JP2009247765A - 卓球用ラケット - Google Patents

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Abstract

【課題】木質板ラケット本体が炭素繊維素材等の強化繊維素材等からなる補強部材によりグリップ構造等に伴う脆弱性等の弱点が適切に補強されて,木質板と炭素繊維素材等の補強部材とが持つ夫々の双方の特性の良さが有効に発揮され,使用者の意図する戦法に応じた良好な打球感と打球操作が得られる卓球用ラケットを提供する。
【解決手段】ラケット本体のグリップ部の表面側外面とこれに取り付けられるグリップとの間の位置に、即ちラケット本体のグリップ部又はこれに取り付けられるグリップの手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った任意の場所に、炭素繊維素材等の強化繊維素材等からなる補強部材片を適度に重合配設せしめて卓球用ラケットを形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、木質板ラケット本体が炭素繊維素材等の補強部材によりそのグリップ部等の構造上に伴う脆弱性等の弱点の適度且つ適切な補強がなされて、ラケット本体を構成する木質板及び炭素繊維素材等からなる補強部材の持つ双方の特性の良さが打球時に有効に発揮され、使用者の意図する戦法ないし戦略に応じた良好な打球感と打球操作が得られる卓球用ラケットに関するものである。
木質板のラケットは一般的に、軟質材で撓りにより打球時のボールに対する吸収力と接触時間を充分にとれるため、打球時にラケットに吸い付くようなソフトな打球感が得られ、ボールに対し充分な回転を与えられるとともに、ボールを意図した方向に操作するコントロールもつけ易くボールの伸びと重い球質が得られるという良い特性を有している。しかしその反面、材質上及びラケット本体の広幅の打球面(ラケット板体)に対し細く絞られたグリップ部(手元)の構造上、撓り後の戻り速度と復元力即ち反発復元力が充分でないため、ボールのスピードと威力と飛距離がやや充分でないという面を有しているとともに、時として衝撃力に対し脆弱で打球時に不快で有害な手に響く衝撃振動をラケット本体の手元側に集中して伝達してしまうという面をも有している。 これに対し、炭素繊維シート素材等の強化繊維シート素材等からなる補強部材においては、一般的に硬質材で引張強度、弾性率(反発復元力)、剛性に優れているという性質を有しているため、打球時にはボールのスピードと威力と飛びに優れるという有利な面を備えているが、撓りによるボールに対する吸収力と接触時間に乏しいため、打球時にラケットに吸い付くようなソフトな打球感は得られず、ボールに充分な回転をかけることができないとともに、ボールを意図した方向に操作するというよりも当たった瞬間に弾き飛んでいくという感じでボールに対するコントロールもつけにくく、球質が軽く棒球となるきらいがあるという一面をも有している。
従来において、前記木質板ラケットの材質上並びに広幅の打球面部に対しこれに続く細く絞ったグリップ部の構造上に伴う脆弱性等の問題点を是正するために、木質板ラケット本体に対し炭素繊維シート素材等の強化繊維シート素材等からなる補強部材を接着等により施してその補強を図るようになした例として、例えば次の特許文献1及び2に示すもの等がある。
特開平 7− 31702号公報 特開平11−244437号公報
しかしながらこの先行技術である特許文献1記載のものは、その明細書と図面によると、打球部2とグリップ部3とからなるラケット本体4における中央木質板7の外面全体に亘って炭素繊維シート素材等の補強部材8を接着し、更にその外面に木質薄板9を接着した積層構造を施したものであるため、炭素繊維シート素材等の補強部材がもたらす強い剛性等による影響をまともに受けてラケット本体4全体が必要以上に硬直化し、木質板ラケットの有する撓り等による良い特性が減殺され、打球の初速スピードとそれに伴うボールの勢い等による威力や飛びが増すという有利な面が見られる反面、打球時にボールに対する吸収力や接触時間が充分でないためボールに充分な回転をかけて意図する方向に操作するという操作性には優れず、また、炭素繊維素材等による高い振動減衰率によりラケット本体の手元側に集中する打球に有害で不快な衝撃振動は除去される反面、打球に必要な適度な衝撃振動までもが除去されて手元側に伝達されず、ボールに対する意図した打球の感触が得られないという難点が生じ、これによっては木質板ラケットの適切な補強がなされたとは云い難いものであった。
一方、特許文献2に記載のものは、本発明者の開発に係るもので、前記特許文献1記載のものと比較すると、木質板ラケット本体に対する炭素繊維シート素材等の補強部材の配設の仕方に工夫を施しているので、前記のような木質板ラケット本体が本来有している撓りの良さ等の特性の良さが全く減殺されてしまうという弊害はないが、しかしそれでも木質板ラケット本体の特性の良さが必ずしも充分に発揮されるとはいえないおそれもときとして無しとは言えず、木質板のラケット本体の材質並びに細く絞られたグリップ部構造に伴う脆弱性の是正等その弱点の補強が万全になされたとは言いいがたいものであった。 即ちこの場合には、特許文献1記載のものと異なり、木質板ラケット本体1の広幅の打球面部(ラケット板体)2とこれに繋がる細幅のグリップ部3の外面全体に亘って炭素繊維素材やコルクシートの補強部材が接着されているものではないが、ラケット本体1の外面には本体撥形補強部材4が装着されている。この本体撥形補強部材4は、特許文献2の図2のbに示すように先端部が左右両側に翼状に拡開されて撥のような形状を有して、ラケット板体(打球面部)2のグリップ部3に続く細く絞られた下部周辺部とグリップ部3の外面全体に亘って接着されており、その内側にはコルクシート等の柔軟材7が重合接着されている。 従ってこの場合には、打球面部2にも斯かる撥形補強部材4の先端部の左右両側に拡開された撥形形状の部分や撥形補強部材4の内側に重合されたコルクシート等の柔軟材7による影響を受けて、ときとして打球面部2を含めてラケット本体1全体に必要以上の硬直化が発生するおそれがあり、また、ときとして打球時に有害で不快な衝撃振動のみならず意図する打球操作に必要で有益な適度な衝撃振動までもが除去されて手元側に伝わらないというおそれもあり、必ずしも木質板ラケットの適切な補強が万全になされているとは云い難い面をも有していた。 なお、特許文献2には、前記先端部が左右に拡開されて広幅の打球面部の周辺部にまでかかる撥形補強部材4を用いずに、ラケット本体のグリップ部3の外面に取り付けられるグリップ5の底面全体に亘って、グリップ底部補強部材9を施したものが示されているが、このグリップ底部補強部材9の内側にはやはりコルクシート等の柔軟材7が重合して接着されており、この場合においても、その影響等の関係で剛性が増して木質板ラケット本体がときとして硬直化するというおそれも無きにしもあらずで、やはりそれによっても前記木質板ラケットの脆弱性の弱点の補強が万全になされたとは云い難い面もあった。
本発明は、斯かる状況に鑑み工夫を積み重ねた結果編み出されたもので、上記従来の先行技術が有する諸難点を解消し、木質板ラケット本体に対する炭素繊維シート素材等の補強部材の配設を適度に且つ適切になすことにより、木質板ラケット本体の材質上並びに細く絞られたグリップ部の構造上に伴って生ずる脆弱性等の弱点の補強が確実且つ適切になされて、ラケット本体を構成する木質板とそれに施す炭素繊維素材等の補強部材とが持つ双方の特性の良さが打球時に有効に発揮されるとともに,使用者の意図する戦法と戦略に応じた良好な打球感と打球操作を得ることができる卓球用ラケットを提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するために、特許請求の範囲の各請求項(請求項1ないし25)に記載したとおりの以下に示す手段を講じたものである。
先ず第一に特許請求の範囲の請求項1に示したとおり、「卓球用木質板ラケット本体のグリップ部の表面側外面とこれに取り付けられるグリップとの間の位置に、即ちそのラケット本体のグリップ部の表面側外面又はそれに取り付けられるグリップの手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った任意の場所に、炭素繊維等の強化繊維シート素材等からなる補強部材片を適度に重合配設せしめてなる」ことを特徴とするものである。
その木質板ラケット本体のグリップ部とグリップとの間に配設される炭素繊維等の強化繊維シート素材等からなる補強部材片の配設箇所は、ラケット本体のグリップ部の表面側外面の長さ方向に沿った任意の場所、又は、そのグリップ部の表面側外面に取り付けられるグリップの底面部の長さ方向に沿った任意の場所、或いは、そのグリップの厚さ方向に沿ったグリップ内の任意の場所のいずれかとする。
その補強部材片が配設されるラケット本体のグリップ部の表面側外面の長さ方向に沿った任意の場所、又は、そのグリップ部の表面側外面に取り付けられるグリップの底面部の長さ方向に沿った任意の場所とは、グリップ部の表面側外面又はそれに取り付けられるグリップの底面部の長さ方向に沿った全面ないしその一部の面に亘って、又は、その手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの夫々の長さ方向に沿った手元側末端部寄り、中間部寄り、先端部寄り等のいずれか任意の場所の一箇所とする。
ラケット本体のグリップ部の表面側外面又はこれに取り付けられるグリップの底面部の長さ方向に沿って配設される補強部材片の配設は、そのグリップ部の表面側外面ないしグリップの底面部に沿って補強部材片が直接重合配設される、又は、そのグリップ部の表面側外面ないしグリップの底面部に沿って形成された適宜幅、適宜長さ、適宜深さの切欠溝内の底面部に沿って補強部材片が重合配設されるものとする。
木質板ラケット本体のグリップ部とグリップとの間に配設される炭素繊維等の強化繊維シート素材等からなる補強部材片の形状は、上記に示したその配設位置と配設手段に応じて次のような種々のものとする。
即ち、その補強部材片がラケット本体のグリップ部の表面側外面又はそれに取り付けられるグリップの底面部における手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの夫々の長さ方向に沿った手元側末端部寄り、中間部寄り、先端部寄り等のいずれか任意の場所の一箇所に配設される場合には、縦寸法が前記グリップ部又はグリップの長さの約四分の一程度、横寸法が前記グリップ部又はグリップのほぼ幅寸法に等しい寸法を有し平面形状がほぼ四辺形状である補強部材の小片を用いる、或いは、直径が前記グリップ部又はグリップの幅寸法より小径に採寸されたほぼ円形状の補強部材の小片を用いるものとする。
そしてこの場合、前記ほぼ四辺形状の補強部材の小片を用いるときには、前記グリップ部の表面側外面又はグリップの底面部と平行にその幅方向に沿って一杯に横方向水平状に重合接着せしめるものであり、ほぼ円形状の補強部材の小片を用いるときには、前記グリップ部の表面側外面又はグリップの底面部と平行にその幅寸法内の位置に横方向水平状に重合接着せしめるものとする。
そしてまた、そのほぼ四辺形状の補強部材の小片又はほぼ円形状の補強部材の小片は、グリップ部の表面側外面又はグリップの底面部に直接に横方向水平状に接着される代わりに、グリップ部の表面側外面又はグリップの底面部に形成された切欠溝内にその底面に沿って横方向水平状に重合接着される場合もある。
次に、その補強部材片が前記グリップ部の表面側外面又はグリップの底面部の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に向かう長さ方向に沿った面のうち一部の面に亘って配設される場合には、横幅がグリップ部又はグリップの横幅より狭く長さがグリップ部又はグリップの長さより短尺に採寸されたほぼ長方形状の補強部材片を用い、これをグリップ部の表面側外面又はグリップの底面部と平行にその長さ方向に沿ってその幅寸法内の位置に横方向水平状に重合接着せしめるものとする。 この場合においても、斯かるほぼ長方形状の補強部材片と同様の形状の切欠溝をグリップ部の表面側外面又はグリップの底面部に形成し、その内部にそのほぼ長方形状の補強部材片を重合接着する場合もある。
また,その補強部材片が、ラケット本体のグリップ部の表面側外面に取り付けられるグリップの底面部の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に向かう長さ方向全面に亘って配設される場合には、横幅がグリップの底面部の幅寸法に等しく長さがグリップの底面部の長さ寸法に等しい寸法のほぼ長方形状の補強部材片を用い、これをグリップの底面部全面に亘って重合接着する。
更に,その補強部材片がグリップの厚さ方向と平行にグリップ内に縦方向に配設される場合には、グリップの面方向でその長さ方向に沿った中央部にグリップの手元側末端部よりラケット本体の打球面部側先端部に向かって、縦幅がグリップの上面より底面に至る厚さ寸法に等しく長さがグリップの長さより短尺に採寸されたほぼ長方形状の補強部材片を用い、これをグリップ内にそのグリップの厚さ方向と平行にグリップの上面から底面に亘って縦方向垂直状に挿入配設する。
更にまたこのグリップ内にその面方向で長さ方向に沿った中央部にほぼ長方形状の補強部材片をグリップの上面から底面に向かって縦方向垂直状に挿入配設する場合には、この縦方向垂直状に挿入配設された補強部材片に加えて、グリップの底面部の手元側末端部寄りの位置に、縦寸法がグリップの長さの約四分の一程度、横寸法がグリップのほぼ幅寸法に等しい寸法を有し平面形状がほぼ四辺形状の補強部材片の小片をグリップの底面の面方向と平行にその幅方向に沿って横方向水平状に重合接着せしめることもある。
以上に示すラケット本体のグリップ部の表面側外面とこれに取り付けられるグリップとの間に配設される強化繊維シート素材等からなる補強部材片としては、炭素繊維(カーボン)、アラミド繊維、ガラス繊維(グラスファイバー)、チタン、アルミの金属薄片又はチタン、アルミの合金薄片のいずれかを素材とするものを用いる。
上記のラケット本体及びこれに取り付けられるグリップとしては、ペンホルダー型又はシェークハンド型からなるいずれかのものを用いる。
上記のラケット本体としては、木質単板又は木質合板からなるいずれかのものを用いる。
本発明は上記のとおり特許請求の範囲の各請求項(請求項1ないし25)記載の構成に基づく構成となしたので、上述の従来技術の有する諸難点を確実に解消し、次の特有の効果を奏する。
先ず始めに請求項1に係る発明においては、卓球用ラケットにおける木質単板又は木質合板からなるラケット本体のグリップ部の表面側外面とこれに取り付けられるグリップとの間の適宜位置に、即ちそのグリップ部又はグリップの手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った任意の場所に、炭素繊維等の強化繊維シート素材等からなる補強部材片を木質板の持つ撓りの良さ等の特性が減殺されないように適度に重合配設せしめるようになしたので、上述の特許文献1及び2に記載の従来技術に比して木質板ラケットの細く絞られたグリップ部の構造に伴う脆弱性等の弱点の補強が確実に且つ適切になされ、従来技術が有する諸難点が確実に解消される。
即ち、上記に指摘したとおり特許文献1に記載のものは、炭素繊維シート素材等の補強部材片がラケット本体の広幅の打球面部とそれに続く細く絞られたグリップ部との面方向全面に沿って配設されているため、炭素繊維シート素材等の補強部材がもたらす強い剛性等による影響をまともに受けてとりわけ打球面部を含むラケット本体全体が必要以上に硬直化し、木質板ラケットの有する撓り等による良い特性が減殺され、打球の初速スピードとそれに伴うボールの勢い等による威力や飛びが増すという有利な面が見られる反面、打球時にボールに対する吸収力や接触時間が充分でないためボールに充分な回転をかけて意図する方向に操作するという操作性には優れず、また、炭素繊維素材等による高い振動減衰率によりラケット本体の手元側に集中する打球時に有害で不快な衝撃振動は除去される反面、打球時に必要な適度な衝撃振動までもが除去されて手元側に伝達されず、ボールに対する意図した打球の感触が得られないという難点が生じ、これによっては木質板ラケットの適切な補強がなされたとは云い難いものであった。 また特許文献2に記載のものは、打球面部も含めてラケット本体全体が炭素繊維シート素材の補強部材による強い剛性の影響をまともに受けるという弊害は除かれるが、それでも細く絞ったラケット本体のグリップ部の長さ方向に沿った面方向全面のみならずその先端部に続く左右両側に翼状に拡開する広幅のラケット本体の打球面部のグリップ部側周辺部の一部にまで及ぶ炭素繊維シート素材からなる撥形補強部材を用い且つその内側面全体にコルクシート等の柔軟材が重合して施されている、或いはこのラケット本体の打球面部の一部にまで及ぶ先端部が左右両側に翼状に拡開する撥形補強部材を用いずにグリップの底面部全面に亘り補強部材を施すものであっても更にその内側面側には同様に全面に亘ってコルクシート等の柔軟材が重合して施されているという関係上、ときとしてラケット本体全体が炭素繊維シート素材の持つ強い剛性の影響を受けて必要以上に硬直化する弊害が生ずるおそれを避けられず、また、ときとして打球時に有害で不快な衝撃振動のみならず意図する打球操作に必要で有益な適度な衝撃振動までもが除去されて手元側に伝わらないというおそれもあり、必ずしも木質板ラケットの脆弱性等の弱点に対する適切な補強が万全になされているとは云い難い面をも併せて有していた。
これに対し請求項1に係る本件発明においては、上記の如く構成したため、即ち木質板ラケット本体に対する炭素繊維シート素材等の補強部材の配設を木質板の持つ撓りの良さ等の特性が減殺されないように適度に且つ適切に施すことにより、木質板ラケット本体の材質上並びに細く絞られたグリップ部の構造上に伴って生ずる脆弱性等の弱点の補強が確実且つ適切になされて、上述の先行文献等の従来技術が有する諸難点が確実に解消され、ラケット本体を構成する木質板とそれに施す炭素繊維素材等の補強部材とが持つ双方の特性の良さが打球時に有効に発揮されるとともに,使用者の意図する戦法と戦略に応じた良好な打球感と打球操作を得ることができる卓球用ラケットを提供することが可能となったものである。
この点を補足すると、請求項1に係る本件発明においては、炭素繊維等強化繊維シート素材等からなる補強部材片がラケット本体のグリップ部の表面側外面とそれに取り付けられるグリップとの間に従来と異なり即ちラケット本体の打球面全体はもとよりその一部の面であるグリップ部側周辺部の面にも及んでいないとともに,グリップとグリップ部との間に補強部材片に重合してコルクシート等の柔軟材が配されるということもなく,補強部材片がラケット本体のグリップ部の表面側外面とグリップとの間に適度且つ適切に配設されている即ちラケット本体の細く絞られたグリップ部の脆弱性等の補強に必要且つ十分な適度な範囲に施されているので,従来のような木質板のラケット本体の打球面およびグリップ部が必要以上に硬直化して木質板の特性の良さである撓りが減殺されるという弊害は無く、その撓りの良さの特性を活かして打球時にボールに対する吸収力と接触時間を充分にとることができ、そのためラケットに吸い付くようなソフトな打球感が得られ、ボールに対し充分な回転を与えられるとともに、ボールを意図した方向に操作するコントロールもつけ易くボールの伸びと威力のある重い球質が得られるという木質板が持つ特性の良さを有効に発揮することができるものである。そしてそれのみならず、適度且つ適切に配された炭素繊維素材等の補強部材により、細く絞られたグリップ部が強化されてその脆弱性の補強が適切になされ、そのため撓り後の戻り速度と復元力即ち反発復元力も充分なものとなり、ボールのスピードと威力と飛びにも優れるという炭素繊維素材等強化繊維シート素材等の補強部材が持つ特性の良さも併せて有効に発揮することができるものである。
そして、ラケット本体のグリップ部の弱点が適度且つ適切に補強されたことにより、打球時に有害で不快な衝撃振動は除去されるとともに打球時に必要な適度な衝撃振動は手元に確実に伝達されるという利点も併有しているものである。
上記の請求項1に記載の構成によりもたらせられる,炭素繊維等強化繊維シート素材等からなる補強部材の適度で適切な配設に基づく,木質板ラケットのグリップ部における脆弱性等の弱点の補強が適切になされてラケットを構成する木質板とこれに配される前記補強部材との持つ双方の特性の良さを有効に発揮することができるという本件発明に特有の効果は、請求項2ないし請求項25の各項に記載の構成によっても同様に発揮されるものである。
なお、その中でも、請求項23に記載のもの(後述の図8に示すもの)においては、炭素繊維シート素材等の補強部材片がラケット本体のグリップ部の表面側外面に取り付けられるグリップの底面の長さ方向に沿った面にそれと平行に従ってグリップ底面に対し横方向水平状に重合配設されているものではなく、長さがグリップの手元側から先端部に至る長さより短い長さで縦幅がグリップの上面から底面に至る厚さ寸法と等しいほぼ長方形状の補強部材片を,グリップの面方向中央部に長さ方向に沿ってその厚さ方向と平行に従ってグリップ底面に対しグリップの上面から底面に亘って縦方向垂直状に挿入配設されているものであるから、この配設状況により、この場合が木質板ラケット本体の材質上並びに広幅の打球面部に対しこれに続き細く絞られたグリップ部の構造上に伴う脆弱性等の問題点の補強を最も適度に且つ適切になし得るものの一つであると位置づけられる。
次に別紙図面の図1ないし図13に基づいて、本発明の実施の形態について種々の例をあげて説明する。
図1ないし図3は、第1の実施形態に係る卓球用ラケットの主要構造を示す説明図である。 図1ないし図3に示したものは、ラケット本体10のグリップ部12の表面側外面に取り付けられるグリップ13の底面部の手元側末端部からラケット本体の打球面部11側先端部に至るまでの長さ方向に沿った手元側末端部寄り、中間部寄り、又は先端部寄りのいずれかの任意の場所の一箇所に、縦寸法がグリップの長さの約四分の一程度、横寸法がグリップのほぼ幅寸法に等しい寸法を有し平面形状がほぼ角形四辺形状の炭素繊維等の強化繊維シート素材等からなる補強部材の小片14を、グリップ13の底面に平行でその幅方向に沿って横方向水平状に重合接着せしめたものである。 図1のものは、その平面ほぼ四辺形状の炭素繊維シート素材等の補強部材の小片14が、ラケット本体10のグリップ部12の表面側外面に取り付けられるグリップ13の底面部の長さ方向手元側末端部寄りの位置に、グリップ13の底面部に対し平行でその幅方向に沿って一杯に横方向水平状に重合接着せしめたものである。 これに対し、図2のものは、その補強部材の小片14が、グリップ13の底面部の長さ方向中間部寄りの位置に、図3のものは、その補強部材の小片14が、グリップ13の底面部の長さ方向ラケット本体の打球面部11側の先端部寄りの位置に夫々横方向水平状に重合接着せしめたものである。
図4ないし図6に示すものは、第2の実施形態に係るもので、前記第1の実施形態(図1ないし図3)においては、グリップ13の底面部の手元側末端部からラケット本体10の打球面部11側先端部に至るまでの長さ方向に沿った手元側末端部寄り、中間部寄り、又は先端部寄りのいずれかの任意の場所の一箇所に重合接着せしめた補強部材の小片が平面ほぼ角形四辺形状のもの14を用いたのに対し、この場合には、平面形状がほぼ丸形円形状の補強部材の小片15を用いたものである。 そして、そのほぼ丸形円形状の補強部材の小片15は、直径がグリップ13の幅寸法より小径に採寸されており、グリップ13の底面部に対しそれと平行でその幅寸法内の位置に横方向水平状に重合接着されている。
図7に示すものは、第3の実施形態に係るもので、この場合には、ラケット本体10のグリップ部12の表面側外面に取り付けられるグリップ13の底面部にその手元側末端部からラケット本体10の打球面部11側先端部に向かって、横幅がグリップ13の横幅より狭く長さがグリップ13の長さより短尺に採寸されたほぼ長方形状の強化繊維シート素材等の補強部材片16をグリップ13の底面部と平行にその長さ方向に沿ってその幅寸法内の位置に横方向水平状に重合接着するようになしたものである。
図8に示すものは、第4の実施形態に係るもので、この場合には、ラケット本体10のグリップ部12の表面側外面とこれに取り付けられるグリップ13との間に配設される強化繊維シート素材等の補強部材片の配設手段として、前記グリップ13の面方向で長さ方向に沿った中央部にグリップ13の手元側末端部よりラケット本体10の打球面部11側先端部に向かって、縦幅がグリップ13の上面より底面に至る厚さ寸法に等しく長さがグリップ13の長さより短尺に採寸された強化繊維シート素材等のほぼ長方形状の補強部材片17を、グリップ13内にそのグリップ13の厚さ方向と平行にグリップ13の上面から底面に亘って縦方向垂直状に挿入配設したものを用いたものである。
図9に示すものは、第5の実施形態に係るもので、この場合には、ラケット本体10のグリップ部12の表面側外面とこれに取り付けられるグリップ13との間に配設される強化繊維シート素材等の補強部材片の配設手段として、前記グリップ13の面方向で長さ方向に沿った中央部にグリップ13の手元側末端部よりラケット本体10の打球面部11側先端部に向かって、縦幅がグリップ13の上面より底面に至る厚さ寸法に等しく長さがグリップ13の長さより短尺に採寸された強化繊維シート素材等のほぼ長方形状の補強部材片18を、グリップ13内にそのグリップ13の厚さ方向と平行にグリップ13の上面から底面に亘って縦方向垂直状に挿入配設するとともに、前記グリップ13の底面部の手元側末端部寄りの位置に、縦寸法がグリップの長さの約四分の一程度、横寸法がグリップのほぼ幅寸法に等しい寸法を有し平面形状がほぼ角形四辺形状の補強部材の小片19を、グリップ13の面方向と平行にその幅方向に沿って横方向水平状に重合接着せしめたものを用いたものである。
図10に示すものは、第6の実施形態に係るもので、図1ないし図3の第1の実施形態に係るものが、ラケット本体10のグリップ部12の表面側外面に取り付けられるグリップ13の底面部の手元側末端部からラケット本体の打球面部11側先端部に至るまでの長さ方向に沿った手元側末端部寄り、中間部寄り、又は先端部寄りのいずれかの任意の場所の一箇所に、縦寸法がグリップの長さの約四分の一程度、横寸法がグリップのほぼ幅寸法に等しい寸法を有し平面形状がほぼ角形四辺形状の炭素繊維シート素材等の強化繊維シート素材等からなる補強部材の小片14を、グリップ13の底面に平行でその幅方向に沿って横方向水平状に重合接着せしめたものであるのに対し、この場合には、その平面ほぼ角形四辺形状の補強部材の小片14に相当するもの20をグリップ13の底面部に形成された切欠溝21内に配設するようになしたものである。 即ちこの場合には、グリップ13の底面部の手元側末端部からラケット本体10の打球面部11側先端部に至るまでの長さ方向に沿った手元側末端部寄り、中間部寄り、又は先端部寄りのいずれかの任意の場所の一箇所に、縦寸法がグリップの長さの約四分の一程度、横寸法がグリップのほぼ幅寸法に等しい寸法で採寸され適宜深さを有し平面形状がほぼ角形四辺形状である切欠溝21がグリップ13の底面部と平行にその幅方向に沿って形成されており、この切欠溝21内にその底面の内部形状とほぼ等しいほぼ角形四辺形状の補強部材の小片20をその底面と平行に横方向水平状に重合接着せしめるようになしたものである。 図10に示すものは、実際的にはそのうち、切欠溝21がグリップ13の底面部の長さ方向に沿った手元側末端部寄りの位置に形成された場合に相当する。
図11に示すものは、第7の実施形態に係るもので、図4ないし図6の第2の実施形態に係るものが、グリップ13の底面部の手元側末端部からラケット本体10の打球面部11側先端部に至るまでの長さ方向に沿った手元側末端部寄り、中間部寄り、又は先端部寄りのいずれかの任意の場所の一箇所に,直径がグリップ13の幅寸法より小径に採寸され平面形状がほぼ丸形円形状の補強部材の小片15をグリップ13の底面部に対しそれと平行でその幅寸法内の位置に横方向水平状に重合接着せしめたものであるのに対し、この場合には、その平面ほぼ丸形円形状の補強部材の小片15に相当するもの22をグリップ13の底面部に形成された切欠溝23内に配設するようになしたものである。即ちこの場合には、グリップ13の底面部の手元側末端部からラケット本体10の打球面部11側先端部に至るまでの長さ方向に沿った手元側末端部寄り、中間部寄り、又は先端部寄りのいずれかの任意の場所の一箇所に、直径がグリップ13の幅寸法より小径に採寸され適宜深さを有してほぼ円筒形状である切欠溝23がグリップ13の底面と平行にその幅寸法内の位置に形成されており、この切欠溝23内にその底面の内部形状とほぼ等しい円形状の補強部材の小片22をその底面と平行に横方向水平状に重合接着せしめたものである。 図11に示すものは、実際的にはそのうち、切欠溝23がグリップ13の底面部の長さ方向に沿った中間部寄りの位置に形成された場合に相当する。
図12に示すものは、第8の実施形態に係るもので、この場合には、ラケット本体10のグリップ部12の表面側外面の手元側末端部からラケット本体10の打球面部11側先端部に至るまでの長さ方向に沿った手元側末端部寄り、中間部寄り、又は先端部寄りのいずれかの任意の場所の一箇所に、縦寸法がグリップ部12の長さの約四分の一程度、横寸法がグリップ部12のほぼ幅寸法に等しい寸法で採寸され適宜深さを有し平面形状がほぼ角形四辺形状である切欠溝25をグリップ部12の表面側外面と平行にその幅方向に沿って形成し、この切欠溝25内にその底面の内部形状とほぼ等しい角形四辺形状の補強部材の小片24をその底面と平行に横方向水平状に重合接着せしめたものであり、この図の場合には実際的には、その切欠溝25がグリップ部12の長さ方向に沿った手元側末端部寄りの位置に形成された場合に相当する。
以上においては、木質板ラケット本体の材質上並びに広幅の打球面部に対しこれに続き細く絞られたラケット操作用のグリップ部の構造上に伴う衝撃に対する脆弱性等の弱点の補強を適正且つ適切になし、そしてそれによって木質板の持つ特性の良さと炭素繊維等強化繊維素材等からなる補強部材の持つ特性の良さとの双方の特性の良さを有効に発揮させるために、ラケット本体のグリップ部の表面側外面とこれに取り付けられるグリップとの間に、炭素繊維等強化繊維シート素材等からなる補強部材片を木質板の特性である撓りの良さが減殺されないように適度且つ適切に重合配設し、その補強部材片の形状や配設分量ないし配設割合等に工夫を施し、木質板体のラケット本体のボールを打つ打球面部や全体が必要以上に硬直化して撓りの特性の良さが減殺されるという弊害を防止することができた種々の例を示したが、この図示により呈示した例に限定されるものではなく、必要に応じ時として、グリップの底面部の長さ方向に沿った全面に亘って補強部材片を施すようになす場合もある。 しかしながらこの場合においても、補強部材片はグリップ底面部の長さ方向に沿って配されるのみでグリップのラケット本体における打球面部側先端部に左右両側に翼状に撥形に拡開されてその部分がラケット本体の打球面部のグリップ側周辺部に掛かったり、強化繊維シート素材と重ねてコルクシート等の柔軟材がグリップ部側内側に施されたりすることはなく、ラケット本体全体が必要以上に硬直化されるという弊害はない。
図13は、木質板のラケット本体10の概略構造を示す平面図である。木質板のラケット本体10は、ボールを打つ広幅の打球面部11(ラケット板体)とこれに続き細く絞られたラケット操作用のグリップ部12(手元)とからなっており、グリップ12の外面にグリップ13が重合接着された構造となっている。従って木質板ラケットは一般的には、軟質材で撓りにより打球時のボールに対する吸収力と接触時間を充分にとれるため、打球時にラケットに吸い付くようなソフトな打球感が得られ、ボールに対し充分な回転を与えられるとともに、ボールを意図した方向に操作するコントロールもつけ易くボールの伸びと重い球質が得られるという良い特性を有している。しかしその反面、材質上及び前記ラケット本体10の広幅の打球面部11(ラケット板体)に対し細く絞られたラケット操作用グリップ部12(手元)の構造上、撓り後の戻り速度と復元力即ち反発復元力が充分でないため、ボールのスピードと威力と飛距離がやや充分でないという面を有しているとともに、時として衝撃力に対し脆弱でありそして打球時に手に響くような不快で有害な衝撃振動をラケット本体10のグリップ部12の手元側に集中して伝達してしまうという面をも有している。
本発明の第1実施形態に係る卓球用ラケットの主要構造を示す説明図で、同図(a)は長さ方向に沿った底面部の手元側末端部寄りの位置に平面ほぼ四辺形状の炭素繊維等の強化繊維シート素材等からなる補強部材の小片を重合接着せしめた状態のグリップの平面図、同図(b)は同上の底面図、同図(c)は同上の側面図である。 同じく本発明の第1実施形態に係る卓球用ラケットの主要構造を示す説明図で、同図(a)は上記ほぼ四辺形状の補強部材の小片を長さ方向に沿った底面部の中間部寄りの位置に重合接着せしめた状態のグリップの平面図、同図(b)は同上の底面図、同図(c)は同上の側面図である。 同じく本発明の第1実施形態に係る卓球用ラケットの主要構造を示す説明図で、同図(a)は上記ほぼ四辺形状の補強部材の小片を長さ方向に沿ったラケット本体の打球面部側先端部寄りの位置に重合接着せしめた状態のグリップの平面図、同図(b)は同上の底面図、同図(c)は同上の側面図である。 本発明の第2実施形態に係る卓球用ラケットの主要構造を示す説明図で、同図(a)は長さ方向に沿った底面部の手元側末端部寄りの位置に平面ほぼ円形状の炭素繊維等の強化繊維シート素材等からなる補強部材の小片を重合接着せしめた状態のグリップの平面図、同図(b)は同上の底面図、同図(c)は同上の側面図である。 同じく本発明の第2実施形態に係る卓球用ラケットの主要構造を示す説明図で、同図(a)は上記ほぼ円形状の補強部材の小片を長さ方向に沿った底面部の中間部寄りの位置に重合接着せしめた状態のグリップの平面図、同図(b)は同上の底面図、同図(c)は同上の側面図である。 同じく本発明の第2実施形態に係る卓球用ラケットの主要構造を示す説明図で、同図(a)は上記ほぼ円形状の補強部材の小片を長さ方向に沿ったラケット本体の打球面部側先端部寄りの位置に重合接着せしめた状態のグリップの平面図、同図(b)は同上の底面図、同図(c)は同上の側面図である。 本発明の第3実施形態に係る卓球用ラケットの主要構造を示す説明図で、同図(a)は長さ方向に沿った底面部に手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に向かって、横幅がグリップの横幅より狭く長さがグリップの長さより短尺に採寸されたほぼ長方形状の炭素繊維等の強化繊維シート素材等からなる補強部材片を重合接着せしめた状態のグリップの平面図、同図(b)は同上の底面図、同図(c)は同上の側面図である。 本発明の第4実施形態に係る卓球用ラケットの主要構造を示す説明図で、同図(a)はグリップの面方向で長さ方向に沿った中央部にグリップの手元側末端部よりラケット本体の打球面部側先端部に向かって、縦幅がグリップの上面より底面に至る厚さ寸法に等しく長さがグリップの長さより短尺に採寸された炭素繊維等の強化繊維シート素材等からなる長方形状の補強部材片を、グリップ内にそのグリップの厚さ方向と平行にグリップの上面から底面に亘って縦方向垂直状に挿入配設した状態のグリップの平面図、同図(b)は同上の底面図、同図(c)は同上の側面図、同図(d)は同上の縦断面図である。 本発明の第5実施形態に係る卓球用ラケットの主要構造を示す説明図で、同図(a)はグリップの面方向で長さ方向に沿った中央部にグリップの手元側末端部よりラケット本体の打球面部側先端部に向かって、縦幅がグリップの上面より底面に至る厚さ寸法に等しく長さがグリップの長さより短尺に採寸された炭素繊維等の強化繊維シート素材等からなる長方形状の補強部材片を、グリップ内にそのグリップの厚さ方向と平行にグリップの上面から底面に亘って縦方向垂直状に挿入配設するとともに、グリップの底面部の手元側末端部寄りの位置に平面ほぼ四辺形状の補強部材の小片を重合接着せしめた状態のグリップの平面図、同図(b)は同上の底面図、同図(c)は同上の側面図、同図(d)は同上の縦断面図である。 本発明の第6実施形態に係る卓球用ラケットの主要構造を示す説明図で、同図(a)は平面ほぼ四辺形状の強化繊維シート素材等よりなる補強部材の小片をグリップの底面部の長さ方向に沿った手元側末端部寄りの位置に形成した切欠溝内に重合配設せしめた状態のグリップの底面図、同図(b)は同上の側面図、同図(c)は同上の縦断面図、同図(d)は同上の横断面図である。 本発明の第7実施形態に係る卓球用ラケットの主要構造を示す説明図で、同図(a)は平面ほぼ円形状の強化繊維シート素材等よりなる補強部材の小片をグリップの底面部の長さ方向に沿った中間部寄りの位置に形成した切欠溝内に重合配設せしめた状態のグリップの底面図、同図(b)は同上の側面図、同図(c)は同上の縦断面図、同図(d)は同上の横断面図である。 本発明の第8実施形態に係る卓球用ラケットの主要構造を示す説明図で、同図(a)は平面ほぼ四辺形状の炭素繊維等の強化繊維シート素材等からなる補強部材の小片を、ラケット本体のグリップ部の表面側外面で長さ方向に沿った手元側末端部寄りの位置に形成した切欠溝内に重合配設せしめた状態のラケット本体の一部を断面とした正面図、同図(b)は同上の側面図である。 卓球用ラケット本体一般の概略構造を示す説明図である。
符号の説明
10 卓球用ラケット本体
11 ラケット本体の打球面部(ラケット板体)
12 ラケット本体のグリップ部
13 ラケット本体のグリップ部の外面に取り付けられるグリップ
14 強化繊維シート素材等からなる平面ほぼ四辺形状の補強部材の小片
15 平面ほぼ円形状の補強部材の小片
16 ほぼ長方形状の補強部材片
17 グリップ内縦方向挿入配設のほぼ長方形状の補強部材片
18 グリップ内縦方向挿入配設のほぼ長方形状の補強部材片
19 平面ほぼ四辺形状の補強部材の小片
20 平面ほぼ四辺形状の補強部材の小片
21 切欠溝
22 平面ほぼ円形状の補強部材の小片
23 切欠溝
24 平面ほぼ四辺形状の補強部材の小片
25 切欠溝

Claims (25)

  1. ラケット本体のグリップ部の表面側外面とこれに取り付けられるグリップとの間の位置に、即ちグリップ部又はグリップの手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った任意の場所に、強化繊維シート素材等からなる補強部材片を適度に重合配設せしめてなることを特徴とする卓球用ラケット。
  2. ラケット本体のグリップ部の表面側外面とこれに取り付けられるグリップとの間に配設される強化繊維シート素材等からなる補強部材片として、炭素繊維(カーボン)、アラミド繊維、ガラス繊維(グラスファイバー)、チタン、アルミの金属薄片又はチタン、アルミの合金薄片のいずれかを素材とするものを用いたことを特徴とする請求項1記載の卓球用ラケット。
  3. ラケット本体及びこれに取り付けられるグリップがペンホルダー型であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の卓球用ラケット。
  4. ラケット本体及びこれに取り付けられるグリップがシェークハンド型であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の卓球用ラケット。
  5. ラケット本体として、木質単板を用いたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の卓球用ラケット。
  6. ラケット本体として、木質合板を用いたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の卓球用ラケット。
  7. ラケット本体のグリップ部の表面側外面とこれに取り付けられるグリップとの間に配設される強化繊維シート素材等の補強部材片の配設手段として、グリップの底面部の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った任意の一部の場所に強化繊維シート素材等の補強部材の小片を重合接着するものを用いたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6記載の卓球用ラケット。
  8. ラケット本体のグリップ部の表面側外面とこれに取り付けられるグリップとの間に配設される強化繊維シート素材等の補強部材片の配設手段として、ラケット本体のグリップ部の表面側外面の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った任意の一部の場所に強化繊維シート素材等の補強部材の小片を重合接着するものを用いたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6記載の卓球用ラケット。
  9. ラケット本体のグリップ部の表面側外面とこれに取り付けられるグリップとの間に配設される強化繊維シート素材等の補強部材片の配設手段として、グリップの底面部の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った任意の一部の場所に形成した切欠溝内にその底面の内部形状とほぼ等しい形状の強化繊維シート素材等の補強部材の小片を重合接着するものを用いたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6記載の卓球用ラケット。
  10. ラケット本体のグリップ部の表面側外面とこれに取り付けられるグリップとの間に配設される強化繊維シート素材等の補強部材片の配設手段として、ラケット本体のグリップ部の表面側外面の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った任意の一部の場所に形成した切欠溝内にその底面の内部形状とほぼ等しい形状の強化繊維シート素材等の補強部材の小片を重合接着するものを用いたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6記載の卓球用ラケット。
  11. ラケット本体のグリップ部の表面側外面に取り付けられるグリップの底面部の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った任意の一部の場所に配設される強化繊維シート素材等の補強部材の小片の配設手段として、前記グリップの底面部の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った手元側末端部寄り、中間部寄り、又は先端部寄りのいずれかの任意の場所の一箇所に、縦寸法がグリップの長さの約四分の一程度、横寸法がグリップのほぼ幅寸法に等しい寸法を有し平面形状がほぼ四辺形状の補強部材の小片を、グリップの底面と平行にその幅方向に沿って横方向水平状に重合接着せしめたものを用いたことを特徴とする請求項7記載の卓球用ラケット。
  12. ラケット本体のグリップ部の表面側外面の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った任意の一部の場所に配設される強化繊維シート素材等の補強部材の小片の配設手段として、ラケット本体のグリップ部の表面側外面の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った手元側末端部寄り、中間部寄り、又は先端部寄りのいずれかの任意の場所の一箇所に、縦寸法がグリップ部の長さの約四分の一程度、横寸法がグリップ部のほぼ幅寸法に等しい寸法を有し平面形状がほぼ四辺形状の補強部材の小片を、グリップ部の表面側外面と平行にその幅方向に沿って横方向水平状に重合接着せしめたものを用いたことを特徴とする請求項8記載の卓球用ラケット。
  13. ラケット本体のグリップ部の表面側外面に取り付けられるグリップの底面部の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った任意の一部の場所に配設される強化繊維シート素材等の補強部材の小片の配設手段として、前記グリップの底面部の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った手元側末端部寄り、中間部寄り、又は先端部寄りのいずれかの任意の場所の一箇所に、直径がグリップの幅寸法より小径に採寸されたほぼ円形状の補強部材の小片を、グリップの底面と平行にその幅寸法内の位置に横方向水平状に重合接着せしめたものを用いたことを特徴とする請求項7記載の卓球用ラケット。
  14. ラケット本体のグリップ部の表面側外面の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った任意の一部の場所に配設される強化繊維シート素材等の補強部材の小片の配設手段として、ラケット本体のグリップ部の表面側外面の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った手元側末端部寄り、中間部寄り、又は先端部寄りのいずれかの任意の場所の一箇所に、直径がグリップ部の幅寸法より小径に採寸されたほぼ円形状の補強部材の小片を、グリップ部の表面側外面と平行にその幅寸法内の位置に横方向水平状に重合接着せしめたものを用いたことを特徴とする請求項8記載の卓球用ラケット。
  15. ラケット本体のグリップ部の表面側外面に取り付けられるグリップの底面部の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った任意の一部の場所に形成された切欠溝内に重合接着される強化繊維シート素材等の補強部材の小片の配設手段として、前記グリップの底面部の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った手元側末端部寄り、中間部寄り、又は先端部寄りのいずれかの任意の場所の一箇所に、縦寸法がグリップの長さの約四分の一程度、横寸法がグリップのほぼ幅寸法に等しい寸法で採寸され適宜深さを有し平面形状がほぼ四辺形状である切欠溝をグリップの底面と平行にその幅方向に沿って形成し、該切欠溝内にその底面の内部形状とほぼ等しい四辺形状の補強部材の小片をその底面と平行に横方向水平状に重合接着せしめたものを用いたことを特徴とする請求項9記載の卓球用ラケット。
  16. ラケット本体のグリップ部の表面側外面の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った任意の一部の場所に形成された切欠溝内に重合接着される強化繊維シート素材等の補強部材の小片の配設手段として、前記ラケット本体のグリップ部の表面側外面の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った手元側末端部寄り、中間部寄り、又は先端部寄りのいずれかの任意の場所の一箇所に、縦寸法がグリップ部の長さの約四分の一程度、横寸法がグリップ部のほぼ幅寸法に等しい寸法で採寸され適宜深さを有し平面形状がほぼ四辺形状である切欠溝をグリップ部の表面側外面と平行にその幅方向に沿って形成し、該切欠溝内にその底面の内部形状とほぼ等しい四辺形状の補強部材の小片をその底面と平行に横方向水平状に重合接着せしめたものを用いたことを特徴とする請求項10記載の卓球用ラケット。
  17. ラケット本体のグリップ部の表面側外面に取り付けられるグリップの底面部の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った任意の一部の場所に形成された切欠溝内に重合接着される強化繊維シート素材等の補強部材の小片の配設手段として、前記グリップの底面部の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った手元側末端部寄り、中間部寄り、又は先端部寄りのいずれかの任意の場所の一箇所に、直径がグリップの幅寸法より小径に採寸され適宜深さを有してほぼ円筒形状である切欠溝をグリップの底面と平行にその幅寸法内の位置に形成し、該切欠溝内にその底面の内部形状とほぼ等しい円形状の補強部材の小片をその底面と平行に横方向水平状に重合接着せしめたものを用いたことを特徴とする請求項9記載の卓球用ラケット。
  18. ラケット本体のグリップ部の表面側外面の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った任意の一部の場所に形成された切欠溝内に重合接着される強化繊維シート素材等の補強部材の小片の配設手段として、ラケット本体のグリップ部の表面側外面の手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に至るまでの長さ方向に沿った手元側末端部寄り、中間部寄り、又は先端部寄りのいずれかの任意の場所の一箇所に、直径がグリップ部の幅寸法より小径に採寸され適宜深さを有してほぼ円筒形状である切欠溝をグリップ部の表面側外面と平行にその幅寸法内の位置に形成し、該切欠溝内にその底面の内部形状とほぼ等しい円形状の補強部材の小片をその底面と平行に横方向水平状に重合接着せしめたものを用いたことを特徴とする請求項10記載の卓球用ラケット。
  19. ラケット本体のグリップ部の表面側外面とこれに取り付けられるグリップとの間に配設される強化繊維シート素材等の補強部材片の配設手段として、グリップの底面部にその手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に向かって、横幅がグリップの横幅より狭く長さがグリップの長さより短尺に採寸された強化繊維シート素材等のほぼ長方形状の補強部材片をグリップの底面部と平行にその長さ方向に沿ってその幅寸法内の位置に横方向水平状に重合接着するものを用いたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6記載の卓球用ラケット。
  20. ラケット本体のグリップ部の表面側外面とこれに取り付けられるグリップとの間に配設される強化繊維シート素材等の補強部材片の配設手段として、グリップの底面部にその手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に向かって、横幅がグリップの横幅より狭く長さがグリップの長さより短尺で適宜深さに採寸されたほぼ長方形状の切欠溝をグリップの底面部と平行にその長さ方向に沿ってその幅寸法内の位置に形成し、該切欠溝内にその底面の内部形状とほぼ等しい形状の強化繊維シート素材等の補強部材の小片をその底面と平行に横方向水平状に重合接着したものを用いたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6記載の卓球用ラケット。
  21. ラケット本体のグリップ部の表面側外面とこれに取り付けられるグリップとの間に配設される強化繊維シート素材等の補強部材片の配設手段として、ラケット本体のグリップ部の表面側外面にその手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に向かって、横幅がグリップ部の横幅より狭く長さがグリップ部の長さより短尺に採寸された強化繊維シート素材等のほぼ長方形状の補強部材片をグリップ部の表面側外面と平行にその長さ方向に沿ってその幅寸法内の位置に横方向水平状に重合接着するものを用いたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6記載の卓球用ラケット。
  22. ラケット本体のグリップ部の表面側外面とこれに取り付けられるグリップとの間に配設される強化繊維シート素材等の補強部材片の配設手段として、ラケット本体のグリップ部の表面側外面にその手元側末端部からラケット本体の打球面部側先端部に向かって、横幅がグリップ部の横幅より狭く長さがグリップ部の長さより短尺で適宜深さに採寸されたほぼ長方形状の切欠溝をグリップ部の表面側外面と平行にその長さ方向に沿ってその幅寸法内の位置に形成し、該切欠溝内にその底面の内部形状とほぼ等しい形状の強化繊維シート素材等の補強部材片をその底面と平行に横方向水平状に重合接着するものを用いたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6記載の卓球用ラケット。
  23. ラケット本体のグリップ部の表面側外面とこれに取り付けられるグリップとの間に配設される強化繊維シート素材等の補強部材片の配設手段として、前記グリップの面方向で長さ方向に沿った中央部にグリップの手元側末端部よりラケット本体の打球面部側先端部に向かって、縦幅がグリップの上面より底面に至る厚さ寸法に等しく長さがグリップの長さより短尺に採寸された強化繊維シート素材等のほぼ長方形状の補強部材片を、グリップ内にそのグリップの厚さ方向と平行にグリップの上面から底面に亘って縦方向垂直状に挿入配設したものを用いたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6記載の卓球用ラケット。
  24. ラケット本体のグリップ部の表面側外面とこれに取り付けられるグリップとの間に配設される強化繊維シート素材等の補強部材片の配設手段として、前記グリップの面方向で長さ方向に沿った中央部にグリップの手元側末端部よりラケット本体の打球面部側先端部に向かって、縦幅がグリップの上面より底面に至る厚さ寸法に等しく長さがグリップの長さより短尺に採寸された強化繊維シート素材等のほぼ長方形状の補強部材片を、グリップ内にそのグリップの厚さ方向と平行にグリップの上面から底面に亘って縦方向垂直状に挿入配設するとともに、前記グリップの底面部の手元側末端部寄りの位置に、縦寸法がグリップの長さの約四分の一程度、横寸法がグリップのほぼ幅寸法に等しい寸法を有し平面形状がほぼ四辺形状の補強部材の小片を、グリップの面方向と平行にその幅方向に沿って横方向水平状に重合接着せしめたものを用いたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6記載の卓球用ラケット。
  25. ラケット本体のグリップ部の表面側外面とこれに取り付けられるグリップとの間に配設される強化繊維シート素材等の補強部材片の配設手段として、そのグリップの底面の面方向全面に亘って強化繊維シート素材等の補強部材片を重合接着せしめたものを用いたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6記載の卓球用ラケット。
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