JP2009257748A - 自動車用加熱空調ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却モードと加熱モードの両方で、単一方向に冷媒を循環させる冷媒回路を持つ加熱と空調装置に関し、CO2のような新冷媒は作動圧力が高く車両内に簡単には搬入できない。よって、二次回路を使用し冷媒流体を出来る限り小さく閉じ込め、如何なる漏洩も避けるため外部の媒体との接続を可能な限り少なくする。
【解決手段】冷媒回路は、二次的な各液体回路と熱交換する3つの特有のユニットを備える。冷媒は、二次回路8と熱交換する蒸発ユニット6と、二次回路12と熱交換する冷却ユニット10と、二次回路16と熱交換する可逆ユニット14との間を循環している。二次回路8を循環するクーラントは車室の空気を冷却するために使用される。よって、このCO2冷媒は、密閉された閉回路内で非常に小さくコンパクトなケース内に維持され、冷媒通路が短くなるので、冷媒漏れのあらゆるリスクはなくなり、信頼性と保守性の両方の点でシステムは改良される。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用の加熱空調装置に関する。
具体的に言うと、本発明は、冷却モードと加熱モードの両方で、単一方向に冷媒を循環させる冷媒回路を備えている加熱空調装置に関し、この冷媒回路は、二次的な各液体回路と熱交換しうる3つの特有のユニットを備えている。
技術と自動車市場の発展につれて、加熱と冷却の制御回路に対する要求が大きく増している。その結果、現代の加熱空調装置は、モジュール方式と特徴において、ますます複雑になってきている。
この問題は、装置を高出力のものとし、かつ、車両前部のインストルメントパネルの下部に、比較的大きな容積を占めるものとすることによって避けられてきた。
同時に、このシステムの環境や効率に関する規制が著しく増大してきている。そのため、複雑な装置とともに、極限の状態で作動させられる、従来のもの以上に高度化された冷媒が使用されるに至っている。
ハイブリッド車や電気自動車のような新しい自動車技術の発達に伴い、新しい挑戦が必要となっている。例えば電気式エンジンは、熱エンジンよりも熱の発生が少ない。そのため、この種の車両においては、この熱を、加熱目的のために、簡単に利用することはできない。
従来技術と比較して、熱制御が良好で、かつ、消費出力が小さい加熱空調装置に対する現代の要求を考える時、上記の要素は、在来の加熱空調装置を時代遅れにしてしまう傾向がある。数種類の冷媒(R134a,R744,,,)、内燃機関(ICE)、マイクロハイブリッド車(μHV)、ハイブリッド車(HV)、燃料電池車(EV)などのパワートレイン、そして車両における異なる快適レベル(マルチゾーン制御、後席制御)を保つための多種多様なエアコンシステムにより市場が分断されているにも拘わらず、コストと品質に妥協することなく、市場の多様性を満たすエアコンシステムを供給する必要性があり、この状況は、次第に厳しいものとなっている。そのため、市場の多様性に関わりなく競争力を維持するために、モジュール方式と自在性と新規格とを結合した、新しい技術思想が市場において求められている。
本発明は、上述の状況を改善するものである。
この目的のために、本発明は、冷却モードと加熱モードの両方で、単一方向に冷媒を循環させる冷媒回路を備えている加熱空調装置において、冷媒回路は、二次的な各液体回路と熱交換する下記の3つの特有のユニットを備えている自動車用の加熱空調装置を提供するものである。
−冷却モードで作動する時に、冷媒を蒸発させる蒸発ユニット。
−加熱モードでの作動と同様に、冷却モードで作動する時に、冷却または冷媒の凝縮をする冷却ユニット。
−加熱モードで作動する時に、冷媒を蒸発させ、冷却モードで作動する時に、冷却または冷媒の凝縮をする可逆ユニット。
本発明の装置は、加熱空調装置が車両の冷暖房の心臓部になるので、特に有利である。二次回路を使用することにより、車両に、高い自在性と組合せ方式を備える国際的な熱交換ユニットを提供することができる。
適切な二次回路を使用することにより、エネルギーの消費を抑え、性能係数(COP)を高めることができる。もし熱交換装置の中に、仲介者として、二次回路を単に設けただけでは、冷却と加熱の双方において、熱交換するための付加的な温度差が生じるので、冷却と加熱の発生システムの全体効率は減少する。本発明においては、二次回路は、新しい機能を実行するための手段となっている。この付加的な機能の全ては、二次回路の基本的な欠点のバランスをとって、A/Cシステムの全体効率を改良するのに役立っている。
また、作動圧力が高いCO2のような新しい冷媒は、車両内に簡単に搬入することはできないので、二次回路の使用は好ましいことである。従って、冷媒流体を出来る限り小さく閉じ込め、漏洩を可能な限り避けるために、外部の媒体との接続を、できるだけ少なくする必要がある。またこれにより、例えばR152aのように、可燃性や毒性の恐れがあるために、車室内で循環させるのに使用不可とされる可能性が高い代替冷媒を使用することが可能となる。
本発明の他の態様においては、次の特徴を備えている。
−冷媒は、冷却モードと加熱モードの双方において、冷媒回路を一定の方向に循環する。
−さらに、加熱モードと冷却モードを切り替えるために、可逆ユニットの下流と、蒸発ユニットの上流に第1バイパス弁を設け、可逆ユニットの上流と冷却ユニットの下流に、第2バイパス弁を設ける。
−さらに、可逆ユニットの下流と蒸発ユニットの上流に、第1膨張弁を設け、可逆ユニットの上流と冷却ユニットの下流に、第2膨張弁を設ける。
−加熱モードにおいて、第1バイパス弁は、第1膨張弁をバイパスして、冷媒を第1蒸発ユニットへ直接に向かわせる。この場合、第1バイパス弁は、第1膨張弁と平行であり、その入口は、第1膨張弁の入口と接続されており、その出口は、第1膨張弁の出口と接続されている。変形例として、第1バイパス弁の入口を、内部熱交換器の出口と第1膨張弁の入口との間に接続し、その出口を、蒸発ユニットが使用している同じ気液分離器の入口を使用するか、専用の気液分離器の入口を使用して、気液分離器に接続することにより、第1膨張弁をバイパスし、冷媒を気液分離器に直接に向かわせる。別の変形例として、第1バイパス弁により、可逆ユニットの出口を圧縮機の入口に直接に接続させることにより、冷媒を内部熱交換器に流動させないようにする。第2バイパス弁は閉鎖され、冷媒は第2膨張弁へ送られる。
−冷却モードにおいて、第1バイパス弁は閉鎖されて、冷媒は第1膨張弁に送られ、第2バイパス弁は、冷媒を可逆ユニットに向かわせる。
−各バイパス弁を、逆に、すなわち反対に制御する。
−蒸発ユニットは、少なくとも1つの蒸発器を備えている。例えば、A/Cシステムの性能を改善するために、エジェクタを付加する時には、2つの蒸発器を使用してもよい。本発明においてエジェクタを使用する場合には、バイパス弁は加熱モードで駆動され、エジェクタによって発生する圧力低下を避けるために、冷媒を、内部熱交換器から気液分離器に向かわせる。従って、このバイパス弁は、上記のように、内部熱交換器と気液分離器の間に位置しているのが好ましい。このモードにおいて、もしエジェクタに、可変オリフィス部または可変絞りノズルが設けられていると、第1膨張弁を削除することができる。この第1膨張弁をなくすことにより、可逆ユニットの出口と蒸発ユニットの入口の間の冷媒回路の部分は、全く自由であって、何等の制限もない。この「制限」とは、ある機能が、温度を下げるために、冷媒を膨張させて、圧力を低下させることを意味している。
もし、エジェクタに固定オリフィスが設けられている場合、A/Cシステムの全機能面におけるエジェクタの性能を向上させるために、この第1膨張弁の使用を継続することができる。
−可逆ユニットは、少なくとも1つの熱交換器を備えている。変形例として、異なる温度基準で作動する2つの熱交換器を、全体の熱効率を改善するために使用する。
−蒸発ユニットは、車室に接続可能な二次回路を備えている。
−冷却ユニットは、少なくとも2つの分岐路を有する二次回路を備えており、第1の分岐路は、車室と接続可能であり、第2の分岐路は、車両の先端部と接続可能である。
−可逆ユニットは、熱交換器の数により、1つまたは2つの分岐路を有する二次回路を備えている。
−さらに、蒸発ユニットと冷却ユニットの間の冷媒回路に、最も好ましくは、電動式の圧縮機と、気液分離器が設けられている。可逆ユニットと気液分離器の下流であって、圧縮機と第1バイパス弁または蒸発ユニットの上流に、内部熱交換器が設けられている。
小型ユニットとして作られているので、ケースを小さくし、冷媒量を低減させることができる。
本発明の上記以外の特徴と有利な点は、以下の詳細な説明と添付図面により、容易に明らかになると思う。
本発明の加熱空調装置の全体図で、第1バイパス弁の2つの第1位置を示す。 本発明の加熱空調装置の冷却作動モード(ACモードと称する)を示す。 本発明の加熱空調装置の加熱作動モード(HPモードと称する)を示す。 第1バイパス弁を第2位置で使用している本発明の加熱空調装置の第2実施例を示す。 図1の加熱空調装置の第3実施例を示す。 冷却モードで使用されている図1の加熱空調装置の第4実施例を示す。 加熱モードで使用されている図6と同じ構成を示す。
図面と下記の記述においては、本発明の特徴を明確にするための要素を備えている。従ってこれらは、本発明の理解を高めるのに役立ち、場合によっては、それを定義する助けにもなる。
図1は、本発明の加熱空調装置の基本的な原理図である。単純化のために、この図においては、熱交換器類は、輪郭のみが示されている。熱力学サイクルを完成させるのに必要な全ての技術的要素については、実施例をもって詳述する。
加熱空調装置20は、冷媒循環用の閉回路4を備えている。冷媒は、R143a,CO2, R152a,1234YF、又は、他の適切な数種類のものである。
ある流体は、可燃性であったり、高圧での作動が必要になったりする。従って、この冷媒を、密閉された閉回路内で、非常に小さくてコンパクトなケース内に保持することは重要である。それにより、冷媒通路が短くなるので、冷媒の漏れについてのおそれは小となり、信頼性と保守性の両方の点で、システムを改良することができる。
冷媒は、二次回路8と熱交換する蒸発ユニット6と、ホットクーラント二次回路12と熱交換する冷却ユニット10と、可逆二次回路16と熱交換する可逆ユニット14との間を循環する。
下記の説明からさらに容易に理解されるように、冷却モードで作動するとき、蒸発ユニット6は、冷媒を蒸発させる蒸発ユニットとして形成され、冷却ユニット10は、加熱モードでの作動と同様に冷却モードで作動するとき、冷媒を冷却する冷却ユニットとして形成され、可逆ユニット14は、加熱モードで作動するときは冷媒を蒸発させ、冷却モードで作動するときは冷媒を冷却する可逆ユニット14として形成されている。
二次回路で使用される流体は、一般的に「水」である。しかし、この流体は、凍結を防ぐために、水にグルコールを混合したものが典型的である。二次回路にどんなタイプの熱交換流体も使用することができ、各二次回路には、水とグリコールが異なる割合で混合されている特殊な流体を使用してもよい。下記の説明において、二次回路に使用される流体を、クーラントと呼ぶ。
蒸発ユニット6において、冷媒は加熱され、二次回路8を循環するクーラントは冷却される。
その結果、二次回路8を循環するクーラントは、車室の空気を冷却するために使用される。
蒸発ユニット6は、通常少なくとも1つの蒸発器を備えている。この蒸発ユニット6は、入口100を経由して回路4と接続され、出口101は、気液分離器2の入口102と接続されている。この気液分離器の出口103は、内部熱交換器3の低圧回路104と接続されている。この低圧回路104は、圧縮機の入口105と接続されている。圧縮機の出口106は、冷却ユニット10の入口107と接続されている。
冷却ユニット10において、冷媒は冷却され、かつ、ホットクーラント回路12内の冷媒は加熱される。冷却ユニット10は、第2膨張弁25と接続されている出口108を備えている。
結果的に、ホットクーラント回路12を循環するクーラントは、車室に吹き出す空気の暖気用として、又は車両の他の高温部位で熱交換するクーラントを供給するために使用される。
通常の冷却ユニット10は、凝縮器、または冷媒としてCO2が使用されるときに、ガスクーラとして作動する少なくとも1つの熱交換器を備えている。
回路4はまた、冷却ユニット10と可逆ユニット14とを連結する第2膨張弁25を備えている。この膨張弁は、電子制御膨張弁、温度調整弁、またはオリフィスチューブである。第2バイパス弁26が、第2膨張弁25と平行に設けられており、その入口と出口は、第2膨張弁25の入口と出口にそれぞれ接続されている。
可逆ユニット14においては、状況が異なっている。可逆ユニット14は、ガスクーラ、凝縮器、または蒸発器として機能する熱交換器である。この可逆性の効果については、下記するところより、容易に理解しうると思う。
その結果、可逆ユニット14における冷媒は、冷却されるか、または加熱され、可逆第ニ回路16のクーラントは、車両の他の部位の冷却か加熱用として使用される。
可逆ユニット14は、第2膨張弁25の出口と接続されている入口109を備えている。又、可逆ユニット14は、内部熱交換器3の高圧回路111と接続されている出口110を備えている。この高圧回路111の出口は、第1膨張弁21に接続されて、閉回路4が作られている。
通常、可逆ユニット14は、少なくとも2つの熱交換器を備えており、ガス冷却または凝縮モード(ACモード)と、蒸発モード(HPモード)間の自在性を高めることができる。しかし、単一の熱交換器とすることも可能であり、特定の場合には、3つ以上の熱交換器を設けることもできる。
下記するところから明らかになるように、加熱空調装置20は、2つのモードで作動する。
−冷却モード(又は夏モード、又はACモード)において、冷却ユニット10と可逆ユニット14は冷媒を冷却するか凝縮させ、蒸発ユニット6は、冷媒を蒸発させるか加熱する。
−加熱モード(又は冬モード、又はHPモード)において、蒸発ユニット6はバイパスされるか、不使用とされる。冷却ユニット10は、冷媒を冷却して凝縮させ、可逆ユニット14は、冷媒を加熱して蒸発させる。
上記両方のモードにおいて、冷媒は、回路4をバイパス手段によって、同一方向に循環する。この構成と機能により、設計の自在性を高めることができる。
この実施例における冷媒はCO2であり、この実施例における補足的な要素のすべてはCO2を例とした場合に特有のものである。他の冷媒を使用するときには、他の要素を使ったり、追加したりする。
図2においては、蒸発ユニット6内に単一の蒸発器6aが使用されており、可逆ユニット14内に、2つの蒸発器14aと14bが使用されている。蒸発器6aで冷却エネルギーを得るのに必要な圧力低下を発生させるために、第1膨張弁21が作動する。空気と交差する標準的な蒸発器と異なり、この蒸発器6aは、冷媒とクーラント回路8のクーラントとの間で冷却エネルギーを熱交換する。その後、この冷却エネルギーは、車両内の必要部位に分配される。
図2は、他の二次回路であるホットクーラント回路12を示している。この回路12は、冷却ユニット10の水ガス予冷器10aと接続されている。この水ガス予冷器10aの目的は、ホットクーラント回路12内を循環しているクーラントと高温で熱交換することである。このホットクーラント回路に接続されて、車両の前端に位置している熱交換器を経て、この非常に高温のエネルギーは外気に放出される。このホットクーラント回路12はまた、車室内に位置している水熱交換器と接続されている。この水熱交換器は、主として加熱モードで使用される。
可逆第2回路16は、2つの特有な回路16aと16bを備えている。第1回路16aは、可逆ユニット14の水サブクーラ14aと接続され、第2回路16bは、可逆ユニット14の水サブクーラ14bと接続されている。
2つの熱交換器を使用する利点の1つは、冷却と加熱の2つのモードの温度水準で作動し、異なる温度水準で、2つの第2回路を使用することである。外部熱源を異なる温度に設定することにより、熱力学サイクルの効率を改善することができる。
しかし、冷媒の特性と設置上の制約により、或いは特定用途のために必要なときには、可逆ユニット14は、単一の熱交換器を備えていても良い。
これらの熱交換器14aと14bの出口で、第1回路16aと第2回路16bは、車両の外気によって冷却される熱交換器と連結されている。
図2は、3段階の冷却効果を発揮しうるACモードを示している。すなわち、初めは水ガス予冷器10a、次に水ガスクーラ14b、最後に水-サブクーラ14aである。CO2のような冷媒の場合、これらの3つの水ガスクーラに分割することにより、車両の前端で得られるよりも効率良く、最も高い冷却容量を使用することができる。例えば、ガス予冷器の冷媒は、入口で165℃前後であるが、90℃の水と熱交換し、ガスクーラの冷媒は、入口で120℃前後であるが、60℃の水と熱交換し、サブクーラの冷媒は、入口で70℃前後であるが、外気温に近い水と熱交換する。
その後冷媒は、内部熱交換器3の高圧回路111内を流動する。第1膨張弁21が作動する一方で、第1バイパス弁22は完全に閉止している。
内部熱交換器3内で、冷媒は、高圧回路111と抵圧回路104との間で熱交換する。この内部熱交換器3内の高圧回路111は、可逆ユニット14の出口と接続している入口から始まり、第1膨張弁21の入口と接続している出口で終わっている。
内部熱交換器3は、この実施例に特有のもので、冷媒の特性により、取り外したり、他の熱交換器と交換することもある。内部熱交換器3を使用することにより、冷媒サイクルの効率を良くすることができる。
圧縮機1の出口は、冷却ユニット10の入口と接続されている。この実施例において、冷却ユニット10は、単一の水ガスクーラ、または水凝縮器を備えている。もし必要があれば、これらを、他のガスクーラや凝縮器で交換しても良い。
冷却ユニット10の出口は、第2バイパス弁26と第2膨張弁25の入口と接続されている。
要約すると、冷却モードにおいては、冷媒の蒸発は、蒸発器6aで行われ、冷媒の凝縮や冷却は、冷却ユニットと可逆ユニットの両方で行われ、3つの熱交換器10a、14a、14bは、すべて冷媒を冷却する部分である。
図3は、本発明による加熱モードを示している。相異点は、第1バイパス弁22と第2バイパス弁26の制御方法である。
第1バイパス弁22が開弁し、かつ第1膨張弁21が閉弁することにより、圧力損失を発生することなく、冷媒を蒸発ユニットに流入させる。その後、冷媒は気液分離器2に流入し、内部熱交換器の低圧回路104を横切り、圧縮機に流入する。
電動圧縮機1は、冷媒を圧縮し、冷媒の温度を上昇させる。冷却回路の水ガスクーラ10aにより、その暖熱エネルギーを、ホットクーラント回路12に移動させることができる。このホットクーラント回路12は、車室内に位置している少なくとも1つの熱交換器と接続されており、車室内を加熱することができる。
第2バイパス弁26を閉じ、第2膨張弁25を開くことにより、圧力は低下する。この場合、水熱交換器14aと14bは、蒸発器として働き、その冷熱エネルギーは、可逆クーラント回路16に移動させられる。この冷熱エネルギーはその後、車両のフロントモジュール内の外気に放出される。
可逆ユニット14の第1熱交換器14aと第2熱交換器14bを使用して、2つの蒸発段階を発揮させるようにしていることによる利点は、1つ又は他の熱交換器を交互に作動させることにより、凍結防止の管理を容易とすることである。これは、各クーラント回路16aか16bを開閉することにより行われる。
要約すると、本発明の装置が加熱モードで作動しているとき、蒸発ユニット6内の蒸発器6aと同様に、蒸発は、水熱交換器14aと14bの両方の可逆ユニット14で行われ、凝縮や冷却は、冷却ユニット10、特に水ガスクーラ10aで行われる。
蒸発器ユニット6を通る循環を続けさせることによる利点は、回路内に一定の負荷を供給し続けて、冷却モードから加熱モードへの円滑な切換えができることである。
図4は、図3に示した加熱モードと同様であるが、バイパス弁の第2位置と第3位置が異なっている。第2位置において、バイパス弁27は、内部熱交換器の高圧回路111の出口と気液分離器の入口102とを直接に接続している。バイパス弁27からの管と、蒸発器ユニット6からの管は、気液分離器の一つの入口102で合流している。
この第2位置27にバイパス弁27が位置していることの利点は、回路4を流れる冷媒の圧力を低下できることである。
バイパス弁27は、内部熱交換器3(高圧回路111)の出口と接続されている入口と、気液分離器2の入口102と接続されている出口を備えている。
これにより、バイパス弁27は、冷却モードと加熱モードを切り換えるのに使用される。
−冷却モードにおいて、バイパス弁27は閉じて、冷媒を第1膨張弁21の入口に導き、可逆ユニット14は、ガスクーラまたは凝縮器として、高圧で作動する。
−加熱モードにおいて、バイパス弁27は完全に開いて、第1膨張弁21をバイパスさせ、冷媒を気液分離器2の入口に直接に向かわせて圧縮機に流入させる。可逆ユニット14の機能は、第2膨張弁25を同時に使用することにより、蒸発器として低圧で作動させることができることである。
別の例においては、内部熱交換器3と気液分離器102の入口を直接に接続した第2位置の代わりに、第3位置のバイパス弁28は、可逆ユニット14の出口110と圧縮機の入口108との間に直接的に設けられている。
図5は、エジェクタ23と、1つの蒸発器6bと、第3膨張弁24を備える蒸発ユニット6の例を示す。この図は、冷却モードを示している。
エジェクタ23の主入口112は、内部熱交換器3の高圧回路111と接続されている。補助入口113は、蒸発器6bの出口と接続している。エジェクタの出口114は、気液分離器の入口102に接続されている。気液分離器2の冷媒が液状で存在している底部と、蒸発器6bの入口を接続している管115は、第3膨張弁24を支持しており、この膨張弁は、必要な圧力低下を発生させて、水蒸発器内に冷熱エネルギーを発生させている。適用例によっては、膨張弁24を固定オリフィスや可変開度弁としてもよい。
この場合、エジェクタ23により、蒸発器6bを通り抜けるエジェクタサイクルが形成されている。
エジェクタには可変絞りノズルが設けられている。そのため、第1膨張弁を設けることなく、上流で内部熱交換器3と直接に接続できる理由である。適用例により、膨張弁24を固定オリフィスや可変開度弁としてもよい。エジェクタ内に可変絞りノズルを設けると、回路4内を循環する冷媒の流量と正確に対応して、冷却容量を制御できるという利点が得られる。
エジェクタを備えているこの実施例によると、圧縮機の同じ作動点において、蒸発ユニットの冷却容量を広い作動範囲内で増加させて、システム効率を上昇させ、その結果、構成機器を小形化することができる。
図6は、固定ノズルを備える1つのエジェクタ23と、2つの蒸発器6aと6bと、1つの第3膨張弁24を備えている例を示す。エジェクタ23内に固定ノズルを使用すると、冷媒の圧力と流量を、エジェクタの効率が最大となるように、第1膨張弁21を設ける必要が生じる。しかし、2つの蒸発器に、図5で説明したような可変絞りノズル付きのエジェクタを使用することができる。
図5との相異点は、蒸発ユニット6のエジェクタの出口114と気液分離器の入口102を結ぶ線上に、第2蒸発器6aが位置しているということである。この2つの蒸発器6aと6bは、両方とも冷熱クーラント回路と平行又は直列に接続されており、この冷熱クーラント回路8内を循環しているクーラントに冷熱を移動させる。効率が増大するので、同じ快適度を提供するのに必要なエネルギーを減少させることができる。
図6は、図2のような本発明の冷却モードにおける加熱空調装置を示す。可逆ユニット14内の冷媒の循環は、冷却ユニット10内と同様の機能を有する。すなわち、水熱交換器10a、14a、14bを通過する冷媒を冷却する機能である。
第1バイパス弁27が閉じると、冷媒は、エジェクタ23を経て蒸発ユニット6に流入する。このエジェクタ23は、第1蒸発器6b用のポンプとして作動し、かつ、エジェクタの出口114に接続されている第2蒸発器6a用の膨張弁としても作動する。これにより、第1蒸発器6b内に冷媒を流動させることができ、両蒸発器6aと6b内を循環しているクーラントに、冷熱エネルギーを移動させることができる。
図7は、構造は図6に示すものと同じであるが、加熱モードにおけるものを示している。第1バイパス弁27が開弁すると、冷媒は気液分離器2に直接的に向かう。その結果、蒸発ユニット6は完全にバイパスされる。この構成は、第1膨張弁をバイパスするだけでなく、エジェクタサイクルをもバイパスするという利点を有する。加熱モードで作動するとき、エジェクタが圧力低下を発生させることがなくなるので、好都合である。図4または図5で示す第1バイパス弁28の位置に関する第3実施例もまた、気液分離器2と内部熱交換器3を冷媒が通過することを避けるという利点を有している。加熱モードにおけるこの回路により、より直接的に性能を高めることができる。
本発明で述べられた熱交換器は、すべて液体−液体の形式のものである。冷媒−冷媒の内部熱交換器3を除いて、クーラント−冷媒の形式である。
2つのバイパス弁26と22,27または28は、回路に2つの作動モードをさせるために、弁の開閉に関して逆の様式で制御され、小型ユニットを可逆装置として、冷却と加熱の目的を果たすことができる。
図4におけるように、第1バイパス弁28を、第3実施例で提案したように、図5,図6,図7で示す装置内に設けることができる。すなわち、内部熱交換器3と気液分離器の入口102の間に位置している第1バイパス弁27に代えて、可逆ユニット14の出口110と圧縮機の入口108とを、直接的に流体結合することができる。
この加熱空調装置は、次の接続要素を備えている小型のユニットである。内部熱交換器3,気液分離器2、膨張装置21,25,24、バイパス弁22,26,27,28と同様に、蒸発ユニット6,冷却ユニット10,可逆ユニット14、および圧縮機108が、オプションとしてこの小型ユニット内に組み込まれている。本発明のユニットを小型とするために、3つの特有のユニット(蒸発、冷却、可逆)を結合する回路の長さは0.5m以下である。これは、個別ユニットや、自立ユニットや、単一ユニットを形成するために、この3つの特有のユニットを1つに接合したときの最大長さに相当する。
上記した下流や上流の定義は、その流体の流れ方向に基づくものである。一例として、第1バイパス弁22は、蒸発ユニット6の上流にあるということは、第1バイパス弁が、回路4上にあって、その蒸発ユニットの入口の前方に位置しているということを意味している。
図1〜図7における表示の原則は、下記の通りである。
−波線で表されている管には、冷媒が流れていない。
−実線で表されている管には、冷媒が流れていない。
−機器を横切っている矢印は、その機器が可変型であることを示している。
−細線(例えば、図2の符号4)は、冷媒が低圧で低温であることを示している。
−太線(例えば、図2の圧縮機1と冷却ユニット10の間の線)は、冷媒が高圧で高温であることを示している。
1 圧縮機
2 気液分離器
3 内部熱交換器
4 回路
6 蒸発ユニット
6a 第2蒸発器
6b 第1蒸発器
8 二次回路
10 冷却ユニット
10a 予冷器
12 ホットクーラント回路
14 可逆ユニット
14a 水サブクーラ
14b 水ガスクーラ
16 可逆二次回路
16a 特有回路
16b 特有回路
20 加熱空調装置
21 第1膨張弁
22 第1バイパス弁
23 エジェクタ
24 第3膨張弁
25 第2膨張弁
26 第2バイパス弁
27 バイパス弁
28 バイパス弁
100 入口
101 出口
102 入口
103 出口
104 低圧回路
105 入口
106 出口
107 入口
108 出口
109 入口
110 出口
111 高圧回路
112 主入口
113 補助入口
114 出口
115 管

Claims (14)

  1. 二次液体回路(8)、(12)、(16)とそれぞれ熱交換する3つのユニット(6)、(10)、(14)の間を冷媒が循環する冷媒回路(4)を有する自動車用の加熱空調装置(20)において、
    −蒸発ユニット(6)は、冷却モードで作動するとき、冷媒を蒸発させ、
    −冷却ユニット(10)は、加熱モードで作動するときと同様に、冷却モードで作動するとき、冷媒を冷却または凝縮させ、
    −可逆ユニット(14)は、加熱モードで作動するときに、冷媒を蒸発させ、冷却モードで作動するときに、冷媒を冷却または凝縮させるようになっていることを特徴とする加熱空調装置(20)。
  2. 冷却モードと加熱モードの双方において、冷媒が冷媒回路(4)を一定の方向に循環するようになっていることを特徴とする請求項1記載の加熱空調装置。
  3. 可逆ユニット(14)の下流で、蒸発ユニット(6)の上流に、第1バイパス弁(22)を設け、可逆ユニット(14)の上流で、冷却ユニット(10)の下流に、第2バイパス弁(26)を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の加熱空調装置。
  4. 加熱モードと冷却モードの切り換えのために、可逆ユニット(14)の下流で蒸発ユニット(6)の上流に、第1バイパス弁(27,28)を設け、可逆ユニット(14)の上流で冷却ユニット(10)の下流に、第2バイパス弁(26)を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の加熱空調装置。
  5. 可逆ユニット(14)の下流で蒸発ユニット(6)の上流に、第1膨張弁(21)を設け、可逆ユニット(14)の上流で冷却ユニット(10)の下流に、第2膨張弁(25)を設けたことを特徴とする請求項3または4記載の加熱空調装置。
  6. 加熱モードにおいて、第1バイパス弁(22)が開弁して、第1膨張弁(21)をバイパスし、第2バイパス弁(26)が閉弁して、第2膨張弁(25)へ冷媒を向かわせるようになっていることを特徴する請求項5記載の加熱空調装置。
  7. 冷却モードにおいて、第1バイパス弁(22)が閉弁して、冷媒を第1膨張弁(21)に向かわせ、第2バイパス弁(26)が開弁して、第2膨張弁(25)をバイパスするようになっていることを特徴する請求項5記載の加熱空調装置。
  8. 第1バイパス弁(22、27,28)と第2バイパス弁(26)は、開閉が逆のやり方で制御されるようになっていることを特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載の加熱空調装置。
  9. 蒸発ユニット(6)は、単一の蒸発器(6a)を備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の加熱空調装置。
  10. 蒸発ユニット(6)は、2つの蒸発器(6a)と(6b)を備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の加熱空調装置。
  11. 蒸発ユニット(6)は、エジェクタ(23)を備えていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の加熱空調装置。
  12. エジェクタ(23)は可変絞りノズルを備えており、可逆ユニット(14)と蒸発ユニット(6)の間の回路(4)になんらの制限もないことを特徴とする請求項11記載の加熱空調装置。
  13. 可逆ユニット(14)は、2つの水熱交換器(14a)と(14b)を備えていることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の加熱空調装置。
  14. 冷媒回路(4)と全ての接続機器(6,10,14,1,2,3,21,22,24,25,26,27,28)は、小型ユニット内に収容されており、各ユニット(6,10,14)間の回路の長さが、0.5m以下であることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の加熱空調装置。
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