JP2009247133A - モータドライバー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外乱による影響を抑えたデータを取得することができるモータドライバー装置を提供する。
【解決手段】ADコンバータ81からモータ電流71の電流値Iを取得し(S4)、電流値Iが電流範囲内にあるか否かを判断する(S5)。電流値Iが電流範囲外の場合、メインルーチンへ戻ることによって、このサンプリングデータを平均電流値Iaveを求める際のデータから除外する。一方、電流値Iが電流範囲内の場合、データ数記憶領域のデータ数nに「1」を加算し(S6)、データ数nが最大数Nに達した場合、算出値(Iave=(Iave×(N−1)+I)/N)を算出し平均電流記憶領域を更新して(S9)、メインルーチンへ戻る。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータを駆動するモータドライバー装置に関する。
最近、DCモータとしては、ブラシレスモータが多く使用されており、該ブラシレスモータを駆動する為にインバータ回路が使用されている。
このインバータ回路において、容量の大きなモータを駆動する場合、通電する電流値が大きくなる。このため、当該インバータ回路の出力段には、パワートランジスタ回路が用いられている。
また、このDCモータは、負荷の増大に伴って電流値が大きくなる。特にモータがロック状態になると、出力段のトランジスタが電流規格容量又は定格電力を超えて破壊に至る恐れがある。このため、過電流を検出して、保護対策を行う必要がある。
この過電流の検出方法としては、電流を基準抵抗器によって電圧に変換し、その電圧値を測定することで実現することができる。
図3は、三相のDCブラシレスモータ801を駆動するモータドライバー装置802の一例を示す図である。
このモータドライバー装置802は、モータ駆動回路811を中心に構成されており、該モータ駆動回路811の各ポートには、スイッチング回路812,・・・を介してパワートランジスタ回路813,・・・に接続されている。
各パワートランジスタ回路813,・・・は、電源ラインとDCブラシレスモータ801の端子との接続を制御するPチャネルFET815と、前記DCブラシレスモータ801の端子とグランドラインとの接続を制御するNチャネルFET816とによって構成されており、前記各FET815,816が前記モータ駆動回路811からの制御信号に従ってON/OFF動作することによって、前記DCブラシレスモータ801の各相への通電状態を制御できるように構成されている。
前記各NチャネルFET816のドレインは、基準抵抗器821を介してグランドラインに接続されており、当該基準抵抗器821を流れる電流値を電圧として検出する為の電流検出回路822が形成されている。
この電流検出回路822からの出力は、比較回路831に入力されており、該比較回路831では、前記電流検出回路822から入力した電圧がツェナーダイオード832で生成された基準電圧を超えた際に、「H」出力を前記各スイッチング回路812,・・・に出力することで、各スイッチング回路812,・・・を介して前記各パワートランジスタ回路813,・・・に出力される制御信号を遮断できるように構成されている。
これにより、前記DCブラシレスモータ801への通電電流が設定値を超えた際には、当該DCブラシレスモータ801への通電を遮断できるように構成されている。
しかしながら、このような従来のモータドライバー装置802にあっては、DCブラシレスモータ801の各相に対応した各パワートランジスタ回路813,・・・のFET815,816をスイッチングしてモータコイルを駆動するため、スイッチングノイズが発生し易く、また負荷変動によっても電流値が変動し易い。
このため、前記基準抵抗器821で生成した電圧を監視データとして直接に監視する当該モータドライバー装置802においては、前述したスイッチングノイズ等の外乱により前記監視データが影響を受けやすく、この影響により測定誤差が発生し得る。すると、正確な判断が行えなくなる恐れがある。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、外乱による影響を抑えたデータを取得することができるモータドライバー装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本発明のモータドライバー装置にあっては、モータに流れるモータ電流をサンプリングしてサンプリングデータを取得するとともに、このサンプリングデータから制御時に参照する参照データを生成するモータドライバー装置であって、前記参照データを生成する際に前記サンプリングデータが予め定めた電流範囲を超えた場合、当該サンプリングデータを、前記参照データを生成する際に採用するデータから除外するサンプリングデータ除外手段を備えている。
すなわち、モータ駆動時には、そのスイッチングノイズがモータ電流に重畳することがあり、このスイッチングノイズ部分でモータ電流のサンプリングが行われると、そのサンプリングデータは、通常時での電流範囲を超えてしまう。
このとき、制御時に参照する参照データを生成する際には、前記サンプリングデータが予め定めた電流範囲を超えた場合、このサンプリングデータは、前記参照データを生成する際に採用するデータから除外される。
このため、前記参照データは、前記スイッチングノイズを含有するデータが排除されたサンプリングデータに基づいて生成される。
また、請求項2のモータドライバー装置においては、前記参照データの生成に採用する複数のサンプリングデータの平均値を前記参照データとする平均手段を備えている。
すなわち、前記モータ電流は、負荷変動によってモータ電流が変動することがある。
このとき、制御時に参照する前記参照データは、複数のサンプリングデータの平均値によって求められる。これにより、負荷変動に応じたモータ電流の変動は、前記参照データに変換される際に平均化される。
さらに、請求項3のモータドライバー装置では、所定数以上のサンプリングデータの平均値をメモリ領域に記憶した状態において、前記参照データの生成に採用するサンプリングデータを取得した際に、前記所定数から1を減算した減算値を前記平均値に乗算して乗算値を求め、該乗算値に前記サンプリングデータを加算して加算値を求めた後、該加算値を前記所定数で除算した値を前記平均値として前記メモリ領域の記憶内容を更新する演算手段を備えている。
すなわち、所定数以上のサンプリングデータの平均値がメモリ領域に記憶された状態において、前記参照データの生成に採用するサンプリングデータを取得した場合、前記所定数を「N」、前記平均値を「Iave」、前記サンプリングデータを「I」とすると、前記所定数(N)から1を減算した減算値(N−1)を、前記平均値(Iave)に乗算して乗算値(Iave×(N−1))を求め、該乗算値(Iave×(N−1))に前記サンプリングデータ(I)を加算して加算値(Iave×(N−1)+I)を求めた後、該加算値(Iave×(N−1)+I)を前記所定数(N)で除算した値((Iave×(N−1)+I)/N)を前記平均値として前記メモリ領域の内容を更新する。
これを繰り返すことによって、メモリの使用量を増加すること無く、前記所定数の前記平均値が求められる。
以上説明したように本発明のモータドライバー装置にあっては、スイッチングノイズ等の外乱による影響を排除したサンプリングデータを用いることによって、この外乱による影響を受けない参照データを得ることができる。
このため、基準抵抗器で生成した電圧を監視データとして直接監視する従来と比較して、外乱に起因した測定誤差による判断ミスを防止しつつ、過電流の監視を行うことができる。
また、請求項2のモータドライバー装置においては、制御時に参照する前記参照データを、複数のサンプリングデータの平均値によって求めるため、負荷変動に応じたモータ電流の変動を、前記参照データに変換する際に平均化して吸収することができる。
このため、負荷変動によってモータ電流が変動した場合であっても、このモータ電流の変動による判断ミスを確実に防止しつつ、過電流の監視を行うことができる。
さらに、請求項3のモータドライバー装置では、前記所定数の前記サンプリングデータの平均値を、メモリ使用量を増大すること無く、求めることができる。
したがって、演算に用いるサンプリングデータを、それぞれメモリに格納する場合と比較して、メモリ消費量を抑えることができ、メモリを節約することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施の形態にかかるモータドライバー装置1を示す図であり、該モータドライバー装置1は、三相のDCブラシレスモータ2を駆動する装置である。
このモータドライバー装置1は、中央演算装置11を備えており、該中央演算装置11は、モータ駆動回路12に接続されている。これにより、前記中央演算装置11は、前記DCブラシレスモータ2を駆動制御する為の制御信号を前記モータ駆動回路12に出力することによって、該モータ駆動回路12からの出力で前記DCブラシレスモータ2の駆動を制御できるように構成されている。
前記モータ駆動回路12の各ポート31,・・・には、第一パワートランジスタ回路41と、第二パワートランジスタ回路42と、第三パワートランジスタ回路43とが接続されており、前記DCブラシレスモータ2の各相に電力を供給できるように構成されている。
各パワートランジスタ回路41〜43は、トーテムポール接続されたPチャネルFET51とNチャネルFET52とによって構成されており、両FET51,52の各ゲート53,・・・は、前記モータ駆動回路12に接続されている。前記PチャネルFET51のソース54は、電源ライン55に接続されており、当該PチャネルFET51のドレイン56は、前記NチャネルFET52のソース57に接続されているとともに、前記DCブラシレスモータ2の端子58に接続されている。
そして、前記NチャネルFET52のドレイン59は、基準抵抗器61を介して、グランドライン62に接続されている。
これにより、前記中央演算装置11からの制御信号に従って前記モータ駆動回路12が各ポート31,・・・からH/L信号を出力し、対応する各FET51,・・・、52,・・・をON/OFF作動することによって、前記DCブラシレスモータ2の各端子58,・・・を前記電源ライン55又は前記グランドライン62に接続できるように構成されており、前記DCブラシレスモータ2の各相への通電状態をスイッチング制御するインバータ回路が構成されている。
前記各パワートランジスタ回路41〜43を介して前記DCブラシレスモータ2に供給された電流は、前記基準抵抗器61を介して前記グランドライン62に流れるように構成されており、この基準抵抗器61の両端で発生する電圧を検出するとともに、この電圧値と前記基準抵抗器61の抵抗値とに基づいて、前記DCブラシレスモータ2を流れる電流値を検出できるように構成されている。
これにより、前記DCブラシレスモータ2を流れるモータ電流71を検出する電流検出回路72が前記基準抵抗器61によって構成されている。
この電流検出回路72の出力は、ADコンバータ81に入力されており、該ADコンバータ81は、前記電流検出回路72から入力された電圧をデジタル信号に変換しサンプリングデータとして、前記中央演算装置11へ出力するように構成されている。
これにより、該中央演算装置11では、前記ADコンバータ81から入力された前記サンプリングデータに基づいて、前記モータ電流71を把握できるように構成されている。
前記中央演算装置11は、マイコンを中心に構成されており、該マイコンは、プログラムやデータが予め記憶されたROM91や、処理過程で生じたデータを記憶するRAM92を内蔵している。
この中央演算装置11は、前記ROM91に記憶されたプログラムに従って動作するように構成されており、前記DCブラシレスモータ2の回転制御や、当該DCブラシレスモータ2に過電流が生じた際の保護制御を行い、前記各パワートランジスタ回路41〜43の各FET51,・・・、52,・・・を保護するように構成されている。
以上の構成にかかる本実施の形態の動作を、前記中央演算装置11が実行する図2のフローチャートに従って説明する。
すなわち、前記中央演算装置11が前記ROM91に記憶されたプログラムに従って動作を開始すると、メインルーチンから所定時間毎に電流値安定化処理が呼び出される。
この電流値安定化処理では、前記RAM92に予め確保しておいた平均電流値Iaveを記憶する為のメモリ領域としての平均電流記憶領域の記憶内容から初期状態か否かを判断する(S1)。
このとき、前記平均電流記憶領域に「0」以外のデータが記憶されていて初期状態で無いと判断できた場合には、ステップS4へ分岐する一方、前記平均電流記憶領域に「0」が記憶された初期状態の場合には、当該モータドライバー装置1で駆動するDCブラシレスモータ2の容量や、前記各パワートランジスタ回路41〜43の各FET51,・・・、52,・・・の電流規格容量や定格電力等から、前記各FET51,・・・、52,・・・及び前記DCブラシレスモータ2に流せる許容電流値を、前記RAM92に確保された所定領域に電流範囲として設定するとともに(S2)、前記RAM92に確保されたデータ数記憶領域のデータ数nを「0」とする(S3)。
そして、前記ADコンバータ81から前記サンプリングデータを入力し、このサンプリングデータが示す前記モータ電流71の電流値Iを演算して取得し(S4)、この電流値Iが前記所定領域に記憶された前記電流範囲内にあるか否かを判断する(S5)。
このとき、前記電流値Iが前記DCブラシレスモータ2に流せる前記許容電流値を超えていて前記電流範囲外の場合には、このサンプリングデータを破棄してメインルーチンへ戻ることによって、当該サンプリングデータを前記平均電流値Iaveを求める際の参照データから除外する。
ここで、前記モータ駆動回路12で前記DCブラシレスモータ2への通電をスイッチングする際に発生したスイッチングノイズが前記モータ電流71に重畳することがあり、この場合、このスイッチングノイズが重畳した部分では、前記モータ電流71が通常時の電流範囲を超えてしまう。
このとき、前記サンプリングデータが示す前記電流値Iが、前記電流範囲を超えていた場合には、このサンプリングデータに基づく電流値Iは破棄され、前記平均電流値Iaveを求める際の参照データから除外することができる。
このため、前記平均電流値Iaveは、前記スイッチングノイズが含有されたデータを排除したサンプリングデータに基づいて算出することができる。
そして、前記ステップS5の判断において、前記電流値Iが前記DCブラシレスモータ2に流せる前記許容電流値を超えておらず前記電流範囲内の場合には、前記データ数記憶領域に記憶された前記データ数nに「1」を加算して、この加算値(n+1)を前記データ記憶領域の前記データ数nとした後(S6)、このデータ数nを前記ROM91の最大データ数領域に記憶された最大数Nと比較して、前記データ数nが前記最大数Nより小さいか否かを判断する(S7)。
このとき、サンプリング開始時では、前記データ数nが前記最大数Nより小さいので、前記平均電流領域に記憶された前記平均電流値Iaveに、前記データ数nから「1」を減算した減算値(n−1)を乗算し、この乗算値(Iave×(n−1))にサンプリングした前記電流値Iを加えた値(Iave×(n−1)+I)を前記データ数nで除算し、この除算値((Iave×(n−1)+I)/n)を、最新の平均電流値Iaveとして前記平均電流領域に記憶することで、当該平均電流記憶領域を更新して(S8)、メインルーチンへ戻る。
これにより、サンプリングした前記電流値Iのデータ数nが前記最大数Nに満たない場合には、前記データ数nが前記最大数Nに達するまで前記ステップS8の演算を繰り返して前記平均電流領域の値を更新することで、前記平均電流値Iaveを求める。
このように、これらを繰り返す間には、前記RAM92に確保された前記平均電流領域を書き換えて前記平均電流値Iaveを更新するため、前記RAM92のメモリの使用量を増加すること無く、前記最大数Nに達するまで最新の前記平均電流値Iaveを求めることができる。
一方、前記ステップS7において、サンプリングした前記電流値Iのデータ数nが前記最大数Nに達したと判断した際には、前記平均電流領域に記憶された前記平均電流値Iaveに、前記最大値Nから「1」を減算した減算値(N−1)を乗算し、この乗算値(Iave×(N−1))にサンプリングした前記電流値Iを加えた値(Iave×(N−1)+I)を前記最大値Nで除算し、この除算値((Iave×(N−1)+I)/N)を、最新の平均電流値Iaveとして前記平均電流領域に記憶することで、当該平均電流記憶領域を更新して(S9)、メインルーチンへ戻る。
このように、これらを繰り返す間は、前記RAM92に確保された前記平均電流領域を書き換えて前記平均電流値Iaveを更新するため、前記RAM92のメモリの使用量を増加すること無く、常に新しい平均電流値Iaveを求めることができる。
そして、メインルーチンでは、前記RAM92に確保された前記平均電流領域の内容、すなわち前記平均電流値Iaveに基づいて、前記モータ駆動回路12への制御信号を制御する。
これにより、例えば前記平均電流値Iaveが示すモータ電流71が予め設定された値を超えた場合には、DCブラシレスモータ2に過負荷が掛かっている、又はDCブラシレスモータ2がロックしている等と判断することができるため、前記モータ駆動回路12への制御信号を制御して前記DCブラシレスモータ2への通電を遮断するなどして制御回路の保護処理を行うことができる。
ここで、前記モータ電流71は、負荷変動によって変動することがある。
このとき、複数のサンプリングデータが示す電流値Iの平均値で構成された前記平均電流値Iaveを求めることによって、負荷変動に応じたモータ電流71の変動を平均化し、電流変動を吸収した前記平均電流値Iaveを提供することができる。
このように、スイッチングノイズ等の外乱による影響を排除したサンプリングデータによる前記電流値Iを用いることによって、この外乱による影響を受けない前記平均電流値Iaveを得ることができる。
このため、基準抵抗器61で生成した電圧を監視データとして直接監視する従来と比較して、外乱に起因した測定誤差による判断ミスを防止しつつ、過電流の監視を行うことができる。
したがって、過電流による前記各FET51,・・・、52,・・・の破壊を、誤判断すること無く、確実に防止することができる。
また、制御時に参照する参照データを、複数のサンプリングデータを平均した前記平均電流値Iaveとしたため、負荷変動に応じたモータ電流71の変動を、前記平均電流値Iaveを算出する際に平均化して吸収することができる。
このため、負荷変動によってモータ電流71が変動した場合であっても、このモータ電流71の変動による判断ミスを確実に防止しつつ、過電流の監視を行うことができる。
さらに、前記最大数Nの前記サンプリングデータの平均値を、メモリ使用量を増大すること無く、一つの前記平均電流領域で求めることができる。
したがって、演算に用いるサンプリングデータのそれぞれを、RAM92に確保された異なるメモリ領域に個別に格納する場合と比較して、メモリ消費量を抑えることができ、メモリを節約することができる。
なお、本実施の形態では、前記ステップS8や前記ステップS9で示したように、前記平均電流領域に記憶された前記平均電流値Iaveを逐次更新する方式を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、サンプリングしたサンプリングデータを、その都度、RAM92の異なる記憶領域に記憶して行き、その記憶データを加算して、その総数で除算することで、前記平均電流値Iaveを求めても良い。
本発明の一実施の形態を示す回路図である。 同実施の形態の動作を示すフローチャートである。 従来のモータドライバー装置を示す回路図である。
符号の説明
1 モータドライバー装置
2 DCブラシレスモータ
11 中央演算装置
12 モータ駆動回路
71 モータ電流
92 RAM

Claims (3)

  1. モータに流れるモータ電流をサンプリングしてサンプリングデータを取得するとともに、このサンプリングデータから制御時に参照する参照データを生成するモータドライバー装置であって、
    前記参照データを生成する際に前記サンプリングデータが予め定めた電流範囲を超えた場合、当該サンプリングデータを、前記参照データを生成する際に採用するデータから除外するサンプリングデータ除外手段を備えたことを特徴とするモータドライバー装置。
  2. 前記参照データの生成に採用する複数のサンプリングデータの平均値を前記参照データとする平均手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のモータドライバー装置。
  3. 所定数以上のサンプリングデータの平均値をメモリ領域に記憶した状態において、
    前記参照データの生成に採用するサンプリングデータを取得した際に、前記所定数から1を減算した減算値を前記平均値に乗算して乗算値を求め、該乗算値に前記サンプリングデータを加算して加算値を求めた後、該加算値を前記所定数で除算した値を前記平均値として前記メモリ領域の記憶内容を更新する演算手段を備えたことを特徴とした請求項2記載のモータドライバー装置。
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