JP2009253907A - ネットワーク監視プログラム、ネットワーク監視方法およびネットワーク監視装置 - Google Patents

ネットワーク監視プログラム、ネットワーク監視方法およびネットワーク監視装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009253907A
JP2009253907A JP2008102722A JP2008102722A JP2009253907A JP 2009253907 A JP2009253907 A JP 2009253907A JP 2008102722 A JP2008102722 A JP 2008102722A JP 2008102722 A JP2008102722 A JP 2008102722A JP 2009253907 A JP2009253907 A JP 2009253907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
resource usage
sampling rate
unit
network monitoring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008102722A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4659850B2 (ja
Inventor
Satoshi Imai
悟史 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2008102722A priority Critical patent/JP4659850B2/ja
Priority to US12/189,936 priority patent/US7876702B2/en
Publication of JP2009253907A publication Critical patent/JP2009253907A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4659850B2 publication Critical patent/JP4659850B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/02Capturing of monitoring data
    • H04L43/022Capturing of monitoring data by sampling
    • H04L43/024Capturing of monitoring data by sampling by adaptive sampling

Abstract

【課題】資源を過度に使用したり、不十分に使用したりせず、使用できる範囲内で最大限に使用することを課題とする。
【解決手段】ネットワーク監視装置10は、パケットキャプチャ部20によりネットワークにおいて監視対象となる経路上のパケットを取得する。取得したパケットについては、パケット解析部50により解析する。そして、ネットワーク監視装置10は、サンプリング部30によって取得したパケットのうち何割かを廃棄するが、そのレートをサンプリングレート調整部80にて決定する。ここで、資源使用量計測部70では、装置内で現に資源がどれだけ使用されているかが計測されており、サンプリングレート調整部80で決定されるレートは、当該資源使用量に基づくものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、経路上を流れるパケットを監視するネットワーク監視装置、当該ネットワーク監視装置としてのコンピュータに実行させるネットワーク監視プログラムおよび当該ネットワーク監視装置に実行させるネットワーク監視方法に関する。
従来、違法なコンテンツ送受信の発見や、ウイルス感染の被害拡大防止を目的として、ネットワーク上を流れるパケットの解析が行なわれている。
具体的には、監視対象の幹線から分岐させた配線に、かかるパケット解析を行なうネットワーク監視装置を接続し、ネットワーク監視装置は、幹線に流れるパケットと同様のパケットを取得する。なお、ルータなどの中継装置は、幹線に接続されるので、かかる中継装置にパケット解析を行なわせる場合もある。
このようなネットワーク監視装置には、幹線に流れるパケットのうちどれだけのパケットを解析対象とするかを示すサンプリングレートが設定される。
例えば、サンプリングレートを100%に設定すれば、ネットワーク監視装置が、幹線に流れるパケット全てに対して解析を行なうことになる。
また、例えば、サンプリングレートを100%より下の値、例えば80%に設定すれば、ネットワーク監視装置が、幹線に流れるパケットの8割に対して解析を行なうことになる。
また、特許文献1では、パケットの送受信に係る配送情報と、配送情報に応じたサンプリングレートを対応付けたテーブルを予め用意し、パケットの配送情報に基づいてサンプリングレートの設定を動的に切り換える手法が開示されている。
特開2007−74385号公報
しかしながら、上記したいずれの場合にも、装置内の資源を使用できる範囲内で最大限に使用していないという課題があった。
すなわち、サンプリングレートを100%に設定すると、パケット解析の処理により資源が枯渇する状況があっても、さらにパケットを取得する。したがって、資源を使用できる範囲以上に使用し、処理遅延が起こる。
また、サンプリングレートを100%より下の値に設定すると、幹線に流れるパケット全てに対してパケット解析を行っても資源が余る状況があっても、同様に何割かのパケットだけを取得する。したがって、資源を使用できる範囲以下で使用し、解析結果の精度が落ちる。
また、特許文献1で開示された手法に基づいて、サンプリングレートの設定を動的に切り換えたとしても、上記した状況と同じことが起こり得る。
そこで、この発明は、資源を使用できる範囲内で最大限に使用することが可能なネットワーク監視装置としてのコンピュータに実行させるネットワーク監視プログラム、ネットワーク監視方法およびネットワーク監視装置を提供することを目的とする。
このプログラムは、ネットワーク監視装置を、ネットワークにおいて監視対象となる経路上のパケットを取得するパケット取得手段、前記パケット取得手段によって取得されたパケットを解析するパケット解析手段、自装置が現に資源をどれだけ使用しているかを計測する資源使用量計測手段、前記資源使用量計測手段による計測結果が所定の閾値を超える場合、前記パケット解析手段で解析される前記経路上のパケットの割合を示すサンプリングレートを、前記資源使用量計測手段による計測結果が所定の目標値に近づくように制御するサンプリングレート制御手段、として機能させることを要件とする。
また、この方法は、ネットワーク監視装置が、ネットワークにおいて監視対象となる経路上のパケットを取得するパケット取得工程と、前記パケット取得工程において取得されたパケットを解析するパケット解析工程と、自装置が現に資源をどれだけ使用しているかを計測する資源使用量計測工程と、前記資源使用量計測手段による計測結果が所定の閾値を超える場合、前記パケット解析工程で解析される前記経路上のパケットの割合を示すサンプリングレートを、前記資源使用量計測手段による計測結果が所定の目標値に近づくように制御するサンプリングレート制御工程と、を実行することを要件とする。
また、この装置は、ネットワークにおいて監視対象となる経路上のパケットを取得するパケット取得手段と、前記パケット取得手順において取得されたパケットを解析するパケット解析手段と、自装置が現に資源をどれだけ使用しているかを計測する資源使用量計測手段と、前記資源使用量計測手段による計測結果が所定の閾値を超える場合、前記パケット解析手順で解析される前記経路上のパケットの割合を示すサンプリングレートを、前記資源使用量計測手段による計測結果が所定の目標値に近づくように制御するサンプリングレート手段と、を備えたことを要件とする。
装置内のリソース(資源)状況に基づいて動的にサンプリングレートを調整するので、装置内の資源を過度に使用したり、資源を不十分に使用したりせず、使用できる範囲内で最大限に使用することが可能となる。その結果、システム処理が遅滞することもなく、資源が十分あるのにもかかわらず非効率的な間引き処理を実施することで解析結果の精度が必要以上に悪くなることもなくなる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るネットワーク監視装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、ネットワーク監視装置の概要を説明する。ネットワーク監視装置は、監視対象の経路上を流れるパケットを取得できるように、例えば、幹線から分岐させた配線に接続して設置する。
そして、ネットワーク監視装置は、パケットを取得して解析する。解析結果については、例えば、違法なコンテンツ転送の発見や、ウイルス感染の被害拡大防止に利用される。
次に、ネットワーク監視装置の機能構成を説明する。図1は、ネットワーク監視装置の機能構成を示すブロック図である。
同図に示すように、ネットワーク監視装置10は、パケットキャプチャ部20と、サンプリング部30と、パケット保持部40と、パケット解析部50と、タイマ60と、資源使用量計測部70と、サンプリングレート調整部80と、制御パラメータ設定部90と、を備える。
実際には、ネットワーク監視装置は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)110、ROM(Read Only Memory)120、RAM(Random Access Memory)130、HDD(Hard Disk Drive)140、接続ポート150、電源ユニット160等を含むコンピュータ100で実現される。
つまり、CPU110によって実行されるプログラムが、パケットキャプチャ部20、サンプリング部30、パケット解析部50、サンプリングレート調整部80、制御パラメータ設定部90、資源使用量計測部70、および、タイマ60の機能部を実現する。また、HDD140またはRAM130がパケット保持部40を実現する。
したがって、以下に説明する各部の処理や機能は、ネットワーク監視装置10が、CPU110、HDD140、RAM130等の資源を使用して実現される。
パケットキャプチャ部20は、配線を流れ自装置に入力されるパケットを受け付け、サンプリング部30へ出力する。
サンプリング部30は、指定されたサンプリングレートに基づいてパケットを取得するか否かを判断し、取得したパケットについては、パケット保持部40に格納する。
パケット取得の判断手法の一例としては、サンプリング部30は、サンプリングレートが0.7である場合には、まず、1〜100までの乱数を生成する。そして、サンプリング部30は、乱数が1〜70であれば、パケットを取得し、乱数が71〜100であれば、パケットを廃棄する。
パケット保持部40は、サンプリング部30によって取得されたパケットを保持する。
パケット解析部50は、パケット保持部40からパケットを読み出し、解析を行なう。なお、解析結果については、自装置で記憶してもよいし、所定の管理サーバ等に送信してもよい。
タイマ60は、一定の時間間隔で、資源使用量計測部70に対して制御信号を出力する。
資源使用量計測部70は、一定の時間間隔で、自装置が現に資源をどれだけ使用しているか(資源使用量)の計測を行なう。
具体的には、資源使用量計測部70は、タイマ60から制御信号を受け取ると、資源使用量の計測を行ない、計測値をサンプリングレート調整部80に出力する。
ここで、図2に示した、CPU110、RAM130、HDD140または電源ユニット160が計測の対象となる。例えば、CPU110の使用率、RAM130またはHDD140へのデータ蓄積量、電源ユニット160の電力供給量などが実際の計測値となる。
監視対象の経路上にパケットが大量に流れ、ネットワーク監視装置が全てのパケットを取得して解析を行なうと、CPU110の使用率、データ蓄積量、電力供給量等が次第に大きな値となる。
サンプリングレート調整部80は、資源使用量計測部70による計測結果に基づいて、サンプリング部30に対してサンプリングレートを指定する。
具体的には、サンプリングレート調整部80は、資源使用量計測部70から受け取った計測値が所定の閾値を下回る場合には、サンプリング部30に対し、サンプリングレートを100%として指定する。なお、所定の閾値については、ネットワーク監視装置10に予め設定される。
一方、計測値が所定の閾値を上回る場合には、サンプリングレート調整部80は、次回受け取る計測値が所定の目標値に近づくようにサンプリングレートの更新を実施する。
サンプリングレート調整部80は、数式1および数式2で示すPI制御則によりサンプリングレートを決定する。
Figure 2009253907
Figure 2009253907
サンプリングレート調整部80は、資源使用量計測部70から計測値を受け取るたびにeを算出しており、それと同時にサンプリングレートの更新を実施し、今回や前回算出したeに基づいてサンプリングレートaを算出する。そして、サンプリング部30に対し、サンプリングレートをaとして指定する。
その後、サンプリングレート調整部80は、同様に計測値を受け取るので、再度eを算出し、今回や前回算出したeに基づいてサンプリングレートaを算出し、サンプリング部30に対し、サンプリングレートをaとして指定する。
このように、サンプリングレート調整部80がサンプリングレートの更新を繰り返し行うことにより、計測値については目標値の近傍に収束する。
監視対象の経路上に流れるパケットが少量となってくると、計測値が所定の閾値を下回るので、その場合には、サンプリングレート調整部80は、サンプリングレートの更新を実施しない。
ところで、数式1や数式2における目標値、P、Iは、制御パラメータであり、電源投入時、制御パラメータ設定部90がサンプリングレート調整部80に対して設定する。
目標値については任意であるが、この目標値に対する最適なP、Iの値については以下の手法で決定することが望ましい。
すなわち、サンプリングレート制御と、制御結果として得られる資源使用量との関係を表す数式モデルを用いて、安定な制御を実現するP、Iのパラメータ領域を決定する。
資源使用量の計測と同期して更新されるサンプリングレートと、その結果得られる資源使用量の変化を定式化した数式モデルである。
資源使用量の計測間隔内に到着するすべてのパケットに対し処理を行った場合の資源使用量をE、その時間間隔内に処理から解放され使用可能となる資源使用量をCとする。そして、資源使用量の計測間隔内では、aという固定のサンプリングレートでパケット取得が実施される。その結果、次回計測時の資源使用量ρを表す数式3を得る。
Figure 2009253907
数式1および数式2のPI制御則と、数式3の資源使用量の変化とを、資源使用量の計測間隔を単位時間とする離散時間フィードバック制御機構として解析する。
構築されたフィードバック制御機構のブロック線図は、図3のようになり、その時の離散時間閉ループ伝達関数は、数式4となる。
Figure 2009253907
その結果、閉ループ系が安定となるような制御パラメータP、Iは、Juryの安定判別法により、数式5と導出することができる。
Figure 2009253907
数式5、すなわち、図4に示すような安定領域内のパラメータを用いれば、目標値への収束性が保証された安定なサンプリングレート制御が実現できる。
以下では、Eの決定からパラメータの選択までを具体的に説明するが、資源使用量の単位として総資源量に対する割合(%)を用いる。なお、単位が変わったとしてもパラメータのスケールが変化するだけで、上記モデルおよび以降の記述には依存しない。
図4の安定領域は、資源使用量の計測間隔内に到着するすべてのパケットを処理した場合の資源使用量Eに依存する。具体的には、Eが大きくなればなるほど安定領域は小さくなる。
さらに、Eは、資源使用量の計測間隔に依存する。具体的には、計測間隔が長くなればなるほどEは大きくなる。
資源使用量の計測間隔の決定は任意であるので、計測間隔により最大限発生し得るパケットを見積もるとともに、資源使用量も見積もり、Eを安全側に決定することが望ましい。
例えば、資源使用量の計測間隔を1秒とした場合に、1秒間に最大限発生し得るすべてのパケットに対する解析を実施したとしても使用率が100%以上にならない(例えば90%)CPUであれば、Eについては100とする。なお、この時決定した計測間隔がタイマ60の時間間隔となる。
次にパラメータの選択を行なうが、例えば、CPU使用率を計測値としてサンプリングレート制御を実施し、Eを100としたときの安定領域内のパラメータ(P=0.005、I=0.0005)を使用した場合と、安定領域外のパラメータ(P=0.02、I=0.03)を使用した場合のCPU使用率の変化を図5に示す。
同図に示すように、安定領域外のパラメータを使用すると、CPU使用率が目標値に収束できていないことが分かる。
したがって、図4で示した安定領域内から選択すればよいのだが、安定領域内の異なる2つのパラメータを用いたときの、同じ目標値に対する追従特性の違いを図6に示す。
同図に示すように、2つのパラメータは、安定領域内であっても、目標値への追従性の性能は異なる。
そこで、図4の安定領域のパラメータの中から最適なパラメータを一意に決定するためのシミュレーションを行なうことが望ましい。
具体的には、安定領域内のパラメータセット(P、I)をランダムに準備し、その中で最も目標値への追従性が高いものを最適なパラメータとして選択する。
その追従性を評価するために、数式3のEに対し一定値(一定値>目標値)、Cに対し一定値(微小)を与え、過負荷な状況をシミュレートする。なお、目標値についても具体的な数値を与える。
そして、数式1、数式2および数式3の有限時間シミュレーションから得られる信号の変化を観測し、シミュレーション時間内の目標値からのズレの総量が最も小さいパラメータセット(P、I)を最適なパラメータとして選択する。
追従性の評価シミュレーションの演算例を以下に示す。時刻をk(k<n)とし、安定領域内の特定パラメータセット(P、I)に対し、下記のシミュレーションを実施する。
sum=0;(目標値からのズレの総和)
E=100;
C=10;
for(k=1;k<n;k++)(kを時刻nまでループ){
e[k]=目標値−ρ[k]
a[k]=a[k−1]+P*(e[k]−e[k−1])+I*e[k]
ρ[k+1]=ρ[k]+a[k]*E−C
sum=sum+(e[k]の絶対値)
各パラメータセットに対し、目標値からのずれの総量sumを比較し、この値が最小のパラメータセットを選択する。
追従性評価シミュレーションイメージを図7に示す。同図に示すように、直ちに目標値に追従するパラメータセットCを選択するのが望ましい。
制御パラメータ設定部90は、このように決定した目標値、P、Iをサンプリングレート調整部80に対して設定する。
最後に、サンプリングレート調整部80の処理動作について図8のフローチャートを参照して説明する。同図に示す処理フローは、資源使用量計測部70から計測値が出力されるたびに実行される。
まず、サンプリングレート調整部80は、資源使用量計測部70から計測値を受け取る(ステップS110)。
そして、サンプリングレート調整部80は、計測値が所定の閾値を上回る場合には(ステップS120肯定)サンプリング部30に対するサンプリングレートを更新し(ステップS150)処理を終了する。
その後も計測値が所定の閾値を上回れば(ステップS120肯定)、サンプリング部30に対するサンプリングレートの更新が継続される(ステップS150)。
一方、サンプリングレート調整部80は、計測値が所定の閾値を下回る場合には(ステップS120否定)、サンプリング部30に対するサンプリングレートを100%に更新して(ステップS160)、処理を終了する。
上記したように、実施例1によれば、ネットワーク監視装置は、自装置の資源使用量を計測し、計測結果に基づいて動的にパケットに対するサンプリングレートを調整する。具体的には、資源使用量の値が閾値を下回ればサンプリングレートを100%にして全パケットを取得し、閾値を上回れば、資源使用量の値が所定値近傍となるようにサンプリングレートの制御を行なう。その結果、自装置内の資源を使用できる範囲内で最大限に使用することが可能となる。
さて、これまで実施例1に係るネットワーク監視装置について説明したが、本発明は上述した実施例1以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に示すように、(1)〜(3)にそれぞれ区分けして異なる実施例を説明する。
(1)ネットワーク監視装置
上記の実施例では、ネットワーク監視装置として、プログラムを実行したコンピュータを使用して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ハードウェアロジックによって各機能部の処理を実現する専用のネットワーク監視装置を使用してもよい。
(2)パケット取得
また、上記の実施例では、幹線から配線を分岐させるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、監視対象の経路上を流れるパケットを取得できればいかなる手法を用いてもよい。例えば、幹線に直接接続されるルータ等のデータ中継装置をネットワーク監視装置として兼用し、データ中継装置に入力されたパケットをミラーリングするようにしてもよい。
(3)分岐後のパケット
また、上記の実施例では、幹線から分岐した配線には、幹線を流れるパケット全てが流れてネットワーク監視装置に入力されるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、分岐手段についてもネットワーク監視装置の一部として機能し、分岐手段にサンプリングを行わせる実施形態でもよい。
つまり、パケットキャプチャ部20およびサンプリング部30が分岐手段に対応し、サンプリングレートが下がれば、幹線を流れるパケットの何割かが配線に流れて2つの機能部を除くネットワーク監視装置本体に入力されるようにしてもよい。
ネットワーク監視装置の構成を示すブロック図である。 ネットワーク監視装置としてのコンピュータを示す図である。 フィードバック制御機構のブロック線図を示す図である。 フィードバック制御機構のパラメータ安定領域を示す図である。 安定領域内/外のパラメータを使用した場合の評価結果を示す図である。 追従特性の評価結果を示す図である。 追従性評価シミュレーションの一例を示す図である。 サンプリングレート調整部の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 ネットワーク監視装置
20 パケットキャプチャ部
30 サンプリング部
40 パケット保持部
50 パケット解析部
60 タイマ
80 サンプリングレート調整部
90 制御パラメータ設定部
100 コンピュータ
110 CPU
120 ROM
130 RAM
140 HDD
150 接続ポート
160 電源ユニット

Claims (7)

  1. ネットワーク監視装置を、
    ネットワークにおいて監視対象となる経路上のパケットを取得するパケット取得手段、
    前記パケット取得手段によって取得されたパケットを解析するパケット解析手段、
    自装置が現に資源をどれだけ使用しているかを計測する資源使用量計測手段、
    前記資源使用量計測手段による計測結果が所定の閾値を超える場合、前記パケット解析手段で解析される前記経路上のパケットの割合を示すサンプリングレートを、前記資源使用量計測手段による計測結果が所定の目標値に近づくように制御するサンプリングレート制御手段、
    として機能させることを特徴とするネットワーク監視プログラム。
  2. 前記サンプリングレート制御手段は、前記資源使用量計測手段による計測結果が所定の閾値を超えない場合には、前記サンプリングレートを100%に設定することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク監視プログラム。
  3. 前記資源使用量計測手段は、一定の時間間隔ごとに計測を行い、
    前記サンプリングレート制御手段は、前記所定の閾値を超える場合には、前記資源使用量計測手段による計測ごとに、当該計測結果と、前記所定の目標値との偏差に基づくPI制御則を用いて、次回の計測結果が前記所定の目標値に近づくサンプリングレートを算出し、設定することを特徴とする請求項1または2に記載のネットワーク監視プログラム。
  4. 前記資源使用量計測手段が使用する前記PI制御則のパラメータは、当該パラメータを変数とした数式モデルによるシミュレーションによって求めた最適値であることを特徴とする請求項3に記載のネットワーク監視プログラム。
  5. 前記資源使用量計測手段による計測結果が、CPUの使用率、メモリまたはHDDのデータ蓄積量、または、電力消費量であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のネットワーク監視プログラム。
  6. ネットワーク監視装置が、
    ネットワークにおいて監視対象となる経路上のパケットを取得するパケット取得工程と、
    前記パケット取得工程において取得されたパケットを解析するパケット解析工程と、
    自装置が現に資源をどれだけ使用しているかを計測する資源使用量計測工程と、
    前記資源使用量計測手段による計測結果が所定の閾値を超える場合、前記パケット解析工程で解析される前記経路上のパケットの割合を示すサンプリングレートを、前記資源使用量計測手段による計測結果が所定の目標値に近づくように制御するサンプリングレート制御工程と、
    を実行することを特徴とするネットワーク監視方法。
  7. ネットワークにおいて監視対象となる経路上のパケットを取得するパケット取得手段と、
    前記パケット取得手順において取得されたパケットを解析するパケット解析手段と、
    自装置が現に資源をどれだけ使用しているかを計測する資源使用量計測手段と、
    前記資源使用量計測手段による計測結果が所定の閾値を超える場合、前記パケット解析手順で解析される前記経路上のパケットの割合を示すサンプリングレートを、前記資源使用量計測手段による計測結果が所定の目標値に近づくように制御するサンプリングレート手段と、
    を備えたことを特徴とするネットワーク監視装置。
JP2008102722A 2008-04-10 2008-04-10 ネットワーク監視プログラム、ネットワーク監視方法およびネットワーク監視装置 Expired - Fee Related JP4659850B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008102722A JP4659850B2 (ja) 2008-04-10 2008-04-10 ネットワーク監視プログラム、ネットワーク監視方法およびネットワーク監視装置
US12/189,936 US7876702B2 (en) 2008-04-10 2008-08-12 Computer program product, apparatus and method for monitoring network and regulating packets on a network path

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008102722A JP4659850B2 (ja) 2008-04-10 2008-04-10 ネットワーク監視プログラム、ネットワーク監視方法およびネットワーク監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009253907A true JP2009253907A (ja) 2009-10-29
JP4659850B2 JP4659850B2 (ja) 2011-03-30

Family

ID=41163896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008102722A Expired - Fee Related JP4659850B2 (ja) 2008-04-10 2008-04-10 ネットワーク監視プログラム、ネットワーク監視方法およびネットワーク監視装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7876702B2 (ja)
JP (1) JP4659850B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011155510A1 (ja) 2010-06-08 2011-12-15 日本電気株式会社 通信システム、制御装置、パケットキャプチャ方法およびプログラム
WO2022259502A1 (ja) * 2021-06-11 2022-12-15 日本電信電話株式会社 パケットキャプチャ装置およびパケットキャプチャ方法

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101268621B1 (ko) * 2009-12-21 2013-05-29 한국전자통신연구원 동적 플로우 샘플링 장치 및 방법
US8397106B2 (en) * 2010-04-16 2013-03-12 International Business Machines Corporation Detecting no progress state of an application
US8392765B2 (en) * 2010-06-02 2013-03-05 International Business Machines Corporation Condition based detection of no progress state of an application
JP5304947B2 (ja) * 2010-06-23 2013-10-02 日本電気株式会社 通信システム、制御装置、ノードの制御方法およびプログラム
CN102404231A (zh) * 2011-12-19 2012-04-04 曙光信息产业(北京)有限公司 一种软硬件结合实现动态调整报文采样率的系统和方法
US9507756B2 (en) 2012-01-18 2016-11-29 Marvell Israel (M.I.S.L) Ltd. Space efficient counters in network devices
US8817649B2 (en) 2012-04-13 2014-08-26 Tektronix, Inc. Adaptive monitoring of telecommunications networks
JP6036827B2 (ja) * 2012-08-02 2016-11-30 日本電気株式会社 トラフィックデータ収集装置、トラフィックデータ収集方法、及びプログラム
US9363151B2 (en) 2013-01-17 2016-06-07 International Business Machines Corporation Dynamically determining packet sampling rates
US9952902B1 (en) * 2013-04-10 2018-04-24 Amazon Technologies, Inc. Determining a set of application resources
CN105308906B9 (zh) * 2013-05-03 2019-04-12 马维尔国际贸易有限公司 一种用于在网络设备中对事件进行计数的方法及计数器设备
EP3061219B1 (en) 2013-10-25 2020-04-08 Marvell World Trade Ltd. Range extension mode for wifi
CN107026707B (zh) * 2016-02-02 2020-08-07 华为技术有限公司 一种自适应采样率的信道编码、解码方法和装置
WO2018072828A1 (en) * 2016-10-20 2018-04-26 Telecom Italia S.P.A. Performance measurement in a packet-switched communication network
US11012327B2 (en) 2017-06-19 2021-05-18 Keysight Technologies Singapore (Sales) Pte. Ltd. Drop detection and protection for network packet monitoring in virtual processing environments
WO2021045596A1 (ko) * 2019-09-06 2021-03-11 엘지전자 주식회사 무선통신시스템에서 사이드링크 자원의 해제에 관련된 기지국의 동작 방법 및 장치

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005063222A (ja) * 2003-08-15 2005-03-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 負荷制御方法および装置、ならびに負荷制御用プログラム
JP2005070940A (ja) * 2003-08-21 2005-03-17 Yamatake Corp Pidパラメータ調整装置
JP2005286684A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Hitachi Ltd トラフィックフロー計測環境設定方式
WO2006043624A1 (ja) * 2004-10-21 2006-04-27 Nec Corporation 通信品質計測装置及びその計測方法
JP2006127079A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Yamatake Corp 制御対象モデル生成装置および生成方法
JP2009077136A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Oki Electric Ind Co Ltd トラヒック情報提供装置、トラヒック情報取得装置、トラヒック情報収集システム、トラヒック情報提供プログラム、トラヒック情報取得プログラム及びトラヒック情報収集方法
JP2009231890A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Alaxala Networks Corp パケット中継装置およびトラフィックモニタシステム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6920112B1 (en) * 1998-06-29 2005-07-19 Cisco Technology, Inc. Sampling packets for network monitoring
JP4700969B2 (ja) * 2005-01-06 2011-06-15 富士通株式会社 監視情報提供装置、監視情報提供方法および監視情報提供プログラム
US8121043B2 (en) * 2005-08-19 2012-02-21 Cisco Technology, Inc. Approach for managing the consumption of resources using adaptive random sampling
JP2007074385A (ja) 2005-09-07 2007-03-22 Yokogawa Electric Corp ネットワーク機器

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005063222A (ja) * 2003-08-15 2005-03-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 負荷制御方法および装置、ならびに負荷制御用プログラム
JP2005070940A (ja) * 2003-08-21 2005-03-17 Yamatake Corp Pidパラメータ調整装置
JP2005286684A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Hitachi Ltd トラフィックフロー計測環境設定方式
WO2006043624A1 (ja) * 2004-10-21 2006-04-27 Nec Corporation 通信品質計測装置及びその計測方法
JP2006127079A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Yamatake Corp 制御対象モデル生成装置および生成方法
JP2009077136A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Oki Electric Ind Co Ltd トラヒック情報提供装置、トラヒック情報取得装置、トラヒック情報収集システム、トラヒック情報提供プログラム、トラヒック情報取得プログラム及びトラヒック情報収集方法
JP2009231890A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Alaxala Networks Corp パケット中継装置およびトラフィックモニタシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011155510A1 (ja) 2010-06-08 2011-12-15 日本電気株式会社 通信システム、制御装置、パケットキャプチャ方法およびプログラム
WO2022259502A1 (ja) * 2021-06-11 2022-12-15 日本電信電話株式会社 パケットキャプチャ装置およびパケットキャプチャ方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20090257352A1 (en) 2009-10-15
JP4659850B2 (ja) 2011-03-30
US7876702B2 (en) 2011-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4659850B2 (ja) ネットワーク監視プログラム、ネットワーク監視方法およびネットワーク監視装置
Jarschel et al. A flexible OpenFlow-controller benchmark
JP7115465B2 (ja) 遅延予測装置、遅延予測システム、遅延予測方法および遅延予測プログラム
US20150009840A1 (en) Packet time stamp processing methods, systems, and apparatus
CN105530138B (zh) 一种数据监控方法及装置
CN106921587A (zh) 消息流量控制方法、装置及相关系统
US9270556B2 (en) Flow control in packet processing systems
US20220187886A1 (en) Methods, systems, articles of manufacture and apparatus to reduce temperature of a networked device
US20160359753A1 (en) Tcp performance predictor
US10128987B2 (en) Scalable receive window auto-tuning
CN110890998A (zh) 一种确定阈值的方法及装置
Wisniewski et al. On delimiting video rebuffering for stream-switching adaptive applications
US20120051249A1 (en) Communication Device, Computer Program Product, and Communication Method
WO2017219819A1 (zh) 控制无线保真热点的方法、装置及存储介质
WO2016122708A1 (en) Determining a sampling rate for data traffic
CN102404174A (zh) 网络带宽检测的方法
US11088960B2 (en) Information processing apparatus and verification system
US20100135157A1 (en) Method and apparatus for controlling traffic according to user
WO2018014631A1 (zh) 一种峰值功率、峰均值功率比的确定方法及装置
Suzer et al. Active queue management via event-driven feedback control
JP6390167B2 (ja) 通信スループット予測装置、通信スループット予測方法、及び、プログラム
JP4680808B2 (ja) 接続監視装置
Buh et al. Adaptive network-traffic balancing on multi-core software networking devices
US20170127356A1 (en) Method and apparatus for prolonging lasting time of inactive mode
WO2021202026A1 (en) Techniques for detecting changes to circuit delays in telecommunications networks

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100414

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100803

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101029

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20101108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101227

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees