JP2008306273A - 動画像提供システム、方法、装置、プログラム - Google Patents

動画像提供システム、方法、装置、プログラム Download PDF

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Shuhei Miura
周平 三浦
Akira Kobayashi
昭 小林
Katsuhiro Ochiai
勝博 落合
Shigeki Mukoyama
繁喜 向山
Motonobu Kimura
基伸 木村
Kaname Naito
要 内藤
Junichi Sato
淳一 佐藤
Kaori Sugiyama
香織 杉山
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Abstract

【課題】ユーザに動画像をより快適に視聴させることのできる動画像提供システムを提供する。
【解決手段】動画像格納装置3は、動画像を格納しており、動画像を要求されると、要求された動画像を検索し、前記動画像提供装置2は、ユーザ端末1から動画像を要求されると、要求された動画像を検索するよう動画像格納装置3に要求し、動画像格納装置3による検索で抽出された動画像の符号化方式およびデータ速度を前記ユーザ端末1に適した符号化方式およびデータ速度に変換し、変換した動画像をユーザ端末1に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、動画像を提供する動画像提供システムに関する。
PC(Personal Computar)や携帯電話機などのユーザ端末には、様々な解像度、デコード能力、符号化方式のものがある。例えば、PCの符号化方式は、MPEG(Moving Picture Expert Group)1またはMPEG2が主流であるが、携帯電話機の符号化方式は、MPEG4が主流である。動画像の送信元となる動画像提供装置から符号化方式の異なる複数のユーザ端末に同一の動画像を送信する際、動画像の互換性を確保するため、動画像提供装置は動画像の符号化方式をユーザ端末の符号化方式に適合するように変換している(特許文献1参照)。
図4は、特許文献1における動画像提供システムの構成を示すブロック図である。特許文献1の動画像提供システムは、ユーザ端末90、動画像提供装置91、および動画像格納装置92を有している。
ユーザ端末90はネットワーク4を介して動画像提供装置91と接続している。ユーザ端末90は動画像提供装置91に動画像の取得要求を行なう。
動画像提供装置91はネットワーク4を介してユーザ端末90および動画像格納装置92と接続している。動画像提供装置91は、ユーザ端末90から動画像の取得要求を受けると、取得要求を受けた動画像を動画像格納装置92から取得する。また、動画像提供装置91は取得した動画像に対して、ユーザ端末からの取得要求に応じて符号化方式の変換を行なってユーザ端末90に動画像を送信する。
動画像格納装置92はネットワーク4を介して動画像提供装置91と接続している。動画像格納装置92には、動画像が格納されており、動画像提供装置91により動画像が取得される。
図5は、特許文献1における動画像提供システムの動作を示すフローチャートである。
動画像提供装置91は、ユーザ端末90から動画像の取得要求を受けると、取得要求を受けた動画像を動画像格納装置92から取得する(ステップ500)。
続いて、動画像提供装置91は取得した動画像に対して、ユーザ端末からの取得要求に応じて符号化方式の変換を行なう必要があるか否かを判定する(ステップ501)。符号化方式の変換が必要でないと判定すれば、動画像提供装置91は要求元のユーザ端末90に動画像を送信する(ステップ502)。符号化方式の変換が必要であると判定すれば、動画像提供装置91は符号化方式の変換を実行する(ステップ503)。そして、動画像提供装置91は符号化方式の変換がなされた動画像をユーザ端末90に送信する(ステップ504)。
特開2006−311267号公報
このように上述の特許文献1に記載された動画像提供装置91は、ユーザ端末90に動画像を送信する際に、符号化方式の変換を行なっている。
しかしながら、特許文献1では、符号化方式を行なっているが、符号化方式以外の動画像を取得するための要件情報例えばビットレートが考慮されておらず、動画像提供装置91からユーザ端末に、ユーザ端末90の要求に合ったビットレートで動画像が送信されていない可能性があった。その場合、コマ落ちなどで、ユーザは動画像を快適に視聴することができないという問題点があった。
本発明の目的は、ユーザに動画像をより快適に視聴させることのできる動画像提供システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の動画像提供システムは、
ユーザ端末に動画像を提供する動画像提供システムであって、
動画像を格納しており、動画像を要求されると、要求された動画像を検索する動画像格納装置と、
ネットワークを介して前記ユーザ端末および前記動画像格納装置と接続しており、前記ユーザ端末から動画像を要求されると、要求された該動画像を検索するよう前記動画像格納装置に要求し、前記動画像格納装置による検索で抽出された動画像の符号化方式およびデータ速度を前記ユーザ端末に適した符号化方式およびデータ速度に変換し、変換した該動画像を前記ユーザ端末に送信する動画像提供装置と、を有している。
本発明によれば、ユーザに動画像をより快適に視聴させることができる。
本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本実施例における動画像配信システムの構成を示す図である。本動画像配信システムは、ユーザ端末1、動画像提供装置2、および動画像格納装置3を有している。
ユーザ端末1は、ネットワーク4を介して動画像提供装置2と接続している。ユーザ端末1は、ユーザからの要求により、動画像を取得するための取得要求信号を動画情報提供装置2に送る。また、ユーザ端末1は、動画像の取得要求信号で要求された動画像を動画像提供装置2から取得し、取得した動画像をユーザに表示する。
ユーザ端末1からの取得要求信号には、動画像識別情報および動画像取得要件情報が含まれている。動画像識別情報とは、動画像を一意に識別するための識別ID(IDentification)であり、例えば一意の英文字若しくは英数文字の組み合わせである。動画像取得要件情報とは、動画像を取得するための情報であり、例えば符号化方式およびビットレートである。
例えば動画像識別情報が「A」であり、符号化方式がMPEG2であり、またビットレートが3Mbps(Bits Per Second)であるとき動画像のメタ情報を[A MPEG2,3Mbps]と表す。なお、ビットレートを「8Mbps−10Mbps」のように範囲を指定するようにしてもよい。
また、動画像取得要件情報の符号化方式とビットレートは、ユーザ端末1の処理能力や伝送能力に従ってユーザ端末1が自立的に設定できるようにしてもよい。これによれば、ユーザがユーザ端末1に最適な符号化方式とビットレートを設定する作業が不要となる。
動画像提供装置2はネットワーク4を介してユーザ端末1および動画像格納装置3と接続している。動画像提供装置2は、ユーザ端末1から動画像の取得要求信号を受けると、取得要求信号の中の動画像識別情報に一致する動画像を動画像格納装置3に要求し、その動画像を動画像格納装置3から受信する。
そして、動画像提供装置2は、動画像格納装置3から動画像を受信すると、受信した動画像のメタ情報と動画像取得要件情報とが適合するか否かを判定する。例えば、動画像提供装置2は、メタ情報の中の符号化方式と動画像取得要件情報の中の符号化方式を比較し一致するか否かを判定するとともに、メタ情報の中のビットレートと動画像取得要件情報の中のビットレートを比較し一致するか否かを判定する。
動画像提供装置2は、適合していないと判定すれば、動画像格納装置3からの動画像を動画像取得要件情報に適合するように変換してユーザ端末1に送信する。動画像提供装置2は、適合していると判定すれば、動画像の変換を行なわずに、動画像格納装置3からの動画像をユーザ端末1に送信する。
動画像格納装置3はネットワーク4を介して動画像提供装置2と接続している。動画像格納装置3は、動画像識別情報と関連付けられた動画像を格納しており、動画像提供装置2から動画像を要求されると、動画像識別情報を検索条件して格納している動画像を検索する。そして、動画像格納装置3は検索条件を満たす動画像を動画像提供装置2に送信する。
なお、動画像配信システムには、FEC(Forward Error Correction)機能を備えるようにしてもよい。この場合、動画像格納装置3は、動画像のデータに冗長なデータを予め付加して送信し、動画像提供装置2は、冗長なデータを用いて、破棄されたデータを補完する。これによれば、ネットワーク4上でのエラーに対する耐性を向上することができる。
図2は本実施例における動画像提供装置2の構成を示すブロック図を示す。本動画像提供装置2は、ネットワーク接続部20、検索取得部21、判別部22、解像処理部23、トランスコード処理部24、および動画像送信部25を有している。
ネットワーク接続部20は、ネットワーク4を介して、他の電子機器例えばユーザ端末1や動画像格納装置3との接続を行う。ネットワーク接続部20と他の電子機器との接続は、有線回線を介した接続であってもよいし、無線回線を介した接続であってもよい。
検索取得部21は、ユーザ端末1からネットワーク接続部20を介して取得要求信号を受信すると、取得要求信号の中の動画像識別情報が一致し、かつ、動画像取得要件情報に最も類似する動画像を検索するよう動画像格納装置3に指示する。また、検索取得部21は、検索指示に基づく検索結果の動画像を動画像格納装置3から受信すると、受信した動画像とユーザ端末1からの動画像取得要件情報とを、判別部22に送信する。
判別部22は、検索取得部21から動画像と動画像取得要件情報を受信すると、動画像のメタ情報と動画像取得要件情報とを比較し、メタ情報と動画像取得要件情報とが適合しているか否かを判定する。
比較した結果、メタ情報の中のビットレートが動画像取得要件情報の中のビットレートに適合していないと判定すれば、判別部22は、動画像と動画像取得情報を解像処理部23に送信し、超解像度処理を施させるよう指示する。
比較した結果、メタ情報の中の符号化方式が動画像取得要件情報の中の符号化方式に適合しないと判定すれば、判別部22は、トランスコード処理部24に動画像と動画像取得要件情報を送信し、トランスコード処理を施させるよう指示する。
比較した結果、ビットレートが適合し、かつ、符号化方式が適合していると判定すれば、判別部22は動画像を動画像送信部25に送信する。
解像処理部23は、判別部22から動画像と動画像取得要件情報を受信すると、受信した動画像取得要件情報に一致するよう解像処理を動画像に施し、ユーザの要求に適うビットレートの動画像を生成する。その際、解像処理部23は、超解像度処理または低解像度処理を行なう。超解像度処理とは、低解像から高解像度にビットレートを変換するための処理である。低解像度処理とは、高解像から低解像度にビットレートを変換するための処理である。そして、解像処理部23は、生成した動画像を判別部22に送信する。
トランスコード処理部24は、判別部22から動画像と動画像取得要件情報を受信すると、受信した動画像取得要件情報に一致するようトランスコード処理を動画像に施し、動画像の符号化方式の変換を行なう。そして、トランスコード処理部24は、トランスコード処理を行なった動画像を判別部22に送信する。
動画像送信部25は、判別部22から動画像を受信すると、取得要求元のユーザ端末1に動画像を送信する。
なお、動画像提供装置2が記憶部(不図示)を更に有しており、動画像格納装置3やユーザ端末1以外の端末から取得した動画像を記憶部に記憶するようにしてもよい。
この場合、ユーザ端末1から動画像の取得要求信号を受信すると、検索取得部21は、記憶部に記憶している動画像を検索し、取得要求信号を満たす動画像をユーザ端末1に送信する。これによれば、ネットワーク4を介して接続されている動画像格納装置3から動画像を一度受信すれば、再度、動画像格納装置3からの動画像の受信が不要となるため、ネットワークの負荷を低減できる。
また、解像処理部23やトランスコード処理部24で処理された動画像を記憶部に記憶するようにしてもよい。この場合、ユーザ端末1から取得要求信号を受信すると、検索取得部21は、記憶部に記憶している動画像を検索し、一致する動画像をユーザ端末1に送信する。これによれば、超解像度処理の実行やトランスコード処理の実行が不要となるため、ユーザ端末1により迅速に動画像を送ることができる。
図3は本実施例における動画像配信システムの動作を示すフローチャートである。
ユーザは、動画像識別情報Aの動画を、最大限の解像度で視聴したいと考えている。また、ユーザはユーザ端末1として例えばPCを使用している。ここではユーザの使用しているPCは符号化方式MPEG4の動画像を復号化することができ、復号できる最大ビットレートは10Mbpsであるとする。また、PCが接続しているネットワークは広帯域であり、不自由なく通信できるものとする。
ユーザ端末1であるPCは、ユーザにより、動画像「A」の取得要求がなされると、要求された動画像「A」を取得するための取得要求信号を、動画像提供装置2に送信する(ステップ100)。この取得要求信号には、動画像識別情報および動画像取得要件情報として[A MPEG4, 10Mbps]という情報が含まれている。
動画像提供装置2では、ネットワーク接続部20を介してユーザ端末1から[A MPEG4, 10Mbps]の取得要求信号を受信すると、検索取得部21が、動画像識別情報が一致し、かつ、動画像取得要件情報に最も類似する動画像を動画像格納装置3に要求する(ステップ101)。
動画像格納装置3は、検索取得部21から動画像を要求されると、動画像識別情報が一致し、かつ、動画像取得要件情報に最も類似している動画像を検索する(ステップ102)。検索した結果、動画像格納装置3は、一致する動画像識別情報がなければ、「動画像が見つかりませんでした」のエラーメッセージを検索取得部21に送信する(ステップ103)。
検索取得部21は、動画像格納装置3からエラーメッセージを受信すると、受信したエラーメッセージを送信部25およびネットワーク接続部20を介して取得要求元のユーザ端末1に転送する(ステップ104)。
ステップ102の検索処理で、検索した結果、動画像格納装置3は、一致する又は最も類似するメタ情報をもつ動画像を検索取得部21に送信する(ステップ105)。ここでは、最も類似するメタ情報をもつ[A MPEG2, 5Mbps]の動画像を送信するものとする。
次に、検索取得部21は、動画像格納装置3から動画像を受信すると、受信した動画像およびPCからの動画像取得要件情報を、判別部22に送信する(ステップ106)。判別部22は、検索取得部21から動画および動画像取得要件情報を受信すると、動画像のメタ情報と動画像取得要件情報とを比較し、動画像が動画像取得要件情報に適合しているか否かを判定する(ステップ107)。
適合していないと判定すれば、判別部22は、超解像処理を行うか、トランスコード処理を行なうか、を判断する(ステップ108)。
判別部22は、符号化方式の相違により超解像処理を行う判断すると、動画像と動画像取得要件情報を解像処理部23に送信する(ステップ109)。
解像処理部23は、判別部22から動画像と動画像取得要件情報を受信すると、動画像取得要件情報の中のビットレートに一致するよう動画像に解像度処理を施す(ステップ110)。例えば、解像処理部23は、動画像のメタ情報([A MPEG2, 5Mbps])および取得要件情報([A MPEG4, 5Mbps])を受信すると、MPEG2からMPEG4になるよう動画像に超高解像度処理を施す。そして、解像処理部23は、超解像処理を施した動画と動画像取得要件情報を判別部22に送信し、ステップ108に戻る(ステップ111)。
ステップ108の処理で、ビットレートの相違によりトランスコード処理を行なうと判断すると、判別部22は動画像と動画像取得要件情報をトランスコード処理部24に送信する(ステップ112)。トランスコード処理部24は、判別部22から動画像と動画像取得要件情報を受信すると、受信した動画像取得要件情報の中の符号化方式に一致するよう動画にトランスコード処理を施す(ステップ113)。例えば、トランスコード処理部24は、動画像のメタ情報([A MPEG2, 5Mbps])および取得要件情報([A MPEG4, 5Mbps])を受信すると、5Mbpsから10Mbpsになるよう動画像にトランスコード処理を施す。そして、トランスコード処理部24は、トランスコード処理を行なった動画と動画像取得要件情報を判別部22に送信し、ステップ107に戻る(ステップ114)。
ステップ108の比較処理で、適合していると判定すれば、判別部22は動画を動画像送信部23に送信する(ステップ115)。
動画像送信部23は、判別部22から動画を受信すると、取得要求元のPCに動画を送信する(ステップ116)。
以上説明したように、本実施例によれば、動画像提供装置2は、符号化方式だけではなく、ビットレートのようなデータ速度を考慮して動画像をユーザの要求に適合するよう変換してからユーザ端末1に送信している。動画像提供装置2からユーザ端末1に、そのユーザ端末1に適したデータ速度で動画像が送信されるので、ユーザに動画像を快適に視聴させることができる。
なお、取得要求信号の動画像取得要件情報に優先度情報を付加するようにしてもよい。優先度情報とは、動画像の取得要求信号の中から、符号化方式を重視するかビットレートを重視するかを判別するための情報である。ユーザが符号化方式を重視する場合、[A MPEG2*,3Mbps]のように取得要求信号に含まれる動画像取得要件情報の符号化方式にアスタリスクが付加される。動画像提供装置2は、ユーザ端末1から動画像取得要件情報を受信すると、動画像取得要件情報の中の符号化方式に付加されたアスタリスクを識別し、ビットレートが低下しても符号化方式が一致する動画像をユーザ端末に送る。これによれば、よりユーザの希望に適うような動画像を送ることができる。
また、本実施例では、動画像提供装置2は、取得要求信号の中の動画像識別情報が一致し、かつ、動画像取得要件情報に最も類似する動画像を動画像格納装置3から取得する例を示したが本発明はこれに限定されるものではない。動画像提供装置2は、取得要求信号の中の動画像識別情報が一致する全ての動画像を動画像格納装置3から取得するようにしてもよい。この場合、動画像提供装置2は、動画像格納装置3から取得した動画像を一時的に記憶部(不図示)に記録する。これによれば、検索要求後にユーザ端末1から動画像識別情報が変更されても、動画像格納装置3に再度の要求が不要となるので、動画像提供装置2からユーザ端末1に変更後の動画像を迅速に送信することができる。
また、ユーザ端末1にバッファを持つようにしてもよい。これによれば、広い帯域だけではなく狭い帯域を利用して動画像提供装置2からユーザ端末1へ動画像を送信しても、一定の品質を確保することができる。
また、動画像提供装置2は、動画像格納装置3からの動画像を動画像取得要件情報に適合した動画像に変換すると、変換した動画像を動画像格納装置3に送信するようにしてもよい。これによれば、ユーザ端末1から同一の取得要求信号を受信した場合に、動画像取得要件情報に適合した動画像の変換が不要となるので、より迅速に動画像をユーザ端末1に送信することができる。
また、動画像提供装置2は、動画像格納装置3からの動画像を動画像取得要件情報に適合した動画像に変換すると、変換した動画像を内部に格納するようにしてもよい。これによれば、ユーザ端末1から同一の取得要求信号を受信した場合に、動画像格納装置3から動画像の取得が不要になるので、ネットワークの負荷を低減できる。
また、動画像提供装置2は、ネットワークを介して他の動画像提供装置(不図示)と接続しており、他の動画像提供装置から最新の動画像変換履歴情報を受信し、動画像変換履歴情報を分析するようにしてもよい。動画像変換履歴情報とは、動画像を変換したことを記述した履歴に関する情報である。
この場合、動画像提供装置2は、動画像変換履歴情報の分析により、これから自装置に波及してきそう動画像を予め取得したり、または変換したりしておく。もしくは、動画像提供装置2が動画像を変換したとき、これから他の動画像提供装置や動画像格納装置3に波及しそうな動画像を他の動画像提供装置や動画像格納装置3に送信しておく。これによれば、動画像提装置2はユーザ端末1からの取得要求信号に、より迅速に応答することができる。
また、ユーザ端末1、動画像提供装置2、および動画像格納装置3は各々が格納している動画像の動画像リストを予め生成しておき、生成した動画像リストを相互に交換するようにしてもよい。その場合、動画像提供装置2は交換のなされた動画像リストに基づき動画像の格納場所を示すテーブル情報を作成しておく。動画像提供装置2は、ユーザ端末1から取得要求信号を受信すると、作成したテーブル情報の中から動画像の格納場所を抽出して動画像の検索指示を行なう。
また、動画像提供装置2は、ネットワーク4を介して複数のユーザ端末(不図示)と接続しており、複数のユーザ端末から動画像を取得するようにしてもよい。この場合、動画像提供装置2は、複数のユーザ端末から動画像を取得すると、取得した動画像のメタ情報と動画像取得要件情報とを比較し、適合する動画像を要求元のユーザ端末1に送信する。これによれば、よりユーザの要求を満たす動画像を送信できる。
また、動画像提供装置2と複数のユーザ端末とがネットワーク4を介して接続している場合、動画像提供装置2は複数のユーザ端末からの取得要求信号に基づき各ユーザ端末の取得傾向を分析する。そして、動画像提供装置2は、取得傾向を分析すると、その傾向に一致する符号化方式やビットレートの動画像をユーザ端末向けに予め取得するようにしてもよい。
なお、ここではユーザ端末に適したデータ速度をビットレートによって定め、動画像格納装置からの動画像をそのビットレートに合わせてからユーザ端末に送信する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。他の例として、端末能力、伝送能力、または希望取得条件の少なくとも1つから、ユーザ端末に適したデータ速度を定めることにしてもよい。例えば、動画像取得要件情報に、端末能力、伝送能力、または希望取得条件が一つ以上含まれるようにしてもよい。
この場合、端末能力には、復号処理の可能な最大ビットレート、復号可能な符号化方式、使用可能プロトコル、画面の大きさ、画質(どのプロファイルに対応しているか)が含まれており、それぞれ必須項目とオプション項目に分けるようにしてもよい。
伝送能力には、帯域幅、パケットロス率、ディレイ(バルク遅延とジッタ)、平均スループット、最大スループット、パケット優先度情報(優先クラスのコネクションが張れるか)、位置情報(動画像を検索するネットワークの範囲、ホップ数)、通信相手(例えば、動画像を取得する対象を他装置のみに限定する)が含まれており、それぞれ必須項目とオプション項目に分けるようにしてもよい。
希望取得条件には、動画像の取得時期(例えば、明日の20時)、取得方式(例えば、ストリーム形式で欲しいか、ファイルで欲しいか)、ファイルの場合の解像度(HR(High resolution)/SR(Super resolution)/LR(Low resolution)、若しくは、標準/3倍)、取得・再生に要する価格、権限・許可レベル(コンテンツ制限(例えばR18、女性限定)、ネットワークアクセス(例えば、コネクション本数)、サーバアクセス制限、サーバアクセス制限を実施するときのユーザIDとパスワード、優待ポイント(ポイントを消費すると高画質の動画像を視聴できる)が含まれており、それぞれ必須項目とオプション項目に分けるようにしてもよい。
また、動画像提供装置2は、端末能力、伝送能力、希望取得条件を考慮して既存の高解像度の映像から途中で低解像度の映像に切り替えるようにしてもよい。これによれば、途中まで品質を重視し、途中から速さを重視するようなユーザの要求を満たす視聴が可能となる。
また、動画像提供装置2は、処理負荷が所定の閾値より高いと、他の動画像提供装置(不図示)に動画像変換処理を依頼するようにしてもよい。その際、各動画像提供装置は各々の負荷情報を相互に交換しておき、ユーザ装置1から取得要求信号を受信した動画像提供装置2は最もリソースに余裕がある動画像提供装置に動画像変換処理を指示する。これによれば、ユーザからの要求により迅速に対応することができる。
本実施例における動画像提供システムの構成を示すブロック図である。 本実施例における動画像提供装置の構成を示すブロック図である。 本実施例における動画像提供システムの動作を示すフローチャートである。 特許文献1における動画像提供システムの構成を示すフローチャートである。 特許文献1における動画像提供システムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ユーザ端末
2 動画像提供装置
3 動画像格納装置
4 ネットワーク
20 ネットワーク接続部
21 検索取得部
22 判別部
23 解像処理部
24 トランスコード処理部
25 送信部
100〜116,500〜504 ステップ

Claims (8)

  1. ユーザ端末に動画像を提供する動画像提供システムであって、
    動画像を格納しており、動画像を要求されると、要求された動画像を検索する動画像格納装置と、
    ネットワークを介して前記ユーザ端末および前記動画像格納装置と接続しており、前記ユーザ端末から動画像を要求されると、要求された該動画像を検索するよう前記動画像格納装置に要求し、前記動画像格納装置による検索で抽出された動画像の符号化方式およびデータ速度を前記ユーザ端末に適した符号化方式およびデータ速度に変換し、変換した該動画像を前記ユーザ端末に送信する動画像提供装置と、を有する動画像提供システム。
  2. 前記動画像格納装置は、前記動画像に関連付けて、該動画像の識別情報と、前記動画像の符号化方式と、前記動画像のデータ速度とを更に格納しており、識別情報を指定して動画像の検索を要求されると、前記識別情報と一致する動画像を抽出し、
    前記動画像提供装置は、前記ユーザ端末から動画像を要求されると、該動画像の識別情報を指定して、前記動画像格納装置に検索を要求し、前記動画像格納装置による検索で抽出された動画像の符号化方式またはデータ速度が前記ユーザ端末に適したものと一致していなければ、該動画像を前記ユーザ端末に適した符号化方式またはデータ速度に変換して前記ユーザ端末に送信する、請求項1に記載の動画像提供システム。
  3. 前記ユーザ端末に適した符号化方式およびデータ速度は、前記ユーザ端末が自立的に決定する、請求項1または2に記載の動画像提供システム。
  4. 前記データ速度は、ビットレートで規定されており、
    前記動画像提供装置は、前記動画像格納装置による検索で抽出された動画像のビットレートと前記ユーザ端末に適したビットレートとが一致しているか否かを判定し、一致していなければ、検索された前記動画像のビットレートを、前記ユーザ端末に適したビットレートに変換する、請求項1から3のいずれか1項に記載の動画像提供システム。
  5. 前記ユーザ端末に適したデータ速度は、前記ユーザ端末の能力と、前記ユーザ端末への伝送路の能力と、前記ユーザ端末のユーザが希望した解像度を含む希望取得条件との中の少なくとも1つに基づいて定まる、請求項1から4のいずれか1項に記載の動画像提供システム。
  6. 動画像格納装置に格納している動画像を、前記動画像提供装置を介して前記ユーザ端末に提供するための動画像提供方法であって、
    前記動画像提供装置は、前記ユーザ端末から動画像を要求されると、要求された該動画像を検索するよう前記動画像格納装置に要求し、
    前記動画像格納装置は、前記動画像提供装置から動画像を要求されると、要求された動画像を検索し、
    前記動画像提供装置は、前記動画像格納装置による検索で抽出された動画像の符号化方式およびデータ速度を前記ユーザ端末に適した符号化方式およびデータ速度に変換し、変換した該動画像を前記ユーザ端末に送信する、動画像提供方法。
  7. 動画像を予め格納している動画像格納装置およびユーザ端末とネットワーク経由で接続し、前記動画像格納装置に格納された動画像を前記ユーザ端末に提供する動画像提供装置であって、
    前記ユーザ端末から動画像を要求されると、要求された該動画像を検索するよう前記動画像格納装置に要求し、前記動画像格納装置による検索で抽出された動画像を前記動画像格納装置から取得する検索取得部と、
    前記検索取得部で前記動画像が取得されると、取得した動画像の符号化方式とデータ速度を前記ユーザ端末に適した符号化方式およびデータ速度に変換する変換部と、
    前記変換部で変換された動画像を前記ユーザ端末に送信する送信部と、を有する動画像提供装置。
  8. コンピュータを、動画像をあらかじめ格納している動画像格納装置およびユーザ端末とネットワーク経由で接続しており、前記動画像格納装置に格納された動画像を前記ユーザ端末へ提供する動画像提供装置として動作させるためのプログラムであって、
    前記ユーザ端末から動画像を要求されると、要求された該動画像を検索するよう前記動画像格納装置に要求する手順と、
    前記動画像格納装置による検索により抽出された動画像を前記動画像格納装置から取得する手順と、
    前記動画像格納装置から取得した動画像の符号化方式およびデータ速度を前記ユーザ端末に適した符号化方式および要件情報に変換する手順と、
    変換した前記動画像を前記ユーザ端末に送信する手順と、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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