JP2009258642A - 電子楽器のペダル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アコースティックピアノのダンパーペダルと同様な操作感を実現し得る電子楽器のペダル装置を提供する。
【解決手段】レバー40はレバー支持部41に支持されている。レバー40は、ばね45によって付勢される。レバー40に連動する揺動抑制部材46に、摩擦発生部材47が当接して、レバー40の揺動方向と逆方向の摩擦力を発生させる。これによりレバー40の踏み込み量と反力の特性にヒステリシスを持たせる。
【選択図】図2

Description

本発明は、楽音の発生態様を制御するための電子楽器のペダル装置に関する。
従来から、電子楽器のペダル装置において、アコースティックピアノのペダルに似た操作感を得るようにすることは知られている。例えば、下記特許文献1では、踏み込み操作によって揺動するレバーと、レバーを付勢するための並列に設けた第1のばね及び第2のばねを備え、レバーの踏み込みが浅いときには第1のばねのみがレバーを付勢し、所定量以上踏み込まれているときは、第1のばね及び第2のばねがレバーを付勢するようにしている。したがって、演奏者は踏み込みの途中からペダルが重くなったような操作感を得る。このようにして、アコースティックピアノにおけるダンパーペダルの操作感を模擬しようとしている。
特開2004−334008号公報
アコースティックピアノにおいては、演奏者がペダルを踏み込み操作した場合、レバーの踏み込み量に対するレバーの反力にヒステリシスが生じる。アコースティックピアノのダンパーペダルを踏み込み操作した場合のレバー反力について、図12を用いて説明する。ダンパーペダルのレバーは、複数の可動部品、緩衝材、ばね及び軸を介してダンパーに連結されている。そのため、ペダル装置全体が有する粘性及び摩擦に起因して、図12に実線で示すようにレバーの踏み込み量に対するレバーの反力にヒステリシスが生じる。すなわち、演奏者は、踏み込みの往行程よりも復行程の方が、ペダルが軽く感じる。また、アコースティックピアノのシフトペダルにおいても、レバーが複数の可動部品、緩衝材、ばね及び軸を介して鍵盤に連結されているので、図12に破線で示すように、レバーの踏み込み量に対するレバーの反力にヒステリシスが生じる。そして、シフトペダルにおいては、鍵盤全体を横へ移動させるので、ダンパーペダルに比べて摩擦の影響が大きく、そのヒステリシス幅(踏み込みの往行程と復行程のレバーの反力の差)はダンパーペダルに比べて大きい。しかし、上記のような従来の電子楽器のペダル装置では、レバーがばねによって付勢されるのみであり、装置全体を構成する可動部品が少ない。そのため、装置全体が有する粘性及び摩擦が少なく、ヒステリシス幅が小さい。したがって、演奏者は、踏み込みの往行程と復行程でペダルの重さの差が感じられず、アコースティックピアノのペダルの操作感を完全には実現できなかった。また、ヒステリシス幅が小さいため、踏み込み力を少し変化させただけで踏み込み量が変化してしまい、楽音の発生態様の制御が困難であった。
本発明は前記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、レバーの踏み込み量に対するレバーの反力の特性にアコースティックピアノと同様なヒステリシスを持たせることにより、アコースティックピアノのペダルと同様な操作感を実現し、楽音の発生態様の制御が容易な電子楽器のペダル装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の特徴は、踏み込み操作により揺動するレバー(40,57)と、レバー(40,57)の踏み込み操作に対抗する反力をレバー(40,57)に与える付勢手段(45)とを備える電子楽器のペダル装置において、レバー(40,57)と連動し、レバー(40,57)の揺動を抑制する揺動抑制部材(46,46A,57a)と、支持部材(48,56)に支持されるとともに、揺動抑制部材(46,46A,57a)に当接して摩擦力を発生させる摩擦発生部材(47,47A)とを備え、レバー(40,57)の踏み込み量に対する反力の特性にヒステリシス特性を持たせたことにある。この場合、揺動抑制部材(46,46A)は、レバー(40)と別体に形成するとよい。また、この場合、揺動抑制部材(57a)は、レバー(57)と一体に形成してもよい。
上記のように構成した本発明によれば、レバー(40,57)に連動する揺動抑制部材(46,46A,57a)に対し、揺動方向とは逆方向の摩擦力を発生させることができるので、レバー(40,57)の踏み込み量に対する反力の特性にヒステリシスを持たせることができる。また、摩擦発生部材(47,47A)と揺動抑制部材(46,46A,57a)との接触面積の大きさ、摩擦発生部材(47,47A)の材質の変更などにより、揺動抑制部材(46,46A,57a)に発生する摩擦力を調整すれば、ヒステリシス幅を変更することができる。したがって、アコースティックピアノのダンパーペダルとシフトペダルのようにヒステリシス幅が異なっても、それぞれのペダルに対応した特性を再現することができる。すなわち、アコースティックピアノのペダルと同様な操作感を実現でき、楽音の発生態様の制御が容易なペダル装置を実現できる。また、揺動抑制部材(57a)をレバー(57)と一体に形成した場合は、部品点数を削減でき、組み立て工程上の作業量を削減することができるので、コストダウンできる。
また、本発明の他の特徴は、支持部材は、摩擦発生部材(47,47A)を揺動抑制部材(46,46A,57a)側に付勢することにより、摩擦発生部材(47,47A)を揺動抑制部材(46,46A,57a)に当接させるばね(48)としたことにある。また、支持部材は、揺動抑制部材(46,46A,57a)を吸引することにより、揺動抑制部材(46,46A,57a)を摩擦発生部材(47,47A)に当接させる磁石(56)としてもよい。さらに、揺動抑制部材(46,57a)は、摩擦発生部材(47)との当接面に対して垂直方向に弾性変形可能に形成されるようにしてもよい。
上記のように構成した本発明によれば、レバー(40,57)に連動する揺動抑制部材(46,46A,57a)に対し、揺動方向とは逆方向の摩擦力をより安定的に発生させることができるので、レバー(40,57)の踏み込み量に対する反力の特性に安定したヒステリシスを持たせることができる。したがって、アコースティックピアノのペダルと同様な操作感をアコースティックピアノに比べて簡易な構造で実現でき、楽音の発生態様の制御が容易なペダル装置を実現できる。
本発明の一実施形態に係るペダル装置が適用された電子楽器の全体構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るペダル装置の全体概略を示す斜視図である。 (A)及び(B)は本発明の実施形態に係るペダル装置の平面図及び側面図である。 前記実施形態の変形例に係るペダル装置の側面図である。 前記実施形態の他の変形例に係るペダル装置の全体概略を示す斜視図である。 (A)及び(B)は前記実施形態の他の変形例に係るペダル装置の平面図及び側面図である。 (A)及び(B)は、前記実施形態の他の変形例に係るレバーの平面図及び側面図である。 前記実施形態の他の変形例に係るペダル装置の全体概略を示す斜視図である。 (A)及び(B)は前記実施形態の他の変形例に係るペダル装置の平面図及び側面図である。 前記実施形態の他の変形例に係るペダル装置の全体概略を示す斜視図である。 (A)及び(B)は前記実施形態の他の変形例に係るペダル装置の平面図及び側面図である。 アコースティックピアノのレバーの踏み込み量に対する反力の変化特性を示す特性グラフである。
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1は本発明に係るペダル装置を適用した電子楽器の全体構成例についてのブロック図である。電子楽器10は、鍵盤11、ペダル装置12、複数のパネル操作子13、表示器14、音源回路15、コンピュータ部16、時計回路17及び外部記憶装置18を備えている。
鍵盤11は、演奏者の手によって操作されて、発生楽音の音高をそれぞれ指定する。鍵盤11の操作は、バス21に接続された検出回路22によって検出され、操作内容を表すデータ(例えば、ノートデータ、キーオンデータ、キーオフデータなど)が、バス21を介してコンピュータ部16に供給される。ペダル装置12は、演奏者の足によって操作されて、電子楽器10の楽音の発生態様を制御する。本実施形態においては、ペダル装置12は、演奏者の足による踏み込み操作により、発生される楽音にダンパー効果を付与するためのダンパーペダル装置又は発生される楽音の音色を変化させるためのシフトペダル装置である。各ペダル装置12の操作は、詳しくは後述するように、バス21に接続された検出回路23によって検出され、操作内容を表すデータがバス21を介してコンピュータ部16に供給される。複数のパネル操作子13は、電子楽器の動作を設定するためのものである。パネル操作子13の操作は、バス21に接続された検出回路24によって検出され、操作内容を表すデータがバス21を介してコンピュータ部16に供給される。表示器14は、液晶ディスプレイ、CRTなどで構成され、文字、数字、図形などを画面上に表示する。表示器14はバス21に接続された表示回路25によって制御され、表示内容が、バス21を介して表示回路25に供給される表示用の指示信号及びデータにより指定される。
音源回路15は、バス21に接続されていて、コンピュータ部16からバス21を介して供給される楽音制御データ(ノートデータ、キーオンデータ、キーオフデータ、音色制御データ、音量制御データなど)に基づいてディジタル楽音信号を生成し、生成したディジタル楽音信号を効果回路26に供給する。効果回路26は、バス21に接続されていて、コンピュータ部16からバス21を介して供給される効果制御データに基づいて、供給されたディジタル楽音信号に効果を付してサウンドシステム27に供給する。前述したダンパーペダル装置及びシフトペダル装置の操作による効果は、音源回路15又は効果回路26でディジタル楽音信号に付与される。サウンドシステム27は、D/A変換器、アンプ、スピーカなどからなり、前記供給された効果の付与されたディジタル楽音信号をアナログ楽音信号に変換して、同アナログ楽音信号に対応した楽音を放音する。
コンピュータ部16は、バス21に接続されたCPU16a、RAM16b、ROM16cに加えて、CPU16aに接続されたタイマ16dからなり、プログラムの実行により、電子楽器10を制御する。時計回路17は、継続的に日時を計測する。外部記憶装置18は電子楽器10に組み込まれたハードディスク及びフラッシュメモリ、電子楽器10に接続可能なコンパクトディスクなどの種々の記録媒体と、同各記録媒体に対するドライブユニットを含むものであり、大量のデータ及びプログラムの記憶及び読み出しを可能にしている。
電子楽器10は、さらに、ネットワーク用インターフェース回路28及びMIDIインターフェース回路29を備えている。ネットワーク用インターフェース回路28は、電子楽器10を、通信ネットワークNWを介してサーバ装置30に交信可能に接続する。MIDIインターフェース回路29は電子楽器10を、他の電子楽器又はシーケンサなどの外部MIDI機器31に交信可能に接続する。
次に、本発明に係るペダル装置12について詳しく説明する。ダンパーペダル装置とシフトペダル装置は、レバーの反力の特性が異なるが、構成は同様であるので、以下両者を共にペダル装置12として説明する。図2は本実施形態に係るペダル装置12の全体概略を示す斜視図である。また、図3(A)及び図3(B)はペダル装置12の平面図及び側面図である。レバー40は、長尺状の板状部材で、前部(図3において左側)が踏み込み部であり、幅広となっている。レバー40は、後部にてフレームFRに設けられたレバー支持部41に支持され、回転中心42を中心として、前端部を上下方向に揺動可能としている。フレームFRの前部には、フェルトなどの衝撃吸収材によって構成された長尺状の下限ストッパ43が横方向に延設されてフレームFRに固定されている。この下限ストッパ43はレバー40の前部の下方への変位を規制する。なお、フレームFRとは、ペダル装置12の種々の部品を支持するための構造体及びペダル装置12のハウジング自体を意味する。また、レバー40の中間部上方には、下限ストッパ43と同様な上限ストッパ44がフレームFR上に固定されており、レバー40の前部の上方への変位を規制する。
レバー40の中間部下方には、ばね45がフレームFRに固定されていて、レバー40の前部を上方へ付勢している。また、レバー40の中間部上面には揺動抑制部材46が組み付けられている。
揺動抑制部材46は金属板を曲げ加工した部材で、レバー40の上面と平行な長方形の支持部46a、支持部46aの一方の長辺端側から垂直に起立する垂直部46b、垂直部46bの上端から支持部46aとは反対側に水平に延設された上面部46c、及び上面部46cの延設端から鉛直に垂下する当接部46dから構成される。揺動抑制部材46は支持部46aにて、レバー40の上面に固定される。当接部46dはペダルレバー40の側面との間に空間を有するようにして、ペダルレバー40の側面の外側に位置する。なお、この揺動抑制部材46においては、剛性が比較的高いが、弾性変形可能な、特に当接部46dは垂直方向に多少弾性変形する材料で構成される。
揺動抑制部材46の当接部46dの外側の面には、摩擦発生部材47が当接する。摩擦発生部材47は、人工皮革、フェルトなどから構成され、揺動抑制部材46と当接することにより、揺動抑制部材46との当接面に摩擦を発生させる。摩擦発生部材47は、支持部材としてのばね48によって支持され、揺動抑制部材46側に付勢されている。すなわち、摩擦発生部材47は、ばね48の一端側に固着されている。ばね48は、その他端にてフレームFRに固定された付勢部材支持部材49に固着されて支持されている。また、摩擦発生部材47は、図示しないガイド部材によって、揺動抑制部材46の当接部46dに垂直な方向にのみ移動可能となっている。
また、フレームFRの内側天井面には、レバー40の踏み込み量を検出するための踏み込み量センサ50が組み付けられている。この踏み込み量センサ50は、レバー40の上面までの距離を電気的又は光学的に(例えばレーザー光の反射により)検出することにより、レバー40の踏み込み量を検出する。なお、この踏み込み量センサ50は、検出回路23の一部を構成するものである。また、この踏み込み量センサ50に代えて、レバー40の上下変位量を機械的かつ電気的に(例えば可変抵抗により)検出するセンサを用いてもよい。
次に、上記のように構成したペダル装置12の動作を説明する。レバー40を踏み込み操作しない状態では、ばね45によって、レバー40の前部が上方に付勢される。したがって、レバー40の中間部上面が上限ストッパ44に当接してレバー40は静止し、図3(B)の状態となっている。
演奏者が、ばね45による付勢力に対抗してレバー40を踏み込むと、レバー40は、回転中心42を中心として、図3(B)にて反時計回りに回転し、レバー40の前部は下方へ変位する。このとき、揺動抑制部材46と摩擦発生部材47の間には、当接による摩擦が発生し、揺動抑制部材46には上向きの動摩擦力が働く。このとき、ばね48の付勢力によって揺動抑制部材46がレバー40の方向に僅かに弾性変形する。これにより、レバー40の操作時に発生するレバー40の左右方向のぶれを吸収し、揺動抑制部材46に対し、より安定した動摩擦力を発生させることができる。このようにして、レバー40には、ばね45の付勢力に加えて、動摩擦力による反力が与えられる。そして、レバー40の中間部下面が下限ストッパ43に当接すると、レバー40の前部の下方への変位が規制される。
次にレバー40の踏み込み操作を解除すると、ばね45の付勢力によって、レバー40は、回転中心42を中心として、図3(B)にて時計回りに回転し、レバー40の前部は上方へ変位する。このとき、揺動抑制部材46と摩擦発生部材47の間には、当接による摩擦が発生し、揺動抑制部材46には下向きの動摩擦力が働く。また、踏み込み時と同様に、揺動抑制部材46は弾性変形するので、揺動抑制部材46には安定した動摩擦力が与えられる。このようにして、レバー40には、ばね45の付勢力から動摩擦力を差し引いた力が反力として与えられる。そして、レバー40の中間部上面が上限ストッパ44に当接すると、レバー40の前部の上方への変位が規制され、元の状態(図3(B))に復帰する。また、上記のようなレバー40の踏み込み操作は、踏み込み量センサ50によって検出されて、ペダルの種類(すなわちダンパーペダル装置又はシフトペダル装置)及びレバー40の踏み込み量に応じて、ペダル操作の効果が発生楽音に付与される。
上記のように構成した本実施形態に係るペダル装置12においては、揺動抑制部材46に、レバー40の揺動方向と逆方向の摩擦力を与えることにより、レバー40の踏み込み量とレバー40の反力の特性に、図12に示すアコースティックピアノと同様なヒステリシスを持たせることができる。揺動抑制部材46と摩擦発生部材47との接触面積の大きさ、摩擦発生部材47の材質、ばね48のばね定数の変更などにより、揺動抑制部材46に発生する摩擦力を変更することができるので、アコースティックピアノのダンパーペダル及びシフトペダルのそれぞれのヒステリシス特性を再現できる。
また、レバー40の反力にヒステリシスを持たせたので、目標のレバー40の踏み込み量を保持するための踏み込み力の許容範囲を広くすることができる。この点について、図12に実線で示すダンパーペダルのヒステリシス特性を用いて説明する。例えば踏み込み量をAHに保持した後、レバー40を再度踏み込む操作又は再度戻す操作をした場合、レバー40が動き出す直前には、レバー40に静止摩擦力が働く。したがって、再度踏み込む操作をする場合、レバー40が動き出す直前の反力は、レバー40に動摩擦力が働くときの反力(図示FH)よりも大きい(図示FHA)。一方、再度戻す操作をする場合、レバー40が動き出す直前の反力は、レバー40に動摩擦力が働くときの反力(図示FL)よりも小さい(図示FLA)。すなわち、演奏者が踏力を増加させてFHAを超えなければ、踏み込み量は増加せず、一方、踏力を減少させてFLAを下回らなければ、踏み込み量は減少しない。したがって、目標の踏み込み量を保持することが容易になり、楽音の発生態様の制御が容易になる。これは、シフトペダルについても同様である。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
上記実施形態においては、揺動抑制部材46をレバー40の上面に固定するようにした。しかし、これに代えて、図4に示すように、レバー40に連動して揺動する可動支持部材51を設け、可動支持部材51に揺動抑制部材46を固定するようにしてもよい。図4に示す変形例においては、レバー40は中間部にてフレームFRに設けられたレバー支持部52に支持され、回転中心42を中心として、前端部を上下方向に揺動可能としている。レバー40は、上記実施形態と同様の下限ストッパ43及び上限ストッパ44により、揺動範囲が規定される。また、センサ50によってレバー40の変位が検出される。レバー40の後部の上面に設けた凹部40aには、駆動ロッド53の下端が侵入して当接している。駆動ロッド53は、上下に延設された棒状の部材で、図示しないガイド部材によりガイドされ、レバー40の揺動に伴って上下方向にのみ移動可能になっている。駆動ロッド53の上端は可動支持部材51の前部の下面に設けた凹部51aに侵入して、その上底面に当接している。
可動支持部材51は、前後方向に延設された板状の部材で、後端部にて、フレームFRに固定された支持部54に支持され、前端部が上下方向に揺動可能となっている。可動支持部材51の前部の上方には、可動支持部材上限ストッパ55がフレームFRに固着されており、可動支持部材51の前部の上方への変位を規制する。また、ばね45がフレームFRと可動支持部材51の上面との間に設けられている。ばね45の下端は、可動支持部材51の前部の上面に設けられた凹部51bに侵入して、その底面に固着されて支持されている。一方、ばね45の上端は、可動支持部材51の上方のフレームFRに固定されている。そして、ばね45は、可動支持部材51及び駆動ロッド53を介してレバー40の前端を上方へ付勢する。可動支持部材51の中間部には上記実施形態と同様の揺動抑制部材46が組み付けられている。また、上記実施形態と同様に、摩擦発生部材47、ばね48及び付勢部材支持部材49が設けられ、摩擦発生部材47が揺動抑制部材46に当接している。
このように構成しても、レバー40の踏み込み操作に連動して可動支持部材51が揺動し、可動支持部材51に設けられた揺動抑制部材46とばね48に支持された摩擦発生部材47との間に可動支持部材51の揺動方向とは反対方向の動摩擦力を発生させることができる。可動支持部材51は、ばね45の反発力及び前記動摩擦力の合力によって付勢されるが、この付勢力は駆動ロッド53を介してレバー40に伝達され、レバー40の踏み込み操作に対する反力となる。したがって、上記実施形態と同様に、レバー40の踏み込み量と反力の特性に、アコースティックピアノと同様なヒステリシスを持たせることができる。
また、上記実施形態及びその変形例においては、摩擦発生部材47を揺動抑制部材46側に付勢して当接させるために、ばね48を用いた。しかし、図5及び図6に示すように、磁石56を用いてもよい。すなわち、磁石56が揺動抑制部材46の当接部46dに対向するように、付勢部材支持部材49に固着される。摩擦発生部材47は、磁石56の当接部46dに対向する面に固着される。この場合、揺動抑制部材46は磁性体で構成される。他の構成は上記実施形態と同様である。
上記のように構成した変形例においても、揺動抑制部材46の当接部46dが磁石56の磁力によって引き寄せられ、摩擦発生部材47が揺動抑制部材46の当接部46dに当接する。磁石56の磁力は、磁石56からの距離の2乗に反比例する。磁石56と揺動抑制部材46の当接部46dとの距離は、摩擦発生部材47の厚さで決まるが、摩擦発生部材47の厚さはほぼ均一であるので、演奏中に磁石56が揺動抑制部材46の当接部46dを引き寄せる力の変動は小さい。そのため、レバー40の揺動方向とは逆方向のさらに安定した動摩擦力を揺動抑制部材46に与えることができ、レバー40の踏み込み量と反力の特性にアコースティックピアノと同様なヒステリシスを持たせることができる。
また、上記実施形態においては、レバー40とは別体の揺動抑制部材46をレバー40の上面に固定するようにした。これに代えて、揺動抑制部材57aを一体的に備えたレバー57としてもよい。図7(A)及び図7(B)はレバー57の平面図及び側面図である。この場合、図示のように、レバー57の後部は前部に比べて薄板状になっていて、レバー57後部の側面に平面板状の揺動抑制部材57aを一体的に備えるようにする。そして、揺動抑制部材57aに摩擦発生部材47を当接させるようにすればよい。また、上記可動支持部材51を有する変形例においては、レバー57と同様に、可動支持部材51の側面に平面状の揺動抑制部材を一体的に備えるようにすればよい。
また、上記実施形態及びその変形例においては、摩擦発生部材47をばね48によって揺動抑制部材46側に付勢して摩擦発生部材47と揺動抑制部材46の当接部46dを当接させるようにした。また、上記実施形態の他の変形例においては、揺動抑制部材46を磁石56によって摩擦発生部材47側に付勢して摩擦発生部材47と揺動抑制部材46の当接部46dを当接させるようにした。しかし、図8及び図9に示すように、ばね48及び磁石56を省略して、摩擦発生部材47自体の弾性力によって、摩擦発生部材47と揺動抑制部材46を当接させるようにしてもよい。この場合、揺動抑制部材46の当接部46dの弾性変形量を小さくしてもよいし、弾性変形しないようにしてもよい。
また、付勢部材支持部材49自体が揺動抑制部材46の当接部46dに垂直な方向に多少弾性変形するように構成してもよい。さらに、図10及び図11に示すように、揺動抑制部材46Aとしての人工皮革、フェルトなどをレバー40に固着しておき、摩擦発生部材47Aとして垂直部及び水平部からなる金属板を採用し、その水平部にて支持部材としてのフレームFRに固定し、その垂直部を揺動抑制部材46Aに当接させてもよい。
このように構成すれば、部品点数を削減でき、組み立て工程上の作業量を削減することができるので、コストダウンできる。
また、上記実施形態及びその変形例においては、ペダル装置12を電子楽器のダンパーペダル及びシフトペダルに適用した。しかし、上記ペダル装置12は、電子楽器のソステヌートペダルにも適用されるものである。
10・・・電子楽器、11・・・鍵盤、12・・・ペダル装置、15・・・音源回路、16・・・コンピュータ部、40,57・・・レバー、41・・・レバー支持部、43・・・下限ストッパ、44・・・上限ストッパ、45,48・・・ばね、46,46A,57a・・・揺動抑制部材、47,47A・・・摩擦発生部材、56・・・磁石

Claims (6)

  1. 踏み込み操作により揺動するレバーと、
    前記レバーの踏み込み操作に対抗する反力を前記レバーに与える付勢手段とを備える電子楽器のペダル装置において、
    前記レバーと連動し、前記レバーの揺動を抑制する揺動抑制部材と、
    支持部材に支持されるとともに、前記揺動抑制部材に当接して摩擦力を発生させる摩擦発生部材とを備え、
    前記レバーの踏み込み量に対する前記反力の特性にヒステリシス特性を持たせたことを特徴とする電子楽器のペダル装置。
  2. 前記支持部材は、前記摩擦発生部材を前記揺動抑制部材側に付勢することにより、前記摩擦発生部材を前記揺動抑制部材に当接させるばねであることを特徴とする請求項1に記載の電子楽器のペダル装置。
  3. 前記支持部材は、前記揺動抑制部材を吸引することにより、前記揺動抑制部材を前記摩擦発生部材に当接させる磁石であることを特徴とする請求項1に記載の電子楽器のペダル装置。
  4. 前記揺動抑制部材は、前記レバーと一体に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の電子楽器のペダル装置。
  5. 前記揺動抑制部材は、前記レバーと別体に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の電子楽器のペダル装置。
  6. 前記揺動抑制部材は、前記摩擦発生部材との当接面に対して垂直方向に弾性変形可能に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の電子楽器のペダル装置。
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