JP2009250534A - 浴室用リモートコントローラおよびこれを有する給湯機 - Google Patents

浴室用リモートコントローラおよびこれを有する給湯機 Download PDF

Info

Publication number
JP2009250534A
JP2009250534A JP2008099490A JP2008099490A JP2009250534A JP 2009250534 A JP2009250534 A JP 2009250534A JP 2008099490 A JP2008099490 A JP 2008099490A JP 2008099490 A JP2008099490 A JP 2008099490A JP 2009250534 A JP2009250534 A JP 2009250534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
bathroom
display unit
remote controller
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008099490A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehide Kamibayashi
武英 上林
Masao Oyama
正夫 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2008099490A priority Critical patent/JP2009250534A/ja
Publication of JP2009250534A publication Critical patent/JP2009250534A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control For Baths (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

【課題】常設箇所から離れた場所で給湯機の運転条件の確認を行う際の利便性を高め易い浴室用リモートコントローラを得ること。
【解決手段】浴室BR内に設けられ、給湯機の制御装置に運転動作に関する制御信号を送信する浴室用リモートコントローラ130を構成するにあたり、該浴室用リモートコントローラを2つのユニット、すなわち、浴室に固定配置され、給湯機の運転動作に関する指令を入力すると共に、指令に応じた制御信号を制御装置に送信する本体ユニット120と、本体ユニットに接続されて上記の指令に対応した内容を表示する表示ユニット110とに分け、本体ユニットに設けたホルダ部123に表示ユニットを着脱自在に保持させる。
【選択図】 図2−1

Description

本発明は、給湯機の運転動作を制御する制御装置に浴室内から制御信号を送信する浴室用リモートコントローラ、および該浴室用リモートコントローラを有する給湯機に関する。
今日では、例えば台所や居間や浴室の壁面などに設けられたリモートコントローラから、設定温度の変更や設定湯量の変更などの操作を行うことができる給湯機が開発されている。このような給湯機で使用されるリモートコントローラは、通常、所望箇所に常設されるが、その一部を移動可能にしたリモートコントローラもある。例えば特許文献1には、台所や居間や浴室の壁面などに常設されて電源に接続される充電器と、該充電器に対して着脱自在に設けられて制御対象機器(給湯機や空気調和機など)の動作設定および制御対象機器の動作状況の表示を行うことができるモニタユニットとを備え、充電器からモニタユニットを離脱させたときでも当該モニタユニットによる動作設定と動作状況の表示とを可能にしたリモートコントローラシステムが記載されている。
特開2004−360946号公報
特許文献1に記載されたリモートコントローラでは、常設箇所から離れた場所で給湯機の運転条件の確認を行う際に、操作部と表示部との併存により大型となったモニタユニットを持ち運ばなければならず、持ち運ぶ際の利便性が悪い。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、常設箇所から離れた場所で給湯機の運転条件の確認を行う際の利便性を高め易い浴室用リモートコントローラ、および該リモートコントローラを有する給湯機を得ることを目的とする。
上記の目的を達成する本発明の浴室用リモートコントローラは、給湯機の運転動作を制御する制御装置に運転動作に関する制御信号を送信する浴室用リモートコントローラであって、浴室に固定配置され、給湯機の運転動作に関する指令の入力と制御装置に指令に応じた制御信号の送信とを行う本体ユニットと、本体ユニットに接続されて上記の指令に対応した内容を表示する表示ユニットと、を備え、本体ユニットは表示ユニットを保持するホルダ部を有し、表示ユニットはホルダ部に着脱自在に保持されることを特徴とする。
上記の目的を達成する本発明の給湯機は、水を湯に沸き上げる熱源器と、熱源器で沸き上げられた湯を浴室に供給する給湯管路と、給湯管路に設けられた湯水混合弁と、湯水混合弁に接続された給水管路とを備え、熱源器で沸き上げられた湯を浴室に供給する運転動作を制御装置により制御する給湯機において、浴室に配置されて制御装置に制御信号を送信する本発明の浴室用リモートコントローラを有することを特徴とする。
本発明の浴室用リモートコントローラでは、浴室に固定配置される本体ユニットに表示ユニットが着脱自在に配置されており、本体ユニットから離れた場所で給湯機の運転条件の確認を行うことができる。表示ユニットに指令入力部を設けていないので、該表示ユニットを容易に小型化することができ、結果としてその携行性を容易に高めることができる。従って、本発明によれば、本体ユニットの常設箇所から離れた場所で給湯機の運転条件の確認を行う際の利便性を高め易い浴室用リモートコントローラを得ることができる。
また、本発明の給湯機によれば、該給湯器が本発明の浴室用リモートコントローラを有しているので、本体ユニットの常設箇所から離れた場所で運転条件の確認を行う際の利便性を高め易くなる。
以下、本発明の浴室用リモートコントローラおよび給湯機それぞれの実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は下記の実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の給湯機の一例を示す概略図である。同図では、給湯機の一例として追焚き機能付き給湯機140を示している。追焚き機能付き給湯機140は、市水などの低温水を熱源器で湯に沸き上げて所望箇所に給湯する機能と、浴槽150で用いられた浴水150aを追い焚きする機能とを有するものであり、ヒートポンプユニット10、給湯ユニット100、および浴室用リモートコントローラ130を備えている。以下、追焚き機能付き給湯機140の各構成要素について説明する。
上記のヒートポンプユニット10は、水を湯に沸き上げる加熱源である。ヒートポンプユニット10は、図示しない熱交換器を有しており、貯湯タンク20の下部から沸上げ用循環管路40に流入した水を熱交換器により湯に沸き上げて貯湯タンク20に戻す。
一方、給湯ユニット100は、貯湯タンク20、給水管路30、沸上げ用循環管路40、熱源用循環管路50、追焚き用循環管路60、追焚き用熱交換器65、給湯管路80、圧力逃がし弁85、制御装置90、およびユニットケースUCを有している。
貯湯タンク20は、給水管路30から供給される水を貯留すると共にヒートポンプユニット10で沸き上げられた湯を貯留するものであり、常に満水状態に保たれる。追焚き機能付き給湯機140の使用時には、貯湯タンク20内に温度成層が形成される。
給水管路30は市水などの低温水を貯湯タンク20、給湯管路80中の第1、第2湯水混合弁81a、81b、第1給湯栓160、および第2給湯栓165に供給する管路であり、第1〜5給水管路部30a〜30eと水圧を所定値以下にする減圧弁25とを含んでいる。第1給水管路部30aは水道などの水源(図示せず)と減圧弁25とを繋ぎ、第2給水管路部30bは減圧弁25と貯湯タンク20の下部とを繋ぎ、第3給水管路部30cは減圧弁25と第1、第2湯水混合弁81a、81bとを繋ぐ。また、第4給水管路部30dは第1給水管路部30aから分岐して該第1給水管路部30aと第1給湯栓160とを繋ぎ、第5給水管路部30eは第1給水管路部30aから分岐して該第1給水管路部30aと第2給湯栓165とを繋ぐ。
沸上げ用循環管路40は、貯湯タンク20の下部から水を取水して貯湯タンク20の上部から該貯湯タンク20に戻す管路であり、往き管40a、戻り管40b、沸上げ用送水ポンプ35、第1三方弁41a、第2三方弁41b、バイパス配管42を含んでいる。往き管40aは貯湯タンク20の下部とヒートポンプユニット10内の図示しない熱交換器とを繋ぎ、戻り管40bは熱交換器と貯湯タンク20の上部とを繋ぐ。往き管40aの途中経路には第1三方弁41aと、第1三方弁41aの下流側に接続された沸上げ用送水ポンプ35とが設けられ、戻り管40bの途中経路には、第2三方弁41bが設けられ、第1三方弁41aと第2三方弁41bとはバイパス配管42により互いに接続されている。第1三方弁41aおよび第2三方弁41bの各々は、制御装置90により動作制御される電動式の三方弁である。
熱源用循環管路50は、貯湯タンク20の上部から湯を取水して貯湯タンク20の下部から該貯湯タンク20に戻す管路であり、往き管50a、戻り管50b、および熱源用送水ポンプ45を含んでいる。往き管50aは貯湯タンク20の上部と追焚き用熱交換器65の上部とを繋ぎ、戻り管50bは追焚き用熱交換器65の下部と貯湯タンク20の下部とを繋ぐ。熱源用送水ポンプ45は、戻り管50bの途中経路に設けられている。
追焚き用循環管路60は、浴槽150の側部から浴水150aを取水して浴槽150の側部から該浴槽150に戻す管路であり、往き管60a、戻り管60b、および追焚き用送水ポンプ55を含んでいる。往き管60aは、浴槽150の側部と追焚き用熱交換器65の下部にある浴槽側入口(図示せず)とを繋ぎ、戻り管60bは、追焚き用熱交換器65の上部にある浴槽側出口(図示せず)と浴槽150の側部とを繋ぐ。追焚き用送水ポンプ55は往き管60aの途中経路に設けられている。
追焚き用熱交換器65は、複数の伝熱プレートが当該追焚き用熱交換器65での高さ方向に積層されたプレート式熱交換器であり、熱源用循環管路50を流れる湯と追焚き用循環管路60を流れる浴水150aとの間で熱交換を行って浴水150aを加温する。
給湯管路80は、貯湯タンク20に貯留された湯を浴槽150、第1給湯栓160、または第2給湯栓165に供給するものであり、第1〜3給湯管路部80a〜80c、第1湯水混合弁81a、および第2湯水混合弁81bを含んでいる。
第1給湯管路部80aにおける貯湯タンク20側の端部は熱源用循環管路50の往き管50aと共用される第1共用管路部CLになっており、当該第1給湯管路部80aでの下流側端部は2つの流路に分岐して一方が第1湯水混合弁81aに、他方が第2湯水混合弁81bにそれぞれ接続されている。第1湯水混合弁81aおよび第2湯水混合弁81bの各々は、電動式の混合弁である。
また、第2給湯管路部80bは、第1湯水混合弁81aと追焚き用循環管路60での戻り管60bとを繋いでおり、追焚き用循環管路60は給湯管路80の一部となっている。第1給湯管路部80a、第1湯水混合弁81a、第2給湯管路部80b、および追焚き用循環管路60により、貯湯タンク20内の湯を浴槽150に給湯する浴槽用給湯管路BLが構成されている。従って、浴槽用給湯管路BLは追焚き用循環管路60を含む。
給湯管路80における第3給湯管路部80cの上流端は第2湯水混合弁81bに接続され、当該第3給湯管路部80cでの下流側端部は2つの流路に分岐して一方が第1給湯栓160に、他方が第2給湯栓165にそれぞれ接続されている。なお、給水管路30での第3給水管路部30cの下流側端部は2つの管路に分岐して一方が上述の第1湯水混合弁81aに、他方が上述の第2湯水混合弁81bにそれぞれ接続されている。圧力逃がし弁85は、貯湯タンク20の頂部に配管83を介して接続されて、貯湯タンク20の内圧過上昇を防ぐ。
制御装置90は、浴室BRに設けられた浴室用リモートコントローラ130からユーザにより入力された沸上げ開始時刻、沸上げ温度、給湯温度などを指定する情報や、追焚き運転開始、給湯温度変更など追焚き機能付き給湯機140の運転動作に関する指令に基づいてヒートポンプユニット10、沸上げ用送水ポンプ35、第1三方弁41a、第2三方弁41b、熱源用送水ポンプ45、追焚き用送水ポンプ55、第1湯水混合弁81a、または第2湯水混合弁81bの動作を制御する。
給湯ユニット100を構成する上述の給水管路30、沸上げ用循環管路40、追焚き用循環管路60、給湯管路80、および浴室用リモートコントローラ130を除いた残りの構成部材は、ユニットケースUCに納められている。給水管路30、沸上げ用循環管路40、追焚き用循環管路60、および給湯管路80の各々は、その一部がユニットケースUCの外部にまで延在している。
上述の構成を有する追焚き機能付き給湯機140は、前述のように浴室用リモートコントローラ130からユーザにより入力された沸上げ開始時刻、沸上げ温度、給湯温度などの情報や追焚き運転開始、給湯温度変更などの指令に基づいて動作する。
例えば、沸上げ開始時刻になると、制御装置90による制御の下にヒートポンプユニット10および沸上げ用送水ポンプ35が起動されて沸上げ運転が開始され、所定量、所定温度の湯が貯湯タンク20に貯留されるまで継続される。この間、貯湯タンク20内の低温水が沸上げ用循環管路40(図1参照)に流入し、ヒートポンプユニット10で湯に沸き上げられた後に貯湯タンク20の上部から該貯湯タンク20に戻される。
また、追焚き運転開始の指令が浴室用コントローラ130から入力されると、制御装置90による制御の下に熱源用送水ポンプ45および追焚き用送水ポンプ55が起動され、貯湯タンク20内の湯が熱源用循環管路50を流れる一方で浴水150aが追焚き用循環管路60を流れ、追焚き用熱交換器65で熱交換が行われて浴水150aが追焚きされる。第1給湯栓160、第2給湯栓165からの給湯温度は、浴室用コントローラ130から予め入力されて当該給湯温度を指定する情報、または浴室用コントローラ130から入力された給湯温度変更指令に応じて制御装置90が第2湯水混合弁81bの弁開度を変更することにより制御される。
このように動作する追焚き機能付き給湯機140は、浴室用リモートコントローラ130に特徴を有しているので、以下、当該浴室用リモートコントローラ130について図2−1および図2−2を参照して詳述する。
図2−1は、図1に示した追焚き機能付き給湯機での浴室用リモートコントローラを概略的に示す斜視図であり、図2−2は、図2−1に示した浴室用リモートコントローラを構成している表示ユニットをその裏面側から概略的に示す斜視図である。図2−1に示す浴室用リモートコントローラ130は、表示ユニット110と、本体ユニット120を含み構成される。
表示ユニット110は、本体ユニット120に無線接続されて、該本体ユニット120から制御装置90に出される指令に対応した内容を表示するユニットであり、本体ユニット120に着脱自在に配置されている。この表示ユニット110は直方体状を呈し、その表示ユニットのおもて面110f側には、上記指令に対応した内容の一部または全部を表示する第1表示部111が配置されている。第1表示部111は、例えば液晶表示パネルを備えて構成され、本体ユニット120から入力された給湯温度変更などの指令に対応した文字、キャラクタ、シンボルなどの画像を表示する。
図2−1または図2−2に示すように、表示ユニットの上面110uおよび表示ユニットの下面110dには、当該表示ユニット110を本体ユニット120に装着したときの脱落を防止する第1係合部EP1、例えば鉤がそれぞれ2つずつ設けられている。なお、図2−1および図2−2においては、便宜上、各第1係合部EP1を太い実線、または破線の矩形で表している。
また、図2−2に示すように、表示ユニットの裏面110rには、本体ユニット120から発信される無線信号を受信する受信部112の一部が露出していると共に、浴室の壁面WS(図2−1参照)に設けられたフックなどの固定具(図示せず)に係合されて、表示ユニット110を本体ユニット120から浴室の壁面WSに移設することを可能にする2つの第2係合部EP2、具体的には円柱状に凹んだ2つの壁面固定用穴が設けられている。
図2−1に示すように、本体ユニット120は、浴室の壁面WSに固定配置される直方体状のユニットである。本体ユニット120は、追焚き機能付き給湯機140(図1参照)の運転動作に関する指令および情報をユーザが入力する機能と、追焚き機能付き給湯機140の制御装置90(図1参照)に上記の指令に応じた制御信号や上記の情報に応じた信号を送信する機能と、上記の指令または情報に対応した内容を表示する機能と、上記の指令に対応した画像の表示を表示ユニット110に指示する表示指示信号を作成して発信する機能とを備えている。
本体ユニットのおもて面120f側には、ユーザが追焚き機能付き給湯機140(図1参照)の運転動作に関する指令や情報を入力する際に用いる複数の操作ボタンを備えた操作部121が配置されている。ユーザは、操作部121を用いて、例えば沸上げ開始時刻、沸上げ温度、給湯温度、浴槽150内の浴水150a(図1参照)の設定温度、浴槽150内の浴水150aの設定湯量などを指定する情報や、追焚き運転開始、給湯温度変更などの指令を入力することができる。
また、本体ユニットのおもて面120f側には、操作部121から入力された指令に対応した内容を表示する第2表示部122が配置されている。第2表示部122は、液晶ディスプレイなどを備えて構成され、操作部121から入力された指令あるいは情報のうち一部あるいは全部に対応する画像を表示する。第2表示部122には、例えば沸上げ開始時刻、沸上げ温度、給湯温度、追焚き運転開始、給湯温度変更、浴槽150内の浴水150a(図1参照)の設定温度、浴槽150内の浴水150aの設定湯量などが表示される。
また、第2表示部122内には、表示ユニット110を着脱自在に保持するホルダ部123が設けられている。ホルダ部123は、本体ユニット120の厚さ方向に窪んだ直方体状の凹部であり、5つの壁面により画定されている。このホルダ部123は、表示ユニットのおもて面110fを外側にして該表示ユニット110を収容し得る大きさの内形寸法を有している。ホルダ部123を画定する上記5つの壁面のうちで表示ユニットの上面110uに対応する壁面123u、および表示ユニットの下面110d(図2−2参照)に対応する壁面123dには、それぞれ、表示ユニット110を保持する際に第1係合部EP1に係合する係合部CP、例えば第1係合部EP1が鉤であるときには該鉤が挿入される受け金が2つずつ設けられている。
また、ホルダ部123を画定する上記5つの壁面のうちで表示ユニットの裏面110rに対応する壁面123rには、追焚き機能付き給湯機140(図1参照)の運転動作に関する制御信号を制御装置90に送信すると共に、表示ユニット110に画像の表示を指示する表示指示信号を発信する送信部124の一部が露出している。ホルダ部123により表示ユニット110を保持したとき、壁面123rでの送信部124の露出箇所と、表示ユニットの裏面110rでの受信部112の露出箇所とは、互いに対向する。
なお、表示ユニット110および本体ユニット120の各々は、水に濡れても動作に支障を来さないように、防水構造となっている。
このように構成された浴室用リモートコントローラ130では、本体ユニット120は浴室の壁面WSに固定配置されるものの、表示ユニット110は本体ユニット120のホルダ部123に着脱自在に保持される。また、表示ユニット110に入力操作機能を付与していないので、該表示ユニット110を容易に小型化することができ、結果としてその携行性を容易に高めることができる。従って、例えば特許文献1に記載されたリモートコントローラに比べ、本体ユニット120の常設箇所から離れた場所で追焚き機能付き給湯機140の運転条件の確認を行う際の利便性を容易に高めることができる。
例えば、浴室BR(図1参照)での所望箇所に所定の固定具、すなわち表示ユニット110の第2係合部EP2に係合する固定具を予め取り付けておけば、表示ユニット110を自由に移設することが可能になる。例えば第1給湯栓160(図1参照)側の壁面に上記の固定具を取り付けておけば、第1給湯栓160を使用するときにユーザが表示ユニット110を上記の壁面に移設することができ、第1給湯栓160を使用している最中であっても体勢をそれ程変えることなく表示ユニット110により追焚き機能付き給湯機140の運転条件の確認を行うことができる。浴室BR(図1参照)での本体ユニット120の固定配置箇所(常設箇所)がどこであるかに拘わらず、表示ユニット110により所望箇所から追焚き機能付き給湯機140の運転条件の確認を行うことができる。
なお、表示ユニット110の第1表示部111に表示する追焚き機能付き給湯機140の運転条件は、本体ユニット120の第2表示部122に表示される運転条件の表示と重複していても良いし、第2表示部122に表示される運転条件との重複を排除して必要最小限に抑えたものであってもよい。第1表示部111には、例えば給湯温度が表示され、該第1表示部111が第1給湯栓160の近傍に固定されることにより、給湯温度を確認しながら第1給湯栓160から供給される湯を使用することができる。
上述した技術的効果を奏する浴室用リモートコントローラ130での送受信に係る具体的構成は特に限定されるものではなく、種々の構成をとることができる。以下、図2−1で用いた参照符号を適宜引用しつつ図3を参照して、浴室用リモートコントローラでの送受信に係る構成を具体的に説明する。
図3は、本発明の浴室用リモートコントローラでの送受信に係る構成の一例を示すブロック図である。同図に示す浴室用リモートコントローラ130は、表示ユニット110と本体ユニット120とを備えている。表示ユニット110は、第1表示部111、受信部112、第1制御部113、および内部電源114を有し、第1制御部113は、第1表示部111と、受信部112と、内部電源114とに接続されている。内部電源114は、第1表示部111や受信部112にも接続されている。一方、本体ユニット120は、操作部121、第2表示部122、送信部124、および第2制御部125を有し、第2制御部125は、操作部121と、第2表示部122と、送信部124とに接続されている。
本体ユニット120では、ユーザにより操作部121が操作されると、該操作内容に対応した電気信号が第2制御部125に送られる。第2制御部125は、操作部121から電気信号を受けると、該電気信号を解析処理して、必要に応じて所定の電気信号を送信部124に送る。上記の解析処理では、操作部121から送られてきた電気信号が誤操作によるものなのか正規の操作、すなわち指令や情報の入力によるものなのかが判断される。
この解析処理の結果、誤操作によるものであると判断された場合には当該電気信号が削除され、正規の操作によるものであると判断された場合には、操作部121から入力された指令または情報に対応した制御信号を追焚き機能付き給湯機140の制御装置90(図1参照)に送信することを指示する第1送信指示信号が送信部124に送られる。また、上記の電気信号が指令の入力によるものであったときには、指令に対応した内容の画像を表示ユニット110に表示させるべき指令であるか否かをも併せて解析され、表示ユニット110に画像を表示させるべき指令であったときには、前述した表示指示信号の送信を指示する第2送信指示信号が送信部124に送られる。
第2制御部125から第1送信指示信号を受けた送信部124は、該第1送信指示信号に対応した制御信号を作成して、制御装置90に該制御信号を送信する。また、第2制御部125から第2送信指示信号を受けた送信部124は、該第2送信指示信号に対応した表示指示信号を作成して発信する。
表示ユニット110では、上記表示指示信号を受信部112が受信すると、該表示指示信号に対応した電気信号が受信部112で作成されて第1制御部113に送られる。第1制御部113は、受信部112から電気信号を受けると、該電気信号を解析処理して、該電気信号に対応した画像の表示内容を指定する表示内容指定信号を第1表示部111に送る。この表示内容指定信号を受けた第1表示部111は、当該表示内容指定信号に対応する画像表示を行う。
以上、本発明の浴室用リモートコントローラおよび給湯機について実施の形態を挙げて説明したが、前述のように、本発明は上述の形態に限定されるものではない。実施の形態では、本発明の浴室用リモートコントローラを備えた給湯機として追焚き機能付き給湯機140(図1参照)を挙げているが、本発明の給湯機は本発明の浴室用リモートコントローラから制御信号を受けて運転動作を行うものであればよく、その構成は適宜変更可能である。例えば追焚き機能が該給湯機に付与されていなくてもよい。また、本発明の浴室用リモートコントローラは、1つの本体ユニット120と複数の表示ユニット110(図2−1参照)とにより構成して、複数箇所に表示ユニットを移設可能にしてもよい。
表示ユニット110に設ける第1係合部EP1と本体ユニット120に設ける係合部CP(図2−1参照)との具体的な組み合わせは、本体ユニット120に表示ユニット110を装着した際に表示ユニット110の脱落を防止することできるものであればよく、実施の形態で説明した鉤と受け金との組み合わせ以外にも種々の組み合わせを適宜選定することができる。例えば第1係合部EP1としてマグネットを使用し、係合部CPとして磁性金属または磁性合金を使用することもできる。
同様に、表示ユニット110に設ける第2係合部EP2の構造は、表示ユニット110を浴室BR(図1参照)内の所望箇所に移設可能にするものであればよく、適宜選定可能である。例えば浴室BRの壁面に固定具として面ファスナーを設ける場合には、該面ファスナーに係合する面ファスナーを第2係合部EP2として使用することができる。また、浴室BRの壁面に固定具として棒状凸部を設ける場合には、表示ユニットの上面110uでの2点間にチェーンや紐を架け渡して第2係合部EP2とすることもできる。固定具を設けずに浴室の所望箇所に表示ユニット110を直接固定することができるように、表示ユニットの裏面110rまたは表示ユニットの下面110dに第2係合部EP2として吸盤を設けてもよい。なお、第2係合部EP2は省略することも可能である。
表示ユニット110の内部電源114(図3参照)の電力残量をユーザが容易に確認することができるように、LED(発光ダイオード)などを用いて構成されて内部電源114の電力残量を示すインジケータ部を表示ユニットのおもて面110fまたは表示ユニットの上面110uに設けてもよい。本発明の浴室用リモートコントローラおよび給湯機については、上述した以外にも種々の変形、修飾、組合せ等が可能である。
本発明の給湯機および浴室用リモートコントローラの各々は、家庭用または業務用の給湯機およびその浴室用リモートコントローラとして好適である。
本発明の給湯機の一例を示す概略図である。 図1に示した追焚き機能付き給湯機での浴室用リモートコントローラを概略的に示す斜視図である。 図2−1に示した浴室用リモートコントローラを構成している表示ユニットをその裏面側から概略的に示す斜視図である。 本発明の浴室用リモートコントローラでの送受信に係る構成の一例を示すブロック図である。
符号の説明
10 ヒートポンプユニット
20 貯湯タンク
30 給水管路
40 沸上げ用循環管路
50 熱源用循環管路
60 追焚き用循環管路
65 追焚き用熱交換器
80 給湯管路
90 制御装置
100 給湯ユニット
110 表示ユニット
110f 表示ユニットのおもて面
110u 表示ユニットの上面
110d 表示ユニットの下面
110r 表示ユニットの裏面
111 第1表示部
112 受信部
113 第1制御部
114 内部電源
120 本体ユニット
120f 本体ユニットのおもて面
121 操作部
122 第2表示部
123 ホルダ部
124 送信部
125 第2制御部
130 浴室用リモートコントローラ
140 追焚き機能付き給湯機
150 浴槽
150a 浴水
160 第1給湯栓
165 第2給湯栓
BR 浴室
EP1 第1係合部
EP2 第2係合部
CP 係合部
WS 浴室の壁面

Claims (7)

  1. 浴室内に設けられ、給湯機の運転動作を制御する制御装置に前記運転動作に関する制御信号を送信する浴室用リモートコントローラであって、
    前記浴室に固定配置され、前記給湯機の運転動作に関する指令の入力と前記制御装置に前記指令に応じた制御信号の送信とを行う本体ユニットと、
    該本体ユニットに接続されて前記指令に対応した内容を表示する表示ユニットと、
    を備え、
    前記本体ユニットは前記表示ユニットを保持するホルダ部を有し、前記表示ユニットは前記ホルダ部に着脱自在に保持されることを特徴とする浴室用リモートコントローラ。
  2. 前記本体ユニットは、前記指令に対応した内容を表示する表示部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の浴室用リモートコントローラ。
  3. 前記表示ユニットは、前記指令が給湯温度を指定するものであるときに、該指令により指定された給湯温度を表示することを特徴とする請求項1または2に記載の浴室用リモートコントローラ。
  4. 前記表示ユニットは、前記浴室の壁面に設けられた固定具に係合する係合部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の浴室用リモートコントローラ。
  5. 前記係合部は、穴であることを特徴とする請求項4に記載の浴室用リモートコントローラ。
  6. 前記表示ユニットは、内部電源を更に有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の浴室用リモートコントローラ。
  7. 水を湯に沸き上げる熱源器と、該熱源器で沸き上げられた湯を浴室に供給する給湯管路と、該給湯管路に設けられた湯水混合弁と、該湯水混合弁に接続された給水管路とを備え、前記熱源器で沸き上げられた湯を前記浴室に供給する運転動作を制御装置により制御する給湯機において、
    前記浴室に配置されて前記制御装置に制御信号を送信する請求項1〜6のいずれか1つに記載の浴室用リモートコントローラを有することを特徴とする給湯機。
JP2008099490A 2008-04-07 2008-04-07 浴室用リモートコントローラおよびこれを有する給湯機 Pending JP2009250534A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008099490A JP2009250534A (ja) 2008-04-07 2008-04-07 浴室用リモートコントローラおよびこれを有する給湯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008099490A JP2009250534A (ja) 2008-04-07 2008-04-07 浴室用リモートコントローラおよびこれを有する給湯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009250534A true JP2009250534A (ja) 2009-10-29

Family

ID=41311432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008099490A Pending JP2009250534A (ja) 2008-04-07 2008-04-07 浴室用リモートコントローラおよびこれを有する給湯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009250534A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012017956A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Panasonic Electric Works Co Ltd 給湯システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012017956A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Panasonic Electric Works Co Ltd 給湯システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2604669A (en) Methods of configuring and controlling hot water supply installations
JP2006308233A (ja) 給湯装置
JP2006234248A (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JP2009250534A (ja) 浴室用リモートコントローラおよびこれを有する給湯機
KR101073785B1 (ko) 냉온수 공급 시스템
JP2009250533A (ja) 浴室用リモートコントローラおよびこれを有する給湯機
JP5997922B2 (ja) 給湯機
JP5427510B2 (ja) ヒートポンプ給湯システム
JP5188378B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
JP2011080682A (ja) 貯湯式給湯機
US20140102569A1 (en) Water faucet with triple-set controller
JP2019090555A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2007271237A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2006234241A (ja) 給湯システム
JP5090019B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP2014047967A (ja) 給湯機
JP4946835B2 (ja) 給湯装置
JP2008170099A (ja) 給湯システム及び方法
JP2008095981A (ja) 貯湯式給湯機
JP2014025597A (ja) 貯湯式給湯機
JP2019116982A (ja) 貯湯式給湯装置
JP5498895B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP2018071952A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2010266167A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2008261581A (ja) 給湯装置