JP2009254463A - 内視鏡先端フード - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な径の処置具を安定的に保持する。
【解決手段】処置具保持部12は第1、第2の弾性体13a、13bおよび硬質体14を有する。第1、第2の弾性体13a、13bを互いに対向させたままテーバー部内面に固定する。第1、第2の弾性体13a、13bに互いに対向する溝部15を形成する。溝部15を鉗子口側から先端側の開口まで延ばす。溝部15の内面に硬質体14を設ける。使用が想定される処置具の外径より硬質体14の間隔を短くさせる。
【選択図】図5

Description

本発明は、内視鏡の挿入管先端に取り付ける内視鏡先端フードに関する。
従来の内視鏡の挿入管には、基端から先端まで通じる鉗子チャンネルが設けられる。鉗子や注射などの処置具を鉗子チャンネルの基端側から先端に挿通させ、体内で処置具を用いることが可能である。
このような処置具は、体内において特定した部位において操作する必要がある。例えば、薬液の注入が必要な部位に注射する必要があり、鉗子は固持する必要がある部位を挟持するために用いられる。
これらの処置具は、鉗子チャンネル内を挿通可能にするために、可撓性を有するケーブルの先端に設けられる。そのため、処置具を特定の方向に向けることが難しく、体内の特定に部位に処置具を向けることは、使用者の熟練度に依存した。
そこで、体内の特定した部位に処置具を向けさせるために、処置具を所定の方向に向かせるためのガイド部を設けた内視鏡用アタッチメントが提案されている(特許文献1参照)。提案された内視鏡用アタッチメントによれば、処置具を観察視野内における所定の位置に導くことが可能になる。
しかし、提案された内視鏡用アタッチメントでは、処置具を安定的に特定の位置に導くことが難しくなることがある。例えば、処置具の内径が大きい場合には、ガイドから処置具が外れる可能性がある。また、処置具の内径が小さい場合には、ガイド内で処置具が安定しない可能性がある。さらに、ガイド部より処置具が鉛直下向きにある場合には、処置具がガイドから外れるおそれがある。
また、所定の内径を有する孔部に処置具を係合させることにより体内の特定した部位に処置具を向けさせることが可能な内視鏡用フードが提案されている(特許文献2参照)。しかし、提案された内視鏡用フードでは、孔部より径の細い処置具を安定的に所定の方向に支持することが難しく、孔部より径の太い処置具を用いることが出来ない。
特開2006−158840号公報 特開2007−82767号公報
したがって、本発明では様々な径の処置具を所定の方向に向けて保持することが可能な内視鏡先端フードの提供を目的とする。
本発明の内視鏡先端フードは、内視鏡の挿入管先端に装着時に内視鏡の鉗子チャンネルに対向する位置に設けられ、鉗子チャンネルを介して挿入される処置具の周囲の一部との非接触状態を保ちながら処置具の周囲の少なくとも2点において処置具の内部方向に付勢力をかけることにより処置具を保持する処置具保持部を備えることを特徴としている。
なお、処置具保持部は、互いに対向し弾性変形しながら処置具を挟持することにより、処置具の内部方向に弾性力をかける第1、第2の弾性体を有することが好ましい。
また、第1、第2の弾性体の少なくとも一方には、鉗子チャンネルと対向する位置に内視鏡側から反対側に向かう方向に沿って延びる溝部が設けられ、処置具は溝部に係合するように保持されることが好ましい。
また、溝部は内視鏡側から反対側に向かう方向に沿って延びる曲面を有することが好ましい。
また、溝部は内視鏡側から反対側に向かう方向に沿って延びる複数の平面を有することが好ましい。
また、溝部は内視鏡側から反対側に向かって幅および深さの少なくとも一方が小さくなることが好ましい。
また、処置具保持部は、鉗子チャンネルと対向する位置に内視鏡側から反対側まで貫通する孔部を有し孔部の内周の一部は内視鏡側から反対側に向かう方向に沿って開放され変形しながら孔部に処置具を係合させることにより処置具の内部方向に弾性力をかける弾性体を有することが好ましい。
また、処置具保持部における処置具と接する位置に処置具と接する硬質体が設けられることが好ましい。
また、処置具保持部における処置具と接する位置に処置具と接するバルーンが設けられることが好ましい。
本発明によれば、処置具の外周の一部との非接触状態を保ちながら、外周の2点以上において処置具の内部方向に弾性力を付勢することにより処置具を保持することが可能になる。したがって、処置具はより安定的に保持され、また、外周の一部と非接触状態を保っているので、様々な径の処置具を保持することが可能になる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
まず、図1を用いて、本発明の第1〜第4の実施形態を適用した内視鏡先端フードが装着される内視鏡20について説明する。図1は、本発明の一実施形態を適用した内視鏡先端フードが装着される内視鏡20の外観図である。
内視鏡20は、操作部21、挿入管22、及びコネクタ23によって構成される。操作部21と挿入管22とが連結される。また、操作部21とコネクタ23とが連結される。内視鏡先端フード(図1において図示せず)は、挿入管22の先端に装着される。
内視鏡20は光源ユニット(図示せず)を有する内視鏡プロセッサ(図示せず)に接続される。光源ユニットから供給される光がコネクタ23から挿入管22先端まで延ばされるライトガイドによって伝達される。伝達された光が先端付近に照射される。
挿入管22の先端には撮像素子(図示せず)が配置され、光が照射された被写体が撮像素子により撮像される。撮像された光学像に相当する画像信号が内視鏡プロセッサに送られ、所定の信号処理が施される。所定の信号処理の施された画像信号がモニタ(図示せず)に送られ、モニタに被写体像が表示される。
挿入管22の内部には、挿入管22の基端から先端に延びる鉗子チャンネル24が設けられる。鉗子チャンネル24は、操作部21と連結される端部である基端側に設けられる処置具挿入口25に連結される。鉗子などの処置具を処置具挿入口25にから鉗子チャンネル24に挿通することにより、処置具を先端側に配置することが可能である。
次に、本実施形態を適用した内視鏡先端フードについて、図2を用いて説明する。図2は、挿入管21の先端と挿入管に対して定められた装着姿勢における本実施形態の内視鏡先端フード10との外観図である。
内視鏡先端フード10は、外殻11と処置具保持部12とによって形成される。図3に示すように、外殻11は筒状であって、内腔が連続する円筒部11cおよびテーパー部11tとを有する。以下の説明において、外殻11の軸方向に沿った両端であって、円筒部11c側の端部を基端、テーパー部11t側の端部を先端とする。
円筒部11cの内径は、内視鏡先端フード10が装着される挿入管22の先端の外径と同一となるように、形成される。このように円筒部11cを形成することにより、挿入管22の先端を円筒部11c内に着脱可能である。
なお、内視鏡先端フード10は、挿入管22の先端への装着姿勢が定められている。円筒部11cおよび挿入管22の先端の外周には、軸方向に沿った直線L1、L2が描かれる。使用者が円筒部11cと挿入管22の先端とに描かれた直線L1、L2が一直線となるように装着することにより、内視鏡先端フード10は挿入管22の先端に定められた装着姿勢で取り付けられる。
テーパー部11tは、基端側から先端側に近付く程、径が短くなるように形成される。また、定められた装着姿勢において先端側から見て、先端側の開口内に挿入管22の先端に設けられる観察窓26が入るように、テーパー部11tは形成される(図4参照)。なお、観察窓26の内部に撮像素子が設けられ、被写体像は観察窓26を介して撮像素子に到達する。
外殻11は、透明部材によって形成される。ライトガイドによって伝達する光は、挿入管22の先端に設けられる照明窓27から放射される。外殻11を透明部材により形成することにより、照明窓27から放射される照明光を、外殻11に遮られること無く、挿入管22の先端周辺に照射可能である。また、外殻11を透明部材により形成することにより、撮像素子の観察視野の外殻11による狭小化が防がれる。
処置具保持部12は、テーパー部11tの内面に設けられる。定められた装着姿勢において、鉗子チャンネル24の鉗子口28(図2参照)と対向する位置に処置具保持部12は設けられる。図5に示すように、処置具保持部12は、第1、第2の弾性体13a、13bと硬質体14とによって形成される。
定められた装着姿勢において、観察窓26の中心と鉗子口28の中心とを結ぶ線分および円筒部11cの軸方向に垂直な方向に沿って、第1、第2の弾性体13a、13bは並べられる(図4参照)。また、このように並べられた状態で、第1、第2の弾性体13a、13bがテーパー部11tに固定される。
定められた装着姿勢において、鉗子口28から先端側の開口まで延びる溝部15が互いに対向するように、第1、第2の弾性体13a、13bに設けられる。第1、第2の弾性体13a、13bに設けられる溝部15はくさび形に形成される。
溝部15のくさび形を形成する2平面は互いに直交する。また、第1の弾性体13aの溝部15を形成する2平面と、第2の弾性体13bの溝部15を形成する2平面とは互いに平行である。くさび形を形成する2平面それぞれに、硬質体14が設けられる。
第1の弾性体13aの溝部15を形成する2平面に設けられる硬質体14は、第2の弾性体13bの溝部15を形成する2平面に設けられる硬質体14と対向するように、配置される。なお、硬質体14には、第1、第2の弾性体13a、13bよりも摩擦係数の小さな部材が用いられる。
装着される内視鏡20において使用が想定される処置具の中で最も細い径の処置具の外径より対向する硬質体14の間隔が短くなるように、第1、第2の弾性体13a、13bの間隔、溝部15の深さ、および硬質体14の形状が定められる。
このような構成の内視鏡先端フード10を挿入管22の先端に装着すると、鉗子チャンネル24に挿入される処置具は第1、第2の弾性体13a、13bの溝部15の間に導かれる。溝部15の間に導かれた処置具は硬質体14と接触する。処置具をさらに先端側に進行させると、第1、第2の弾性体13a、13bが硬質体14を介して処置具により押し広げられる。
このとき、第1、第2の弾性体13a、13bは弾性変形しており、第1、第2の弾性体13a、13bによる弾性力が硬質体14を介して処置具に付勢される。第1、第2の弾性体13a、13bからの弾性力により、処置具は保持される。
以上のように、第1の実施形態の内視鏡先端フード10によれば、処置具は処置具保持部12により挟持されるので、処置具を安定的に所定の方向に向かせて支持することが可能である。
また、外径の太い処置具であっても、第1、第2の弾性体13a、13bが開くことにより溝部15内に導かれ、弾性力により挟持される。このように、第1の実施形態の内視鏡先端フード10によれば、適用可能な処置具の外径の範囲が大きい。
また、処置具は硬質体14を介して保持されるため、保持された処置具の姿勢がより安定化する。また、硬質体14は第1、第2の弾性体13a、13bより摩擦係数の低い部材によって形成されるので、硬質体14が設けられない場合に比べて容易に処置具を内視鏡先端フード10の開口まで進行させることが可能になる。
次に、第2の実施形態の内視鏡先端フードについて説明する。第2の実施形態の内視鏡先端フードは、処置具保持部120の構成のみが第1の実施形態と異なる。第1の実施形態と異なる点を中心に、第2の実施形態の内視鏡先端フードについて説明する。なお、第1の実施形態と同じ機能を有する部位には、同じ符号を付する。
図6に示すように、第2の実施形態を適用した内視鏡先端フード10の処置具保持部120は、第1の実施形態と同様に、第1、第2の弾性体130a、130b、および硬質体140によって形成される。
第1の実施形態と同様に、第1、第2の弾性体130a、130bは、定められた装着姿勢において観察窓26の中心と鉗子口28の中心とを結ぶ線分および円筒部11cの軸方向に垂直な方向に沿って並べられる。また、このように並べられた状態で、第1、第2の弾性体130a、130bがテーパー部11tに固定される。
また、第1の実施形態と同様に、定められた装着姿勢において、鉗子口28から先端側の開口まで延びる溝部150が互いに対向するように、第1、第2の弾性体130a、130bに設けられる。第1の実施形態と異なり、溝部150は円筒内面状の曲面を有する。
溝部150全面に沿った硬質体140が設けられる。第1の実施形態と同様に、硬質体140には、第1、第2の弾性体130a、130bよりも摩擦係数の小さな部材が用いられる。
第1の実施形態と同様に、装着される内視鏡20において使用が想定される処置具の中で最も細い径の処置具の外径より対向する硬質体140の間隔が短くなるように、第1、第2の弾性体130a、130bの間隔、溝部150の深さ、および硬質体140の形状が定められる。
以上のような第2の実施形態の内視鏡先端フードによっても、処置具を安定的に支持することが可能である。なお、第1の実施形態における溝部15より第2の実施形態における溝部150の方が広がりにくいため、処置具を強固に保持することが可能である。一方、第1の実施形態では処置具にかかる力を小さく出来るため、第1の内視鏡先端フードは、外力に対して耐性の低い処置具を保持するのに適している。
次に、第3の実施形態の内視鏡先端フードについて説明する。第3の実施形態の内視鏡先端フードは、処置具保持部121の構成のみが第1の実施形態と異なる。第1の実施形態と異なる点を中心に、第3の実施形態の内視鏡先端フードについて説明する。なお、第1の実施形態と同じ機能を有する部位には、同じ符号を付する。
図7に示すように、第3の実施形態を適用した内視鏡先端フード10の処置具保持部121は、第1の実施形態と異なり、単一の弾性体131および硬質体14によって形成される。
第1の実施形態と異なり、定められた装着姿勢において、鉗子口28から先端側の開口まで延びる孔部16が弾性体131に設けられる。孔部16は四角筒状であり、内周の一部(符号A参照)が鉗子口28から開口まで開放されている。
第1の実施形態と同様に、孔部16を形成する4平面に硬質体14が設けられる。なお、硬質体14には、単一の弾性体131よりも摩擦係数の小さな部材が用いられる。
装着される内視鏡20において使用が想定される処置具の中で最も細い径の処置具の外径より対向する硬質体14の間隔が短くなるように、孔部16の形状、および硬質体14の形状が定められる。
以上のような第3の実施形態の内視鏡先端フードによっても、処置具を安定的に支持することが可能である。
次に、第4の実施形態の内視鏡先端フードについて説明する。第4の実施形態の内視鏡先端フードは、処置具保持部122の構成のみが第1の実施形態と異なる。第1の実施形態と異なる点を中心に、第4の実施形態の内視鏡先端フードについて説明する。なお、第1の実施形態と同じ機能を有する部位には、同じ符号を付する。
図8に示すように、第4の実施形態を適用した内視鏡先端フード10の処置具保持部122は、第1の実施形態と異なり、第1、第2の弾性体132a、132b、およびバルーン17によって形成される。
第1の実施形態と同様に、第1、第2の弾性体132a、132bは、定められた装着姿勢において観察窓26の中心と鉗子口28の中心とを結ぶ線分および円筒部11cの軸方向に垂直な方向に沿って並べられる。また、このように並べられた状態で、第1、第2の弾性体132a、132bがテーパー部11tに固定される。
また、第1の実施形態と同様に、定められた装着姿勢において、鉗子口28から先端側の開口まで延びる溝部151が互いに対向するように、第1、第2の弾性体132a、132bに設けられる。第2の実施形態と同様に、溝部151は円筒内面状の曲面を有する。
第1の実施形態と異なり、溝部151全面に沿ったバルーン17が設けられる。バルーン17は収縮させた状態で半円筒形状であり、チューブ18を通して充填材を注入することにより膨張可能である。なお、チューブ18は挿入管22に沿って操作部21までのばされ、チューブ18の充填材による加圧および減圧は操作部21の端部において行なわれる。なお、充填材としては、例えば、気体、液体などの流体やジェルなどが挙げられる。
第1の実施形態と同様に、装着される内視鏡20において使用が想定される処置具の中で最も細い径の処置具の外径より対向するバルーン17の間隔が短くなるように、第1、第2の弾性体132a、132bの間隔、および溝部151の深さが定められる。
以上のような第4の実施形態の内視鏡先端フードによっても、処置具を安定的に支持することが可能である。また、第4の実施形態によれば、充填材を用いてバルーン17の圧力を調整することにより、処置具にかかる力を調整することが可能である。
なお、第1、第3の実施形態において処置具の周囲の4点において、また、第2、第4の実施形態において処置具の周囲の円弧状の点において処置具保持部に弾性力がかけられ保持される構成であるが、少なくとも処置具の周囲の2点において処置具の内部方向に弾性力をかけられる構成であれば処置具の保持は可能である。
また、第1、第2、および第4の実施形態では第1、第2の弾性体により処置具を挟持し、第3の実施形態では、単一の弾性体の孔部内において処置具を握持する構成であるが、処置具の周囲の一部と非接触状態を保ちながら弾性力により処置具が保持される構成であればよい。このような構成の内視鏡先端フードであれば、多様な外径の処置具に対して適用可能である。
また、第1、第2、および第4の実施形態では、第1、第2の弾性体に溝部が形成される構成であるが、溝部が形成されなくてもよい。溝部が形成されなくても処置具を挟持することは可能である。ただし、処置具を溝部に導き、保持することにより、処置具を安定的に所定の方向に指向させることが可能である。
また、第1〜第3の実施形態では、溝部または孔部に硬質体が設けられる構成であるが、硬質体は設けられなくてもよい。硬質体が設けられなくても、第1、第2の弾性体の弾性力により処置具を挟持可能である。ただし、前述のように、硬質体を設けることにより、処置具を安定的に保持可能で、また処置具の挿入が容易になる。
また、第1の実施形態において溝部は2平面により形成されるが、3以上の平面により形成されてもよい。また、第3の実施形態において、孔部は4平面により形成されるが、3以上の平面により形成されてもよいし、第2の実施形態のように、半円筒内周状の曲面により形成されてもよい。
また、第1、第2、および第4の実施形態において、溝部の幅および深さは鉗子口側から先端側の開口まで同一であるが、鉗子口側から先端側に向かうにつれて溝部の幅および深さが小さくなるようにテーパー状に形成されてもよい。
また、第4の実施形態において、バルーンは半円筒内周状の曲面を有する溝に設けられる構成であるが、第1、第3の実施形態のように、複数の平面によって形成される溝部や複数の平面によって形成される孔部に設けられてもよい。
また、第1〜第4の実施形態において、内視鏡先端フードは撮像素子を有する電子内視鏡に用いられる構成であるが、ファイバースコープに用いることも可能である。
本発明の第1〜第4の実施形態を適用した内視鏡先端フードが装着される電子内視鏡の外観図である。 挿入管の先端部と挿入管に対して定められた装着姿勢の第1の実施形態の内視鏡先端フードとの外観を示す斜視図である。 外殻の透視図である。 定められた装着姿勢で内視鏡先端フードを挿入管に装着した状態で、先端側から見た内視鏡先端フードの外観図である。 溝部に垂直な方向から見た第1の実施形態の処置具保持部の外観図である。 溝部に垂直な方向から見た第2の実施形態の処置具保持部の外観図である。 溝部に垂直な方向から見た第3の実施形態の処置具保持部の外観図である。 溝部に垂直な方向から見た第4の実施形態の処置具保持部の外観図である。
符号の説明
10 内視鏡先端フード
11 外殻
12、120 処置具保持部
13a、130a 第1の弾性体
13b、130b 第2の弾性体
14、140 硬質体
15、150、151 溝部
16 孔部
17 バルーン
22 挿入管
24 鉗子チャンネル
25 処置具挿入口
26 観察窓
28 鉗子口

Claims (9)

  1. 内視鏡の挿入管先端に装着時に前記内視鏡の鉗子チャンネルに対向する位置に設けられ、前記鉗子チャンネルを介して挿入される処置具の周囲の一部との非接触状態を保ちながら前記処置具の周囲の少なくとも2点において前記処置具の内部方向に弾性力をかけることにより前記処置具を保持する処置具保持部を備えることを特徴とする内視鏡先端フード。
  2. 前記処置具保持部は、互いに対向し、弾性変形しながら前記処置具を挟持することにより、前記処置具の内部方向に弾性力をかける第1、第2の弾性体を有することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡先端フード。
  3. 前記第1、第2の弾性体の少なくとも一方には、前記鉗子チャンネルと対向する位置に、前記内視鏡側から反対側に向かう方向に沿って延びる溝部が設けられ、
    前記処置具は、前記溝部に係合するように保持される
    ことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡先端フード。
  4. 前記溝部は、前記内視鏡側から前記反対側に向かう方向に沿って延びる曲面を有することを特徴とする請求項3に記載の内視鏡先端フード。
  5. 前記溝部は、前記内視鏡側から前記反対側に向かう方向に沿って延びる複数の平面を有することを特徴とする請求項3に記載の内視鏡先端フード。
  6. 前記溝部は、前記内視鏡側から前記反対側に向かって幅および深さの少なくとも一方が小さくなることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の内視鏡先端フード。
  7. 前記処置具保持部は、前記鉗子チャンネルと対向する位置に前記内視鏡側から反対側まで貫通する孔部を有し、前記孔部の内周の一部は前記内視鏡側から前記反対側に向かう方向に沿って開放され、弾性変形しながら前記孔部に前記処置具を係合させることにより前記処置具の内部方向に弾性力をかける弾性体を有することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡先端フード。
  8. 前記処置具保持部における前記処置具と接する位置に、前記処置具と接する硬質体が設けられることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の内視鏡先端フード。
  9. 前記処置具保持部における前記処置具と接する位置に、前記処置具と接するバルーンが設けられることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の内視鏡先端フード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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