JP2009248166A - マルチスポット溶接装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】溶接箇所ごとに溶接点数を変えることができるマルチスポット溶接装置を提供する。
【解決手段】2個1組とした溶接電極8、9及び10、11を装着した加圧ガンを2組設けて構成した加圧ガンユニット1によりワークWをシリーズスポット溶接又はインダイレクト溶接するマルチスポット溶接装置であって、2組の加圧ガンにそれぞれ装着された溶接電極8、9及び10、11に個別に給電する2個の変圧器33、34を設け、各組の加圧ガン2個中各1個の溶接電極5、7が装着された加圧ガンの間に可動接点21と固定接点22からなる開閉器を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、溶接箇所ごとに溶接点数の変更が可能なマルチスポット溶接装置に関するものである。
二輪車の輸出等に使用される梱包資材として例えば図9乃至図11に示すような、成型した鋼板を格子状に組み合わせて構成した梱包底枠が使用されている。これらの図に示す梱包底枠は、U字の上端をそれぞれ外側に延長した形状に鋼板を成型したロアーブリッジ材と呼ばれる部材41を複数平行に並べ、該部材41上に直交する方向に二山形状に鋼板を成型したフロア材と呼ばれる部材42を複数を並べて載せ、交差する部分を溶接して製造されたものであり、部材42の外側にはスキッドフレームと呼ばれるU字状に成型した部材43が部材41の両端に取り付けられている。
こうした前後方向、左右方向に寸法の大きいワークを溶接する場合、溶接点を直接溶接電極で挟むことは困難であり、一般的にはシリーズスポット溶接(例えば特許文献1)あるいはインダイレクトスポット溶接により溶接されている。図示のワークWでは2本1組の加圧ガンを1組又は2組備える加圧ガンユニットを使用したマルチスポット溶接装置により1つの溶接箇所につき4点ずつ溶接するのが基本となっていた。ところが、強度の点からは周辺部分を除けば全ての溶接箇所で4点ずつ溶接する必要はなく、結果的に過剰な点数溶接するということになる。
このように過剰な点数溶接すると、その溶接のために余分な時間と電力を要することとなり、コストがかかるという問題があった。必要のない溶接点を溶接しないようにするためには例えば溶接点数を変更可能な加圧ガンユニットを使用することが考えられるが、溶接箇所ごとに溶接点数を変えることができるような加圧ガンユニットは実用化されていない。また、溶接点数の異なる数種の加圧ガンユニットを選択して使用することも考えられるが、加圧ガンユニットの交換のための装置を要することとなって装置が複雑になり不都合である。このように必要な溶接点だけ溶接するようなマルチスポット溶接装置は実用化されておらず、それに関する文献等も存在しないのが現状である。
特開平7−227676号公報
本発明は上記の問題点を解決し、溶接箇所ごとに溶接点数を変えることができるマルチスポット溶接装置を提供するためになされたものである。
上記の問題を解決するためになされた本発明のマルチスポット溶接装置は、2個1組とした加圧ガンを2組設けて構成した加圧ガンユニットによりワークをシリーズスポット溶接又はインダイレクト溶接するマルチスポット溶接装置であって、2組の加圧ガンに個別に給電する2個の変圧器を設け、各組の加圧ガン2個中各1個の加圧ガンの間に開閉器を接続し、該開閉器の閉路により異なる組の加圧ガンの間の通電経路を形成することを特徴とするものである。
ここにおいて、加圧ガンユニットを複数設けることができ、加圧ガンユニットを移動させて位置決めする位置制御機構を設けることができる。また、加圧ガンユニットに直線上を移動させて位置決めする位置制御機構とワークを移送するワークの移送機構とを設け、ワークの移送機構によるワークの移送方向を加圧ガンユニットの移動方向と直交する方向とすることができる。
本発明によれば、2個1組とした加圧ガン各組の加圧ガン2個中各1個の加圧ガンの間に開閉器を接続したので、この開閉器が開路の状態では各組の加圧ガンによりシリーズスポット溶接又はインダイレクト溶接することができる。これにより2点あるいは4点の溶接ができることになる。開閉器を閉路した状態では異なる組の加圧ガンの間に通電経路が形成され、一方の組の変圧器から給電することで異なる組の加圧ガンの2点の溶接ができることになる。このように開閉器を開閉することにより溶接箇所ごとに溶接点の位置、溶接点数を変えることができる利点がある。
また、加圧ガンユニットを複数設けた場合には、複数の溶接箇所を並行して溶接できるので溶接時間を短縮することができ、加圧ガンユニットを移動させて位置決めする位置制御機構を設けた場合には、溶接位置の異なるワークに対しても段取り替えすることなく容易に対応することができる利点がある。さらに、加圧ガンユニットに直線上を移動させて位置決めする位置制御機構とワークを移送するワークの移送機構とを設け、ワークの移送機構によるワークの移送方向を加圧ガンユニットの移動方向と直交する方向とした場合には、多数配列された溶接箇所を効率よく溶接することができる利点がある。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、図を参照しながら具体的に説明する。
図1乃至図3は本発明のマルチスポット溶接装置に使用する加圧ガンユニット1の要部の構成を示すものであって、マルチスポット溶接装置は複数のこのような構成の加圧ガンユニット1を図4に示すように機枠2の下側に並べ、移動可能な状態で支持させて構成してある。図4においてワークWは後方から手前に移送されるものであり、以下の説明ではワークの進行方向すなわち図4の手前側を前側、図4で右方に表わしてある側を右側と表現するものとする。
加圧ガンユニット1の基盤3には、下面前側及び下面後側にそれぞれ2個の加圧用エアシリンダ4、5及び6、7が左右に並べて取り付けてあり、各加圧用エアシリンダ4、5及び6、7のピストンの先端には溶接電極8、9及び10、11を装着するための電極保持部8a、9a及び10a、11aを取り付け、溶接電極8、9及び10、11が装着してある。加圧用エアシリンダ4、電極保持部8a、溶接電極8は1個の加圧ガンを構成するものであり、同様に加圧用エアシリンダ5、6、7は電極保持部9a、10a、11a及び溶接電極9、10、11とともに都合3個の加圧ガンを構成する。これら4個の加圧ガンは溶接電極8、9が装着されたものと溶接電極10、11が装着されたものがそれぞれ1組となり、都合2組となる。
また、加圧用エアシリンダ5、7の下部右前側及び下部右後側には溶接電極8、9及び10、11に給電する電力を変圧器から受け入れる給電バー12、13及び14、15がそれぞれ設けてあり、各給電バー12、13、14、15と各電極保持部8a、9a、10a、11aの間はそれぞれ可撓導体16、17、18、19により接続してある。これにより、溶接電極8、9、10、11はそれぞれ給電バー12、13、14、15に接続されることになる。
給電バー13の上部には接点駆動用エアシリンダ20が設けてあり、該接点駆動用エアシリンダ20のピストンの先端には可動接点21が取り付けてある。可動接点21には固定接点22が対向させて設けてあり、可動接点21及び固定接点22はそれぞれ可撓導体23及び接続バー24により給電バー13及び15と接続してある。この可動接点21及び固定接点22は異なる組である溶接電極9が装着された加圧ガンと溶接電極11が装着された加圧ガンとの間の通電経路を形成する開閉器を構成するものであり、接点駆動用エアシリンダ20により開閉することができることになる。図中25は接点駆動用エアシリンダ20を基盤3に固定する固定部材であり、給電バー12、13及び14、15は相互に絶縁した状態で図示しない部材により基盤3に固定してある。固定接点22の後方には絶縁した状態で固定部材25に取り付けた支持部材26が設けてあり、接点駆動用エアシリンダ20により可動接点21が固定接点22に押し付けられたとき固定接点22が移動しないように支持させてある。
基盤3の上面前側及び後側には直線ガイドの摺動子27、27が取り付けてあり、該摺動子27、27を機枠2の下面に取り付けた直線ガイドのレール28、28に係合させて基盤3を左右方向に移動自在に支持させてある。また、基盤3の上面にはボールナット29が取り付けてあり、機枠2に受け台30、30により支持させたボールねじ31と螺合させてある。図6はこうした摺動子27、27、レール28、28、ボールナット29、ボールねじ31の配置を示すものであり、摺動子27、27は共通のレール28、28に支持させてある。ボールねじ31は各基盤3についてそれぞれ個別に設けてあり、各ボールねじ31、31にはそれぞれサーボモーター32、32が連結してある。各サーボモーター32、32には図示しない制御装置から指令信号が送られ、ワークWに応じて各基盤3、3の位置を個別に制御できるようにしてある。
機枠2の上部には1個の加圧ガンユニット1に対して2個の変圧器33、34が設けてあり、一方の変圧器33の二次巻線33aは二次ケーブル35、35により給電バー12、13に、他方の変圧器34の二次巻線34aは二次ケーブル36、36により給電バー14、15にそれぞれ接続してある。これにより変圧器33からは二次ケーブル35、35、給電バー12、13を介して溶接電極8、9に給電され、変圧器34からは二次ケーブル36、36、給電バー14、15を介して溶接電極10、11に給電されることとなる。図7及び図8は二次巻線33a及び34aから溶接電極8、9及び10、11までの通電経路を示すものであり、図7は可動接点21と固定接点22が離れた開閉器が開路の状態、図8は可動接点21と固定接点22が接した開閉器が閉路の状態を表わしている。
以下このように構成したマルチスポット溶接装置により図9乃至図11に示すようなワークWを溶接して完成させる場合の動作を説明する。このワークは5本のロアーブリッジと呼ばれる部材41の上に8本のフロアと呼ばれる部材42を直角方向に載せ、部材42の外側にスキッドフレームと呼ばれる部材43を配置して構成したものであり、この部材41と部材42及び43とが交差する部分を溶接することになる。溶接に先立ち、まず図示しない治具に部材41をセットし、その上に部材42と43をセットする。治具の構成は従来使用されているものと同様でよく、マルチスポット溶接装置の外で部材をセットすることも従来と同様である。
このワークWの場合、部材41は左右方向に、部材42と43は前後方向にそれぞれセットすることになる。図12はワークWの一部を拡大して示したものであり、溶接点を×で、部材が交差する溶接箇所を鎖線で囲んで表わし、主な溶接箇所には符号が付してある。各溶接箇所では溶接箇所53のように4点の溶接が基本であるが、溶接箇所51のような部材41の端部と部材43の溶接箇所や溶接箇所52のような部材41と部材42の端部の溶接箇所では2点の溶接となる。また、溶接箇所53のような周辺部ではない部材41と部材42の溶接箇所では強度的に充分であるので×で表わした斜めに配列される2点の溶接とすることができる。このような必要な溶接点だけを選択して溶接できるようにしたのが本発明のマルチスポット溶接装置である。
部材のセットが終わるとサーボモーター32、32には制御装置から指令信号が送られ、基盤3、3はワークWの仕様に合わせて位置決めされる。これにより溶接電極8、10及び9、11はそれぞれ溶接点を前後に結ぶ線上に位置することとなる。次に部材をセットした治具を図示しない移送機構により移動させ、先頭の部材41が加圧ガンユニット1、1の下方に位置するところまで前進させると、溶接箇所51、52が加圧ガンユニット1、1の下方に位置することになるので治具の移動を止めて各溶接点の溶接を行う。
溶接箇所51の上方の加圧ガンユニット1は可動接点21と固定接点22を開放状態としておき、加圧用エアシリンダ4、5、6、7により溶接電極8、9、10、11を降下させてワークWに押し付ける。図13Aは左前端部の溶接箇所51における溶接電極8、9、10、11と溶接点の関係を示しており、溶接電極8、10は治具に接することになる。ここで変圧器33、34に順次通電すると溶接電極8、9間、10、11間に順次電流が流れ、×で示す溶接点がインダイレクトスポット溶接される。
溶接箇所52の上方の加圧ガンユニット1は可動接点21と固定接点22を開放状態としておき、溶接電極10、11を加圧用エアシリンダ6、7により降下させてワークWに押し付ける。図13Bは溶接箇所52における溶接電極10、11と溶接点の関係を示しており、変圧器34に通電すると溶接電極10、11間に電流が流れ、×で示す溶接点がシリーズスポット溶接される。また、右前端部の溶接箇所は溶接電極9、11が治具に接し、溶接電極8、9間、10、11間に順次電流が流れ、溶接箇所51の場合と同様にインダイレクトスポット溶接される。
このようにして1個の部材41の溶接が終わったところで、次の部材41が加圧ガンユニット1、1の下方に位置するところまで治具を前進させると、溶接箇所53、54が加圧ガンユニット1、1の下方に位置するので、そこで治具の移動を止めて再度溶接を行う。左端の溶接箇所では溶接電極8、10が治具に接し、溶接箇所51の場合と同様に×で示す溶接点がインダイレクトスポット溶接される。また、右端の溶接箇所では溶接電極9、11が治具に接し、同様に溶接点がインダイレクトスポット溶接される。溶接箇所53の上方の加圧ガンユニット1は可動接点21と固定接点22を開放状態としておき、溶接電極8、9、10、11を加圧用エアシリンダ4、5、6、7により降下させてワークWに押し付ける。図13Cは溶接箇所53における溶接電極8、9、10、11と溶接点の関係を示しており、変圧器33、34に順次通電すると溶接電極8、9間、10、11間に順次電流が流れ、×で示す4個の溶接点がシリーズスポット溶接される。
溶接箇所54の上方の加圧ガンユニット1は可動接点21と固定接点22とを閉じた状態としておき、溶接電極9、10を加圧用エアシリンダ5、6により降下させてワークWに押し付ける。図13Dは溶接箇所54における溶接電極9、10と溶接点の関係を示しており、変圧器34に通電すると図8に示すにように二次巻線34aの一端から二次ケーブル36、給電バー15、固定接点22、可動接点21、給電バー13を通して溶接電極9に給電され、二次巻線34aの他端から給電される溶接電極10との間に電流が流れる。これにより×で示す4個中斜めに並んだ2点の溶接点がシリーズスポット溶接される。
以後同様に1個の部材41との溶接が終わるたびに、次の部材41が加圧ガンユニット1、1の下方に位置するところまで治具を前進させ、溶接を進めていくのであるが、ワークWの中間部分では溶接点54のように強度上2点の溶接で充分な溶接箇所がある。このような溶接箇所では、溶接点を溶接箇所54のように斜めに配置する他、逆方向の斜めあるいは前側又は後側の横方向に並べて配置することができる。溶接箇所54と逆方向の斜め配置とする場合には、可動接点21と固定接点22とを閉じた状態としておき、溶接電極8、11をワークWに押し付ける。図13Eはこのときの溶接電極8、11と溶接点の関係を示しており、変圧器33に通電すると図8に示すように二次巻線33aの一端から給電バー13、二次ケーブル35、可動接点21、固定接点22、給電バー15を通して溶接電極11に給電され、二次巻線33aの他端から給電される溶接電極8との間に電流が流れる。これにより×で示す斜めに並んだ2点の溶接点がシリーズスポット溶接される。
前側横2点の配置とする場合には可動接点21と固定接点22を開放状態としておき、溶接電極8、9をワークWに押し付ける。図13Fはこのときの溶接電極8、9と溶接点の関係を示しており、変圧器33に通電すると溶接電極8、9間に電流が流れ、×で示す2個の溶接点がシリーズスポット溶接される。また、後側横2点の配置とする場合には可動接点21と固定接点22を開放状態としておき、溶接電極10、11をワークWに押し付ける。図13Gはこのときの溶接電極10、11と溶接点の関係を示しており、変圧器34に通電すると溶接電極10、11間に電流が流れ、×で示す2個の溶接点がシリーズスポット溶接される。
以後溶接が行われ、最終の部材41と部材43のワークW左後端における溶接箇所では図13Hに示すように溶接電極8、10が治具に接し、溶接箇所51の場合と同様に×で示す溶接点がインダイレクトスポット溶接される。部材41と部材42の後端の溶接箇所では図13Jに示すように溶接電極8、9がワークに押し付けられ溶接箇所52の場合と同様にシリーズスポット溶接される。また、ワークW右後端の溶接箇所では溶接電極9、11が治具に接し、溶接箇所51の場合と同様にインダイレクトスポット溶接される。このようにして全ての溶接箇所の溶接が終わればワークWが完成することになる。
なお、前記図示の実施の形態のものでは、ワークWのフロア材である部材42の間隔が加圧ガンユニット1の寸法に対して小さく、隣接する部材42を同時に溶接することができない構成となっている。このような場合にはまず一部の部材42を溶接した後サーボモーター32、32により加圧ガンユニット1、1を移動させ、残りの部材42を溶接するものとすることができる。あるいは、治具に左右方向への移動機構を設け、一部の部材42を溶接した後治具の移動によりワークWの方を移動させ、残りの部材42を溶接するものとすることができる。
以上の説明によっても明らかなように、本発明のマルチスポット溶接機によれば、2個1組とした加圧ガンを2組設けて構成した加圧ガンユニット1、1の、各組の1個の加圧ガンの間に可動接点21と固定接点22からなる開閉器を接続したので、この開閉器を開路した状態では各組の加圧ガンによりシリーズスポット溶接又はインダイレクト溶接することができる。これにより2点あるいは4点の溶接ができることになる。開閉器を閉路した状態では一方の組の変圧器から他方の組の加圧ガンに給電する通電経路が形成されるので、加圧ガンの組を跨いだ2点の溶接ができることになる。開閉器の開閉は接点駆動用エアシリンダ20により行われるので、加圧ガンユニット1、1から離れた場所からの操作で切り替えることができ、溶接箇所ごとに溶接点の位置、溶接点数を容易に変えることができる利点がある。
加圧ガンユニット1、1を複数設けた場合には、複数の溶接箇所を並行して溶接できるので溶接時間を短縮することができる利点がある。また、加圧ガンユニット1を移動させて位置決めする位置制御機構を設けた場合には、1個の加圧ガンユニット1で複数の溶接箇所を溶接でき、前後、左右両方向に移動して位置決めするようにすればワークWを移動させることなく1個又は少数のガンユニット1により全ての溶接箇所を溶接できる利点がある。さらに、加圧ガンユニット1、1に直線上を移動させて位置決めする位置制御機構とワークWを移送するワークの移送機構とを設け、移送機構によるワークWの移送方向を加圧ガンユニット1、1の移動方向と直交する方向とした場合には、加圧ガンユニット1、1の位置決めにより溶接位置の異なるワークWに対して対応することができ、ワークWの移送と合わせて多数の溶接箇所を効率よく溶接することができる利点がある。
加圧ガンユニットの構成を示す要部の右側面図である。 加圧ガンユニットの構成を示す要部の正面図である。 加圧ガンユニットの構成を示す要部の平面図である。 本発明のマルチスポット溶接装置の正面図である。 本発明のマルチスポット溶接装置の右側面図である。 本発明のマルチスポット溶接装置の要部の平面図である。 通電経路を示す図である。 通電経路を示す図である。 ワークの一例を示す平面図である。 ワークの一例を示す正面図である。 ワークの一例を示す右側面図である。 溶接点の配置を示す部分平面図である。 溶接点と溶接電極の配置を示す平面図である。
符号の説明
1 加圧ガンユニット
2 機枠
3 基盤
4、5、6、7 加圧用エアシリンダ
8、9、10、11 溶接電極
8a、9a、10a、11a 電極保持部
12、13、14、15 給電バー
16、17、18、19 可撓導体
20 接点駆動用エアシリンダ
21 可動接点
22 固定接点
23 可撓導体
24 接続バー
25 固定部材
26 支持部材
27 摺動子
28 レール
29 ボールナット
30 受け台
31 ボールねじ
32 サーボモーター
33、34 変圧器
33a、34a 二次巻線
35、36 二次ケーブル
41、42、43 部材
51、52、53、54 溶接箇所
W ワーク

Claims (4)

  1. 2個1組とした加圧ガンを2組設けて構成した加圧ガンユニットによりワークをシリーズスポット溶接又はインダイレクト溶接するマルチスポット溶接装置であって、2組の加圧ガンに個別に給電する2個の変圧器を設け、各組の加圧ガン2個中各1個の加圧ガンの間に開閉器を接続し、該開閉器の閉路により異なる組の加圧ガンの間の通電経路を形成することを特徴とするマルチスポット溶接装置。
  2. 加圧ガンユニットを複数設けたことを特徴とする請求項1に記載のマルチスポット溶接装置。
  3. 加圧ガンユニットを移動させて位置決めする位置制御機構を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のマルチスポット溶接装置。
  4. 加圧ガンユニットに直線上を移動させて位置決めする位置制御機構とワークを移送するワークの移送機構とを設け、ワークの移送機構によるワークの移送方向を加圧ガンユニットの移動方向と直交する方向としたことを特徴とする請求項1又は2に記載のマルチスポット溶接装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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