JP2009258290A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の搬送時や、設置現場への搬入時などに、操作パネルが機体の外面に出っ張るのを解消して搬送コストを減少し、あるいは搬入を容易化する。
【解決手段】機体の一側に配置した操作パネルを、パネル支持装置で姿勢変更自在に支持する。パネル支持装置のヒンジ構造と操作パネルとを連結構造を介して着脱可能に連結する。連結構造は、ヒンジ構造の側に設けられる第1連結体と、操作パネルの側に設けられる第2連結体と、第1連結体に連結した前記操作パネルを分離できない状態にロック保持するロック構造と、操作パネルと機体とを電気的に接続するコネクターとで構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、姿勢や向きを自由に変更できる操作パネルを備えている、複写機やファクシミリ機などに代表される画像形成装置に関する。操作パネルは、複写条件やファクシミリ条件などのパラメータを入力し、あるいは入力データやユーザーによって選定されたデータなどを表示できる。
本発明に関して、姿勢や向きを自由に変更できる操作パネルを備えた画像形成装置は、例えば特許文献1に公知である。そこでは、原稿読取面を開閉するプラテンカバーの前端に操作パネルを設けている。操作パネルは表示面がプラテンカバーの上面と面一になる状態と、表示面が機体前方へ向かって後傾する状態との間で起伏できるようにしてある。
同様の操作パネルを備えた画像形成装置は特許文献2に公知である。そこでは、機体上面に表示装置と一群の入力ボタンなどを備えた操作パネルが配置してある。表示装置は、その表示面が操作パネルの上面と面一になる状態と、表示面が機体前方へ向かって後傾する状態との間で起伏できるようにしてある。
本発明に関して、DVD再生装置の本体部に対して画像表示装置を着脱可能とすることが特許文献3に公知である。そこでは、画像表示装置と本体部との間に、本体部に装着した画像表示装置を分離できない状態でロック保持するロック機構と、電力および情報信号を授受するためのコネクターとが設けてある。
特開平4−165365号公報(第2頁右下欄2〜4行、第2図) 特開2007−15246号公報(段落番号0011、図14) 特開2005−119491号公報(段落番号0014、図5)
近年の画像形成装置における操作パネルのディスプレイは、表示すべき情報量が増加するのに伴って大形化する傾向にある。この種のディスプレイにおいては、例えばスキャナー機能によって読み込んだ複数ページの画像データを縮小して一覧表示し、あるいは選定された画像データの印刷プレビューを表示できる。このようにディスプレイが大形化するのに伴って、機体において操作パネルが占めるスペースも増え、そのため従来の機器配置のままでは、操作パネルを機体の外郭線内に収めることが困難になってきている。そのため、画像形成装置の搬送時や、設置現場への搬入時などに、機体外面に出っ張る操作パネルが邪魔になることがあり、搬送コストを減少し、あるいは画像形成装置の搬入を容易化するうえで、何らかの対策が求められていた。
本発明の目的は、操作パネルを着脱可能として、搬送時や設置現場への搬入時などに操作パネルが機体の外面に出っ張るのを解消し、以て画像形成装置の搬送コストを減少し、あるいは搬入を容易化できる画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、機体の一側に配置した操作パネルを、機体と操作パネルとの間に設けたパネル支持装置で姿勢変更自在に支持する。パネル支持装置のヒンジ構造と操作パネルとは連結構造を介して着脱可能に連結する。連結構造は以下の部材で構成する。ヒンジ構造の側に設けられる第1連結体。第1連結体に対応して操作パネルの側に設けられる第2連結体。第1連結体に連結した前記操作パネルを分離できない状態でロック保持するロック構造。操作パネルと機体とを電気的に接続するコネクター。
第1連結体は、ヒンジ構造の先端ブラケットと、先端ブラケットと一体に設けられる連結枠とで構成する。第2連結体は、操作パネルの後面において後向きに開口する凹部で構成する。以て、第1連結体と第2連結体とを前後に連結して、ロック構造でロック保持できるようにする。
第1連結体は、ヒンジ構造の先端ブラケットと、先端ブラケットと一体に設けられる連結枠とで構成する。第2連結体は、操作パネルの後面において一側面および下向きに開口する縦長の連結溝を含んで構成する。以て、第1連結体と第2連結体とを上下に連結して、ロック構造でロック保持できるようにする。
ロック構造は、第2連結体に臨む状態で操作パネルに組み付けられるロック体と、ロック体をロック付勢するロックばねと、ロック体をロックばねに抗してロック解除する解除具とで構成する。
ヒンジ構造は、ヒンジ先端に設けられる左右一対の先端ブラケットを含んで構成する。 一対の先端ブラケットに連結枠を橋渡し状に固定して第1連結体を構成する。
第1連結体と操作パネルとの対応位置に、電力および/または入出力信号を授受するコネクターを設ける。コネクターは、第1連結体と第2連結体との対向壁に設けた一対の接続端子で構成する。
本発明の画像形成装置においては、機体の一側に配置した操作パネルをパネル支持装置で姿勢変更自在に支持し、パネル支持装置のヒンジ構造と操作パネルとを連結構造を介して着脱可能に連結した。このように、操作パネルをヒンジ構造に対して着脱可能に連結すると、画像形成装置の出荷時や保管時などに、操作パネルをヒンジ構造から取り外して分離しておくことができる。したがって、搬送時や設置現場への搬入時などに、操作パネルが機体の外面に出っ張るのを解消して画像形成装置が占めるスペースを小さくでき、その分だけ画像形成装置の搬送コストを減少し、あるいは搬入を容易化できる。
また、第1連結体、第2連結体、およびロック構造などで連結構造を構成すると、第1連結体に連結した状態の操作パネルをロック構造で分離できない状態にロック固定できる。したがって、ユーザーの立ち位置に応じて操作パネルの姿勢や向きを変更する場合などに、操作パネルが第1連結体から分離し落下するのを確実に防止できるのはもちろん、必要時にはロック構造をロック解除して、操作パネルを簡単に取り外すことができる。
第1連結体を先端ブラケットと連結枠とで構成し、第2連結体を後向きに開口する凹部で構成する連結構造によれば、操作パネルと第1連結体とを前後に連結することで、第1・第2の両連結体を一体化してロック構造でロック保持できる。このように、操作パネルと第1連結体とを前後に連結する連結構造によれば、第1・第2の両連結体の双方を視認しながら、両者の位置合わせを容易にしかも確実に行なうことができるので、第1連結体に対する操作パネルの装着を簡便に行える。操作パネルの分離も簡単に行なえる。
第1連結体を先端ブラケットと連結枠とで構成し、第2連結体を操作パネルの後面で一側面および下向きに開口する縦長の連結溝を含んで構成する連結構造によれば、操作パネルと第1連結体とを上下に連結して、ロック構造でロック保持できる。このように、操作パネルと第1連結体とを上下に連結する連結構造によれば、第2連結体の一部を第1連結体に連結するだけで、操作パネルを自重で仮組み状態に保持できる。したがって、ロック構造がロック状態に切り換わる前の状態であっても、操作パネルが第1連結体から分離することはなく、操作パネルを組み付ける際に、誤って床へ落下させるような事故をよく防止できる。
操作パネルの第2連結体の側に組んだロック体と、ロックばねと、解除具とでロック構造を構成すると、ロック構造の全体を操作パネルの後面に位置させて、通常の使用状態においてロック構造が目立つのを防止して外観状の印象が煩雑になるのを防止できる。また、使用者が明確な意図の許に解除具を解除しない限りは、ロック構造をロック解除できないので、誤ってロック構造がロック解除されて、操作パネルが床面へ落下するなどの事故を確実に防止できる。
ヒンジ構造を左右一対の先端ブラケットを含んで構成し、一対の先端ブラケットに連結枠を橋渡し状に固定して第1連結体を構成すると、先端ブラケットと連結枠との相互補強作用によって、第1連結体の構造強度を向上できる。また、第1連結体の構造強度を向上できる分だけ、ヒンジ構造のヒンジ先端に設けられる連結構造の機械的強度を向上して、耐久性に優れた連結構造が得られる。
第1連結体と操作パネルとの対応位置に設けられるコネクターを、第1連結体と第2連結体との対向壁に設けた一対の接続端子で構成すると、両連結体を連結するだけで一対の接続端子を接続して、操作パネルと機体を電気的に接続できる。したがって、操作パネルをヒンジ構造に対して着脱するとき、別途コネクターを接続し、あるいは分離する必要がなく、その分だけ操作パネルの着脱の手間を軽減できる。コネクターは、操作パネルに対して、少なくとも電力を供給するためのコネクターであればよいが、操作パネルと機体との間で電力と共に入出力信号を授受するコネクターであってもよい。
(実施例) 図1から図9は、本発明に係る画像形成装置をコピー機能とファクシミリ機能を備えた複合機に適用した実施例を示す。図2において画像形成装置は、機体の大半の部分を占める記録部1と、記録部1の上方に設けられる画像読取部2などで構成する。記録部1は、画像記録装置や定着装置などで構成する。画像読取部2の上面には、原稿読取面を開閉するプラテンカバー3と、プラテンカバー3に設けられて画像読取部2に原稿を送る自動原稿搬送部(ADF)4が配置してある。画像読取部2の前面一側には、パネル支持台5が設けられ、その上面に操作パネル6が配置してある。
記録部1の内部には、給紙カセット9から画像記録装置および定着装置を経て排紙空間Sに至る用紙搬送経路が設けてある。記録部1は、給紙カセット9が組み付けられる四角箱型のハウジング10と、該ハウジング10の右側端から上方に連設されるサイドハウジング11とを有し、ハウジング10と画像読取部2との間に排紙空間Sが形成してある。これらハウジング10・11の前面には、化粧パネル12が装着される。化粧パネル12の前面の給紙カセット9よりも上方位置には前カバー13が設けられている。前カバー13は図示していないヒンジでハウジング10に対して上開き揺動可能に吊持されている。記録部1、画像読取部2、自動原稿搬送部4、両ハウジング10・11などによって画像形成装置の機体が構成されている。
図2に示すように、排紙空間Sは機体の前面および左側面において開口しており、排紙空間Sの右側面はサイドハウジング11によって、さらに後面側はサイドハウジング11に連続する筐体構造によって塞がれている。排紙空間Sの前開口面の右側上部に隣接して、先の操作パネル6が配置してある。なお、本発明における前後方向および左右方向は、図2に示す十字線と前・後・左・右の表記で定義する。このように、機体の前面一側に排紙空間Sを設け、排紙空間Sに隣接する機体の前面他側に操作パネルを配置することにより、排紙空間Sに排出されたプリント用紙などを取り出す際に、操作パネル6が邪魔になるのを防止できる。また、排紙空間Sを視認するときの視野が操作パネル6によって遮られることも防止できる。
先に説明したパネル支持台5は、ハウジング10の右側端に設けられるサイドハウジング11の前面上部に設けてあり、その左右寸法はサイドハウジング11の幅より大きく設定してある。パネル支持台5の上面は、前方下側に向けて下り傾斜してあり、その前端部は、閉じ状態における前カバー13の前端位置よりも後方側に位置している。
図2に示すように、操作パネル6は、扁平四角箱状のパネル本体15の上面にタッチパネル式のディスプレイ16と一群の入力ボタン17などを配置して構成する。ディスプレイ16、および入力ボタン17を操作することにより、複写条件やファクシミリ条件などを入力し、あるいは入力データなどを表示することができる。パネル本体15の前後寸法および左右寸法は、パネル支持台5の前後寸法および左右寸法よりも大きく設定してある。
上記の操作パネル6の姿勢や向きを変更自在とするために、操作パネル6とパネル支持台5との間に、操作パネル6を姿勢変更自在に支持するパネル支持装置を設ける。図3に示すようにパネル支持装置は、2軸ヒンジからなるヒンジ構造20と、ヒンジ構造20の外面を覆う中空のヒンジカバー21とで構成する。ヒンジ構造20と操作パネル6との間には、操作パネル6を着脱自在に装着するための連結構造22が設けてある。
図4においてヒンジ構造20は、左右一対の基端ブラケット23と、ヒンジ先端に設けられる左右一対の先端ブラケット24と、これら両ブラケット23・24に第1・第2の揺動軸25・26を介して連結される揺動アーム27などで構成する。第1揺動軸25の中心軸線と第2揺動軸26の中心軸線とは平行になっている。
基端ブラケット23は、機体に締結固定されるブラケットベース28の左右2個所に折り起し形成してある。左右の基端ブラケット23のそれぞれに、先の揺動アーム27の基端部分が、左右一対の第1揺動軸25で上下方向へ相対揺動可能に連結してある。左右の第1揺動軸25の中心軸は同一直線上に設けてある。基端ブラケット23の上縁後部と、前縁下部には、揺動アーム27の上下の揺動限界を規定するストッパー片30が折り曲げ形成してある。
揺動アーム27を任意の変位位置で位置保持するために、図4に示すように第1揺動軸25は摩擦抵抗付与手段を介してナット31で締結する。摩擦抵抗付与手段は、複数個の皿ばね32と、これら皿ばね32の両端に介装される平座金とで構成する。先のナット31を第1揺動軸25の雄ねじ部分に締め込むと、複数個の皿ばね32が扁平に弾性変形されて平座金と密着する。その結果、揺動アーム27の両側壁と左右の基端ブラケット23とが密着して所定の摩擦抵抗を生じる。これにより揺動アーム27は、設定値を超える操作力が作用する状態でのみ基端ブラケット23に対して揺動変位でき、常態においては先の摩擦抵抗によって任意の変位位置を保持できる。
先端ブラケット24はL字状のプレス金具からなり、左右の先端ブラケット24のそれぞれが、揺動アーム27の左右の側壁に、左右一対の第2揺動軸26で上下方向へ相対揺動可能に連結してある。左右の第2揺動軸26の中心軸は同一直線上に設けてある。操作パネル6を任意の変位位置で位置保持するために、第2揺動軸26は摩擦抵抗付与手段を介してナット33で締結する。皿ばね32を含む摩擦抵抗付与手段は、先に説明した摩擦抵抗付与手段と同じであるのでその説明を省略する。
連結構造22は、ヒンジ構造20の側に設けられる第1連結体36と、第1連結体36に対応して操作パネル6の側に設けられる第2連結体37と、ロック構造38と、操作パネル6に電力を供給するコネクター39などで構成する。
第1連結体36は、先の先端ブラケット24の遊端壁と、一対の先端ブラケット24の遊端壁を橋渡し状に連絡する連結枠41とで構成する。図4に示すように連結枠41は、左右一対の連結座42と、両連結座42の間に形成されて揺動アーム27の側へ向かって凹む接続壁43とを一体に備えている。左右の連結座42が、先の先端ブラケット24の遊端壁に接合し溶接されて、連結座42と先端ブラケット24の遊端壁とで第1連結体36を構成している。接続壁43には、絶縁基板44が固定され、その板面の下部に左右一対の接続端子45が、絶縁基板44の前表面に突出する状態で設けてある。符号46は、ヒンジ構造20の内部空間に沿って配線される給電線であり、その外面は揺動アーム27およびヒンジカバー21で覆われている。
第2連結体37は、操作パネル6のパネル本体15の後面に凹み形成した後向きに開口する凹部からなる。凹部の左右幅および上下高さは、先の第1連結体36の左右幅および上下高さに余裕寸法を加えた寸法に設定してある。操作パネル6を第2連結体37の開口面の側から、第1連結体36に対して後向きに差し込み操作することにより、操作パネル6を第1連結体36に連結してヒンジ構造20と一体化できる。このように、この実施例における連結構造22は、第1連結体36と第2連結体37とを前後に連結する。
上記のように、第1連結体36に対して外嵌状に装着した操作パネル6を分離できない状態でロック保持するために、図5から図7に示すようにロック構造38を設けている。ロック構造38は、パネル本体15でスライド案内支持される左右一対のロック体51と、ロック体51を移動付勢するロックばね53と、ロック体51をロックばね53の付勢力に抗してロック解除する解除具54とで構成する。ロック体51の内側端には上下一対のロック爪52が一体に設けられ、ロック体51の外側端には先の解除具54が一体に形成してある。
図7および図8に示すようにロック体51は、パネル本体15に設けたガイド部56で左右スライド自在に案内支持する。さらにガイド部56の内縁に設けた爪57(図8参照)で、ロック体51をパネル本体15に対して分離できない状態に保持している。左右のロック体51は、圧縮コイルばねからなるロックばね53で互いに接近する向きに進出付勢してある。これにより、第1連結体36と第2連結体37を連結した状態においては、ロック爪52の先端部分が第1連結体36の後面に接当して、第1連結体36を第2連結体37の内奥壁と協同して前後に挟持固定する。したがって操作パネル6を第1連結体36に対して分離できない状態に保持できる。ロック状態の解除具54をロックばね53の付勢力に抗してスライド操作すると、ロック爪52と第1連結体36との接当状態を解除して、操作パネル6を第1連結体36から簡単に取り外すことができる。なお、解除具54は、パネル本体15に開口した操作窓58を介して操作パネル6の後面に露出させてある。
上記のように、第1連結体36に装着した操作パネル6に対して電力を供給するために、連結枠41と第2連結体37との対応位置にコネクター39を設けている。コネクター39は、先に説明した接続端子45と、接続端子45に対応してパネル本体15に設けられる左右一対の接続端子59とで構成する。図6に示すように、第2連結体37の左右中央には嵌合部60が外膨らみ状に形成してあり、この嵌合部60の下側左右に、先の接続端子59が嵌合部60の後面から突出する状態で設けてある。第2連結体37を第1連結体36に連結した状態においては、嵌合部60が連結枠41の接続壁43に連続する凹部47に嵌り込んで、操作パネル6の左右遊動を規制している。なお、操作パネル6と機体との間の入力信号および出力信号の授受は無線送信によって行なわれる。
以上のように構成したパネル支持装置は、操作パネル6を第1揺動軸25と、第2揺動軸26の回りに変位操作して、ユーザーの立ち位置に応じて操作パネルの姿勢や向きを変更することができる。例えば、図3に示すように、揺動アーム27を下方限界まで揺動させ、さらに操作パネル6を起立させた状態にして、低い位置からでも操作パネル6を視認し、入力操作できるようにしている。常態においては、図3に示す位置から、操作パネル6を揺動アーム27の上面に倒しこんだ基本使用姿勢にして使用する。必要があれば、図9に示すように、揺動アーム27を起立操作し、さらに操作パネル6を後傾させた状態で使用できる。さらに、揺動アーム27を下方限界まで揺動させ、さらに操作パネル6を下向きに傾斜した状態で使用できる。
上記のように操作パネル6を基本使用姿勢にした状態では、その前端部分が機体の最も前方に位置する前カバー13の前側外郭線より前方に突出する。そのため、輸送時や保管時に画像形成装置が占めるスペースが、操作パネル6の突出寸法分だけ大きくなってしまう。しかし、本発明の操作パネル6は、第1連結体36に対して着脱できるようになっており、図1に示すように操作パネル6を第1連結体36から分離し、さらに揺動アーム27を起立操作することにより、画像形成装置の全体が占めるスペースを小さくできる。
操作パネル6を第1連結体36から取り外すときは、操作パネル6の左右側縁を両手で支持した状態のままで、解除具54を指先でロックばね53の付勢力に抗してロック解除方向へスライド操作する。この状態で操作パネル6の全体を手前側へ引き寄せることにより、第1連結体36と第2連結体37との連結状態を解除し、操作パネル6を第1連結体36から分離できる。第1連結体36から分離した操作パネル6は、機体の梱包材に設けた専用の収容スペースに収納して搬送する。このように、操作パネル6を機体から分離した状態で収納し搬送することにより、画像形成装置を輸送しあるいは一時保管する際に、装置全体が占めるスペースを小さくして、輸送または保管に要するコストを削減することができる。操作パネル6に画面サイズの大きなディスプレイ16が組み込んである場合でも、画像形成装置が占めるスペースを小さくし、荷姿をコンパクト化できる。
上記の実施例では、第1連結体36と第2連結体37を前後に連結したが、両連結体36・37は上下に連結することができ、その実施例を図10から図12に示す。そこでは、操作パネル6に設けた第2連結体37を第1連結体36に対して下向きに差し込み装着して、操作パネル6を第1連結体36を介してヒンジ構造20に連結できるようにした。
そのために、図11に示すようにパネル本体15の後面に凹み形成される凹部63と、凹部63の左右の内周側に形成される連結溝64とで第2連結体37を構成した。凹部63は後面および下面が開口してあり、連結溝64は下面と凹部63に面する側面とが開口してある。また、第1連結体36の左右側縁の上下中途部に切欠65を形成し、第1連結体36を第2連結体37に差し込み連結した状態において、ロック爪52が切欠65に落ち込んで、操作パネル6を分離できない状態にロック保持できるようにした。その他の構造は、実質的に先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。
上記のように、第2連結体37を第1連結体36に対して上下に連結する連結構造22によれば、連結溝64の下側一部を第1連結体36に連結するだけで、操作パネル6を仮組み状態に保持できる。したがって、切欠65にロック爪52が落ち込む前の状態であっても、操作パネル6が第1連結体36から分離することはなく、操作パネル6を組み付ける際に、誤って床へ落下させるような事故をよく防止できる。
図1〜図9に係る実施例では、第2連結体37を凹部で構成したがその必要はなく、後ろ向きに突出する突起で構成することができる。その場合には第1連結体36を凹部で構成して、この凹部内に第2連結体37を連結するとよい。同様に、図10〜図12に係る別実施例においても、第2連結体37を突起で構成し、第1連結体36を凹部で構成することができる。要は、第1連結体36と第2連結体37とは、互いに嵌り合う関係でありさえすればよい。左右の連結溝64は、それぞれ操作パネル6の外側方と下方とに開口する溝で形成することができる。
コネクター39は、電力に加えて、操作パネル6の入出力信号をも授受できるコネクターであってもよい。コネクターはコネクタープラグとコネクターソケットで構成することができる。その場合には、第2連結体37を第1連結体36に連結する動作を利用して、コネクタープラグとコネクターソケットを連結することができる。もちろん、第2連結体37を第1連結体36に連結し、ロック構造でロック固定したのち、コネクタープラグとコネクターソケットを手動で連結してもよい。
第1連結体36は、先端ブラケット24のみで、あるいは先端ブラケット24に固定した連結枠41のみで形成することができる。ヒンジ構造は2軸ヒンジである必要はなく、少なくとも1個のヒンジ軸を備えているヒンジであればよい。ロック構造は、左右一対ずつ設けるのが好ましいが、その必要はなく、第1連結体36と第2連結体37との間の少なくとも一個所に設けてあれば足りる。
操作パネルを分離した状態のパネル支持装置の平面図である。 画像形成装置の斜視図である。 操作パネルをヒンジ構造に連結した状態の一部破断側面図である。 ヒンジ構造および連結構造を示す斜視図である。 操作パネルと連結体を分離した状態の分解背面図である。 操作パネルのロック構造を示す横断平面図である。 図6におけるA−A線断面図である。 図7におけるB−B線断面図である。 揺動アームの上下揺動限界と操作パネルの前後傾動限界を示す説明図である。 連結構造の別の実施例を示す一部破断側面図である。 別の実施例に係る操作パネルと連結体を分離した状態の分解背面図である。 図10におけるC−C線断面図である。
符号の説明
6 操作パネル
20 ヒンジ構造
22 連結構造
23 基端ブラケット
24 先端ブラケット
25 第1揺動軸
26 第2揺動軸
27 揺動アーム
36 第1連結体
37 第2連結体
38 ロック構造
39 コネクター

Claims (6)

  1. 機体の一側に配置した操作パネルが、前記機体と前記操作パネルとの間に設けたパネル支持装置で姿勢変更自在に支持されており、
    前記パネル支持装置のヒンジ構造と前記操作パネルとは、連結構造を介して着脱可能に連結されており、
    前記連結構造は、ヒンジ構造の側に設けられる第1連結体と、
    前記第1連結体に対応して前記操作パネルの側に設けられる第2連結体と、
    前記第1連結体に連結した前記操作パネルを分離できない状態でロック保持するロック構造と、
    前記操作パネルと前記機体とを電気的に接続するコネクターとで構成してある画像形成装置。
  2. 前記第1連結体が、ヒンジ構造の先端ブラケットと、前記先端ブラケットと一体に設けられる連結枠とで構成されており、
    前記第2連結体が、前記操作パネルの後面において後向きに開口する凹部で構成されており、
    前記第1連結体と前記第2連結体とが前後に連結されて、前記ロック構造でロック保持してある請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1連結体が、ヒンジ構造の先端ブラケットと、前記先端ブラケットと一体に設けられる連結枠とで構成されており、
    前記第2連結体が、前記操作パネルの後面において一側面および下向きに開口する縦長の連結溝を含んで構成されており、
    前記第1連結体と前記第2連結体とが上下に連結されて、前記ロック構造でロック保持してある請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記ロック構造が、前記第2連結体に臨む状態で前記操作パネルに組み付けられるロック体と、前記ロック体をロック付勢するロックばねと、前記ロック体を前記ロックばねに抗してロック解除する解除具とで構成してある請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記ヒンジ構造が、ヒンジ先端に設けられる左右一対の先端ブラケットを含んで構成されており、
    前記一対の先端ブラケットに前記連結枠を橋渡し状に固定して前記第1連結体が構成してある請求項2から4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記第1連結体と前記操作パネルとの対応位置に、電力および/または入出力信号を授受するコネクターが設けられており、
    前記コネクターが、前記第1連結体と前記第2連結体との対向壁に設けた一対の接続端子で構成してある請求項2から5のいずれかに記載の画像形成装置。
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