JP2009254872A - まつ毛又は眉毛に物質を付加するためのアプリケータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、まつ毛及び/又は眉毛に物質を付加するためのパッケージ及びアプリケータ装置を提供し、装置は、物質を収容する容器(2、192)と、アプリケータ部材を含むアプリケータ(103、200)とを含み、アプリケータ部材は、縦軸線に沿って延びる捻った支持体(115)と、捻った支持体に保持された剛毛とを含み、アプリケータ部材はまた、物質を充填することができる一連の切り込み(120、203)を含む少なくとも第1の縦に延びる領域(117、201)と、まつ毛を分けるように構成された少なくとも第2の縦に延びる領域とを呈し、切り込みのある領域(117、201)内で互いに続く切り込み(120、203)の数は、5以上である。
【選択図】図1
Description
アプリケータは、支持体と一体に作られた、時に「櫛」としても知られる突出要素を含むことが公知であり、このようなアプリケータは、突出要素の複数の列を有することができる。
従って、米国特許第6,343,607号は、各部材が、複数の面を有する多角形の断面を呈する支持体と支持体上に配置された突出要素とを有し、少なくとも2つの突出要素が、支持体の2つの異なる側面から実質的に連続して支持体から離れて延びるアプリケータ部材を含むアプリケータについて説明している。
ヨーロッパ特許出願EP1342428は、まつ毛又は眉毛の一部を集めて束にするメイクアップ効果を得ることを可能にするアプリケータを開示している。
米国特許第4,586,520号及び第4,898,193号は、切り込みのない剛毛の列を有する捻ったマスカラブラシに関するものである。
米国特許第6,681,777号は、ヒンジ方式で支持体に結合した取付部品によって担持された剛毛の複数の列を含むアプリケータについて説明している。
パッケージ及びアプリケータ装置はまた、アプリケータ部材上に必要な物質の量に応じて使用者が変更することができる特性を有するワイパー部材を含むことが公知である。このような装置は、比較的複雑な構造を呈している。
また、使用者が厚いメイクアップと軽いメイクアップの間で容易に選択することを可能にする必要性も存在する。
本発明は、これらの必要性を完全に又は部分的に満たすことを追求するものである。
・支持体に沿って延びる突出要素の少なくとも第1及び第2の列と、
を含み、
突出要素の全てが共通の方向に平行に延びているとは限らず、突出要素の第1の列と突出要素の第2の列との間の支持体の縦軸線に関する角度間隔がゼロではなく、かつ135°未満であり、2つの列の突出要素又は突出要素の群が異なる分布を有し、
第1の列の少なくとも3つの連続した突出要素又は突出要素の群の間の第1の間隔で、これらの要素は、支持体の少なくとも一部分と単体として一体に作られ、
第2の列の少なくとも3つの連続した突出要素又は突出要素の群の間の第1のものとは異なる第2の間隔で、これらの要素は、支持体の少なくとも一部分と単体として一体に作られる。
列の少なくとも1つ、特に第1の列の突出要素又は突出要素の群は、列に沿って均一に分布することができる。
突出要素は、剛毛又は歯とすることができる。
突出要素の群は、例えば、歯の群又は剛毛の房とすることができる。
突出要素が剛毛である場合、支持体は、捻ったコアを含むことができる。
突出要素が歯である場合、それらは、支持体の少なくとも一部分又は勿論支持体全体とも互いに単体として成形することにより、又は、機械加工又はスタンピングにより作ることができる。
列の全長に沿った歯の基部間の規則的な間隔は、列内の歯の均一分布の一例を構成することができる。このような状況下では、他の列における突出要素又は突出要素の群の間隔は、より多量の物質を蓄えることができるように異なる場合があり、例えば、より大きくなっている。
アプリケータ部材がブラシである場合、第1の列に沿った剛毛の均一分布は、第1の列内の切り込みの欠如に対応することができる。突出要素のより均一な分布を有する列は、まつ毛又は眉毛を分けるようにより良く適応することができる。
列間が135°未満の角度間隔であるために、使用者は、どの列をまつ毛と接触させるかを手首の動きを用いて容易に選択することができる。
例えば、使用者は、物質をより大量に充填した列とまつ毛を接触させることから始め、続いてまつ毛を分けるために他の列と接触させることができる。
使用者はまた、厚いメイクアップ効果を望むか又は軽いメイクアップ効果を望むかにより、まつ毛を列の1つだけと接触させることができる。
・支持体と、
・支持体に沿って延びる少なくとも2つの列と、
を含み、
この2つの列間の角度間隔は、135°未満であり、各列は、まつ毛と接触させるための突出要素又は突出要素の群を含み、一方の列内の突出要素又は突出要素の群の数は、他方の列内の突出要素の数の4分の1から4分の3の範囲であり、例えば、3分の1から3分の2の範囲である。
角度間隔は、130°未満、又は125°未満、又は実際には120°又は110°未満とすることができる。
その態様の別のものにおいて、上述のものとは独立して又は組み合わせて、本発明はまた、物質のパッケージ及びまつ毛及び/又は眉毛への付加のための装置を提供し、この装置は、
−物質を収容する容器と、
−アプリケータ部材を含むアプリケータと、
を含み、
アプリケータ部材は、
・縦軸線に沿って延びる捻った支持体と、
・捻った支持体によって保持された剛毛と、
を含み、
アプリケータ部材は、物質で充填することができる一連の切り込みを有する少なくとも第1の縦に延びる領域と、まつ毛を分けるように構成された少なくとも第2の縦に延びる領域とを呈し、切り込みを入れた領域内で互いの後に続く切り込みの数は5以上である。
アプリケータ部材は、例えば、切り込みが形成される正方形の断面の包絡面を含むことができる。切り込みは、例えば、包絡面の正方形断面の先端を切り取ることによって形成することができる。
切り込みを作るために、例えば、切り込みの幅を確かめる歯を含むことができる回転ホイールの前にアプリケータ部材を置くことができる。歯の幅は、例えば、1mmと4mmの間、好ましくは1.5mmと3.5mmの間、より好ましくは2mmと3mmの間、例えば約2.5mmとして構成することができる。2つの歯の間の幅は、例えば歯の幅と等しくてもよい。
回転ホイールは、捻った支持体まで剛毛を切断することを可能にすることができる。アプリケータ部材のプロフィールは、捻った支持体の縦軸線に対して垂直に見た時にスロットを含むことができる。例えば、剛毛の少なくとも半分の長さを切断することができる。例えば、剛毛の長さの約3分の2を切断することもできる。
アプリケータ部材の剛毛は、例えば、150μmと350μmの間で構成される直径を有することができる。これらは、中実又は中空とすることができる。アプリケータ部材は、例えば、一巻きにつき25から50の剛毛を含むことができ、すなわち、180°で数えて25から50の剛毛の端部になる。
アプリケータ部材の包絡面は、楕円円錐形とすることができる。
第2の領域は、切り込みなしとすることができる。
アプリケータ部材は、実質的に旋回効果を呈しはならない。剛毛の自由端が螺旋ライン上に配列されている場合、実質的な旋回効果がある。少なくとも1つの切り込みは、実質的に平らな底を含むことができる。
切り込みは、支持体軸線に沿って3mm、又は2.5mm、又は約2mmよりも短い長さに亘って延びることができる。
・縦軸線に沿って延びる支持体、特に捻った支持体と、
・列のうちの1つが複数の切り込みを含む、支持体によって支持された少なくとも2つの列の剛毛と、
を含む。
他の列の剛毛は、切り込みの数が少ない場合もあり、又は切り込みがない場合もある。
物質をより軽く充填する列は、まつ毛を分けるために使用することも可能である。
剛毛が支持体の一部分に支えられている場合、列は、この剛毛を付けた部分の長さの半分以上に亘って延びることができる。
上述の列の少なくとも2つにおける剛毛の最大長は、実質的に同じか又はそれ以外とすることができる。従って、列は等しくない寸法を呈する場合がある。
切り込みの深さは、例えば、対応する列内で切り込みの両側に配置された剛毛の長さと実質的に同じとすることができる。
列内の2つの連続した切り込みの間の間隔は、アプリケータ部材の捻った支持体のピッチとは異なってもよく、又は、例えば、このピッチの整数倍とすることもできる。
切り込みは、ブラシに沿って一定の形状である断面の少なくとも一部分を呈することができ、特に、切り込み全体は、ブラシに沿って一定である断面を呈することができる。
切り込みは、例えば、少なくとも1つの実質的に放射状の面により、特に、2つの実質的な放射面により円周方向に形成することができる。
切り込みは、ブラシの軸線を中心に20°から180°である角度範囲、特に、40°から50°及び110°から130°のうちの1つの角度範囲に亘って広がることができる。切り込みは、その軸線方向寸法よりも大きく周方向に亘って延びることができる。
切り込みは、ブラシに沿って1.5ミリメートル(mm)から6.5mmの範囲の長さ、特に2.5mmよりも大きい長さに亘って延びることができる。一例として、切り込みは、2.5mmから4mmの範囲の最大の深さを呈することができる。
切り込みは、剛毛を付けたブラシの部分の長さの10分の4未満、又は実際にこの長さの10分の3未満に亘って延びることができる。
アプリケータは、切り込みのない列と複数の切り込みを各々有する列とを交互に含むことができる。
列の少なくとも1つは、その長さの少なくとも一部分に亘って、アプリケータを支持体の縦軸線に沿って見る時に実質的に一定の幅を呈することができる。変形では、その幅は、支持体に沿って変化してもよい。
2つの隣接する列は、同じでない幅を呈することができる。
列の少なくとも1つは、その長さの少なくとも一部分に亘って、アプリケータを支持体の縦軸線に沿って見る時に半径方向外方に増大するか又は減少する幅を呈することができる。
支持体の縦軸線は、直線又は曲線とすることができる。
支持体に沿って一端から他端まで、アプリケータ部材の包絡面の断面は、少なくとも1つの極値、特に最小値を通過することができる。
アプリケータ部材の長さの少なくとも一部分に対して又は実際にその全長に亘って、包絡面は、円形又は多角形、特に正方形の断面とすることができる。
アプリケータ部材は、少なくとも3つの枝を包絡面内に内接した星形の断面、例えば、十字形の断面を呈することができる。枝の1つに対応する列の少なくとも1つは、切り込みを呈し、枝の別の1つに対応する少なくとも1つの他の列には、切り込みがない場合がある。
ブラシは、例えば、打ち延ばした剛毛又は中空の剛毛を使用することにより、ネジ効果を呈する必要はない。
・縦軸線に沿って延びる捻った支持体と、
・この支持体に支持され、列の少なくとも1つが複数の切り込みを有し、列の少なくとも他の1つが実質的に切り込みを有していない少なくとも2つの列の剛毛と、
を含む。
2つの列は、剛毛の付いた部分の全長に亘って延びる縦溝により分けることができる。
・縦軸線を有する捻った支持体と、
・捻った支持体によって保持された剛毛と、
を含み、アプリケータ部材は、物質を充填することができる一連の切り込みを有する少なくとも第1の縦に延びる領域と、まつ毛を分けるように構成された少なくとも第2の縦に延びる領域とを呈する。
この第2の領域は、特に、切り込みがないものである。
第1及び第2の領域は、任意的にバラバラの、剛毛の列によって形成することができる。
第1及び第2の領域は、それらの間を縦に延びる溝によって分かれている必要はない。
実施形態においては、ブラシは、支持体の剛毛の付いた部分の長さの半分以上に亘って縦に延びる2つの切り込みのない領域と、切り込みのない領域の間に角度をなして位置する、切り込みを設けられた2つの領域とを有することができる。
切り込みのない部分の角度の幅は、支持体の縦軸線を中心に測定すると、例えば、30°、40°、又は50°以上とすることができる。
切り込みのある領域内で互いに続く切り込みの数は、例えば、5以上とすることができる。
ブラシは、大きな重大なネジ効果を何も呈する必要がなく、剛毛は打ち延ばされ、及び/又は、使用される剛毛は、中実円形断面以外の断面の剛毛である。
・縦軸線に沿って延びる捻った支持体と、
・支持体によって支持された剛毛と、
を含み、ブラシは、各列に沿って分布する切り込みを設けられた2つの縦に延びる列を呈し、列の切り込みは、支持体に沿って軸線方向位置を占め、他の列の切り込みの位置と少なくとも一部分が一致し、ブラシは、切り込みのある2つの領域の間に切り込みのない少なくとも1つの領域を呈している。
各切り込みのある領域は、例えば、5つ以上の切り込みを有することができる。
列の各切り込みは、例えば、他の列の切り込みの基部と平行である基部を呈することができる。
切り込みは、例えば、実質的に捻った支持体まで降りる深さを呈することができる。
・縦軸線に沿って延びる捻った支持体と、
・捻った支持体に支持された剛毛と、
を含み、
剛毛は、中実の円形断面以外の断面を呈し、及び/又は打ち延ばされ、
ブラシは、例えば、5つ以上の切り込みの一連の切り込み、特に規則的に配置された切り込みを有する少なくとも1つの縦方向領域を呈する。
このようなブラシは、ネジ効果をほとんど又は全く示さず、切り込みの存在によってまつ毛により多くの物質を充填するために使用することができる領域からの恩典を受けることが可能になる。
切り込みを設けられた縦方向領域は、任意的に、2つの縦溝の間に位置する列によって形成することができる。
その態様の別のものにおいて、本発明はまた、まつ毛及び/又は眉毛に物質を付加するためのアプリケータを提供し、アプリケータは、アプリケータ部材を含み、アプリケータ部材は、
・縦軸線を有する支持体と、
・支持体に結合され、その少なくとも一部分と単体として一体に作られ、3列のうちの少なくとも2つが各々少なくとも3つの連続した突出要素又は突出要素の群を有する突出要素の少なくとも第1、第2、及び第3の列と、
を含み、
第1の列の3つの連続した突出要素又は突出要素の群は、第1の間隔で規則的に離間し、第2の列の3つの連続した突出要素又は突出要素の群は、第1の間隔とは異なる第2の間隔で規則的に離間している。
単独のアプリケータ部材において異なる間隔を有する突出要素又は突出要素の群があることにより、まつ毛又は眉毛に物質を塗っても互いにくっつかない均衡のとれたメイクアップ効果が得られるようになる。
第1及び第2の列は、1回のメイクアップを施す間にそれらの突出要素の少なくとも一部分がまつ毛と接触することができるように十分接近させることができる。
第1及び第2の列は、支持体の縦軸線と実質的に平行に延びることができる。
支持体は、実質的に卵形、楕円形、円形、又は多角形、特に三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、又はそれよりも多い辺を有する多角形の断面を呈することができる。
突出要素の列の少なくとも1つは、支持体から実質的にその面の1つの中央領域内で延びることができる。第1及び第2の突出要素の列は、特に支持体の同じ面から又は隣接した2つのそれぞれの面から延びることができる。
突出要素の列の少なくとも1つは、少なくとも一部分が支持体に対して実質的に接線方向に延びることができる。突出要素の列の少なくとも1つは、例えば、支持体の面の1つの中央領域内で支持体に対して実質的に垂直に延びることができる。
支持体の縦軸線の周囲において、アプリケータは、第1の間隔で規則的に離間した少なくとも3つの連続した突出要素又は突出要素の群を有する第1の列と、第1の間隔とは異なる第2の間隔で規則的に離間した少なくとも3つの連続した突出要素又は突出要素の群を有する第2の列とを交互に呈することができる。
突出要素の少なくとも一列は、20以上の突出要素、例えば25の突出要素、又は例えば30の突出要素を含むことができる。
アプリケータの突出要素の別の列は、例えば25未満の突出要素、例えば20未満の突出要素、例えば約15の突出要素を含むことができる。
第1の列の突出要素は、第2の列の突出要素と実質的に同じ高さを呈することができる。第1の列の少なくとも1つの突出要素は、第2の列の突出要素の高さとは異なる高さを呈することができる。
少なくとも1つの列の少なくとも1つの突出要素は、実質的に三角形にすることができる。
少なくとも1つの列からの少なくとも2つの突出要素は、支持体をその縦軸線に対して実質的に垂直方向に見る時に、少なくとも1つのV字形の溝を形成することができる。
少なくとも1つの列の突出要素は、支持体の縦軸線に沿って延びている幾何学的分離平面のいずれの側にも少なくとも部分的に配置することができる。
第1の列の突出要素は、第2の列の突出要素の基部の中心と支持体の縦軸線に沿った同じ軸線方向位置を占める中心を持った基部を有することができる。変形では、第1の列の突出要素の基部の中心は、第2の列の突出要素の基部の中心の間で軸線方向に位置することができる。
支持体の縦軸線は、直線又は曲線とすることができる。
実施形態においては、突出要素のいずれも、内部が中空ではない。
アプリケータ部材は、支持体に取り付けられた剛毛を有する必要はなく、例えば、歯のみを有する。
第1及び第2の列の突出要素は、同じ間隔を有する必要はない。
・縦軸線を有する支持体と、
・支持体に結合され、少なくともその一部分と単体として一体に作られた、突出要素の少なくとも第1、第2、及び第3の列と、
を含み、
第2の突出要素の列は、第1の列の突出要素の数の4分の1から4分の3の範囲、例えば、3分の1から3分の2の範囲の数の突出要素を有し、突出要素は、全て共通の方向に平行であるとは限らない。
・縦軸線を有する支持体と、
・支持体に結合され、少なくともその一部分と単体として一体に作られた、突出要素の少なくとも第1及び第2の列と、
を含み、
第2の突出要素の列は、第1の列の突出要素の数の4分の1から4分の3の範囲、例えば、3分の1から3分の2の範囲の数の突出要素を有し、
第1及び第2の列間の角度間隔は180°未満である。
・縦軸線を有する支持体と、
・支持体に結合され、少なくともその一部分と単体として一体に作られた、突出要素の少なくとも第1、第2、及び第3の列と、
・各々が少なくとも3つの連続した突出要素又は突出要素の群を有する3つの列のうちの少なくとも2つと、
を含み、
第1の列の連続した突出要素又は突出要素の群及び第2の列のそれらは、規則的であるが一方の列と他方の列とは異なるように離間している。
・縦軸線を有する支持体と、
・支持体に結合され、少なくともその一部分と単体として一体に作られた、突出要素の少なくとも3つの列と、
を含み、
突出要素の少なくとも2つの列は、実質的に同一であり、第3の列とは異なる。
一例として、第3の列は、実質的に同一の列の間に位置していてもよい。
アプリケータは、縦軸線に沿って延びて、アプリケータ部材に結合された第1の端部を有する柄を含むことができる。
柄及び支持体の縦軸線は一致してもよい。変形では、柄及び支持体の縦軸線は、それらの間にゼロでない角度、例えば、30°までの角度、特に1°から20°の範囲、又は実際に2°から10°の範囲の角度を形成することができる。
柄は、第1とは反対側で握り部材に結合された第2の端部を有することができ、これは、容器用の密封キャップを構成することができる。密封キャップは、ネジ係合によって容器と協働するように構成することができる。
その態様の別のものにおいて、上述のものとは独立して又は組み合わせて、本発明はまた、物質のためのパッケージ及びアプリケータ装置を提供し、装置は、
・物質が入った容器と、
・上述のように規定したブラシ又は櫛アプリケータと、
を含む。
装置は、ワイパー部材を含むことができる。ワイパー部材は、例えば、多孔性でない材料から形成することができる。それは、少なくとも1つのスロットを有することができる。
ワイパー部材は、例えば、特許EP−B1−1046358に説明されているように、アプリケータ部材がないとその縁部が実質的に静止状態で接合されるスロットを有することができる。
ワイパー部材はまた、アプリケータ部材のための貫通孔を形成する半径方向内側の自由端を有する少なくとも1つの波状のワイパーリップを含むことができる。
物質は、メイクアップ、例えばマスカラ、又はまつ毛及び/又は眉毛用のケア製品とすることができる。
その態様の別のものにおいて、上述のものとは独立して又は組み合わせて、本発明はまた、まつ毛及び/又は眉毛に物質を付加する方法を提供し、本方法は、
・アプリケータをその縦軸線を中心に回転させ、物質を充填してアプリケータの2つの異なる領域、例えば突出要素の2つの列に属する突出要素、剛毛、又は歯にまつ毛を同時に又は連続的に接触させることを含む動きを使用する段階、
を含む。
領域又は列は、上述のように規定した通りとすることができる。
回転移動は、140°又は135°未満、又は実際に130°、125°、又は更に120°以下に亘るとすることができる。
本発明は、その非限定的な実施形態の以下の詳細説明を読み、添付図面を考察するとより良く理解することができる。
図1は、物質Pのためのパッケージ及びアプリケータ装置1を示しており、この装置は、ネック7と、アプリケータ3と、ネック7を圧迫するカラー5を含むワイパー部材4とを有する容器2を備えている。
一例として、物質Pは、マスカラ又はケア製品である。
アプリケータ3は、第1の端部にアプリケータ部材10、及び第2の端部に容器2の密封キャップにもなる握り部材11が付いた縦軸線Xの柄9を含む。
説明する実施例において、キャップ11は、その内面に容器2のネック7にある外側のネジ山に捩じ込むためのネジ山を有する。
説明する実施例において、第1及び第3の列16及び18は、同一であって互いに反対を向いており、同じことが第2及び第4の列17及び19にも当て嵌まる。
各列16及び17は、第1の列16には第1の間隔e、及び第2の列17には第1の間隔eとは異なる第2の間隔e’で規則的に離間した少なくとも3つの連続した突出要素20を有する。
所定の列における2つの連続した突出要素20間の間隔eという用語は、図5に示すように、2つの連続した突出要素の向かい合う外面間の距離を示すために使用されており、この距離は、支持体から始まっている突出要素の実質的に中間で測定される。2つの連続した突出要素間の距離eは、従って、突出要素の軸線間の間隔dとは異なる可能性がある。
変形例においては、間隔の違いは、例えば、図5及び6に示すように、第1及び第2の列16及び17の突出要素の幅の違いによるものである。
これらの図において、第1の列16の突出要素20は、第2の列17のより細い突出要素20間の間隔e’よりも小さい間隔eを形成する。突出要素20の基部21の中心間の間隔dは、列16及び17の両方で同じである。
図1から4の実施例に適用した時に、2つの列16及び17にある突出要素20の数が実質的に同じでない場合、間隔e’は、例えば、第1の間隔eの任意的な整数倍であり、比率e’/eは、例えば、1.5から5の範囲であり、説明する実施例では約2である。
第3の列18が第1の列16と同一ではなく第2の列17と同一であること、又は、それがどちらとも異なり、第3の列18の突出要素20の間隔が、例えば間隔e及びe’と異なり、例えば間隔eとe’の間であるか又はeよりも小さいか又はe’よりも大きいことは、本発明の範囲を逸脱しないと考えられる。
より詳細に図4を参照すると、第1の列16の突出要素20は、第1の方向Aに延び、第2の列17の突出要素20は、第2の方向Bに延び、第1の方向A及び第2の方向Bは、両者間に2つの列間の角距離に対応する約90°の角βを形成している。
当然ながら、第1及び第2の方向A及びBが、両者間に90°よりも小さいか又は90°から120°までの範囲、又は120°以上180°未満、特に140°又は135°よりも小さい角βを形成することは、本発明の範囲を逸脱しないと考えられる。
図1から4に示す実施形態では、支持体の断面は、実質的に正方形であり、突出要素の列は、支持体の面と実質的に一致する方向に延び、突出要素の各列は、支持体の異なる面から延び、実質的にその面に対して垂直に隣接する面に対して接線方向に延びている。支持体は、従って、突出要素の一列を支持体の対応する面に結合させている。突出要素の列は、同じ時計方向か又は反時計方向に延びる。
図7及び10の実施例において、アプリケータ部材は、実質的に支持体の面の1つの中央領域で支持体から延びる突出要素の少なくとも1つの列17を有する。
図7の実施例において、突出要素の2つの列16a及び17は、支持体の1つの面から延び、支持体は、実質的に正方形の断面を呈している。この実施例では、列17は、支持体に対して実質的に垂直に延びている。列16aは、列17が延びている面と実質的に一致する方向に延びている。列16bは、列16aに対して実質的に垂直に延びている。
図7に示す実施例では、支持体15の縦軸線Yの周囲に、アプリケータは、各々第1の間隔で規則的に離間した少なくとも3つの連続した突出要素を呈する2つの列16a及び16bを交互に呈し、列17は、第1の間隔よりも大きい第2の間隔で規則的に離間した少なくとも3つの連続した突出要素を呈している。
支持体は、実質的な正方形以外の形状の断面を呈することができる。
一例として、図9から11は、実質的に三角形の断面である支持体を示し、図12は、実質的に五角形の形状を示し、図13は、実質的に六角形の形状を示し、図14は、七角形の形状を示し、図15は、実質的に八角形の形状を示している。
図26Aは、突出要素が延びる支持体の部分上に別の部分15eをオーバーモールドする可能性を示している。
支持体はまた、図16に示すような円形、又は長円形、特に図17に示すような楕円形の断面とすることができる。
図9及び図12から15の実施例において、突出要素20の各列は、支持体の異なる面から延びている。
図11及び18の実施例においては、各面から2つの列が延びている。
図10の実施例において、突出要素20の各列は、支持体の異なる面から、実質的にこの面の中央領域から垂直に延びている。
最後に、図16及び17の実施形態では、突出要素20は、支持体に対して実質的に接線方向に延びており、支持体は、実質的に円形又は楕円形の断面を呈している。
上述の全ての実施例において、様々な列の突出要素20は、同じ高さとすることができるが、例えば、図18に示すように、列のうちの1つの少なくとも1つの突出要素が別の列の少なくとも1つの突出要素と異なる高さである場合も本発明の範囲を逸脱しないと考えられる。
少なくとも1つの列の突出要素は、図19に概略で示すように、実質的に整列したそれらの基部を有することができる。
少なくとも1つの列の突出要素は、図20に示すように、支持体の縦軸線を含む幾何学的分離面の両側に少なくとも一部分が配置されてもよい。
上述のように、突出要素の少なくとも1つの列は、規則的に離間した個々の突出要素の連続を含むことができる。
変形例においては、突出要素の少なくとも1つの列は、一連の突出要素の群を含み、これらの群が規則的に離間していてもよい。
突出要素の2つの等しい群の間の間隔は、例えば、それぞれ異なる群に属する隣接する突出要素間の距離として定められてもよく、この距離は、突出要素の中間で測定される。
少なくとも1つの列の突出要素は、図21に示すように、アプリケータ部材をその縦軸線に対して実質的に垂直の方向で見た場合、少なくとも1つのV字形の溝を形成することができる。この実施例において、第1の列の少なくとも2つの連続した突出要素と第2の列の少なくとも2つの連続した突出要素とは接触している。
変形例においては、図1から4に示すように、第1の列の連続した突出要素と第2の列の連続した突出要素とは接触していない。
上述の実施形態では、突出要素のいずれも内部が中空ではない。
上述の実施例のアプリケータ部材は、剛毛を支持体に取り付けていないが、アプリケータ部材がこのような剛毛を具備していても本発明の範囲を逸脱しないと考えられる。
支持体及び/又は突出要素は、磁性を帯びていてもよく、特に、それらは、図22に示すように分散した磁性粒子の充填剤を含むことができる。
図1に示す実施例において、ワイパー部材4は非多孔性であり、例えば、エラストマー又は他の十分に可撓性の塑性材料から作られた可撓性リップを含む。変形例において、ワイパー部材は、図24に示すように、例えば発泡体のブロックのような多孔性材料を含む。
アプリケータ部材10は、例えば成形によって柄9と一体に作られてもよく、又は例えば圧入式に挿入されてそれに締結されるか、又は図25に示すように柄9の第1の端部内に設けられたハウジング内にスナップ式に固定することができる。変形例においては、支持体15は、図26に示すように、柄を固定することができるハウジングを有することができる。
図27は、容器102と、アプリケータ103と、容器102のネック107を圧迫するカラー105を有するワイパー部材104とを含むパッケージ及びアプリケータ装置101を示している。
アプリケータ103は、第1の端部にアプリケータ部材110、及び第2の端部に容器102用の密封キャップにもなる握り部材111が設けられた縦軸線Xの柄109を有する。
支持体115は、柄109に圧入されてもよい。
アプリケータ部材110は、支持体115から延びる剛毛112を含み、これらの剛毛112は、支持体115に形成された巻回の間に固定されることによって保持されている。
剛毛112は、4つの列116、117、118、及び119に沿って延び、列をばらばらにすると、例えば約90°の環状の間隔βを呈し、列の隣接する対の間にはそれぞれの縦溝150がある。
一例として、列は、支持体115の剛毛の付いた部分113の長さの半分以上に亘って延びている。
列の少なくとも1つ、具体的には列117及び119は、アプリケータを縦軸線Yに対して実質的に垂直方向から見る時に、少なくとも1つの切り込み120を含む。
列116及び118には切り込みがなく、アプリケータ部材110は、図28に示すように、切り込みのない列と切り込みのある列とを交互に含むようになっている。
切り込みは、異なるプロフィールを呈することができる。
所定の列内で、切り込みのプロフィールは同じでも又は異なってもよい。
図28から31に示す実施例では、切り込みの深さは、対応する列内において切り込みの両側に配置された剛毛の長さと実質的に等しい。変形例では、切り込みの基部は、より短い剛毛の端部によって形成することができる。
図28に示す実施例では、列の少なくとも1つは、アプリケータを支持体の縦軸線に沿って見る場合に実質的に一定であるその長さの少なくとも一部分で幅ωを呈する。ブラシの断面は、交互になった列と列の間の溝が鋸歯状となった十字形を形成する。
当然ながら、列の少なくとも1つが実質的に一定でないことは、本発明の範囲を逸脱しないと考えられる。
一例として、図32は、図33でより明瞭に示すように、断面が三角形の列116及び117を有するアプリケータ部材110を示している。列の少なくとも1つは、その長さの少なくとも一部分において、支持体115の縦軸線Yに沿ってアプリケータを見る場合に幅が半径方向外方に減少している。
アプリケータ部材110の長さの少なくとも一部分に対して、包絡面Eは、図33で分るように円形の断面を呈することができる。
変形例においては、アプリケータ部材の長さの少なくとも一部分に対して、包絡面Eは、多角形、特に図34で分るように正方形の断面を呈することができる。
ブラシが多角形断面の包絡面である場合、ブラシは、多角形断面になるように切断された円筒形のブランクから形成することができる。
その後、ブラシは、剛毛の列を備えて星形の断面になるように切り取ることができる。
列は、ブラシのコアまでバラバラになっていてもよく、又はコアの手前で互いに接合していてもよい。
アプリケータ部材の包絡面Eの断面は、図35で分るように、支持体の一端から他端までに少なくとも1つの極値、特に最小値を通過することができる。
その後、切り込みのない列をまつ毛を分けるために使用することが可能である。
この列は、例えば、ブラシをその軸線を中心に回すことにより、例えば140°よりも小さい135°まで回すことによりまつ毛に接触させられる。
図36のブラシは、約120°の環状間隔βを有する歯の3つの列を示している。
この実施例では、列117だけに切り込みがある。変形例においては、列116だけに切り込みがない。
図37は、1つの列の幅がコアから外方に半径方向に進む時に増大する場合があることを示している。
この図のブラシには4つの列がある。2つの正反対の列には切り込みがあり、他の2つの列には切り込みがない。
上述のブラシの全てにおいて、捻ったコアに関連するネジ効果は、例えば、円形ではない断面、例えば、ヒンジの付いた剛毛又は窪んだ剛毛を選択することにより、又はブラシを形成した後に剛毛を機械的処理することにより、弱めるか又は排除することも可能である。この処理は、EP−A−1459647に説明されているように剛毛を打ち延ばすことにあるとすることができる。剛毛は、材料が除かれるか又は材料が引き伸ばされた部分、又はその長さに沿って少なくとも1つの点において平らにされた部分を呈することができ、剛毛は、この点から半径方向に外に延びなくなるであろう。
図39から42は、まつ毛が分けられる可能性と共に厚いメイクアップ効果が得られるブラシの他の実施例を示している。
図39のブラシ200には、これまでの実施例と異なり、剛毛の列を分ける縦溝がない。
ブラシ200は、切り込み203のある領域201と切り込みのない領域202とを呈する。
領域201は、切り込みがあるためにより多量の物質で満たされた状態になることができる。領域202は、まつ毛を分けるために使用することができる。
切り込み203は、それらの間に剛毛のパケット204を形成し、これらの剛毛のパケットの間の間隔は、捻ったコア115に沿って規則的であることが可能である。
切り込みのない領域202は、例えば、30°以上又は45°又はそれ以上であるコア105の縦軸線を中心にする扇角γに亘って延びる。
切り込み203は、例えば、図40に示すように平らな基部を有するように機械処理されて、例えば対角線上にあってもよい。
図39のブラシ200は、断面が円形の包絡面を呈する。
図42の実施例において、包絡面は、実質的に正方形の断面であり、切り込み203は、2つの対角線上の縁部に沿って作られている。切り込み203の基部210は、正方形の対角線と実質的に平行である。
特許請求の範囲を含む説明を通じて「含む」という用語は、特に断らない限り、「少なくとも1つを含む」と同義であると理解されるべきである。
2 容器
3 アプリケータ
4 ワイパー部材
5 カラー
7 ネック
P 物質
Claims (47)
- まつ毛及び/又は眉毛に物質を付加するためのパッケージ及びアプリケータ装置であって、
・物質を収容する容器(2、192)と、
・アプリケータ部材を含むアプリケータ(103、200)と、
を含み、
前記アプリケータ部材は、
・縦軸線に沿って延びる捻った支持体(115)と、
・前記捻った支持体に保持された剛毛と、
を含み、
前記アプリケータ部材はまた、物質を充填することができる一連の切り込み(120、203)を含む少なくとも第1の縦に延びる領域(117、201)と、まつ毛を分けるように構成された少なくとも第2の縦に延びる領域とを呈し、
前記切り込みのある領域(117、201)内で互いに続く切り込み(120、203)の数は、5以上である、
ことを特徴とする装置。 - 前記第2の領域(116、202)には、切り込みがないことを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記アプリケータ部材は、実質的に大きな旋回効果を示さないことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の装置。
- 前記一連の切り込みは、規則的であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の装置。
- 少なくとも1つの切り込みは、実質的に平らな底を含むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の装置。
- 前記切り込みは、前記支持体の軸線に沿って測定すると3mmよりも短い長さに亘って延びていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の装置。
- 前記アプリケータ部材(110)は、前記支持体(115)によって支持された剛毛(112)の少なくとも2つの列を含み、該列の1つは、複数の切り込み(120)を含むことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の装置。
- 前記2つの列は、前記支持体に沿って延びて135°未満の角度幅を呈する溝(150)を形成することを特徴とする請求項7に記載の装置。
- 前記支持体は、剛毛の付いた部分(113)を含み、前記列は、該支持体の該剛毛の付いた部分の長さの半分よりも長い長さに亘って延びていることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の装置。
- 前記2つの列の剛毛の最大長は、実質的に等しいことを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の装置。
- 少なくとも1つの切り込みは、対応する列を前記支持体の縦軸線に実質的に垂直な方向で見る時に、実質的にV字形のプロフィールを呈することを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか1項に記載の装置。
- 少なくとも1つの切り込み(120)は、対応する列を前記支持体の縦軸線に実質的に垂直な方向で見る時に、実質的にU字形のプロフィールを呈することを特徴とする請求項7から請求項11のいずれか1項に記載の装置。
- 前記切り込みの深さは、対応する列内の該切り込みの両側に配置された剛毛の長さと実質的に等しいことを特徴とする請求項7から請求項12のいずれか1項に記載の装置。
- 2つの隣接する列は、異なる切り込み数を有することを特徴とする請求項7から請求項13のいずれか1項に記載の装置。
- 前記アプリケータは、複数の切り込み(120)を含む第2の列(117)の剛毛に隣接した切り込みのない第1の列(116)の剛毛を含むことを特徴とする請求項7から請求項14のいずれか1項に記載の装置。
- 前記アプリケータは、切り込みのない列(116)と複数の切り込みを含む列(117)とを交互に含むことを特徴とする請求項15に記載の装置。
- 前記列(116)の少なくとも1つは、その長さの少なくとも一部分に亘って、前記アプリケータを前記支持体の縦軸線に沿って見る時に実質的に一定である幅(ω)を呈することを特徴とする請求項7から請求項16のいずれか1項に記載の装置。
- 前記列の少なくとも1つは、その長さの少なくとも一部分に亘って、前記アプリケータを前記支持体の縦軸線に沿って見る時に半径方向外方に減少する幅を呈することを特徴とする請求項7から請求項16のいずれか1項に記載の装置。
- 前記列は、バラバラであることを特徴とする請求項1から請求項18のいずれか1項に記載の装置。
- 2つの隣接する列の間に少なくとも1つの縦溝を含むことを特徴とする請求項7から請求項19のいずれか1項に記載の装置。
- 前記アプリケータ部材の包絡面は、該アプリケータ部材の遠位端に向けて全体的にテーパの付いた形状を呈することを特徴とする請求項1から請求項20のいずれか1項に記載の装置。
- 前記アプリケータ部材の包絡面は、前記支持体の一端から他端に向う時に少なくとも1つの極値、特に最小値を通過する断面を有することを特徴とする請求項1から請求項21のいずれか1項に記載の装置。
- 前記包絡面(E)は、前記アプリケータ部材の長さの少なくとも一部分に亘って円形の断面を呈することを特徴とする請求項1から請求項22のいずれか1項に記載の装置。
- 前記包絡面(E)は、前記アプリケータ部材の長さの少なくとも一部分に対して多角形及び正方形の一方の断面を呈することを特徴とする請求項1から請求項23のいずれか1項に記載の装置。
- 前記アプリケータ部材は、3つの枝を有する星形及び4つの枝を有する星形の一方の断面を呈することを特徴とする請求項1から請求項24のいずれか1項に記載の装置。
- 縦軸線(X)に沿って延び、前記アプリケータ部材(10、110)に結合された第1の端部を有する柄(9、109)を更に含むことを特徴とする請求項1から請求項25のいずれか1項に記載のアプリケータ。
- 前記柄の縦軸線(X)と前記支持体の縦軸線(Y)は一致することを特徴とする請求項26に記載のアプリケータ。
- 前記柄の縦軸線と前記支持体の縦軸線は、それらの間にゼロでない角度を形成することを特徴とする請求項26に記載のアプリケータ。
- 前記ゼロでない角度は、30°以下であることを特徴とする請求項28に記載のアプリケータ。
- 前記ゼロでない角度は、10°から20°の範囲にあることを特徴とする請求項28に記載のアプリケータ。
- 前記ゼロでない角度は、2°から10°の範囲にあることを特徴とする請求項28に記載のアプリケータ。
- 前記柄(9、109)は、第2の端部を有し、その第2の端部を通じて握り部材に結合されていることを特徴とする請求項26から請求項31のいずれか1項に記載のアプリケータ。
- 前記握り部材(11、111)は、容器(2、102)の密封キャップを構成することを特徴とする請求項32に記載のアプリケータ。
- 前記密封キャップは、ネジの締結により前記容器(2、102)と協働するように構成されることを特徴とする請求項33に記載のアプリケータ。
- ワイパー部材を含むことを特徴とする請求項1から請求項34のいずれか1項に記載の装置。
- 前記物質は、マスカラであることを特徴とする請求項1から請求項35のいずれか1項に記載の装置。
- まつ毛及び/又は眉毛に物質を付加するためのアプリケータであって、
アプリケータ部材、
を含み、
前記アプリケータ部材は、
縦軸線を有する支持体と、
前記支持体に沿って延びる少なくとも第1及び第2の列の突出要素と、
を含み、
前記突出要素は、全てが共通の方向と平行に延びているとは限らず、前記第1の列の突出要素と前記第2の列の突出要素との間の該支持体の縦軸線の周りの角度間隔は、ゼロではなくて135°未満であり、該第1の列の突出要素又は突出要素の群は、該列に沿って一様に分布し、両方の列の該突出要素又は突出要素の群は、異なる分布を有し、
前記第1の列の少なくとも3つの連続した突出要素又は突出要素の群の間の第1の間隔で、該要素は、前記支持体の少なくとも一部分と単体として一体に作られ、
前記第2の列の少なくとも3つの連続した突出要素又は突出要素の群の間の、前記第1の間隔とは異なる第2の間隔で、該要素は、前記支持体の少なくとも一部分と単体として一体に作られる、
ことを特徴とするアプリケータ。 - まつ毛及び/又は眉毛に物質を付加するためのアプリケータであって、
アプリケータ部材、
を含み、
前記アプリケータ部材は、
支持体と、
前記支持体に沿って延び、列間の角度分離が135°未満の少なくとも2つの列と、
を含み、
各列は、まつ毛と接触するための突出要素を含み、
前記列の1つの突出要素の数は、別の列の突出要素の数の4分の1から4分の3の範囲にあり、
前記突出要素は、全てが共通の方向に平行とは限らない、
ことを特徴とするアプリケータ。 - まつ毛及び/又は眉毛に物質を付加するためのアプリケータであって、
アプリケータ部材、
を含み、
前記アプリケータ部材は、
縦軸線に沿って延びる捻った支持体と、
前記捻った支持体に支持された剛毛と、
を含み、
前記アプリケータ部材はまた、列に沿って分布した切り込みを設けた2つの縦に延びる列(117、119)を呈し、一方の列の該切り込みは、他方の列の該切り込みの位置と少なくとも部分的に一致する支持体に沿った軸線方向位置を占め、切り込みを設けた該2つの領域の間に、切り込みのない少なくとも1つの領域がある、
ことを特徴とするアプリケータ。 - まつ毛及び/又は眉毛に物質を付加するためのアプリケータであって、
アプリケータ部材
を含み、
前記アプリケータ部材は、
縦軸線に沿って延びる捻った支持体と、
前記捻った支持体に支持された剛毛と、
を含み、
前記剛毛は、中実円形断面以外の断面を呈し、及び/又は打ち延ばされ、
前記アプリケータ部材はまた、一連の切り込み(120、203)を有する少なくとも1つの縦方向領域(117、201)を呈する、
ことを特徴とするアプリケータ。 - 5つよりも多い切り込みを有することを特徴とする請求項40に記載のアプリケータ。
- 前記切り込みは、規則的に配置されることを特徴とする請求項40に記載のアプリケータ。
- まつ毛及び/又は眉毛に物質を付加するためのアプリケータ(3)であって、
アプリケータ部材(10)
を含み、
前記アプリケータ部材は、
縦軸線(Y)を有する支持体(15)と、
前記支持体に結合され、その少なくとも一部分と一体に作られ、3つの列の少なくとも2つ(16、17)の各々が少なくとも3つの連続した突出要素又は突出要素の群を有する、少なくとも第1(16)、第2(17)、及び第3(18)の列の突出要素と、
を含み、
前記第1の列(16)の前記3つの連続した突出要素又は突出要素の群(20)は、第1の間隔(e)で規則的に離間し、前記第2の列(17)の該3つの連続した突出要素(20)又は突出要素の群は、該第1の間隔とは異なる第2の間隔(21)で規則的に離間している、
ことを特徴とするアプリケータ。 - まつ毛及び/又は眉毛に物質を付加するためのアプリケータであって、
アプリケータ部材、
を含み、
前記アプリケータ部材は、
縦軸線を有する支持体と、
前記支持体から延び、その少なくとも一部分と単体として一体に作られた少なくとも第1、第2、及び第3の列の突出要素と、
を含み、
前記第2の列の突出要素は、前記第1の列の突出要素の数の4分の1から4分の3の範囲にある突出要素の数を有する、
ことを特徴とするアプリケータ。 - まつ毛及び/又は眉毛に物質を付加するためのアプリケータであって、
アプリケータ部材、
を含み、
前記アプリケータ部材は、
縦軸線を有する支持体と、
前記支持体から延び、その少なくとも一部分と単体として一体に作られた、少なくとも第1及び第2の列の突出要素と、
を含み、
前記第2の列の突出要素は、前記第1の列の突出要素の数の4分の1から4分の3の範囲、例えば、3分の1から3分の2の範囲の突出要素の数を有し、
前記第1及び第2の列の間の角度間隔は、180°未満である、
ことを特徴とするアプリケータ。 - まつ毛及び/又は眉毛に物質を付加するためのアプリケータであって、
アプリケータ部材、
を含み、
前記アプリケータ部材は、
縦軸線を有する支持体と、
前記支持体から延び、その少なくとも一部分と単体として一体に作られた、少なくとも第1、第2、及び第3の列の突出要素と、
を含み、
前記3つの列のうちの少なくとも2つは、少なくとも3つの連続した突出要素又は突出要素の群を有し、
前記第1の列の前記連続した突出要素又は突出要素の群と前記第2の列のものとは、互いから規則的に離間し、第1の列の該突出要素の配置は、第2の列の該突出要素の配置と異なっている、
ことを特徴とするアプリケータ。 - まつ毛及び/又は眉毛に物質を付加するためのアプリケータであって、
アプリケータ部材、
を含み、
前記アプリケータ部材は、
縦軸線を有する支持体と、
前記支持体から延び、その少なくとも一部分と単体として一体に作られた少なくとも3つの列の突出要素と、
を含み、
少なくとも2つの列の突出要素は、実質的に同一であり、第3の列とは異なっている、 ことを特徴とするアプリケータ。
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