JP2009252375A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置全体をコンパクトにでき、また、構造がシンプルで、設置角度の調整や取り扱いが容易な照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置1は、長尺な平面基板2と、この平面基板2上の長手方向に沿って複数並べて設けた半導体光源3と、この半導体光源3に対向する位置に配置したレンズ板4とを備える照明装置において、前記レンズ板は、前記半導体光源と対面するレンズ光入射面と、このレンズ光入射面からレンズ厚みを介して形成されるレンズ光出射面とを有し、前記レンズ光入射面および前記レンズ光出射面の一方に、前記半導体光源からの光を長手方向に沿って配光する第1レンズ部5を形成すると共に、前記レンズ光入射面および前記レンズ光出射面の他方に、前記半導体光源からの光を前記長手方向に直交する短手方向に沿って配光する第2レンズ部9を形成したものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、LEDに代表される半導体光源を光源として用いられ街路灯、防犯灯などの屋外用に使用される照明装置に関するものである。
従来、道路や公園などの屋外の照明装置には、白熱灯や蛍光灯、水銀灯などが用いられている。しかしながら、これらは消費電力が大きいことから、近年、環境に優しい省エネルギータイプの照明が求められている。
そこで、基板上に消費電力が少ない白色発光ダイオードを複数個配列した屋外照明装置が提供されている。この屋外照明装置では、白色発光ダイオードからの光を前後左右に広げるために、例えば、階段状に形成したモジュールの光源設置面に白色発光ダイオードを設置している。そのため、屋外照明装置は、その階段状となる部分の高さの違いにより路面までの距離を調整することで光の予め設定される照射エリアの全体に配光を行うように構成していた(例えば、特許文献1参照)。
また、屋外照明装置は、白色発光ダイオードを支持する支持台部分を長手方向に直交する断面としたときに多角形なるように形成し、その多角形の各面に白色発光ダイオードを配置している。そのため、屋外照明装置は、多角形からの各面と路面までの距離を調整することで光の予め設定される照射エリアの全体に配光を行うように構成していた(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−220572号公報 特開2004−200102号公報
しかしながら、従来の照明装置では、以下に示すような問題点が存在していた。
従来の照明装置は、白色発光ダイオードを設置する構造が、階段状あるいは多角形にする必要があるために複雑になり、装置が全体で大きくなってしまった。
また、従来の照明装置は、白色発光ダイオードを設置する構造が、階段状あるいは多角形にする必要があるため、配光の異なる白色発光ダイオードを使用することや、あるいは、設置角度の調整や取り扱いが難しい構成となってしまった。
本発明は、前記した問題点に鑑み創案されたものであり、装置全体をコンパクトにでき、また、構造がシンプルで、設置角度の調整や取り扱いが容易な照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、前記した目的を達成するために、以下のような構成とした。すなわち、照明装置は、長尺な平面基板と、この平面基板上の長手方向に沿って複数並べて設けた半導体光源と、この半導体光源に対向する位置に配置したレンズ板とを備える照明装置において、前記レンズ板は、前記半導体光源と対面するレンズ光入射面と、このレンズ光入射面からレンズ厚みを介して形成されるレンズ光出射面とを有し、前記レンズ光入射面および前記レンズ光出射面の一方に、前記半導体光源からの光を長手方向に沿って配光する第1レンズ部を形成すると共に、前記レンズ光入射面および前記レンズ光出射面の他方に、前記半導体光源からの光を前記長手方向に直交する短手方向に沿って配光する第2レンズ部を形成したものである。
かかる構成によれば、照明装置は、半導体光源を設ける位置が平面基板であり、その平面基板の長手方向に配置される半導体光源からの光を、対向する位置に配置されたレンズ板のレンズ光入射面またはレンズ光出射面の一方に形成した第1レンズ部により、前後方向に向かって配光することができる。また、照明装置は、半導体光源からの光を、レンズ板のレンズ光入射面またはレンズ光出射面の他方に形成した第2レンズ部により、左右方向に向かって配光することができる。そのため、照明装置は、半導体光源や平面基板を傾けるなどの操作をすることなく設置して予め設定される照射エリアに光を照射することができる。
また、前記した照明装置において、前記レンズ板の長手方向に沿って配光される光の主光線軸は、前記半導体光源から長手方向に沿った一方向に傾斜させて配光するように前記第1レンズ部を形成し、かつ、前記レンズ板の短手方向に配光される光が、配光される中心部分より周辺部分に光のピークを持つように前記第2レンズ部を形成したものである。
かかる構成によれば、照明装置は、第1レンズ部を、主光線軸を一方向である前方向に傾斜させるように配光し、かつ、第2レンズ部を、左右方向において中心部より周辺部に光のピークを持つように配光しているので、照射エリアに対して全体の照射パターンがバランスの取れたものとなる。
さらに、前記した照明装置において、前記レンズ板の第1レンズ部は、前記半導体光源からの光を入射して所定角度に屈折するプリズム入射面と、このプリズム入射面に入射した光を全反射して出力する全反射面とを備える凸部であるプリズムと、このプリズムから次のプリズムまでの所定間隔を形成した凹部である空間とを長手方向に沿って繰り返して形成したものである。
かかる構成によれば、照明装置は、半導体光源から光が照射されると、第1レンズ部の凸部であるプリズムのプリズム入射面から、照射された光を屈折し全反射面へ入射した光を全反射することで、照射エリアに向かって所定の配光として照射方向が制御された光が照射される。
また、前記した照明装置において、前記レンズ板の第2レンズ部は、前記半導体光源からの光が、予め幅方向と長さ方向とで区画される照射エリアの長さ方向の所定位置に到達するように、当該レンズ板の短手方向に凹部と凸部とを繰り返して形成されたシリンドリカルレンズである構成とした。
かかる構成によれば、照明装置は、半導体光源から光が照射されると、レンズ板の第2レンズ部の凹部および凸部により、予め設定されている照射エリアの長さ方向の所定位置に、照射された光が配光されるようになるため、平面基板は単純な形状で構わない。
さらに、前記した照明装置において、前記レンズ板および前記平面基板は、幅方向と長さ方向とで区画される照射エリアに対して、当該レンズ板および当該平面基板の長手方向を、前記照射エリアの幅方向または前記照射エリアの長さ方向に沿って配置することとした。
かかる構成によれば、照明装置は、照射エリアの幅方向または長さ方向に沿って配置することで、レンズ板の第1レンズ部および第2レンズ部から照射エリアのほぼ全域に亘って、半導体光源からの光を照射することが可能となる。
本発明に係る照明装置は、以下に示すような優れた効果を奏するものである。
(1)照明装置は、第1レンズ部および第2レンズ部を備えるレンズ板により、路面等の照射エリアに配光を行うため、半導体光源を設置する設置面を単純な平面状態に構成することができるため、装置を小型化することが可能となる。
(2)照明装置は、第1レンズ部および第2レンズ部を備えるレンズ板を有することで、半導体光源を設置する設置面が平面状態であり、設置面を傾けて調整することや、全体を傾けて調整するようなことがないため、取り扱いが容易となる。
(3)照明装置は、主光線軸を前方向に傾斜させるように第1レンズ部を形成し、かつ、配光される中央部分より周辺部分に光のピークを持つようにしているため、照射エリア全体において、装置真下付近だけを明る過ぎないように制御することができる。
(4)照明装置は、第1レンズ部にプリズムを用いること、あるいは、第2レンズ部に中心部分より周辺部分に光のピークを有するレンズを用いることで、照射エリアの幅方向あるいは長さ方向の全領域において、半導体光源から光を照射することができる。
以下、本発明に係る照明装置について適宜図面を参照して説明する。図1は照明装置の設置状態を模式的に示す斜視図、図2は照明装置の設置状態を模式的に示す側面図、図3は照明装置を分解して示す分解斜視図、図4は照明装置のレンズ板を示し、(a)はレンズ板の一部を切り欠いて下方から見上げた視野における斜視図、(b)はレンズ板の一部を切り欠いて上方から見下げた視野における斜視図である。
図1ないし図3に示すように、照明装置1は、例えば屋外となる歩道を照射するように設置される。この照明装置1は、光の照射方向として前後方向となる歩道Wの幅方向における幅寸法Y、および、歩道の長さ方向における照明装置1の設置間隔X、X(2X)とが照射エリアA(=Y×2X)として、ここでは予め設定されている。したがって、照明装置1は、照射エリアAを一様に光照射できるように配光することが好ましく、ここでは、レンズ板4の構成において、レンズ光入射面4aおよびレンズ光出射面4bにそれぞれ第1レンズ部としてのプリズム5および第2レンズ部としてのシリンドリカルレンズ9の構成にすることで、照射エリアAを一様に照射できるような配光を実現している。
照明装置1は、図3に示すように、ベースフレーム20と、このベースフレーム20の取付面21に接着部材35およびネジ36,36により取り付けられる平面基板2と、この平面基板2に対面し、かつ、半導体光源3に対面した状態で、前記ネジ36,36によりベースフレーム20に支持されるレンズ板4と、このレンズ板4の周縁の防水を行うコーキング材37とを主に備えている。なお、照明装置1は、ワイヤアセンブリ30を設置して図示しない電気コードにからの電力により支柱50に設置した状態で点灯するように構成されている。
ベースフレーム20は、全体が長方形状に形成されており、一面側に取付面21を備え、他面側に支柱に取り付けるときの支持部22を備えており、例えば、アルミニウム合金のような金属部材で形成されている。このベースフレーム20は、取付面21側の周縁が立ち上げられて枠状に形成されており、後記するコーキング材37を設けることで、レンズ板4との間に雨水等の外部に設置したときに外部からの外乱要因となるものが浸入し難くなるように形成されている。
また、ベースフレーム20の長手方向における一端側には、電気的な接続を行うためのワイヤアセンブリ30が設置されており、後記する平面基板2に電力を供給できるように形成されている。
平面基板2は、ベースフレーム20の正面に収まるよう長手方向に延長した形状に形成されており、正面側において、複数のLED(発光素子)などのである半導体光源3が長手方向に所定間隔を空けて設けられている。平面基板2の正面および背面は、それぞれ半導体光源3およびベースフレーム20と安定して接合するために、平坦であることが好ましい。また、平面基板2は、正面及び背面に、半導体光源3を発光させるための配線、配線パターン、異なる素子の搭載など、当該分野で公知の手段が施された基板である。この平面基板2には、搭載された半導体光源3に電源を供給するための図示しない電線が配置されており、その電線は、当該分野で通常用いられているものであれば特に限定されるものではない。
半導体光源3は、光を発光することが可能な半導体であれば、例えばLEDなど、特に限定されるものではなく、当該分野で使用されているもののいずれをも使用することができる。また、半導体光源3は、半導体素子チップ自体を用いてもよく、パッケージや被覆部材等により覆われた半導体発光装置を用いてもよい。後者の場合、各構成部材に波長変換部材(例えば、蛍光体等)、拡散剤等が含有されていてもよいし、複数の半導体素子チップが搭載されていてもよい。特に、RGBに対応したフルカラーの半導体発光装置を用いることにより、単色の発光素子を用いる場合よりも、混色性を向上させることができる。半導体光源3は、平面基板2上に等間隔で配置されていることが好ましい。これにより、均一な光の分布を実現することができるとともに、半導体光源3から発生する熱の分布を均等にすることができる。
また、半導体光源3は、LEDを使用する場合、無指向なものの方がレンズ板4との距離を小さくして配置できるので、都合がよい。そして、LEDとレンズ板4との距離を近づけることで、レンズ板4に入射する光量が増え、LEDからの光を有効に使用することができる。なお、半導体光源(LED)3からのレンズ板4への光取り込み角は、45度から80度の間が望ましい。
図4に示すように、レンズ板4は、少なくとも光有効面が光透過性を有する材料で構成されていれば特に限定されず、当該分野で公知の材料によって形成することができるが、例えば、軽量で、強度の強いプラスチック、特に加工性および耐熱性を考慮すると、ポリカーボネートやアクリルなどの樹脂材料にて構成されていることが好ましい。ここでは、光透過性とは、搭載する半導体光源3からの光を100%透過することが好ましいが、混色、色むら等を考慮して、半透明及び不透明(例えば、光透過性が70%程度以上、乳白色のもの等)のものも含むものとする。
このレンズ板4は、半導体光源3の対面するレンズ光入射面4aに第1レンズ部としてのプリズム5を備えると共に、レンズ光出射面4bに第2レンズ部としてのシリンドリカルレンズ9を備えている。レンズ板4のプリズム5は、第1プリズム5Aから第nプリズム5nをそれぞれ凸部とし、この第1プリズム5Aから第nプリズム5nの間の空間を凹部としている。
また、レンズ板4のシリンドリカルレンズ9は、凹部としてシリンドリカルレンズ凹部10と、凸部としてシリンドリカルレンズ凸部11とを備えている。したがって、レンズ板4は、プリズム5により半導体光源3からの光を前後方向に配光し、かつ、シリンドリカルレンズ9により半導体光源3からの光を左右方向に配光するように制御されている。
レンズ板4のレンズ光入射面4aに形成されたプリズム5は、半導体光源3から照射される光を、所定角度で配光するように設定される。つまり、プリズム5は、半導体光源3の数に対応して第1プリズム5Aから第nプリズム5nまでがそれぞれ形成されている。例えば、半導体光源3の一つに対して第1プリズム5A〜第13プリズム5Mの一群が設置されている。したがって、半導体光源3が、例えば、20箇所設定されている場合には、第1プリズム5A〜第13プリズム5Mの一群は、20箇所形成される。
そして、ここでは、プリズム5により、半導体光源3の主光線角θyを照明装置1として支柱50に支持されたときに0度(垂直方向)よりも前方向(図2参照)に傾斜する配光となるように設定している。なお、主光線角θyの求める式は、図2を参照して説明すると、照射したい幅寸法をYとし、照明装置1の設置高さをHとしたときに、θy={tan−1(Y/H)}/2(式1)として設定される。ここで、主光線角θyを傾斜させて使用する理由としては、照明装置1から照射される光は、垂直方向の光の照度が大きくなるため、照射エリアAの全体に亘る照度分布を中央(装置直下)が強くなりすぎないようにするためである。
例えば、主光線角θyを20度とした場合に、半導体光源3の一つに対して中央の第1プリズム5Aと、その第1プリズム5Aから後方に第2プリズム5B〜第7プリズム5Gおよび第1プリズム5Aから前方に第8プリズム5H〜第13プリズム5Mを設置した場合について、図5(a)、(b)を参照して説明する。図5は、照明装置のレンズを示し、(a)はレンズを長手方向に沿った向きで断面にした状態を模式的に示す模式図、(b)はレンズのレンズ光入射面に形成したプリズムを模式的に示す断面図である。なお、第1プリズム5Aを除いて、第2プリズム5B〜第13プリズム5Mまでは、同じような条件で設定されるため、ここでは、n=4個目のプリズムとして第4プリズム5Dを一例にして説明する。
図5(a)に示すように、例えば、主光線角θyを20度に設定した場合には、図5(b)に示すように、第4プリズム5Dのプリズム角αをつぎのように設定する。プリズム角αは、空気中の屈折率(na=1)をnaとし、レンズの屈折率をn1とし、半導体光源3から第4プリズム5Dまでの距離をLとし、各プリズムのピッチ間隔をPとし、プリズム数(n個−1)をmとしたとき、α=[[90−[sin−1{(na/n1)×sinθy}]+sin−1[(na/n1)×sin[tan−1{L/(m×P)}]]]/2+sin−1{(na/n1)×sinθy}(式2)として算出することができる。n1=1.492とし、主光線角θy=20とし、m=4−1=3として、(式2)に代入して算出すると、αは、約58度として求められる。
このようにして、第2プリズム5B〜第13プリズム5Mまでのプリズム角度αを求めて設定している。また、第2プリズム5B〜第13プリズム5Mのプリズム角度αを設定することで、半導体光源3からプリズム入射面6から入射した光は、屈折して全反射面7到達し、その全反射面7により全反射されてレンズ板4から主光線角θyが20度となるように出射する。主光線角θyを20度とした場合において、相対強度と角度(主光線角)の関係を図7(a)に示す。なお、半導体光源3の光は、レンズ板4から出射するときには、後記するように左右方向に対しても所定角度の広がりをもつ状態となる。
また、図5に示すように、第1プリズム5Aは、半導体光源3から入射する光を屈折し、レンズ板4から出射するときに屈折することで主光線角θyを20度とできるようなプリズム入射面6,6が設定される。つまり、半導体光源3からの光の角度と、空気中の屈折率(na=1)をnaと、レンズの屈折率をn1と、レンズ板4から出射する主光線角θyを20とにより、プリズム入射面6,6の角度α1が算出されて設定される。
このように、プリズム5(第1プリズム5A〜第nプリズム5n)をレンズのレンズ光入射面4aに形成することで、レンズ板4により前後方向における配光を制御している。ちなみに、プリズム5がレンズ板4のレンズ光入射面4a側に形成されていることで、第1プリズム5A〜第nプリズム5nの間の空間にホコリや細かなゴミが付着してレンズ板4の性能を低下させることを防止することができる。
つぎに、図6を主に参照して、レンズ板4の左右方向における配光の制御について説明する。図6は、照明装置のレンズを長手方向に直交する向きで断面にした状態を模式的に示す模式図である。図4および図6に示すように、プリズム入射面6のレンズ光出射面4bには、第2レンズ部としてのシリンドリカルレンズ9が形成されている。このシリンドリカルレンズ9は、レンズ板4の長手方向に直交する短手方向に沿って凹凸となるように設定されている。図6に示すように、シリンドリカルレンズ9は、半導体光源3の中央から垂直線方向となる位置にシリンドリカルレンズ凹部10を形成し、このシリンドリカルレンズ凹部10の左右に連続してシリンドリカルレンズ凸部11,11を形成している。
このシリンドリカルレンズ9は、照明装置1からの左右方向における広がり角θxを所定の角度となるように設定される。照明装置1の左右方向における広がり角θxは、照明装置1の設置間隔をXとし、照明装置1の設置高さをHとしたときに、θx=cos−1[H/{√(H+X)}](式3)により算出される。なお、シリンドリカルレンズ凹部10およびシリンドリカルレンズ凸部11,11の曲線は、ここでは、一例として、既存のシミュレーションソフトにより設定されている。
また、シリンドリカルレンズ9は、半導体光源3を点光源として仮定して、一例として、ここでは、広がり角θxを65度に設定している。左右方向における相対強度と角度(広がり角)との関係を図7(b)に示す。このように、照明装置1では、光のピークを中央部分ではなく周辺部分にシフトして設定しても、実際は、半導体光源3が広がりを持っているため、図1に示すような、照射エリアAに対して楕円形状に光が照射され、中央の照度が高く、周辺に向かうにしたがって、照度は低くなっている。
このようにレンズ板4は、レンズ光入射面4a側において、半導体光源3からの光を前後方向において制御するようにプリズム5を第1レンズ部として形成し、また、レンズ光出射面4b側において、半導体光源3からの光を左右方向において制御するようにシリンドリカルレンズ9を第2レンズ部として形成している。そのため、照射エリアAに対して効率よく、かつ、エリア全体に亘って、照明装置1からの光を照射することができるようになる。また、レンズ板4に光の配光する構造を備えるため、照明装置1は、平面基板2の構成が簡易となり、さらに、レンズ4と平面基板2との距離も近づけられることから、装置全体を小型化でコンパクトに形成することができる。
なお、照明装置1は、レンズ板4のレンズ光入射面4aに第1レンズ部としてプリズム5を形成し、また、レンズ光出射面4bに第2レンズ部としてシリンドリカルレンズ9を形成した例として説明したが、例えば、図8(a)、(b)に示すように、レンズ光入射面4aに第1レンズ部としてのシリンドリカルレンズ9を形成し、レンズ光出射面4bに第2レンズ部としてのプリズム5を形成する構成であっても構わない。
つぎに、照明装置1の作用について説明する。
図1に示すように、照明装置1は、歩道などの街路灯として、ここでは設定されている例として説明する。照明装置1は、設置高さHと、歩道の幅寸法Yと、設置間隔Xとにより、照射エリアAに対して、楕円照射面となるように設定される、一例として幅寸法Yを4000mm、高さHを5000mm、設置間隔Xを12000mmとした場合、すでに説明したように、主光線角θyを20度とし、かつ、広がり角θxを65度として設定している。
このように、配光の状態をレンズ板4により設定しているため、平面基板2は、形状を複雑にする必要がない。また、照明装置1は、支柱50の長手方向に対して直交するように水平に設置することで、照射エリアAに対して適切に配光した状態で光照射することができる状態となり、作業者に対して取り扱いを容易となる。
図示しない電源の入力により照明装置1の半導体光源3から光が照射されると、光はレンズ板4のプリズム5のプリズム入射面6から入射して、全反射面7により全反射することで、レンズ光出射面4bに向かい、前後方向において主光軸角θyが20度となる光に制御される。そして、レンズ光出射面4bから出射するときに、シリンドリカルレンズ9により左右方向において65度となるように配光されることになる。
なお、照明装置1は、図1に示すように、楕円形状の照射領域を形成し、隣り合う照明装置1との重なり合う光の照射部分により、照射エリアAに対して万遍なく光を照射することができる。また、照明装置1は、主光線角θyを20度とし、広がり角θxを65度として説明したが、主光線角θyおよび広がり角θxは、照射エリアの条件により所定の角度に設定され、その数値が限定されるものではない。
また、照明装置1は、長手方向を道路の幅方向に沿って設置するものとして説明したが、照明装置1の長手方向を道路の長さ方向に沿って設置するようにしてもよい。照明装置1は、長手方向を道路の長さ方向に沿って設置する場合には、例えば、図9(a)〜(d)に示すように、プリズム5およびシリンドリカルレンズ9の向きが90度回転した状態で設置される。つまり、レンズ板4は、プリズム5の凹部および凸部がレンズ板4の短手方向に沿って形成された状態とし、また、シリンドリカルレンズ9の凹凸がレンズ板4の長手方向に沿って形成されることになる。
さらに、レンズ板4は、長方形状に形成した一体のものとして説明したが、半導体光源3ごとに分割されている構成とすることや、あるいは、複数の半導体光源3ごとに対応して分割された状態で構成されるものであっても構わない。また、第1レンズ部および第2レンズ部は、それぞれ、凹凸が繰り返される形状である凹凸部として説明したが、異なる屈折率の部材を組み合わせて構成するものであっても構わない。
本発明は、前後方向および左右方向に対して配光を制御するレンズを備える照明装置であるため、屋外のみならず屋内でも使用される照明、街路灯、防犯灯、標識灯を始め、各種の照明灯に使用することができるものである。
本発明に係る照明装置の設置状態を模式的に示す斜視図である。 本発明に係る照明装置の設置状態を模式的に示す側面図である。 本発明に係る照明装置を分解して示す分解斜視図である。 本発明に係る照明装置のレンズを示し、(a)はレンズの一部を切り欠いて下方から見上げた視野における斜視図、(b)はレンズの一部を切り欠いて上方から見下げた視野における斜視図である。 本発明に係る照明装置のレンズを示し、(a)はレンズを長手方向に沿った向きで断面にした状態を模式的に示す模式図、(b)はレンズのレンズ光入射面に形成したプリズムを模式的に示す断面図である。 本発明に係る照明装置のレンズを長手方向に直交する向きで断面にした状態を模式的に示す模式図である。 本発明に係る照明装置において、(a)は、前後方向における相対強度と主光線角の角度との関係を示すグラフ図、(b)は、左右方向における相対強度と広がり角度との関係を示すグラフ図である。 (a)、(b)は、本発明に係る照明装置の他の構成を示すレンズを断面にして模式的に示す模式図である。 本発明に係る照明装置の他の構成のレンズ板を示し、(a)はレンズ板のレンズ光出射面を上に向けて上方から見た状態の斜視図、(b)はレンズ板のレンズ光出射面の一部を拡大して断面にした断面図、(c)はレンズ板のレンズ光入射面を上に向けて上方から見た状態の斜視図、(d)はレンズ板のレンズ入射面の一部を拡大して断面にした断面図である。
符号の説明
1 照明装置
2 平面基板
3 半導体光源
4 レンズ
4a レンズ光入射面
4b レンズ光出射面
5 プリズム(第1レンズ部)
5A〜5n 第1プリズム〜第nプリズム(凸部)
6 プリズム入射面
7 全反射面
8 空間(凹部)
9 シリンドリカルレンズ(第2レンズ部)
10 シリンドリカルレンズ凹部
11 シリンドリカルレンズ凸部
20 ベースフレーム
21 取付面
22 支持部
30 ワイヤアセンブリ
35 接着部材
36 ネジ
37 コーキング材
50 支柱
A 照射エリア
X 設置間隔
Y 幅寸法

Claims (5)

  1. 長尺な平面基板と、この平面基板上の長手方向に沿って複数並べて設けた半導体光源と、この半導体光源に対向する位置に配置したレンズ板とを備える照明装置において、
    前記レンズ板は、前記半導体光源と対面するレンズ光入射面と、このレンズ光入射面からレンズ厚みを介して形成されるレンズ光出射面とを有し、前記レンズ光入射面および前記レンズ光出射面の一方に、前記半導体光源からの光を長手方向に沿って配光する第1レンズ部を形成すると共に、前記レンズ光入射面および前記レンズ光出射面の他方に、前記半導体光源からの光を前記長手方向に直交する短手方向に沿って配光する第2レンズ部を形成したことを特徴とする照明装置。
  2. 前記レンズ板の長手方向に沿って配光される光の主光線軸は、前記半導体光源から長手方向に沿った一方向に傾斜させて配光するように前記第1レンズ部を形成し、かつ、前記レンズ板の短手方向に配光される光が、配光される中心部分より周辺部分に光のピークを持つように前記第2レンズ部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記レンズ板の第1レンズ部は、前記半導体光源からの光を入射して所定角度に屈折する入射するプリズム入射面と、このプリズム入射面に入射した光を全反射して出力する全反射面とを備える凸部であるプリズムと、このプリズムから次のプリズムまでの所定間隔を形成した凹部である空間とを長手方向に沿って繰り返して形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記レンズ板の第2レンズ部は、前記半導体光源からの光が、予め幅方向と長さ方向とで区画される照射エリアの長さ方向の所定位置に到達するように、当該レンズ板の短手方向に凹部と凸部とを繰り返して形成されたシリンドリカルレンズであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明装置。
  5. 前記レンズ板および前記平面基板は、幅方向と長さ方向とで区画される照射エリアに対して、当該レンズ板および当該平面基板の長手方向を、前記照射エリアの幅方向または前記照射エリアの長さ方向に沿って配置することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の照明装置。
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