JP2009247238A - 釣用ジャケット - Google Patents

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Abstract

【課題】釣人の身体にジャストフィットし、急流中でも安定して着用できる釣用ジャケットの提供。
【解決手段】この釣用ジャケット10は、右前身頃20、左前身頃21、後身頃17、肩袖部23、24、固定帯12を備える。これらは、弾性に富む複合生地からなる。固定帯12は、後身頃17の下端に連続して形成されている。固定帯12は、釣人の股に掛け回され、右前身頃20及び左前身頃21に面ファスナー19を介して固定される。固定帯12側にフックテープ43が設けられ、右前身頃20及び左前身頃21にループテープ44、45が設けられている。フックテープ43は、ループテープ44、45と重なり合う領域内の任意の位置で固定され得る。
【選択図】図3

Description

本発明は、釣り(特に鮎釣り)の際に使用されるジャケットの構造に関するものである。
鮎釣りの分野において「友釣り」と称される釣法がある。友釣りは、縄張りを持つ鮎の習性を利用する釣りである。一般に鮎は、自己の縄張りに他の鮎が侵入したときは、当該他の鮎にアタックして縄張りから追い出す習性を持っている。釣人は、掛針が取り付けられた鮎(オトリ鮎)を釣竿を用いて操作し、意図的にターゲットとなる鮎の縄張りに侵入させる。オトリ鮎がターゲットとなる鮎の縄張りに侵入すると、ターゲットとなる鮎がオトリ鮎にアタックして掛針に引っ掛かる。釣人は、釣竿を操作して、オトリ鮎と共にヒットした鮎を取り込む。
友釣りでは、釣人は、ターゲットとなる鮎のポイントを探って釣場を移動する。したがって、浅瀬がポイントとなる場合もあれば、釣人の胸が浸かるほどの深く荒い瀬がポイントなる場合もある。深く荒い瀬がポイントとなる場合、釣人は、流水抵抗が低減されるタイツ及びジャケットを着用する(例えば、非特許文献1参照)。このようなタイツやジャケットは釣人の身体にフィットする。そのため、釣人が急流中に立った場合であっても、タイツやジャケットが安定し、安全な釣りをすることができる。
2007 ダイワ釣用品総合カタログ p172、p173
急流中では、特にジャケットの裾は、釣人の身体に確実にフィットする必要がある。そのため、従来のジャケットでは、裾の後部が帯状(ビーバーの尻尾状)に形成されており、当該帯状部分が釣人の股を覆って裾の前部に固定されるようになっている(非特許文献1参照)。この帯状部分の先端に雄型金具が設けられており、この雄型金具が裾の前部に設けられた雌方金具と係合することにより、上記帯状部分が固定されるようになっている。
しかし、上記帯状部分が雄型金具と雌方金具との係合により固定される構造では、釣人の体格に応じて上記帯状部分の固定位置を調整することは不可能である。そのため、ジャケットを着用した場合にジャストフィット感が得られにくいという問題があった。もっとも、この問題は、多種類のサイズのジャケットが用意されれば解決されることであるが、これでは、ジャケットの製造コストが大幅に上昇するという新たな問題が発生する。
そこで、本発明の目的は、体格にかかわらず釣人にジャストフィットし、急流中でも安定して着用できる釣用ジャケットを提供することである。
(1) 上記目的が達成されるため、本発明に係る釣用ジャケットは、釣人が実釣において着用する釣用ジャケットであって、釣人の上半身の前面右側を覆う右前身頃及び前面左側を覆う左前身頃と、右前身頃及び左前身頃との間に設けられ、両者を接続し得る開閉ファスナーと、釣人の上半身の後面を覆う後身頃と、右前身頃及び左前身頃と後身頃との間に配置され、釣人の両肩及び両腕を覆う一対の肩袖部と、後身頃の下縁中央に連続し、釣人の股に掛け回されて右前身頃及び左前身頃の内面に固定され得る固定帯部と、固定帯部を上記内面の一定の領域の任意の位置に着脱自在に連結する連結部材とを備える。そして、上記右前身頃、左前身頃、後身頃、肩袖部及び固定帯部は、クロロプレンゴム及びジャージーが重ね合わされた複合生地から構成されている。
たとえば鮎釣りにおいて、釣人は実釣に際してこの釣用ジャケットを着用する。釣人は、両腕を肩袖部に通し、開閉ファスナーを閉じる。これにより、右前身頃と左前身頃とが接続され、右前身頃及び左前身頃が釣人の上半身の前面を多うと共に後身頃が釣人の後面(すなわち背中)を覆い、さらに、肩袖部が釣人の両腕及び肩を覆う。右前身頃、左前身頃、後身頃及び肩袖部はクロロプレンゴム及びジャージーが重ね合わされた複合生地から構成されているから弾性に富む。したがって、右前身頃、左前身頃、後身頃及び肩袖部は釣人の身体にフィットする。
釣人は、固定帯部を引っ張って股に巻き掛け、連結部材を介して右前身頃及び左前身頃の内面に固定する。固定帯部もクロロプレンゴム及びジャージーが重ね合わされた複合生地から構成されているから弾性に富む。すなわち、固定帯部は、弾性的に伸ばされて右前身頃及び左前身頃の内面に固定される。このとき、固定帯部の弾性収縮力が右前身頃、左前身頃及び後身頃をさらに釣人の身体にフィットさせる。しかも、固定帯部は、右前身頃及び左前身頃の内面の一定の領域内であれば、釣人の所望の位置に固定され得る。したがって、釣人の体格にかかわらず、右前身頃、左前身頃、後身頃及び肩袖部は釣人の身体にフィットする。
(2) 上記固定帯部は、釣人の臀部を覆う基部と、基部に連続して釣人の股を覆う股部と、股部に連続して釣人の尿生殖部を覆う先端部とを有して構成され得る。股部の幅寸法は、基部側から漸次縮小された後に再び拡大されているのが好ましい。上記連結部材は、先端部と右前身頃及び左前身頃との間に介在された面ファスナーから構成され得る。
この構成では、固定帯部の基部が釣人の臀部を覆い、股部が釣人の股を覆い、先端部が釣人の尿生殖部を覆う。しかも、股部の幅寸法は、基部側から漸次縮小された後に再び先端部に向かって拡大されているから、固定帯部が釣人の臀部、股及び尿生殖部に確実にフィットする。また、基部及び先端部の幅寸法は、股部の幅寸法よりも大きいから、固定帯部が固定されることにより、右前身頃、左前身頃、後身頃及び肩袖部は、釣人の身体に一層フィットする。
(3) 上記面ファスナーは、上記先端部に設けられた係合テープと、上記右前身頃の下端角部の内側及び上記左前身頃の下端角部の内側に設けられた被係合テープとを有して構成され得る。
この構成では、固定帯部は、弾性的に引っ張られた後、先端部の係合テープが右前身頃の下端角部の内側及び左前身頃の下端角部の内側に設けられた被係合テープに係合される。係合テープ及び被係合テープは一定の面積を有しているから、固定帯部の固定位置は、釣人の体格に合わせてきわめて簡単に調整され得る。
本発明によれば、弾性的に伸縮する固定帯部によって右前身頃、左前身頃、後身頃及び肩袖部が釣人の身体にフィットするので、当該釣用ジャケットは、釣人体格にかかわらず釣人の身体にジャストフィットする。その結果、たとえば鮎釣りにおいて釣人が深くて荒い瀬に入った場合であっても、釣用ジャケットは安定して着用され得る。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係る釣用ジャケットの斜視図である。同図は、釣人がこの釣用ジャケットを着用した状態を示している。
本実施形態に係る釣用ジャケット10は、典型的には鮎釣り(特に友釣り)の際に使用される。友釣りでは、釣人は川の中に入るため、釣用ジャケット10のほかにタイツ11も着用する。本実施形態に係る釣用ジャケット10の特徴とするところは、釣用ジャケット10が後に詳述される固定帯12(固定帯部)を備えている点であり、これにより、釣用ジャケット10は、釣人の体格にかかわらず当該釣人の身体にジャストフィットし、安全で快適な釣りができるようになっている点である。
図2は、上記タイツ11の斜視図である。同図は、釣人がこのタイツ11を着用した状態を示している。
友釣りの実釣では、釣人は、タイツ11を着用し(図2参照)、その上に釣用ジャケット10を着用する(図1参照)。図2が示すように、タイツ11は、釣人の下半身を覆うように構成されている。このタイツ11は既知の構造であって、前面にファスナー13が設けられている。釣人は、これを上下にスライドさせることによってタイツ11の着脱が容易になる。また、本実施形態では、タイツ11は、シューズ14を一体的に備えている。シューズ14は、底部に滑止部材15を備えている。したがって、釣人は、河原を容易かつ安全に歩行することができる。
図3は、釣用ジャケット10の要部拡大正面図である。
同図及び図1が示すように、釣用ジャケット10は、前身頃16、後身頃17、一対の肩袖部23、24、上記固定帯12及び当該固定帯12を前身頃16に着脱自在に連結する面ファスナー19(連結部材)とを備えている。前身頃16は、右前身頃20及び左前身頃21と、これらを図1が示す状態に接続するファスナー22(開閉ファスナー)とを備えている。
図4は、左前身頃21の拡大断面図である。同図において下側が釣用ジャケット10の内側に対応し、上側が釣用ジャケット10の外側に対応する。
左前身頃21並びに右前身頃20、肩袖部22、23、後身頃17及び固定帯12は、弾性に富む複合生地から構成されている。具体的には図4が示すように、この複合生地は、クロロプレンゴムシート29とジャージー30とを備えている。ジャージー30は、クロロプレンゴムシート29の内側面31に貼着されている。ジャージー29は、例えばナイロンからなる。ジャージー29は、接着剤等により上記内側面31の全体を覆うように固定されている。なお、同図は左前身頃21の断面構造を示すが、右前身頃20、肩袖部22、23、後身頃17及び固定帯12も同様の構造である。
前身頃16は、釣人の上半身の前面を覆う。より詳細には、釣人が釣用ジャケット10を着用した状態で、右前身頃20が釣人の上半身の前面右側を覆い、左前身頃21が釣人の上半身の前面左側を覆う。上記ファスナー22は既知の構造を有し、一対のジッパーテープ32、33と、スライダ34とを備えている。スライダ34は、タブ35を備えており、釣人がタブ35をスライドさせることにより、ジッパーテープ32、33が接続または離反するようになっている。
図1及び図3が示すように、本実施形態では、ジッパーテープ32は左前身頃21の前縁部36に取り付けられ、ジッパーテープ33は右前身頃20の前縁部37に取り付けられている。タブ35が上方にスライドされることにより、一対のジッパーテープ32、33が連結され、これにより、右前身頃20と左前身頃21とが釣人の身体の前面中央において突き合わされるように接続される(図1参照)。また、タブ35が下方へスライドされることにより、一対のジッパーテープ32、33の連結が解除され、前身頃16が開放される(図3参照)。
本実施形態では、左前身頃21の前縁部36に前立て38が設けられている。この前立て38は、右前身頃20と左前身頃21とが突き合わされた状態で、右前身頃20の内側に配置される。これにより、ファスナー22が閉じられたときに(図1参照)、右前身頃20と左前身頃21との突き合わせ状態が安定する。もっとも、この前立て38は省略されていてもよい。
図3が示すように、後身頃17は、釣人の上半身の後面、すなわち背中を覆う。同図に図示されていないが、後身頃17は、釣人の脇腹に対応する部位にて右前身頃20及び左前身頃21と縫い付けられている。後身頃17も上記複合生地からなり、図4が示す構造と同様の構造を備えている。すなわち、後身頃17の内面(釣人の身体に触れる面)にジャージーが配置され、このジャージーの外側にクロロプレンゴムシートが配置されている。そして、ジャージーとクロロプレンゴムシートとが接着剤により貼り付けられている。
肩袖部23は、右前身頃20と後身頃17との間に配置され、両者と縫い合わされている。肩袖部23は、筒状に形成されている。釣人が当該釣用ジャケット10を着用することによって、肩袖部23は、釣人の右肩及び右腕を覆う。また、肩袖部24は、肩袖部23と左右対称形状に形成されている。すなわち、肩袖部24は、左前身頃21と後身頃17との間に配置され、両者と縫い合わされている。肩袖部24も筒状に形成されており、釣人が当該釣用ジャケット10を着用することによって、肩袖部24は、釣人の左肩及び左腕を覆う。なお、肩袖部23、24も上記複合生地からなり、図4が示す構造と同様の構造を備えている。すなわち、肩袖部23、24の内面(釣人の身体に触れる面)にジャージーが配置され、このジャージーの外側にクロロプレンゴムシートが配置されている。そして、ジャージーとクロロプレンゴムシートとが接着剤により貼り付けられている。
本実施形態では、右前身頃20及び左前身頃21、肩袖部23、24並びに後身頃17を連結するように襟部39が設けられている。この襟部39は、帯状の部材が環状に形成されることにより構成されている。襟部39は、右前身頃20及び左前身頃21、肩袖部23、24並びに後身頃17に連続して上方に起立しており、当該釣用ジャケット10を着用した釣人の首周りを保護する。この襟部39も上記複合生地からなり、図4が示す構造と同様の構造を備えている。すなわち、襟部39の内面(釣人の身体に触れる面)にジャージーが配置され、このジャージーの外側にクロロプレンゴムシートが配置されている。そして、ジャージーとクロロプレンゴムシートとが接着剤により貼り付けられている。
図3が示すように、上記固定帯12は、後身頃17と一体的に形成されている。固定帯12は、略分銅形に形成されている。固定帯12は、後身頃17に連続する基部40と、基部40に連続する股部41と、股部41に連続する先端部42とを有する。固定帯12の幅寸法dは、股部41において最小となり、股部41の両側に向かって漸次大きくなっている。すなわち、当該幅寸法dは、基部40から股部41に向かって漸次小さくなり、その後、股部41から先端部42に向かって漸次大きくなっている。基部40は、釣人の臀部を覆う。股部41は、釣人の会陰部から股の部分を覆う。さらに先端部42は、釣人の尿生殖部を覆う(図1参照)。
この固定帯12は後身頃17と一体的に形成されていることから、固定帯12も上記複合生地からなり、図4が示す構造と同様の構造を備えている。すなわち、固定帯12の内面(釣人の身体に触れる面)にジャージーが配置され、このジャージーの外側にクロロプレンゴムシートが配置されている。そして、ジャージーとクロロプレンゴムシートとが接着剤により貼り付けられている。
図3が示すように、上記面ファスナー19は、固定帯12を前身頃16に着脱自在に連結する。面ファスナー19は、フックテープ43とループテープ44、45とを備えている。フックテープ43は、固定帯12の先端部42に設けられている。本実施形態では、フックテープ43は、先端部42の外側の略全面に配置されている。他方、ループテープ44は、右前身頃20の下端角部46の内側に設けられている。ループテープ44は、略扇形に形成されており、上記下端角部46の一定領域を覆っている。ループテープ45は、ループテープ44と左右対称形状に形成されている。ループテープ45は、左前身頃21の下端角部47の内側に設けられている。ループテープ45も略扇形に形成されており、上記下端角部47の一定領域を覆っている。
フックテープ43がループテープ44、45と接触することにより、両者が所定の接着力で接着される。これにより、固定帯12が右前身頃20及び左前身頃21に固定される。この接着力に抗してフックテープ43が引っ張られると、フックテープ43はループテープ44、45から離反する。これにより、固定帯12が前身頃16から外れる。本実施形態では、前述のように、フックテープ43が上記先端部42の外側の略全面に配置されており、しかも、ループテープ44、45は、それぞれ、右前身頃20及び左前身頃21の下端角部46、47の一定の領域を覆っている。したがって、ループテープ44、45に対するフックテープ43の接着位置は、上記一定の領域の任意の位置に設定され得る。このように、フックテープ43の接着位置が調整され得ることによる作用効果については、後述される。
本実施形態に係る釣用ジャケット10は、実釣において次のように使用される。
釣人は、友釣りの実釣に際して釣用ジャケット10を着用する。友釣りでは、釣人は瀬に入るため、タイツ(図2参照)を着用する。さらに、釣人は、深い瀬に入る場合には、釣用ジャケット10を着用する。釣人は、まず両腕を肩袖部23、24に通し、そして、右前身頃20及び左前身頃21を身体の前面中央で付き合わせた後にファスナー22を閉める。具体的には、釣人はタブ35(図1参照)を摘んで上方へ移動させる。これにより、右前身頃20と左前身頃21とが接続され、右前身頃20及び左前身頃21が釣人の上半身の前面を多う。同時に、後身頃17が釣人の背中を覆い、さらに、肩袖部23、24が釣人の両腕及び肩を覆う。
本実施形態では、右前身頃20、左前身頃21、後身頃17及び肩袖部23、24は上記複合生地から構成されているから弾性に富む。したがって、右前身頃20、左前身頃21、後身頃17及び肩袖部23、24は釣人の上半身にフィットし、上記タイツを押さえる。この状態で、後身頃17に設けられた固定帯12は、垂下している。釣人は、固定帯12を手に取り、引っ張って股に巻き掛ける。そして、釣人は、上記面ファスナー19を介して固定帯12の先端部42を右前身頃20及び左前身頃21に固定する。
図5は、釣用ジャケット10の腰部拡大正面図である。同図は、固定帯12が前身頃16に固定された状態を示している。
釣人は、釣用ジャケットを羽織った状態で固定帯12を引っ張って股に掛け回す。釣人は、固定帯12の先端部42に設けられたフックテープ43(図3参照)を右前身頃20及び左前身頃21の内側に儲けられたループテープ44、45に接触させて固定する(図5参照)。
前述のように、固定帯12もクロロプレンゴム及びジャージーが重ね合わされた複合生地から構成されているから弾性に富む。そのため、固定帯12は、弾性的に引き伸ばされて右前身頃20及び左前身頃21に固定される。したがって、右前身頃20、左前身頃21及び後身頃17は、固定帯12の弾性収縮力によってさらに釣人の身体にフィットすることになる。しかも、釣人は、上記ループテープ44、45に対してフックテープ43を一定の領域内において任意に位置に接着させることができる。すなわち、上記固定帯12の弾性収縮力は、釣人が自由に調整することができる。その結果、釣人の体格にかかわらず、右前身頃20、左前身頃21、後身頃17及び肩袖部23、24が釣人の身体にジャストフィットし、たとえ釣人が深くて荒い瀬に入った場合であっても、流水中で釣用ジャケット10が不安定に揺動することが防止される。
特に本実施形態では、前述のように固定帯12が分銅形に形成されているから、固定帯12が釣人の臀部、股及び尿生殖部に確実にフィットする。また、固定帯12の基部40及び先端部42の幅寸法は、股部41の幅寸法dよりも大きいから、固定帯12が前身頃16に固定されることにより、右前身頃20、左前身頃21、後身頃17及び肩袖部23、24は、釣人の身体に一層確実にフィットするという利点がある。
また、本実施形態では、固定帯12は面ファスナー19によって前身頃20に固定されるから、前身頃16に対する固定帯12の接着位置の調整がきわめて簡単である。したがって、釣人の体格に合わせて固定帯12が迅速且つ正確に固定されるという利点がある。
本発明は、釣り、特に鮎釣りの際に使用される釣用ジャケットに適用され得る。
図1は、本発明の一実施形態に係る釣用ジャケットの斜視図である。 図2は、釣人が着用するタイツの斜視図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る釣用ジャケットの要部拡大正面図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る釣用ジャケットの左前身頃の拡大断面図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る釣用ジャケットの腰部拡大正面図である。
符号の説明
10・・・釣用ジャケット
12・・・固定帯
16・・・前身頃
17・・・後身頃
19・・・面ファスナー
20・・・右前身頃
21・・・左前身頃
22・・・ファスナー
23・・・肩袖部
24・・・肩袖部
29・・・クロロプレンゴムシート
30・・・ジャージー
40・・・基部
41・・・股部
42・・・先端部
43・・・フックテープ
44・・・ループテープ
45・・・ループテープ
46・・・下端角部
47・・・下端角部

Claims (3)

  1. 釣人が実釣において着用する釣用ジャケットであって、
    釣人の上半身の前面右側を覆う右前身頃及び前面左側を覆う左前身頃と、
    右前身頃及び左前身頃との間に設けられ、両者を接続し得る開閉ファスナーと、
    釣人の上半身の後面を覆う後身頃と、
    右前身頃及び左前身頃と後身頃との間に配置され、釣人の両肩及び両腕を覆う一対の肩袖部と、
    後身頃の下縁中央に連続し、釣人の股に掛け回されて右前身頃及び左前身頃の内面に固定され得る固定帯部と、
    固定帯部を上記内面の一定の領域の任意の位置に着脱自在に連結する連結部材とを備え、
    上記右前身頃、左前身頃、後身頃、肩袖部及び固定帯部は、クロロプレンゴム及びジャージーが重ね合わされた複合生地から構成されている釣用ジャケット。
  2. 上記固定帯部は、釣人の臀部を覆う基部と、基部に連続して釣人の股を覆う股部と、股部に連続して釣人の尿生殖部を覆う先端部とを有し、
    股部の幅寸法は、基部側から漸次縮小された後に再び拡大されており、
    上記連結部材は、先端部と右前身頃及び左前身頃との間に介在された面ファスナーからなる請求項1に記載の釣用ジャケット。
  3. 上記面ファスナーは、
    上記先端部に設けられた係合テープと、
    上記右前身頃の下端角部の内側及び上記左前身頃の下端角部の内側に設けられた被係合テープとを有する請求項2に記載の釣用ジャケット。
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