JP2009253909A - 配信システム、中継装置および配信方法 - Google Patents

配信システム、中継装置および配信方法 Download PDF

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詠子 小林
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紀行 畑
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Abstract

【課題】複数の端末の各々に受信させる配信データの品質を、データ送信先となる端末の性能に応じて調整することができる配信システム、中継装置および配信方法を提供すること。
【解決手段】本発明の実施形態に係る配信システム100は、コントローラ2が各中継装置3を制御することによって、配信サーバ1から送信された配信データSに係る映像の画素数を各端末4のモニタの表示画素数に対応した画素数に変換することによりビットレートを調整することができる。これにより各端末4のモニタには、表示画素数を最大限生かした映像が表示されるから、配信サーバ1から送信された配信データSに係る映像の画素数が変換されてビットレートが調整されたことを、各端末4の利用者は認識することなく、中継装置3と各端末4との間におけるネットワークの負荷を低減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ配信の効率を向上する技術に関する。
ネットワークに接続したコンピュータを用いることにより、その利用者は、ネットワークを介してサーバから各種データを受信することができる。サーバは、大容量のハードディスクなどの記憶手段を有していることから、サーバに蓄積される各種データは、高品質なデータが多い。したがって、このデータを各コンピュータに受信させると、ネットワークの負荷が大きくなることになる。このようなネットワークの負荷低減のために、例えば、特許文献1に開示されているように、中継装置においてこのデータを補正してデータ量を減少させるような技術が提案されている。
特開平9−34772号公報
ところで、ネットワークに接続して、サーバからデータを受信するコンピュータは多数であり、様々な性能を有している。したがって、特許文献1に開示された技術おいては、サーバからの送信されるデータの品質を生かすことができるコンピュータに対しても、中継装置においてデータの補正を行うことにより、品質が劣化したデータを受信させることになっていた。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、複数の端末の各々に受信させる配信データの品質を、データ送信先となる端末の性能に応じて調整することができる配信システム、中継装置および配信方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、ネットワークを介して接続される複数の端末に配信データをストリーミング形式で送信する配信システムにおいて、所定のビットレートの配信データを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された配信データのビットレートを所定の制御に応じて当該ビットレート以下に調整して、前記複数の端末の各々に対応する配信データを生成するビットレート調整手段と、前記ビットレート調整手段によって生成された複数の配信データの各々を、対応する前記複数の端末の各々に送信する送信手段と、前記複数の端末の各々によって受信する配信データのビットレートを指定する内容を示す要求情報を、前記各端末に対応して記憶する記憶手段と、前記送信手段によって前記複数の端末の各々に送信される配信データのビットレートが、当該配信データが送信される端末に対応する前記要求情報に応じたビットレートになるように、前記ビットレート調整手段を制御する制御手段とを具備することを特徴とする配信システムを提供する。
また、本発明は、ネットワークを介して接続される複数の端末に配信データを送信する中継装置と、ネットワークを介して前記中継装置を制御するコントローラとを有する配信システムにおいて、前記中継装置は、所定のビットレートの配信データを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された配信データのビットレートを所定の制御に応じて当該ビットレート以下に調整して、前記複数の端末の各々に対応する配信データを生成するビットレート調整手段と、前記ビットレート調整手段によって生成された複数の配信データの各々を、対応する前記複数の端末の各々に送信する送信手段とを具備し、前記コントローラは、前記複数の端末の各々によって受信する配信データのビットレートを指定する内容を示す要求情報を、前記各端末に対応して記憶する記憶手段と、前記送信手段によって前記複数の端末の各々に送信される配信データのビットレートが、当該配信データが送信される端末に対応する前記要求情報に応じたビットレートになるように、前記ビットレート調整手段を制御する制御手段とを具備することを特徴とする配信システムを提供する。
また、別の好ましい態様において、前記中継装置は、複数であって、前記記憶手段は、前記各端末を接続する中継装置を前記各端末に対応付けて記憶し、前記制御手段は、前記複数の中継装置の各々のビットレート調整手段を制御することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記複数の端末の各々に対して送信可能な配信データの最大ビットレートを測定する帯域測定手段をさらに具備し、前記制御手段は、前記配信データが送信される端末に対応する前記要求情報に応じたビットレートが、前記帯域測定手段によって測定された当該端末に対して送信可能な配信データの最大ビットレートよりも大きい場合には、前記送信手段によって当該端末に送信される配信データのビットレートが、当該最大ビットレート以下になるように、前記ビットレート調整手段を制御することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記送信手段によって送信される複数の配信データのうち、少なくとも一の配信データは、前記受信手段によって受信された配信データの所定のビットレートと同一のビットレートであることを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記複数の端末の各々に対応する要求情報を取得する取得手段と、前記各端末に対応する前記取得手段が取得した要求情報と前記記憶手段に記憶される要求情報とが異なる場合に、前記記憶手段に記憶される要求情報を変更する変更手段とをさらに具備することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記受信手段によって受信される配信データは、所定の画素数の映像を示す映像データを有するデータであって、前記ビットレート調整手段は、前記映像データに係る映像の画素数を変換することにより、前記配信データのビットレートを調整することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記ビットレート調整手段は、前記受信手段によって受信される配信データの圧縮率を変更することにより、前記配信データのビットレートを調整することを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークを介して接続される複数の端末に配信データを送信する配信システムにおいて、所定のデータ量である配信データを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された配信データのデータ量を所定の制御に応じて当該データ量以下に調整して、前記複数の端末の各々に対応する配信データを生成するデータ量調整手段と、前記データ量調整手段によって生成された複数の配信データの各々を、対応する前記複数の端末の各々に送信する送信手段と、前記複数の端末の各々によって受信する配信データのデータ量を指定する内容を示す要求情報を、前記各端末に対応して記憶する記憶手段と、前記送信手段によって前記複数の端末の各々に送信される配信データのデータ量が、当該配信データが送信される端末に対応する前記要求情報に応じたデータ量になるように、前記データ量調整手段を制御する制御手段とを具備することを特徴とする配信システムを提供する。
また、本発明は、ネットワークを介して接続される複数の端末に配信データを送信する中継装置において、所定のビットレートの配信データを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された配信データのビットレートを所定の制御に応じて当該ビットレート以下に調整して、前記複数の端末の各々に対応する配信データを生成するビットレート調整手段と、前記ビットレート調整手段によって生成された複数の配信データの各々を、対応する前記複数の端末の各々に送信する送信手段と、前記複数の端末の各々によって受信する配信データのビットレートを指定する内容を示す要求情報を、前記各端末に対応して記憶する記憶手段と、前記送信手段によって前記複数の端末の各々に送信される配信データのビットレートが、当該配信データが送信される端末に対応する前記要求情報に応じたビットレートになるように、前記ビットレート調整手段を制御する制御手段とを具備することを特徴とする中継装置を提供する。
また、別の好ましい態様において、前記記憶手段に記憶される要求情報のうち、最大のビットレートを示す要求情報を、前記受信手段によって受信される配信データの送信元に送信する要求情報送信手段をさらに具備し、前記受信手段は、前記要求情報送信手段によって送信した要求情報に応じたビットレートの配信データを受信することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記複数の端末の各々がネットワークへ接続されているか否かを検出する検出手段をさらに具備し、前記要求情報送信手段は、前記記憶手段に記憶される要求情報のうち、前記検出手段によって検出されたネットワークに接続されていない端末に対応する要求情報を除いて、最大のビットレートを示す要求情報を、前記受信手段によって受信される配信データの送信元に送信することを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークを介して接続される複数の端末に配信データを送信する配信方法において、前記複数の端末の各々によって受信する配信データのビットレートを指定する内容を示す要求情報を、前記各端末に対応して記憶手段に記憶する記憶過程と、
所定のビットレートの配信データを受信する受信過程と、前記受信過程において受信した配信データのビットレートを所定の制御に応じて当該ビットレート以下に調整して、前記複数の端末の各々に対応する配信データを生成するビットレート調整過程と、前記ビットレート調整過程において生成された複数の配信データの各々を、対応する前記複数の端末の各々に送信する送信過程と、前記送信過程において前記複数の端末の各々に送信される配信データのビットレートが、当該配信データが送信される端末に対応する前記要求情報に応じたビットレートになるように、前記ビットレート調整過程における制御を行う制御過程とを備えることを特徴とする配信方法を提供する。
本発明によれば、複数の端末の各々に受信させる配信データの品質を、データ送信先となる端末の性能に応じて調整することができる配信システム、中継装置および配信方法を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
<実施形態>
本発明の実施形態に係る配信システム100は、図1に示すように、WAN(Wide Area Network)などのネットワーク5に接続された配信サーバ1、コントローラ2および中継装置3−1、3−2を有するとともに、中継装置3−1にLAN(Local Area Network)などのネットワークを介して接続される複数の端末4−11、4−12、4−13、同様に中継装置3−2に接続される複数の端末4−21、4−22を有する。以下、中継装置3−1、3−2をそれぞれ区別しないときは中継装置3という。また、端末4−11、4−12、4−13、4−21、4−22をそれぞれ区別しないときは端末4という。以下、配信システム100を構成する各々について、その構成を順に説明する。
配信サーバ1は、各種配信データを記憶する記憶部と、記憶部に記憶された配信データから選択された所定のビットレートの配信データSをストリーミング形式で送信する通信部を有する。記憶部に記憶される配信データは、テレビ番組などのコンテンツを示すデータであって、映像部分を示す映像データとオーディオ部分を示すオーディオデータにより構成されるMPEG2形式などのデータである。この例においては、映像データは、横1920縦1080(以下、1920×1080という)の画素数により表現される映像についてのデータとなっている。
配信サーバ1の記憶部に記憶されている配信データのうち、送信される配信データSの選択は、コントローラ2からの制御により行なってもよいし、各端末4からの制御により行なってもよい。
コントローラ2は、図2に示すように、各端末4のモニタの表示画素数を示す要求情報と、各端末4が接続される中継装置3とを対応付けた性能テーブルが予め記憶された記憶部を有する。この要求情報が示す表示画素数は、後述するように対応する各端末4において受信すべき配信データに係る映像の画素数を示すものである。また、配信データに係る映像の画素数が増減することにより、配信データのビットレートが増減することになるから、この表示画素数はビットレートを指定する内容の一態様ということになる。なお、記憶部に記憶された性能テーブルについては、配信システム100の管理者により予め生成されたものであってもよいし、コントローラ2が各中継装置3、各端末4から取得するものであってもよい。
また、コントローラ2は、性能テーブルに基づいて、各中継装置3を制御し、各中継装置3から各端末4に送信する配信データに係る映像の画素数を調整させる。コントローラ2は、各中継装置3を制御するために、その制御内容を示す制御データを生成して送信する通信部を有する。
各中継装置3の各々に送信される制御データは、それぞれ異なる制御データであり、中継装置3−1には制御データR1、中継装置3−2には制御データR2を送信する。この制御データは、この例においては、制御データを受信する中継装置3に接続されている端末4と、その端末4に送信すべき配信データに係る映像の画素数を指定する内容となっている。
したがって、制御データR1は、中継装置3−1に送信される制御データであるから、端末4−11に送信される配信データに係る映像の画素数を1920×1080、端末4−12には960×540、端末4−13には1280×720とするように配信データのビットレートを調整する制御内容を示すデータとなっている。すなわち、制御データは、各端末4に送信される配信データのビットレートが、その配信データが送信される端末4に対応する要求情報に応じたビットレートになるように調整する制御内容を示すものである。
中継装置3は、配信サーバ1と各端末4とを中継するルータなどであって、配信サーバ1から送信される配信データSを受信し、また、コントローラ2から制御データを受信して、その制御データが示す制御に応じて、受信した配信データSに係る映像の画素数を変換することによりビットレートを調整して各端末4に送信する。この中継装置3は、図3に示すように、通信部301およびビットレート調整部302を有する。以下、中継装置3−1を例として、その構成を説明する。図3は中継装置3−1の構成を示す説明図である。
通信部301は、ネットワーク5を介して配信サーバ1から配信データSを受信するとともに、コントローラ2から制御データR1を受信する。また、後述するビットレート調整部302において配信データSに係る映像の画素数が変換されてビットレートが調整された配信データT11、T12、T13を、それぞれ端末4−11、4−12、4−13に送信する。
ビットレート調整部302は、通信部301が受信した配信データSと制御データR1とが入力される。そして、制御データR1が示す制御内容に応じて、配信データSのビットレートをこのビットレート以下に調整して、端末4−11、4−12、4−13に対応する配信データT11、T12、T13を生成して通信部301に出力する。ここで、制御データR1が示す制御内容は、上述のように、端末4−11に送信すべき配信データに係る映像の画素数は1920×1080、端末4−12に送信すべき配信データに係る映像の画素数は960×540、端末4−13に送信すべき配信データに係る映像の画素数は1280×720とするものである。
したがって、ビットレート調整部302は、端末4−11に送信する配信データT11については、配信データSに係る映像の画素数を変換することなく配信データSと同じビットレートの配信データとして出力し、端末4−12に送信する配信データT12、端末4−13に送信する配信データT13については、それぞれ配信データSに係る映像の画素数を1920×1080から960×540、1280×720に変換することにより、配信データSのビットレートより低いビットレートに調整された配信データとして出力するように制御される。
なお、配信データSに係る映像の画素数が、例えば1280×720の場合など、端末4−11に送信すべき配信データT11に係る映像の画素数よりも低い場合には、画素数を増加させてもより大きいビットレートに調整するものとなってネットワークの負荷低減につながるものでは無いから、画素数の変換を行わないようにしてもよい。この場合は、生成される配信データT11は、制御データR1が示す制御内容による画素数よりも少ないものとなり、配信データSと同じビットレートの配信データとして出力される。以上、図3を用いて中継装置3−1の構成について説明したが、中継装置3−2についても、受信する制御データが異なることにより、送信する配信データのビットレートが異なるだけであり、構成は同様なものであるから、説明を省略する。
端末4は、ネットワークに接続可能なテレビなどであって、中継装置3から配信データを受信する通信部、通信部によって受信した配信データに係る映像を表示するモニタである表示部、および配信データに係るオーディオを放音する放音部を有する。表示部のモニタは所定の表示画素数であり、各端末4の表示画素数が、コントローラ2の記憶部に記憶される性能テーブルに係る表示画素数に対応している。
この例においては、各端末4は、端末4−11のモニタの表示画素数は1920×1080、端末4−12は960×540、端末4−13は1280×720、端末4−21は960×540、端末4−22は720×480というように、異なった表示画素数のモニタを有している。そして、配信システム100の管理者などにより、このような各端末4のモニタの表示画素数が対応付けられている性能テーブルが生成され、コントローラ2の記憶部にあらかじめ記憶される。以上が、配信システム100の構成の説明である。
次に、配信システム100の動作について、図1を用いて説明する。まず、配信システム100の管理者は、各中継装置3に接続される各端末4のモニタの表示画素数を示す要求情報を対応付けた図2に示すような性能テーブルをコントローラ2の記憶部に記憶させ、配信サーバ1から配信データSを送信させる指示を行う。これらの処理は、管理者がコントローラ2などを操作することにより行なえばよい。
配信データSの送信指示がされると、コントローラ2からは、制御データR1、R2が送信され、中継装置3−1には制御データR1、中継装置3−2には制御データR2が送信される。これにより中継装置3−1は、受信した制御データR1に基づいて、端末4−11に送信する配信データT11に係る映像の画素数は、1920×1080であり、端末4−12に送信する配信データT12に係る映像の画素数は、960×540、端末4−13に送信する配信データT13に係る映像の画素数は、1280×720であることを認識する。
そして、中継装置3−1は、配信サーバ1から配信データSを受信すると、配信データSに係る映像の画素数を、制御データR1に応じて、それぞれ1920×1080、960×540、1280×720に変換(1920×1080については、配信データSに係る映像の画素数と同様であるため、実際には変換されない)することによって、ビットレートを配信データSのビットレート以下に調整して、配信データT11、T12、T13を生成する。そして、中継装置3−1は、配信データT11、T12、T13を、それぞれ端末4−11、4−12、4−13に送信する。
中継装置3−2についても中継装置3−1と同様にして映像の画素数が960×540である配信データT21、および映像の画素数が720×480である配信データT22を生成して、それぞれ端末4−21、4−22に送信する。
これにより、各端末4には、それぞれのモニタの表示画素数に応じた映像の画素数の配信データが送信され、中継装置3と各端末4との間におけるネットワークの負荷を低減しつつも、各端末4のモニタには、モニタの表示画素数を最大限生かした映像が表示されることになる。
このように、本発明の実施形態に係る配信システム100は、コントローラ2が各中継装置3を制御することによって、配信サーバ1から送信された配信データSに係る映像の画素数を各端末4のモニタの表示画素数に対応した画素数に変換することによりビットレートを調整することができる。これにより各端末4のモニタには、表示画素数を最大限生かした映像が表示されるから、配信サーバ1から送信された配信データSに係る映像の画素数が変換されてビットレートが調整されたことを、各端末4の利用者は認識することなく、中継装置3と各端末4との間におけるネットワークの負荷を低減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は以下のように、さまざまな態様で実施可能である。
<変形例1>
上述した実施形態においては、中継装置3におけるビットレート調整部302は、配信データSに係る映像の画素数を変換することによりビットレートの調整を行っていたが、画素数の変換に限らず、各端末4の性能に応じて様々な方法によりビットレートの調整を行なってもよい。例えば、映像のフレームレートを変換してもよいし、MPEG2からH.264へ変換などフォーマット形式を変換、また、各フォーマット形式における圧縮率の変換をするようにしてもよい。また、配信データSに係るオーディオ部分について変換を行ってもよい。この場合には、それぞれ要求情報にそれぞれの変換内容、変更内容を含ませるようにすればよく、それぞれの内容を含む要求情報が各端末4によって受信される配信データのビットレートを指定する内容を示すことになる。なお、ビットレートの調整は、一の方法だけでなく、複数の方法を併せて行うようにしてもよい。また、配信データSは映像部分のデータを持たず、オーディオ部分だけのオーディオデータであってもよく、この場合には、ビットレート調整部302は、その配信データSに係るオーディオデータについて様々な変換、例えば、フォーマット変換、サンプリング周波数の変換、圧縮率の変換などを行うことにより、ビットレートの調整を行うようにしてもよい。
<変形例2>
上述した実施形態において、中継装置3と端末4との間の通信帯域を測定することにより、各端末4に対して送信可能な配信データの最大ビットレートを測定するようにしてもよい。そして、端末4へ送信すべき配信データのビットレートが、その端末4へ送信可能な配信データの最大ビットレートよりも大きい場合には、その端末4へ送信する配信データのビットレートを、測定した最大ビットレート以下になるように調整するようにしてもよい。
この場合には、中継装置3の構成を図4に示すように、さらに帯域測定部303を設ける構成とすればよい。帯域測定部303は、通信部301を介して、各端末4との通信帯域を測定することにより、送信可能な配信データの最大ビットレートを測定する。そして、帯域測定部303は、各端末4のそれぞれに対応する最大ビットレートを示す帯域データBをビットレート調整部302に出力する。
ビットレート調整部302は、制御データR1に応じて生成する配信データのビットレートと、帯域データBが示す最大ビットレートとを対応する端末4ごとに比較する。そして、ビットレート調整部302は、比較の結果、端末4へ送信すべき配信データのビットレートが、その端末4へ送信可能な配信データの最大ビットレートよりも大きい場合には、その端末4への配信データのビットレートを、帯域測定部303によって測定された最大ビットレート以下になるように調整する。
このようなビットレートの調整は、配信データに係る映像の画素数をさらに減少させる変換により行なってもよいし、変形例1に示すような映像のフレームレートを減少させる変換など、様々な方法を複数組み合わせて行なってもよい。このようにすれば、各端末4に応じた配信データを送信するための通信帯域が不足することがあっても、ビットレートを通信帯域に応じて減少させることができるから、配信データを各端末4に安定して受信させることができる。
<変形例3>
上述した実施形態において、中継装置3の処理能力などの関係により、中継装置3のビットレート調整部302が生成する配信データのうち、ビットレートを調整可能な配信データの数に制限がある場合であって、制限を超えたビットレートの調整を行う必要が生じたときは、処理能力に余裕のある別の中継装置3においてビットレートを調節するようにしてもよい。この一例について、図5を用いて説明する。
実施形態における状況において、中継装置3−1は、ビットレート調整部302において、画素数を変換してビットレートを調整可能な配信データの数が2に制限されているとする。一方、中継装置3−2においては、1に制限されているものとする。この場合には、中継装置3−1において、送信する配信データT11は、配信データSのビットレートが調整されていないものであるから、ビットレートを調整した配信データT12、T13の2種類を生成することができる。一方、中継装置3−2においては、端末4−21、4−22に送信する配信データT21、T22は、ともにビットレートの調整が必要であるが、制限によりいずれか一方しか調整することができない。
このとき、コントローラ2は、端末4−21に送信すべき配信データT21のビットレートと、端末4−12に送信される配信データT12のビットレートが同じであることを認識し、中継装置3−1に対して、配信データT12を中継装置3−2にも送信させ、中継装置3−2に対して、その配信データT12を配信データT21として端末4−21に送信させるように制御する。さらに、中継装置3−2に対しては、配信データSのビットレートを調整させて配信データT22を生成させ、端末4−22に送信させるように制御する。この制御については、コントローラ2が送信する制御データR1、R2に含まれるようにすればよい。このようにすれば、処理能力に制限があっても、複数の中継装置3でビットレートの調整処理を分担させることができる。なお、コントローラ2は、中継装置3−2に対して、配信データSではなく配信データT12のビットレートを調整させて配信データT22を生成させるように制御すれば、配信データSの中継装置3−2に対しての送信を停止させることもでき、ネットワークの負荷を低減させることもできる。
<変形例4>
上述した実施形態において、図6に示すように、中継装置3−1、3−2と、配信サーバ1およびコントローラ2との間に、これらを中継する中継装置3−3を設けてもよい。この場合、中継装置3−3は、中継装置3−1、3−2に対して、コントローラ2から送信される制御データR3が示す制御内容により、配信データSのビットレートを調整することによって生成した配信データT31、T32を送信するとともに、コントローラ2から送信される制御データR1、R2をそれぞれ中継装置3−1、3−2に送信して転送する。
ここで、コントローラ2に記憶される性能テーブルは図7に示すようなものとなっている。この性能テーブルに係る端末の中に中継装置3−1、3−2が含まれているのは、これらは、中継装置3−3から配信データを受信するものであるからである。そして中継装置3−1、3−2の要求情報は、中継装置3−1、3−2の各々に接続される端末4のうち、送信すべき配信データに係る映像の画素数が最大の画素数となっている。したがって、コントローラ2から送信される中継装置3−3を制御するための制御データR3は、中継装置3−3によって受信される配信データSを、中継装置3−1、3−2に送信すべき配信データに係る映像の画素数に変換する制御内容を示すものであり、中継装置3−3から送信される配信データT31に係る映像の画素数は、1920×1080、配信データT32に係る映像の画素数は、960×540となる。
そして、端末4−11に送信する配信データT11に係る映像の画素数と、受信した配信データT31に係る映像の画素数は同一のものであるから、中継装置3−1は、端末4−11に対して、受信した配信データT31をそのまま配信データT11として、送信することができる。また、同様に、端末4−21に送信する配信データT21に係る映像の画素数と、受信した配信データT32に係る映像の画素数は同一のものであるから、中継装置3−2は、端末4−21に対して、受信した配信データT32をそのまま配信データT21として、送信することができる。すなわち、中継装置3−1、3−2の各々が各端末に送信する配信データのうち、最大のビットレートとなる少なくとも一の配信データは、各々において受信した配信データのビットレートと同一のビットレートとなるから、中継装置3−1、3−2におけるビットレートの調整を行うべき配信データの数を減らすことができる。
このように、中継装置3−3を設けることにより、中継装置3−1、3−2における配信データのビットレートの調整処理を分散化させることができるほか、ネットワークの負荷をより低減することができる。そして、このような中継装置3−3は、中継装置3−1、3−2において受信する配信データのビットレートを調整しているものであるから、中継装置3−3と中継装置3−1、3−2との関係は、中継装置3−1、3−2の各々と、各々に接続される各端末4との関係と同様なものであるといえる。
なお、配信サーバ1に記憶される配信データSについて、同一のコンテンツが複数のビットレートで作成されている場合、例えば、画素数が1920×1080である配信データS1と、画素数が960×540である配信データS2とがある場合には、中継装置3−3がなくても同様な効果を得ることができる。この場合には、コントローラ2の制御により、中継装置3−1には配信データS1を、中継装置3−2には配信データS2を受信させるようにすればよい。
<変形例5>
上述した変形例4において、各中継装置3は、接続された端末4の接続が解除されたときには、その端末4に対応する要求情報を一時的に無効化する指示をコントローラ2に送信してもよい。この一例について、図8を用いて説明する。
変形例4に示す状態において、端末4−11が中継装置3−1との接続を解除したとすると、中継装置3−1は端末4−11の接続が解除されたことを検出し、その旨を示す状態データP1をコントローラ2に送信する。コントローラ2は、状態データP1を受信すると、中継装置3−1から端末4−11の接続が解除されたことを認識し、性能テーブル内の端末4−11に係る内容を一時的に無効化する。この無効化により、性能テーブルに係る中継装置3−1に対応する要求情報が1280×720に変更されることになるから、コントローラ2は、変更された性能テーブルに基づいて、制御データR1、R3を生成して、それぞれ中継装置3−1、3−3へ送信する。
これにより、中継装置3−1に接続される端末4のうち、送信すべき配信データに係る映像の画素数が最大の画素数が変化し、その画素数は1280×720に減少する。したがって、中継装置3−3から出力される配信データT31に係る映像の画素数は1280×720に変換されてビットレートが調整された配信データに変化する。そして、中継装置3−1は、最大の画素数に係る端末4−13に、中継装置3−3から受信した配信データT31を配信データT13として送信し、端末4−12には、画素数を960×540に変換してビットレートを調整した配信データT12を送信する。このようにすると、コントローラ2は、各中継装置3に接続される端末4の状況を認識して、中継装置3−2において生成される配信データT31、T32のビットレートを、認識した状況に応じて変更させることができる。
<変形例6>
上述した実施形態においては、コントローラ2が各中継装置3を制御していたが、中継装置3の各々において、接続される各端末4の要求情報を端末4ごとに対応付けた性能テーブルを記憶するようにして、その要求情報に応じてビットレートの調整を行うようにしてもよい。このようにすると、各中継装置3がコントローラ2の機能の同様な機能をそれぞれが分散して有することになるから、コントローラ2を用いなくてもよい。
このような中継装置3を用いる場合において、上述した変形例4に示したような中継装置3−3が存在する場合には、中継装置3−3に記憶される性能テーブルは、中継装置3−1、3−2に対応する要求情報を有するようにすればよい。すなわち、要求情報は、対応する中継装置3において受信する配信データに係る映像の画素数を示すものであるから、中継装置3−1に対応する要求情報は、端末4−11、4−12、4−13のうち最大の表示画素数を示す端末4−11の要求情報と同じものとなる。このようにすれば、中継装置3−1は、中継装置3−3から所望の画素数、すなわち、端末4−11、4−12、4−13のうち最大の表示画素数に対応した映像の配信データを受信することができる。
ここで、中継装置3−1は、中継装置3−3に記憶させる性能テーブルに係る要求情報について、中継装置3−1において受信する配信データT31の送信元である中継装置3−3に送信するようにしてもよい。この場合には、中継装置3−3は、中継装置3−1から要求情報を受信して取得することにより中継装置3−1に対応する要求情報として認識し、性能テーブルの内容として記憶すればよい。
これにより、中継装置3−1は、中継装置3−3から送信した要求情報に応じた画素数の配信データT31を受信することができる。なお、上述した変形例5のように端末4−11の接続が解除されることにより、中継装置3−1から送信される要求情報に変更があったときには、中継装置3−3はその変更に応じて性能テーブルの内容を変更すればよい。このようにすれば、上述した変形例5と同様な効果を得ることができる。
このように、各中継装置3においてコントローラ2の機能の一部を有するようにすると、各中継装置3は、自らが受信すべき画素数の映像の配信データを送信元に要求し、その配信データの画素数を変換することによりビットレートを調整して、各受信先に受信させることができる。ここで、送信元とは、他の中継装置3または配信サーバ1であり、受信先とは、他の中継装置3または各端末4が該当する。そのため、図9に示すように、中継装置3−1に中継装置3−2および各端末4が接続されていても、中継装置3−1は、中継装置3−2を端末4と同様にして扱うことができる。この場合には、中継装置3−1に記憶される性能テーブルは、例えば図10に示すような内容となる。
<変形例7>
上述した実施形態においては、コントローラ2に記憶される性能テーブルに係る各端末4に対応する要求情報は、予め管理者などにより設定されていたが、中継装置3によって、その中継装置3に接続される各端末4に対応する要求情報を各端末4から取得させ、コントローラ2に送信させることにより、性能テーブルに係る要求情報を設定するようにしてもよい。また、取得する要求情報の内容に変更があった場合には、その変更に対応して性能テーブルに係る要求情報も変更するようにすればよい。
<変形例8>
上述した実施形態において送受信される配信データは、ストリーミング形式であったが、ファイル単位での送受信などストリーミング形式でなくてもよい。ストリーミング形式である場合には、ネットワークの負荷低減のために、配信データのビットレートを調整していたが、ファイル単位での送受信である場合には、そのファイルのデータ量を調整するようにすればよい。
実施形態に係る配信システムの構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る性能テーブルの一例を示す図である。 実施形態に係る中継装置の機能を示すブロック図である。 変形例2に係る中継装置の機能を示すブロック図である。 変形例3に係る配信システムの構成の一例を示すブロック図である。 変形例4に係る配信システムの構成の一例を示すブロック図である。 変形例4に係る性能テーブルの一例を示す図である。 変形例5に係る配信システムの構成の一例を示すブロック図である。 変形例6に係る配信システムの構成の一例を示すブロック図である。 変形例6に係る性能テーブルの一例を示す図である。
符号の説明
1…配信サーバ、2…コントローラ、3,3−1,3−2,3−3…中継装置、4,4−11,4−12,4−13,4−21,4−22…端末、5…ネットワーク、100…配信システム、301…通信部、302…ビットレート調整部、303…帯域測定部

Claims (13)

  1. ネットワークを介して接続される複数の端末に配信データをストリーミング形式で送信する配信システムにおいて、
    所定のビットレートの配信データを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された配信データのビットレートを所定の制御に応じて当該ビットレート以下に調整して、前記複数の端末の各々に対応する配信データを生成するビットレート調整手段と、
    前記ビットレート調整手段によって生成された複数の配信データの各々を、対応する前記複数の端末の各々に送信する送信手段と、
    前記複数の端末の各々によって受信する配信データのビットレートを指定する内容を示す要求情報を、前記各端末に対応して記憶する記憶手段と、
    前記送信手段によって前記複数の端末の各々に送信される配信データのビットレートが、当該配信データが送信される端末に対応する前記要求情報に応じたビットレートになるように、前記ビットレート調整手段を制御する制御手段と
    を具備することを特徴とする配信システム。
  2. ネットワークを介して接続される複数の端末に配信データを送信する中継装置と、ネットワークを介して前記中継装置を制御するコントローラとを有する配信システムにおいて、
    前記中継装置は、
    所定のビットレートの配信データを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された配信データのビットレートを所定の制御に応じて当該ビットレート以下に調整して、前記複数の端末の各々に対応する配信データを生成するビットレート調整手段と、
    前記ビットレート調整手段によって生成された複数の配信データの各々を、対応する前記複数の端末の各々に送信する送信手段と
    を具備し、
    前記コントローラは、
    前記複数の端末の各々によって受信する配信データのビットレートを指定する内容を示す要求情報を、前記各端末に対応して記憶する記憶手段と、
    前記送信手段によって前記複数の端末の各々に送信される配信データのビットレートが、当該配信データが送信される端末に対応する前記要求情報に応じたビットレートになるように、前記ビットレート調整手段を制御する制御手段と
    を具備する
    ことを特徴とする配信システム。
  3. 前記中継装置は、複数であって、
    前記記憶手段は、前記各端末を接続する中継装置を前記各端末に対応付けて記憶し、
    前記制御手段は、前記複数の中継装置の各々のビットレート調整手段を制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の配信システム。
  4. 前記複数の端末の各々に対して送信可能な配信データの最大ビットレートを測定する帯域測定手段
    をさらに具備し、
    前記制御手段は、前記配信データが送信される端末に対応する前記要求情報に応じたビットレートが、前記帯域測定手段によって測定された当該端末に対して送信可能な配信データの最大ビットレートよりも大きい場合には、前記送信手段によって当該端末に送信される配信データのビットレートが、当該最大ビットレート以下になるように、前記ビットレート調整手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の配信システム。
  5. 前記送信手段によって送信される複数の配信データのうち、少なくとも一の配信データは、前記受信手段によって受信された配信データの所定のビットレートと同一のビットレートである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の配信システム。
  6. 前記複数の端末の各々に対応する要求情報を取得する取得手段と、
    前記各端末に対応する前記取得手段が取得した要求情報と前記記憶手段に記憶される要求情報とが異なる場合に、前記記憶手段に記憶される要求情報を変更する変更手段と
    をさらに具備する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の配信システム。
  7. 前記受信手段によって受信される配信データは、所定の画素数の映像を示す映像データを有するデータであって、
    前記ビットレート調整手段は、前記映像データに係る映像の画素数を変換することにより、前記配信データのビットレートを調整する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の配信システム。
  8. 前記ビットレート調整手段は、前記受信手段によって受信される配信データの圧縮率を変更することにより、前記配信データのビットレートを調整する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の配信システム。
  9. ネットワークを介して接続される複数の端末に配信データを送信する配信システムにおいて、
    所定のデータ量である配信データを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された配信データのデータ量を所定の制御に応じて当該データ量以下に調整して、前記複数の端末の各々に対応する配信データを生成するデータ量調整手段と、
    前記データ量調整手段によって生成された複数の配信データの各々を、対応する前記複数の端末の各々に送信する送信手段と、
    前記複数の端末の各々によって受信する配信データのデータ量を指定する内容を示す要求情報を、前記各端末に対応して記憶する記憶手段と、
    前記送信手段によって前記複数の端末の各々に送信される配信データのデータ量が、当該配信データが送信される端末に対応する前記要求情報に応じたデータ量になるように、前記データ量調整手段を制御する制御手段と
    を具備することを特徴とする配信システム。
  10. ネットワークを介して接続される複数の端末に配信データを送信する中継装置において、
    所定のビットレートの配信データを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された配信データのビットレートを所定の制御に応じて当該ビットレート以下に調整して、前記複数の端末の各々に対応する配信データを生成するビットレート調整手段と、
    前記ビットレート調整手段によって生成された複数の配信データの各々を、対応する前記複数の端末の各々に送信する送信手段と、
    前記複数の端末の各々によって受信する配信データのビットレートを指定する内容を示す要求情報を、前記各端末に対応して記憶する記憶手段と、
    前記送信手段によって前記複数の端末の各々に送信される配信データのビットレートが、当該配信データが送信される端末に対応する前記要求情報に応じたビットレートになるように、前記ビットレート調整手段を制御する制御手段と
    を具備することを特徴とする中継装置。
  11. 前記記憶手段に記憶される要求情報のうち、最大のビットレートを示す要求情報を、前記受信手段によって受信される配信データの送信元に送信する要求情報送信手段
    をさらに具備し、
    前記受信手段は、前記要求情報送信手段によって送信した要求情報に応じたビットレートの配信データを受信する
    ことを特徴とする請求項10に記載の中継装置。
  12. 前記複数の端末の各々がネットワークへ接続されているか否かを検出する検出手段
    をさらに具備し、
    前記要求情報送信手段は、前記記憶手段に記憶される要求情報のうち、前記検出手段によって検出されたネットワークに接続されていない端末に対応する要求情報を除いて、最大のビットレートを示す要求情報を、前記受信手段によって受信される配信データの送信元に送信する
    ことを特徴とする請求項11に記載の中継装置。
  13. ネットワークを介して接続される複数の端末に配信データを送信する配信方法において、
    前記複数の端末の各々によって受信する配信データのビットレートを指定する内容を示す要求情報を、前記各端末に対応して記憶手段に記憶する記憶過程と、
    所定のビットレートの配信データを受信する受信過程と、
    前記受信過程において受信した配信データのビットレートを所定の制御に応じて当該ビットレート以下に調整して、前記複数の端末の各々に対応する配信データを生成するビットレート調整過程と、
    前記ビットレート調整過程において生成された複数の配信データの各々を、対応する前記複数の端末の各々に送信する送信過程と、
    前記送信過程において前記複数の端末の各々に送信される配信データのビットレートが、当該配信データが送信される端末に対応する前記要求情報に応じたビットレートになるように、前記ビットレート調整過程における制御を行う制御過程と
    を備えることを特徴とする配信方法。
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JP2011147040A (ja) * 2010-01-18 2011-07-28 Hitachi Ltd 放送再配信装置

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