JP2009253863A - 記憶媒体用カバー装置及び記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】メモリカードのような記憶媒体を使用して記録や再生を行う場合に、その記憶媒体の装着時の確実性と交換時の容易性とを、簡単な機構で両立させる。
【解決手段】信号の書き込み及び/又は読み出しが可能な記憶媒体を収納するスロットを有する記憶媒体収納部と、その記憶媒体収納部に配置されたスロットに蓋をする蓋部材30と、蓋部材のロック機構部とで構成する。蓋部材30は、記憶媒体収納部に配置されたスロットに蓋をし、その蓋をした位置から回転軸を中心とした回転で開閉し、回転軸の軸方向mに所定量スライドさせることが可能な構成とされる。ロック機構部は、蓋部材でスロットに蓋をした閉状態とすることで、その閉状態を維持させ、その閉状態が維持された位置で、蓋部材を前記回転軸の軸に沿った方向に所定量スライドさせることで、閉状態が解除される構成とした。
【選択図】図5
【解決手段】信号の書き込み及び/又は読み出しが可能な記憶媒体を収納するスロットを有する記憶媒体収納部と、その記憶媒体収納部に配置されたスロットに蓋をする蓋部材30と、蓋部材のロック機構部とで構成する。蓋部材30は、記憶媒体収納部に配置されたスロットに蓋をし、その蓋をした位置から回転軸を中心とした回転で開閉し、回転軸の軸方向mに所定量スライドさせることが可能な構成とされる。ロック機構部は、蓋部材でスロットに蓋をした閉状態とすることで、その閉状態を維持させ、その閉状態が維持された位置で、蓋部材を前記回転軸の軸に沿った方向に所定量スライドさせることで、閉状態が解除される構成とした。
【選択図】図5
Description
本発明は、撮像して得た画像信号を記憶する記憶媒体としてメモリカードを使用したビデオカメラのメモリカードの収納部に適用して好適な記憶媒体用カバー装置、及びそのカバー装置を備えた記録再生装置に関する。
従来、記録部が一体に取付けられたビデオカメラにおいては、撮像して得た画像信号を記憶する記憶(記録)媒体として、磁気テープや光ディスクなどが使用されてきた。これに対して、近年の半導体メモリの記憶容量の増大や低コスト化に伴って、半導体メモリを内蔵したメモリカードを、記憶媒体として使用するようにしたものが実用化されている。
メモリカードを記憶媒体として使用することで、磁気テープや光ディスクを使用する場合と異なり、ビデオカメラが備える記憶部として、モータなどの可動機構を必要としなので、媒体への記憶(書き込み)や再生(読み出し)の機構が非常に簡単である。また、メモリカードは、媒体そのもののサイズについても磁気テープやディスクなどに比べて小型であり、ビデオカメラの媒体装着部を非常に小型かつ軽量に構成させることが可能となる。
特許文献1には、記憶媒体としてメモリカードを使用したビデオカメラの一例についての記載がある。
特開2003−69951号公報
ところで、ビデオカメラにメモリカードを装着するカードスロットを設けた場合、そのカードスロットの配置位置として、適切な位置を選定する必要があった。特に、放送局などで使用される放送局用のビデオカメラや、それに準じた使用が行われる業務用のビデオカメラの場合には、撮影しながら簡単にメモリカードを交換できるようにする必要がある。
メモリカードを撮影作業中に迅速な交換を行うためには、例えば片手でビデオカメラを持った状態で、もう一方の手だけで簡単に交換できるようにする必要がある。しかしながら、単に簡単に外せるようにすると、撮影中に不用意にメモリカードが外れてしまう可能性があり、最悪の場合には撮影がエラーとなってしまう。このため、メモリカードを装着している際には、その装着状態が確実に維持されると共に、取り外す必要がある際には、簡単に外せるようにするという、相反する2つの要求を満たす必要がある。
従来のビデオカメラでは、このようなメモリカード装着時の装着の確実性と、取り外し時(或いは装着時)の容易性とが、必ずしも両立した構成であるとは言えなかった。
なお、ここまでの説明では、メモリカードスロットを備えたビデオカメラの問題について説明したが、メモリカードなどの比較的小型の記憶媒体をスロットに装着可能な記録再生装置には、装着中の確実性と、取り外し時や装着時の容易性を両立させるのが困難であるという問題がある。
なお、ここまでの説明では、メモリカードスロットを備えたビデオカメラの問題について説明したが、メモリカードなどの比較的小型の記憶媒体をスロットに装着可能な記録再生装置には、装着中の確実性と、取り外し時や装着時の容易性を両立させるのが困難であるという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、メモリカードのような記憶媒体を使用して記録や再生を行う場合に、その記憶媒体の装着時の確実性と交換時の容易性とを、簡単な機構で両立させることを目的とする。
本発明は、信号の書き込み及び/又は読み出しが可能な記憶媒体を収納するスロットを有する記憶媒体収納部と、その記憶媒体収納部に配置されたスロットに蓋をする蓋部材と、蓋部材のロック機構部とで構成される。
蓋部材は、記憶媒体収納部に配置されたスロットに蓋をし、その蓋をした位置から回転軸を中心とした回転で開閉し、回転軸の軸方向に所定量スライドさせることが可能な構成とされる。
ロック機構部は、蓋部材でスロットに蓋をした閉状態とすることで、その閉状態を維持させ、その閉状態が維持された位置で、蓋部材を前記回転軸の軸方向に所定量スライドさせることで、閉状態が解除される構成とした。
蓋部材は、記憶媒体収納部に配置されたスロットに蓋をし、その蓋をした位置から回転軸を中心とした回転で開閉し、回転軸の軸方向に所定量スライドさせることが可能な構成とされる。
ロック機構部は、蓋部材でスロットに蓋をした閉状態とすることで、その閉状態を維持させ、その閉状態が維持された位置で、蓋部材を前記回転軸の軸方向に所定量スライドさせることで、閉状態が解除される構成とした。
このようにしたことで、記憶媒体を収納したスロットを、蓋部材で蓋をすることで、収納された記憶媒体の装着状態が維持される。そして、蓋部材を開ける際には、蓋部材を開閉させるために回転させる方向とは異なる方向である、回転軸が伸びた方向にスライドさせて、ロックを解除する作業を行う。従って、蓋部材をスライドさせない限り、蓋部材が開かず、記憶媒体が外れることがない。また、ロックを解除するために蓋部材をスライドさせる作業は、指などで蓋を押さえながら、その押さえた指でスライドさせることが可能であり、片手で簡単に操作可能である。
本発明によると、蓋部材をスライドさせない限り、蓋部材が開かず、記憶媒体が外れることがなく、装着した記憶媒体の装着の確実性が保たれる。また、ロックを解除するために蓋部材をスライドさせる作業は、指などで蓋を押さえながら、その押さえた指でスライドさせることが可能であり、片手で簡単に操作可能である。このため、例えばビデオカメラに適用した場合には、そのビデオカメラで撮影作業を行っている最中に、片手で簡単にロックを解除することができ、必要な際に容易に取り外したり、装着させることができる。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。本実施の形態においては、撮像して得た画像信号を記憶させる記憶媒体として、メモリカードを使用した記憶部(記録部)一体型のビデオカメラに適用した例としてある。メモリカードとしては、本例の場合には、エクスプレスカード(Express Card)と称される規格のメモリカードを使用するようにしてある。
図1は、本発明を適用した撮像装置である、ビデオカメラの側面図であり、図2は、そのビデオカメラの外観斜視図、図3は図1に示すビデオカメラの使用状態を示す説明図である。
図1〜図3に示すように、本実施の形態のビデオカメラ1は、映像信号や音声信号などの情報の記憶媒体として、半導体メモリをカードに収納させたメモリカードを用いたデジタルビデオカメラである。このビデオカメラ1は、レンズ装置から入力される被写体の光学的な画像を撮像素子で電気的な信号に変換し、内蔵されたメモリカードや外付けされる記憶(記録)媒体に記録したり、ビューファインダ等の表示装置に表示できるようにしたものである。撮像素子としては、例えば、CCDやCMOS等を挙げることができる。また、表示装置として、図示しない液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等を設け、ビューファインダと併用して用いることもできる。
この実施の形態で示すビデオカメラ1は、業務用及び民生用の何れにも使用できるものである。更に、本発明の撮像装置としては、この実施の形態のデジタルビデオカメラに限定されるものではなく、アナログビデオカメラは勿論のこと、例えば、テレビカメラ、スチルカメラ、監視カメラ、その他の撮像装置として用いることができるものである。
このビデオカメラ1は、カメラ本体2と、レンズ装置3と、前述した撮像素子と、ビューファインダとしての電子ビューファインダ4等から構成されている。カメラ本体2は、撮像装置本体の一具体例を示すもので、前面が開口された筐体からなっている。このカメラ本体2の内部に制御装置が内蔵されていて、その制御装置によりレンズ装置3や図示しない撮像素子その他の装置及び機構が駆動制御されて所定の動作をするようになっている。カメラ本体2の前面には、レンズ装置3を着脱可能に取り付けるための接合部が設けられており、この接合部の略中央部に図示しない撮像素子が配置されている。撮像素子の受光面は被写体側に向けられており、その受光面の略中央部に、カメラ本体2に装着されたレンズ装置3の光軸が略一致するように構成されている。
レンズ装置3は、複数個のレンズ鏡筒と、複数枚のレンズの組み合わせからなる撮像レンズと、所定のレンズ鏡筒を光軸方向へ移動させるレンズ駆動部とを有している。複数個のレンズ鏡筒は、相対的に回動及び/又は光軸方向へ移動可能に構成されており、これら複数個のレンズ鏡筒に対して複数枚のレンズが取り付けられている。そして、レンズ駆動部の作動で所定のレンズ鏡筒を回転又は光軸方向へ移動させて撮像レンズを調整することにより、焦点合わせ、ズーム機能等を発揮し得るように構成されている。このレンズ装置3の前部には、撮像レンズに入射される不要な光を除去するレンズフード5が着脱可能に取り付けられている。
カメラ本体2の上部には、レンズ装置3の光軸方向である前後方向に延在されたハンドル部6が取り付けられている。このハンドル部6の前部に、電子ビューファインダ4が位置調整可能に支持されている。
また、図1などに示すようにハンドル部6の後方上面には、アクセサリシュー90が取付けてある。このアクセサリシュー90は、このビデオカメラに取付ける必要がある付属品を、取付けるためのものであり、前後方向にスライドさせてアクセサリシュー90に固定させる。後述するハードディスクドライブ装置(図7参照)は、このアクセサリシュー90を使用して取付けられる。
また、図1などに示すようにハンドル部6の後方上面には、アクセサリシュー90が取付けてある。このアクセサリシュー90は、このビデオカメラに取付ける必要がある付属品を、取付けるためのものであり、前後方向にスライドさせてアクセサリシュー90に固定させる。後述するハードディスクドライブ装置(図7参照)は、このアクセサリシュー90を使用して取付けられる。
また、カメラ本体2の一方の側面部(本実施の形態例では右側面部)には、カメラ本体2を把持するためのグリップ部8が設けられている。グリップ部8は、カメラ本体2に側方へ突出するように設けたグリップ台9の側面に固定されており、片手でカメラを持つのに都合のよい大きさ及び形状とされている。このグリップ部8の上面の略中央部には、レンズ装置3をズーム動作させるためのズームボタン10が設けられている。更に、グリップ部8には、このグリップ部8を掴むユーザーの手を支えてカメラ本体2の取り落としを防止するための保護バンド11が取り付けられている。
図1に示すように、カメラ本体2の左側面部2aには、このビデオカメラ1を操作するための多数の操作ボタン12,26や操作ダイヤル23,24などの各種操作手段が配置してある。操作ボタンは、図1で示した側と反対側のカメラ本体2の右側面部にも配置されているが、使用中は、ユーザーの右手は専らカメラ本体2を持つために使用されるため、右側面部の操作ボタンの数は左側面部の操作ボタンの数よりも多いものではない。これらの操作ボタンとしては、例えば、電源ボタン、録画ボタン、再生ボタン、早送りボタン、戻りボタン、シャッタボタン、その他各種の機能ボタンを挙げることができる。
また、左側面部2aには、メモリカード装着部の蓋部材30が配置してあり、その蓋部材30を開けることで、メモリカードのスロットが露出する構成としてある。蓋部材30などのメモリカード装着部の構成の詳細については後述する。
また、左側面部2aには、メモリカード装着部の蓋部材30が配置してあり、その蓋部材30を開けることで、メモリカードのスロットが露出する構成としてある。蓋部材30などのメモリカード装着部の構成の詳細については後述する。
また、カメラ本体2のレンズ装置3が装着される前部と反対側の後部2aは、背面に向かって上方へ跳ね上がるように構成されている。即ち、図1に示すように、カメラ本体2の底面14は略水平をなすように形成されているが、その底面14の後部から背面に掛けて、上方へ湾曲して背面に達するように下斜面部15が設けられている。下斜面部15の上の部分のカメラ本体2は、下斜面部15の傾斜に対応して、前方に傾斜した状態で各操作部やメモリカード装着部を配置してある。
カメラ本体2の下斜面部15は、ユーザーがビデオカメラ1を持つ際の肩当部を構成している。この肩当部は、カメラ本体2の下斜面部15をそのまま用いても良いが、本実施の形態例においては、カメラ本体2に対して進退動作可能に取り付けられた肩当パッド16を、下斜面部15に取り付けてある。
更に、カメラ本体2の背面には、下斜面部15の上方に連続すると共に、前方へ折り返すように傾斜された上斜面部17が設けられている。図2に示すように、この上斜面部17のグリップ部8側には、電源バッテリー20が着脱可能に装着されるバッテリー収納部21が設けられている。そして、カメラ本体2の背面のバッテリー収納部21と反対側には、図3の使用例に示されるように、頬当パッド22が回動可能に取り付けられている。
次に、図4以降の図を参照して、本実施の形態のビデオカメラ1の本体2に設けた、メモリカード装着部の構成について説明する。
図4〜図6は、ビデオカメラ1の本体2の後部を拡大して示した図であり、図4は蓋部材30を閉じた状態、図5は蓋部材30を若干スライドさせた状態、図6は蓋部材30を開いた状態をそれぞれ示している。
図4〜図6は、ビデオカメラ1の本体2の後部を拡大して示した図であり、図4は蓋部材30を閉じた状態、図5は蓋部材30を若干スライドさせた状態、図6は蓋部材30を開いた状態をそれぞれ示している。
図4に示すように、蓋部材30は、下斜面部15の傾斜に対応して斜めに配置してあり、図4に示した回動中心軸mを中心にして回動して開閉する構成としてある。回動中心軸mについても、下斜面部15と直交する斜めに配置してある。但し後述するように蓋部材30は複数の軸部材で支持する構成としてあり、回動中心を示す回動中心軸mの位置は、蓋部材30を開くことで位置が動く。図6の蓋部材30を開いた状態で示される軸41が、開いた状態での回動中心軸mの位置である。
図6に開いた状態で示したように、蓋部材30の軸41配置位置から離れた側の縁部33の途中に、ロック用切欠き部34を設けてある。ロック用切欠き部34の詳細な形状は、図9及び図10の拡大図に示してある。
そして本体2側には、蓋部材30を閉じた際にロック用切欠き部34と当接する位置に、フック部27を設けてある。本体側のフック部27と、蓋部材30側のロック用切欠き部34とが当接することで、蓋部材30が開かないようにロックされ、ロック機構部として機能する。閉じる際には、フック部27がロック用切欠き部34の突起した箇所を乗り越えて、ロックされる。さらにそのロック状態は、蓋部材30を軸41の長手方向にスライドさせることで、解除される構成としてある。
そして本体2側には、蓋部材30を閉じた際にロック用切欠き部34と当接する位置に、フック部27を設けてある。本体側のフック部27と、蓋部材30側のロック用切欠き部34とが当接することで、蓋部材30が開かないようにロックされ、ロック機構部として機能する。閉じる際には、フック部27がロック用切欠き部34の突起した箇所を乗り越えて、ロックされる。さらにそのロック状態は、蓋部材30を軸41の長手方向にスライドさせることで、解除される構成としてある。
即ち、図5に示すように、蓋部材30を回動中心軸m(即ち軸41)の長手方向に沿って上側に数mm程度スライドさせることで、ロック状態が解除される。このときには、例えば蓋部材30の下端部30aを指で押して、スライドさせる操作を行う。このとき、指で下端部30aを押すために、蓋部材30の下端部30aと接する位置の、本体左側面2aに窪み部25を設けてあり、指で下端部30aを押すことができる構成としてある。
図6の蓋部材30を開いた状態で示されるように、蓋部材30で閉じられる位置には、2つのカードスロット81,82が配置してある。カードスロット81,82についても、蓋部材30と同様に斜めに傾斜した配置としてある。2つのカードスロット81,82には、エクスプレスカード(Express Card)と称される規格のメモリカード101,102を装着できる。カードスロット81,82には、装着されたメモリカード101,102の端子と導通する端子部(図示せず)を備え、装着されたメモリカード101,102が、ビデオカメラ本体側の回路と接続される。図6では2枚装着した状態で示してあるが、1枚だけ装着して使用してもよい。或いは、後述するハードディスクドライブ装置200のカードスロット装着部204を装着してもよい。
各カードスロット81,82の下には、それぞれのカードスロットごとに個別にカード取出し用ボタン(図示せず)が配置してあり、それぞれのボタンを押すことで、各カードスロット81,82に収納されたメモリカードを取出すことができる。このカード取出し用ボタンについても、蓋部材30が閉じた状態では、その蓋部材30で隠れる位置に配置してある。
蓋部材30には、2つの縦長の窓31が配置してある。2つの窓31の配置位置は、カードスロット81,82の配置位置に対応した位置に設けてあり、蓋部材30を閉じた状態で、2つの窓31を介して内部にメモリカード101,102の装着の有無が確認できる。2つの窓31は、透明或いは透過率が制限された透明樹脂部材が配置してある。
また、各カードスロット81,82の配置位置の上側には、カード用パイロットランプ83,84が並べて配置してある。この2つのカード用パイロットランプ83,84は、蓋部材30を閉じた状態では内部に隠れる位置としてあり、2つの窓31を通して点灯状態が確認できる構成としてある。パイロットランプ83は、カードスロット81に装着されたメモリカードのアクセス状態などを発光により示し、パイロットランプ84は、カードスロット82に装着されたメモリカードのアクセス状態などを発光により示す。
なお、本実施の形態のビデオカメラ1は、図7及び図8に示すように、各カードスロット81,82を使用して、外部記憶媒体としてのハードディスクドライブ装置200を取付けることが可能としてある。図7が蓋部材30を閉じた状態であり、図8が蓋部材30を開いた状態である。
ハードディスクドライブ装置200は、図7に示すように、ハンドル部6の上のアクセサリシュー90に、本体201を取付ける構成としてある。本体201内には、ハードディスクドライブを内蔵させてあり、そのハードディスクドライブを駆動する電源として、バッテリー205が本体201に取付けられる。
ハードディスクドライブ装置200には、数十cm程度の長さのケーブル202を介して、図8に示したカードスロット装着部204が取付けてある。即ち、図8に示したように、ケーブル202の一端をハードディスクドライブ装置本体201に接続させてあり、他端をカードスロット装着部204に接続させてある。カードスロット装着部204は、メモリカード101,102と同様に、エクスプレスカード規格のメモリカードサイズとしてあり、メモリカードと同様の端子配列としてある。
ハードディスクドライブ装置200には、数十cm程度の長さのケーブル202を介して、図8に示したカードスロット装着部204が取付けてある。即ち、図8に示したように、ケーブル202の一端をハードディスクドライブ装置本体201に接続させてあり、他端をカードスロット装着部204に接続させてある。カードスロット装着部204は、メモリカード101,102と同様に、エクスプレスカード規格のメモリカードサイズとしてあり、メモリカードと同様の端子配列としてある。
このカードスロット装着部204を、カードスロット81に装着することで、メモリカード101,102の代りとして、ハードディスクドライブ装置200を記憶媒体として使用できる。ビデオカメラ本体側では、記憶容量が大きな記憶媒体がカードスロットに装着されたものとして認識される。
ハードディスクドライブ装置200のカードスロット装着部204を、カードスロット81に装着させた際には、信号線202をカードスロットの外側に引き出す必要がある。
このため本実施の形態においては、図4〜図6に示すように、蓋部材30の上端部30bに、切欠き部32を設けて、蓋部材30と閉じた際に隙間が生じる構成としてある。切欠き部32は、信号線202を通すことができる幅に設定してある。
このため本実施の形態においては、図4〜図6に示すように、蓋部材30の上端部30bに、切欠き部32を設けて、蓋部材30と閉じた際に隙間が生じる構成としてある。切欠き部32は、信号線202を通すことができる幅に設定してある。
次に、蓋部材30を回動させて開閉させる機構の詳細について、図9から図11を参照して説明する。
図9は、蓋部材30が閉じた状態での、その蓋部材30の裏側と、蓋部材30を支持するヒンジ部の位置を示したものである。図10は、図9の各部材を分解して示す図である。
図9及び図10に示すように、蓋部材30は、既に説明したように、縁部33の途中にロック用切欠き部34が設けてあり、その縁部33が配置された位置と離れた側に、支持部35,36が設けてある。各支持部35,36には、1本の軸部材41を挿通させてあり、その軸部材41には、第1連結部材50の支持部51を挿通させてある。第1連結部材50側の支持部51と、蓋部材30側の支持部36との間の軸部材41には、コイル状のバネ42を回巻させてある。図5に示したように蓋部材30をスライドさせる際には、このバネ42の弾性力に抗して、軸部材41の長手方向にスライドさせることになる。
図9は、蓋部材30が閉じた状態での、その蓋部材30の裏側と、蓋部材30を支持するヒンジ部の位置を示したものである。図10は、図9の各部材を分解して示す図である。
図9及び図10に示すように、蓋部材30は、既に説明したように、縁部33の途中にロック用切欠き部34が設けてあり、その縁部33が配置された位置と離れた側に、支持部35,36が設けてある。各支持部35,36には、1本の軸部材41を挿通させてあり、その軸部材41には、第1連結部材50の支持部51を挿通させてある。第1連結部材50側の支持部51と、蓋部材30側の支持部36との間の軸部材41には、コイル状のバネ42を回巻させてある。図5に示したように蓋部材30をスライドさせる際には、このバネ42の弾性力に抗して、軸部材41の長手方向にスライドさせることになる。
図10の分解図に示したように、第1連結部材50は、支持部52に軸部材43を挿通させてあり、その軸部材43には、第2連結部材60の支持部62を挿通させてある。さらに、第2連結部材60は、支持部61に軸部材44を挿通させてあり、その軸部材44には、第3連結部材70の支持部71を挿通させてある。第3連結部材70は、ネジ孔72が設けてあり、ネジ45を使用して、本体左側面2aの裏面側に取付けられる。なお、図9及び図10では、蓋部材30を開かせる方向に作用させるバネ部材は省略してあるが、蓋部材30を開かせる方向に作用させるバネ部材が各軸部材41,43,44の配置位置に設けてある。
図11は、このように構成される蓋部材30とその支持機構の開閉時の動きを、断面で示した図である。
図11Aに示すように、蓋部材30が閉じた状態では、メモリカード101,102の端部を覆うように位置する。この状態から、蓋部材30のロックが外れることで、各連結部材50,60,70を支持した軸部材41,43,44の位置で回動して、図11B及び図11Cに示す状態に開く。図11Cの状態は、軸部材43で支持された箇所が開いた状態であり、図11Bの状態は、軸部材43で支持された箇所が開いていない状態である。
図11Aに示すように、蓋部材30が閉じた状態では、メモリカード101,102の端部を覆うように位置する。この状態から、蓋部材30のロックが外れることで、各連結部材50,60,70を支持した軸部材41,43,44の位置で回動して、図11B及び図11Cに示す状態に開く。図11Cの状態は、軸部材43で支持された箇所が開いた状態であり、図11Bの状態は、軸部材43で支持された箇所が開いていない状態である。
この図11に示すように、複数の回動軸を設けて開閉される構成としたことで、開いた際には、閉じた状態では本体左側面2aとほぼ同一平面にある蓋部材30を、大きく開く構成とすることができる。なお、図11Bと図11Cを比較すると判るように、軸部材43で支持された第1連結部材50と第2連結部材60との動きはわずかである。従って、軸部材43を省略して、第1連結部材50と第2連結部材60とを一体に固定した構成としてもよい。
メモリカードのスロットの蓋として、このように構成したことで、蓋を閉じた際の閉じた状態の確実性と、蓋を開ける際の容易性とを良好に両立させることができる。
即ち、蓋部材30を閉じた状態では、ロックされた状態であり、カードスロット81、82に収納させたメモリカードが取り出せない状態であり、不用意にメモリカードが外れることがない。そして、その閉じた状態の蓋部材30を開けるためには、蓋部材30を開くために回動させる方向とは全く異なる軸部材41に沿った方向にスライドさせる必要があり、そのスライドさせる操作をしない限り蓋部材30は開かず、不用意に蓋が開くことがない。
蓋部材30をスライドさせる操作そのものは、指で蓋部材30を図4に示した状態から図5に示した状態に押し上げるだけでよく、例えば図3に示したように片手でビデオカメラ1を持った状態で、反対側の手で簡単にスライドさせることができる。従って、撮影中で片手での操作が必要な場合でも、簡単にメモリカードスロットを開けて、メモリカードの交換を行うことができる。従って、本実施の形態の如きビデオカメラ用のメモリカードスロット部に適用して好適である。
即ち、蓋部材30を閉じた状態では、ロックされた状態であり、カードスロット81、82に収納させたメモリカードが取り出せない状態であり、不用意にメモリカードが外れることがない。そして、その閉じた状態の蓋部材30を開けるためには、蓋部材30を開くために回動させる方向とは全く異なる軸部材41に沿った方向にスライドさせる必要があり、そのスライドさせる操作をしない限り蓋部材30は開かず、不用意に蓋が開くことがない。
蓋部材30をスライドさせる操作そのものは、指で蓋部材30を図4に示した状態から図5に示した状態に押し上げるだけでよく、例えば図3に示したように片手でビデオカメラ1を持った状態で、反対側の手で簡単にスライドさせることができる。従って、撮影中で片手での操作が必要な場合でも、簡単にメモリカードスロットを開けて、メモリカードの交換を行うことができる。従って、本実施の形態の如きビデオカメラ用のメモリカードスロット部に適用して好適である。
また、図7及び図8に示したように、メモリカードとは異なる外部記憶媒体であるハードディスクドライブ装置200を接続する場合に必要な信号線202が、蓋部材30の切欠き部32を避けて配置される。従って、ハードディスクドライブ装置200を装着する場合であっても、蓋部材30を閉めることが可能である。しかも、蓋部材30の上端に切欠き部32を設けたので、蓋部材30を開けるためにスライドさせる際に、邪魔にならない効果を有する。
次に、ここまで説明したビデオカメラ1の内部構成例を、図12を参照して説明する。
図12に示すビデオカメラ1は、複数のレンズ群で構成されるレンズ装置3を通して結像された被写体光を光電変換し、映像信号として出力する撮像部301を備える。撮像部301は、図示せぬアナログ・デジタル変換部(以降、A/D変換部と称する)を備えており、その後段には、A/D変換部から出力されたデジタル映像信号に対するデジタル信号処理を行う、信号処理部302を接続してある。
図12に示すビデオカメラ1は、複数のレンズ群で構成されるレンズ装置3を通して結像された被写体光を光電変換し、映像信号として出力する撮像部301を備える。撮像部301は、図示せぬアナログ・デジタル変換部(以降、A/D変換部と称する)を備えており、その後段には、A/D変換部から出力されたデジタル映像信号に対するデジタル信号処理を行う、信号処理部302を接続してある。
信号処理部302では、ある輝度レベル以上の映像信号を圧縮するニー補正や、映像信号のレベルを予め設定されたγカーブに従って補正するγ補正、映像信号の信号レベルが所定範囲となるように制限するホワイトクリップ処理やブラッククリップ処理等を行う。
撮像部301による撮像や、信号処理部302での処理は、制御部308の制御に基づいて行われる。制御部1は、CPU(Central Processing Unit)等で構成される中央制御装置であり、撮像部301や信号処理部302の他にも、伝送ライン309を介して接続されたビデオカメラ1の各部に対する制御を行う。制御部308から各部に対して行われる制御は、制御部308に接続された操作部を構成するボタン12などに対する操作入力に基づいて行われる。
信号処理部302でデジタル信号処理された映像信号は、各部間で行われるデータのやりとりの仲介を行う、インターフェース部303に伝送される。インターフェース部303には、撮影の構図決定や焦点合わせ等を行うためのビューファインダ4と、映像信号の圧縮又は伸張を行う圧縮伸張処理部306を接続してある。圧縮伸張処理部306には、記録再生制御部307を接続してあり、記録再生制御部307を介して、カードスロット81又は82(図6)に装着されたメモリカード101,102が接続されている。
圧縮伸張処理部306では、撮像部301で撮像された映像信号を、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)形式等の規格に基づいて圧縮する処理を行う。圧縮伸張処理部306で圧縮されたデータは、記録再生制御部307を介してメモリカード101,102に伝送され、メモリカード101,102に記録される。圧縮伸張処理部306では、メモリカード101,102に記録された圧縮映像データを伸張する処理も行い、伸張した映像データは、インターフェース部303に伝送する。
記録再生制御部307は、圧縮伸張処理部306で所定のフォーマットに圧縮された映像データを、メモリカード101,102に書き込む(記録する)処理及び、メモリカード101,102に記録された映像データを読み出して再生する制御を行う。本例の場合には、メモリカード101,102が装着されるカードスロットとして、2つのカードスロット81,82を用意したので、その2つのカードスロット81,82に装着されたメモリカード101,102を交互に使用するなどして、長時間の連続録画が行える。
なお、上述した実施の形態では、記憶媒体としてメモリカードだけを使用した撮像装置に適用したが、メモリカード以外の記憶媒体とメモリカードとを記憶媒体として併用した撮像装置として構成してもよい。
また、メモリカードとしては、上述したエクスプレスカード以外の規格のメモリカードを使用するようにしてもよい。また、メモリカードを装着するカードスロットとして、2つのカードスロットを配置した例としたが、1つのカードスロットだけを配置した構成としたり、或いは3つ以上のカードスロットを配置した構成としてもよい。各カードスロットそのものの配置としても、スロットを直立させて傾斜させて配置した形状としたが、傾斜させずに直立させたスロットとしてもよい。
また、メモリカードとしては、上述したエクスプレスカード以外の規格のメモリカードを使用するようにしてもよい。また、メモリカードを装着するカードスロットとして、2つのカードスロットを配置した例としたが、1つのカードスロットだけを配置した構成としたり、或いは3つ以上のカードスロットを配置した構成としてもよい。各カードスロットそのものの配置としても、スロットを直立させて傾斜させて配置した形状としたが、傾斜させずに直立させたスロットとしてもよい。
また、上述した実施の形態では、カードスロットの蓋部材として、開けた際には前方に回動して開く構成としたが、その他の方向に回動して開く構部材としてもよい。例えば、後方に回動して開く構成としてもよい。
さらに、図9や図10に示した蓋部材を支持する連結機構についても、一例を示したものであり、同様に開閉可能な機構であれば、図示の例に限定されるものではない。蓋部材を軸方向にスライドさせる機構についても、その他の機構としてもよい。例えば、コイル状のバネ42以外の弾性部材を配置してもよい。
さらに、図9や図10に示した蓋部材を支持する連結機構についても、一例を示したものであり、同様に開閉可能な機構であれば、図示の例に限定されるものではない。蓋部材を軸方向にスライドさせる機構についても、その他の機構としてもよい。例えば、コイル状のバネ42以外の弾性部材を配置してもよい。
1…ビデオカメラ、2…カメラ本体、2a…本体左側面、3…レンズ装置、4…電子ビューファインダ、5…レンズフード、6ハンドル部、8グリップ部、9グリップ台、10…ズームボタン、11…保護バンド、12…操作ボタン、14…底面、15…下斜面部、16…肩当パッド部、20…電源バッテリー、21…バッテリー収納部、22…頬当パッド部、23,24…操作ダイヤル、25…窪み部、26…操作ボタン、27…フック部、30…蓋部材、30a…下端部、30b…上端部、31…窓、32…切欠き部、33…縁部、34…ロック用切欠き部、35,36…支持部、41…軸部材、42…バネ、43,44…軸部材、45…ネジ、46,47…バネ、50…第1連結部材、51,52…支持部、60…第2連結部材、61,62…支持部、70…第3連結部材、71…支持部、72…ネジ孔、81,82…カードスロット、83,84…パイロットランプ、90…アクセサリシュー、101,102…メモリカード、200…ハードディクス装置、201…ハードディスク本体部、202…信号線、204…カードスロット装着部、205…バッテリー、301…撮像部、302…信号処理部、303…インターフェース部、304…音声処理部、305…マイクロフォン、306…圧縮伸張処理部、307…記録再生制御部、308…制御部、309…伝送ライン
Claims (6)
- 信号の書き込み及び/又は読み出しが可能な記憶媒体を収納するスロットを有する記憶媒体収納部と、
前記記憶媒体収納部に配置されたスロットに蓋をし、その蓋をした位置から回転軸を中心とした回転で開閉し、前記回転軸の軸方向に所定量スライドさせることが可能な蓋部材と、
前記蓋部材で前記スロットに蓋をした閉状態とすることで、その閉状態を維持させ、その閉状態が維持された位置で、前記蓋部材を前記回転軸の軸方向に所定量スライドさせることで、閉状態が解除されるロック機構部とを備えた
記憶媒体用カバー装置。 - 前記蓋部材を所定量スライド可能に支持する回転軸に、弾性部材を配置し、
前記閉状態を解除する際には、前記弾性部材の弾性力に抗して所定量スライドさせる
請求項1記載の記憶媒体用カバー装置。 - 前記スライドにより位置がほぼ平行移動する前記蓋部材の辺に、スロットに収納された記憶媒体に相当する機器から引き出された信号線を通過させる切り欠き部を設けた
請求項2記載の記憶媒体用カバー装置。 - 前記回転軸として、それぞれ平行に配置された複数の回転軸を備え、
その複数の回転軸の内の1つの回転軸に沿って、前記蓋部材を所定量スライド可能な構成とした
請求項2又は3記載の記憶媒体用カバー装置。 - 信号の書き込み及び/又は読み出しが可能な記憶媒体を収納するスロットを有する記憶媒体収納部と、
前記記憶媒体収納部に配置されたスロットに蓋をし、その蓋をした位置から回転軸を中心とした回転で開閉し、前記回転軸の軸方向に所定量スライドさせることが可能な蓋部材と、
前記蓋部材で前記スロットに蓋をした閉状態とすることで、その閉状態を維持させ、その閉状態が維持された位置で、前記蓋部材を前記回転軸の軸方向に所定量スライドさせることで、閉状態が解除されるロック機構部とを備えた
記録再生装置。 - 画像の撮像を行う撮像部を備えて、該撮像部が撮像した画像信号を前記スロットに収納された記憶媒体に記憶させる
請求項5記載の記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008101973A JP2009253863A (ja) | 2008-04-09 | 2008-04-09 | 記憶媒体用カバー装置及び記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008101973A JP2009253863A (ja) | 2008-04-09 | 2008-04-09 | 記憶媒体用カバー装置及び記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009253863A true JP2009253863A (ja) | 2009-10-29 |
Family
ID=41314051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008101973A Pending JP2009253863A (ja) | 2008-04-09 | 2008-04-09 | 記憶媒体用カバー装置及び記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009253863A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001010649A (ja) * | 1999-06-30 | 2001-01-16 | Sony Corp | 2軸ヒンジ蓋機構 |
JP2005005309A (ja) * | 2003-06-09 | 2005-01-06 | Olympus Corp | 蓋装置及びデジタルカメラ |
JP2006080328A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Sanyo Electric Co Ltd | 蓋体を具えた電気機器 |
-
2008
- 2008-04-09 JP JP2008101973A patent/JP2009253863A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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