JP2009248899A - テレスコピック式ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステアリングコラムの伸縮時に、ステアリングコラムの支持剛性を変化させることで、コラム共振点(共振周波数)を変化しにくくすること
【解決手段】 設定長さL0に対してコラム軸方向に伸長・収縮可能なステアリングコラム10が、コラム軸と同心的な筒状のアウターチューブ11と、このアウターチューブ11内にコラム軸方向に相対的に摺動可能な筒状のインナーチューブ12を備える。インナーチューブ12の外周には、ステアリングコラム10の伸長時にアウターチューブ11の内周との径方向の隙間が順次小さくなるように形成された傾斜面12aが設けられ、アウターチューブ11には、傾斜面12aに内方端面17aにて摺動可能に係合する係合部材17が径方向に移動可能かつ軸方向に移動不能に組付けられるとともに、アウターチューブ11と係合部材17間に介装されて係合部材17を傾斜面12aに向けて付勢する皿ばね19が組付けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用ステアリング装置、特に、ステアリングコラムを設定長さに対してコラム軸方向に伸長・収縮可能としたテレスコピック式ステアリング装置に関する。
この種のステアリング装置では、一般に、ステアリングコラムが設定長さよりコラム軸方向に伸長すると、ステアリングコラムの共振周波数(固有振動数)が低下し、ステアリングコラムが設定長さよりコラム軸方向に収縮すると、ステアリングコラムの共振周波数が上昇する。このため、ステアリングコラムが設定長さよりコラム軸方向に伸長・収縮した場合におけるステアリングコラムの共振周波数の変化を小さくするために、下記特許文献1に記載されているテレスコピック式ステアリング装置では、ステアリングコラムが設定長さよりコラム軸方向に伸長するとき、その伸長量に応じてステアリングコラムの支持剛性を増加させ、ステアリングコラムが設定長さよりコラム軸方向に収縮するとき、その収縮量に応じてステアリングコラムの支持剛性を減少させる支持剛性可変手段が設けられている。
特開平2006−160242号公報
上記特許文献1に記載されているテレスコピック式ステアリング装置においては、支持剛性可変手段が、アウターチューブとインナーチューブの摺接部分にて、その摺接部分におけるコラム軸方向の支持長さ、または、接触面積を可変(ステアリングコラムの伸長時に大きくし、ステアリングコラムの収縮時に小さく)させることによって、ステアリングコラムの支持剛性を増減させるように構成されている。
また、上記特許文献1に記載されている支持剛性可変手段では、アウターチューブとインナーチューブの摺接部分におけるコラム軸方向の支持長さ、または、接触面積が可変に構成されてはいるものの、アウターチューブとインナーチューブの摺接部分における圧接力は変更不能に構成されている。このため、ステアリングコラムの最伸長時における支持剛性が必要十分な大きさとなるように、上記した圧接力が必要十分な大きな値に予め設定されている。
かかる構成では、ステアリングコラムが設定長さよりコラム軸方向に伸長または収縮する場合、ステアリングコラムの伸長・収縮に応じて、支持剛性可変手段にて、ステアリングコラムの支持剛性を増減調整することができて、ステアリングコラムの共振周波数(共振点)の変化を小さくすることが可能である。したがって、車両に異なる気筒数のエンジンを採用した場合でも、アイドリング時のエンジン強制力に対してステアリング振動系の共振点を外しやすく、走行時のステアリング振動に対しても有利となる。
ところで、上記特許文献1に記載されている支持剛性可変手段では、アウターチューブとインナーチューブの摺接部分における圧接力が変更不能であり、ステアリングコラムの最伸長時における支持剛性が必要十分な大きさとなるように、上記した圧接力が必要十分な大きな値に予め設定されている。
このため、ステアリングコラムがコラム軸方向に伸長・収縮されるときには、常に、上記した圧接力によってアウターチューブとインナーチューブ間に生じるコラム軸方向の摺動抵抗(ステアリングコラムの伸長・収縮に拘わらず常に一定であって大きな摺動抵抗)に抗して摺動させる(操作させる)必要があって、テレスコピックストローク時の操作性に改善の余地がある。
本発明は、上記した課題に対処すべくなされたものであり、ステアリングコラムを設定長さに対してコラム軸方向に伸長・収縮可能としたテレスコピック式ステアリング装置において、前記ステアリングコラムが、コラム軸と同心的な筒状のアウターチューブと、このアウターチューブ内にてコラム軸方向に相対的に摺動可能な筒状のインナーチューブを備えていて、前記インナーチューブの外周には、前記ステアリングコラムの伸長時に前記アウターチューブの内周との径方向における隙間が順次小さくなるように形成された傾斜面が設けられ、前記アウターチューブには、前記傾斜面に内方端面にて摺動可能に係合する係合部材が径方向(コラム径方向)に移動可能かつ軸方向(コラム軸方向)に移動不能に組付けられるとともに、前記アウターチューブと前記係合部材間に介装されて前記係合部材を前記傾斜面に向けて付勢するばね部材が組付けられていることに特徴がある。この場合において、前記係合部材と前記付勢手段は、コラム軸方向に所定量離れて複数個設けられていることも可能である。
本発明によるテレスコピック式ステアリング装置においては、インナーチューブの外周に上記した傾斜面が形成されているため、ステアリングコラムのコラム軸方向への伸長時に、アウターチューブの内周とインナーチューブの傾斜面との径方向における隙間が順次小さくなり、内方端面にて傾斜面と摺動可能に係合する係合部材が、径外方向に移動する。
これにより、アウターチューブと係合部材間に介装されたばね部材が、収縮し、ばね部材が係合部材を介して傾斜面に向けて付勢する付勢力が、増加する。この結果、インナーチューブの外周がアウターチューブの内周を押圧する力が増加して、ステアリングコラムの支持剛性が増加する。このため、ステアリングコラムが設定長さよりコラム軸方向に伸長するときには、ステアリングコラムの伸長による共振周波数の低下を、上記したステアリングコラムの支持剛性の増加によって打ち消すことが可能であって、ステアリングコラムの共振周波数の変化を小さく(望ましくはゼロに)することが可能である。
一方、ステアリングコラムのコラム軸方向への収縮時には、アウターチューブの内周とインナーチューブの傾斜面との径方向における隙間が順次大きくなり、内方端面にて傾斜面と係合する係合部材が、径内方向に移動する。
これにより、アウターチューブと係合部材間に介装されたばね部材が、伸長し、ばね部材が係合部材を介して傾斜面に向けて付勢する付勢力が、減少する。この結果、インナーチューブの外周がアウターチューブの内周を押圧する力が減少して、ステアリングコラムの支持剛性が減少する。このため、ステアリングコラムが設定長さよりコラム軸方向に収縮するときには、ステアリングコラムの収縮による共振周波数の増加を、上記したステアリングコラムの支持剛性の減少によって打ち消すことが可能であって、ステアリングコラムの共振周波数の変化を小さく(望ましくはゼロに)することが可能である。
したがって、本発明によるテレスコピック式ステアリング装置においては、車両に異なる気筒数のエンジンを採用した場合でも、アイドリング時のエンジン強制力に対してステアリング振動系の共振点を外しやすく、走行時のステアリング振動に対しても有利となる。
ところで、本発明によるテレスコピック式ステアリング装置においては、ステアリングコラムの伸長時に、上述したように、ばね部材が係合部材を介して傾斜面に向けて付勢する付勢力が徐々に増加しているため、アウターチューブとインナーチューブのコラム軸方向における摺動抵抗は徐々に大きくなっているものの、ステアリングコラムの収縮時には、上記した付勢力が徐々に減少して、上記した摺動抵抗は徐々に小さくなる。
このため、ステアリングコラムがコラム軸方向にて最も長くなるとき(最伸長時)には、上記した特許文献1に記載されている装置と同等の操作力が必要となるものの、ステアリングコラムをコラム軸方向にて収縮させる際には、ステアリングコラムを収縮させる操作力を徐々に小さくすることができて、テレスコピックストローク時の操作性を良好とすることが可能である。
また、本発明の実施に際して、前記係合部材と前記付勢手段がコラム軸方向に所定量離れて複数個設けられている場合には、複数個の前記係合部材は、同一形状に形成されていることも可能である。この場合には、部品(係合部材)の共通化を図ることができて、コストを軽減することが可能である。
また、本発明の実施に際して、前記傾斜面と前記内方端面は、コラム軸に直交する断面形状がV字状に形成されていることも可能である。この場合には、ばね部材が係合部材を介して傾斜面に向けて付勢する付勢力が、上下方向のみならず、左右方向においても作用する。したがって、ステアリングコラムの支持剛性を上下方向のみならず、左右方向においても調整することができ、上下方向のステアリング振動および左右方向のステアリング振動を軽減させることが可能である。
また、本発明の実施に際して、前記ステアリングコラムを電動式テレスコピック機構が備える電気モータの駆動力によってコラム軸方向に伸長・収縮可能に構成されていることも可能である。この場合には、上述したように、ステアリングコラムの伸長時からステアリングコラムを収縮させると、アウターチューブとインナーチューブのコラム軸方向における摺動抵抗は徐々に小さくなるため、ステアリングコラムを収縮させる電気モータの駆動力を徐々に小さくすることが可能である。したがって、ステアリングコラムが収縮するにつれて、電気モータの駆動に伴う作動音を徐々に小さくすることが可能である。一方、電気モータの駆動力を一定にするならば、ステアリングコラムが収縮するにつれて、上記した摺動抵抗の減少により電気モータのモータ回転速度を徐々に上げることができ、ステアリングコラムを収縮させるスピードを徐々に増大させることが可能である。
以下に、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。図1および図2は本発明によるテレスコピック式ステアリング装置の第1実施形態を示していて、この第1実施形態のテレスコピック式ステアリング装置は、図1に示したように、ステアリングコラム10と、このステアリングコラム10の車両後方端にて回動操舵可能に支持されているステアリングホイール20と、このステアリングホイール20のコラム軸方向の変位を可能とする電動式テレスコピック機構30と、ステアリングホイール20のコラム軸方向に対する傾動を可能とする電動式チルト機構40を備えている。
ステアリングコラム10は、図1に示したように、車体(図示省略)に取付けられているアウターチューブ11と、このアウターチューブ11内に組付けられているインナーチューブ12と、このインナーチューブ12の車両後方端に組付けられているアッパーチューブ13と、アウターチューブ11内に支持されているアウターシャフト14と、このアウターシャフト14内に組付けられているインナーシャフト15と、このインナーシャフト15にユニバーサルジョイント(図示省略)を介して組付けられているアッパーシャフト16と、アウターチューブ11に組付けられている二個の係合部材17と、アウターチューブ11に固定されている二個のクリップ18と、係合部材17とクリップ18の間に介装されている二個の皿ばね19を備えている。
アウターチューブ11は、図1および図2に示したように、コラム軸と同心的な有底円筒状に形成されていて、円筒部の上方部位にインナーチューブ12の外周に向けて穿設された二個の組付け孔11aを有し、底部にアウターシャフト14を挿通可能なコラム軸方向に延びる挿通孔11bを有している。各組付け孔11aは、各係合部材17,各クリップ18および各皿ばね19を組付けるためのものであり、コラム軸方向にて所定量離れて設けられていて、その軸線がインナーチューブ12の傾斜面12aと直交する方向へ延びるように設けられている。
インナーチューブ12は、図1および図2に示したように、筒状に形成されていて、外周にてアウターチューブ11の内周にコラム軸方向に摺動可能に支持されている。また、インナーチューブ12における外周の上方部位には、車両前方端から車両後方部まで車両後方に向かうにつれて、アウターチューブ11における内周の上方部位とのコラム径方向における隙間が順次大きくなるように、言い換えると、ステアリングコラム10の伸長時にアウターチューブ11の内周の上方部位とのコラム径方向における隙間が順次小さくなるように形成された傾斜面12aが設けられている。また、インナーチューブ12の車両後方部には、アッパーチューブ13の頭部13aを傾動可能に支持するための支持部12bが設けられている。
アッパーチューブ13は、図1に示したように、車両前方側に設けられた頭部13aと、この頭部13aより車両後方側に設けられた筒状の胴部13bと、この胴部13bにおける外周の上方部位から上方へ突出した腕部13cを有している。また、アッパーチューブ13は、頭部13aにて傾動ピンSPを介してインナーチューブ12の支持部12bに組付けられている。これにより、アッパーチューブ13は、インナーチューブ12と一体的にコラム軸方向に摺動可能(テレスコ可能)かつ、インナーチューブ12に対して上下方向に傾動可能(チルト可能)に組付けられている。
アウターシャフト14は、図1に示したように、段付き円筒形状に形成されていて、小径筒部にてベアリングBrを介してアウターチューブ11の挿通孔11bに回転可能かつコラム軸方向に移動不能に支持されている。また、アウターシャフト14は、車両前方端にて前輪を操舵するための操舵機構(図示省略)に接続されている。なお、アウターシャフト14は、図2において図示省略されている。
インナーシャフト15は、図1に示したように、円筒状に形成されていて、車両前方部外周にてアウターシャフト14の車両後方部内周にコラム軸方向に摺動可能かつトルク伝達可能に組付けられている。また、インナーシャフト15は、インナーチューブ12の内周に組付けられたベアリング(図示省略)を介してインナーチューブ12に回転可能かつコラム軸方向に移動不能に支持されている。なお、インナーシャフト15は、図2において図示省略されている。
アッパーシャフト16は、図1に示したように、車両前方端にてユニバーサルジョイント(図示省略)を介してインナーシャフト15の車両後方端に傾動可能かつトルク伝達可能に接続されている。また、アッパーシャフト16は、中間部にてベアリング(図示省略)を介してアッパーチューブ13の内周に回転可能かつコラム軸方向に移動不能に支持されていて、車両後方端にてステアリングホイール20を回転可能に支持している。このステアリングホイール20の車両前方端の位置からアウターチューブ11の車両前方端の位置までが、ステアリングコラム10の設定長さL0となっている。
各係合部材17は、図1および図2に示したように、コラム軸方向に所定量離れて設けられていて、段付きの円柱状に形成されており、アウターチューブ11の組付け孔11aにコラム径方向に移動可能かつ、コラム軸方向およびコラム周方向に移動不能に組付けられている。また、各係合部材17は、下端、すなわち径内方端にて、インナーチューブ12の傾斜面12aと摺動可能に係合する内方端面17aを有している。
内方端面17aと傾斜面12aは、図2に示したように、コラム軸に直交する断面形状が水平方向に延びるI字状に形成されている。なお、図1に示したように、車両後方側に設けられている係合部材17と車両前方側に設けられている係合部材17は、同一形状に形成されておらず、車両後方側に設けられている係合部材17は、車両前方側に設けられている係合部材17より、コラム径方向長さが大きくなるように形成されている。
各クリップ18は、図1および図2に示したように、組付け孔11aに脱着可能に設けられていて、係合部材17および皿ばね19をアウターチューブ11の組付け孔11aに組付けた後に、組付け孔11aに固定されている。なお、クリップ18と皿ばね19の間にシム等(図示省略)を介在させることによって、皿ばね19の係合部材17に対する付勢力を調整することが可能である。
各皿ばね19は、図1および図2に示したように、中空の円盤状に形成されていて、中央にて係合部材17の小径円柱部に挿通されている。また、各皿ばね19は、上端にてクリップ18に弾撥的に係合し、下端にて係合部材17に弾撥的に係合していて、係合部材17をインナーチューブ12の傾斜面12aに向けて付勢している。これにより、インナーチューブ12における外周の下方部位は、アウターチューブ11における内周の下方部位を押圧している。
電動式テレスコピック機構30は、図1に示したように、インナーチューブ12に組付けられているテレスコアジャストナット31と、このテレスコアジャストナット31に螺合しているテレスコスクリュ32と、アウターチューブ11に組付けられているテレスコ電気モータ33を備えている。
テレスコアジャストナット31は、インナーチューブ12における支持部12bの下方部位に固定されていて、テレスコスクリュ32の回転に応じてインナーチューブ12と一体的にコラム軸方向に移動可能である。テレスコスクリュ32は、コラム軸方向に延びていて、車両前方端にてテレスコ電気モータ33に回転可能に支持されている。また、テレスコスクリュ32は、運転者から見て反時計方向に回転することによってテレスコアジャストナット31を車両後方へ移動させ、運転者から見て時計方向に回転することによってテレスコアジャストナット31を車両前方へ移動させることが可能である。
テレスコ電気モータ33は、アウターチューブ11における円筒部の下方部位に固定されていて、テレスコスクリュ32を運転者から見て反時計方向に回転させることによって、テレスコアジャストナット31,インナーチューブ12,アッパーチューブ13,インナーシャフト15,アッパーシャフト16およびステアリングホイール20を一体的にコラム軸方向における車両後方へ移動させ、テレスコスクリュ32を運転者から見て時計方向に回転させることによって上記したテレスコアジャストナット31等を一体的にコラム軸方向における車両前方へ移動させることが可能である。
電動式チルト機構40は、図1に示したように、インナーチューブ12に組付けられているチルト電気モータ41と、このチルト電気モータ41に組付けられているチルトスクリュ42と、このチルトスクリュ42に螺合しているチルトアジャストナット43と、このチルトアジャストナット43に組付けられているリンク44を備えている。
チルト電気モータ41は、インナーチューブ12における車両後方部の上方部位に固定されていて、チルトスクリュ42を回転可能である。チルトスクリュ42は、コラム軸方向に延びていて、車両後方端にてチルト電気モータ41に回転可能に支持されている。チルトアジャストナット43は、チルトスクリュ42にコラム軸方向に移動可能に組付けられていて、リンク44を組付けるために上方に突出した突出部43aを有している。また、チルトアジャストナット43は、チルトスクリュ42が運転者から見て反時計方向に回転することによって、コラム軸方向における車両後方に移動可能であり、チルトスクリュ42が運転者から見て時計方向に回転することによって、コラム軸方向における車両前方に移動可能である。
リンク44は、車両前方端にて支持ピン45を介してチルトアジャストナット43の突出部43aに回転可能に組付けられていて、車両後方端にて支持ピン46を介してアッパーチューブ13の腕部13cに回転可能に組付けられている。これにより、チルトアジャストナット43がコラム軸方向における車両後方に移動することにより、リンク44は支持ピン45を中心に下方に回転するとともに、アッパーチューブ13,アッパーシャフト16およびステアリングホイール20は、傾動ピンSPを中心に下方に傾動可能である。一方、チルトアジャストナット43がコラム軸方向における車両前方に移動することにより、リンク44は支持ピン45を中心に上方に回転するとともに、上記したアッパーチューブ13等は、傾動ピンSPを介して上方に傾動可能である。
上記のように構成した第1実施形態においては、電動式テレスコピック機構30のテレスコ電気モータ33にてテレスコスクリュ32を回転駆動することにより、ステアリングコラム10を伸縮または収縮させて、ステアリングホイール20のコラム軸方向位置を調整することが可能(テレスコ位置調整可能)であり、電動式チルト機構40のチルト電気モータ41にてチルトスクリュ42を回転駆動することにより、アッパーチューブ13およびアッパーシャフト16を傾動ピンSPを中心として傾動させて、ステアリングホイール20の上下方向位置を調整することが可能(チルト位置調整可能)である。
ここで、ステアリングコラム10が図1に示した設定長さL0から図3に示した最大伸長長さL1(L0<L1)へコラム軸方向に伸長するときには、アウターチューブ11における内周の上方部位とインナーチューブ12の傾斜面12aとの径方向(上下方向)における隙間が順次小さくなり、内方端面17aにて傾斜面12aと摺動可能に係合する係合部材17が、アウターチューブ11の組付け孔11aにて上方(コラム径外方向)に移動する。
これにより、組付け孔11a内に固定されたクリップ18と係合部材17の間に介装された皿ばね19が、図2に示した長さS0から図4に示した長さS1(S0>S1)へ収縮し、皿ばね19が係合部材17を介して傾斜面12aに向けて付勢する付勢力が、増加する。この結果、インナーチューブ12における外周の下方部位がアウターチューブ11における内周の下方部位を押圧する力が増加して、ステアリングコラム10の支持剛性が増加する。
このため、ステアリングコラム10が図1に示した設定長さL0から図3に示した最大伸長長さL1へコラム軸方向に伸長するときには、ステアリングコラム10の伸長による共振周波数の低下を、上記したステアリングコラム10の支持剛性の増加によって打ち消すことが可能であって、ステアリングコラム10の共振周波数の変化を小さく(望ましくはゼロに)することが可能である。
一方、ステアリングコラム10が図1に示した設定長さL0から図5に示した最大収縮長さL2(L0>L2)へコラム軸方向に収縮するときには、アウターチューブ11における内周の上方部位とインナーチューブ12の傾斜面12aとの径方向における隙間が順次大きくなり、内方端面17aにて傾斜面12aと摺動可能に係合する係合部材17が、アウターチューブ11の組付け孔11aにて下方(コラム径内方向)に移動する。
これにより、組付け孔11a内に固定されたクリップ18と係合部材17の間に介装された皿ばね19が、図2に示した長さS0から図6に示した長さS2(S0<S2)へ伸長し、皿ばね19が係合部材17を介して傾斜面12aに向けて付勢する付勢力が、減少する。この結果、インナーチューブ12における外周の下方部位がアウターチューブ11における内周の下方部位を押圧する力が減少して、ステアリングコラム10の支持剛性が減少する。
このため、ステアリングコラム10が図1に示した設定長さL0から図5に示した最大収縮長さL2へコラム軸方向に収縮するときには、ステアリングコラム10の収縮による共振周波数の増加を、上記したステアリングコラム10の支持剛性の減少によって打ち消すことが可能であって、ステアリングコラム10の共振周波数の変化を小さく(望ましくはゼロに)することが可能である。
したがって、この第1実施形態においては、車両に異なる気筒数のエンジンを採用した場合でも、アイドリング時のエンジン強制力に対してステアリング振動系の共振点を外しやすく、走行時のステアリング振動に対しても有利となる。
ところで、この第1実施形態においては、ステアリングコラム10の伸長時に、上述したように、皿ばね19が係合部材17を介して傾斜面12aに向けて付勢する付勢力が、徐々に増加しているため、アウターチューブ11とインナーチューブ12のコラム軸方向における摺動抵抗は徐々に大きくなっているものの、ステアリングコラム10の収縮時には、上記した付勢力が徐々に減少して、上記した摺動抵抗は徐々に小さくなる。
このため、ステアリングコラム10が図3に示した最大伸長長さL1へ伸長しているときには、上記した特許文献1に記載されている装置と同等の操作力が必要となるものの、ステアリングコラム10をコラム軸方向にて収縮させる際には、ステアリングコラム10を収縮させる操作力を徐々に小さくすることができて、テレスコピックストローク時の操作性を良好とすることが可能である。
また、この第1実施形態においては、ステアリングコラム10を電動式テレスコピック機構30が備えるテレスコ電気モータ33の駆動力によってコラム軸方向に伸長・収縮可能に構成されている。このため、上述したように、ステアリングコラム10が最大伸長長さL1から収縮すると、アウターチューブ11とインナーチューブ12のコラム軸方向における摺動抵抗は徐々に小さくなるため、ステアリングコラム10を収縮させるテレスコ電気モータ33の駆動力を徐々に小さくすることが可能である。したがって、ステアリングコラム10が収縮するにつれてテレスコ電気モータ33の駆動に伴う作動音を徐々に小さくすることが可能である。一方、テレスコ電気モータ33の駆動力を一定にするならば、ステアリングコラム10が収縮するにつれて、上記した摺動抵抗の減少によりテレスコ電気モータ33のモータ回転速度を徐々に上げることができ、ステアリングコラム10を収縮させるスピードを徐々に増大させることが可能である。
また、この第1実施形態において、組付け孔11aには、係合部材17,クリップ18および皿ばね19がアウターチューブ11の外周から脱着可能に設けられている。このため、ステアリングコラム10を組み立てた後に、クリップ18を組付け孔11aから取外して、係合部材17および皿ばね19を交換することが可能であり、ステアリングコラム10における支持剛性の変更調整を容易に行うこと可能である。
上記のように構成した第1実施形態においては、係合部材17が組付け孔11aにて径方向にスムーズに移動しやすくするために、組付け孔11aをインナーチューブ12の傾斜面12aと直交する方向へ延びるように(図1参照)設けて実施したが、組付け孔11aをコラム軸方向と直交する方向へ延びるように設けて実施することも可能である。
上記のように構成した第1実施形態においては、車両後方側に設けられている係合部材17は、車両前方側に設けられている係合部材17より、コラム径方向長さが大きくなるように構成して実施したが、図7に示した変形実施形態のように、車両後方側に設けられている係合部材17と車両前方側に設けられている係合部材17は同一形状(コラム径方向長さが同じ)に形成されているように構成して実施することも可能である。この場合には、部品(車両後方側に設けられた係合部材17と車両前方側に設けられた係合部材17)の共通化を図ることができて、コストを軽減することが可能である。
また、図7に示した変形実施形態においては、インナーチューブ12の外周にて傾斜面12aを設けるために要する径方向の寸法を、図1に示した第1実施形態に比して、小さくすることが可能である。このため、図7に示したインナーチューブ12の内径を図1に示したインナーチューブ12の内径と同じにした場合には、図7に示したインナーチューブ12の外径を図1に示したインナーチューブ12の外径に比して、小さくすることが可能であり、図7に示したアウターチューブ11の内径および外径を図1に示したアウターチューブ11の内径および外径に比して、小さくすることが可能である。したがって、図7に示した変形実施形態においては、ステアリングコラム10の径方向の寸法を図1に示した第1実施形態に比して、小さくすることができ、ステアリングコラム10の小型化を図ることが可能である。
なお、上記した変形実施形態において、図7に示したように、インナーチューブ12における外周の上方部位には、車両前方端から略中間部まで車両後方に向かうにつれて、アウターチューブ11における内周の上方部位とのコラム径方向における隙間が順次大きくなるように形成された第1傾斜面12Aと、略中間部から車両後方部まで車両後方に向かうにつれて、アウターチューブ11における内周の上方部位とのコラム径方向における隙間が順次大きくなるように形成された第2傾斜面12Bが設けられている。
上記のように構成した第1実施形態においては、傾斜面12aと内方端面17aは、コラム軸に直交する断面形状が水平方向に延びるI字状に形成されているように形成して実施したが、図8に示した第2実施形態のように、傾斜面12aと内方端面17aは、コラム軸に直交する断面形状がV字状に形成されているように構成して実施することも可能である。
なお、この第2実施形態においては、皿ばね19に換えてコイルスプリング119が、係合部材17とクリップ18間に介装されている。この第2実施形態の上記した構成以外の構成は、上記した第1実施形態における上記した構成以外の構成と実質的に同じであるため、対応する部材に対応する符合を付して説明は省略する。
上記のように構成した第2実施形態においては、コイルスプリング119が係合部材17を介して傾斜面12aに向けて付勢する付勢力が、上下方向のみならず、左右方向においても作用する。したがって、ステアリングコラム10の支持剛性を上下方向のみならず、左右方向においても調整することができ、上記した第1実施形態に比して、左右方向のステアリング振動を軽減させることが可能である。
上記した各実施形態においては、テレスコアジャストナット31がインナーチューブ12に組付けられ、テレスコ電気モータ33がアウターチューブ11に組付けられていて、インナーチューブ12がテレスコスクリュ32の回転に応じてテレスコアジャストナット31と一体的にコラム軸方向に移動するように構成して実施したが、テレスコアジャストナット(31)がアウターチューブ11に組付けられ、テレスコ電気モータ(33)がインナーチューブ12に組付けられていて、インナーチューブ12がテレスコスクリュ(32)の回転に応じてテレスコ電気モータ(33)と一体的にコラム軸方向に移動するように構成して実施することも可能である。
また、上記した各実施形態においては、インナーチューブ12が、アウターチューブ11より車両後方に設けられアウターチューブ11の内周にてコラム軸方向に摺動可能に組付けられているように構成して実施したが、アウターチューブ(11)が、インナーチューブ(12)より車両後方に設けられインナーチューブ(12)の外周にてコラム軸方向に摺動可能に組付けられているように構成して実施することも可能である。この場合には、インナーチューブ(12)における外周の上方部位には、車両後方に向かうにつれてアウターチューブ(11)における内周の上方部位とのコラム径方向における隙間が順次小さくなるように形成された傾斜面(12a)が設けられている。
また、上記した各実施形態においては、ステアリングコラム10を電動式テレスコピック機構30が備えるテレスコ電気モータ33の駆動力によってコラム軸方向に伸長・収縮可能に構成して実施したが、電動式テレスコピック機構30に換えて、手動式テレスコピック機構(例えば、上記した特許文献1に記載されている締付用ボルト,ナット,一対のカムプレート,操作レバー等を備えた機構)を採用して、ステアリングコラムを運転者によってコラム軸方向に伸長・収縮可能に構成して実施することも可能である。この場合には、ステアリングコラムを収縮させる際に、ステアリングコラムを収縮させる運転者の操作力を徐々に小さくすることができて、テレスコピックストローク時の操作性を良好とすることが可能である。
また、上記した各実施形態においては、係合部材17,クリップ18,ばね部材(皿ばね19またはコイルスプリング119)および組付け孔11aをアウターチューブ11における円筒部の上方部位に設け、インナーチューブ12の傾斜面12aをインナーチューブ12における外周の上方部位に設けて実施したが、例えば、上記した係合部材17等をアウターチューブ11における円筒部の下方,左方または右方部位に設け、傾斜面12aをインナーチューブ12における外周の下方,左方,または右方部位に設けて実施することも可能である。
また、上記した各実施形態においては、係合部材17,クリップ18,ばね部材(皿ばね19またはコイルスプリング119)および組付け孔11aをそれぞれ二個ずつ設けて実施したが、上記した係合部材17等をそれぞれ一個または三個以上設けて実施することも可能である。
本発明によるテレスコピック式ステアリング装置の第1実施形態を示した部分縦断側面図である。 図1の2−2線に沿った拡大部分縦断正面図である。 図1に示したステアリングコラムの伸長時における作動説明図である。 図3の4−4線に沿った拡大部分縦断正面図である。 図1に示したステアリングコラムの収縮時における作動説明図である。 図5の6−6線に沿った拡大部分縦断正面図である。 本発明によるテレスコピック式ステアリング装置の変形実施形態を示した部分縦断側面図である。 本発明によるテレスコピック式ステアリングコラム装置の第2実施形態を示した部分縦断正面図である。
符号の説明
10…ステアリングコラム、11…アウターチューブ、11a…組付け孔、12…インナーチューブ、12a…傾斜面、13…アッパーチューブ、14…アウターシャフト、15…インナーシャフト、16…アッパーシャフト、17…係合部材、17a…内方端面、18…クリップ、19…皿ばね、20…ステアリングホイール、30…電動テレスコピック機構、31…テレスコアジャストナット、32…テレスコスクリュ、33…テレスコ電気モータ、40…電動チルト機構、41…チルト電気モータ、42…チルトスクリュ、43…チルトアジャストナット、44…リンク、45…支持ピン、46…支持ピン、L0…設定長さ、L1…最大伸長長さ、L2…最大収縮長さ

Claims (5)

  1. ステアリングコラムを設定長さに対してコラム軸方向に伸長・収縮可能としたテレスコピック式ステアリング装置において、
    前記ステアリングコラムが、コラム軸と同心的な筒状のアウターチューブと、このアウターチューブ内にてコラム軸方向に相対的に摺動可能な筒状のインナーチューブを備えていて、
    前記インナーチューブの外周には、前記ステアリングコラムの伸長時に前記アウターチューブの内周との径方向における隙間が順次小さくなるように形成された傾斜面が設けられ、
    前記アウターチューブには、前記傾斜面に内方端面にて摺動可能に係合する係合部材が径方向に移動可能かつ軸方向に移動不能に組付けられるとともに、前記アウターチューブと前記係合部材間に介装されて前記係合部材を前記傾斜面に向けて付勢するばね部材が組付けられていることを特徴とするテレスコピック式ステアリング装置。
  2. 請求項1に記載のテレスコピック式ステアリング装置において、前記係合部材と前記付勢手段は、コラム軸方向に所定量離れて複数個設けられていることを特徴とするテレスコピック式ステアリング装置。
  3. 請求項2に記載のテレスコピック式ステアリング装置において、複数個の前記係合部材は、同一形状に形成されていることを特徴とするテレスコピック式ステアリング装置。
  4. 請求項1ないし3の何れか一項に記載のテレスコピック式ステアリング装置において、前記傾斜面と前記内方端面は、コラム軸に直交する断面形状がV字状に形成されていることを特徴とするテレスコピック式ステアリング装置。
  5. 請求項1ないし4の何れか一項に記載のテレスコピック式ステアリング装置は、前記ステアリングコラムを電動式テレスコピック機構が備える電気モータの駆動力によってコラム軸方向に伸長・収縮可能に構成されていることを特徴とするテレスコピック式ステアリング装置。
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