JP2009253866A - 照光構造及びこれを備えた電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】照光部材の強度及び筐体に対する嵌合力を確保しながら、ユーザが希望する形態に応じて照光部材を容易に交換することが可能な照光構造及びこれを備えた電子装置を提供する。
【解決手段】携帯端末10は、光源であるLED16、LED16からの光を導光する導光板15、及び光を外部に照光する照光部材13を備えている。照光部材13は、照光ピース13a〜13cのような、1又は複数の照光ピースから、ユーザが任意に選択して構成可能である。照光部材13は、ホルダ14を取り外した状態で筐体11に対して着脱自在であり、係止手段、ネジ等により嵌合力が確保されて筐体11に固定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、照光構造及びこれを備えた電子装置に関する。
例えば携帯電話機等の電子装置には、ユーザに対する利便性及び視覚的効果等を目的として、筐体等に照光構造を設けることが行われている。
このような電子装置は、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1には、筐体内に面発光部を固定し、その面発光部の上に、パネル部材(照光部材)を交換自在に設けて外部に照光する携帯端末装置が記載されている。
特開2004−80390号公報
特許文献1に開示された技術では、パネル部材をスライド部材で挟み込んで固定しているため、スライド部材に衝撃が加わった場合に、パネル部材が外れるおそれがあった。
また、特許文献1に開示された携帯端末装置では、筐体を構成する1面のほぼ全面を覆うパネル部材が設けられる。このことによっても、パネル部材の固定部(筐体)に対する嵌合力が不足しやすくなる。それとともに、パネル部材自体の強度が小さくなってしまうという問題点もあった。
さらに、特許文献1に開示された携帯端末装置では、パネル部材が一体であるので、多くのユーザがそれぞれ希望する照光機能を得られるようにするにはパネル部材の種類が非常に多くなってしまう。また、パネルが発光体ごとに区切られていない為、個々に点灯させることが困難であった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、照光部材の強度及び筐体に対する嵌合力を確保しながら、ユーザが希望する形態に応じて照光部材を容易に交換することが可能な照光構造及びこれを備えた電子装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の照光構造は、
筐体と、
この筐体に収容され、光を出射する光源と、
前記筐体に載置され、前記光源からの光を前記筐体の外側に向けて導光する導光部材と、
前記導光部材を前記筐体との間に挟み込むように、前記筐体に着脱自在に固定され、前記導光部材を介して受けた前記光を外部に照光する照光部材と、を備える、
ことを特徴とする。
更に、前記照光部材の縁部に接するように配置され、前記照光部材を前記筐体に固定させる固定部材を備える、
こととしてもよい。
更に、前記照光部材を前記筐体に係止させる係止手段を備える、
こととしてもよい。
前記照光部材は、ネジにより前記筐体に固定されている、
ように構成することとしてもよい。
更に、前記ネジを前記筐体の外側から覆い隠すように配置されたカバー部材を備える、
こととしてもよい。
前記照光部材は、複数の個別照光部材から構成されており、
前記複数の個別照光部材は、各々前記筐体と着脱自在に固定されている、
こととしてもよい。
前記光源は、複数の個別光源から構成されており、
各個別光源は、1つの前記個別照光部材に1又は複数の前記個別光源が対応するような位置に配置されている、
こととしてもよい。
また、上記目的を達成するため、本発明の別の照光構造は、
筐体と、
この筐体に収容され、光を出射する光源と、
前記筐体に固定され、前記光を受けて外部に照光する照光部材と、
前記照光部材を前記筐体に固定させる固定部材と、
を備え、
前記照光部材は、1又は複数種類の大きさとなるように形成された1又は複数の個別照光部材から構成されており、前記固定部材を取り外すことにより、任意の前記個別照光部材の組み合わせとなるように前記筐体に着脱可能である、
ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の更に別の照光構造は、
筐体と、
この筐体に収容され、光を出射する光源と、
前記筐体に固定され、前記光を受けて外部に照光する照光部材と、
前記照光部材を前記筐体に固定させる固定部材と、
前記照光部材を前記筐体に対してスライドさせるスライド手段と、
を備え、
前記照光部材は、前記固定部材を取り外すことにより、前記スライド手段でスライドさせて前記筐体に着脱可能である、
ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の電子装置は、上述した照光構造を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、照光部材の強度及び筐体に対する嵌合力を確保しながら、ユーザが希望する形態に応じて照光部材を容易に交換することが可能な照光構造及びこれを備えた電子装置を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。なお、以下で説明する実施形態は、例えば携帯電話機等の携帯端末の照光構造に関するものである。
図1(a)は、本実施形態の携帯端末10の一例を示す正面図である。携帯端末10は、2つの筐体がヒンジ部12で接続された、いわゆる折り畳み式の携帯端末であり、縦方向と、この縦方向と直行する横方向に開閉可能なものである。図1(a)には、携帯端末10が折り畳まれた状態で、2つの筐体のうち一方の筐体11が表示されている。なお、本明細書において、筐体11は一体として形成された状態の筐体を示すものであり、例えば筐体本体11−1,筐体カバー11−2のような個別の部材の集合体である。
また、筐体11上には、外部から視認できる位置に照光部材13が配置されている。図1(a)では、照光部材13は、8個の照光ピース13aが並べられて構成されている。8個の照光ピース13aは、それぞれ樹脂から形成され、光源からの光を透過して任意の色で外部に照光するような光透過性を有している。8個の照光ピース13aは、そのうちの1つの縁部に接するホルダ14によって筐体11に固定されている。
また、照光部材13よりも機内側には、導光板15と光源であるLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)16とが設けられている。導光板15は、樹脂から形成され、白濁色で、光透過性を有し、LED16が直接見えないようにすると共に、各LED16からの光を拡散する板状部材である。すなわち、導光板15の表面には、光を他の照光ピース13の部分を照射せず、LED16上の照光ピース13だけを照射するように、光を拡散および導光させるようなパターンの加工が施されている。LED16は8個のLED16−1〜16−8(本明細書では図の上から順に16−1、16−2、・・・、16−8)から構成されており、それぞれが8個の照光ピース13aに対応する位置に配置されている。
次に、上記のように構成された携帯端末10の動作について説明する。
8個のLED16は、例えば、電話の着信、メールの受信、任意のスイッチのオン動作、等のイベントが発生したときに点灯又は点滅するように、予め個別に設定されている。
例えば、図1(a)において、電話の着信があった場合に、図の上から2番目のLED16(16−2)が点滅するように設定されたと仮定する。ここで、携帯端末10が外部から電話を着信すると、上から2番目のLED16(16−2)が点滅し、外部(図の手前側)に向けて光を出射する。出射された光は、導光板15によって拡散され、図の上から2番目の照光ピース13aを介して外部に照射される。上から2番目の照光ピース13aが例えば青色に着色されていたとすると、ユーザは青い点滅光を視認することで、着信音等と併せて電話の着信を確認できる。この場合、光は拡散され、照光ピース13の側方からも光が照射され視認性を向上させている。
上記以外にも、例えば、携帯端末10の電源スイッチをオンにして携帯端末10を起動する際に8個のLED16を連続的に点灯又は点滅させることにより、ユーザにイルミネーションとしての視覚的効果を与えることも可能である。
なお、図1(a)に示す例は、8個の照光ピース13aから照光部材13を構成した例であるが、本実施形態の携帯端末10は、上記以外の照光部材13の構成をユーザが任意に選択可能に構成されている。
照光部材13の別の構成例を、図1(b),(c)に示す。なお、図1(b),(c)では、内部の導光板15及びLED16の表示は省略している。
図1(b)に示す例は、図1(a)に示したものと同様の大きさの照光ピース13aを2つ使用し、照光ピース13aの6個分の大きさを有する照光ピース13bを1つ使用した例である。各照光ピースは、図1(a)の例のように着色されていてもよく、図1(b)に示す照光ピース13bのように任意の図柄がプリントされていてもよい。
また、図1(c)に示す例は、照光部材13として、照光ピース13aの8個分の大きさで一体として形成された照光ピース13cを使用した例である。図1(a)〜(c)に示した以外にも、照光部材13についてユーザが任意に選択した構成をとることができる。このように、本実施形態によれば、複数の照光ピースから構成された照光部材を設け、照光部材の交換の際に、照光ピースの大きさを任意に変更して交換することができる。
次に、上述したような携帯端末10の照光構造の具体例について説明する。
(照光構造の具体例1)
図2,図3に、具体例1の照光構造を示す。筐体11には、中間部材17が締結部材18で2箇所固定されている。中間部材17は、筐体11に固定された状態で、開口19と窪み20とを8個ずつ有しており、また、図3に示すように、筐体11の長手方向に沿った溝を有している。
図3に示すように、8個の開口19内には、それぞれLED16が収容されている。LED16は、基板22上に搭載されている。基板22は、筐体部材11a上に配置されており、筐体部材11aと中間部材17との間に挟み込まれている。なお、筐体部材11a〜11cは、全体として筐体11を構成している。
本実施形態の携帯端末10では、上記のように予め構成された部分(以下、具体例の説明において、固定部という)に対してユーザが照光部材13、ホルダ14、及び導光板15(以下、総称して着脱部ともいう)を組立及び分解することが可能である。
以下、本具体例について、着脱部の組立方法を図2,図3を参照して説明する。なお、図2等の分解斜視図の説明において、筐体11を上(以下、上側という)から見たときに、ヒンジ部12が設けられている側をヒンジ側といい、その反対側を先端側という。また、筐体11の長辺の側(特に、LED16が設けられている側)を側部側という。
図2に示すように、先ず、照光部材13を筐体11の側部側から固定部に取り付ける。このとき、照光部材13に設けられている突起を、8箇所の窪み20、及び溝21に嵌合させる。
次に、導光板15を、先端側から照光部材13と中間部材17との間に挿入する。
次に、ホルダ14を、先端側から取り付け、照光部材13及び導光板15を固定する。なお、ホルダ14は、筐体11に設けられているホルダ固定用孔31を利用して、筐体11の裏側からネジ留めする。なお、本実施形態のような携帯電話機では、筐体11の裏側にはレシーバ等の開口が設けられていることが多い。そのため、例えばこのような開口を保護するためのカバー部材でホルダ14を固定するネジを隠すことにより、機器の美観に影響を与えないようにすることができる。
本具体例のような構成とすることにより、導光板15は照光部材13で挟み込んで固定することができる。また、窪み20及び溝21を設けてこの部分に照光部材13の突起を嵌合させることにより、照光部材13を筐体11に係止させる。これにより、図2に破線の楕円で示した部分等、係止部の剛性(嵌合力)を確保することができる。なお、照光部材13を交換する場合等の分解の際は、上述の組立方法の逆の手順で行うことで、照光部材13を自在に交換することができる。このとき、ホルダ14を取り外すことで、照光部材13の交換を容易に行うことができる。
なお、本明細書の具体例では、照光部材13を係止させる機構は中間部材17に設けられているが、中間部材17は筐体11に固定されることで上述の固定部を構成していることから、中間部材17は携帯端末10の筐体の一部を構成するものと考えて差し支えない。例えば、電子装置の種類によっては、中間部材17に相当する部材の代わりに、筐体部材11aに相当する部材に直接照光部材13を係止させることとしてもよい。
(照光構造の具体例2)
図4,図5に、具体例2の照光構造を示す。本具体例の構成は、照光部材13が中間部材17にネジ留めされている点で具体例1と異なっている。
中間部材17が筐体11に固定された状態で、窪み20が形成されている点は具体例1と同様である。本具体例では、先ず、図4に示すように、照光部材13を側部側から固定部に取り付ける。このとき、照光部材13に設けられた突起を窪み20に嵌合させる。
その後、取付ネジ23を中間部材17にネジ留めする。中間部材17の側部側の面には8個のネジ孔が設けられており、照光部材13にはそのネジ孔の位置に対応した8個の取付孔が設けられている。照光部材13の突起を窪み20に嵌合させた後に、側部側から取付ネジ23で照光部材13を中間部材17に固定する。
次に、取付ネジ23を覆うようにカバー24を取り付ける。カバー24は、樹脂から形成された不透明の部材であり、嵌合等の公知の手法で中間部材17に固定される。
次に、先端側から導光板15とホルダ14とを取り付ける。これらの取り付け方法は、具体例1と同様である。
本具体例のように、取付ネジ23で照光部材13を固定することにより、係止手段と併せて照光部材13を強固に固定することができる。ここで、取付ネジ23は、取り付けた状態で外部から見えていてもよいが、上述したように、取付ネジ23を覆うようにカバー24を取り付けて取付ネジ23を覆い隠すこととしてもよい。このような構成は、電子装置としての美観の面などから好ましい。また、照光部材13には、転写等の手法でその表面に図柄が加飾される場合がある。この場合に、カバー24を使用することで、照光部材13のラウンドエリアを小さくすることができる。つまり、カバー24を使用することで、照光部材13の側部側の面に加飾をする必要がないため、照光部材13に対する加飾を容易に行うことができる。
また、本具体例でも具体例1と同様に窪み20を設けてこの部分に照光部材13の突起を嵌合・係止させることにより、特に図4に破線の楕円で示した部分等の係止部の剛性(嵌合力)を確保することができる。
(照光構造の具体例3)
図6,図7に、具体例3の照光構造を示す。本具体例の構成は、照光部材13が中間部材17に筐体11の上側からネジ留めされている点で前述の各具体例と異なっている。
中間部材17は、筐体11の上側に向けて、8個のネジ孔が設けられている。また、中間部材17は、具体例1と同様の溝21を有している。
照光部材13を構成する8個の照光ピースは、それぞれ先端側に1箇所タブ25を備えている。タブ25には、中間部材17のネジ孔に対応する取付孔が設けられている。また、照光部材13は、具体例1と同様に、溝21に対応する突起を有している。
以下、着脱部の組立方法について説明する。先ず、導光板15を、中間部材17の上に載置する。このとき、導光板15を中間部材17に貼り付けることとしてもよい。
次に、照光部材13を中間部材17に取り付ける。本具体例では、図6のように照光部材13が複数の照光ピース(個別照光部材)に分割されている場合について説明する。8個の照光ピースのうち、最もヒンジ側のものを最初に中間部材17に取り付ける。このとき、照光ピースの突起を溝21に嵌合させる。そして、取付ネジ26を、タブ25の取付孔を介して中間部材17のネジ孔に挿入し、照光ピースを中間部材17に固定させる。
続いて、ヒンジ側から先端側に向かって順に、隣接する照光ピースを、同様に中間部材17に取り付ける。ここで、互いに隣接する照光ピースのうち、先端側に配置されたものは、ヒンジ側の照光ピースのタブ25を上側から見て隠すように構成されている。従って、図6に示す8個の照光ピースを中間部材17に取り付けたときに、外部からは最も先端側の照光ピースのタブ25及び取付ネジ26のみが見えていることになる。
次に、ホルダ14を、前述の各実施形態と同様に取り付ける。このとき、見えていたタブ25はホルダ14によって覆い隠される。
本具体例の構成によれば、筐体11の上側から取付ネジ26の締付作業を行うことができるので、良好な作業性で照光部材13を固定することができる。また、取付ネジ26の受け面(タブ25)がフランジ構造であるので、ネジの数量の適正化(減数)を図ることが可能である。
(照光構造の具体例4)
図8,図9に、具体例4の照光構造を示す。本具体例の構成は、具体例3と同様に、照光部材13が中間部材17に筐体11の上側からネジ留めされている構成であるが、固定された取付ネジ26を覆うようにカバー27を取り付ける点で、具体例3と異なっている。
照光部材13を構成する8個の照光ピースは、それぞれ先端側に1箇所タブ25を備えている。タブ25には、中間部材17のネジ孔に対応する取付孔が設けられている。タブ25は、8個の照光ピースが並べられたときに、各照光ピースが独立して着脱可能となるような位置に設けられている。
また、カバー27は、図4,図5に示すカバー24と同様に、樹脂から形成された不透明の部材である。
以下、着脱部の組立方法について説明する。先ず、導光板15を、中間部材17の上に載置する。このとき、導光板15を中間部材17に貼り付けることとしてもよい。
次に、照光部材13を中間部材17に取り付ける。本具体例では、8個の照光ピースを、取り付けの順序は問わず、中間部材17に取り付ける。このとき、照光ピースの突起を溝21に嵌合させる。そして、取付ネジ26を、タブ25の取付孔を介して中間部材17のネジ孔に挿入し、照光ピースを中間部材17に固定する。即ち、本具体例では、図8に示す8個の照光ピースを中間部材17に取り付けたときに、8組のタブ25及び取付ネジ26が見えていることになる。
次に、取付ネジ26を覆うように、カバー27を取り付ける。このカバー27の取付方法は、具体例2におけるカバー24の取付方法と同様である。これにより、外部からは最も先端側の照光ピースのタブ25及び取付ネジ26のみが見えていることになる。
次に、ホルダ14を、前述の各実施形態と同様に取り付ける。このとき、見えていたタブ25はホルダ14によって覆い隠される。
本具体例の構成によれば、取付ネジ26を筐体11の上側から締付けるため、具体例3と同様に良好な作業性が得られる。それとともに、8個の照光ピースの取付順序が任意とできるので、例えば1個の照光ピースのみを交換する場合に特に有利である。
なお、本具体例の説明では、タブ25が、8個の照光ピースが並べられたときに、各照光ピースが独立して着脱可能となるような位置に設けられていることとした。これにより、上記のような効果が得られるが、具体例3と同様に、ヒンジ側の照光ピースのタブ25を、先端側に隣接する照光ピースが隠すように構成することとしてもよい。
(照光構造の具体例5)
図10,図11に、具体例5の照光構造を示す。本具体例の構成は、照光部材13を、先端側からスライドさせて挿入する点で、前述の各具体例と異なっている。
図11に示すように、中間部材17が筐体11に固定された状態で、溝28及び溝21が設けられている。溝28は上側に向けて開放した溝であり、溝21は側部側に向けて開放した溝であり、共に筐体11の長手方向に沿って形成されている。
また、照光部材13は、溝28及び溝21の各々に対応する突起を有している。これらの突起は、溝28及び溝21と同様に、筐体11の長手方向に沿って形成されている。
以下、着脱部の組立方法について説明する。先ず、導光板15を、中間部材17の上に載置する。このとき、導光板15を中間部材17に貼り付けることとしてもよい。
次に、照光部材13を、先端側から溝28及び溝21にそれぞれ突起が係合するように挿入する。挿入された照光部材13は、溝28及び溝21の奥で筐体11に突き当たり係止される。
次に、ホルダ14を、前述の各実施形態と同様に取り付ける。
本具体例では、照光部材13の取付にスライド構造を採用することで、照光部材13の交換を容易にすることができる。また、照光部材13の強度、及び固定部に対する嵌合力を確保し、例えば外部からの衝撃に対しても強固な構成とすることができる。
(照光構造の具体例6)
図12,図13に、具体例6の照光構造を示す。本具体例の構成は、照光部材13を、先端側からスライドさせて挿入する点については具体例5と同様であるが、照光部材13が2色成型で形成されている点で、具体例5と異なっている。
本具体例で使用される照光部材13は、図13に示すように、LED16からの光に対して透過性を有する透明部29と、非透過性を有する有色部30とから形成されている。このような照光部材13は、例えば2色成型と呼ばれる成型法で樹脂を成型することにより得られる。なお、透明部29と有色部30とは、それぞれ任意の色で形成することができ、例えば互いに同系色とすることとしてもよい。
このように構成することで、例えば溝28の部分等から基板22等の内部部品が透けて見えることを防止することができる。なお、この場合に、透明部29と有色部30との色を上記の同系色とするなどデザイン上の配慮をすることで、ユーザに使用上の違和感を与えることなく、良好な視覚的効果を得るように構成することができる。
なお、図12,図13に示す本具体例の照光構造は、上記以外は具体例5と同様である。従って、本具体例の組立方法も具体例5と同様であるので、その説明については省略する。
なお、この発明は上述した実施形態・具体例に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
本発明は、携帯電話機以外にも、例えば、カメラ、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートPC(Personal Computer)、ウェアラブルPC、電卓、電子辞書など、種々の電子装置に適用することができる。
また、上述の具体例1〜6で説明した照光部材13の構成は、それぞれの具体例における一例である。即ち、図2に示す具体例1では照光部材13を一体の照光ピースとして図示しているが、8個、又はそれ以外の複数の照光ピースの組み合わせとして照光部材13を構成してもよい。また、図3に示す具体例3では照光部材13を8個の照光ピースの組み合わせとして図示しているが、一体の照光ピース、又は8個以外の複数の照光ピースの組み合わせとして照光部材13を構成してもよい。具体例2,4〜6についても同様である。
また、上述した実施形態の説明では、光源であるLED16を8個としているが、その個数は任意であり、照光部材13等もその個数に合わせて構成することができる。例えば、光源の個数を1つとし、その光源に合わせて複数構成可能な照光部材13を設けることとしてもよい。
また、光源はLEDに限らず、EL(Electroluminescence)、冷陰極管等、種々の発光手段を使用することができる。
また、上述の実施形態では、筐体の一部に照光構造を設けているが、例えば筐体の幅方向全面に照光構造を設けることとしてもよい。この場合、照光部材と導光板とをそれぞれ分割構成とするなど、嵌合力・強度・作業性を保つように構成することが好ましい。
また、上述の具体例6では、照光部材13を2色成型として構成したが、3色以上の多色成型としてもよい。
さらに、例えば具体例6の2色成型の照光部材13等を、他の各具体例の構成を組み合わせてもよいことは勿論である。
本発明の実施形態に係る照光構造を示す正面図である。 照光構造の具体例1を示す分解斜視図である。 照光構造の具体例1を示す部分断面図である。 照光構造の具体例2を示す分解斜視図である。 照光構造の具体例2を示す部分断面図である。 照光構造の具体例3を示す分解斜視図である。 照光構造の具体例3を示す部分断面図である。 照光構造の具体例4を示す分解斜視図である。 照光構造の具体例4を示す部分断面図である。 照光構造の具体例5を示す分解斜視図である。 照光構造の具体例5を示す部分断面図である。 照光構造の具体例6を示す分解斜視図である。 照光構造の具体例6を示す部分断面図である。
符号の説明
10…携帯端末、11…筐体、12…ヒンジ部、13…照光部材、14…ホルダ、15…導光板、16…LED、17…中間部材、18…締結部材、19…開口、20…窪み、21…溝、22…基板、23…取付ネジ、24…カバー、25…タブ、26…取付ネジ、27…カバー、28…溝、29…透明部、30…有色部、31…ホルダ固定用孔

Claims (10)

  1. 筐体と、
    この筐体に収容され、光を出射する光源と、
    前記筐体に載置され、前記光源からの光を前記筐体の外側に向けて導光する導光部材と、
    前記導光部材を前記筐体との間に挟み込むように、前記筐体に着脱自在に固定され、前記導光部材を介して受けた前記光を外部に照光する照光部材と、を備える、
    ことを特徴とする照光構造。
  2. 更に、前記照光部材の縁部に接するように配置され、前記照光部材を前記筐体に固定させる固定部材を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の照光構造。
  3. 更に、前記照光部材を前記筐体に係止させる係止手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の照光構造。
  4. 前記照光部材は、ネジにより前記筐体に固定されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の照光構造。
  5. 更に、前記ネジを前記筐体の外側から覆い隠すように配置されたカバー部材を備える、
    ことを特徴とする請求項4に記載の照光構造。
  6. 前記照光部材は、複数の個別照光部材から構成されており、
    前記複数の個別照光部材は、各々前記筐体と着脱自在に固定されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の照光構造。
  7. 前記光源は、複数の個別光源から構成されており、
    各個別光源は、1つの前記個別照光部材に1又は複数の前記個別光源が対応するような位置に配置されている、
    ことを特徴とする請求項6に記載の照光構造。
  8. 筐体と、
    この筐体に収容され、光を出射する光源と、
    前記筐体に固定され、前記光を受けて外部に照光する照光部材と、
    前記照光部材を前記筐体に固定させる固定部材と、
    を備え、
    前記照光部材は、1又は複数種類の大きさとなるように形成された1又は複数の個別照光部材から構成されており、前記固定部材を取り外すことにより、任意の前記個別照光部材の組み合わせとなるように前記筐体に着脱可能である、
    ことを特徴とする照光構造。
  9. 筐体と、
    この筐体に収容され、光を出射する光源と、
    前記筐体に固定され、前記光を受けて外部に照光する照光部材と、
    前記照光部材を前記筐体に固定させる固定部材と、
    前記照光部材を前記筐体に対してスライドさせるスライド手段と、
    を備え、
    前記照光部材は、前記固定部材を取り外すことにより、前記スライド手段でスライドさせて前記筐体に着脱可能である、
    ことを特徴とする照光構造。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の照光構造を備えたことを特徴とする電子装置。
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