JP2009258905A - ソフトウェア選択プログラムおよびインストーラ - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のソフトウェアを組み合わせて新規ソフトウェア等の開発環境を設定する場合の作業を改善する。
【解決手段】起動時に、ファイル装置内に格納されているソフトウェアをすべて検出し、検出したソフトウェアのバージョン情報を抽出し、抽出したソフトウェアをソフトウェアの固定名称とバージョンの固定名称に基づいて、ソフトウェアの別にバージョンをまとめた一覧テーブルを作成してディスプレイに表示し、ディスプレイに表示された一覧テーブルの複数のソフトウェアの中から、組み合わせたいソフトウェアのバージョンがそれぞれ選択された場合に、当該選択により組み合わされたソフトウェア群の格納ディレクトリを新規なものに変更し、それぞれのソフトウェアのバッチファイルの認識情報を、組み合わされたソフトウェアを認識し合う記述に変更する。
【選択図】図2
【解決手段】起動時に、ファイル装置内に格納されているソフトウェアをすべて検出し、検出したソフトウェアのバージョン情報を抽出し、抽出したソフトウェアをソフトウェアの固定名称とバージョンの固定名称に基づいて、ソフトウェアの別にバージョンをまとめた一覧テーブルを作成してディスプレイに表示し、ディスプレイに表示された一覧テーブルの複数のソフトウェアの中から、組み合わせたいソフトウェアのバージョンがそれぞれ選択された場合に、当該選択により組み合わされたソフトウェア群の格納ディレクトリを新規なものに変更し、それぞれのソフトウェアのバッチファイルの認識情報を、組み合わされたソフトウェアを認識し合う記述に変更する。
【選択図】図2
Description
この発明は、ソフトウェア等の開発環境を変更設定に使用するソフトウェアを選択するソフトウェアプログラム(以下、ソフトウェア選択プログラムとする)およびCD、DVDなどの記録媒体からソフトウェアをインストールするソフトウェアプログラム(以下、インストーラとする)に関するものである。
コンピュータ等を用いて新規にソフトウェア等の開発を行なう場合、その開発に使用するソフトウェアについては、開発を行う者が個人単位で必要なソフトウェアの種類およびバージョンを選択し、作業を行なうコンピュータ等に手作業でインストールすることにより、コンピュータ上に新規ソフトウェア開発に必要な環境を構築するのが一般的である。また、通常、開発作業者は複数の開発テーマを持って並行してソフトウェアの開発を行っており、そのため、異なる開発テーマの作業を行う場合には、その都度、ソフトウェアを入れ替える開発環境の切り替え作業を伴うことになる。このような開発環境の切り替え作業は、その頻度により多大な時間と手間を要するばかりか、作業ミスが誘発しやすい状況を作りだしてしまう。
上記のような問題を解決するために、従来、開発名称単位で開発環境を切り替える技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。この技術では、開発名称登録部に開発名称を登録保持し、また、各開発名称に対応して設定した開発環境の情報をデータ格納部に保持しておき、開発名称登録部を起動してシステムに設定したい開発名称を指定することにより、開発環境切換部が、対応する開発環境をデータ格納部から選択して利用できる状態に設定するというものである。このことにより、個人で複数の開発環境を設定できると共に、他の開発環境への移行を簡単にしている。
通常コンピュータ等を用いて新規ソフトウェアを開発する場合、同時に使用する複数のソフトウェアは、互いにソフトウェア同士を認識し合うことが必要な場合が多い。しかし、上記の従来のソフトウェア選択システムの技術を用いた場合、例えば、一つの使用するソフトウェアのバージョンを変更した開発環境に替えたい場合においても、そのバージョンを変更するソフトウェアのみならず、同時に使用する他のソフトウェアに対しても、その変更するソフトウェアを認識できるように変更しなければならなくなる。したがって、一つのソフトウェアの変更時に、同時使用のソフトウェアが多数存在する場合には、全てに対して変更作業を伴うため、非常に手間がかかるという問題がある。
また、使用する複数のソフトウェアのうち異なるものを各々一つずつ変更するような類似の開発環境を多数使用するような場合や、一回しか使用しない開発環境があるような場合には、従来のソフトウェア選択システムにおいては、その全ての組合せに対応した設定をあらかじめ作成し登録する必要があり、開発名称を与えて登録する作業自体がむしろ大変な負荷となるという問題を有している。
また、使用する複数のソフトウェアのうち異なるものを各々一つずつ変更するような類似の開発環境を多数使用するような場合や、一回しか使用しない開発環境があるような場合には、従来のソフトウェア選択システムにおいては、その全ての組合せに対応した設定をあらかじめ作成し登録する必要があり、開発名称を与えて登録する作業自体がむしろ大変な負荷となるという問題を有している。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、複数のソフトウェアを組み合わせて新規ソフトウェア等の開発環境を設定する場合の作業を改善し、かつ作業ミスが起こりにくくすることを可能とするソフトウェア選択プログラムを得ることを目的とする。
また、この発明は、複数のソフトウェアの組み合わせを変える場合に変更の作業を簡単にするインストーラを得ることを目的とする。
また、この発明は、複数のソフトウェアの組み合わせを変える場合に変更の作業を簡単にするインストーラを得ることを目的とする。
この発明に係るソフトウェア選択プログラムは、それぞれが異なるバージョンを含むことがある複数種類のソフトウェアを、ソフトウェアの種類ごとに、格納先のディレクトリを同じにしてソフトウェアの種類を代表する固定名称を設定すると共に、バッチファイルの他の種類のソフトウェアを認識し合う認識情報の記述を同じにして共通したバッチファイルの固定名称を設定して格納しておくファイル装置を用い、起動時に、ファイル装置内に格納されているソフトウェアをすべて検出し、検出したソフトウェアのバージョン情報を抽出し、抽出したソフトウェアをソフトウェアの固定名称とバージョンの固定名称に基づいて、ソフトウェアの別にバージョンをまとめた一覧テーブルを作成してディスプレイに表示し、ディスプレイに表示された一覧テーブルの複数のソフトウェアの中から、組み合わせたいソフトウェアのバージョンがそれぞれ選択された場合に、当該選択により組み合わされたソフトウェア群の格納ディレクトリを新規なものに変更し、それぞれのソフトウェアのバッチファイルの認識情報を、組み合わされたソフトウェアを認識し合う記述に変更するものである。
この発明によれば、コンピュータ上に表示されたテーブル等において変更が必要なソフトウェアのみを選択することによって自動的に格納ディレクトリと、バッチファイルの認識情報を変更できるため、変更回数の頻度が高くなったとしても、作業ミスを発生させること無く、確実にソフトウェアの選択を実施することができる。したがって、コンピュータを用いて新規ソフトウェア等の開発を行なう場合に、使用するソフトウェアを誤りなく選択でき、かつ選択時の作業性を改善することができる。
実施の形態1.
まず、この発明で扱う、互いに認識し合っているソフトウェアについて説明する。ここでは、説明上、SoftA、SoftB、SoftCおよびSoftDの4つのソフトウェアを例とする。
これらのソフトウェアは、各々コンピュータ上の一意のディレクトリに格納され、そのソフトウェアを起動するためのバッチファイルが用意されている。
ここでディレクトリとは、コンピュータ上の記憶メディア(ハードディスクなどファイルシステム)のファイルを整理・管理するための、階層構造を持つグループ名を意味し、ファイルの入れ物と表現されることもある。ディレクトリは通常「C:¥Documents and Settings¥」のように表現される。一方、バッチファイルとは、コンピュータに行なわせたい命令をテキストファイル上に記述したものである。通常拡張子が「.bat」のファイルとして表現される。バッチファイルを実行すると、コンピュータは、その中のコマンドを通常一行ずつ実行する。このバッチファイルのコマンドには、他のソフトを認識(呼び出し)することも記述(以下、この記述を「認識情報」とする。)される。
まず、この発明で扱う、互いに認識し合っているソフトウェアについて説明する。ここでは、説明上、SoftA、SoftB、SoftCおよびSoftDの4つのソフトウェアを例とする。
これらのソフトウェアは、各々コンピュータ上の一意のディレクトリに格納され、そのソフトウェアを起動するためのバッチファイルが用意されている。
ここでディレクトリとは、コンピュータ上の記憶メディア(ハードディスクなどファイルシステム)のファイルを整理・管理するための、階層構造を持つグループ名を意味し、ファイルの入れ物と表現されることもある。ディレクトリは通常「C:¥Documents and Settings¥」のように表現される。一方、バッチファイルとは、コンピュータに行なわせたい命令をテキストファイル上に記述したものである。通常拡張子が「.bat」のファイルとして表現される。バッチファイルを実行すると、コンピュータは、その中のコマンドを通常一行ずつ実行する。このバッチファイルのコマンドには、他のソフトを認識(呼び出し)することも記述(以下、この記述を「認識情報」とする。)される。
この例では、上記SoftA〜SoftDは、例えば以下のようなディレクトリとバッチファイルを有しているものとする。
1.SoftA
ディレクトリ 「C:¥softa¥aa¥」
バッチファイル 「A.bat」
2.SoftB
ディレクトリ 「C:¥softb¥bb¥」
バッチファイル 「B.bat」
3.SoftC
ディレクトリ 「C:¥softc¥cc¥」
バッチファイル 「C.bat」
4.SoftD
ディレクトリ 「C:¥softd¥dd¥」
バッチファイル 「D.bat」
ここで、これらのソフトウェアを組み合わせて使用するソフトウェア群を仮にSoftABCDと命名すれば、このSoftABCDとして上記4組のディレクトリとバッチファイルが登録される。また、例えばSoftAに別バージョンのSoftA’が存在している場合には、次のようなディレクトリとバッチファイルを有することになる。
ディレクトリ 「C:¥softa’¥aa’¥」
バッチファイル 「A’.bat」
1.SoftA
ディレクトリ 「C:¥softa¥aa¥」
バッチファイル 「A.bat」
2.SoftB
ディレクトリ 「C:¥softb¥bb¥」
バッチファイル 「B.bat」
3.SoftC
ディレクトリ 「C:¥softc¥cc¥」
バッチファイル 「C.bat」
4.SoftD
ディレクトリ 「C:¥softd¥dd¥」
バッチファイル 「D.bat」
ここで、これらのソフトウェアを組み合わせて使用するソフトウェア群を仮にSoftABCDと命名すれば、このSoftABCDとして上記4組のディレクトリとバッチファイルが登録される。また、例えばSoftAに別バージョンのSoftA’が存在している場合には、次のようなディレクトリとバッチファイルを有することになる。
ディレクトリ 「C:¥softa’¥aa’¥」
バッチファイル 「A’.bat」
今、作業を行なうコンピュータ上に上記ソフトウェア群SoftABCDが選択されインストールされているとする。この状態から、上記SoftAを別バージョンであるSoftA’に変更し、ソフトウェア群SoftA’BCDを選択してインストールする場合について説明する。
ここで、従来の方法、例えば上記特許文献1に記載された方法を用いた場合は、SoftAの部分を別バージョンのSoftA’に置き換えると共に、SoftBのバッチファイル内のSoftAを呼び出す認識情報の記述を、SoftA’を呼び出すように変更する。同様に、SoftC、SoftDについても同様にバッチファイルを変更する。そして、このようにして組み合わされたソフトウェア群SoftA’BCDを別途登録しておき、呼び出してインストール作業を行なうことになる。
ここで、従来の方法、例えば上記特許文献1に記載された方法を用いた場合は、SoftAの部分を別バージョンのSoftA’に置き換えると共に、SoftBのバッチファイル内のSoftAを呼び出す認識情報の記述を、SoftA’を呼び出すように変更する。同様に、SoftC、SoftDについても同様にバッチファイルを変更する。そして、このようにして組み合わされたソフトウェア群SoftA’BCDを別途登録しておき、呼び出してインストール作業を行なうことになる。
上記従来の方法に対し、この発明の場合は次のように行う。
まず、変更すべきソフトウェアSoftA’をSoftAのディレクトリにインストールし、バッチファイル内の他のソフトウェアを呼び出す認識情報の記述を、SoftAのバッチファイルA.batと同じにする。すなわち、SoftA’は、表面上はSoftAのディレクトリおよびバッチファイルを持つが、その内容はSoftAとは異なるバージョンの内容となる。
まず、変更すべきソフトウェアSoftA’をSoftAのディレクトリにインストールし、バッチファイル内の他のソフトウェアを呼び出す認識情報の記述を、SoftAのバッチファイルA.batと同じにする。すなわち、SoftA’は、表面上はSoftAのディレクトリおよびバッチファイルを持つが、その内容はSoftAとは異なるバージョンの内容となる。
まず、この発明のファイル選択プログラムで扱う複数のソフトウェアをインストールするインストーラの処理の手順を図1のフローチャートに従って説明する。
複数のソフトウェアSoftA、SoftB、SoftC、SoftD(それぞれバージョンが異なっている場合も含む)が入ったCD、DVDなどの記録媒体をコンピュータの記録媒体のドライブ装置に挿入し(ステップST1)、この記録媒体からインストーラを起動する(ステップST2)。次に、コンピュータ上に立ち上がったインストーラの画面上で、ソフトウェアを格納するディレクトリに対してソフトウェアの種類ごとに定めた固定名称を入力する(ステップST3)。ここで、固定名称について説明すると、例えばSoftAについて、SoftA、SoftA’、SoftA”、・・・のように異なるバージョンが存在した場合、このようなバージョンのみが異なった一群のソフトウェア(同じ種類のソフトウェア)を代表する固定名称を付ける。上記バージョンのみが異なるソフトウェアの固定名称を、例えば「SoftA」と設定したとすると、この種類に属するバージョンのソフトウェアに対してのディレクトリへの入力は、全て「SoftA」となるということである。
複数のソフトウェアSoftA、SoftB、SoftC、SoftD(それぞれバージョンが異なっている場合も含む)が入ったCD、DVDなどの記録媒体をコンピュータの記録媒体のドライブ装置に挿入し(ステップST1)、この記録媒体からインストーラを起動する(ステップST2)。次に、コンピュータ上に立ち上がったインストーラの画面上で、ソフトウェアを格納するディレクトリに対してソフトウェアの種類ごとに定めた固定名称を入力する(ステップST3)。ここで、固定名称について説明すると、例えばSoftAについて、SoftA、SoftA’、SoftA”、・・・のように異なるバージョンが存在した場合、このようなバージョンのみが異なった一群のソフトウェア(同じ種類のソフトウェア)を代表する固定名称を付ける。上記バージョンのみが異なるソフトウェアの固定名称を、例えば「SoftA」と設定したとすると、この種類に属するバージョンのソフトウェアに対してのディレクトリへの入力は、全て「SoftA」となるということである。
次に、ソフトウェアを起動するSoftAのバッチファイルには、前記と同様にソフトウェアの種類ごとに共通した固定名称「A.bat」を入力する(ステップST4)。続いて、同様にして、他のSoftB、SoftC、SoftDのディレクトリとバッチファイルの固定名称をそれぞれ入力する(ステップST5)。
ソフトウェアの種類ごとにディレクトリとバッチファイルへの固定名称が入力されると、インストーラによる自動処理に移り、CD、DVD等の記録媒体から複数のソフトウェアを順次読み出して、上記入力されたソフトウェアの固定名称に対応するディレクトリにコピーする(ステップST6)。すなわち、記録媒体からのソフトウェアのバージョンが、例えばSoftA’であった場合、ソフトウェアの固定名称を「SoftA」と入力すれば、SoftAと同じディレクトリにコピーされる。続いて、インストーラがバッチファイルに他のソフトウェアとの認識情報を設定する(ステップST7)。例えばバージョンがSoftA’のソフトウェアであった場合、バッチファイルの固定名称を「A.bat」と入力しているので、SoftAと同じバッチファイルの認識情報が設定される。これによりインストーラを終了し(ステップST8)、最後に、入力操作により、ここで設定されたソフトウェアの組み合わせを、他のバージョンの組み合わせと重複しない適当な名称を設定して終了する(ステップST9)。例えば今、SoftA’、SoftB、SoftC、SoftDがインストールされたとすると、これらを組み合わせたソフトウェア群が、あるソフトウェアの開発環境となるので、このソフトウェア群を「SoftA’BCD」と名付けるということになる。
次に、ソフトウェア選択プログラムを用いて、インストール済みのソフトウェアの中の一部のソフトウェアを開発テーマに合わせて切り替える処理を図2のフローチャートに従って説明する。
まず、ソフトウェアを切り替えるためのソフトウェア選択プログラムを起動すると(ステップST21)、コンピュータ内に格納されているソフトウェアを検出する(ステップST22)。次に、検出したソフトウェアのバージョン情報を抽出し(ステップST23)、抽出したソフトウェアをソフトウェアの固定名称とバージョンの固定名称に基づいて、ソフトウェアの種類別にバージョンをまとめた一覧テーブルをディスプレイの画面上に表示する(ステップST24)。この時に表示されるソフトウェアの切り替え操作画面の例を図3に示す。図において、基本となるソフトウェアの固定名称として、例えば「ソフトウェアA」と名付けられたバージョン情報を持つソフトウェア群41、「ソフトウェアB」と名付けられたソフトウェア群42、「ソフトウェアC」と名付けられたソフトウェア群43などからなる一覧テーブルが表示されている。また、別の開発テーマで使用するために既に選択されている「ソフトウェアA」のバージョン2、「ソフトウェアB」〜「ソフトウェアD」のバージョン1のみが、例えば反転されて表示されている。なお、この状態において、反転表示されているバージョンのソフトウェアは、互いを呼び出す認識情報がバッチファイルにそれぞれ記載されていることになる。
まず、ソフトウェアを切り替えるためのソフトウェア選択プログラムを起動すると(ステップST21)、コンピュータ内に格納されているソフトウェアを検出する(ステップST22)。次に、検出したソフトウェアのバージョン情報を抽出し(ステップST23)、抽出したソフトウェアをソフトウェアの固定名称とバージョンの固定名称に基づいて、ソフトウェアの種類別にバージョンをまとめた一覧テーブルをディスプレイの画面上に表示する(ステップST24)。この時に表示されるソフトウェアの切り替え操作画面の例を図3に示す。図において、基本となるソフトウェアの固定名称として、例えば「ソフトウェアA」と名付けられたバージョン情報を持つソフトウェア群41、「ソフトウェアB」と名付けられたソフトウェア群42、「ソフトウェアC」と名付けられたソフトウェア群43などからなる一覧テーブルが表示されている。また、別の開発テーマで使用するために既に選択されている「ソフトウェアA」のバージョン2、「ソフトウェアB」〜「ソフトウェアD」のバージョン1のみが、例えば反転されて表示されている。なお、この状態において、反転表示されているバージョンのソフトウェアは、互いを呼び出す認識情報がバッチファイルにそれぞれ記載されていることになる。
次に、表示された画面上の一覧テーブルの複数のソフトウェアの中から、組み合わせたいソフトウェアのみを選択する(ステップST25)。この場合、図4の例では、使用したいソフトウェアのバージョンを、例えばマウスを当ててクリックして反転させることで。これにより、ソフトウェアを新しく組み合わせるための画面が形成される。切り替えたい全ての選択を終えた場合(ステップST26)、切り替え用の画面上の切り替え実行ボタン5を押す(ステップST27)。
実行ボタンが押されると、ソフトウェア選択プログラムの自動処理に移り、選択されたソフトウェアのディレクトリを新規なものに変更し(ステップST28)、ソフトウェアの新しい組合せができあがる。さらに、それぞれのソフトウェアのバッチファイルの認識情報の記述を、組み合わされたソフトウェアを互いに認識しあえる記述に変更する(ステップST28)。最後にシステム終了ボタン6を押して終了する(ステップST30)。
図4は、この発明の実施の形態1によるソフトウェア選択プログラムをコンピュータ上の機能構成として表したブロック図である。
処理装置10は、CPU、メモリ等で構成されコンピュータを表し、ソフトウェア検出部11、ソフトウェアハージョン情報抽出部12、抽出ソフトウェア保持メモリ13、ソフトウェア切換部14を備えており、ソフトウェア選択プログラムの実行体系を表している。13−1,13−2,・・・,13−nは、ソフトウェアハージョン情報抽出部12で抽出されたバージョンを含むソフトウェア情報である。入力制御部16、キーボード17、マウス18は、バスを介して処理装置10を操作する入力手段を構成している。表示制御部19、ディスプレイ20は、処理装置10の処理状況を表示する表示手段を構成している。また、処理装置10には、バスを介してファイル装置15が接続されている。このように構成されたソフトウェア選択システムには、バスにより複数の作業者の入力手段や表示手段が接続され、分担作業や協同作業が行えるようになっている。
処理装置10は、CPU、メモリ等で構成されコンピュータを表し、ソフトウェア検出部11、ソフトウェアハージョン情報抽出部12、抽出ソフトウェア保持メモリ13、ソフトウェア切換部14を備えており、ソフトウェア選択プログラムの実行体系を表している。13−1,13−2,・・・,13−nは、ソフトウェアハージョン情報抽出部12で抽出されたバージョンを含むソフトウェア情報である。入力制御部16、キーボード17、マウス18は、バスを介して処理装置10を操作する入力手段を構成している。表示制御部19、ディスプレイ20は、処理装置10の処理状況を表示する表示手段を構成している。また、処理装置10には、バスを介してファイル装置15が接続されている。このように構成されたソフトウェア選択システムには、バスにより複数の作業者の入力手段や表示手段が接続され、分担作業や協同作業が行えるようになっている。
図4において、ファイル装置には、図1で説明した方法によりCD、DVDなどの記録媒体からインストールされたそれぞれが異なるバージョンを含むことがある複数種類のソフトウェアが格納される。この場合、ソフトウェアの種類ごとに、格納先のディレクトリを同じにしてソフトウェアの種類を代表する固定名称が設定されると共に、バッチファイルの他の種類のソフトウェアを認識し合う認識情報の記述を同じにして共通したバッチファイルの固定名称が設定されて格納される。
ソフトウェア検出部11では、動作時に、前記ファイル装置内に格納されているソフトウェアをすべて検出する。ソフトウェアバージョン情報抽出部12では、ソフトウェア検出部11で検出されたソフトウェアのバージョン情報を抽出し、抽出したソフトウェアをソフトウェアの固定名称とバージョンの固定名称に基づいて、ソフトウェアの種類別にバージョンをまとめた一覧テーブルを作成してディスプレイ20に表示する。ソフトウェア切り替え部14では、キーボード17やマウス18用いて、ディスプレイ20に表示された一覧テーブルの複数のソフトウェアの中から、組み合わせたいソフトウェアのバージョンがそれぞれ選択された場合、当該組み合わされたソフトウェア群の格納ディレクトリを新規なものに変更すると共に、それぞれのソフトウェアのバッチファイルの認識情報を組み合わされたソフトウェアを認識し合う記述に変更する。
ソフトウェア検出部11では、動作時に、前記ファイル装置内に格納されているソフトウェアをすべて検出する。ソフトウェアバージョン情報抽出部12では、ソフトウェア検出部11で検出されたソフトウェアのバージョン情報を抽出し、抽出したソフトウェアをソフトウェアの固定名称とバージョンの固定名称に基づいて、ソフトウェアの種類別にバージョンをまとめた一覧テーブルを作成してディスプレイ20に表示する。ソフトウェア切り替え部14では、キーボード17やマウス18用いて、ディスプレイ20に表示された一覧テーブルの複数のソフトウェアの中から、組み合わせたいソフトウェアのバージョンがそれぞれ選択された場合、当該組み合わされたソフトウェア群の格納ディレクトリを新規なものに変更すると共に、それぞれのソフトウェアのバッチファイルの認識情報を組み合わされたソフトウェアを認識し合う記述に変更する。
以上のように、この実施の形態1によれば、インストーラによりCD、DVDなどの記録媒体からそれぞれが異なるバージョンを含むことがある複数種類のソフトウェアをファイル装置にインストールし、その際、ソフトウェアを、ソフトウェアの種類ごとに、格納先のディレクトリを同じにしてソフトウェアの種類を代表する固定名称を設定すると共に、バッチファイルの他の種類のソフトウェアを認識し合う認識情報の記述を同じにして共通したバッチファイルの固定名称を設定して格納しておく。ソフトウェア選択プログラムが、起動時に、ファイル装置内に格納されているソフトウェアをすべて検出し、検出したソフトウェアのバージョン情報を抽出し、抽出したソフトウェアをソフトウェアの固定名称とバージョンの固定名称に基づいて、ソフトウェアの別にバージョンをまとめた一覧テーブルを作成してディスプレイに表示し、ディスプレイに表示された一覧テーブルの複数のソフトウェアの中から、組み合わせたいソフトウェアのバージョンがそれぞれ選択された場合に、当該選択により組み合わされたソフトウェア群の格納ディレクトリを新規なものに変更し、それぞれのソフトウェアのバッチファイルの認識情報を、組み合わされたソフトウェアを認識し合う記述に変更するようにしている。したがって、コンピュータ上に表示されたテーブル等において変更が必要なソフトウェアのみを選択することによって自動的に名称を変更できるので、変更回数の頻度が高くなったとしても、作業ミスを発生させること無く、確実にソフトウェアの選択を実施することができる。
また、CD、DVDなどの記録媒体からコンピュータ上に立ち上がり、記録媒体に格納された複数種類のソフトウェアをインストールするインストーラにより、コンピュータのインストーラの画面上で、ソフトウェアを格納するコンピュータ上の格納ディレクトリに対してソフトウェアの種類ごとに定めたソフトウェアの固定名称とバッチファイルの固定名称が入力されるごとに、記録媒体から複数のソフトウェアを順次読み出してソフトウェアの種類ごとに定めたソフトウェアの固定名称に対応するディレクトリにコピーし、バッチファイルにバッチファイルの固定名称に対応して、同時にインストールした他のソフトウェアとの認識情報を設定するようにしているので、複数のソフトウェアの組み合わせを変えるときに、変更が必要なソフトウェアの名称のみを固定名称に変える以外に他のソフトウェアへの変更が生じないため、変更の作業を簡単にすることができる。
なお、実施の形態1では、バッチファイルに他のソフトウェアとの認識情報を設定する場合を紹介してきたが、バッチファイルの代わりに、他のソフトウェアとの認識情報をレジストリの形式に設定してもよい。その場合、ステップST29では、新しい組み合わせのソフトウェアが互いに認識し合えるように、バッチファイルの代わりにレジストリを変更することになる。
5 切り替え実行ボタン、6 システム終了ボタン、10 処理装置、11 ソフトウェア検出部、12 ソフトウェアハージョン情報抽出部、13 抽出ソフトウェア保持メモリ、13−1〜13−n ソフトウェア情報、14 ソフトウェア切換部、41〜44 ソフトウェア別バージョン情報。
Claims (4)
- それぞれが異なるバージョンを含むことがある複数種類のソフトウェアを、ソフトウェアの種類ごとに、格納先のディレクトリを同じにしてソフトウェアの種類を代表する固定名称を設定すると共に、バッチファイルの他の種類のソフトウェアを認識し合う認識情報の記述を同じにして共通したバッチファイルの固定名称を設定して格納しておくファイル装置を用い、
起動時に、前記ファイル装置内に格納されているソフトウェアをすべて検出し、
検出したソフトウェアのバージョン情報を抽出し、
抽出したソフトウェアをソフトウェアの固定名称とバージョンの固定名称に基づいて、ソフトウェアの別にバージョンをまとめた一覧テーブルを作成してディスプレイに表示し、
ディスプレイに表示された一覧テーブルの複数のソフトウェアの中から、組み合わせたいソフトウェアのバージョンがそれぞれ選択された場合に、当該選択により組み合わされたソフトウェア群の格納ディレクトリを新規なものに変更し、
それぞれのソフトウェアのバッチファイルの認識情報を、組み合わされたソフトウェアを認識し合う記述に変更することを特徴とするコンピュータ上で動作するソフトウェア選択プログラム。 - 他のソフトウェアとの認識情報を、バッチファイルに代わり、レジストリの形式に設定するようにしたことを特徴とする請求項1記載のソフトウェア選択プログラム。
- CD、DVDなどの記録媒体からコンピュータ上に立ち上がり、前記記録媒体に格納された複数種類のソフトウェアをインストールするインストーラであって、
コンピュータのインストーラの画面上で、ソフトウェアを格納するコンピュータ上の格納ディレクトリに対してソフトウェアの種類ごとに定めたソフトウェアの固定名称とバッチファイルの固定名称が入力されるごとに、前記記録媒体から複数のソフトウェアを順次読み出して前記ソフトウェアの種類ごとに定めたソフトウェアの固定名称に対応するディレクトリにコピーし、バッチファイルに前記バッチファイルの固定名称に対応して、同時にインストールした他のソフトウェアとの認識情報を設定することを特徴とするインストーラ。 - 他のソフトウェアとの認識情報を、バッチファイルに代わり、レジストリの形式に設定するようにしたことを特徴とする請求項3記載のインストーラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008105881A JP2009258905A (ja) | 2008-04-15 | 2008-04-15 | ソフトウェア選択プログラムおよびインストーラ |
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---|---|---|---|---|
US8789038B2 (en) | 2010-06-07 | 2014-07-22 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Information processing device, information processing method, and computer readable medium with function disabling |
JP2015162067A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | アプリケーション開発支援プログラム及びアプリケーション開発支援システム |
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