JP2009249804A - ジェット織機の緯糸押し込み装置 - Google Patents

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JP2009249804A JP2008132511A JP2008132511A JP2009249804A JP 2009249804 A JP2009249804 A JP 2009249804A JP 2008132511 A JP2008132511 A JP 2008132511A JP 2008132511 A JP2008132511 A JP 2008132511A JP 2009249804 A JP2009249804 A JP 2009249804A
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Kazuyoshi Kida
一吉 木田
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Abstract

【課題】緯糸の挿入を妨げず、挿入直後の緯糸を緯糸探知装置等に押し込ませるが、不ぞろいで、探置と照合が不正確にてジェット織機の空止り又は緯糸切等がある。
【解決手段】筬3の織り前19側の上部に筬打ち方向と同方向に揺動可能に吊り下げ支持又は立ち上げ支持され、筬打ち運動の慣性により、筬3よりも織り前19側に前進揺動して挿入直後の緯糸2を緯糸探知装置7のフック部7a又は緯糸探知装置7とは別に設置される緯糸係止用フック部に向けて押し込むアーム4と、該アーム4の前進移動端を規制するストッパ5と該アーム4を後退方向に付勢して、緯糸2の挿入時に緯糸2の挿入路より筬3側に後退させると共に、該アーム先端にウェート8を糸の太さにより重さを変えることにより、緯糸2を押し込む慣性力を増し、確実にフック部7aに押し込める。又アーム4に鉄片と、センサーを設けたことにより緯糸探知が正確になった。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は、ジェット織機の緯糸押し込み装置の改良に関するものである。
ジェット織機は開口運動で開口された緯糸例に沿って、水又は空気よりなる流体を、ノズルより噴出し、毎回必要量だけ測長した緯糸を、この噴出にのせ、織機の一側より挿入して挿入直後の緯糸を、緯糸探知装置のフック部又は緯糸係止用フック部に向けて押し込むアームと、該アームの前進移動端を規制するストッパと該アームを後退方向に付勢して緯糸挿入時に緯糸の挿入路より筬側に後退させ、筬打運動で緯糸を織り前に打ち込む動作を反復して織物を製造するものである。
上記緯糸の挿入ミスを検出するために、上記ノズル反対側に緯糸探知装置が設置されており、この装置によって挿入直後の緯糸の存在を確認し、緯糸の存在が確認出来ない時、織機の動作を停止させている。
発明が解決しようとする課題
本発明は特願平08−350287号で提案している緯糸の挿入直後の緯糸を緯糸探知装置等に押し込ませることを可能にしたジェット織機において、確実に押し込みを増して緯糸の探知を正確に行う様にする押し込み装置の改良に関するものである。
従来の緯糸押し込み装置では、緯糸太さによって押し込み不足でフックに緯糸が掛からなかったり、細い糸の場合、緯糸が切れたりする、緯糸の探知では、緯糸がアームに押されて探知部に通過するタイミングと、クランク軸でのタイミングセンサーと照合して行っている。従ってアームの動きの不ぞろいが探知ミスとなっている。
課題を解決するための手段
本発明は、上記目的を達成するため、該アームは、緯糸端を押し込む際、緯糸の太さにより慣性力を変えるために、該アーム先端部にウェートを設けて、その大きさを変える様にした。更には、従来は、押し込む量(織前線からフックの間隔を6〜7mmでしたが、ストッパの位置を変えて、それ以上に押し込めるため慣性力を増すためにも、ウェートの設置が必要であり、このことによって緯糸の一側より入った糸の先端部は、張力が低い傾向であるが、押し込み量が増すことにより、先端部の張力がアップし、全幅一定張力となった。
本発明では、緯糸探知装置で探知する時緯糸が探知部を通過する際の信号と、クランク軸1回転に1度設定した信号発生器の信号と照合しているが、本件では、フリーアームにて緯糸を押し込み探知部の通過のタイミングがずれることもある。
しかるにアームの緯糸の探知部通過をアームの動きにより、センサーで感知し、クランク軸の信号発生器の信号とアーム信号とを照合したAND信号で探知器の緯糸通過信号との照合などでほとんどズレない照合作業が行われる様にした。
発明実施の形態
図1の(A)は本発明の第1実施例を示すジェット織機の緯糸挿入時の要部概略側面図、(B)はその筬打ち時の概略側面図、図2の(A)は緯糸探知装置の設置側における織機の概略平面図、(B)は緯糸探知装置4アームとの関係を示す概略正面図であって、図1において1は経糸2は緯糸、3は筬、4はアーム、5はストッパー、6はバネ、23はウェート、7は緯糸探知装置を示している。
経糸1はワープビーム8から引き出され、バックレスト9、綾竹10、ヘルド11、12、ブレストビーム13、巻取りローラ14、ガイドローラ15を経て、クロスビーム16に巻き取られる。
ヘルド11、12はタペットカムからなる開口運動機構(図示省略)により、緯糸2の挿入毎に経糸1を交互に上下させて緯糸2の挿入路を開口形成する。
緯糸2の挿入機構は、図面では省略しているが、緯糸2の挿入路の一側にノズル(図示省略)が設置され、このノズルから噴出される流体にのせて、毎回予め測長された緯糸2が他側に向けて飛ばされて挿入される。このノズルと反対側には、緯糸探知装置7及びこれに対応してアーム4が設置され、また横にはみ出した緯糸の切断用のハサミ17と、切断後の緯糸屑を捕捉するキャッチコード18が設置されている。緯糸探知装置7は、図1に示すような二股形状をなし、筬3に向けて開口部をもち開口内部の上下に緯糸2の存在を確認するための投光器及び受光器が設置されており、さらにその奥の内側下部に挿入された緯糸2を係止するためのフック部7aを設けており緯糸2が確認されない時織機の運動を停止させるものである。
なお、ウォータージェット織機の場合では、投光器及び受光器は水にかからない別の位置に設置され、この位置から光ファイバーケーブルで上記二股形状部まで導かれ、該光ファイバーケーブルの端末に接続されるレンズを対向状態で設置される。
筬3は開口機構と連動する筬打ち運動機構のクランク(図示省略)によって図3に示すような態様で駆動されて、筬打ち運動を行うものである。この筬3の前面上部即ち、織り前19側の上部には、アーム4が枢軸4aを介して筬打ち方向と同方向に揺動可能に吊り下げ支持してある。また筬3の下部前面には、アーム4の前方への移動端を規制するストッパ5を設置している。
又アームの慣性力を増すには、アーム4そのものを重くすれば良いが、重くする事は、アーム4が太くなると云うことで、緯糸挿入を妨げとなり、良くない。アーム先端にウエイトを設ける事により、慣性力は、効率よく増すことが出来る。
該アーム4の一部に鉄片21を設け織機フレームに個定されたセンサー22と緯糸が、探知部位置にある直前アームの鉄片21とセンサが感知位置に設定し糸信号と同期信号の照合を行っている。
本発明の第1実施例は、以上の構成からなり、次に動作を簡単に説明する。
先ず開口運動で開口された経糸1列に沿って、水または空気よりなる流体を、ノズルより噴出し、毎回必要量だけ測長した緯糸2を、この噴出にのせ、織機の一側より挿入し、筬打ち運動で緯糸2を筬3により織前19に打ち込む動作を反復して織物20を製造し、クロスビームに巻き取って行く。
上記緯糸2の挿入時には、アーム4を緯糸2の挿入路より筬3側に後退させておくことができ、緯糸2の挿入を妨げず、しかも挿入直後の緯糸2を緯糸探知装置7に向けて筬3よりも織り前19側に早く移動させて押し込ませる事が出来る。即ち本発明は、筬打ち運動がクランク機構によって行われるため、筬3の移動速度が往復ストロークの一端ではゼロであるが、他端に向けて移動する時には、上記ストロークの中央まで次第に増加し、該中央から
(B)はその筬打ち時の概略側面図。
(図2)(A)は緯糸探知装置の設置側における織機の概略平面図。
(B)は緯糸探知装置とアームとの関係を示す概略正面図。
(C)は緯糸が探知部を通過時の側面図。
(D)はC図の平面図
(図3)(A)は本発明の第2実施例を示すジェット織機の緯糸挿入時の要部概略側面図。
(B)はその筬打ち時の概略側面図。
符号の説明
1.経糸
2.緯糸
3.筬
4.アーム
5.ストッパ
6.バネ
7.緯糸探知装置
23.ウェート
22.センサー
21.鉄片

Claims (2)

  1. ジェット織機において、ノズルの反対側の筬の織前側の上部に、筬打ち方向と同方向に揺動可能に吊り下げ支持されて、筬打ち運動の慣性により、筬よりも筬前側に前進揺動して挿入直後の緯糸を、緯糸探知装置のフック部又は緯糸係止用フック部に向けて、押し込むアームと具備してなる織機において、該アーム支持部の他端にウエイトを設け、必要に応じて重さを調整する事を特徴としたジェット織機の緯糸押し込み装置。
  2. 該アームの運動位置を探知するセンサーを設けた事を特徴とした請求項1の緯糸押し込み装置。
JP2008132511A 2008-04-08 2008-04-08 ジェット織機の緯糸押し込み装置 Pending JP2009249804A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107923076A (zh) * 2015-09-01 2018-04-17 必佳乐公司 用于优化纺织过程的器械和方法

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