JP2009250181A - エンジン計測におけるタイミング同期方法及び装置 - Google Patents

エンジン計測におけるタイミング同期方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ロータリーエンコーダの故障をバックアップできるようにする。
【解決手段】 クランク軸3にロータリーエンコーダ7を設け、固定周波数の補助タイミング信号10用の補助タイミング信号発生器9を設ける。制御装置12のA/D変換器14にセンサ出力17を取り込むためのタイミング信号15を、エンコーダパルス8と補助タイミング信号10で切り替える切替器11を設ける。クランク軸3の1回転に1つの基準信号19を出す基準信号センサ18を設ける。ロータリーエンコーダ7故障時は、A/D変換器14にて補助タイミング信号10をタイミング信号15としてセンサ出力17を取り込み、基準信号19を基に補助タイミング信号10の1パルス当りのクランク軸3の回転角度を求めた後、クランク軸3が所定の角度となるようカウントした補助タイミング信号15のパルスに同期したタイミングでセンサ出力値を保存させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、舶用エンジン等のエンジンの運転中の状況を計測するために該エンジンに取り付けた各種センサよりクランク軸の角度と同期してセンサ信号を取り込むために用いるエンジン計測におけるタイミング同期方法及び装置に関するものである。
船舶用のエンジンの開発時には、エンジンに温度センサ、圧力センサ、潤滑用の油膜の厚さを測るセンサ等の各種センサを取り付けて、センサ設置個所をピストンが通過するタイミングや、点火のタイミング等、各センサごとに個別に設定されたエンジン運転中における所定位置にピストンが配置されるタイミングに同期させて、上記各種センサからのセンサ出力値を計測することで、上記エンジンの運転中の状況を計測する試験が行われている。
上記のように、エンジン運転中の所定のタイミングでエンジンに取り付けた各種センサからセンサ信号を取り込む場合、通常は、クランク軸の角度(回転角度)を基準として、エンジン運転中のピストンの位置を検出して、上記各種センサからセンサ信号を取り込むタイミングを計るようにしてある。
ところで、エンジンのクランク軸の角度に同期してエンジン内圧や温度等の事象を計測する場合、クランク軸に取り付けた回転角度センサとしてのロータリーエンコーダから出力されるパルス信号をタイミング信号として、A/D変換器で上記各種センサからのセンサ信号を取り込む方式が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
すなわち、ロータリーエンコーダは、回転速度に関係なく一回転当り一定数のパルスを発するものであるため、エンジンのクランク軸にロータリーエンコーダを取り付けて、クランク軸の1回転ごとにロータリーエンコーダより1回発せられる原点信号からのエンコーダパルスの数をカウントすることで、エンジンの回転数(回転速度)に影響を受けることなくクランク軸の角度を検出できるという利点を有している。
特に、船舶用エンジンではピストンストロークが数メートルになることもあるため、このような大ストロークのピストンのセンサ設置個所通過時を正確に知るためには、クランク軸の角度を精密に知る必要があり、そのため、本発明者等は、一回転当りに発生するエンコーダパルスのパルス数の多いロータリーエンコーダを、上記船舶用エンジンのクランク軸に取り付けて、上記ロータリーエンコーダの発生するエンコーダパルスを、エンジン運転状態を計測するための各種センサから出力されるセンサ出力をA/D変換器へ取り込むためのタイミングパルスとして用いることを考えている。
特開2005−233035号公報
ところが、回転角度センサとしてのロータリーエンコーダは精密機器であるため、該ロータリーエンコーダを舶用エンジンのような大きな振動が発生するエンジンのクランク軸に取り付けて使用する場合は、長期の運用中に故障が発生する虞が懸念される。
したがって、たとえば、船舶用エンジンの試験では、エンジンを数週間から数ヶ月に亘り連続運転しながら、上述したように、ロータリーエンコーダの信号から検出されるクランク軸の角度に基づいて、エンジン運転中の所定のタイミングに同期させて各種センサのセンサ信号を計測値として継続的に取り込むことで、試験期間中のエンジンの運転状態を計測したり、評価したりすることがあるが、このような長期に亘る試験期間中、無人で計測を続ける場合等に、万一、上記ロータリーエンコーダに故障が生じると、該ロータリーエンコーダに故障が生じた時点以降は上記各種センサよりセンサ信号をA/D変換器で取り込むためのタイミング信号が得られなくあるため、各種センサのセンサ信号の集積が、エンジン運転状態の計測や評価を正しく行うには不十分になる可能性がある。
そのために、ロータリーエンコーダに万一故障が生じた場合にも、エンジン運転中の所定のタイミングに同期して、各種センサからのセンサ信号を継続して取り出せるようにするためのバックアップ手段を設けることが望まれるが、このようなロータリーエンコーダの故障をバックアップできる手段は従来特に提案されていないというのが実状である。
そこで、本発明は、エンジンのクランク軸に取り付けたロータリーエンコーダ等の回転角度センサが万一故障しても、上記クランク軸の角度に基づいたエンジン運転中の所定のタイミングに同期させて上記エンジンに取り付けてある各種センサからのセンサ信号を継続して収集でき、エンジン運転状態の計測を継続して実施できるようにするためのエンジン計測におけるタイミング同期方法及び装置を提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、請求項1に対応して、エンジンのクランク軸に取り付けた回転角度センサから上記クランク軸の回転角度に応じて出力されるパルス信号をタイミング信号として使用することでA/D変換器にエンジン運転状況計測用のセンサのセンサ出力を取り込んで、上記回転角度センサのパルス信号を基に検出されるクランク軸の所定の角度に同期したセンサ出力値を得るようにし、上記回転角度センサに故障が生じた場合は、補助タイミング信号発生器より出力される固定周波数の補助タイミング信号をタイミング信号として使用することでA/D変換器にエンジン運転状況計測用のセンサのセンサ出力を取り込み、次いで、上記補助タイミング信号と、エンジンのクランク軸に付設した基準信号センサよりクランク軸の1回転ごとに1つ出力される基準信号を基に、クランク軸の所定の角度に同期したセンサ出力値を得るようにするエンジン計測におけるタイミング同期方法とする。
更に、上記構成において、補助タイミング信号発生器より出力される補助タイミング信号と、基準信号センサより出力される基準信号を基に、クランク軸の所定の角度に同期したセンサ出力値を得るときに、上記基準信号の波形の立ち上がり又は立下りの一周期が上記補助タイミング信号の何パルス分に当たるかをカウントした後、該カウント値で360度を割ることで、上記補助タイミング信号の1パルス当りのクランク軸の回転角度を求め、更に、クランク軸の所定の角度が、上記補助タイミング信号のパルスの何カウント目に相当するかを算出して、上記補助タイミング信号のパルスが上記算出されたカウント数に達したタイミングと同期したセンサ出力値を得るようにする。
又、請求項3に対応して、エンジンのクランク軸に、回転角度センサを取り付けると共に、固定の周波数で矩形波を出力できるようにしてある補助タイミング信号発生器を備え、且つA/D変換器へ、エンジン運転状況計測用のセンサのセンサ出力を取り込むためのタイミング信号として、上記回転角度センサから上記クランク軸の回転角度に応じて出力されるパルス信号と、上記補助タイミング信号発生器からの補助タイミング信号を切り替えて出力する切替器と、上記クランク軸の所要個所に付設して、該クランク軸の1回転ごとに1つの信号を基準信号として出力する基準信号センサと、上記切替器からのタイミング信号を使用した上記A/D変換器での上記センサからのセンサ出力の取り込みの有無に応じて上記切替器へ切替指令を与える機能、及び、上記A/D変換器で取り込まれるセンサ出力値より、クランク軸の所定の角度に同期したタイミングでセンサ出力値を得る機能を備えた制御装置とを備えてなる構成を有するエンジン計測におけるタイミング同期装置とする。
更に、上記構成において、制御装置を、回転角度センサから上記クランク軸の回転角度に応じて出力されるパルス信号を基に検出されるクランク軸の所定の角度に同期したセンサ出力値を得る機能と、切替器に対し、上記回転角度センサの故障時に、A/D変換器にてエンジン運転状況計測用のセンサのセンサ出力を取り込むためのタイミング信号を上記回転角度センサのパルス信号から補助タイミング信号へ切り替えさせるための切替指令を発する機能と、補助タイミング信号発生器より出力される補助タイミング信号と基準信号センサより出力される基準信号を基に、クランク軸の所定の角度に同期したセンサ出力値を得る機能とを有してなるものとした構成とする。
本発明によれば、以下のような優れた効果を発揮する。
(1)エンジンのクランク軸に取り付けた回転角度センサから上記クランク軸の回転角度に応じて出力されるパルス信号をタイミング信号として使用することでA/D変換器にエンジン運転状況計測用のセンサのセンサ出力を取り込んで、上記回転角度センサのパルス信号を基に検出されるクランク軸の所定の角度に同期したセンサ出力値を得るようにし、上記回転角度センサに故障が生じた場合は、補助タイミング信号発生器より出力される固定周波数の補助タイミング信号をタイミング信号として使用することでA/D変換器にエンジン運転状況計測用のセンサのセンサ出力を取り込み、次いで、上記補助タイミング信号と、エンジンのクランク軸に付設した基準信号センサよりクランク軸の1回転ごとに1つ出力される基準信号を基に、クランク軸の所定の角度に同期したセンサ出力値を得るようにするエンジン計測におけるタイミング同期方法及び装置としてあるので、回転角度センサに故障が生じても、クランク軸の所定の角度に同期したタイミングで、エンジン運転状況計測用のセンサの計測値を継続して得ることができる。
(2)更に、補助タイミング信号を出力する補助タイミング信号発生器は、単に固定周波数の矩形波を出力できればよいため、シンプルな構成とすることができ、又、エンジンの振動の影響を受けない個所に設置できるため、故障する虞を低減することが可能になる。更に、基準信号センサは、分解能が低くてよいため、シンプルな構造とすることができて、故障する虞が少ない信頼性の高いセンサを用いることができる。これにより、上記回転角度センサの故障時のバックアップの確実性を高いものとすることができる。
(3)補助タイミング信号発生器より出力される補助タイミング信号と、基準信号センサより出力される基準信号を基に、クランク軸の所定の角度に同期したセンサ出力値を得るときに、上記基準信号の波形の立ち上がり又は立下りの一周期が上記補助タイミング信号の何パルス分に当たるかをカウントした後、該カウント値で360度を割ることで、上記補助タイミング信号の1パルス当りのクランク軸の回転角度を求め、更に、クランク軸の所定の角度が、上記補助タイミング信号のパルスの何カウント目に相当するかを算出して、上記補助タイミング信号のパルスが、上記算出されたカウント数に達したタイミングと同期してセンサ出力値を得るようにした構成とすることにより、上記補助タイミング信号発生器による固定周波数の補助タイミング信号と、基準信号センサより出力されるクランク軸一回転当り一発の基準信号を基に、クランク軸の所定の角度に同期するタイミングを容易に求めることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4(イ)(ロ)は本発明のエンジン計測におけるタイミング同期方法及び装置の実施の一形態を示すもので、以下のようにしてある。
すなわち、図1は本発明のエンジン計測におけるタイミング同期装置を示すもので、クランクケース2内に配したクランク軸3に、シリンダ4内に収納したピストン5を、コンロッド6を介し接続した構成を有するエンジン1における上記クランク軸3に、回転角度センサとしてのロータリーエンコーダ7を取り付けて、該ロータリーエンコーダ7より上記クランク軸3一回転当り一定数のパルス信号であるエンコーダパルス8を出力できるようにする。
又、補助タイミング信号10として固定の周波数で矩形波を出力できるようにしてある補助タイミング信号発生器9を、上記エンジン1とは別に設ける。
更に、上記ロータリーエンコーダ7からのエンコーダパルス8と、上記補助タイミング信号発生器9からの補助タイミング信号10を入力する切替器11を設け、該切替器11にて、制御装置12からの切替指令13に応じて、該制御装置12に付設してあるA/D変換器14に対し、該A/D変換器14でセンサ出力(センサ信号)を取り込むために使用するタイミング信号15として、上記エンコーダパルス8と補助タイミング信号10とを切り替えていずれかを出力できるようにする。
上記A/D変換器14には、エンジン1の運転状況を計測するためのセンサとして、たとえば、上記エンジン1のシリンダ4に設けた温度センサ等のセンサ16のセンサ出力17を入力させて、該A/D変換器14にて、上記センサ16のセンサ出力17を、上記切替器11より入力されるタイミング信号15を使用して取り込むことで、上記制御装置12で、上記センサ出力17をA/D変換処理してなるセンサ出力値が得られるようにする。
上記クランク軸3の所要個所には、該クランク軸3に同期して1回転ごとに1発の信号(パルス)を基準信号19として出力できるようにしてある基準信号センサ18を付設して、該基準信号センサ18からの基準信号19も、上記A/D変換器14に入力できるようにする。
上記制御装置12は、上記切替器11からのタイミング信号15を使用して上記A/D変換器14で上記センサ16からのセンサ出力17を取り込むときの取込状況に応じて上記切替器11へ切替指令13を与える機能と、上記A/D変換器14でセンサ出力17を取り込むことで得られるセンサ出力値のうち、クランク軸3の角度に基づくエンジン運転中の所定のタイミングに同期するものを計測値として保存する機能を備えるものとする。
なお、上記制御装置12にて、上記補助タイミング信号発生器9で発生させる補助タイミング信号10を基に後述する手順でクランク軸3の角度を検出する場合の検出精度を、少なくとも、ロータリーエンコーダ7のエンコーダパルス8を基準としてクランク軸3の角度を検出する場合の検出精度と同程度まで高めるという観点からすると、上記補助タイミング信号発生器9で発生させる補助タイミング信号10の周波数は、上記エンジン1が最大回転数のときに上記ロータリーエンコーダ7より出力されるエンコーダパルス8の周波数以上に設定することが望ましい。
又、上記基準信号センサ18は、上記クランク軸3の1回転ごとに1発の基準信号19を出力できる機能さえ備えていれば、分解能は低くてもよいので、たとえば、上記クランク軸3の所要個所の外周に取り付けた金属板の回転を、近接センサで検出する形式や、上記クランク軸3の所要個所の外周に取り付けた光を遮る板の回転を、光学センサによって検出する形式や、その他、構造がシンプルで振動等によっても故障が少なくて、信頼性の高いセンサを採用するようにすればよい。
次に、上記制御装置12による処理内容に即して本発明のエンジン計測におけるタイミング同期方法について詳述する。図2は上記制御装置12による処理手順のフローを示すもので、制御装置12は、先ず、切替器11に、クランク軸3に取り付けたロータリーエンコーダ7より入力されるエンコーダパルス8をタイミング信号15としてA/D変換器14へ出力させるように切替指令13を与える(ステップ1:S1)。
次に、A/D変換器14で上記切替器11より入力されるタイミング信号15を使用してエンジン運転状況計測用のセンサ16からのセンサ出力17が取り込まれるか否かの判断を行い(ステップ2:S2)、A/D変換器14にセンサ出力17が取り込まれている場合は、該制御装置12にて、A/D変換器14に上記タイミング信号15として入力されているエンコーダパルス8を基に、クランク軸3の角度を検出して(ステップ3:S3)、上記A/D変換器14でセンサ出力17を取り込んで得られているセンサ出力値のうち、所定のクランク軸角度に同期したタイミングでのセンサ出力値を、計測値として保存する(ステップ4:S4)。
具体的には、制御装置12で図3に線Aで示す如きセンサ出力値が得られている場合、上記タイミング信号15としてA/D変換器14に入力されているエンコーダパルス8では、ロータリーエンコーダ7の1回転ごとに1回発せられる原点信号(パルス)Bからのパルス数をカウントすることで、クランク軸3の角度が検出できるため、上記センサ出力値(線A)において、上記原点信号Bから或る一定のCカウント目のパルスと同期したタイミング、たとえば、図3に二点鎖線で示すタイミングでの値を、エンジン運転中の所定のタイミングに同期した計測値S1として制御装置12で保存するようにしてある。これにより、エンジン回転数が異なる場合であっても、エンコーダパルス8における原点信号BからCカウント目のパルスと同期させることで、エンジン運転中に、クランク軸3が所定のクランク軸角度に達するタイミングに正確に一致したタイミングで計測値aを保存できるようになる。
その後は、上記ステップ2(S2)へ戻り、上記A/D変換器14にエンコーダパルス8をタイミング信号15として上記センサ16からのセンサ出力17が取り込まれている間は、上記ステップ2(S2)〜ステップ4(S4)の処理を順次繰り返すことで、クランク軸3が所定のクランク軸角度に達するタイミングに同期したタイミングでセンサ出力値を順次保存するようにする。
一方、上記ステップ2(S2)で、A/D変換器14にて、上記切替器11より入力されるエンコーダパルス8をタイミング信号15として使用した上記センサ16からのセンサ出力17の取り込みが行われていないと判断された場合は、ステップ5(S5)に進んで、上記センサ出力17がA/D変換器14に取り込まれない状態が、ある一定時間が経過したか否かを判断し、一定時間経過以前は、上記ステップ2(S2)へ戻って、上記一定時間が経過するまでは、ステップ2(S2)とステップ5(S5)の処理を繰り返すようにする。これにより、上記センサ出力17のA/D変換器14への取り込みが行われていない状態であっても上記一定時間が経過するまでは待機できるようにしてある。
その後、上記ステップ5(S5)にて、A/D変換器14における上記エンコーダパルス8をタイミング信号15として使用した上記センサ出力17の取り込みが、一定時間経過しても行われていない場合、すなわち、上記一定時間経過しても、クランク軸一回転分のセンサ出力が取り込まれない場合は、タイムアウトと判断して、ステップ6(S6)に進み、エンジン1が運転を停止しているか否かの判断を行う。
この際、エンジン1が停止している場合は、クランク軸3に取り付けてある上記ロータリーエンコーダ7からエンコーダパルス8が出力されないため、上記切替器11よりA/D変換器14にタイミング信号15が入力されない。よって、該A/D変換器14でセンサ出力17が取り込まれないとしても異常ではない。したがって、この場合は、上記ステップ2(S2)へ戻って処理を続行するようにしてある。
一方、上記ステップ6(S6)でエンジン1が停止していないと判断された場合、すなわち、エンジン1が運転状態であるにもかかわらず、A/D変換器14にてエンコーダパルス8をタイミング信号15として使用したセンサ出力17の取り込みが行われていない場合は、ステップ7(S7)へ進み、ロータリーエンコーダ7が故障して、このため上記A/D変換器14にタイミング信号15が入力されないものと判断して、制御装置12は、切替器11に、補助タイミング信号発生器9より入力される補助タイミング信号10をタイミング信号15としてA/D変換器14へ出力させるように切替指令13を与える。
その後は、上記ステップ2(S2)と同様にして、A/D変換器14で上記切替器11より入力されるタイミング信号15を使用してエンジン運転状況計測用のセンサ16からのセンサ出力17が取り込まれるか否かの判断を行う(ステップ8:S8)。
上記ステップ8(S8)で、A/D変換器14にセンサ出力17が取り込まれていると判断された場合は、制御装置12にて、A/D変換器14に上記タイミング信号15として入力されている補助タイミング信号10と、基準信号センサ18より入力されている基準信号19とから、クランク軸3の角度を検出して(ステップ9:S9)、上記A/D変換器14でセンサ出力17を取り込んで得られているセンサ出力値のうち、所定のクランク軸角度に同期したタイミングでのセンサ出力値を、計測値として保存する(ステップ10:S10)。
具体的には、制御装置12で図4(イ)(ロ)に線Aで示す如きセンサ出力値が得られている場合、上記タイミング信号15としてA/D変換器14に入力されている補助タイミング信号10は、図4(イ)に示すようにエンジン回転数が速い場合であっても、図4(ロ)に示す如きエンジン回転数が遅い場合であっても常に一定である。したがって、このままでは上記センサ出力値(線A)について、エンジン1のクランク軸3の角度と同期した所定のタイミングでの計測値を得ることはできない。
このため、上記制御装置12では、上記基準信号センサ18よりA/D変換器14を介して取得した図4(イ)(ロ)に示す如き基準信号19を参照し、この基準信号19がクランク軸3の回転に同期して該クランク軸3の1回転ごとに1つ発生している信号であることに基づいて、該基準信号19の1波形目の立ち上がりから次の波形の立ち上がりまで、又は、1波形目の立下りから次の波形の立下りまでの1周期、すなわち、クランク軸3の1回転が、補助タイミング信号10の何パルス分に当たるかをカウントし、360度をそのカウント値で割ることによって、上記補助タイミング信号10の1パルス当りのクランク軸3の回転角度を求めるようにしてある。
たとえば、図4(イ)に示すように、基準信号19の波形の立ち上がる間隔が、補助タイミング信号10のDカウント分に当たる場合は、上記補助タイミング信号10の1パルス当りのクランク軸3の回転角度は(360÷D)度となる。又、図4(ロ)に示すように、エンジン回転数がより小さくて(クランク軸3の回転速度がより遅くて)、基準信号19の波形の立ち上がる間隔が、補助タイミング信号10のEカウント分(E>D)に当たる場合は、上記補助タイミング信号10の1パルス当りのクランク軸3の回転角度は(360÷E)度とより小さくなる。したがって、補助タイミング信号10の1パルス当りのクランク軸3の回転角度は、エンジン回転数に応じて変化する。
よって、制御装置12は、エンジン運転中の所定のタイミングに同期したタイミングでのセンサ出力値(線A)を計測値として保存するに当り、上記クランク軸3の回転と同期している基準信号19の立ち上がりや立下りを基に定めた原点から、上記計測値を保存すべきタイミングまでのクランク軸3の回転角度を求めると共に、該クランク軸3の回転角度を、上記計算式で求められる補助タイミング信号10の1パルス当りのクランク軸3の回転角度で割ることで、上記計測値を保存すべきタイミングが、上記原点から補助タイミング信号10のパルスの何カウント目に相当するかを算出して、上記原点からカウントされる補助タイミング信号10のパルスが、上記算出されたカウント数に達したタイミングと同期して上記センサ出力値(線A)の値を、上記エンジン運転中の所定のタイミングと同期した計測値として保存するようにしてある。
その後は、上記ステップ8(S8)へ戻り、上記A/D変換器14に補助タイミング信号10をタイミング信号15として使用した上記センサ16からのセンサ出力17の取り込みが行われている間は、上記ステップ8(S8)〜ステップ10(S10)の処理を順次繰り返すことで、クランク軸3が所定のクランク軸3の角度に達するタイミングに同期したタイミングでセンサ出力値を順次保存するようにする。
一方、上記ステップ8(S8)で、A/D変換器14にて、上記補助タイミング信号10をタイミング信号15として使用した上記センサ16からのセンサ出力17の取り込みが行われていないと判断された場合は、ステップ11(S11)へ進んで、上記センサ出力17がA/D変換器14に取り込まれない状態がある一定時間が経過したか否かを判断し、一定時間経過以前は、上記ステップ8(S8)へ戻って、上記一定時間が経過するまでステップ8(S8)とステップ11(S11)の処理を繰り返すようにする。これにより、上記センサ出力17のA/D変換器14への取り込みが行われていない状態であっても、上記一定時間が経過するまでの間は待機できるようにしてある。
一方、上記ステップ11(S11)にて、A/D変換器14における上記補助タイミング信号10をタイミング信号15として使用した上記センサ出力17の取り込みが、一定時間経過しても行われない場合、すなわち、上記一定時間が経過しても、クランク軸一回転分のセンサ出力17が取り込まれない場合は、制御装置12はタイムアウトと判断すると共に、この場合、上記A/D変換器14にセンサ出力17が取り込まれないのは、ロータリーエンコーダ7の故障に起因するものではないと判断できることから、上記制御装置12は処理を終了するようにしてある。
以上のように本発明のエンジン計測におけるタイミング同期方法及び装置を使用すると、クランク軸3に設けたロータリーエンコーダ7が正常に機能している間は、該ロータリーエンコーダ7が出力するエンコーダパルス8が、切替器11よりA/D変換器14へセンサ出力17を取り込むためのタイミング信号15として出力されるため、制御装置12にて、該A/D変換器14で上記エンコーダパルス8をタイミング信号15として取り込まれたセンサ出力値を得ることができ、更に、上記エンコーダパルス8を基に検出されるクランク軸3の所定の角度に対応するエンジン運転中の所定のタイミングに同期したタイミングで、センサ出力値が計測値として制御装置12に順次保存されるようになる。
上記ロータリーエンコーダ7に故障が生じた場合は、切替器11で、A/D変換器14にてエンジン運転状況計測用のセンサ16より出力されるセンサ出力17を取り込むためのタイミング信号15を、上記ロータリーエンコーダ7より出力されるエンコーダパルス8から、補助タイミング信号発生器9より出力させる固定周波数の補助タイミング信号10に切り替えることで、上記A/D変換器14にて、上記補助タイミング信号10をタイミング信号15として使用してセンサ出力17の取り込みが継続して行われるようになる。
更に、エンジン1のクランク軸3の回転に同期して、クランク軸3の1回転ごとに基準信号センサ18より一発出力される基準信号19と、上記補助タイミング信号10から、制御装置12で、該補助タイミング信号10の1パルス当りのクランク軸3の回転角度を算出することで、クランク軸3の所定の角度に対応するエンジン運転中の所定のタイミングが、上記固定周波数としてある補助タイミング信号10の何カウント目に当るかを求めることで、上記クランク軸3の所定の角度に対応するエンジン運転中の所定のタイミングと同期したタイミングでのセンサ出力値を、計測値として制御装置12に順次保存する操作が継続して行われるようになる。
このように、本発明のエンジン計測におけるタイミング同期方法及び装置によれば、クランク軸3に取り付けて、A/D変換器14にてエンジン運転状況計測用のセンサより出力されるセンサ出力17を取り込むためのタイミング信号15を発生させるようにしてあるロータリーエンコーダ7に故障が生じても、クランク軸3の所定の角度に対応するエンジン運転中の所定のタイミングと同期したタイミングでの上記センサ16の計測値を、継続して得ることができる。
しかも、補助タイミング信号10を出力する補助タイミング信号発生器9は、単に固定周波数の矩形波を出力できればよいものであるため、シンプルな構成とすることができて、故障する虞を低減でき、しかも、上記補助タイミング信号発生器9は、エンジン1とは別に、すなわち、エンジン1の振動の影響を受けない個所に設置できるため、このことによっても故障する虞を低減できる。又、前述したように、基準信号センサ18は、構造がシンプルで振動等によっても故障が少なくて、信頼性の高いセンサを用いるようにすることで、上記ロータリーエンコーダ7の故障時のバックアップの確実性を高いものとすることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、回転角度センサとしては、エンジンのクランク軸の回転角度に応じてパルス信号を出力することができるようにしてあれば、たとえば、レゾルバと該レゾルバの出力する正弦波をパルス波に変換するユニットとからなる回転角度センサ等、ロータリーエンコーダ7以外の回転角度センサを用いるようにしてもよい。
エンジン運転状況計測用のセンサ16としては、クランク軸3の所定の角度に対応するエンジン運転中の所定のタイミングで計測値を得ることが必要とされるセンサであれば、エンジンにおけるシリンダ以外の個所、更には、図示してない機器に設けたセンサであってもよい。又、温度センサ以外のいかなるセンサを用いるようにしてもよい。
本発明のエンジン計測におけるタイミング同期方法及び装置は、エンジン運転状況を計測するセンサの信号を、該エンジンのクランク軸の所定角度となるタイミングに同期して取り込むことが所望される場合であれば、試験以外にも適用できる。又、船舶用エンジン以外のいかなるエンジンに適用してもよい。
その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明のエンジン計測におけるタイミング同期方法及び装置の実施の一形態を示す概要図である。 図1の装置の制御装置における処理手順を示すフロー図である。 図1の装置の制御装置にて、エンコーダパルスを基準に所定のエンジン運転状態のタイミングに同期してセンサ出力値を計測値として保存する場合の処理を具体的に示す図である。 図1の装置の制御装置にて、補助タイミング信号と基準信号とを基に所定のエンジン運転状態のタイミングに同期してセンサ出力値を計測値として保存する場合の処理を具体的に示す図で、(イ)はエンジン回転数が速い場合を、(ロ)はエンジン回転数が遅い場合をそれぞれ示すものである。
符号の説明
1 エンジン
3 クランク軸
7 ロータリーエンコーダ(回転角度センサ)
8 エンコーダパルス(パルス信号)
9 補助タイミング信号発生器
10 補助タイミング信号
14 A/D変換器
15 タイミング信号
16 センサ
17 センサ出力
18 基準信号センサ
19 基準信号

Claims (4)

  1. エンジンのクランク軸に取り付けた回転角度センサから上記クランク軸の回転角度に応じて出力されるパルス信号をタイミング信号として使用することでA/D変換器にエンジン運転状況計測用のセンサのセンサ出力を取り込んで、上記回転角度センサのパルス信号を基に検出されるクランク軸の所定の角度に同期したセンサ出力値を得るようにし、上記回転角度センサに故障が生じた場合は、補助タイミング信号発生器より出力される固定周波数の補助タイミング信号をタイミング信号として使用することでA/D変換器にエンジン運転状況計測用のセンサのセンサ出力を取り込み、次いで、上記補助タイミング信号と、エンジンのクランク軸に付設した基準信号センサよりクランク軸の1回転ごとに1つ出力される基準信号を基に、クランク軸の所定の角度に同期したセンサ出力値を得るようにすることを特徴とするエンジン計測におけるタイミング同期方法。
  2. 補助タイミング信号発生器より出力される補助タイミング信号と、基準信号センサより出力される基準信号を基に、クランク軸の所定の角度に同期したセンサ出力値を得るときに、上記基準信号の波形の立ち上がり又は立下りの一周期が上記補助タイミング信号の何パルス分に当たるかをカウントした後、該カウント値で360度を割ることで、上記補助タイミング信号の1パルス当りのクランク軸の回転角度を求め、更に、クランク軸の所定の角度が、上記補助タイミング信号のパルスの何カウント目に相当するかを算出して、上記補助タイミング信号のパルスが上記算出されたカウント数に達したタイミングと同期したセンサ出力値を得るようにする請求項1記載のエンジン計測におけるタイミング同期方法。
  3. エンジンのクランク軸に、回転角度センサを取り付けると共に、固定の周波数で矩形波を出力できるようにしてある補助タイミング信号発生器を備え、且つA/D変換器へ、エンジン運転状況計測用のセンサのセンサ出力を取り込むためのタイミング信号として、上記回転角度センサから上記クランク軸の回転角度に応じて出力されるパルス信号と、上記補助タイミング信号発生器からの補助タイミング信号を切り替えて出力する切替器と、上記クランク軸の所要個所に付設して、該クランク軸の1回転ごとに1つの信号を基準信号として出力する基準信号センサと、上記切替器からのタイミング信号を使用した上記A/D変換器での上記センサからのセンサ出力の取り込みの有無に応じて上記切替器へ切替指令を与える機能、及び、上記A/D変換器で取り込まれるセンサ出力値より、クランク軸の所定の角度に同期したタイミングでセンサ出力値を得る機能を備えた制御装置とを備えてなる構成を有することを特徴とするエンジン計測におけるタイミング同期装置。
  4. 制御装置を、回転角度センサから上記クランク軸の回転角度に応じて出力されるパルス信号を基に検出されるクランク軸の所定の角度に同期したセンサ出力値を得る機能と、切替器に対し、上記回転角度センサの故障時に、A/D変換器にてエンジン運転状況計測用のセンサのセンサ出力を取り込むためのタイミング信号を上記回転角度センサのパルス信号から補助タイミング信号へ切り替えさせるための切替指令を発する機能と、補助タイミング信号発生器より出力される補助タイミング信号と基準信号センサより出力される基準信号を基に、クランク軸の所定の角度に同期したセンサ出力値を得る機能とを有してなるものとした請求項3記載のエンジン計測におけるタイミング同期装置。
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