JP2009254994A - シュレッダー装置 - Google Patents

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俊一 横峰
Hideo Yokota
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Abstract

【課題】塊ができ難く、比較的均等に均し(拡散)を行うことができる羽根の回転を用いる屑均し装置において、長方形の屑箱の隅角部まで一杯にできるようにする。
【解決手段】第2の軸43でダストカバーの底板に揺動自在に基端を支持したアーム35の遊端に羽根22を回転させる第1の軸33を枢支するとともに、その軸33をギア39,38を介してモータ36で回転させる。前記ギア38には偏心して係合ピン44を立設し、その係合ピン44を前記ダストカバー25において、屑箱11の短辺方向に形成される長孔25aと係合させる。したがって、羽根22の回転に伴ってアーム35が、(b)→(a)→(b)→(c)→(b)で示すように屑箱11の長編方向に揺動し、屑箱11の隅角部まで一杯にすることができる。これによって、使用者が満杯と感じる量まで細断屑を溜めることができ、廃棄作業の間隔を長くし、利便性を向上することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、シュレッダー装置に関し、特に羽根を回転させることで、前記屑箱に投入された細断屑を均す屑均し装置を備えるものに関する。
前記のような屑均し装置付きのシュレッダー装置は、たとえば特許文献1や特許文献2で代表される。特許文献1には、細断屑が或る程度の山になると羽根を回転させて屑均しを行い、それによっても屑箱から溢れそうになると細断を停止するようにした典型的な屑均し装置を備えたシュレッダー装置が提案されている。
また、特許文献2には、小型または薄型化のために細断屑の投入範囲が細長い形状をしたシュレッダー装置において、細断屑の均しや圧縮を行うために、平面視で略長方形の屑箱に対して短辺方向に延びるフラッパーと称される均し板を長辺方向に往復動させることで均しを行う屑均し装置が提案されている。
特許第2892264号公報 特許第3780515号公報
前記特許文献2の屑均し装置は、或る程度の嵩を超えると、屑山の真ん中だけ押し潰すことになり、塊ができたりするという問題がある。また、往復動のために、復路は殆ど均しを行っていないために効率が悪いという問題もある。
この点、古典的な特許文献1の屑均し装置は、効率良く、比較的均等に細断屑を拡散することができる。しかしながら、このような屑均し装置では、近年、意匠面や設置スペースなどの関係で増加している平面視で略長方形の屑箱を備えるシュレッダー装置の場合には、その長方形の長辺方向の隅角部まで前記細断屑を追い遣ることができず(前記隅角部に隙間が空いたまま)、使用者が満杯と感じる量まで細断屑を溜めることができないという問題がある。また、屑箱に対する細断屑の投入範囲と羽根の中心とがずれていると、屑山の偏りが激しいという問題もある。
本発明の目的は、平面視で略長方形の屑箱を備えるシュレッダー装置において、使用者が満杯と感じる量まで均一に細断屑を溜めることができるシュレッダー装置を提供することである。
本発明のシュレッダー装置は、平面視で略長方形の屑箱に、羽根を回転させることで、前記屑箱に投入された細断屑を均す屑均し装置を備えるシュレッダー装置において、前記屑均し装置は、前記羽根を回転させることで、前記略長方形の屑箱の少なくとも短辺方向に屑均しを行わせる第1の駆動機構と、前記屑箱の上部に設けられた支持部材に前記第1の駆動機構を懸架し、前記第1の駆動機構およびそれに搭載される前記羽根を前記略長方形の屑箱の長辺方向に移動させる第2の駆動機構とを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、意匠面や設置スペースなどの関係から、平面視で略長方形の屑箱を備えるシュレッダー装置において、羽根を回転させることで、前記屑箱に投入された細断屑を均す屑均し装置を設けるにあたって、その屑均し装置を、前記羽根を回転させることで、前記略長方形の屑箱の少なくとも短辺方向に屑均しを行わせる第1の駆動機構と、前記屑箱の上部に設けられた支持部材に前記第1の駆動機構を懸架し、前記第1の駆動機構およびそれに搭載される前記羽根を前記略長方形の屑箱の長辺方向に移動させる第2の駆動機構とを備えて構成する。
したがって、一部に塊ができたりすることなく、比較的均等に均し(拡散)を行うことができる回転羽根を用いる屑均し装置において、その回転を行わせる第1の駆動機構による略長方形の屑箱の短辺方向の屑均しだけでなく、第2の駆動機構によって長辺方向の屑均しも行うので、使用者が満杯と感じる量まで(屑箱の隅角部まで)均一に細断屑を溜めることができる。これによって、前記使用者による細断屑の廃棄作業の間隔を長くし、利便性を向上することができる。
また、本発明のシュレッダー装置では、前記羽根は、回転中心となるハブに複数枚取付けられ、前記第1の駆動機構は、前記ハブを回転駆動する第1の軸と、前記第1の軸を遊端で枢支するアームと、前記アームにおいて前記第1の軸とは反対側に取付けられるモータと、前記アームに搭載されて前記モータの回転力を前記第1の軸へ伝達する動力伝達機構とを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、複数枚の羽根の回転中心となるハブおよび第1の軸がアームの遊端で枢支されることで、モータは前記ハブおよび第1の軸の直上または直下に位置しないので、前記ハブおよび第1の軸を前記屑箱に対する細断屑の投入範囲の直下に位置するように配置しても、モータを前記細断屑から保護することができる。
したがって、前記のようにハブおよび第1の軸を前記屑箱に対する細断屑の投入範囲の直下に位置するように配置して、効率良く屑均しを行うことができる。
さらにまた、本発明のシュレッダー装置では、前記第2の駆動機構は、前記アームの基端を、該アームが前記屑箱の略長辺方向に揺動自在となるように前記支持部材に枢支する第2の軸と、前記アームに取付けられたモータの出力軸に取付けられる位置変換部材と、前記位置変換部材に前記モータの出力軸から偏心して立設される係合ピンと、前記支持部材において、前記短辺方向に形成され、前記係合ピンと係合する長孔とを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記羽根の回転と、その羽根の屑箱の長辺方向への移動とを、1つのモータで実現することができるとともに、前記第1の駆動機構およびそれに搭載される前記羽根の長辺方向の往復移動を、リミットスイッチなど、特別な制御のための構成を設けることなく実現することができ、信頼性を向上することができる。
また、本発明のシュレッダー装置では、前記第2の駆動機構は、前記第1の軸とモータとの間に取付けられる摺動片と、前記摺動片が前記屑箱の略長辺方向に揺動自在となるように案内する支持軸と、前記支持軸の両端を前記支持部材に固定する取付け片と、前記アームに取付けられたモータの出力軸に取付けられる位置変換部材と、前記位置変換部材に前記モータの出力軸から偏心して立設される係合ピンと、前記支持部材において、前記短辺方向に形成され、前記係合ピンと係合する長孔とを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記羽根の回転と、その羽根の屑箱の長辺方向への移動とを、1つのモータで実現することができるとともに、前記第1の駆動機構およびそれに搭載される前記羽根の長辺方向の往復移動を、リミットスイッチなど、特別な制御のための構成を設けることなく実現することができ、信頼性を向上することができる。
さらにまた、本発明のシュレッダー装置では、前記位置変換部材は比較的大径のギアであり、前記第1の軸に取付けられる比較的小径のギアと噛合することを特徴とする。
上記の構成によれば、前記係合ピンをモータの出力軸から偏心した位置に支持する位置変換部材を、前記羽根を回転させる減速ギアと兼用することができる。
また、本発明のシュレッダー装置では、前記羽根は、回転中心となるハブに複数枚取付けられ、前記第1の駆動機構は、前記ハブを出力軸で回転駆動するモータと、前記モータを遊端で枢支するアームとを備えて構成され、前記第2の駆動機構は、前記アームの基端を、該アームが前記屑箱の略長辺方向に揺動自在となるように前記支持部材に枢支する軸と、前記モータの出力軸に取付けられる偏心カムと、前記支持部材に取付けられ、前記偏心カムが前記短辺方向に摺動自在となるU字状の案内面を有する案内部材とを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記羽根の回転と、その羽根の屑箱の長辺方向への移動とを、1つのモータで実現することができるとともに、前記第1の駆動機構およびそれに搭載される前記羽根の長辺方向の往復移動を、リミットスイッチなど、特別な制御のための構成を設けることなく実現することができ、信頼性を向上することができる。
本発明のシュレッダー装置は、以上のように、意匠面や設置スペースなどの関係から、平面視で略長方形の屑箱を備えるシュレッダー装置において、羽根を回転させることで、前記屑箱に投入された細断屑を均す屑均し装置を設けるにあたって、その屑均し装置を、前記羽根を回転させることで、前記略長方形の屑箱の少なくとも短辺方向に屑均しを行わせる第1の駆動機構と、前記屑箱の上部に設けられた支持部材に前記第1の駆動機構を懸架し、前記第1の駆動機構およびそれに搭載される前記羽根を前記略長方形の屑箱の長辺方向に移動させる第2の駆動機構とを備えて構成する。
それゆえ、一部に塊ができたりすることなく、比較的均等に均し(拡散)を行うことができる回転羽根を用いる屑均し装置において、さらに屑箱の隅角部まで一杯にすることができ、使用者が満杯と感じる量まで均一に細断屑を溜めることができる。これによって、前記使用者による細断屑の廃棄作業の間隔を長くし、利便性を向上することができる。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の一形態に係るシュレッダー装置1の外観を示す斜視図である。このシュレッダー装置1は、上面の開閉蓋2に設けられた投入口3から投入された細断対象物を、その投入口3の下方に配置された一対の細断ローラ4,5によって細断し、その細断動作で生じた細断屑を、前記細断ローラ4,5の下方に配置された屑箱11に投入してゆくように構成されている。なお、この図1は、前面扉6を開放し、前記屑箱11をシュレッダー本体7の収容空間7bから引き出した状態を示している。
前記開閉蓋2は、奥側の端部が回動自在に軸支され、手前側が上方に開放可能にされて、前記細断ローラ4,5を含む装置内部が露出するようになっている。前記開閉蓋2にはまた、電源ボタン8と、細断動作中である旨を報知するための細断ランプ9と、屑箱11に細断屑が満杯状態となったことや、細断能力以上の紙が投入口3に投入された場合に一旦装置内部に引き込んだ紙を再度外部に排出することを報知するための停止/逆転ランプ10とが備えられている。
図2は上述のように構成されるシュレッダー装置1における屑均し装置21の分解斜視図であり、図3はその平面図である。この屑均し装置21は、羽根22を回転させることで前記屑箱11に投入された細断屑を均すものであり、前記屑箱11が平面視で長方形であることに対応して、注目すべきは、2つの駆動機構31,41を備えていることである。
第1の駆動機構31は、複数枚の前記羽根22と、前記羽根22が取付けられ、その回転中心となるハブ32と、前記ハブ32が一端に固着され、それを回転駆動する第1の軸33と、前記第1の軸33を枢支する軸受け34と、前記軸受け34が遊端に取付けられるアーム35と、前記アーム35において前記第1の軸33とは反対側に取付けられるモータ36と、前記アーム35に搭載されて前記モータ36の回転力を前記第1の軸33へ伝達する動力伝達機構37とを備えて構成される。前記動力伝達機構37は、前記モータ36の出力軸36aに固着される大径のギア38と、前記第1の軸33の他端に固着される小径のギア39とを備えて構成される。
このように構成することで、モータ36を細断屑の投入範囲23の直下からオフセット配置して、該モータ36上への前記細断屑の堆積による故障を防止する一方、前記ハブ32および第1の軸33を前記細断ローラ4,5から前記屑箱11への細断屑の投入範囲23の直下に位置するように配置して、後述するような屑均しを、効率良く行うことができるようになっている。また、周方向に等間隔で設けられる前記複数枚(本実施の形態では4枚)の前記羽根22の外周縁部は、連結リング24で相互に連結されており、細断屑に接触している部分で加わっている負荷を他の負荷の軽い羽根に分散することで、変形が防止されている。これによって、撹拌能力を犠牲にすることなく、各羽根22を薄くして、軽量化が図られている。また、前記連結リング24によって、細断屑が飛散するのを防止することもできる。
なお、上述の例では、前記動力伝達機構37はギア38,39で構成されたけれども、チエンやベルトなどが用いられてもよい。また、ギア38,39による増速比は、羽根22の枚数や幅および高さ、すなわち細断屑から受ける抵抗に、モータ36のトルク、さらに後述する往復動に分割すべきトルクなどを考慮して、適宜決定されればよい。
一方、第2の駆動機構41は、前記アーム35の基端に取付けられる軸受け42と、支持部材であるダストカバー25に立設され、前記軸受け42に枢支される第2の軸43と、位置変換部材である前記ギア38において、前記モータ36の出力軸36aから偏心して立設される係合ピン44と、前記ダストカバー25において、屑箱11の短辺方向に形成され、前記係合ピン44と係合する長孔25aとを備えて構成される。前記ギア38,39部分には、それらを細断屑から保護する保護カバー45が被せられており、これに対応して、前記ギア38は段差38aを有して形成され、その1段高い部分が前記保護カバー45に形成された孔45aに嵌り込み、偏心回転する係合ピン44を立設しても、孔45aからギア38,39部分への細断屑の侵入が抑えられている。こうして、前記係合ピン44をモータ36の出力軸36aから偏心した位置に支持する位置変換部材が、前記羽根22を回転させる減速ギア38と兼用されている。
支持部材であるダストカバー25は、前記細断ローラ4,5を駆動するモータ12を細断屑から保護するもので、板状体が側面視で略L字状に折り曲げられ、底板25bに前記長孔25aが形成されて成る。前記モータ12の出力は、減速機構13で減速された後、ギア14から出力され、前記細断ローラ4,5へは、それらを駆動するギア15に巻掛けられた図示しないチエンによって駆動力が伝達される。
図4は上述のように構成される屑均し装置21の動作を説明するための平面図であり、図5はその前後方向断面図であり、図6はその左右方向断面図である。本実施の形態に係るモータ36の駆動は、屑箱11に細断屑が貯まってゆき、図示しないフォトセンサなどのセンサによって所定高さになったことが検知された時点で行われてもよいが、当初から細断屑を均等に拡散するために、細断用のモータ12が回転している間は合わせて該モータ36が駆動されてもよい。
前記モータ36の回転によって羽根22が回転すると、該羽根22の径が屑箱11の短辺方向の幅に近いために、図5(a)から図5(b)で示すように、屑箱11の短辺方向には、略均等に細断屑50が堆積してゆく中で、第1の駆動機構31が前記長辺方向に揺動しなければ、図6において、仮想線50bで示すように、投入範囲23に届かない羽根22の外周部分の細断屑は、均し作用を受けないために堆積成長して、前記細断ローラ4,5に接触し、細断屑が細断ローラ4,5に巻き込まれて致命的な故障につながってしまう。
これに対して本実施の形態では、前記モータ36の回転によって羽根22が回転するとともに、該モータ36が回転すると、図4(b)→(a)→(b)→(c)→(b)のように、アーム35が揺動し、したがってそれに搭載される第1の駆動機構31も前記屑箱11の長辺方向に1往復揺動する。したがって、図6において参照符号50cで示すように、故障につながるような局所的な堆積がなく、しかも屑箱11の長辺方向にも、略一杯まで細断屑50を堆積させることができる。このように回転する羽根22による屑箱11の短辺方向の屑均しだけでなく、長辺方向の屑均しも併せて行うことで、使用者が満杯と感じる量まで(屑箱11の隅角部まで)細断屑50を溜めることができる。これによって、前記使用者による細断屑50の廃棄作業の間隔を長くし、利便性を向上することができる。
また、前記長辺方向の往復動を実現するにあたって、前述の特許文献2の従来技術では、リミットスイッチなど、制御に要する構成が複雑で、さらに細断屑による影響などで信頼性に劣るのに対して、本実施の形態では、特別な制御を行う必要もなく、高い信頼性を得ることもでき、コストの低減および長寿命化を図ることができる。
さらにまた、第2の駆動機構41では、羽根22を回転駆動するためのギア38に偏心して立設した係合ピン44を、ダストカバー25に形成した長孔25aと係合させることで前記長辺方向への往復動を実現しているので、前記羽根22の回転と、その羽根22の屑箱11内での移動とを、1つのモータ36で実現することができる。
[実施の形態2]
図7は本発明の実施の他の形態に係るシュレッダー装置における屑均し装置51の前後方向断面図であり、図8はその動作を説明するための平面図であり、それぞれ前述の図5および図4に対応している。この屑均し装置51は、前述の屑均し装置21に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、本実施の形態では、アーム35の基端側では、前記第2の軸43による底板25bへの支持が行われておらず、代りに、モータ36と軸受け34との間には矩形の孔を有する摺動片55が取付けられ、その摺動片55が、角棒から成る支持軸52によって摺動支持されていることである。前記支持軸52の両端は、取付け片53によって前記ダストカバー25の底板25bに支持されている。モータ36が1回転すると、図8(b)→(a)→(b)→(c)→(b)のように、アーム35が前記屑箱11の長辺方向に1往復揺動する。
このように構成してもまた、アーム35を揺動させて、屑箱11の長辺方向にも、略一杯まで細断屑50を堆積させることができる。また、前述の屑均し装置21では、モータ36を始め、第1および第2の駆動機構31,41ならびに羽根22の荷重が、アーム35の基端側の第2の軸43での支持となっているのに対して、それを略中央でバランス良く支持することができる。さらにまた、大径のギア38の周縁にでも係合ピン44を立設することができ、羽根22の前記長編方向の移動量を大きくすることができ、特に薄型機の場合に好適である。
[実施の形態3]
図9は、本発明の実施のさらに他の形態に係るシュレッダー装置における屑均し装置61の動作を説明するための模式的な平面図であり、前述の図4に対応している。この屑均し装置61は、前述の屑均し装置21に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、本実施の形態では、羽根22を駆動する前記第1の軸33はモータ36の出力軸36aに直結されており、前述の係合ピン44に代えて、その出力軸36aには偏心カム69が固着され、これに対応して前記ダストカバー25の底板25bには、前記長孔25aに代えて、U字状の案内部材64が取付けられていることである。モータ36には、減速機構が内蔵されている。したがって、モータ36の出力軸36aが1回転すると、羽根22も1回転するとともに、図9(b)→(a)→(b)→(c)→(b)のように、アーム35が前記屑箱11の長辺方向に1往復揺動する。
このように構成してもまた、アーム35を揺動させて、屑箱11の長辺方向にも、略一杯まで細断屑50を堆積させることができる。
本発明の実施の一形態に係るシュレッダー装置の外観を示す斜視図である。 前記シュレッダー装置における屑均し装置の分解斜視図である。 図2の平面図である。 図2および図3で示す屑均し装置の動作を説明するための平面図である。 図2および図3で示す屑均し装置の動作を説明するための前後方向断面図である。 図2および図3で示す屑均し装置の動作を説明するための左右方向断面図である。 本発明の実施の他の形態に係るシュレッダー装置における屑均し装置の前後方向断面図である。 図7で示す屑均し装置の動作を説明するための平面図である。 本発明の実施のさらに他の形態に係るシュレッダー装置における屑均し装置の動作を説明するための模式的な平面図である。
符号の説明
1 シュレッダー装置
2 開閉蓋
3 投入口
4,5 細断ローラ
6 前面扉
7 シュレッダー本体
11 屑箱
12,36 モータ
13 減速機構
14,15,38,39 ギア
21,51,61 屑均し装置
22 羽根
23 投入範囲
24 連結リング
25 ダストカバー
25a 長孔25a
31 第1の駆動機構
32 ハブ
33 第1の軸
34 軸受け
35 アーム
36a 出力軸
37 動力伝達機構
41 第2の駆動機構
42 軸受け
43 第2の軸
44 係合ピン
45 保護カバー
50 細断屑
52 支持軸
53 取付け片
64 案内部材
55 摺動片
69 偏心カム

Claims (6)

  1. 平面視で略長方形の屑箱に、羽根を回転させることで、前記屑箱に投入された細断屑を均す屑均し装置を備えるシュレッダー装置において、
    前記屑均し装置は、
    前記羽根を回転させることで、前記略長方形の屑箱の少なくとも短辺方向に屑均しを行わせる第1の駆動機構と、
    前記屑箱の上部に設けられた支持部材に前記第1の駆動機構を懸架し、前記第1の駆動機構およびそれに搭載される前記羽根を前記略長方形の屑箱の長辺方向に移動させる第2の駆動機構とを備えて構成されることを特徴とするシュレッダー装置。
  2. 前記羽根は、回転中心となるハブに複数枚取付けられ、
    前記第1の駆動機構は、
    前記ハブを回転駆動する第1の軸と、
    前記第1の軸を遊端で枢支するアームと、
    前記アームにおいて前記第1の軸とは反対側に取付けられるモータと、
    前記アームに搭載されて前記モータの回転力を前記第1の軸へ伝達する動力伝達機構とを備えて構成されることを特徴とする請求項1記載のシュレッダー装置。
  3. 前記第2の駆動機構は、
    前記アームの基端を、該アームが前記屑箱の略長辺方向に揺動自在となるように前記支持部材に枢支する第2の軸と、
    前記アームに取付けられたモータの出力軸に取付けられる位置変換部材と、
    前記位置変換部材に前記モータの出力軸から偏心して立設される係合ピンと、
    前記支持部材において、前記短辺方向に形成され、前記係合ピンと係合する長孔とを備えて構成されることを特徴とする請求項2記載のシュレッダー装置。
  4. 前記第2の駆動機構は、
    前記第1の軸とモータとの間に取付けられる摺動片と、
    前記摺動片が前記屑箱の略長辺方向に揺動自在となるように案内する支持軸と、
    前記支持軸の両端を前記支持部材に固定する取付け片と、
    前記アームに取付けられたモータの出力軸に取付けられる位置変換部材と、
    前記位置変換部材に前記モータの出力軸から偏心して立設される係合ピンと、
    前記支持部材において、前記短辺方向に形成され、前記係合ピンと係合する長孔とを備えて構成されることを特徴とする請求項2記載のシュレッダー装置。
  5. 前記位置変換部材は比較的大径のギアであり、前記第1の軸に取付けられる比較的小径のギアと噛合することを特徴とする請求項3または4記載のシュレッダー装置。
  6. 前記羽根は、回転中心となるハブに複数枚取付けられ、
    前記第1の駆動機構は、
    前記ハブを出力軸で回転駆動するモータと、
    前記モータを遊端で枢支するアームとを備えて構成され、
    前記第2の駆動機構は、
    前記アームの基端を、該アームが前記屑箱の略長辺方向に揺動自在となるように前記支持部材に枢支する軸と、
    前記モータの出力軸に取付けられる偏心カムと、
    前記支持部材に取付けられ、前記偏心カムが前記短辺方向に摺動自在となるU字状の案内面を有する案内部材とを備えて構成されることを特徴とする請求項1記載のシュレッダー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101246004B1 (ko) 2010-12-30 2013-03-20 두산모트롤주식회사 감속기 내부의 철분 제거 장치

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