ベルト戻り不良に起因して車両の発進性が悪化することを的確に抑制することができるようになる。
(3)請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の車両用無段変速機の制御装置において、前記判定手段は、車両が牽引された直後の状態であるときには前記ベルト戻り不良が生じている旨判定することをその要旨としている。
一般に、車両の被牽引時には当該車両の走行状態に応じて変速が行われるようになっているため、車両が牽引された直後にはベルト戻り不良が生じている可能性が高い。そして上記構成によれば、車両が牽引された直後の状態であるときにはベルト戻り不良が生じている旨判定するようにしているため、ベルト戻り不良が生じていることを的確に判定することができる。
(4)請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の車両用無段変速機の制御装置において、車両に搭載される電源装置から供給される電力によって所定の情報を記憶保持する記憶手段を備え、前記判定手段は、前記記憶手段に記憶されていた所定の情報が消失しているときには前記ベルト戻り不良が生じている旨判定することをその要旨としている。
一般に、車両の被牽引時には当該車両に搭載される電源装置の過放電を抑制する目的から、電源装置から各種装置への電力供給を停止するようにしている。このため、電源装置から供給される電力によって所定の情報を記憶保持する記憶手段にあっては、電源装置からの電力供給が停止されると、これにともない記憶されていた所定の情報が消失することとなる。従って、記憶手段に記憶されていた所定の情報が消失しているときには、車両が牽引された直後の状態である可能性が高いといえる。そして上記構成によるように、記憶手段に記憶されていた所定の情報が消失しているときにはベルト戻り不良が生じている旨判定するようにすれば、ベルト戻り不良が生じていることを的確に判定することができるようになる。
(5)請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用無段変速機の制御装置において、前記判定手段は機関始動時に前記ベルト戻り不良が生じているか否かを判定するものであり、前記強制ベルト戻し制御手段は機関始動時から前記ガレージ操作がなされるまで前記ベルトが前記最大変速比に対応する位置に戻されるように前記出力側プーリに供給される油圧を増大する処理を実行することをその要旨としている。
上記構成によれば、車両が牽引された直後の機関始動後において、ベルト戻り不良に起因して車両の発進性が悪化することを好適に抑制することができるようになる。
以下、本発明にかかる車両用無段変速機の制御装置を具体化した一実施形態について図1〜図4を参照して説明する。
図1に、無段変速機(Continuously Variable Transmission、以下、「CVT10」)の搭載される車両の動力伝達系を示す。
車両には、駆動力を発生するエンジン2が搭載されており、エンジン2はトルクコンバータ3及び前後進切替機構4を介してCVT10に接続されている。前後進切替機構4は、クラッチ及びブレーキの切り換えを通じて、CVT10の入力軸11に対してトルクコンバータ3の出力軸の回転を、そのままの方向(前進方向)にて伝達する態様、逆の方向(後進方向)にて伝達する態様、及び伝達しない態様のいずれかに切り替えるものである。また、トルクコンバータ3には、エンジン2の出力軸の回転により駆動されるオイルポンプPが設けられている。
CVT10は、その入力軸11に設けられる入力側プーリ13、その出力軸12に設けられる出力側プーリ14、及びこれらプーリ13,14における断面略V字型の溝(以下、「V溝」)に巻き架けられる伝動ベルト15を備えている。そして、伝動ベルト15と各プーリ13,14のV溝の内壁面との間に生じる摩擦力を介して動力の伝達が行われるようになっている。また、各プーリ13,14には、それらのV溝の幅、すなわち有効径を変更するための入力側油圧室13a及び出力側油圧室14aがそれぞれ設けられている。また、CVT10には、これら油圧室13a,14aに供給される作動油の量及びこれら油圧室13a,14aから排出される作動油の量を制御するための油圧制御回路20が設けられている。そして、油圧制御回路20の制御を通じて、各プーリ13,14の有効径を変更することにより変速比γが変更されるようになっている。ここで、変速比γとは、CVT10の入力軸11の回転速度NINを出力軸12の回転速度NOUTで除した値である。
CVT10の出力軸12は、減速歯車機構5及び差動歯車機構6を介して左右の駆動輪7R,7Lに接続されている。
また、車両には、操作位置「P」、「R」、「N」、「D」、及び「L」を切り替えるためのシフトレバー31が設けられている。ここで、操作位置が「P」及び「N」のときには、上記前後進切替機構4によりCVT10の入力軸11に対してトルクコンバータ3の出力軸の回転が伝達されることはない。また、操作位置が「R」のときには、上記前後進切替機構4によりCVT10の入力軸11に対してトルクコンバータ3の出力軸の回転が逆の方向(後進方向)にて伝達される。また、操作位置が「D」及び「L」のときには、上記前後進切替機構4によりCVT10の入力軸11に対してトルクコンバータ3の出力軸の回転がそのままの方向(前進方向)にて伝達される。このため、シフトレバー31の操作位置を「P」あるいは「N」から、「D」あるいは「R」に変更するガレージ操作が行われると、前後進切替機構4におけるクラッチ及びブレーキの切り換えを通じて、エンジン2から入力側プーリ13への駆動力の伝達が開始されるようになる。
また、車両には、CVT10の駆動状態やエンジン2の運転状態を検出するための各種センサが設けられている。すなわち、シフトレバー31の操作位置を検出する操作位置センサ41、アクセルペダル32の踏み込み量(以下、「アクセル開度ACCP」)を検出するアクセル開度センサ42、エンジン2の回転速度NEを検出するエンジン回転速度センサ43が設けられている。また、CVT10の出力軸12の回転速度NOUTを検出する出力軸回転速度センサ44、CVT10の入力軸11の回転速度NINを検出する入力軸回転速度センサ45が設けられている。なお、これらセンサ以外にも各種のセンサが必要に応じて設けられている。これら各センサ41〜45の検出信号は、CVT10及びエンジン2の各種制御を実行する電子制御装置8に入力される。
また、車両には、電子制御装置8をはじめとする各種装置に電力を供給するためのバッテリ60が搭載されている。
図2に、油圧制御回路20のうちCVT10の変速比制御、ベルト挟圧力制御に関する部分の要部油圧回路図を示す。
油圧制御回路20には、オイルポンプPから供給される油圧を調圧してライン圧(元圧)PLとするためのライン圧バルブ51、及びCVT−ECU8bからの指令信号に基づく制御圧PSLSによりライン圧バルブ51を制御するためのリニアソレノイドバルブSLSが設けられている。
また、油圧制御回路20には、ライン圧バルブ51から供給されるライン圧PLを調圧して入力側油圧室13aに供給される油圧PINとするためのアップシフト用バルブ52及びダウンシフト用バルブ53が設けられている。アップシフト用バルブ52は、CVT−ECU8bからの指令信号に基づきデューティソレノイドバルブDS1にて生成される制御圧PDS1により制御され、ダウンシフト用バルブ53は、CVT−ECU8bからの指令信号に基づきデューティソレノイドバルブDS2にて生成される制御圧PDS2により制御される。デューティソレノイドバルブDS1を駆動することにより、アップシフト用バルブ52を通じて入力側油圧室13aに作動油が供給されると、入力側油圧室13aの油圧PINが増大して入力側プーリ13のV溝の幅が狭まることにより同プーリ13の有効径が大きくされてアップシフトされることになる(実変速比γが小さくされる)。また、デューティソレノイドバルブDS2を駆動することにより、ダウンシフト用バルブ53を通じて入力側油圧室13aから作動油が排出されると、入力側油圧室13aの油圧PINが低減して入力側プーリ13のV溝の幅が広がることにより同プーリ13の有効径が小さくされてダウンシフトされることになる(実変速比γが大きくされる)。
また、油圧制御回路20には、ライン圧バルブ51から供給されるライン圧PLを調圧して出力側油圧室14aに供給される油圧POUTとするためのベルト挟圧バルブ54が設けられており、ベルト挟圧バルブ54は、上記リニアソレノイドバルブSLSからの制御圧PSLSにより制御される。リニアソレノイドバルブSLSを駆動することにより、ベルト挟圧バルブ54を通じて、出力側油圧室14aに作動油が供給される、あるいは出力側油圧室14aから作動油が排出されると、出力側油圧室14aの油圧POUTが増減されることにより出力側プーリ14が伝動ベルト15を挟む力が変更される。
電子制御装置8は、エンジン2を制御するエンジンECU8aと、CVT10を制御するCVT−ECU8bとから構成され、各種制御を実行するためのプログラム及び演算用マップ、並びに制御の実行に際して算出される各種データ等を記憶するメモリ(バッテリ60から供給される電力によって所定の情報を記憶保持するバックアップRAM81bを含む)を備えている。そして、上記各センサ41〜45をはじめとする各種センサの出力値により把握されるCVT10の駆動状態及びエンジン2の運転状態等に基づいて、例えば次の各制御を実行する。すなわち、運転者の要求であるアクセル開度ACCPに応じてエンジン2の出力を制御するエンジン出力制御を実行する。また、ガレージ操作が行われたときに、CVT10の駆動状態と目標変速比RATIOTとの関係が規定されたマップに基づいて目標変速比RATIOTを設定し、実変速比γが目標変速比RATIOTとなるように入力側プーリ13に印加される油圧PINをフィードバック制御する変速比制御を実行する。また、CVT10の駆動状態と目標ベルト挟圧力との関係が規定されたマップに基づいて目標油圧POUTTを設定し、実際の油圧POUTが目標油圧POUTTとなるように出力側プーリ14に印加される油圧POUTを制御するベルト挟圧力制御を実行する。
ところで、車両を停止する際には、通常、目標変速比RATIOTが最大変速比γmaxとされ、これにともない実変速比γも最大変速比γmaxとなる。しかし、車両が牽引された直後などには、伝動ベルト15が最大変速比γmaxに対応する位置に戻っていない状態(以下、「ベルト戻り不良」)が生じることがある。このため、ベルト戻り不良が生じているときにガレージ操作が行われると、エンジン2から入力側プーリ13に入力される駆動力を、伝動ベルト15を介して出力側プーリ14に好適に伝達することができず、車両の発進性が悪化するといった問題が生じる。
そこで、本実施形態においては、電子制御装置8を通じて、ベルト戻り不良が生じているか否かを判定する。そして、ベルト戻り不良が生じている旨判定されたときには、ガレージ操作に先立って、伝動ベルト15が最大変速比γmaxに対応する位置に戻されるように出力側プーリ14に印加される油圧、すなわち出力側油圧室14aに供給される油圧POUTを増大する強制ベルト戻し制御を行うようにしている。これにより、ベルト戻り不良に起因して車両の発進性が悪化することを抑制するようにしている。
また、ベルト戻り不良が生じる原因としては、その他に車両の急停車などがあるが、電子制御装置8は、こうしたベルト戻り不良が生じている可能性が高いときにはその情報をバックアップRAM81bに記憶させるとともに、これをベルト戻り不良の判定に用いるようにしている。
ところが、車両の被牽引時には当該車両に搭載されるバッテリ60の過放電を抑制する目的から、バッテリ60から各種装置への電力供給を停止するようにしている。また、バッテリ60から供給される電力によって所定の情報を記憶保持するバックアップRAM81bにあっては、バッテリ60からの電力供給が停止されると、これにともない所定の情報を記憶させることができないばかりか、記憶されていた所定の情報が消失することから記憶されていた所定の情報を利用することができない。このため、上述したようなバックアップRAM81bを用いたベルト戻り不良判定を行うことができない。
そこで、本実施形態では、バックアップRAM81bに記憶されていた所定の情報が消失しているときには、車両が牽引された直後の状態である可能性が高いといえることから、電子制御装置8を通じて、バックアップRAM81bに記憶されていた所定の情報が消失しているときにはベルト戻り不良が生じている旨判定するようにしている。これにより、ベルト戻り不良が生じていることを的確に判定するようにしている。
また、ガレージ操作が行われると、上記変速比制御及びベルト挟圧力制御が実行されるようになる。このため、強制ベルト戻し制御を通じて伝動ベルト15が最大変速比γmaxに対応する位置に戻る前に、すなわちベルト戻り不良が完全に解消される前にガレージ操作が行われると、そのベルト戻り不良の度合によっては車両の発進性についてその悪化が懸念されることとなる。
そこで、本実施形態では、強制ベルト戻し制御を通じて伝動ベルト15が最大変速比γmaxに対応する位置に戻される前にガレージ操作が行われたときには、当該制御に代えて、電子制御装置8を通じて、ベルト挟圧力増大制御を実行するようにしている。ベルト挟圧力増大制御では、CVT10の駆動状態に基づいて設定される目標油圧POUTTとなるように出力側プーリ14に印加される油圧を制御するとともに、ベルト戻り不良が生じていないときに比べて出力側プーリ14による伝動ベルト15の挟圧力が増大するように目標油圧POUTTを大きく設定するようにしている。これにより、伝動ベルト15を介して出力側プーリ14に伝達される駆動力を大きくし、強制ベルト戻し制御を通じてベルト戻り不良が完全に解消される前にガレージ操作が行われたときであれ、ベルト戻り不良に起因して車両の発進性が悪化することを的確に抑制するようにしている。
<エンジン始動時CVT駆動制御>
次に、図3を参照して、エンジン始動時CVT駆動制御について詳細に説明する。なお図3は、同駆動制御の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示される一連の処理は、エンジン2の始動直後に電子制御装置8によって実行される。
この処理では、まず、ベルト戻り不良が生じているか否かを判断する(ステップS11)。
ここで、図4のフローチャートを参照して、ベルト戻り不良が生じているか否かを判定するための判定処理について説明する。なお図4は、ベルト戻り不良判定の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示される一連の処理は、エンジン2の始動直後に電子制御装置8によって実行される。
同図4に示すように、この処理では、まず、ベルト戻り不良が生じている旨の情報がバックアップRAM81bに記憶されているか否かを判断する(ステップS111)。ちなみに、前回のエンジン2の運転停止の直前に車両が急停車したときなどにはベルト戻り不良が生じている可能性が高いことから、ベルト戻り不良が生じているものとしてその旨の情報をバックアップRAM81bに記憶するようになっている。
ステップS111の判断処理において、ベルト戻り不良が生じている旨の情報がバックアップRAM81bに記憶されている場合には(ステップS111:「YES」)、次に、ベルト戻り不良が生じているものとして(ステップS112)、この一連の処理を終了する。
一方、ステップS111の判断処理において、ベルト戻り不良が生じている旨の情報がバックアップRAM81bに記憶されていない場合には(ステップS111:「NO」)、次に、バックアップRAM81bに記憶されている所定の情報が消失しているか否かを判断する(ステップS112)。そしてこの結果、バックアップRAM81bに記憶されている所定の情報が消失している場合には(ステップS112:「YES」)、バックアップRAM81bに対するバッテリ60からの電力供給が停止されていた直後の状態、すなわち、車両が牽引された直後の状態である可能性が高いとみなし、次に、ベルト戻り不良が生じているものとして(ステップS112)、この一連の処理を終了する。
他方、バックアップRAM81bに記憶されている所定の情報が消失していない場合には(ステップS112:「NO」)、ベルト戻り不良が生じていないものとして(ステップS114)、この一連の処理を終了する。
先の図3に示すように、ステップS11の判断処理において、ベルト戻り不良が生じている場合には(ステップS11:「YES」)、次に、強制ベルト戻し制御を開始する(ステップS12)。ここでは、リニアソレノイドバルブSLSを駆動することによりベルト挟圧バルブ54を通じて出力側油圧室14aに供給される油圧POUTを増大するようにしている。これにより、出力側プーリ14の溝幅を狭めて同プーリ14の有効径を大きくするようにしている。またこのとき、デューティソレノイドバルブDS1,DS2を駆動することにより入力側油圧室13aの油圧PINを低減するようにしている。これにより、入力側プーリ13の溝幅を広げて同プーリ13の有効径を小さくするようにしている。こうした強制ベルト戻し制御を通じて、伝動ベルト15を最大変速比γmaxに対応する位置に戻すようにしている。
こうして強制ベルト戻し制御を開始すると、次に、強制ベルト戻し制御中であるか否かを判断し(ステップS13)、強制ベルト戻し制御中である場合には(ステップS13:「YES」)、次に、ガレージ操作が行われたか否かを判断する(ステップS14)。ここでは、強制ベルト戻し制御を開始してから所定期間が経過したときに強制ベルト戻し制御を完了するようにしている。また、所定期間としては、強制ベルト戻し制御を開始してから、伝動ベルト15が最大変速比γmaxに対応する位置に戻るまでに要する期間のうち最も長い期間として設定されている。その結果、ガレージ操作が行われていないときには(ステップS14:「NO」)、次に、再びステップS13の判断処理を繰り返す。そして、ステップS13の判断処理において強制ベルト戻し制御中ではない場合には、すなわち、ガレージ操作が行われる前に強制ベルト戻し制御が完了し、ベルト戻り不良が完全に解消された場合には、次に、通常制御に移行する(ステップS17)。この通常制御では、上記変速比制御及びベルト挟圧力制御を実行する。
一方、先のステップS14の判断処理において、ガレージ操作が行われたときには(ステップS14:「YES」)、すなわち、伝動ベルト15が最大変速比γmaxに対応する位置に戻される前にガレージ操作が行われたときには、強制ベルト戻し制御に代えて、挟圧力増大制御を開始する(ステップS15)。ここでは、ベルト戻り不良が生じていないときに比べて出力側プーリ14による伝動ベルト15の挟圧力が増大するように、目標油圧POUTTが、上記通常のベルト挟圧力制御において設定される目標油圧POUTTに比べて大きな値に設定される。
こうして挟圧力増大制御を開始すると、次に、挟圧力増大制御が完了したか否かを判断する(ステップS16)。その結果、挟圧力増大制御が完了していないときには(ステップS16:「NO」)、挟圧力増大制御が完了するまでステップS16の判断処理を繰り返す。ここでは、実変速比γが目標変速比RATIOTとなったときに挟圧力増大制御を完了するようにしている。
一方、挟圧力増大制御が完了した場合には(ステップS16:「YES」)、次に、上記通常制御に移行して(ステップS17)、この一連の処理を終了する。なお、先のステップS11の判断処理において、ベルト戻り不良が生じていない場合には(ステップS11:「NO」)、強制ベルト戻し制御及び挟圧力増大制御を行うことなく、上記通常制御に移行して(ステップS17)、この一連の処理を終了する。
以上説明した本実施形態にかかる車両用無段変速機の制御装置によれば、以下に示す作用効果が得られるようになる。
(1)ベルト戻り不良が生じているか否かを判定し、ベルト戻り不良が生じている旨判定されたときには、ガレージ操作に先立って、伝動ベルト15が最大変速比γmaxに対応する位置に戻されるように出力側プーリ14に印加される油圧POUTを増大する強制ベルト戻し制御を行うこととした。これにより、ガレージ操作が行われるまでにベルト戻り不良が完全に解消された場合には、ベルト戻り不良に起因して車両の発進性が悪化することを防止することができるようになる。また、ガレージ操作が行われるまでにベルトの戻り不良が完全には解消されなかった場合であっても、強制ベルト戻し制御を行わない場合に比べて、ベルト戻り不良が、ある程度は解消されるようになる。このため、ベルト戻り不良に起因して車両の発進性が悪化することを抑制することができるようになる。従って、ベルト戻り不良に起因して車両の発進性が悪化することを抑制することができるようになる。
(2)強制ベルト戻し制御を通じて伝動ベルト15が最大変速比γmaxに対応する位置に戻される前にガレージ操作が行われたときには、当該制御に代えて、CVT10の駆動状態に基づいて設定される目標油圧POUTTとなるように出力側プーリ14に印加される油圧を制御するとともに、ベルト戻り不良が生じていないときに比べて出力側プーリ14による伝動ベルト15の挟圧力が増大するように目標油圧POUTTを大きく設定する挟圧力増大制御を行うこととした。これにより、伝動ベルト15を介して出力側プーリ14に伝達される駆動力を大きくすることができるようになる。従って、強制ベルト戻し制御を通じてベルト戻り不良が完全に解消される前にガレージ操作が行われたときであれ、ベルト戻り不良に起因して車両の発進性が悪化することを的確に抑制することができるようになる。
(3)車両が牽引された直後の状態であるときにはベルト戻り不良が生じている旨判定することとした。これにより、ベルト戻り不良が生じていることを的確に判定することができる。
(4)車両に搭載されるバッテリ60から供給される電力によって所定の情報を記憶保持するバックアップRAM81bを備え、バックアップRAM81bに記憶されていた所定の情報が消失しているときにはベルト戻り不良が生じている旨判定することとした。これにより、ベルト戻り不良が生じていることを的確に判定することができるようになる。
(5)エンジン2の始動時にベルト戻り不良が生じているか否かを判定するものであり、強制ベルト戻し制御はエンジン2の始動時からガレージ操作がなされるまで伝動ベルト15が最大変速比γmaxに対応する位置に戻されるように出力側プーリ14に印加される油圧POUTを増大する強制ベルト戻し制御を実行することとした。これにより、車両が牽引された直後の機関始動後において、ベルト戻り不良に起因して車両の発進性が悪化することを好適に抑制することができるようになる。
なお、本発明にかかる車両用無段変速機の制御装置は、上記実施形態にて例示した構成に限定されるものではなく、これを適宜変更した例えば次のような形態として実施することもできる。
・上記実施形態では、ガレージ操作が行われたときには、強制ベルト戻し制御に代えて、挟圧力増大制御を開始するようにしているが、更に挟圧力増大制御に加えて、以下に説明する変速比制御を実行するようにしてもよい。すなわち、ベルト戻り不良が生じている状態において上記通常の変速比制御が行われると、入力側プーリ13のV溝の幅、すなわち有効径が最大変速比γmaxに対応する径(幅)に向けて急激に変更される。このため、エンジン2から入力側プーリ13に入力される駆動力を、伝動ベルト15を介して出力側プーリ14に好適に伝達することができない。そこで、ベルト戻り不良が生じていないときに比べて変速比制御におけるフィードバックゲイン(実変速比γと目標変速比RATIOTとの乖離度合に応じて設定される制御量)を、上記通常の変速比制御において設定されるフィードバックゲインに比べて小さな値に設定するようにすれば、エンジン2から入力側プーリ13に入力される駆動力を、伝動ベルト15を介して出力側プーリ14に好適に伝達することができるようになる。
・上記実施形態では、バッテリ60から供給される電力によって、バックアップRAM81bに所定の情報を記憶保持させるようにしているが、バックアップRAM81bに電力供給を行うものはこれに限られるものではなく、車両に搭載される電源装置であればこれを任意のものに変更することができる。
・上記実施形態では、バックアップRAM81bに記憶されていた所定の情報が消失しているときにはベルト戻り不良が生じている旨判定するようにしているが、本発明にかかる記憶手段はバックアップRAM81bに限られるものではない。要するに、電源装置から供給される電力によって所定の情報を記憶保持する記憶手段であればこれを任意のものに変更することができる。
・上記実施形態では、車両が牽引された直後の状態であるときや、車両が急停車した直後の状態であるときにはベルト戻り不良が生じている旨判定するようにしているが、この他にも、伝動ベルト15がCVT10の最大変速比γmaxに対応する位置に戻っていない状態であるときには、ベルト戻り不良が生じている旨判定するようにしてもよい。
・上記実施形態では、エンジン2の始動時にベルト戻り不良が生じているか否かを判定するとともに、エンジン2の始動時からガレージ操作がなされるまで強制ベルト戻し制御を実行するようにしているが、本発明にかかる強制ベルト戻し制御手段による処理は、このようにエンジン2の始動時から実行されるものに限られるものではない。他に例えば車両の急停車時のように、エンジン2の運転中にシフトレバー31の操作位置が「D」から、「P」あるいは「N」に変更されたときに、ベルト戻り不良が生じている旨判定されたときには、上記強制ベルト戻し制御を実行するようにしてもよい。要するに、ガレージ操作に先立って実行されるものであればよい。
・上記実施形態では、強制ベルト戻し制御手段による制御を通じて伝動ベルト15が最大変速比γmaxに対応する位置に戻される前にガレージ操作が行われたときには、当該制御に代えて、挟圧力増大制御手段による制御を実行するようにしている。そして、こうした挟圧力増大制御を実行することが、ベルト戻り不良に起因して車両の発進性が悪化することを的確に抑制する上では望ましい。しかし、ガレージ操作が行われたときのベルト戻り不良の度合が、車両の発進性において無視できるほど小さい場合には、上記挟圧力増大制御を割愛するようにしてもよい。要するに、本発明にかかる車両用無段変速機の制御装置は、ベルト戻り不良が生じている旨判定されたときには、ガレージ操作に先立って、ベルトが最大変速比に対応する位置に戻されるように出力側プーリに供給される油圧を増大するものであればよい。
本発明にかかる車両用無段変速機の制御装置の一実施形態について、無段変速機(CVT)の搭載される車両の動力伝達系を示すブロック図。 同実施形態の油圧制御回路20のうちCVTの変速比制御及びベルト挟圧力制御に関する部分の要部油圧回路を示すブロック図。 同実施形態のエンジン始動時CVT駆動制御の処理手順を示すフローチャート。 同実施形態のベルト戻り不良判定処理の処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
2…エンジン、3…トルクコンバータ、4…前後進切替機構、5…減速歯車機構、6…差動歯車装置、7R,7L…駆動輪、8…電子制御装置(判定手段、強制ベルト戻し制御手段、挟圧力増大制御手段)、10…CVT(無段変速機)、11…入力軸、12…出力軸、13…入力側プーリ、13a…入力側油圧室、14…出力側プーリ、14a…出力側油圧室、15…伝動ベルト、20…油圧制御回路、31…シフトレバー、32…アクセルペダル、41…操作位置検出センサ、42…アクセル開度センサ、43…エンジン回転速度センサ、44…車速センサ、45…入力軸回転速度センサ、51…ライン圧バルブ、52…アップシフト量バルブ、53…ダウンシフト用バルブ、54…ベルト挟圧バルブ、61…バッテリ、81b…バックアップRAM。

Claims (5)

  1. 車載原動機からの駆動力が入力される入力側プーリと、車両の駆動輪に駆動力を出力する出力側プーリと、これらプーリに巻き架けられるベルトと、前記原動機から前記入力側プーリへの駆動力の伝達及び遮断を切り替える切替手段とを備え、前記入力側プーリ及び前記出力側プーリに対して印加される油圧に応じてこれらプーリの有効径を変更することにより変速比を変更するベルト式無段変速機の前記油圧を制御する車両用無段変速機の制御装置において、
    前記ベルトが前記無段変速機の最大変速比に対応する位置に戻っていない状態であるベルト戻り不良が生じているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記ベルト戻り不良が生じている旨判定されたときには、前記切替手段を通じて前記原動機から前記入力側プーリへの駆動力の伝達を開始するガレージ操作に先立って、前記ベルトが前記最大変速比に対応する位置に戻されるように前記出力側プーリに供給される油圧を増大する強制ベルト戻し制御手段とを備える
    ことを特徴とする車両用無段変速機の制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用無段変速機の制御装置において、
    前記強制ベルト戻し制御手段による制御を通じて前記ベルトが前記最大変速比に対応する位置に戻される前に前記ガレージ操作が行われたときには、当該制御に代えて、前記無段変速機の駆動状態に基づいて設定される目標油圧となるように前記出力側プーリに印加される油圧を制御するとともに、前記ベルト戻り不良が生じていないときに比べて前記出力側プーリによる前記ベルトの挟圧力が増大するように前記目標油圧を大きく設定する挟圧力増大制御手段を備える
    ことを特徴とする車両用無段変速機の制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用無段変速機の制御装置において、
    前記判定手段は、車両が牽引された直後の状態であるときには前記ベルト戻り不良が生じている旨判定する
    ことを特徴とする車両用無段変速機の制御装置。
  4. 請求項3に記載の車両用無段変速機の制御装置において、
    車両に搭載される電源装置から供給される電力によって所定の情報を記憶保持する記憶手段を備え、
    前記判定手段は、前記記憶手段に記憶されていた所定の情報が消失しているときには前記ベルト戻り不良が生じている旨判定する
    ことを特徴とする車両用無段変速機の制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用無段変速機の制御装置において、
    前記判定手段は機関始動時に前記ベルト戻り不良が生じているか否かを判定するものであり、
    前記強制ベルト戻し制御手段は機関始動時から前記ガレージ操作がなされるまで前記ベルトが前記最大変速比に対応する位置に戻されるように前記出力側プーリに供給される油圧を増大する処理を実行する
    ことを特徴とする車両用無段変速機の制御装置。
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