JP2009245026A - キー検出装置および携帯電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】キースイッチの多重押下による誤検出をなくするとともに、より多くのキースイッチの検出を少ないポート数で実現する。
【解決手段】第1のキーマトリクスと、第2のキーマトリクスとを備え、第1のキーマトリクスが有する出力ラインおよび検出ラインは、第2のキーマトリクスが有する出力ラインおよび検出ラインと同じ出力ポートおよび検出ポートに接続されており、制御回路は、
第1のキーマトリクスのキースイッチの判定を行う際には第2のキーマトリクスを出力ポートから開放するように制御する。
【選択図】図6

Description

本発明は、キー検出装置および携帯電子機器に関するものである。
図10は、従来のキー検出装置の構成を示す図である。
図10に示されるように、従来のキー検出装置は、マイコン(CPU20)の他に、キーマトリクス3に接続され、CPU20の制御の下、キースキャンを行なう入出力ポート1と、入出力ポート1内の各スキャン結果を取得する入力ポート8と、キーが押されていないとき入出力ポート1を、例えば、“Low”レベルに固定するプルダウン抵抗2とを備えている。
入出力ポート1は、互いの入力を出力とする2つのバッファからなる単位回路を複数備え、これらのバッファは、入出力時に応じて一方のバッファのみが動作するように制御される。
また、ここでは、4×4のキーマトリクス3が例示されており、計16個のキー31を検出するために、CPU20は、出力側のポート4個(入出力ポート1)、入力側のポート(入力ポート8)4個の、計8個のポートを用いてスキャンし、押下されたキー31を検出している。
このように、N個のキーを検出するためにキー検出装置を構成する場合、CPU20は、2×√N個のポートを割り当て、使用する必要があり、CPU20のポート数を逼迫させる大きな原因になっている。
上記したポート数の削減をはかるために、従来、例えば、図11にその回路構成が示されるように改良されたキー検出装置が知られている。この回路構成によれば、出力側のポートと入力側のポートを共用することにより、合計ポート数を削減することができる。
すなわち、図10に示す回路構成同様、計16個のキー(キーマトリクス3)を検出しようとした場合、CPU20は、出力側のポート4個と入力側のポート4個とを共用しているため、合計4個のポートで実現でき、半数のポートで同数のキーを検出することができる。なお、図11中、キャパシタ10は、ただ1個の出力ポートにより制御され、キーマトリクス3の電位を記憶するために用いられる。また、6、9は逆電流防止用のダイオードである(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−152468号公報(段落[0014]、図3)
ところで、上記した従来のキー検出装置によれば、特許文献1に開示された技術も含め、N個の入出力ポートがキーマトリクス制御に割当てられ、使用された場合、(N−1)個のキー数までしか検出できない。また、キースイッチの多重押下による誤検出がある。
本発明は、キースイッチの多重押下による誤検出をなくするとともに、より多くのキースイッチの検出を少ないポート数で実現可能な、キー検出装置および携帯電子機器を提供することにある。
本発明の第1の観点のキー検出装置は、複数の出力ラインと、複数の検出ラインと、前記出力ラインと前記検出ラインが交差する箇所に接続される複数のキースイッチとを含むキーマトリクスと、前記出力ラインへの電圧印加状態における前記各検出ラインの電圧状態に基づいて、前記キースイッチの操作状態を判定する制御回路と、を有し、前記キーマトリクスは、第1のキーマトリクスと、第2のキーマトリクスとを含み、前記第1のキーマトリクスが有する出力ラインおよび検出ラインは、前記第2のキーマトリクスが有する出力ラインおよび検出ラインと同じ出力ポートおよび検出ポートに接続されており、前記制御回路は、前記第1のキーマトリクスのキースイッチの判定を行う際には前記第2のキーマトリクスを出力ポートから開放し、前記第2のキーマトリクスのキースイッチの判定を行う際には前記第1のキーマトリクスを当該出力ポートから開放する。
好適には、0前記それぞれのキーマトリクスは出力ラインを複数有し、前記複数の出力ラインのそれぞれには、前記キースイッチにより充放電が切替えられる電圧保持回路がキースイッチごとに接続されており、前記制御回路は、前記検出ラインを監視して前記電圧保持回路に保持される電圧の状態を判定し、前記キーマトリクスの切替え時には、所定時間、いずれの出力ラインにも電圧の印加を行わない。
好適には、前記制御回路は、前記第1のキーマトリクスにおける全ての出力ラインについてのキー判定が終了すると、当該第1のキーマトリクスにおける全ての出力ラインに対して電圧印加を行わないように制御し、所定時間経過後、前記第2のキーマトリクスにおける出力ラインの一つに電圧印加を行う。
好適には、前記第1のキーマトリクスと前記第2のキーマトリクにおける各出力ラインは、前記出力ポートからそれぞれ切り離し可能なライン切替え回路を備え、前記制御回路は、前記第1のキーマトリクスにおける全ての出力ラインについてキー判定が終了すると、当該第1のキーマトリクスにおける全ての出力ラインについて、前記ライン切替え回路により前記出力ポートから切離し、前記第2のキーマトリクスにおける出力ラインの一つに電圧印加する出力ライン以外を前記ライン切替え回路により前記出力ポートから切離す。
本発明の第2の観点の電子機器は、操作部と、表示部と、制御部と、を備え、前記操作部は、複数の出力ラインと、複数の検出ラインと、前記出力ラインと前記検出ラインが交差する箇所に設けられる複数のキースイッチと、前記出力ラインに印加される電圧により充電可能な電圧保持回路とを備えた、第1と第2のキーマトリクス回路を有し、前記第1のキーマトリクスが有する出力ラインおよび検出ラインは、前記第2のキーマトリクスが有する出力ラインおよび検出ラインと同じ出力ポートおよび検出ポートに接続され、前記制御部は、前記第1のキーマトリクスのキースイッチの判定を行う際には前記第2のキーマトリクスを出力ポートから開放するとともに、前記判定されたキースイッチに応じた結果を前記表示部に表示する。
本発明によれば、キースイッチの多重押下による誤検出をなくするとともに、より多くのキースイッチの検出を少ないポート数で実現可能となる。
図1は、本発明の実施の形態に係るキー検出装置に使用されるキーマトリクス構成の一例を示す図である。
ここでは、3×3のキーマトリクス30が例示されている。
キーマトリクス30は、複数の出力ラインRow1〜Row3と、複数の検出ラインP1〜P3と、出力ラインRow1〜Row3と検出ラインP1〜P3が交差する箇所に接続される複数のキースイッチS11〜S33と、により構成される。
また、キーマトリクス30に接続される制御回路100(CPU)は、入出力ポート11〜13を介し、出力ラインRow1〜Row3への電圧印加状態における各検出ラインP1〜P3の電圧状態に基づいて、キースイッチS11〜S33の操作状態を判別する。
特徴は、キーマトリクス30を構成する出力ラインRow1〜Row3と検出ラインP1〜P3の組み合わせ毎に、電圧検出回路RC11〜RC33と、キースイッチS11〜S33を備えることにある。
電圧検出回路RC11〜RC33は、出力ラインRow1〜Row3から充電される検出ラインP1〜P3に対する所定の電圧を保持する、それぞれ抵抗RとキャパシタCからなる時定数回路により構成される。そして、キャパシタCには、キースイッチS11〜S33のそれぞれが並列に接続される。
キースイッチS11〜S33は、キースイッチS11〜S33の操作が無い状態では電圧保持回路RC11〜RC33への充電を許可し、キースイッチS11〜S33の操作がある状態では電圧保持回路RC11〜RC33への充電を不可とする。制御回路100は、キースイッチS11〜S33の操作の有無により電圧保持回路RC11〜RC33の電圧保持状態が変動した場合、検出ラインP1〜P3における電圧変動を検知することにより、キースイッチS11〜S33の操作の有無を検出する。
なお、電圧保持回路RC11〜RC13は、検出ラインP1に、抵抗R1と、逆流防止用ダイオードD11〜D13のそれぞれを介して接続される。そして、電圧保持回路RC21〜RC23は、検出ラインP2に、抵抗R2と、逆流防止用ダイオードD21〜D23のそれぞれを介して接続される。そして、電圧保持回路RC31〜RC33は、検出ラインP3に、抵抗R3と、逆流防止用ダイオードD31〜D33のそれぞれを介して接続される。
更に特徴は、ライン切替え回路40(Srow)が付加されたことにある。このライン切替え回路40は、各出力ラインRow1〜Row3と検出ラインP1〜P3間に設けられ、複数の出力ラインRow1〜Row3における一つに電圧を印加する際に、他の出力ラインを出力ポート(検出ラインP1〜P3)から開放する。
制御回路100(CPU)は、一の出力ラインに電圧を印加する際、電圧を印加する出力ライン以外はライン切替え回路40により出力ポート(検出ラインP1〜P3)との接続を開放し、出力ラインRow1〜Row3により充電が完了した後にライン切替え回路40の状態を維持したまま各検出ラインP1〜P3における電圧状態を判定する。
上記構成とすることで、キーS11〜S33の誤検出が無く、全てのキー押下パターンを検出することを実現する。
また、プルダウン抵抗を必要とせず、電圧保持回路RC11〜RC33を構成するキャパシタへは、キースイッチS11〜S33に接続された抵抗を通して充放電される。また、対グランドに対する電流は、キースイッチS11〜S33が押下されている時にしか流れないため、抵抗値を小さくすることができる。そのためのキャパシタと抵抗による時定数を小さくすることができ、応答の速いキーマトリクス検出を行なうものである。
図2は、図1に示すキーマトリクスのキースキャン動作を示すタイミングチャートである。
ここでは、制御回路100(CPU)により生成される制御(Cont)信号と、ポートP1〜P3の各信号波形が、Row1、Row2、Row3のスキャン順に示されている。
以下、図2のタイミングチャートを参照しながら、図1に示すキーマトリクスのキースキャン動作について詳細に説明する。
入出力ポート11〜13、およびライン切替え回路40(Srow)は、いずれも制御回路40(CPU)により生成されるCont信号によって制御され、Cont信号が“Low”レベルの時に出力ポートが設定され、また、スキャンを行うライン切替え回路40(Srow)が、ON状態になる。
キースキャンを開始する前は、全ての入出力ポート11〜13の出力であるP1〜P3は“Low”レベルになっている。いま、Row1をスキャンするために、入出力ポート11のみ“High”レベルに設定して検出ラインP1のみ有効とする。このとき、制御回路100(CPU)は、電圧保持回路RC11、RC21、RC31の各キャパシタの充電電圧がほぼ飽和するまで入出力ポート11に対し、出力レベル“High”を継続して出力する(図2中、A:充電周期)。その後、Cont信号を”High”レベルに切り替え、入出力ポート11〜13を入力設定に切替える。この状態で制御回路100(CPU)は、入出力ポートP1〜P3の状態を順次リードし(図5中、B:検出周期)、キースイッチS11、S21、S31のON/OFFを検出する。
次に、制御回路100(CPU)は、入出力ポート12を“High”レベルに設定して検出ラインP2のみ有効とすることでRow2をスキャンする。このとき、制御回路100(CPU)は、Row1のスキャン時と同様に、電圧保持回路RC12、RC22、RC32の各キャパシタの充電電圧がほぼ飽和するまで入出力ポート12に対して“High”レベル出力を継続した後、Cont信号を“High”レベルに切り替え、入出力ポート11〜13を入力設定に切替える。この状態で、制御回路100(CPU)は、検出ラインP1〜P3の状態を順次リードし、キースイッチS12、S22、S32のON/OFFを検出する。
次に、制御回路100(CPU)は、入出力ポート13を“High”レベルに設定して検出ラインP3のみ有効とすることでRow3をスキャンする。
このとき、制御回路100(CPU)は、電圧保持回路RC13、RC23、RC33の各キャパシタの充電電圧がほぼ飽和するまで入出力ポート13に対して“High”レベル出力を継続した後、Cont信号を“High”レベルに切り替え、入出力ポート11〜13を入力設定に切替える。この状態で、制御回路100(CPU)は、検出ラインP1〜P3の状態をリードし、キースイッチS13、S23、S33のON/OFFを検出する。
そして、Row1のスキャンに戻り、スキャン動作を継続する。
すなわち、制御回路100(CPU)は、一の出力ライン(Row1〜Row3)に電圧を印加する際、電圧を印加する出力ライン以外はライン切替え回路40によりポート(検出ラインP1〜P3)との接続を開放し、出力ラインRow1〜Row3により充電が完了した後にライン切替え回路40の状態を維持したまま各検出ラインP1〜P3における電圧状態を判定している。
このとき、出力ラインRow1〜Row3と検出ラインP1〜P3は、それぞれ出力の検出を切替え可能な入出力ポート11〜13に接続され、第1の周期内(A:充電周期)において、電圧保持回路RC11〜RC33(のキャパシタ)が充電されるまでの一の出力ポートに対して電圧が印加され、充電が完了する程度の時間の印加が完了後に電圧印加が解除され、そのときの検出ラインでの電圧状態が判定される。このとき、電圧保持回路RC11〜RC33による電圧保持は、第2の周期(B:開放周期)を十分保持できる程度の時定数を有するものとする。
以上説明のように、上記したキーマトリクス30によれば、電圧を保持するキャパシタ(電圧保持回路RC11〜RC33)をキースイッチS11〜S33毎に備えることで、出力ライン毎に共通化したキャパシタを設けないようにしたものである。これにより、出力ポートを切替えてもキャパシタの放電終了までの時間を待つことか無くなるため、キー応答が速くなる。さらに、出力ライン毎の印加電圧を切替える際にラインを物理的に出力ポートから切り離すことでキースイッチの多重押しによる誤認識にも対応が可能になる。
ところで、上記したキーマトリクス30によれば、出力側のポートと入力側のポートを共用することにより、トータル使用ポート数の削減を維持したまま、キーの多重押しを検出可能とすることができる。また、各キーに電圧保持回路40(キャパシタ)を持たせることにより、全てのキー押下の組合せに対して検出が可能になる。
また、プルダウン抵抗を必要とせず、キャパシタへはキースイッチS11〜S33に接続された抵抗を通して充放電され、対グランドに対する電流はキースイッチS11〜S33が押下されているときにしか流れないため、抵抗値を小さくすることができ、そのため、キャパシタと抵抗による時定数を小さくすることができ、応答の速いキーマトリクス検出が可能である。
なお、図2の説明および図5の「B:検出周期」において、入出力ポートP1〜P3のリードについてはそれぞれ順次行うという例を示したが、全入出力ポートの状態を一度にリードできる構成であれば、P1〜P3を順次リードせずとも良い。
上記した図1に示す回路構成を含め、N個の入出力ポートがキーマトリクス制御に割当てられ、使用された場合、(N−1)個のキー数までしか検出できない。
すなわち、図1に示す回路構成によれば、3×3=9のマトリクスを3個の入出力ポートと1個のCont信号の、合計4個の入出力ポートで実現している。
以下に説明する本発明の実施の形態に係るキー検出装置よれば、基本的には図1に示す回路構成を用いるが、より少ない入出力ポート数でさらに多くのキーを効率的に検出できるようなる。
例えば、10個の入出力ポートがあった場合、5×5のマトリクス構成を採ることにより25個までのキーが検出可能である。ここで、キーマトリクスが平面方向のみならず、高さ方向にもあると考えれば、4×4×2のキーマトリクスを構成することができる。この場合に検出可能な最大キー数は32個となり、したがって、より多くのキー数を検出することができる。
図3は、本発明の実施の形態に係るキー検出装置の回路構成を示す図である。
すなわち、1個のキーマトリクスを、図4に示す構成(3×3のマトリクス)とし、このキーマトリクスをn個並列に接続した多段構成300(キーマトリクス#1〜#n)とし、制御回路100(CPU)により生成されるCont信号(Cont1、Cont2、Contn)により、切替え制御(Enable/Disable)する構成とした。
すなわち、キーマトリクス#1が有する出力ラインおよび検出ラインは、キーマトリクス#nが有する出力ラインおよび検出ラインと同じ出力ポートおよび検出ポートに接続されている。
制御回路100(CPU)は、キーマトリクス#1の出力ポートにおけるキースイッチの判定を行う際にはキーマトリクス#2、#nの出力ポートを開放する。
このように、常にいずれか1個のキーマトリクスのみが有効になる。この場合に検出可能なキー数は、それぞれのキーマトリクス(#1〜#3)におけるキー数×並列に接続されたキーマトリクスの面数となる。
なお、各キーマトリクス#1〜#nは、図4に示されるように、図1に示す回路構成同様、電圧を保持するキャパシタ(電圧保持回路RC11〜RC33)をキースイッチS11〜S33毎、並列に接続し、出力ライン毎に共通化したキャパシタを設けないようにすれば、出力ポートを切替えてもキャパシタの放電終了までの時間を待つことか無くなる。さらに、ライン切替え回路40(Srow)により、出力ライン毎の印加電圧を切替える際にラインを物理的に出力ポートから切り離すことでキースイッチの多重押しによる誤認識にも対応を可能にしている。
なお、図3に示す構成にすることで、無効になっているキーマトリクスは他のキーマトリクスに影響しないようにする必要がある。図4に示す回路構成によれば、キースイッチS11〜S33のそれぞれに並列に接続された電圧保持回路RC11〜RC33のキャパシタが充電されている状態で、ライン切替え回路40(Srow)の全てがOFFされていれば、他のキーマトリクスに影響することはない。このようなキーマトリクス構成を有するキー検出装置を使用し、且つ、適切なキースキャン制御を行うことによって、キーマトリクスの並列接続が可能となる。以下にその詳細説明を行う。
図5は、本発明の実施の形態に係るキー検出装置のスキャン動作を示すフローチャートである。
ここでは、3×3のキーマトリクスをn面並列に接続した場合の動作である。ここでは、制御回路10(CPU)により生成されるCont1、Cont2、Cont3と、ポートP1〜P3の各信号波形が、スキャンされるキーマトリクス順(#1〜#n)に示されている。
以下、図5に示すタイミングチャートを参照しながら、図6、図7に示すキー検出装置のスキャン動作について詳細に説明する。
まず、CPU100(制御回路)は、全てのキーマトリクス#1〜#nのキースイッチ(S11〜S33)に並列に接続されている電圧保持回路RC11〜RC33の各キャパシタに対して放電を行う。キャパシタに電荷が残っている場合、他のキーマトリクスに影響するため、スキャン前に全てのキャパシタの放電を行う必要がある。
続いてCPU100(制御回路)は、ライン切替え回路40を制御してCont1信号をONとし、キーマトリクス#1のスキャンを行う。このとき、他のキーマトリクス(#2、#n)のCont信号(Cont2、Contn)はOFF状態とし、キーマトリクス#1のスキャンのみを有効にする。このとき制御回路100(CPU)は、キーマトリクス#1に対し、Cont1、およびポートP1〜P3を制御し、図2に示すタイミングチャートにしたがう動作を実行する。
すなわち、入出力ポート11(12、13)を“High”レベルに設定してラインP1(P2、P3)のみ有効とし、Row1(Row2、Row3)をスキャンする。このとき、制御回路100(CPU)は、電圧保持回路RC12、RC22、RC32の各キャパシタの充電電圧がほぼ飽和するまで入出力ポート11(12、13)に対して“High”レベル出力を継続した後、Cont信号を“High”レベルに切り替える。そして、入出力ポート11〜13を入力設定に切替えて検出ラインP1〜P3の状態をリードし、スイッチS11(S12、S13)、S21(S22、S23)、S31(S32、S33)のON/OFFを検出(キー操作の判定)する動作を行なう。そして、Row1のスキャンに戻り、上記したスキャン動作を順次継続する。
上記の様に、キーマトリクス#1のスキャンおよびポートの読取りによるキー操作の判定が終了すると、制御回路100(CPU)は、再び、全てのキーマトリクス(#1〜#3)のキースイッチS11〜S33に並列に接続されている電圧保持回路RC11〜RC33の各キャパシタの放電を行う。
これは、選択され、有効になっていたキーマトリクス#1が他のキーマトリクス#2、#3へ影響を与えないための配慮である。このため、CPU(制御回路)は、キーマトリクスの切替え時には、所定時間だけいずれの出力ラインに対しても電圧の印加を行わない。
続いて制御回路100(CPU)は、ライン切替え回路40を制御してCont2信号をONとし、キーマトリクス#2のスキャンを行う。このとき、他のキーマトリクス(#2、#3)のCont信号(Cont1、Contn)はOFF状態とし、キーマトリクス#2のスキャンへの影響が無いようにする。そして、制御回路100(CPU)は、キーマトリクス#2に対し、Cont2、およびポートP1〜P3を制御して図5に示すタイミングチャートにしたがう動作を実行する。
上記の様に、キーマトリクス#2のスキャンおよびポートの読取りが終了すると、制御回路100(CPU)は、再び、全てのキーマトリクス#1〜#3のキースイッチS11〜S33に並列に接続されている電圧保持回路RC11〜RC33の各キャパシタの放電を行う。そして、上記同様、キーマトリクスnのスキャンを行い、並列に接続されたキーマトリクスを順次スキャンすることにより、全てのキースイッチの押下検出を行う。
以上説明のように本発明の実施の形態に係るキー検出装置によれば、キーマトリクスの構成をm×nのマトリクスではなく、高さ方向に重ねる(並列接続)ことにより、キー検出に使用可能な入出力ポートに対して、最大数のキー検出を行うことができる。
但し、この場合、選択され有効になったキーマトリクスが、他のマトリクスに対して影響を与えないような制御が必要である。例えば、入出力ポートが5個ある場合は、図7に例示した3×3のキーマトリクスを2面構成することができ、最大9+9=18個のキー検出が可能になる。さらに、入出力ポートが6個ある場合、3×3のマトリクスを3面構成し、最大27個のスイッチ検出が可能となる。
ここで、上記した本発明の実施の形態に係るキー検出装置により、キースイッチの多重押しによる誤認識に対応が可能になる理由について補足説明を行う。
図6に示すキー検出装置において、例えば、3個の○枠で示されたキーが押下された場合、□枠で示されたキーが押下されているものと誤検出される。これは、従来例として図10に示したような2×√N本のポートを使用したキー検出装置と共通の課題であり、この課題を回避するためには、円内に拡大表示して示すような、キー31と直列に挿入された逆電流防止用のダイオード32が必要となる。
しかしながらこのダイオード32は、キー31と直列に挿入される必要があることから、各キーの直近に配置されることになり、したがって、キーマトリクス3を、配置、配線する上で自由度を阻害する大きな要因になる。
また、図7に示すキー検出装置において、例えば、左上の○枠で示された1個と、他の長円形枠で示される3個のキーのいずれかのキーが押下された場合、□枠で示されたキーが押下されているものと誤検出される。これはキーマトリクス3の入力側とキーマトリクス3の出力側がダイオードの順方向によって接続されているために起こるもので、このキー検出装置特有の誤検出であると言える。
更に、図8に示すキー検出装置のように、○枠で示されるいずれかのキーが押下された場合、○枠で示されたキャパシタ10に充電され、その電圧が入力ポート1に取り込まれることにより検出される。キャパシタ10に充電された電荷は、○枠で示されたプルアップ抵抗2との時定数にしたがい放電される。
したがって、一つの列をスキャンした後、次の列をスキャンするまでの間にこのキャパシタ10が放電されている必要があり、応答性の良いキー検出が困難である。一方、この時定数を小さくするためにプルアップ抵抗2の値を小さくした場合、出力ポートから“High”を出力した場合の消費電流が大きくなってしまう。
このような図6〜8に示した例と比べ、本発明の実施形態によれば、上記した本発明の実施の形態に係るキー検出装置は、ポート数を最大限減らしながら多重押下による誤検出をなくするため、例えば、携帯電話等の携帯電子機器に用いて顕著な効果が得られる。
図9は、上記した携帯電話の内部構成を示すブロック図である。
以下、上記したキー検出装置を内蔵する携帯電話の内部構成について簡単に説明する。
図9において、携帯電話は、制御部27を制御中枢とし、通信部21、操作部22、音声入出力部23、表示部24、撮像部25、記憶部26、制御部27のそれぞれが、アドレス、データ、コントロールのためのラインが複数本からなるシステムバス30に共通に接続され、構成される。
通信部21は、無線通信システムを捕捉し、通信ネットワークに接続される図示しない基地局との間で無線通信を行い、各種データの送受信を行う。
各種データとは、音声通話時の音声データ、メール送受信時のメールデータ、ウェブ閲覧時のウェブページデータ等である。
操作部22は、例えば、電源キー、通話キー、数字キー、文字キー、方向キー(左右上下)、決定キー、発信キー、ファンクションキーなど、各種の機能が割り当てられたキースイッチを複数有している。操作部22は、これらのキースイッチが操作者によって操作された場合に、その操作内容に対応する信号を発生し、これを操作者の指示として制御部27に出力する。
操作部22は、図3に示すキー検出装置を含み、キー押下が検出されると、制御部27による制御の下でキーコードに変換され、ここで認識されたデータが後述する表示部24に表示される。
音声入出力部23は、スピーカから出力される音声信号やマイクロフォンにおいて入力される音声信号の入出力処理を行う。
すなわち、音声入出力部23は、マイクロフォンから入力された音声を増幅し、アナログ−デジタル変換を行い、更に符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部27に出力する。
また、音声入出力部23は、制御部27により生成される音声データに復号化、デジタル−アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカに出力する。
表示部24は、多数の画素(複数色の発光素子の組み合わせ)を縦横に配して構成される、例えばLCD(Liquid Crystal Display Device)や有機EL(Electro-Luminescence)
を用いて構成されており、制御部27により生成され記憶部26の所定の領域(VRAM領域)に書き込まれた表示データに応じた画像を表示する。ここでは、操作部22により操作され検知されたキースイッチが示すデータを表示する。
撮像部25は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の光電変換素子とその制御回路等により構成されるカメラである。
記憶部26は、携帯電話の各種処理に利用される各種データを記憶する。
記憶部26は、例えば、制御部27が実行するコンピュータのプログラム(OS(Operating System)やアプリケーションプログラム)の他に、撮像部25により撮影された画像ファイル、通信部21を介して不図示の外部接続サーバから取得したダウンロードファイルが記憶されている。
また、記憶部26には、通信相手の電話番号や電子メールアドレス等の個人情報を管理するアドレス帳、着信音やアラーム音を再生するための音声ファイル、待ち受け画面用の画像ファイル、各種の設定データ、プログラムの処理過程で利用される一時的なデータ等も記憶されている。
なお、記憶部26は、例えば、不揮発性の記憶デバイス(不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置、光ディスク装置など)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(例えばSRAM、DRAM)などによって構成される。
制御部27は、携帯電話の全体的な動作を統括的に制御する。
すなわち、制御部27は、携帯電話の各種処理(回線交換網を介して行われる音声通話、電子メールの作成と送受信、インターネットのWeb(World Wide Web)サイトの閲覧など)が操作部22の操作に応じて適切な手順で実行されるように、上述した各制御ブロックの動作(通信部21における信号の送受信、音声入出力部23における音声入出力、表示部24における画像の表示、撮像部25における撮像処理等)を制御する。
そして、制御部27は、図3に示したキー検出装置の制御回路100を有している。つまり、図2、図5にて示した手法により、キースイッチの全ての操作検出を行うことが可能である。さらに制御部27は、検出したキー操作に応じて演算処理を行い、その結果を表示部24に出力することも行う。
制御部27は、記憶部27に格納されたプログラムに基づいて処理を実行するコンピュータ(マイクロプロセッサ)を備えており、このプログラムにおいて指示された手順に従って上記した制御を実行する。
すなわち、制御部27は、記憶部26に格納されるOSやアプリケーションプログラム等のプログラムから命令コードを順次読み込んで処理を実行する。
なお、上記した携帯電話において、操作部22に割当てられたキーマトリクスのスキャン、およびキースイッチの判定は、制御部27が有するCPUが行なうとしたが、あるいは操作部22に負荷分散され組み込まれたCPUが行い、その検出結果を制御部27が受け取るようにしてもよい。また、携帯電子機器として、携帯電話のみ例示したが、携帯電話に限らず、PDA(Personal Digital Assistants)、やゲーム機等にも同様に適用が可能である。
以上説明のように本発明の実施の形態に係るキー検出装置によれば、キースイッチの多重押下による誤検出をなくするとともに、より多くのキースイッチの検出を少ないポート数で実現可能であり、これを携帯電話等の携帯電子機器に採用することで、携帯電子機器が目指す、操作部の小型化、薄型化、および部品点数削減による低廉化に寄与することができる。
本発明の実施の形態に係るキー検出装置において使用されるキーマトリクスの構成を示す図である。 図1に示すキーマトリクスのキースキャン動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態に係るキー検出装置の回路構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るキー検出装置において使用されるキーマトリクスの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るキー検出装置のキー検出動作を示すタイミングチャートである。 キー検出装置の動作(1)を説明するために示した図である。 キー検出装置の動作(2)を説明するために示した図である。 キー検出装置の動作(3)を説明するために示した図である。 本発明の実施の形態に係る携帯電子機器の内部構成の一例を示すブロック図である。 従来のキー検出装置の回路構成の一例を示す図である。 従来のキー検出装置の他の回路構成の一例を示す図である。
符号の説明
11〜13…入出力ポート、30…キーマトリクス#1〜#3(電圧保持回路RC11〜33、キースイッチS11〜S33)、40…ライン切替え回路、100…制御回路(CPU)、22…操作部、27…制御部。

Claims (5)

  1. 複数の出力ラインと、複数の検出ラインと、前記出力ラインと前記検出ラインが交差する箇所に接続される複数のキースイッチとを含むキーマトリクスと、
    前記出力ラインへの電圧印加状態における前記各検出ラインの電圧状態に基づいて、前記キースイッチの操作状態を判定する制御回路と、を有し、
    前記キーマトリクスは、
    第1のキーマトリクスと、第2のキーマトリクスとを含み、
    前記第1のキーマトリクスが有する出力ラインおよび検出ラインは、前記第2のキーマトリクスが有する出力ラインおよび検出ラインと同じ出力ポートおよび検出ポートに接続されており、
    前記制御回路は、
    前記第1のキーマトリクスのキースイッチの判定を行う際には前記第2のキーマトリクスを出力ポートから開放し、前記第2のキーマトリクスのキースイッチの判定を行う際には前記第1のキーマトリクスを当該出力ポートから開放する
    ことを特徴とするキー検出装置。
  2. 前記それぞれのキーマトリクスは出力ラインを複数有し、
    前記複数の出力ラインのそれぞれには、前記キースイッチにより充放電が切替えられる電圧保持回路がキースイッチごとに接続されており、
    前記制御回路は、
    前記検出ラインを監視して前記電圧保持回路に保持される電圧の状態を判定し、前記キーマトリクスの切替え時には、所定時間、いずれの出力ラインにも電圧の印加を行わない
    ことを特徴とする請求項1に記載のキー検出装置。
  3. 前記制御回路は、
    前記第1のキーマトリクスにおける全ての出力ラインについてのキー判定が終了すると、当該第1のキーマトリクスにおける全ての出力ラインに対して電圧印加を行わないように制御し、所定時間経過後、前記第2のキーマトリクスにおける出力ラインの一つに電圧印加を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載のキー検出装置。
  4. 前記第1のキーマトリクスと前記第2のキーマトリクにおける各出力ラインは、前記出力ポートからそれぞれ切り離し可能なライン切替え回路を備え、
    前記制御回路は、
    前記第1のキーマトリクスにおける全ての出力ラインについてキー判定が終了すると、当該第1のキーマトリクスにおける全ての出力ラインについて、前記ライン切替え回路により前記出力ポートから切離し、前記第2のキーマトリクスにおける出力ラインの一つに電圧印加する出力ライン以外を前記ライン切替え回路により前記出力ポートから切離す
    ことを特徴とする請求項3に記載のキー検出装置。
  5. 操作部と、
    表示部と、
    制御部と、を備え、
    前記操作部は、複数の出力ラインと、複数の検出ラインと、前記出力ラインと前記検出ラインが交差する箇所に設けられる複数のキースイッチと、前記出力ラインに印加される電圧により充電可能な電圧保持回路とを備えた、第1と第2のキーマトリクス回路を有し、前記第1のキーマトリクスが有する出力ラインおよび検出ラインは、前記第2のキーマトリクスが有する出力ラインおよび検出ラインと同じ出力ポートおよび検出ポートに接続され、
    前記制御部は、
    前記第1のキーマトリクスのキースイッチの判定を行う際には前記第2のキーマトリクスを出力ポートから開放するとともに、前記判定されたキースイッチに応じた結果を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする携帯電子機器。
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