JP2009252748A - 接続信頼性に優れる異方性導電フィルム及びこれを用いた回路接続構造体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上記課題を解決するために、硬化反応完了後の弾性モジュラスM2の値と硬化前の弾性モジュラスM1の値との比である弾性モジュラス比[M2/M1]の値が10以上であり、硬化挙動指数τ=ta/ttotal(ta:硬化率が50%に達する時間、ttotal:総硬化時間)の値が0.2〜0.5又は0.3〜0.75であることを特徴とする、硬化挙動と弾性モジュラス比[M2/M1]とが最適化されたアクリレート系異方性導電フィルムを採用する。
【選択図】図2
Description
フィルム形成のための熱可塑性樹脂と、バインダーとしてのアクリレート系熱硬化性モノマと、硬化開始剤とからなる接着剤組成物を有機溶剤に溶解し、導電粒子を更に分散させてフィルム塗工用ワニスを調製した。このとき用いた有機溶剤は、材料の溶解性を向上させるため、芳香族炭化水素系と含酸素系との混合溶剤とした。次いで、この溶液を片面を表面処理した透明PETフィルムに塗工装置を用いて塗布し、70℃、10分の熱風乾燥によって異方性導電フィルムを得た。
図4に、実施例1及び比較例1〜比較例4で採用した、異方性導電フィルムを介してチップとガラスとをボンディングするCOG方式の接続工程を示す。具体的には、異方性導電フィルム10をガラス基板31上に仮圧着し、この異方性導電フィルム上にチップ21を対向配置した後、ヒーティングバー41を用いて180℃、3MPaの条件で10秒間加熱、加圧して、実験例1〜実験例3の回路接続構造体Cを作成した。そして、回路接続構造体Cに対して、圧接特性を評価するために下記圧痕テストを行ない、接続信頼性を評価するために下記接続信頼性テストを実施した。
ガラス基板の電極がITO透明電極の場合は、光学顕微鏡で導電ボールの圧接現象を観察し、クロム電極の場合は微分干渉顕微鏡を用いてDIC圧痕を観察した。このとき、ITO透明電極で導電ボールの変形が観察される場合には良好(○)、導電ボールの変形が観察されない場合には不良(×)と判定し、クロム電極で導電ボールの突出が観察された場合には良好(○)、導電ボールの突出が観察されない場合には不良(×)と判定した。
温度85℃及び相対湿度85%で500時間エイジングした後の抵抗値Ωaとエイジング前の初期抵抗値Ωiをマルチメーターを用いてそれぞれ測定した。このとき、エイジングした後の抵抗値Ωaとエイジング前の初期抵抗値Ωiが全て5Ω未満である場合は良好(○)、5Ω以上である場合は不良(×)、測定が不可能な場合は「OPEN」と判定した。
実験例1では、硬化挙動指数τの値が0.21、初期弾性モジュラスM1の値が2.0×107[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が4.0×109[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=200)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用いて回路接続構造体Cを作成した。回路接続構造体Cに対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を比較例1〜比較例4の結果と併せて後の表1に示す。
実験例2では、硬化挙動指数τの値が0.26、初期弾性モジュラスM1の値が1.0×107[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が9.0×108[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=90)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用いて回路接続構造体Cを作成した。回路接続構造体Cに対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を比較例1〜比較例4の結果と併せて後の表1に示す。
実験例3では、硬化挙動指数τの値が0.48、初期弾性モジュラスM1の値が3.0×107[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が5.0×108[Pa]である異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=16.7)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用いて回路接続構造体Cを作成した。回路接続構造体Cに対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を比較例1〜比較例4の結果と併せて後の表1に示す。
図5に、実施例2及び比較例5〜比較例8で採用した、異方性導電フィルムを介してCOF又はTCPをガラス基板にボンディングするCOG方式の接続工程を示す。図に示すように、異方性導電フィルム10をガラス基板31上に仮圧着して、該異方性導電フィルム上にCOF又はTCP22を対向配置した。その後、COF又はTCP22上に厚さ0.15mmのフッ素樹脂シートからなる緩衝材42を介し、ヒーティングバー41を用いて180℃、3MPaの条件で7秒間加熱、加圧して回路接続構造体を作成した。
実験例4では、硬化挙動指数τの値が0.31、初期弾性モジュラスM1の値が1.2×107[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が6.8×108[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=56.6)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用いて回路接続構造体Oを作成した。回路接続構造体Oに対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を比較例5〜比較例8の結果と併せて後の表2に示す。
実験例では、硬化挙動指数τの値が0.72、初期弾性モジュラスM1の値が2.3×107[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が2.6×108[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=10.4)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用いて回路接続構造体Oを作成した。回路接続構造体Oに対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を比較例5〜比較例8の結果と併せて後の表2に示す。
実験例6では、硬化挙動指数τの値が0.42、初期弾性モジュラスM1の値が8.6×106[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が7×108[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=81.39)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用いて回路接続構造体Oを作成した。回路接続構造体Oに対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を比較例5〜比較例8の結果と併せて後の表2に示す。
図6に、実施例3及び比較例9〜比較例12で採用した、異方性導電フィルムを介してCOF又はTCPをプリント回路基板にボンディングするPCB方式の接続工程を示す。図に示すように、異方性導電フィルム10をプリント回路基板32上に仮圧着し、この異方性導電フィルム上にCOF又はTCP22を対向配置した。その後、COF又はTCP22上に厚さ0.15mmのフッ素樹脂シートからなる緩衝材42を介し、ヒーティングバー41を用いて180℃、3MPaの条件で7秒間加熱、加圧して回路接続構造体Pを作成した。
実験例7では、硬化挙動指数τの値が0.31、初期弾性モジュラスM1の値が1.2×107[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が6.8×108[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=56.6)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用いて回路接続構造体を作成した。回路接続構造体に対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を比較例9〜比較例12の結果と併せて後の表3に示す。
実験例8では、硬化挙動指数τの値が0.72、初期弾性モジュラスM1の値が2.3×107[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が2.6×108[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=10.4)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用いて回路接続構造体を作成した。回路接続構造体に対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を比較例9〜比較例12の結果と併せて後の表3に示す。
実験例9では、硬化挙動指数τの値が0.42、初期弾性モジュラスM1の値が8.6×106[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が7.0×108[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=81.39)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用いて回路接続構造体を作成した。回路接続構造体に対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を比較例9〜比較例12の結果と併せて後の表3に示す。
比較例1では、硬化挙動指数τの値が0.11、初期弾性モジュラスM1の値が5.0×107[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が7.0×109[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=140)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用い、実施例1と同様にして回路接続構造体Cを作成した。回路接続構造体Cに対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を実験例1〜実験例3の結果と併せて後の表1に示す。
比較例2では、硬化挙動指数τの値が0.62、初期弾性モジュラスM1の値が1.0×107[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が9.0×108[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=37.5)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用い、実施例1と同様にして回路接続構造体Cを作成した。回路接続構造体Cに対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を実験例1〜実験例3の結果と併せて後の表1に示す。
比較例3では、硬化挙動指数τの値が0.74、初期弾性モジュラスM1の値が7.0×106[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が6.0×107[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=8.57)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用い、実施例1と同様にして回路接続構造体Cを作成した。回路接続構造体Cに対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を実験例1〜実験例3の結果と併せて後の表1に示す。
比較例4では、硬化挙動指数τの値が0.11、初期弾性モジュラスM1の値が8.0×106[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が7.0×107[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=8.75)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用い、実施例1と同様にして回路接続構造体Cを作成した。回路接続構造体Cに対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を実験例1〜実験例3の結果と併せて以下の表1に示す。
表1から確認できるように、実験例1〜実験例3の異方性導電フィルムは全て優れた圧接特性と接続信頼性を示した。一方、比較例1の異方性導電フィルムは、圧接特性が悪いだけでなく、エイジング後の抵抗値がエイジング前の初期抵抗値に比べて5倍以上となった。また、比較例2〜比較例4の異方性導電フィルムは、エイジング後に導通不良となった。このように、実施例1では、異方性導電フィルムが実験例1〜実験例3のような硬化挙動指数(0.2≦τ≦0.5)と弾性モジュラス比([M2/M1]≧10)を備えると、COG方式で用いる異方性導電フィルムの接着性と接続信頼性が優れていることが確認できた。
比較例5では、硬化挙動指数τの値が0.1、初期弾性モジュラスM1の値が2.0×107[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が6.7×108[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=33.5)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用い、実施例2と同様にして回路接続構造体Oを作成した。回路接続構造体Oに対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を実験例4〜実験例6の結果と併せて後の表2に示す。
比較例6では、硬化挙動指数τの値が0.77、初期弾性モジュラスM1の値が1.1×107[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が2.9×108[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=26.36)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用い、実施例2と同様にして回路接続構造体Oを作成した。回路接続構造体Oに対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を実験例4〜実験例6の結果と併せて後の表2に示す。
比較例7では、硬化挙動指数τの値が0.56、初期弾性モジュラスM1の値が2.5×107[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が4×107[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=1.6)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用い、実施例2と同様にして回路接続構造体Oを作成した。回路接続構造体Oに対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を実験例4〜実験例6の結果と併せて後の表2に示す。
比較例8では、硬化挙動指数τの値が0.15、初期弾性モジュラスM1の値が2.4×107[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が2.2×108[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=9.2)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用い、実施例2と同様にして回路接続構造体Oを作成した。回路接続構造体Oに対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を実験例4〜実験例6の結果と併せて以下の表2に示す。
表2から明らかなように、実験例4〜実験例6の異方性導電フィルムは全て優れた圧接特性と接続信頼性を示した。一方、比較例5及び比較例8の異方性導電フィルムは、圧接特性が悪いだけでなく、エイジング後の抵抗値がエイジング前の初期抵抗値に比べて7倍以上となった。また、比較例6及び比較例7の異方性導電フィルムは、エイジング後に導通不良となった。このように、異方性導電フィルムが実験例4〜実験例6のような硬化挙動指数(0.3≦τ≦0.75)と弾性モジュラス比([M2/M1]≧10)を備えると、OLB方式で異方性導電フィルムの接着性と接続信頼性が優れていることが確認できた。
比較例9では、硬化挙動指数τの値が0.1、初期弾性モジュラスM1の値が2.0×107[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が6.7×108[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=33.5)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用い、実施例3と同様にして回路接続構造体Pを作成した。回路接続構造体Pに対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を実験例7〜実験例9の結果と併せて後の表3に示す。
比較例10では、硬化挙動指数τの値が0.77、初期弾性モジュラスM1の値が1.1×107[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が2.9×108[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=26.36)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用い、実施例3と同様にして回路接続構造体Pを作成した。回路接続構造体Pに対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を実験例7〜実験例9の結果と併せて後の表3に示す。
比較例11では、硬化挙動指数τの値が0.56、初期弾性モジュラスM1の値が2.5×107[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が4×107[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=1.6)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用い、実施例3と同様にして回路接続構造体を作成した。回路接続構造体に対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を実験例7〜実験例9の結果と併せて後の表3に示す。
比較例12では、硬化挙動指数τの値が0.15、初期弾性モジュラスM1の値が2.4×107[Pa]で、硬化反応完了後の常温における弾性モジュラスM2の値が2.2×108[Pa]の異方性導電フィルム(弾性モジュラス比[M2/M1]=9.2)を作成した。その後、この異方性導電フィルムを用い、実施例3と同様にして回路接続構造体を作成した。回路接続構造体に対する圧痕テストと接続信頼性評価の結果を実験例7〜実験例9の結果と併せて以下の表3に示す。
表3から明らかなように、実験例7〜実験例9の異方性導電フィルムは全て優れた圧接特性と接続信頼性を示した。一方、比較例9及び比較例12の異方性導電フィルムは、圧接特性が悪いだけでなく、エイジング後の抵抗値がエイジング前の初期抵抗値に比べてそれぞれ10倍、7倍以上となった。また、比較例10及び比較例11の異方性導電フィルムは、エイジング後に導通不良となった。このように、実験例7〜実験例9のような硬化挙動指数(0.3≦τ≦0.75)と弾性モジュラス比([M2/M1]≧10)を備えると、PCB方式で異方性導電フィルムの接着性と接続信頼性が優れていることが確認できた。
21 半導体チップ
22 COF又はTCP
31 ガラス基板
32 プリント回路基板
41 ヒーティングバー
42 緩衝材
Claims (14)
- 前記第1回路部材はCOF又はTCPであり、前記第2回路部材はガラス基板であることを特徴とする請求項2に記載の異方性導電フィルム。
- 前記第1回路部材はCOF又はTCPであり、前記第2回路部材はプリント回路基板であることを特徴とする請求項2に記載の異方性導電フィルム。
- 前記異方性導電フィルムの硬化前の弾性モジュラスM1の値と当該異方性導電フィルムが硬化反応を完了した後の弾性モジュラスM2の値との比である弾性モジュラス比[M2/M1]の値が10以上であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の異方性導電フィルム。
- フィルム形成のための熱可塑性樹脂と、バインダーとしてアクリレート系熱硬化性モノマと、硬化開始剤と、導電粒子と離型フィルムとを含み、第1回路部材と第2回路部材とを機械的、且つ、電気的に接続させる異方性導電フィルムであって、
硬化完了後の弾性モジュラスM2の値と硬化前の弾性モジュラスM1の値の比である弾性モジュラス比[M2/M1]の値が10以上であることを特徴とする異方性導電フィルム。 - 前記第1回路部材は半導体チップであり、前記第2回路部材はガラス基板であることを特徴とする請求項6に記載の異方性導電フィルム。
- 前記第1回路部材はCOF又はTCPであり、前記第2回路部材はガラス基板又はプリント回路基板であることを特徴とする請求項6に記載の異方性導電フィルム。
- 半導体チップとガラス基板との間に請求項1、請求項6、請求項7、及び請求項8のいずれかに記載の異方性導電フィルムを配置して加熱、加圧して、機械的、且つ、電気的に接続した回路接続構造体。
- 第1回路部材と第2回路部材との間に請求項2、請求項6、及び請求項10のいずれかに記載の異方性導電フィルムを配置して加熱、加圧して、機械的、且つ、電気的に接続した回路接続構造体。
- 前記第1回路部材はCOF又はTCPであり、前記第2回路部材はガラス基板であることを特徴とする請求項12に記載の回路接続構造体。
- 前記第1回路部材はCOF又はTCPであり、前記第2回路部材はプリント回路基板であることを特徴とする請求項12に記載の回路接続構造体。
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