JP2009252555A - 照明装置 - Google Patents

照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009252555A
JP2009252555A JP2008099591A JP2008099591A JP2009252555A JP 2009252555 A JP2009252555 A JP 2009252555A JP 2008099591 A JP2008099591 A JP 2008099591A JP 2008099591 A JP2008099591 A JP 2008099591A JP 2009252555 A JP2009252555 A JP 2009252555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
light
lighting device
source groups
light sources
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008099591A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Nakagawa
浩和 中川
Noritaka Okamura
則孝 岡村
Hideaki Nagura
秀明 名倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2008099591A priority Critical patent/JP2009252555A/ja
Publication of JP2009252555A publication Critical patent/JP2009252555A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】従来の照明装置は、複数のLEDが直列に点灯回路(駆動回路)に接続されており、何れかのLEDまたはLED間の配線に短絡や断線等の故障を生じた場合、該故障の生じた系統に属する全てのLEDに電源が供給されず、照明不能となるという問題があった。
【解決手段】複数の光源を環状に配設してなる照明装置であって、前記複数の光源は複数の光源グループに分けられ、該複数の光源グループ毎に電源を供給する電源供給部を備えてなる構成とした。これにより、複数の光源が配設された照明装置において、何れかの光源または光源間の配線等に故障を生じた場合でも、故障の生じていない系統の光源グループを点灯させることにより、照明を継続させることが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源を複数備えた照明装置に関し、特に複数の光源を複数の光源グループ毎に電源を供給して照明する照明装置に関するものである。
近年、光源にLED(Light Emitting Diode)を用いた照明装置の開発が行われている。このようなLEDを光源とする照明装置を用いて、従来の白熱電球や蛍光管を用いた照明装置と同程度の光量にて照明を実現するためには、LED1個あたりの発光量が少ないことから、複数のLEDを用いて照明装置を構成する必要がある(例えば、特許文献1参照)。
なお、前記特許文献1には、図19に示すように、直列に接続された複数のLED90と、該LED90に電源を供給して点灯させる点灯装置(電源供給部)91とを備えた照明装置92が記載されている。
特開2007−234403号公報
しかし、特許文献1に記載の照明装置92では、複数のLED90が直列に点灯装置91に接続されており、何れかのLED90またはLED90間の配線に断線等の故障が生じた場合、全てのLED90に電源が供給されず、照明が不能となるという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、複数の光源が配設された照明装置において、何れかの光源または光源間の配線等に故障が生じた場合でも、一部の照明を継続させることを可能とすることを目的とする。
本発明の照明装置は、複数の光源を環状に配設してなる照明装置であって、該複数の光源は複数の光源グループに分けられ、該複数の光源グループ毎に電源を供給する電源供給部を備えてなることを特徴とする。
本発明にあっては、複数の光源が配設された照明装置の何れかの光源または光源間の配線等に故障を生じた場合でも、照明を継続させることが可能となる。
本発明の照明装置は、環状に配設した複数の光源と、該複数の光源に電源を供給する電源供給部とを備える照明装置であって、該複数の光源は複数の光源グループに分けられ、前記電源供給部は、いずれかの前記光源グループに故障が生じても照明を継続可能とすべく、いずれかの光源グループに独立して電源を供給することを特徴とする。
本発明にあっては、複数の光源が配設された照明装置のいずれかの光源または光源間の配線等に故障を生じた場合でも、照明を継続させることが可能となる。
本発明の複数の光源グループは、さらに、各光源グループの全光束が等しくなるように形成してなることを特徴とする。
本発明にあっては、各光源グループの全光束が等しくなるため、系統毎に照明する際に同等の光量にて照明することが可能となる。
本発明の複数の光源グループは、さらに、光源グループ毎に異なる色又は色温度で照明することを特徴とする。
本発明にあっては、各光源グループで色又は色温度が異なるため、多彩で複雑な照明をすることが可能となる。
本発明の光源は、さらに、LED光源を複数配設してなるLEDモジュールであることを特徴とする。
本発明にあっては、全光束が増加することで、明るい照明が可能となる。
本発明の照明装置は、さらに、前記光源から発生する熱を外部に放熱する放熱部をさらに備え、該放熱部は、前記光源を配設するための配設部を有していることを特徴とする。
本発明にあっては、効率的な放熱を行うことにより、光源の短寿命化の防止が可能となる。
本発明の電源供給部は、さらに、前記複数の光源グループ毎に一定量の電流を供給するための複数の定電流回路を備え、該複数の定電流回路の各々は、前記複数の光源グループ毎に接続されてなることを特徴とする。
本発明にあっては、定電流回路を光源グループ毎に直列に接続することで、定電流回路及び照明装置の小型化を図ることが可能となる。
本発明の照明装置によれば、複数の光源を複数の光源グループに分け、該光源グループ毎に電源を供給し光源を駆動するため、複数の光源が配設された照明装置において、何れかの光源または光源間の配線等に故障を生じた場合でも、故障の生じていない系統の光源グループを点灯させることにより、照明を継続させることが可能となる。
以下、本発明の照明装置の実施の形態について、図1から図3を用いて説明する。なお、図1は本発明の照明装置の実施の形態を示す斜視図、図2は図1のA方向の矢視図、図3は図1のB方向の矢視図である。
本発明の照明装置1は、図1から図3に示すように、複数の光源であるLEDモジュール20を円環状に配設してなる光源部2と、前記LEDモジュール20へ電源を供給する電源供給部3と、前記光源部2から生じる熱を外部へ放熱するための放熱部4と、前記照明装置2を例えば住宅の天井などに取り付けるための支持部5とからなる。
上記構成において、光源部2は、円環状に等間隔で配設された光源である6個のLEDモジュール20と、該LEDモジュール20の発する光を反射して導くための反射板21と、前記LEDモジュール20及び反射板21を保護するための光源保護部材である略円盤状で無色透明のアクリル板22と、照明装置1を取り付けた際に前記放熱部4及び支持部5が使用者から視認されないよう美観を保つための外装体23を備えてなるものである。
また、上記構成において、前記LEDモジュール20は、基板上に複数(本実施の形態においては36個)のLED光源としての青色LEDベアチップを配設し、該青色LEDベアチップの表面に、さらに、該青色LEDベアチップの発する青色に相当する周波数の光の一部を吸収して黄色に相当する周波数の光を発する黄色蛍光体層を設けた構成となっている。LEDベアチップを多数配設したLEDモジュールを複数配設した構成とすることで、従来の照明装置と同程度の全光束を得ることができる。
さらにまた、反射板21は、6個の前記LEDモジュール20が出射する光のうち、照明装置前方dに対して所定の角度以上の角度を有する光を反射して照明装置前方dへと導くための椀状形状を有する椀部21aを6個備え、該6個の椀部21aはそれぞれ、前記6個のLEDモジュール20の発光部20aが各椀部21aの光取り出し孔21bに納められるような間隔で設けられている。
なお、本発明の説明中で照明装置前方dとは、照明装置1の光源の配設される面に対して垂直で、かつ、放熱部4から光源部2へと向かう方向を指すものである。
そして、前記電源供給部3は、光源に電源を供給する電源ブロック31と、該電源ブロック31と前記光源部2の各光源グループとを接続するための配線を束ねた接続線32と、前記電源ブロック31を放熱部4に取り付けるための取付部材33を備えてなるものである。
なお、前記接続線32は、該接続線32内部での断線を防ぐために、前記電源ブロック31と光源部2の各光源グループとを接続する配線を束ねたものを、伸縮性を有する素材からなる外装部材32aで包み、さらに、螺旋形状を有し金属素材からなり該外装部材32aを覆うことで外部の衝撃から配線を保護する配線保護部材33bを備えている。外装部材32a及び配線保護部材32bにより2重に保護することにより、より確実に配線を外傷から保護できることになる。特に、螺旋形状を有する金属性の配線保護部材により、照明装置が取り付けられる天井内に生息する鼠が配線を齧ることによって配線が損傷することを防止することができる。
また、前記取付部材33は、前記接続線32を通すために放熱部4の配設板42の中心に設けられた配線用孔42aに埃が侵入を防止するための埃侵入防止用天板34を備えている。
なお、図3において、一点鎖線の左側は前記埃侵入防止用天板34を除いた場合の照明装置1が記載されている。
さらに、前記放熱部4は、アルミダイキャストによって形成されており、複数の放熱フィン41と、配設板42とを備えてなるものである。なお、前記配設板42は、光源部側の面に光源10及び反射板21を配設するための配設部42bを有する。
また、前記照明装置1は、前記支持部5である板バネ51が、放熱部4に等間隔で放射状に3個配設されてなるものである。
次に、照明装置1の構成について図4及び図5詳細に説明する。図4は本発明の照明装置の実施の形態の部分断面図である。図5は図4のLEDモジュール20周辺の部分拡大図である。
図4に示すように、照明装置1の光源であるLEDモジュール20は、放熱部4の配設板42と反射板21との間で、前記LEDモジュール20の発光部20aが前記反射板21の椀部21aの光取り出し孔21bに納められるように固定される。前記配設板42上の光源位置決め突起42cが前記LEDモジュール20の光源位置決め孔20bに挿入されることによって、前記LEDモジュール20の位置決めが為されることで、前記LEDモジュール20の発光部20aが前記椀部21aに設けられた光取り出し孔21bに納まる状態を維持して固定される。さらに、放熱部4の光源位置決め突起42cがLEDモジュール20の基板に設けられた光源位置決め孔20b内に挿入されることによってLEDモジュール20の位置決めが為される。
また、後述するように放熱部4の配設板42と反射板21はネジにより固定されていることで、配設板42、LEDモジュール20及び反射板21の位置関係が維持されるので、照明装置に対して外力が加わっても、LEDモジュール22の発光部20aが光取り出し孔21bとずれて光量が減少することを防止することができる。
なお、前記椀部21aは、LEDモジュール20の発光部20aから発せられる光を集光し照明装置前方dへと向かわせるために、照明装置前方dへ向かうにつれて拡径する椀状形状に設計されており、LEDモジュール20に近い光取り出し孔21b付近において、前記配設板42の光源位置決め突起42cとの衝突を避けるための湾曲部21cが設けられている。
さらになお、LEDモジュール20は、複数のLEDベアチップ及び蛍光体層からなる面光源であるが、前記椀部21aの椀状形状は、前記LEDモジュール20の光が全て前記発光部20aの中心点から出ている点光源と仮定して、該中心点から出射される光が従来のダウンライトと同様の指向性を有するべく、シミュレーションにて最適な形状を求めることで設計されたものである。
さらに、前記LEDモジュール20及び反射板21は、前記LEDモジュール20と反射板21の椀部21aとの間に隙間が存在しないよう、互いにできる限り接近して配設することが好ましい。望ましくは、図4及び図5に示すように、光取り出し孔21b内にLEDモジュール20の発光部20aの層が入っていることが好ましい。前記LEDモジュール20からの光が、前記LEDモジュール20と反射板21の椀部21aとの間に生じた隙間から漏れることを防ぎ、照明装置1からの照明照射される光量に低下の低下を防ぐことができる。
また、前記反射板21は反射板21内に4箇所設けられた反射板取付凹部21dにて、配設板のネジ孔42dとネジ21sとからなる第1の螺合機構により前記放熱部4の配設板42に固定されてなるものである。
さらに、前記反射板21の照明装置前方dに設けられた光源保護部材であるアクリル板22は、該アクリル板22の周縁に設けられた係合段差22aと外装体23に設けられた係合段差23aとからなる係合機構により固定される。
また、前記外装体23は前記反射板21及び放熱部4の周りを囲む周壁23bに設けられたネジ孔23cと放熱部4側面に設けられたネジ孔4aとネジ23sによる第2の螺合機構により連結されてなるものである。
そして、放熱部4の放熱フィン41の一部には電源ブロック31を放熱部4に取り付けられるための取付部材33があり、該取付部材33はネジ33sによって放熱部4に取り付けられるものである。
また、前記取付部材33は、前記接続線32を通すための配線用孔42aに埃が侵入しないよう防止するための埃侵入防止用天板34を備えており、該埃侵入防止用天板34はネジ34sにて前記取付部材33に取り付けられるものである。
なお、前記埃侵入防止用天板34は、配設板42に対して傾斜を有しており、これによって、照明装置1をダウンライトとして使用した場合、照明装置前方dが鉛直下向きとなり、LEDモジュール20からの熱を帯びた空気が鉛直上向き、即ち照明装置後方(照明装置前方dの逆方向)に流れた際、埃の侵入を防ぎつつ、前記熱を帯びた空気の流れが円滑になるという効果がある。
さらに、前記支持部5を構成する3つの板バネ51は、略V字状を成す板バネであり、放熱部4の側面に取り付けられる取付部510を一側に、該一側に向けて凸状に湾曲している円弧状の押圧部511を他側に有している。
なお、天井に取り付けるための取付孔に照明装置1を挿入したとき、前記板バネ51の弾性変化に応じて生じる弾性力により、板バネ51の押圧部511が取付孔の上縁部に斜め上から押し付けられて天井に下方向の力が作用し、その反作用によって照明装置1は上方向の力を受け、前記外装体23の縁が天井の下面に圧着することになり、この結果、照明装置1が天井に固定される。
また、前記取付部510が放熱部4の側面に設けられたネジ孔4bとネジ51sによる第3の螺合機構により、各板バネ51が等間隔で放射状になるよう取り付けられる。
次に、図6及び図7を用いて、前記反射板21の椀部21aの形状の設計方法について詳細に説明する。図6は本発明の照明装置1の反射板21の椀部21aの形状について説明する説明図、図7は図6の2種類の形状の椀部の照度分布について比較して説明する説明図である。
図6(a)及び(b)に示す通り、光源であるLEDモジュール20から出射された光を照明装置前方dに対して角度θの方向に反射させる場合、2種類の形状の椀部210a、211aがある。
椀部210aの場合、椀部210aの一方の側へ入射した光は椀部210aの他方の側へと方向を変えるべく反射される。一方、椀部211aの場合、椀部の一方の側へ入射した光はそのまま一方の側へ向かうよう反射されるため、方向はわずかにしか変わらない。
前記椀部210a、211aのどちらの形状においても、光源から放射された光をθ方向に反射させることができるが、前記椀部210aを用いた場合、前記椀部211aよりも形状を小さくすることが可能となり、前記椀部210aを用いることによって、反射板21の形状の小型化を図ことができる。
なお、前記椀部210aを用いた場合、LEDモジュール20の中心から出射された光で椀部210aにて反射された光は、焦点fに集められるため、照射範囲が椀部211aを用いた場合よりも狭くなるという問題がある。
しかし、図7に示す通り、本発明の実施の形態にて説明する照明装置は、例えばダウンライトとして約2〜3m先の物体や床面を照らすのに使用され、且つ、その距離に比べて椀部の形状は約1〜3cm四方と十分小さいため、照射面61のように至近距離で照明する場合は照射範囲が狭いが、照射面62のようにある程度(本実施例においては約2〜3m)離れて照明する場合は照射範囲の差は殆どなくなる。
次に、反射板21とアクリル板22、及び、反射板21と放熱部4の位置決め方法について、図8から図13を用いて説明する。図8は本発明の照明装置の実施の形態の反射板21の底面図、図9は本発明の照明装置の実施の形態の反射板21の平面図、図10は図8の反射板21のA−A線断面図、図11は図9の反射板21のB−B線断面図、図12は本発明の照明装置の実施の形態の放熱部4の底面図、図13は図12の放熱部4のC−C線断面図である。
既に詳細に説明したように、反射板21は、反射板正面201に4箇所設けられた反射板取付凹部21dにて、放熱部4の配設板42にネジ留め固定されるが、取り付けの際の位置決めは、図8から図11に示すように、反射板背面202の周辺に3箇所設けられた反射板位置決め突起21e及び反射板背面202の中心に設けられた反射板中央凹部21fによって行われる。
さらに、反射板正面201には光源保護部材であるアクリル板22の位置決めのための光源保護部材位置決め突起21fが3箇所設けられており、前記アクリル板22は前記光源保護部材位置決め突起21fに対応する凹部にて、位置決めが為される。
また、放熱部4の配設板42には、図12及び図13に示すように、前記反射板取付凹部21dに対応する位置に、取り付けに用いられるネジ21sを受けるためのネジ孔42dが4箇所設けられており、また、反射板位置決め突起21eに対応する位置に反射板位置決め凹部42eが3箇所設けられている。
さらに、前記配設板42には、光源であるLEDモジュール20の位置決めのための光源位置決め突起42cが各LEDモジュールに2個ずつ、合計12個設けられている。
次に、前記照明装置1の回路及び配線について、図14及び図15を用いて説明する。図14は本発明の照明装置の実施の形態の回路説明図、図15は本発明の照明装置の実施の形態の配線説明図である。
本発明の照明装置の電源ブロック31内の駆動回路31aは、図14に示す通り、外部電源300からの交流を全波整流する整流回路であるダイオードブリッジ301と、全波整流された電圧を平滑化する平滑回路である平滑コンデンサ302と、光源であるLEDモジュール20に一定量の電流を供給するための定電流回路303とからなる。
ここで、6個の前記LEDモジュール20は、3個のLEDモジュール20を1つの光源グループとして、2つの光源グループに分けられ、前記電源ブロック31に異なる系統で接続されている。
なお、前記定電流回路303としては、周知の定電流回路、例えば、三端子レギュレータを用いた定電流回路や、ツェナーダイオードを用いた定電流回路、また、トランス(変圧器)を含み、該トランスをスイッチング制御することで光源であるLEDモジュール20へ定電流の供給を実現する定電流回路などが考えられる。
また、実際に照明装置1に施される配線は、図15に示す通り、同じ系統に属する3個のLEDモジュール20は隣接して接続される構成となっている。各LEDモジュール20間を接続する配線20cが最短になり、断線等の故障を極力惹起されないような構成となっている。
さらに、各系統と電源モジュールを接続するための配線20dは全て、配設板42中央付近に設けられた配線用孔42aを通り、接続線32に束ねられて電源ブロック31に接続される。
なお、隣り合うLEDモジュール20は互いに異なる系統になるように配線しても良く、そのような配線で照明装置1がどちらか一方の系統のみで点灯している場合、使用者から照明装置1を見ると、光源が等間隔で環状に並んでいるように視認できるため、均一な照明が可能となり、また、美観を損なわない。
また、他の実施の形態として、図16に示すように、系統毎に定電流回路を設けた配線としても良い。この場合、特に定電流回路の一部に変圧回路部としてトランスを用いるような定電流回路を使用する場合においては、前記トランスは各系統の電流量に対応した小型のトランスを複数個用意すればよく、照明装置全体の大電流に対応する大型のトランスを用意する必要がないため、照明装置の小型化が図ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、2系統でLEDモジュール20を制御することによって、どちらか一方の系統に短絡や断線等の故障が発生して場合であっても、他方の系統によって制御されるLEDモジュール20のグループは点灯を継続させることが可能となる。
さらに、系統毎で点灯を制御することが可能となるため、例えば、最初の点灯でどちらか一方の系統のLEDモジュール20のみを点灯させ、次の点灯の際には他方の系統のLEDモジュール20を点灯し、点灯する際に交互に系統を切り替える制御を行うことで、各LEDモジュール20の使用時間が節約できるため、照明装置として長寿命化を図ることができる。
そして、LEDモジュール20が配設板42の中心を避けるよう環状に配設されることで、LEDモジュール20から発生する熱が配設板42の中心に蓄積されることを防ぎ、効率的に外部に放熱することが可能となる。
また、LEDモジュール20を放熱部4の配設板42に直接配設されることで、LEDモジュールから発生する熱が効率的に放熱部4へと伝導し外部に放熱されるため、LEDベアチップの短寿命化を惹起する高温化を防ぐことができる。
さらにまた、系統毎に個別にトランスを用いるような回路を使用している場合においては、前記トランスは各系統の電流量に対応した小型のトランスを複数個用意すれば良く、照明装置全体の大電流に対応する大型のトランスを用意する必要がないため、照明装置の小型化が図ることができる。
本発明の照明装置の実施の形態において、6個のLEDモジュール20は全て同じLEDモジュールを使用したが、これに限定されるものではなく、前記LEDモジュール20の色温度を系統毎に変化させ、例えば一方の系統では色温度が約5000K(昼白色)、他方の系統では色温度が約2800K(電球色)であるLEDモジュールを用いても良い。その場合、使用者の好みや時間帯によって照明の色温度を変化させることが可能となる。
また、本発明の照明装置の実施の形態において、照明装置1は、6個のLEDモジュールについて、3個のLEDモジュールを直列に接続したものを1つの光源グループとして、2つの光源グループを異なる系統で制御する2系統制御を行っていたが、これに限定されるものではなく、2個のLEDモジュールを直列に接続したものを1つの光源グループとして、3つの光源グループを異なる系統で制御する3系統制御を行っても良い。例えば、色温度が3種類(昼光色(色温度約6500K)、昼白色、電球色)のLEDモジュールを用意して、時間帯に合わせて変化するよう制御したり、赤色LEDの系統、緑色LEDの系統及び青色LEDの系統の3系統で制御したりすることで多彩で複雑な照明が可能となる。
そして、本発明の照明装置の実施の形態において、LEDモジュール20は、放熱部4の配設板42に設けられた光源位置決め突起42cとLEDモジュール20の光源位置決め孔20bによって位置決めされると説明したが、これに限定されるものではなく、光源位置決め突起42cをネジ孔として、光源位置決め用ネジとの螺合機構によって光源を固定しても良い。その場合、前記光源位置決め用ネジは、光源位置決め孔20bより大きなネジ頭を有し、LEDモジュール20を放熱部4の配設板42に密着させるような構成とすることが好ましい。密着させることにより、熱伝導性を高め、放熱性の向上効果が図ることができる。
さらに、本発明の照明装置の実施の形態において、照明装置1は、6個のLEDモジュールを円環状に配設した例を用いて説明したが、これに限定されるものではなく、多角形環状に配設しても良いし、異なる半径を持つ複数の円環状に配設しても良く、例えば、第1の系統に属するLEDモジュールを半径の小さい円環状に配設し、第2の系統に属するLEDモジュールを半径の大きい円環状に配設しても良い。
また、本発明の照明装置の実施の形態において、光源としてのLEDモジュール20は、LED光源としての青色LEDベアチップを複数配設した例を用いて説明したが、これに限定されるものではなく、前記青色LEDベアチップがカップ状の筐体に納められた青色LED素子や、その他各種のLED素子を用いても良い。いずれにしても、複数のLED光源を用いることによって、明るい照明が可能となる。
さらに、本発明の照明装置の実施の形態において、光源保護部材として無色透明のアクリル板を用いて説明したが、これに限定されるものではなく、白色で半透明、また、その他の色で半透明のアクリル板でも良いし、材質もアクリルに限られるものではない。白色で半透明、また、その他の色で半透明のアクリル板を用いることにより、光源からの光をその他の多様な色に変換して照明に用いることができる。
そして、本発明の照明装置の実施の形態において、照明装置1は、支持部5である板バネ51を3個備えたダウンライトであるが、これに限定されるものではなく、支持部5を照明方向可変の構成としたスポットライトとして使用しても良い。
また、本発明の照明装置の実施の形態において、照明装置1は、6個のLEDモジュールについて3個を1グループとして直列に接続することで2系統制御を行っていたが、これに限定されるものではなく、4個のLEDモジュールについて2個を1グループとして2系統制御を行っても良く、照明装置1個あたりのLEDモジュールの個数を減らすことで、低コストに照明装置を作ることができる。その際の放熱部の配設板は、図17に示す配設板420のように、光源位置決め突起が各LEDモジュールに2個ずつ、合計8個設けられたものとなる。
そして、本発明の照明装置の実施の形態において、放熱部4の配設板42は、6個のLEDモジュールに対応した光源位置決め突起を12個備えていたが、これに限定されるものではなく、図18に示す配設板421のように、6個のLEDモジュールを配設する場合の光源位置決め突起と、4個のLEDモジュールを配設する場合の光源位置決め突起の両方を備えていても良く、そうすることで、6個のLEDモジュールを配設する場合と4個のLEDモジュールを配設する場合の両方を生産する場合に放熱部4が共用することができるため、低コスト化が図ることができる。
なお、図18に示すようなLEDモジュール6個配設、4個配設を兼用できる光源位置決め突起を備えた配設板421を用いる場合、光源であるLEDモジュールは、使用しない位置決め突起に重ならない程度の大きさ、形状であることが好ましい。
本発明の照明装置の実施の形態を示す斜視図である。 図1の方向Aからの矢視図である。 図1の方向Bからの矢視図である。 本発明の照明装置の実施の形態の部分断面図である。 図4のLEDモジュール周辺の部分拡大図である。 本発明の照明装置の反射板の椀部の形状の説明図である。 図6の2種類の形状の椀部の照度分布の説明図である。 本発明の照明装置の実施の形態の反射板の底面図である。 本発明の照明装置の実施の形態の反射板の平面図である。 図8のA−A線断面図である。 図9のB−B線断面図である。 本発明の照明装置の実施の形態の放熱部の底面図である。 図12のC−C線断面図である。 本発明の照明装置の実施の形態の回路説明図である。 本発明の照明装置の実施の形態の配線説明図である。 本発明の照明装置の他の実施の形態の回路説明図である。 本発明の照明装置の他の実施の形態の放熱部の底面図である。 本発明の照明装置の他の実施の形態の放熱部の底面図である。 従来の照明装置の概略回路図である。
符号の説明
2 光源部
3 電源供給部
4 放熱部
5 支持部
20 LEDモジュール(光源)
21 反射板
22 アクリル板(光源保護部材)
23 外装体
31 電源ブロック
32 接続線
33 取付部材
34 埃侵入防止用天板
41 放熱フィン
42、420、421 配設板
51 板バネ
510 取付部
511 押圧部

Claims (7)

  1. 複数の光源を環状に配設してなる照明装置であって、
    該複数の光源は複数の光源グループに分けられ、該複数の光源グループ毎に電源を供給する電源供給部を備えてなることを特徴とする照明装置。
  2. 環状に配設した複数の光源と、該複数の光源に電源を供給する電源供給部とを備える照明装置であって、
    該複数の光源は複数の光源グループに分けられ、前記電源供給部は、いずれかの前記光源グループに故障が生じても照明を継続可能とすべく、いずれかの光源グループに独立して電源を供給することを特徴とする照明装置。
  3. 前記複数の光源グループは、各光源グループの全光束が等しくなるように形成してなることを特徴とする、請求項1又は請求項2のいずれか一つに記載の照明装置。
  4. 前記複数の光源グループは、光源グループ毎に異なる色又は色温度で照明することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の照明装置。
  5. 前記光源は、LED光源を複数配設してなるLEDモジュールであることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の照明装置。
  6. 前記光源から発生する熱を外部に放熱する放熱部をさらに備え、
    該放熱部は、前記光源を配設するための配設部を有していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の照明装置。
  7. 前記電源供給部は、前記複数の光源グループ毎に一定量の電流を供給するための複数の定電流回路を備え、
    該複数の定電流回路の各々は、前記複数の光源グループ毎に接続されてなることを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の照明装置。
JP2008099591A 2008-04-07 2008-04-07 照明装置 Pending JP2009252555A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008099591A JP2009252555A (ja) 2008-04-07 2008-04-07 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008099591A JP2009252555A (ja) 2008-04-07 2008-04-07 照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009252555A true JP2009252555A (ja) 2009-10-29

Family

ID=41313069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008099591A Pending JP2009252555A (ja) 2008-04-07 2008-04-07 照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009252555A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011154785A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Sharp Corp 屋外用照明器具
JP2011175783A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明器具
CN104534315A (zh) * 2014-12-13 2015-04-22 郑霭兰 可快速散热的大功率led灯
JP2020202192A (ja) * 2020-09-18 2020-12-17 東芝ライテック株式会社 照明装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001076525A (ja) * 1999-09-06 2001-03-23 Seiko Epson Corp 照明装置及びその駆動方法、液晶装置および電子機器
JP2001357703A (ja) * 2000-04-12 2001-12-26 Inax Corp 演出照明装置
JP2004327138A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Matsushita Electric Works Ltd 照明器具
JP2005251660A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Toshiba Lighting & Technology Corp 光源および照明装置
JP2008010852A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd Ledを備えたlcdバックライトの駆動システム
JP2008041605A (ja) * 2006-08-10 2008-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 照明装置およびそれを具備する冷蔵庫

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001076525A (ja) * 1999-09-06 2001-03-23 Seiko Epson Corp 照明装置及びその駆動方法、液晶装置および電子機器
JP2001357703A (ja) * 2000-04-12 2001-12-26 Inax Corp 演出照明装置
JP2004327138A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Matsushita Electric Works Ltd 照明器具
JP2005251660A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Toshiba Lighting & Technology Corp 光源および照明装置
JP2008010852A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd Ledを備えたlcdバックライトの駆動システム
JP2008041605A (ja) * 2006-08-10 2008-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 照明装置およびそれを具備する冷蔵庫

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011154785A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Sharp Corp 屋外用照明器具
JP2011175783A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明器具
CN104534315A (zh) * 2014-12-13 2015-04-22 郑霭兰 可快速散热的大功率led灯
JP2020202192A (ja) * 2020-09-18 2020-12-17 東芝ライテック株式会社 照明装置
JP6994096B2 (ja) 2020-09-18 2022-02-04 東芝ライテック株式会社 照明装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4786750B2 (ja) 照明装置
JP5804588B2 (ja) 照明器具
JP4798504B2 (ja) 照明器具
JP4807631B2 (ja) 照明器具
JP5696980B2 (ja) 照明器具
JP4671064B2 (ja) 照明器具
JP5253552B2 (ja) 照明装置
JP2010153048A (ja) 光源ユニット及び照明器具
JP4902006B2 (ja) 照明装置
JP5918835B2 (ja) 照明装置
JP2009252555A (ja) 照明装置
JP5505623B2 (ja) 照明器具
JP2008311238A (ja) 照明器具
JP5320563B2 (ja) 照明器具
JP5116865B2 (ja) 照明装置
JP5559649B2 (ja) 照明装置
JP2011216313A (ja) 照明器具
JP6233087B2 (ja) 照明装置
JP5126635B2 (ja) 照明器具
JP6264714B2 (ja) 照明器具
JP6256528B2 (ja) 照明器具
JP5950138B2 (ja) 照明器具
JP7231596B2 (ja) 照明器具
JP2006031969A (ja) 照明装置
JP7108013B2 (ja) Led照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120703

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120822

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130312