JP2009246597A - 通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】無駄に消費される電力を抑制することができる通信システムを提供すること。
【解決手段】MFP1が省電力モードで動作している場合には、子機31との無線通信300が開始される時間の起動時間tk前となったら、MFP1の無線通信制御回路19へ電力が供給される。また、無線通信300を終了する時間から待機時間tmが経過してから、無線通信制御回路19へ供給されている電力が遮断されるので、子機31の無線通信制御回路37との間で送受信された各種データの処理の出力が完了するまで、無線通信制御回路19へ電力が供給される。よって、子機31との無線通信300に必要な期間のみ、無線通信制御回路19へ電力を供給することができ、その他の期間は、電力の供給が遮断されているので、無線通信制御回路19により消費される電力を抑制することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、通信システムに関するものである。
従来より、親機と子機との間で無線通信を介して通話可能な通信システムが知られている。この種の通信システムでは、親機と子機との間で通話が行われていない場合でも、親機は、子機を制御するための制御信号を一定周期毎に送信している。子機は、その親機から送信される制御信号を受信するために、親機が制御信号を送信する一定間隔に合わせて間欠的に受信動作を行うと共に、その制御信号が受信できなくなると、制御信号が送信されていないかを探査する圏外サーチを繰り返し実行する。次の特許文献1には、携帯無線電話装置において、基地局から一定間隔毎に送信される制御信号を受信する受信動作を実行させる場合に、携帯無線電話装置のバッテリ電源の電力の残量が少なくなれば、受信動作の実行間隔を電力の残量が多い場合よりも長い間隔で実行させてバッテリ電源の電力の消耗を抑制する技術が記載されている。
特開平10−209953号公報(0019段落など)
しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術では、携帯無線電話装置のバッテリ電源の電力の消耗は抑制されるが、基地局は、携帯無線電話装置が受信動作を実行しない時にも無線信号を繰り返し送信することになるので、基地局において無駄に電力が消費されるという問題点があった。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、無駄に消費される電力を抑制することができる通信システムを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1記載の通信システムは、無線信号の送受信を行う第1無線通信手段を有する第1通信装置と、無線信号の送受信を行う第2無線通信手段を有する第2通信装置とを備え、前記第1無線通信手段と前記第2無線通信手段との間で無線信号を介した無線通信が第1周期毎に行われるものであって、前記第1通信装置は、前記第1無線通信手段による前記無線通信が前記第1周期毎に行われている場合に、前記無線通信を行う周期を前記第1周期より長い第2周期へ変更する変更要求を検出する要求検出手段と、その要求検出手段により前記変更要求が検出された場合に、前記第2周期への変更要求が検出されたことを示す周期情報を前記第2通信装置に対して送信する周期送信手段とを備え、前記第2通信装置は、前記第1通信装置の周期送信手段により送信される前記周期情報を受信する周期受信手段と、その周期受信手段により前記周期情報を受信した場合に、前記第2無線通信手段が前記無線通信を行う周期を前記第2周期に設定する周期設定手段と、前記周期受信手段により前記周期情報を受信した場合に、前記周期情報を受信したことを示す受領通知を前記第1通信装置に対して送信する通知送信手段とを備え、前記第1通信装置は、前記第2通信装置の通知送信手段により送信される前記受領通知を受信した場合に、前記第1無線通信手段が前記無線通信を行う周期を前記第2周期に設定すると共に、前記無線通信を行う期間のみ前記第1無線通信手段へ電力を供給するものである。
請求項2記載の通信システムは、請求項1記載の通信システムにおいて、前記第2通信装置は、前記第2無線通信手段による前記無線通信の周期が前記周期設定手段により前記第2周期に設定された後に、次の前記無線通信が行われる期間となったら、前記無線通信の周期が前記第2周期に設定されてから一周期に達したことを示す周期到達通知を前記第1通信装置に対して送信する到達送信手段を備え、前記第1通信装置は、前記第2通信装置の通知送信手段から送信される前記受領通知を受信した場合に、その受領通知の受信後の時間を計時する第1計時手段と、前記第2通信装置の到達送信手段から送信される前記周期到達通知を受信する到達通知受信手段と、その到達通知受信手段により前記周期到達通知を受信した場合に、前記第1計時手段により計時される期間と前記第2周期とを比較する比較手段とを備え、その比較手段による比較の結果、前記第1計時手段により計時される期間と前記第2周期とが対応する場合に、前記第1無線通信手段が前記無線通信を行う周期を前記第2周期に設定する。
請求項3記載の通信システムは、請求項1または2記載の通信システムにおいて、前記第1無線通信手段は、前記第1無線通信手段へ電力が供給されてから無線信号の送受信が可能な状態となる前に起動時間を要すると共に、無線信号の送受信が終了した後に待機時間を要するように構成されており、前記第1通信装置は、前記第1無線通信手段による前記無線通信の周期が前記第2周期に設定された場合に、前記第2周期毎の開始時間を計時する第2計時手段と、その第2計時手段により計時される時間が前記第2周期の開始時間になったら前記第1無線通信手段へ電力を供給する供給開始手段と、その供給開始手段により電力が供給されてから、前記起動時間、前記第2通信装置との無線通信を行う期間、および、前記待機時間が経過したら前記第1無線通信手段へ供給されている電力を遮断する供給停止手段とを備えている。
請求項4記載の通信システムは、請求項1から3のいずれかに記載の通信システムにおいて、前記第1無線通信手段および第2無線通信手段は、複数の周波数帯域の中のいずれか一つの帯域を使用して無線信号の送受信を行うように構成されており、前記第1通信装置は、前記複数の周波数帯域の中から前記第1無線通信手段が前記無線通信に使用する一の帯域を前記第1周期毎に所定の選定規則に従って設定する第1帯域設定手段と、その第1帯域設定手段によって設定された帯域を示す帯域情報を前記第2通信装置に対して送信する帯域送信手段と、前記第1無線通信手段による前記無線通信の周期が前記第2周期に設定されている間、前記第1無線通信手段が前記無線通信に使用する帯域を、前記周期送信手段により前記周期情報を送信した場合に前記第1帯域設定手段により設定された帯域に固定する第1帯域固定手段とを備え、前記第2通信装置は、前記第1通信装置の帯域送信手段から送信される前記帯域情報を受信する帯域情報受信手段と、その帯域情報受信手段により受信した前記帯域情報が示す帯域を前記第2無線通信手段が前記無線通信に使用する帯域に設定する第2帯域設定手段と、前記第2無線通信手段による前記無線通信の周期が前記第2周期に設定されている間、前記第2無線通信手段が前記無線通信に使用する帯域を、前記周期受信手段により前記周期情報を受信した場合に前記第2帯域設定手段により設定された帯域に固定する第2帯域固定手段とを備えている。
請求項5記載の通信システムは、請求項1から4のいずれかに記載の通信システムにおいて、前記第1通信装置は、前記第1無線通信手段による前記無線通信の周期が前記第2周期に設定されてから複数の周期が経過した場合に、前記第2通信装置に対して前記第1通信装置への応答を要求し、その後、前記第2通信装置からの応答が無ければ前記第1無線通信手段が前記無線通信を行う周期を前記第2周期より長い第3周期に設定するものである。
請求項1記載の通信システムによれば、第1通信装置において、無線通信を行う周期を第1周期より長い第2周期へ変更する変更要求が要求検出手段により検出されると、その第2周期への変更要求が検出されたことを示す周期情報が第2通信装置に対して送信され、第2通信装置では、その送信された周期情報を周期受信手段により受信すると、第2無線通信手段が無線通信を行う周期を周期設定手段により第2周期に設定すると共に、周期情報を受信したことを示す受領通知を第1通信装置に対して送信する。そして、第1通信装置は受領通知を受信すると、第1無線通信手段が無線通信を行う周期を第2周期に設定すると共に、第1無線通信手段が無線通信を行う期間のみ第1無線通信手段へ電力を供給する。よって、第1通信装置において無線通信を第2周期へ変更する変更要求があり、第1及び2通信装置における無線通信の周期が第2周期に設定されると、第1通信装置の第1無線通信手段への電力供給が無線通信を行う期間のみ行われるので、その他の期間は、第1無線通信手段によって消費される電力を無くすことができる。従って、第1通信装置の第1無線通信手段へ電力を供給する間隔が延びると共に、電力を供給する期間が短くなるので、第1通信装置により消費される電力を抑制することができるという効果がある。
請求項2記載の通信システムによれば、請求項1記載の通信システムの奏する効果に加え、第2通信装置において、第2無線通信手段による無線通信の周期が第2周期に設定された後に、次の無線通信が行われる期間となったら、無線通信の周期が第2周期に設定されてから一周期に達したことを示す周期到達通知を第1通信装置に対して送信する。第1通信装置では、送信された受領通知の受信後の時間を第1計時手段により計時し、送信された周期到達通知を到達受信手段により受信したら、第1計時手段により計時される時間と第2周期とを比較手段により比較する。そして、比較手段による比較の結果、第1計時手段により計時される時間と第2周期とが対応する場合に、第1無線通信手段による無線通信の周期が第2周期に設定されるので、第1通信装置は、第2無線通信手段が第2周期に対応する時間で無線通信を行うことを確認できた場合に、第1無線通信手段による無線通信の周期を第2周期に設定することができる。よって、第1無線通信手段および第2無線通信手段による無線通信の周期が異なる周期に設定されることが抑制されるので、第2無線通信手段が無線通信を行わない周期であるのに、第1無線通信手段が無線通信を行うことを抑制することができる。従って、第1無線通信手段により無駄に無線通信が行われる可能性を抑制することができ、第1通信装置により無駄に電力が消費される可能性を抑制することができるという効果がある。
請求項3記載の通信システムによれば、請求項1または2記載の通信システムの奏する効果に加え、第1通信装置において、第1無線通信手段による無線通信の周期が第2周期に設定されたら、第2周期毎の開始時間が第2計時手段により計時され、その第2周期の開始時間になったら、供給開始手段により第1無線通信手段へ電力が供給される。そして、第1無線通信手段において無線信号の送受信が可能となる前に要する起動時間と、第2通信装置との間で無線通信を行う期間と、第1無線通信手段において無線信号の送受信が終了した後に要する待機時間とが経過したら、供給停止手段により第1無線通信手段へ供給されている電力が遮断される。よって、第1無線通信手段には、第2無線通信手段との無線信号の送受信を行う期間に加えて、その期間の前後の起動時間および待機時間の間も電力が供給されるので、第2通信装置との間で無線通信が行う期間を確実に確保することができ、無線通信が中断されることを抑制することができるという効果がある。
請求項4記載の通信システムによれば、請求項1から3のいずれかに記載の通信システムの奏する効果に加え、第1通信装置おいて、複数の周波数帯域の中から第1無線通信手段が無線通信に使用する一の帯域を、第1周期毎に選定規則に従って第1帯域設定手段により設定し、その設定した帯域を示す帯域情報を第2通信装置に対して送信する。第2通信装置では、送信された帯域情報を帯域情報受信手段により受信したら、その帯域情報が示す帯域を第2無線通信手段が無線通信に使用する帯域に第2帯域設定手段により設定する。そして、無線通信の周期が第2周期に設定されている間は、第1及び第2無線通信手段が無線通信に使用する帯域が、第1通信装置が周期情報を送信した場合に第1及び第2帯域設定手段により設定された帯域にそれぞれ固定される。よって、無線通信の周期が第2周期に設定されている間は、無線通信に使用する帯域を設定するための処理が不用となるので、第1通信装置は、帯域情報を送信する場合に行う第2通信装置に対する送信を抑制することができる。従って、第1無線通信手段が無線通信により消費する電力を抑制することができ、第1通信装置により消費される電力をさらに抑制することができるという効果がある。
請求項5記載の通信システムによれば、請求項1から4のいずれかに記載の通信システムの奏する効果に加え、第1通信装置において、第1無線通信手段による無線通信の周期が第2周期に設定されてから複数の周期が経過したら、第2通信装置に対して第1通信装置への応答を要求し、その後、第2通信装置からの応答が無ければ、第1無線通信手段が無線通信を行う周期を第2周期より長い第3周期に設定する。第2通信装置に対して第1通信装置への応答を要求しても、その後、第2通信装置からの応答が無ければ、第2通信装置の故障の発生が考えられる。つまり、第1無線通信手段による無線通信の周期が第2周期に設定されていても、第2通信装置において故障などが発生し、第2無線通信手段との無線通信が行われる可能性が低い場合は、第1無線通信手段による無線通信の周期が第3周期に設定されるので、第1通信装置により無駄に消費される電力をさらに抑制することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態における通信装置の親機を有した多機能周辺装置(以下、「MFP(Multi Function Peripheral)」と称す)1と、通信装置の子機31との外観構成を示した斜視図である。MFP1および子機31の間では、同期した無線通信300(図2参照)が定期的(例えば、10ms毎)に実行されるように構成されており、MFP1および子機31は、その無線通信300を介して互いに通話が行えるように構成されている。
本実施形態のMFP1は、周期T1(例えば、10ms)毎に無線通信300を実行している状態(以下、「通常モード」と称する)から、周期T1よりも長い周期T2(例えば、500ms)毎に無線通信300を実行している状態(以下、「省電力モード」と称する)へ移行すると、子機31との無線通信300に必要な期間のみ無線通信制御回路19(図2参照)へ電力を供給すると共に、その他の期間(無線通信300を停止している期間)は電力の供給を遮断して、無線通信制御回路19により消費される電力を抑制するものである。
次に、図1を参照して、MFP1(親機)の外観構成について説明する。MFP1は、電話機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能、及び、コピー機能などの各種機能を有しており、電話機能による通話やファクシミリ機能によるデータ送信を行うために電話回線網100(図2参照)と接続されている。MFP1の上部には、ファクシミリ機能、スキャナ機能、又は、コピー機能の実行時に原稿を読み取るためのスキャナ21が配置されている。
MFP1の筐体内部には記録用紙に画像を印刷する装置として、所謂インクジェットプリンタで構成されたプリンタ22が内蔵されている。プリンタ22は、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色のインクを使用する印刷ヘッド、紙送り装置、回復装置を備えカラー印刷を行う。印刷ヘッドには複数個のノズル(インク吐出口)が設けられており、ノズルからインク吐出を行いながら、紙送り装置で記録用紙を送り画像を記録用紙に印刷する。
MFP1の上面には、操作パネル6が設けられており、操作キー15と、LCD16と、マイクロフォン23(図2参照)と、スピーカ24(図2参照)とを具備する。操作キー15には、省電力モード移行ボタン15aや、通常モード移行ボタン15bや、電話番号を入力するための数字ボタンなどの各種ボタンが設けられている。
省電力モード移行ボタン15aは、MFP1を通常モードから省電力モードへ移行させるためのボタンであり、通常モード移行ボタン15bは、MFP1を省電力モードから通常モードへ移行させるためのボタンである。詳細については後述するが、ユーザにより省電力モード移行ボタン15aや通常モード移行ボタン15bが押下されると、MFP1から子機31に対して、無線通信300の周期の変更を指示する「通信周期変更通知」が送信される。なお、この「通信周期変更通知」には、変更後の無線通信300の周期を示す周期情報が含まれている。
マイクロフォン23は、入力された音を音信号(電気信号)に変換して出力するものである。MFP1が電話回線網100(図2参照)を介して外部装置(図示しない)と通話可能に接続されている場合、ユーザから発せられる音声は、このマイクロフォン23によって音信号に変換され、電話回線網100を介して外部装置へと送信される。スピーカ24は、入力された音信号を音に変換して発音するものである。このスピーカ24からは、エラー発生時の注意音や、電話回線網100を介した外部装置からの着呼に応じた呼出音や、外部装置から送信されてくる音信号に基づく音声などが発音される。
次に、子機31の外観構成について説明する。子機31の前面には、操作キー39とLCD40とが設けられている。操作キー39には、電話番号を入力するための数字ボタンなどの各種ボタンが設けられている。LCD40には、子機31の操作手順や通話の状態などが表示される。
子機31の前面の下方には、マイクロフォン41が設けられている。マイクロフォン41は、入力された音を音信号に変換して出力するものである。MFP1が電話回線網100(図2参照)を介して外部装置(図示しない)と通話可能に接続されている場合、ユーザは子機31を用いて外部装置との間で通話を行うことができる。ユーザから発せられる音声は、このマイクロフォン41によって音信号に変換され、無線通信300および電話回線網100を介して外部装置へと送信される。
子機31のLCD40の上方には、スピーカ42が設けられている。スピーカ42は、入力された音信号を音に変換して発音するものであり、エラー発生時の注意音や、電話回線網100を介した外部装置からの着呼に応じた呼出音や、外部装置から送信されてくる音信号に基づく音声などが発音される。
次に、図2を参照して、MFP1(親機)および子機31の電気的構成について説明する。図2は、MFP1および子機31の電気的構成を示すブロック図である。まず、MFP1について説明する。
MFP1は、CPU11、ROM12、RAM13、操作キー15、LCD16、電力供給回路17、スイッチ18、無線通信制御回路19、スキャナ21、プリンタ22、マイクロフォン23、スピーカ24、計時回路25、NCU26、モデム27とを主に有している。
CPU11、ROM12、RAM13は、バスライン28を介して互いに接続されている。また、操作キー15、LCD16、スイッチ18、無線通信制御回路19、スキャナ21、プリンタ22、マイクロフォン23、スピーカ24、計時回路25、NCU26、モデム27、バスライン28は、入出力ポート29を介して互いに接続されている。
CPU11は、ROM12やRAM13に記憶される固定値やプログラム或いは、無線通信制御回路19またはNCU26を介して送受信される各種信号に従って、MFP1が有している各機能の制御や、入出力ポート29と接続された各部を制御するものである。
ROM12は、MFP1で実行される制御プログラムなどを格納した書換不能なメモリである。図5のフローチャートに示す親機通信処理、図6のフローチャートに示す通信周期通知処理を実行する各プログラムは、このROM12に格納されている。
また、ROM12には、周期T1メモリ12aと、周期T2メモリ12bとが設けられている。周期T1メモリ12aおよび周期T2メモリ12bは、MFP1が子機31との無線通信300を実行する周期が格納されるメモリである。例えば、周期T1メモリ12aには「10ms(周期T1)」という数値が、周期T2メモリ12bには「500ms(周期T2)」という数値が格納されている。
RAM13は、書き替え可能な揮発性のメモリであり、MFP1の各操作の実行時に各種のデータを一時的に記憶するためのメモリである。RAM13には、通信周期メモリ13aと、省電力モードフラグメモリ13bとが設けられている。
通信周期メモリ13aは、MFP1が子機31との無線通信300を実行する周期が記憶されるメモリである。この通信周期メモリ13aには、上述した周期T1メモリ12aに格納されている周期T1、または、周期T2メモリ12bに格納されている周期T2の何れか一方の周期が記憶される。なお、MFP1は、この通信周期メモリ13aに記憶されている周期毎に、無線通信制御回路19により無線通信300を実行する。
省電力モードフラグメモリ13bは、MFP1が省電力モードで動作しているのか否かを示す省電力モードフラグが記憶されるメモリである。省電力モードフラグは、MFP1が省電力モードで動作している場合にオン(「例えば、「1」)に設定され、通常モードで動作している場合や、主電源が投入された場合にオフ(例えば、「0」)に設定される。
電力供給回路17は、無線通信制御回路19が動作するために必要な電力を供給するための電源回路である。スイッチ18は、CPU11から入力される信号に従って、電力供給回路17から供給される電力を、無線通信制御回路19へ供給または遮断するものである。例えば、CPU11からハイ信号が入力されると、スイッチ18がオンされ、電力供給回路17から無線通信制御回路19へ電力が供給される。一方、CPU11からロウ信号が入力されている間は、スイッチ18がオフされ、電力供給回路17から無線通信制御回路19へ供給される電力が遮断される。
無線通信制御回路19は、無線通信用アンテナ20を有しており、子機31の無線通信制御回路37と無線通信300を実行し、子機31との間でデータ通信や、音信号などの送受信を可能にする既知の回路である。無線通信制御回路19は、電力供給回路17から電力が供給されると、まず始めに初期化を実行する。そして、初期化が終了したら、無線通信300を実行可能な状態で、無線通信300を停止している状態へと移行する。以後、無線通信制御回路19へ電力が供給されてから初期化が終了し、無線通信300を停止している状態へ移行するまでに必要な時間のことを、起動時間tkと称する。
また、無線通信制御回路19は、子機31の無線通信制御回路37との無線通信300を実行した後に、無線通信300により送受信されたデータの処理を終了して、処理されたデータを無線通信制御回路19から出力完了するまでに待機時間tmを必要とする。また、詳細については後述するが(図3参照)、MFP1が省電力モードで動作している間は、子機31との無線通信300に必要な期間のみ電力供給回路17から無線通信制御回路19へ電力が供給される。
計時回路25は、現在の日時を刻む時計機能を有すると共に、子機31との無線通信300を実行する各周期T1,T2の開始時間を計時するための既知の回路である。NCU26は、電話回線網100と接続されており、電話回線網100へのダイヤル信号の送出や、電話回線網100からの呼出信号の応答などの制御を行うものである。モデム27は、ファクシミリ機能により送信が指示された画像データを、電話回線網100に伝送可能な信号に変調してNCU26を介して送信したり、電話回線網100からNCU26を介して入力された信号を受信し、LCD16に表示したりプリンタ22で記録可能な画像データに復調するものである。
次に、子機31の電気的構成について説明する。子機31は、CPU32、ROM33、RAM34、無線通信制御回路37、操作キー39、LCD40、マイクロフォン41、スピーカ42、計時回路43とを主に有している。CPU32、ROM33、RAM34、無線通信制御回路37、操作キー39、LCD40、マイクロフォン41、スピーカ42、計時回路43は、バスライン45を介して互いに接続されている。
CPU32は、ROM33やRAM34に記憶される固定値やプログラム或いは、無線通信制御回路37を介して送受信される各種信号に従って、バスライン45により接続された各部を制御するものである。ROM33は、子機31で実行される各種の制御プログラムを記憶する書換不能なメモリである。図7のフローチャートに示す子機通信処理を実行するプログラムは、このROM33に格納されている。
また、このROM33には、周期T1メモリ33aが設けられている。周期T1メモリ33aは、子機31がMFP1との無線通信300を実行する周期が格納されるメモリである。この周期T1メモリ33aには、MFP1の周期T1メモリ12aに格納されている周期と同一の周期が格納されており、例えば、「10ms(周期T1)」という数値が格納されている。
RAM34は、各種のデータを一時的に記憶するための書換可能なメモリである。RAM34には、通信周期メモリ34aが設けられている。通信周期メモリ34aは、子機31がMFP1との無線通信300を実行する周期が記憶されるメモリである。この通信周期メモリ34aには、上述した周期T1メモリ33aに格納されている周期、または、MFP1から送信されてくる「通信周期変更通知」の中に含まれている周期T2の何れか一方の周期が記憶される。なお、子機31は、通信周期メモリ34aに記憶されている周期毎に、無線通信制御回路37により無線通信300を実行する。
無線通信制御回路37は、無線通信用アンテナ38を有しており、MFP1の無線通信制御回路19と無線通信300を実行し、MFP1との間でデータ通信や、音信号などの送受信を可能にする既知の回路である。なお、この無線通信制御回路37には、常に、電力が供給されている。計時回路43は、現在の日時を刻む時計機能を有すると共に、MFP1との無線通信300を実行する各周期T1,T2の開始時間を計時するための既知の回路である。
次に、図3および図4を参照して、MFP1および子機31の間で無線通信300が実行される期間と、MFP1の無線通信制御回路19へ電力が供給される期間とについて説明する。
図3は、MFP1が通常モードで動作している場合に、MFP1および子機31の間で無線通信300が実行される期間を説明するための概略図である。図4は、MFP1が省電力モードで動作している場合に、MFP1および子機31の間で無線通信300が実行される期間を説明するための概略図である。
なお、図3および図4は概略図であるので、無線通信300が実行されている期間と停止されている期間との比率や、無線通信300が実行されている期間の長さなどは、実際のものとは異なる。また、MFP1による通信動作は無線通信制御回路19により実行され、子機31による通信動作は無線通信制御回路37により実行されるものとして説明する。
まず、図3を参照して、MFP1が通常モードで動作している場合について説明する。図3に示すように、MFP1が通常モードで動作している場合は、常に、MFP1の無線通信制御回路19へ電力が供給されており、また、MFP1および子機31の間で、周期T1毎に無線通信300が実行されている。
具体的には、周期T1が開始される時間t1となったら、MFP1は、子機31との無線通信300を開始し、同様に、子機31もMFP1との無線通信300を開始する。そして、無線通信300を終了する時間t2に達するまで、MFP1および子機31の間でデータ通信などが実行され、時間t2に達したら、MFP1および子機31は、無線通信300を停止し、次の周期T1が開始される時間t3となるまで、無線通信300を実行可能な状態で待機する。そして、MFP1では、無線通信300が実行されている期間であるか、または、停止されている期間であるか関わらず、常に、無線通信制御回路19へ電力が供給されている。
そして、以後同様に、周期T1が開始される時間(時間t3、時間t5,時間t7、時間t9、時間t11、・・・)から無線通信300を終了する時間(時間t4、時間t6、時間t8、時間t10、時間t12、・・・)に達するまで、MFP1および子機31の間で無線通信300が繰り返される。
次に、図4を参照して、MFP1が省電力モードで動作している場合について説明する。図4に示すように、MFP1が省電力モードで動作している場合は、MFP1が子機31との無線通信300に必要な期間のみ、無線通信制御回路19へ電力が供給されており、また、MFP1および子機31の間で、周期T2毎に無線通信300が実行されている。
例えば、図4に示す時間t21から時間t22の間で実行される無線通信300によって、MFP1および子機31の間で実行される無線通信300の周期が、周期T1から周期T2へ変更されたとする。そうすると、無線通信300を終了する時間t22に達したら、MFP1は、無線通信300を停止し、待機時間tmを経過したら、無線通信制御回路19へ供給している電力を遮断する。一方、子機31は、時間t22に達したら、無線通信300を停止し、次の周期T2が開始される時間t25となるまで、無線通信300を実行可能な状態で待機する。
そして、周期T2が開始される時間t25の起動時間tk前(すなわち、時間t24)となったら、MFP1は、無線通信制御回路19へ電力を供給する。そして、起動時間tkが経過すると、無線通信制御回路19は、無線通信300を実行可能な状態へ移行すると共に、周期T2が開始される時間t25となる。
そして、周期T2が開始される時間t25になったら、MFP1は、子機31との無線通信300を開始し、同様に、子機31もMFP1との無線通信300を開始する。そして、無線通信300を終了する時間t26に達するまで、MFP1および子機31の間でデータ通信などが実行され、時間t26に達したら、上述したように、MFP1は、無線通信300を停止し、待機時間tmを経過したら、無線通信制御回路19へ供給している電力を遮断する。一方、子機31も、上述したように、時間t26に達したら、無線通信300を停止し、次の周期T2が開始される時間t29となるまで、無線通信300を実行可能な状態で待機する。
そして、以後同様に、MFP1は、周期T2が開始される時間(時間t29、・・・)の起動時間tk前(時間t28、・・・)となったら、無線通信制御回路19へ電力を供給し、子機31との無線通信300を終了する時間(時間t30、・・・)に達し、待機時間tmを経過したら、無線通信制御回路19へ供給している電力を遮断する。そして、周期T2が開始される時間(時間t29、・・・)から無線通信300を終了する時間(時間t30、・・・)に達するまで、MFP1および子機31の間で無線通信300が繰り返される。
以上図4で説明したように、子機31との無線通信300を開始する時間の起動時間tk前となったら、無線通信制御回路19へ電力が供給されるので、子機31との無線通信300を開始する時間となったら、子機31との無線通信300を開始することができる。また、無線通信300を終了する時間から待機時間tmが経過してから、無線通信制御回路19へ供給されている電力が遮断されるので、子機31の無線通信制御回路37との間で送受信された各種データの処理の出力が完了するまで、無線通信制御回路19へ電力が供給される。
よって、子機31との無線通信300に必要な期間には、無線通信制御回路19へ電力が供給されるので、子機31の無線通信制御回路37との間で無線通信300を行う期間を確実に確保することができる。従って、子機31との無線通信300が行われる期間に、子機31との無線通信300が不可能な状態になることや、子機31との無線通信300が中断されることを抑制することができる。
また、MFP1では、子機31との無線通信300に必要な期間のみ無線通信制御回路19へ電力が供給され、その他の期間は電力の供給が遮断されているので、無線通信制御回路19へ電力を供給して動作させている状態で、無線通信300を停止させている場合と比較して、無線通信制御回路19による消費電力を抑制することができる。
次に、図5を参照して、MFP1のCPU11により実行される親機通信処理について説明する。図5は、MFP1の親機通信処理を示すフローチャートである。この親機通信処理は、省電力モード移行ボタン15aまたは通常モード移行ボタン15bの押下に応じて、子機31が実行する無線通信300の周期、および、MFP1が実行する無線通信300の周期をそれぞれ変更するための処理である。また、MFP1の主電源が投入された場合に実行され、主電源が遮断されるまで継続して実行される処理である。
この親機通信処理では、まず、スイッチ18をオンし、無線通信制御回路19へ電力を供給する(S1)。そして、ROM12の周期T1メモリ12aに格納されている周期T1を、RAM13の通信周期メモリ13aに記憶し(S2)、RAM13の省電力モードフラグメモリ13bに記憶されている省電力モードフラグをオフに設定する(S3)。
次に、計時回路25による計時を開始し(S4)、省電力モード移行ボタン15aまたは通常モード移行ボタン15bが押下されたかを判定する(S5)。S5の処理において、何れかのボタンが押下された場合は(S5:Yes)、通信周期通知処理を実行する(S6)。一方、何れのボタンも押下されていない場合は(S5:No)、S6の処理をスキップして、S7の処理へ移行する。なお、後述する通信周期通知処理(S6)は、MFP1が子機31に対して無線通信300の周期の変更を指示すると共に、MFP1が無線通信300の周期を変更するための処理である。
次に、省電力モードフラグメモリ13bの省電力モードフラグがオンであるかを判定し(S7)、省電力モードフラグがオンである場合は(S7:Yes)、計時回路25により計時されている時間(以下、「計時時間」と称する)が、「通信周期メモリ13aに記憶されている周期から起動時間tkを減算した時間」に達したかを判定する(S8)。一方、省電力モードフラグがオフである場合は(S7:No)、S8およびS9の処理をスキップし、S10の処理へ移行する。
S8の処理において、計時回路25の計時時間が、「通信周期メモリ13aに記憶されている周期から起動時間tkを減算した時間」に達した場合は(S8:Yes)、スイッチ18をオンし、無線通信制御回路19へ電力を供給する(S9)。一方、計時回路25の計時時間が、まだ「通信周期メモリ13aに記憶されている周期から起動時間tkを減算した時間」に達していない場合は(S8:No)、S9の処理をスキップして、S10の処理へ移行する。
次に、計時回路25の計時時間が、「通信周期メモリ13aに記憶されている周期」に達したかを判定し(S10)、計時回路25の計時時間が、まだ「通信周期メモリ13aに記憶されている周期」に達していない場合は(S10:No)、S5の処理に戻り、上述したS5〜S10の各処理を繰り返す。一方、計時回路25の計時時間が、「通信周期メモリ13aに記憶されている周期」に達した場合は(S10:Yes)、計時回路25により計時している計時時間をクリアして(S11)、子機31との無線通信300を実行する(S12)。
そして、子機31との無線通信300を実行して、子機31から送信される各種情報を受信したかを判定し(S13)、子機31から送信される各種情報を受信した場合は(S13:Yes)、受信内容に基づいた処理を実行する(S14)。一方、子機31から送信される各種情報を受信していない場合は(S13:No)、S14の処理をスキップして、S15の処理へ移行する。
次に、省電力モードフラグメモリ13bの省電力モードフラグがオンであるかを判定し(S15)、省電力モードフラグがオンである場合は(S15:Yes)、子機31との無線通信300を実行する期間が終了した後に、待機時間が経過するまで待機する(S16)。そして、スイッチ18をオフして、無線通信制御回路19へ供給されている電力を遮断し(S17)、S5の処理へ戻り、上述したS5〜S17の各処理を繰り返す。
S15の処理において、省電力モードフラグがオフである場合は(S15:No)、S16およびS17の処理をスキップして、S5の処理へ戻り、上述したS5〜S17の各処理を繰り返す。
以上の図5のフローチャートの親機通信処理により、MFP1が省電力モードで動作している場合に(すなわち、省電力モードフラグがオンである場合に)、子機31との無線通信300に必要な期間のみ無線通信制御回路19へ電力を供給することができる。
次に、図6を参照して、MFP1のCPU11により実行される通信周期通知処理(S6)について説明する。図6は、MFP1の通信周期通知処理(S6)を示すフローチャートである。この通信周期通知処理(S6)は、MFP1が子機31に対して無線通信300の周期の変更を指示すると共に、MFP1が無線通信300の周期を変更するための処理である。
この通信周期通知処理(S6)では、まず、省電力モードフラグメモリ13bの省電力モードフラグがオンであるかを判定し(S21)、省電力モードフラグがオンである場合は(S21:Yes)、無線通信制御回路19が動作していない状態であるため、スイッチ18をオンし、無線通信制御回路19へ電力を供給する(S22)。一方、省電力モードフラグがオフである場合は(S21:No)、S22の処理をスキップし、S23の処理へ移行する。
次に、計時回路25の計時時間が「通信周期メモリ13aに記憶されている周期」に達したかを判定し(S23)、計時回路25の計時時間が、まだ「通信周期メモリ13aに記憶されている周期」に達していない場合は(S23:No)、計時回路25の計時時間が「通信周期メモリ13aに記憶されている周期」に達するまで待機する。一方、計時回路25の計時時間が、「通信周期メモリ13aに記憶されている周期」に達した場合は(S23:Yes)、計時回路25により計時している計時時間をクリアする(S24)。
そして、ユーザにより押下されたボタンは何であるかを判定し(S25)、ユーザにより押下されたボタンが「省電力モード移行ボタン15a」である場合は、無線通信300の周期の変更を指示する「通信周期変更通知」を子機31へ送信する(S26)。なお、ここで送信される「通信周期変更通知」の中には、変更後の無線通信300の周期を示す周期情報が含まれている。具体的には、周期T2メモリ12bに格納されている周期T2が、周期情報として含まれる。
次に、子機31から送信される「周期変更完了通知」を受信したかを判定し(S27)、子機31から送信される「周期変更完了通知」を受信した場合は(S27:Yes)、周期T2メモリ12bに格納されている周期T2を通信周期メモリ13aに記憶する(S28)。
次に、省電力モードフラグメモリ13bの省電力モードフラグをオンに設定し(S29)、子機31との無線通信300を実行する期間が終了した後に、待機時間が経過するまで待機する(S30)。そして、スイッチ18をオフして、無線通信制御回路19へ供給されている電力を遮断し(S31)、この通信周期通知処理を終了する。
S27の処理において、子機31との無線通信300を実行する期間内に、子機31から送信される「周期変更完了通知」を受信しなかった場合は(S27:No)、S28〜S31の各処理をスキップし、この通信周期通知処理を終了する。
S25の処理において、ユーザにより押下されたボタンが「通常モード移行ボタン15b」である場合は、無線通信300の周期の変更を指示する「通信周期変更通知」を子機31へ送信する(S32)。なお、ここで送信される「通信周期変更通知」の中には、変更後の無線通信300の周期を示す周期情報が含まれている。具体的には、変更後の周期を、子機31の周期T1メモリ33aに格納されている周期T1とするよう指示する周期情報が含まれる。
次に、子機31から送信される「周期変更完了通知」を受信したかを判定し(S33)、子機31から送信される「周期変更完了通知」を受信した場合は(S33:Yes)、周期T1メモリ12aに格納されている周期T1を通信周期メモリ13aに記憶する(S34)。次に、省電力モードフラグメモリ13bの省電力モードフラグをオフに設定して(S35)、子機31との無線通信300を実行する期間が終了したら、この通信周期通知処理を終了する。
S33の処理において、子機31との無線通信300を実行する期間内に、子機31から送信される「周期変更完了通知」を受信しなかった場合は(S33:No)、S34およびS35の各処理をスキップし、この通信周期通知処理を終了する。
以上の図6のフローチャートの通信周期通知処理により、子機31に対して無線通信300の周期の変更を指示できると共に、子機31において無線通信300の周期が変更されたことを示す「通信周期変更通知」を受信した場合に、MFP1が無線通信300の周期を変更することができる。
よって、通信状況が悪いなどの要因で、子機31が「通信周期変更通知」を受信できなかった場合に、MFP1が無線通信300を実行する周期を変更してしまい、MFP1および子機31の間で、無線通信300がそれぞれ異なる周期で実行され、互いに無線通信300が不可能な状態となることを抑制することができる。従って、MFP1および子機31において、無駄に実行される無線通信300を抑制することができるので、MFP1および子機31により無駄に消費される電力を抑制することができる。
次に、図7を参照して、子機31のCPU32により実行される子機通信処理について説明する。図7は、子機31の子機通信処理を示すフローチャートである。この子機通信処理は、MFP1から送信される「通信周期変更通知」に従って、子機31が無線通信300の周期を変更するための処理である。また、子機31の主電源が投入された場合に実行され、主電源が遮断されるまで継続して実行される処理である。
この子機通信処理では、まず、ROM33の周期T1メモリ33aに格納されている周期T1を、RAM34の通信周期メモリ34aに記憶する(S41)。そして、MFP1との同期した無線通信300を開始するために、MFP1が無線通信300を開始する周期と、子機31が無線通信300を開始する周期とが合うように無線通信300の同期を取り、同期が取れたら、MFP1との無線通信300を開始する周期に合わせて計時回路43による計時を開始する(S42)。
次に、計時回路43の計時時間が、「通信周期メモリ34aに記憶されている周期」に達したかを判定し(S43)、計時回路43の計時時間が、まだ「通信周期メモリ34aに記憶されている周期」に達していない場合は(S43:No)、計時回路25の計時時間が、「通信周期メモリ13aに記憶されている周期」に達するまで待機する。
一方、計時回路43の計時時間が、「通信周期メモリ34aに記憶されている周期」に達した場合は(S43:Yes)、計時回路43により計時している計時時間をクリアして(S44)、MFP1との無線通信300を実行する(S45)。
そして、MFP1から送信される各種情報(「通信周期変更通知」を除く)を受信したかを判定し(S46)、MFP1から送信される各種情報を受信した場合は(S46:Yes)、受信内容に基づいた処理を実行する(S47)。一方、MFP1から送信される各種情報を受信していない場合は(S46:No)、S47の処理をスキップして、S48の処理へ移行する。
次に、MFP1から送信される「通信周期変更通知」を受信したかを判定し(S48)、MFP1から送信される「通信周期変更通知」を受信した場合は(S48:Yes)、受信した「通信周期変更通知」に含まれる周期情報により指示される周期を通信周期メモリ34aに記憶する(S49)。
具体的には、「通信周期変更通知」に含まれている周期情報が周期T2である場合は、その周期T2を通信周期メモリ34aに記憶する。また、含まれている周期情報が、変更後の周期を子機31の周期T1メモリ33aに格納されている周期T1とする指示である場合は、周期T1メモリ33aの周期T1を読み取り、その値を通信周期メモリ34aに記憶する。そして、子機31において無線通信300の周期を変更したことを示す「周期変更完了通知」をMFP1へ送信し(S50)、S43の処理へ戻り、上述したS43〜S50の各処理を繰り返す。
S48の処理において、MFP1から送信される「通信周期変更通知」を受信していない場合は(S48:No)、S43の処理へ戻り、上述したS43〜S48の各処理を繰り返す。
以上の図7のフローチャートの子機通信処理により、MFP1から送信される「通信周期変更通知」に従って、無線通信300の周期を変更することができ、子機31において無線通信300の周期が変更された場合に、MFP1に対して「周期変更完了通知」を送信することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、本実施形態では、子機31は、MFP1から送信される「通信周期変更通知」を受信して、無線通信300の周期を周期T2(または、周期T1)に変更した場合に、MFP1に対して「周期変更完了通知」を送信するように構成されているが、さらに、無線通信300の周期を周期T2(周期T1)に変更してから、一周期が経過した場合に、MFP1に対して「周期到達通知」を送信するように構成しても良い。その場合、MFP1は、子機31から送信される「周期変更完了通知」を受信したら、計時回路25により、計時中の時間とは別に、新たに時間の計時を開始する。以後、ここで新たに計時開始される時間のことを、周期計時時間と称する。そして、MFP1は、子機31から送信される「周期到達通知」を受信したら、周期計時時間と、周期T2(周期T1)とを比較し、周期計時時間と周期T2(周期T1)とが等しい場合(または、近似している場合)に限り、MFP1が無線通信300を実行する周期をT2(周期T1)へ変更するように構成する。
つまり、子機31において「通信周期変更通知」が受信され、無線通信300の周期が、MFP1からの指示通り周期T2(周期T1)に変更されたことを、MFP1が確認できた場合に、MFP1は、無線通信300の周期を周期T2(周期T1)に変更することができる。よって、MFP1および子機31の間で、無線通信300がそれぞれ異なる周期で実行される可能性を抑制することができ、互いに無線通信300が不可能な状態となることを抑制することができる。従って、MFP1および子機31において、無駄に実行される無線通信300を抑制することができるので、MFP1および子機31により無駄に消費される電力を抑制することができる。なお、一周期が経過した場合に代えて、複数周期が経過した場合に、MFP1に対して「周期到達通知」を送信するように構成しても良いし、一周期が経過した場合および複数周期が経過した場合に、それぞれMFP1に対して「周期到達通知」を送信するように構成しても良い。
また、本実施形態では、MFP1および子機31の間で実行される無線通信300において、周波数ホッピングが行われていないが、もちろん、周波数ホッピングを行いながら、無線通信300を実行させても良い。また、MFP1が通常モードで動作している場合には、MFP1および子機31において周波数ホッピングを行わせながら無線通信300を実行させ、MFP1が省電力モードで動作している場合には、MFP1および子機31において周波数ホッピングを停止させて無線通信300を実行させても良い。例えば、MFP1が省電力モードで動作している場合に、MFP1および子機31が無線通信300に使用する周波数帯域には、周波数ホッピングを停止させた時に使用していた周波数帯域を用いても良いし、周波数ホッピングを停止させた時に通信状況の良好な周波数帯域を一つ探して用いても良い。周波数ホッピングが行われている場合は、MFP1によって、次の無線通信300に使用する周波数帯域が選定され、その選定された周波数帯域が、MFP1から子機31に対して通知され、子機31は、その通知された周波数帯域を、次の無線通信300の実行時に使用する。MFP1が省電力モードで動作している場合には、子機31に対して周波数帯域の通知を停止することができるので、子機31との無線通信300において、周波数帯域の通知の送信により消費される電力を抑制することができる。よって、MFP1が省電力モードで動作している場合に、MFP1の消費電力を抑制することができる。
また、本実施形態では、MFP1は、子機31に対して「通信周期変更通知」を送信し、子機31から送信される「周期変更完了通知」を受信した場合に、MFP1が無線通信300を実行する周期を、「通信周期変更通知」により子機31に指示した周期に設定するように構成されているが、MFPが子機31に対して複数回「通信周期変更通知」を送信しても、子機31から送信される「周期変更完了通知」を受信できない場合には、MFP1は、無線通信300を実行する周期を、周期T1の整数n倍(1<n)と設定するように構成しても良い。MFPが子機31に対して複数回「通信周期変更通知」を送信しても、子機31から送信される「周期変更完了通知」を受信できない場合には、子機31において故障などが発生し、無線通信300が実行される可能性が低いと考えられる。子機31において、無線通信300が実行される可能性が低い場合には、MFP1が無線通信300を実行する周期が、周期T1の整数n倍に設定されるので、MFP1において無駄に実行される無線通信300を抑制することができる。よって、MFP1により無駄に消費される電力を抑制することができる。また、無線通信300の周期を、周期T1の整数nと設定することで、子機31が無線通信300を開始した場合に、MFP1との同期を取り、無線通信300を開始することができる。
また、本実施形態において、MFP1が省電力モードで動作している状態で、複数(例えば、100回)の周期T2が経過した場合に、MFPから子機31に対して応答を要求するように構成し、子機31からの応答が無い場合には、MFP1は、MFP1が無線通信300を実行する周期を、周期T2より長い周期T3(例えば、周期T3を、周期T1の整数m倍とする)と設定するように構成しても良い。MFP1が子機31に対して応答を要求しても、子機31からの応答を受信できない場合には、子機31において故障などが発生しており、子機31により無線通信300が実行される可能性が低いと考えられる。子機31において、無線通信300が実行される可能性が低い場合には、MFP1が無線通信300を実行する周期が、周期T2より長い周期T3に設定されるので、MFP1において無駄に実行される無線通信300を抑制することができる。よって、MFP1により無駄に消費される電力を抑制することができる。また、周期T3を、周期T1の整数m倍と設定することで、子機31が無線通信300を開始した場合に、MFP1との同期を取り、無線通信300を開始することができる。
また、本実施形態では、周期T2が、ROM12の周期T2メモリ12bに格納されているが、キー入力などにより、ユーザが任意に周期T2を設定できるように構成しても良い。
また、本実施形態では、MFP1が省電力モードで動作している場合に、計時回路25により周期T2の開始時間を計時するように構成されているが、無線通信制御回路19へ電力を供給開始する時間を計時するように構成しても良い。
また、本実施形態では、MFP1(親機)に対して、子機31が1台だけ設けられているが、子機31が複数台設けられていても良い。
本発明の実施形態における通信装置の親機を有したMFPと、通信装置の子機との外観構成を示した斜視図である。 MFPおよび子機の電気的構成を示すブロック図である。 MFPが通常モードで動作している場合に、MFPおよび子機の間で無線通信が実行される期間を説明するための概略図である。 MFPが省電力モードで動作している場合に、MFPおよび子機の間で無線通信が実行される期間を説明するための概略図である。 MFPの親機通信処理を示すフローチャートである。 MFPの通信周期通知処理を示すフローチャートである。 子機の子機通信処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 MFP(第1通信装置の一例)
15a 省電力モード移行ボタン(要求検出手段の一例)
19 無線通信制御回路(第1無線通信手段の一例)
25 計時回路(第1計時手段の一例、第2計時手段の一例)
31 子機(第2通信装置の一例)
37 無線通信制御回路(第2無線通信手段の一例)
S7〜S9、S23,S24 供給開始手段の一例
S12 到達通知受信手段の一例
S15〜S17、S30,S31 供給停止手段の一例
S45 周期受信手段の一例
S49 周期設定手段の一例
S50 通知送信手段の一例

Claims (5)

  1. 無線信号の送受信を行う第1無線通信手段を有する第1通信装置と、無線信号の送受信を行う第2無線通信手段を有する第2通信装置とを備え、前記第1無線通信手段と前記第2無線通信手段との間で無線信号を介した無線通信が第1周期毎に行われる通信システムにおいて、
    前記第1通信装置は、
    前記第1無線通信手段による前記無線通信が前記第1周期毎に行われている場合に、前記無線通信を行う周期を前記第1周期より長い第2周期へ変更する変更要求を検出する要求検出手段と、
    その要求検出手段により前記変更要求が検出された場合に、前記第2周期への変更要求が検出されたことを示す周期情報を前記第2通信装置に対して送信する周期送信手段とを備え、
    前記第2通信装置は、
    前記第1通信装置の周期送信手段により送信される前記周期情報を受信する周期受信手段と、
    その周期受信手段により前記周期情報を受信した場合に、前記第2無線通信手段が前記無線通信を行う周期を前記第2周期に設定する周期設定手段と、
    前記周期受信手段により前記周期情報を受信した場合に、前記周期情報を受信したことを示す受領通知を前記第1通信装置に対して送信する通知送信手段とを備え、
    前記第1通信装置は、前記第2通信装置の通知送信手段により送信される前記受領通知を受信した場合に、前記第1無線通信手段が前記無線通信を行う周期を前記第2周期に設定すると共に、前記無線通信を行う期間のみ前記第1無線通信手段へ電力を供給するものであることを特徴とする通信システム。
  2. 前記第2通信装置は、
    前記第2無線通信手段による前記無線通信の周期が前記周期設定手段により前記第2周期に設定された後に、次の前記無線通信が行われる期間となったら、前記無線通信の周期が前記第2周期に設定されてから一周期に達したことを示す周期到達通知を前記第1通信装置に対して送信する到達送信手段を備え、
    前記第1通信装置は、
    前記第2通信装置の通知送信手段から送信される前記受領通知を受信した場合に、その受領通知の受信後の時間を計時する第1計時手段と、
    前記第2通信装置の到達送信手段から送信される前記周期到達通知を受信する到達通知受信手段と、
    その到達通知受信手段により前記周期到達通知を受信した場合に、前記第1計時手段により計時される期間と前記第2周期とを比較する比較手段とを備え、
    その比較手段による比較の結果、前記第1計時手段により計時される期間と前記第2周期とが対応する場合に、前記第1無線通信手段が前記無線通信を行う周期を前記第2周期に設定することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記第1無線通信手段は、前記第1無線通信手段へ電力が供給されてから無線信号の送受信が可能な状態となる前に起動時間を要すると共に、無線信号の送受信が終了した後に待機時間を要するように構成されており、
    前記第1通信装置は、
    前記第1無線通信手段による前記無線通信の周期が前記第2周期に設定された場合に、前記第2周期毎の開始時間を計時する第2計時手段と、
    その第2計時手段により計時される時間が前記第2周期の開始時間になったら前記第1無線通信手段へ電力を供給する供給開始手段と、
    その供給開始手段により電力が供給されてから、前記起動時間、前記第2通信装置との無線通信を行う期間、および、前記待機時間が経過したら前記第1無線通信手段へ供給されている電力を遮断する供給停止手段とを備えていることを特徴とする請求項1または2記載の通信システム。
  4. 前記第1無線通信手段および第2無線通信手段は、複数の周波数帯域の中のいずれか一つの帯域を使用して無線信号の送受信を行うように構成されており、
    前記第1通信装置は、
    前記複数の周波数帯域の中から前記第1無線通信手段が前記無線通信に使用する一の帯域を前記第1周期毎に所定の選定規則に従って設定する第1帯域設定手段と、
    その第1帯域設定手段によって設定された帯域を示す帯域情報を前記第2通信装置に対して送信する帯域送信手段と、
    前記第1無線通信手段による前記無線通信の周期が前記第2周期に設定されている間、前記第1無線通信手段が前記無線通信に使用する帯域を、前記周期送信手段により前記周期情報を送信した場合に前記第1帯域設定手段により設定された帯域に固定する第1帯域固定手段とを備え、
    前記第2通信装置は、
    前記第1通信装置の帯域送信手段から送信される前記帯域情報を受信する帯域情報受信手段と、
    その帯域情報受信手段により受信した前記帯域情報が示す帯域を前記第2無線通信手段が前記無線通信に使用する帯域に設定する第2帯域設定手段と、
    前記第2無線通信手段による前記無線通信の周期が前記第2周期に設定されている間、前記第2無線通信手段が前記無線通信に使用する帯域を、前記周期受信手段により前記周期情報を受信した場合に前記第2帯域設定手段により設定された帯域に固定する第2帯域固定手段とを備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の通信システム。
  5. 前記第1通信装置は、
    前記第1無線通信手段による前記無線通信の周期が前記第2周期に設定されてから複数の周期が経過した場合に、前記第2通信装置に対して前記第1通信装置への応答を要求し、その後、前記第2通信装置からの応答が無ければ前記第1無線通信手段が前記無線通信を行う周期を前記第2周期より長い第3周期に設定するものであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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