JP2009263408A - 手貼り用粘着フイルムの剥離紙と其れを設けた粘着フイルムの貼着方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 粘着フイルムの貼着面内に気泡や指紋等が残る事が無く綺麗に貼着できる手貼り用粘着フイルムの剥離紙と其れを設けた粘着フイルムの貼着方法を提供します。
【解決手段】 粘着フイルム裏面の剥離紙に一筆書きの様な任意の切離線図形を設けて、粘着フイルム貼着時に粘着フイルムから帯状に剥離紙を部分的に剥ぎ取りながら、気泡や皺ができ無い様に貼着箇所から外側に空気を追い出す様に貼り付ける作業を何度か繰り返して貼着面を広げて行き、粘着フイルムを対象物の表面全体に貼着して行きます。
【選択図】 図1
【解決手段】 粘着フイルム裏面の剥離紙に一筆書きの様な任意の切離線図形を設けて、粘着フイルム貼着時に粘着フイルムから帯状に剥離紙を部分的に剥ぎ取りながら、気泡や皺ができ無い様に貼着箇所から外側に空気を追い出す様に貼り付ける作業を何度か繰り返して貼着面を広げて行き、粘着フイルムを対象物の表面全体に貼着して行きます。
【選択図】 図1
Description
本発明は、粘着フイルムの裏面に粘着材を塗布した粘着部を保護する剥離紙に関し、手作業によってフイルムを液晶画面や窓ガラス等の対象物表面に貼着させる剥離紙付きの粘着フイルムに関するものです。
従来、デジタルカメラやコンピュータ画面等の液晶画面を汚れや擦り傷等の保護に、また、自動車や住宅の窓ガラス等の紫外線防止、断熱や日照調整、目隠し等の為、透明フイルム等の裏面に透明粘着部を設けて、他の物が裏面の粘着部に貼り付かない様に保護している剥離紙を剥がしてからガラス等の対象物表面に粘着フイルムを貼着しております。
しかし、粘着面が広いと対象物の意図した箇所以外の面に貼着してしまったり、貼り付けた貼着面に気泡が残ってしまったり、また、それらを修正する為に貼り直したりして粘着面に指紋が付いてしまったり、更には皺や筋等が粘着フイルム面に残ったりして綺麗に貼れていない時があります。その為、特開2006−178008号公報等の様に剥離紙に工夫をこらして綺麗に粘着フイルムを貼り付ける発明が多々考案されております。
その中で特開2006−178008号公報などは剥離紙を分割している為、小型のラベル紙等では効果が有るが、自動車や住宅の窓ガラス等の広い範囲を貼着する粘着フイルム等は分割した剥離紙の面が広すぎて結果的に従来の欠点が生じる危険性が有ります。
特開2006−178008号公報
解決しようとする問題点は、従来の粘着フイルムでは、裏面全体や分割した剥離紙を剥いで、粘着フイルムを液晶画面表面に貼り付けている最中に、剥離紙を剥いだ粘着部が静電気や粘着部の粘着力により、作業者が意図しない箇所に粘着面が誤って貼着してしまったり、また、その際の貼り直しで剥離紙を剥いだ粘着面を手にして指紋を付けたり、更には、その様な面倒な張り直しを敬遠して皺ができて綺麗に貼着できない時や、貼り付けた粘着フイルム内に気泡や指紋が残ったりしてしまう等の問題が生じる時が多々あります。
しかし、単にラベル等の非透過性粘着フイルムならば余り問題になり難い面もありますが、デジタルカメラやコンピュータ画面等では貼着した粘着フイルムを通して画面を見るので、気泡や皺の影になって文字や画像が見難い時がありますし、更に、自動車や住宅の窓ガラス等では外の景色などを見ると粘着フイルム内の気泡や指紋が目に付き易く、折角貼った粘着フイルムの品質を損ないかねません。この様な事が起こり難くして誰でも液晶画面や窓ガラス等に綺麗に貼る事ができる粘着フイルムを提供する事を課題とします。
粘着フイルム裏面の剥離紙に、任意の形状で剥離紙同士を帯状に切り離しする切離線を設けて、粘着フイルム貼着時に一筆書きの様な切離線図形に設けた剥離開始部より帯状に剥離紙を部分的に剥ぎ取りながら、粘着フイルム内に気泡ができない様に貼着箇所の中心部から外側に空気を追い出す様にして貼着面を広げて行き、その様な作業を何度か繰り返して粘着フイルムを対象物の表面全体に貼着する事を主な特徴とします。
請求項1記載の手貼り用粘着フイルムの剥離紙によれば、剥離開始部から一筆書きの様に剥離紙を帯状に剥ぎ取りながら粘着フイルムを貼り付けていくと、狭い剥離箇所以外の粘着面はまだ剥離紙で保護されて他の物に貼り付か無いので、従来の様に作業者が意図しない箇所に粘着面が誤って貼着してしまう危険性も無いという利点があります。
更に、貼り直しの際も剥離紙の有る粘着フイルムを持つ事により粘着面に直に触れ無いので指紋を残さ無いという利点もありますし、また、粘着面を小さくする事によって貼着面に篭り易い気泡の空気を貼着箇所の中心部付近より外側に押し出し易く、貼着面に気泡を残し難くして、粘着フイルムを対象物表面に綺麗に貼着し易いという利点もあります。
請求項2記載の手貼り用粘着フイルムの剥離紙によれば、剥離開始部に剥離紙を剥がす引き出し具を設ける事で、小さな粘着フイルムの剥離紙に設けた小さくて剥がし難い剥離開始部でも引き出し具を用いて簡単に剥離紙を剥ぐ事ができるという利点があります。
請求項3記載の手貼り用粘着フイルムの剥離紙によれば、剥離紙同士を帯状に切り離しする切離線図形を前半部と後半部に分ける事により、窓ガラス等の大きな長方形の対象物でも作業面を分割して少しでも小さな正方形に近づけた形状で貼り易くし、前半部で粘着フイルムの位置を固定して貼り直しを防ぎ、後半部で粘着フイルムの幅全体に貼着して行き、広い粘着面でも貼り易く分割して貼着して行く事ができるという利点があります。
請求項4記載の手貼り用粘着フイルムの剥離紙を設けた粘着フイルムの貼着方法によれば、剥離開始部から剥離紙を部分的に剥がしながら粘着フイルムを貼り付ける事ができ、貼着面に篭り易い気泡の空気を外側に押し出し易く、貼り付けた粘着フイルム面に気泡ができ難く綺麗に粘着フイルムを貼り付けて行く事ができるという利点があります。
図1の粘着フイルムの剥離紙斜視図で説明しますと、剥離紙(2)の任意の箇所に剥離開始起点の剥離開始部(5)を設けて、剥離開始部(5)より一筆書きの様に一本の帯状に剥離紙同士を切り離しできる様に切離線(4)で任意の切離線図形を設けます。また、必要に応じて剥離開始部(5)に引出し具(7)を設けて簡単に剥せる様にします。
本例は本願の請求項1の一例で、携帯電話やデジタルカメラ等に用いる小型の粘着フイルムでは図1や図2の小型剥離紙の切離線図形例の様に、粘着フイルム(1)の裏面の剥離紙(2)に渦巻状の切離線図形を描く様に切離線(4)を設けて、その渦巻状の切離線図形の中心部に剥離開始部(5)を設けます。尚、切離線(4)は剥離紙(2)を任意の形状に切り離すだけで、粘着フイルム(1)には一切影響を与え無い構造とし、従来の様に金型等を用いて、粘着フイルムの型取りの際に切離線図形刃等を利用して形成します。
先ず、図1の様に剥離紙(2)の剥離開始部(5)を少し剥いで折り返して粘着部(3)を露出させ、粘着フイルム(1)が上面になる様に裏返して液晶画面(8)に被せ、粘着フイルム(1)の四隅を合わせて貼着位置を調節します。この時、必要に応じて粘着フイルム(1)と画面枠任意の箇所に粘着テープで仮止めとして固定する事も可能です。
粘着フイルム(1)の位置合わせが終了すると、粘着フイルム(1)の裏面の粘着部(3)付近の上面を押さえ付けて、図3の小型粘着フイルムの貼り付け例の様に粘着部(3)を液晶画面(8)に貼り付けて粘着フイルム(1)を固定させます。この時、剥離開始部(5)を少し剥いで折り返した分離剥離紙(6)が、狭い粘着部(3)の表面を液晶画面(8)より少し浮かせて直に接触させず、押さえ付けるまでは無闇に貼着されません。
また、分離剥離紙(6)で生じた粘着部(3)の面積が狭いので、気泡ができ無い様に指(9)で押さえつけて貼着箇所の中心部から「の」の字を描く様に圧着させながら空気を追い出して気泡を無くします。ある程度粘着フイルム(1)が固定できると邪魔に成る仮止め用の粘着テープが有れば外して、剥いだ剥離開始部(5)を手にして捲った粘着フイルム(1)から図3の様に少し剥がして新たな分離剥離紙(6)を作成します。
引き離した分離剥離紙(6)で生じた新たな粘着部(3)を、空いている手で図3の様に指(9)で気泡や皺ができ無い様に「の」の字を描く様に粘着フイルム(1)を圧着させて液晶画面(8)に貼着させて、更に、貼着面を中心として円を描く様に渦巻状の剥離紙(2)を引き剥がすか、又は、液晶画面(8)本体と共に粘着フイルム(1)を回転させながら渦巻状の剥離紙(2)を粘着フイルム(1)から一定量引き剥がします。
上記の様に粘着フイルム(1)から剥離紙(2)を部分的に剥がして粘着部(3)の貼着箇所から気泡や皺ができ無い様に貼着面を広げて液晶画面(8)に貼着させて行き、この様な作業を繰り返しながら粘着フイルム(1)を液晶画面(8)全体に貼着させます。
また、他の例として携帯電話の画面の様に縦長の粘着フイルム裏面の剥離紙は、図2の様な渦巻状の切離線図形を用いて図4の細長フイルムの切離線図形の様にすると、小さな画面の長辺と短辺の長さの比に合わせて帯状の切離線の幅を定めると長辺部の幅が極端に細くなる細長剥離部(10)を貼着作業の途中で剥がす時に切れる危険性があります。
その様に極端に長辺と短辺の長さが異なる細長の小さな粘着フイルム等には、図5の様な細長剥離紙の切離線図形例の様に剥離紙の短辺と平行の帯状で幅全体に折り返し反転させ、その切離線の幅も前記の様に作業中に切れない様に同様な帯幅として、更に、最上部または最下部の帯状の先端の一方を剥離開始部(5b)とした切離線図形を用います。
携帯電話の画面への貼着方法は、先ず上部を剥離開始部(5b)とした図5の様な剥離紙を設けた粘着フイルム(1b)を、図6の細長フイルムの上部貼り付け例の様に携帯電話の画面(11)に位置を調整して、必要に応じて動かない様に携帯電話の枠(12)の表面に粘着テープ(13b)等で仮止めします。その際、最上部の粘着フイルム(1b)を少し捲って最上部端の剥離開始部(5b)を剥がせる様に、上部の短辺から少し距離を離した位置に粘着テープ(13b)を用いて携帯電話の枠(12)に仮止めします。
その状態から粘着フイルム(1b)の最上部を少し捲って剥離開始部(5b)を剥がしますが、図2の小型剥離紙と異なり剥離開始部(5b)から粘着フイルム(1b)の短辺の幅全体の折り返し反転部までを剥がして粘着部を作成した後、捲った粘着フイルム(1b)の最上部を元に戻して、粘着部を携帯電話の画面(11)の表面に気泡等ができ無い様に「の」の字を描く様に貼着箇所の空気を外側に押し出しながら貼着させて行きます。
粘着フイルム(1b)が携帯電話の画面(11)の表面に固定すると邪魔な粘着テープ(13b)を外して、粘着フイルム(1b)の下部を捲って分離剥離紙(6b)を下部から一定量引き剥がして新たな粘着部を作成し、上記の様に気泡や皺ができ無い様に貼着面を広げながら図7の細長フイルムの下部貼り付け例の様に貼着させて行き、この様な作業を繰り返しながら粘着フイルム(1b)を携帯電話の画面(11)全体に貼着させます。
本例は本願の請求項2の一例で、実施例1に示す様に剥離開始部(5)を剥がして生じた粘着部(3)を液晶画面(8)に貼着させる時、粘着フイルム(1)の一部を捲って剥がした剥離開始部(5)を引き出す時に小さな対象物、例えば、小型デジタルカメラ等の粘着フイルム(1)の面が小さいと剥離開始部(5)も小さくて剥がし難く成ります。
その様な時に、図1の様に剥離開始部(5)に設けた紐状の引出し具(7)を手にして剥離開始部(5)を剥がすと、生じた分離剥離紙(6)を簡単に引き出せる為、取り出し難くて粘着フイルム(1)を捲り過ぎて粘着部(3)を対象物表面から剥がしたり、粘着フイルム(1)を折り曲げて折り跡を残す事もありません。また、引出し具(7)は手に取って剥離開始部(5)を簡単に剥がせる物であればその形状や材質に拘る必要は無く、粘着テープや接着剤等で剥離開始部(5)に固定して簡単には外れ無い構造とします。
本例は本願の請求項3の一例で、住宅の窓ガラス等の大型の場合は住宅の窓枠に設置されていて貼着面を水平にできず、粘着フイルムを対象物に固定し難く、実施例1の様な渦巻状の切離線図形を用いると、貼着箇所を中心に円を描く様な渦巻状の剥離紙を引き剥がし難くて簡単には貼着でき難く、また、縦長剥離紙の切離線図形を用いると最初の固定貼着面が狭すぎて窓ガラスに固定し難く、窓枠からずれて貼着される危険性があります。
その様な場合に、図8の中型剥離紙の切離線図形例や図9の大型剥離紙の切離線図形例の様に、帯状の切離線図形を左右、又は上下に分離させます。例えば、一般住宅用の大型の窓ガラスの貼着例で説明すると、剥離紙(2d)の切離線図形を図9の様に剥離開始部(5d)の有る正方形に近い下部面を中央付近から半円状に折り返し反転させ、残りの上部面は、下部切離線図形から上部方向に図5と同様に幅全体に折り返し反転させ、同様の帯幅で帯状の一筆書きの様に上部切離線図形と下部切離線図形を結合した形状とします。
既存の住宅に設置された窓ガラスへの貼着方法は基本的には実施例1と同様ですが、粘着フイルム(1d)を分割させて貼着させる点が若干異なり、図9の様な帯状の切離線図形とした剥離紙(2d)を設けた粘着フイルム(1d)の剥離開始部(5d)の有る面を下にして、図10の大型フイルムの下部貼り付け例の様に上辺部に粘着テープ(13d)でガラス(14)に位置を調整して動かない様に窓枠(15)の表面に仮止めします。
その状態で、垂れ下がった粘着フイルム(1d)の下側を捲り、裏面の剥離紙(2d)に有る剥離開始部(5d)を剥がして捲り返し、図1の様に粘着部を少し露出させた後、捲った粘着フイルム(1d)の下部半面を元通りに垂らして粘着部をガラス(14)の表面に接着させる為に、図10の様に粘着フイルム(1d)の任意の箇所を押し付けます。
また、最初に剥離開始部(5d)を剥がす時や剥がした剥離開始部(5d)を、更に剥がして分離剥離紙(6d)を作成する時に実施例2の様に引出し具(7d)を設けると、剥離開始部(5d)を引出し具(7d)を用いて簡単に引き剥がす事ができ、更に分離剥離紙(6d)も容易に引出せて、同時に新たな粘着部も容易に作成する事ができます。
粘着フイルム(1d)の上辺部の粘着テープ(13d)及び、粘着部とガラス(14)の接着部で三角形を描く様にして粘着フイルム(1d)を固定します。その後、剥がした剥離開始部(5d)を手にして帯状に剥離紙(2d)を一定量剥ぎ取り、同時に生じた新たな粘着部を版画の馬簾(16)等で気泡や皺ができ無い様に「の」の字を描きながら圧着させ、粘着フイルム(1d)を図10の様にガラス(14)の表面に貼着させます。
その様な作業を繰り返して、粘着フイルム(1d)の下部面を剥離開始部(5d)の有った箇所を中心として半円状に貼着面を広げて行き、粘着フイルム(1d)の下部半面全体を実施例1と同様に気泡や皺ができ無い様にガラス(14)の表面に貼着させます。また、剥ぎ取った長い分離剥離紙(6d)は不要なので作業に邪魔な時は粘着フイルム(1d)から剥ぎ取れる長さを残して余分な分離剥離紙(6d)を切断する事も可能です。
その後、粘着フイルム(1d)の上辺部の粘着テープ(13d)を外して、粘着フイルム(1d)の上部未貼着面を裏返して下方に垂らし、分離剥離紙(6d)を手にして粘着フイルム(1d)上部半面の剥離紙(2d)を帯状に剥ぎ取りながら図11の大型フイルムの上部貼り付け例の様に、下部半面と同様に気泡や皺ができ無い様に細長い粘着紙の図7の貼着例と同様に上部方向へ粘着フイルム(1d)の幅一杯に貼着させて行きます。
この時、粘着フイルム(1d)の下部半面は剥離開始部(5d)の有った箇所を中心として半円状に貼着させましたが、上部面は下部貼着面より粘着フイルム(1d)の繰り返し幅一杯に剥離紙(2d)を剥ぎ取りながら図11の様に、粘着フイルム(1d)の幅一杯に貼着させる事を何度か繰り返してガラス(14)の上部面全体に貼着させます。この時、上部の粘着フイルム(1d)の湾曲反転した折り返し部を折り曲げない様にします。
この様に、広い粘着フイルム(1d)の貼着でも裏面の剥離紙(2d)の切離線図形を上下で分割する事により、広い粘着面でも分割して少しでも小さな正方形に近づけて作業をし易くし、また、剥離紙(2d)の粘着部を生じさせる分離剥離紙(6d)の引き出しも下部半面は下方向へ、上部半面は上方向へと一定している事も作業をし易くします。
本例は本願の請求項4の一例で前項に表記した様に本発明の手貼り用粘着フイルムの剥離紙を用いて実施例1および実施例3に示した様に、剥離紙に設けた剥離開始部から剥離紙を帯状に部分的に剥ぎ取りながら、粘着フイルムも部分的に貼着していくことを何度か繰り返して粘着フイルム全体を貼着させていく事を特徴とした手貼り用粘着フイルムの剥離紙を設けた粘着フイルムの貼着方法です。また、実施例2の様に剥離開始部に引出し具を設けると、剥離開始部から剥離紙を剥ぎ取る作業が容易に行えます。
携帯電話やデジタルカメラ等の小型の粘着フイルムには実施例1の粘着フイルムの貼り方が適し、自動車のウインドウガラスや住宅の窓ガラス等のやや大型の粘着フイルムの場合は実施例3の貼り方が適しております。また、自動車のナビゲーションやパソコン等の中型の画面用の粘着フイルムは両者の特徴を生かした方法や対象物に合わせた切離線図形を用いて、更には、実施例2の様な引出し具(7)も必要に応じて用いたりもします。
また、自動車の窓ガラスの様に、特殊な形状の粘着フイルムにはその形状に合った切離線図形を用いますし、帯状の切離線の幅も携帯電話やデジタルカメラ等の小型の物は8〜15ミリメートル、住宅の窓ガラス等の大型の物は8〜12センチメートルと帯状の切離線の幅も対象物の形状の大きさや切離線図形の形状に合わせた大きさの幅に設定します。
以上の様に実施例1から実施例4の本発明の手貼り用粘着フイルムの剥離紙と其れを設けた粘着フイルムの貼着方法の様に、広い粘着フイルムでも気泡や皺ができ難くく綺麗に貼着させる事ができます。その為、個人でも自動車や住宅の窓ガラス等に手軽に利用する事ができ、断熱フィルムとして粘着フイルムを用いる事により省エネ効果も果たします。
1、1b、1d 粘着フイルム
2、2a、2b、2c、2d 剥離紙
3 粘着部
4、4a、4b、4c、4d 切離線
5、5a、5b、5c、5d 剥離開始部
6、6b、6d 分離剥離紙
7、7d 引出し具
8 液晶画面
9、9b、9d 指
10 細長剥離部
11 携帯電話の画面
12 携帯電話の枠
13b、13d 粘着テープ
14 ガラス
15 窓枠
16 馬楝
2、2a、2b、2c、2d 剥離紙
3 粘着部
4、4a、4b、4c、4d 切離線
5、5a、5b、5c、5d 剥離開始部
6、6b、6d 分離剥離紙
7、7d 引出し具
8 液晶画面
9、9b、9d 指
10 細長剥離部
11 携帯電話の画面
12 携帯電話の枠
13b、13d 粘着テープ
14 ガラス
15 窓枠
16 馬楝
Claims (4)
- 裏面に粘着部を設けた粘着フイルムで、該粘着フイルムの裏面粘着部を保護する剥離紙を装備し、該剥離紙の任意の位置に設けた剥離開始部から剥離紙同士を切離線で一筆書きの様に切り離して、同時に粘着フイルムから帯状に剥離紙を部分的に切り離していくことを特徴とした手貼り用粘着フイルムの剥離紙。
- 剥離紙の剥離開始部に、剥離開始部を剥ぎ易くする引き出し具を設けたことを特徴とした請求項1記載の手貼り用粘着フイルムの剥離紙。
- 剥離紙に切離線で描かれた切離線図形を前半部と後半部に形状を分け、前半部に剥離開始部を設けて前半部から後半部に一筆書きの様に剥離紙を切り離して剥がしていくことを特徴とした請求項1または請求項2記載の手貼り用粘着フイルムの剥離紙。
- 請求項1から請求項3までに掲載した何れか1つの請求項を含んだ手貼り用粘着フイルムの剥離紙で、剥離開始部から剥離紙を部分的に剥がしながら粘着フイルムを貼り付けていくことを特徴とした手貼り用粘着フイルムの剥離紙を設けた粘着フイルムの貼着方法。
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Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
CN102305977A (zh) * | 2011-08-25 | 2012-01-04 | 友达光电(厦门)有限公司 | 显示装置 |
CN108056856A (zh) * | 2017-12-25 | 2018-05-22 | 武汉明康医疗器械有限公司 | 一种创口治愈贴 |
CN111665587A (zh) * | 2019-03-06 | 2020-09-15 | 住友化学株式会社 | 经切削加工的层叠膜的制造方法 |
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2008
- 2008-04-22 JP JP2008111170A patent/JP2009263408A/ja active Pending
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