JP2009243203A - 化粧板の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋根の端縁に沿って、破風板又は鼻隠しとして複数の化粧板を並べて取り付けると共に、隣り合う化粧板同士の間の防水性を簡易な構成で向上することができる化粧板の取付構造を提供する。
【解決手段】建築物の屋根14の端縁に露出する破風板又は鼻隠しとして取り付けられる化粧板1の取付構造であって、前記化粧板1は前記屋根14の端縁の下地10側にこの屋根14の端縁に沿って並ぶように取り付けられた複数の内板1aと、内板1aの外面に前記屋根の端縁に沿って並ぶように取り付けられた複数の外板1bとを含む。前記内板1a同士の突き合わせ箇所の継ぎ目7aと、前記外板1b同士の突き合わせ箇所の継ぎ目7bとは、重ならないようにする。このため、外板1b同士の突き合わせ箇所の継ぎ目7bから水が浸入しても、この水が内板1a同士の突き合わせ箇所の継ぎ目7aまで到達しにくくなり、下地10まで水が浸入することが防止される。
【選択図】図1

Description

本発明は、屋根の端縁に破風板又は鼻隠しとして取り付けられた化粧板の取付構造に関する。
従来、建築物屋根の妻側に設けられる破風板や、軒先に設けられる鼻隠し等としては、押出成形等で形成された窯業系の板材や、ベンダー成形、ロール成形等で形成された金属系の板材等の、種々の材料からなるものが用いられている(特許文献1等参照)。
これら従来の破風板等は、通常は屋根のけらばの全体に亘る長尺な部材であるため、製造時や輸送時の取り扱いが煩雑となり、また取付作業にも困難が伴うものである。
そこで、けらばの軒棟方向寸法よりも短い破風板を複数枚用い、この破風板をけらばの軒棟方向に並べて取り付けることも考えられる。しかしこの場合、隣り合う破風板同士の間にシーリングを施す必要が生じ、取付作業の繁雑化を招くと共にシーリング材を使用することによるコスト上昇をも招くという問題がある。
実開平6−071688号公報
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、屋根の端縁に沿って、破風板又は鼻隠しとして複数の化粧板を並べて取り付けると共に、隣り合う化粧板同士の間の防水性を簡易な構成で向上することができる化粧板の取付構造を提供することを目的とする。
本発明に係る化粧板の取付構造は、建築物の屋根14の端縁に露出する破風板又は鼻隠しとして取り付けられる化粧板1の取付構造であって、前記化粧板1は前記屋根14の端縁の下地10側にこの屋根14の端縁に沿って並ぶように取り付けられた複数の内板1aと、内板1aの外面に前記屋根の端縁に沿って並ぶように取り付けられた複数の外板1bとを含む。前記内板1a同士の突き合わせ箇所の継ぎ目7aと、前記外板1b同士の突き合わせ箇所の継ぎ目7bとは、重ならないようにする。
このため、外板1b同士の突き合わせ箇所の継ぎ目7bから水が浸入しても、この水が内板1a同士の突き合わせ箇所の継ぎ目7aまで到達しにくくなり、下地10まで水が浸入することが防止される。このため、複数の化粧板1で屋根14の破風板や鼻隠しが形成されるにもかかわらず、且つシーリング材等が用いられることもなく、下地10が水に侵されて腐食することが防止される。
本発明では、上記内板1aの下縁の上下位置と、上記外板1bの下縁の上下位置とが一致していないことが好ましい。
この場合、内板1aと外板1bとの組み合わせによって、破風板や鼻隠しに種々の外観を現出させたり、防水性の更なる向上を図ったりすることが可能となる。
また本発明では、上記内板1aの下縁の少なくとも一部が上記外板1bの下縁よりも下方に突出していることも好ましい。
この場合、内板1aと外板1bとを重ねた簡易な構造によって、屋根14の破風板や鼻隠しに複雑な外観が付与され、このため建築物の意匠性が向上する。また特に外板1bと内板1aの色が異なる場合には、建築物の意匠性が更に向上する。
また本発明では、上記内板1a同士の突き合わせ箇所の継ぎ目7aのうち、少なくとも上記屋根14の端縁を構成する下地10と重なっている部分の外面側に、上記外板1bが重ねられていることも好ましい。
この場合、下地10の外面側で内板1a間の継ぎ目7bが外板1bで遮蔽され、屋根14の端縁における防水性が更に向上する。
本発明によれば、複数の化粧板で屋根の破風板や鼻隠しが形成されるにもかかわらず、簡易な構成によって下地が水に侵されて腐食することが防止され、屋根の端縁に高い防水性が付与される。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
化粧板1の材質は適宜選択されるが、特に窯業系の材質が好ましい。窯業系の化粧板1は適宜の手法で作製される。例えばセメントを主成分とする無機質材料を板状に成形して成形体を形成する。この成形体にオートクレーブ養生を施すことで、窯業系の化粧板1が作製される。
上記無機質材料はセメントを主成分とする水硬性材料であり、主成分であるセメントに、必要に応じて珪石粉、パルプ、骨材、補強繊維などが配合されることで調製される。
着色された化粧板1を作製する場合には、この無機質材料に適宜の着色剤が配合される。この場合、種々の着色剤が使用されるが、例えば平均粒子径が0.1〜0.2μmであり、且つ金属酸化物による表面被覆が施された鉄黒(Fe34)等の酸化鉄粒子が使用される。この着色剤の配合量は、無機質材料100質量部に対して1.5〜4質量部の範囲であることが好ましい。酸化鉄粒子を被覆する金属酸化物としては、特に限定されないが、例えば亜鉛と鉄との複合酸化物、ケイ素酸化物、アルミニウム酸化物等が挙げられる。これらの金属酸化物は一種を単独で用いる他、二種以上を併用することもできる。このような金属酸化物で被覆された酸化鉄粒子を使用すると、化粧板1を高い黒色度で黒色に着色することができ、また後述するオートクレーブ養生の際に酸化鉄が酸化されて赤色に変色することが抑制される。
この無機質材料を例えば無機質材料を成形ベルトの上に層状に供給し、成形に必要な量の水を散布した後に、ロール等で圧縮成形して成形板を形成し、この成形板をオートクレーブ養生して硬化させることで、化粧板1を形成することができる。オートクレーブ養生の条件は特に制限されないが、155〜185℃、5〜15時間の範囲に設定されることが好ましい。
この化粧板1の寸法は適宜設定されるが、例えば厚みを5〜10mmの範囲、上下寸法を150〜250mmの範囲、幅を600〜1000mmの範囲(例えば1m)とすることができる。
また、この窯業系の化粧板1は、最表層に配置される化粧層を含む複数層で構成されても良い。化粧層の厚みは0.1〜0.2mmの範囲が好ましい。例えば着色剤を含まない無機質材料を成形してベース層を形成し、このベース層に着色剤を含む無機質材料を成形して化粧層を形成することで、二層構造の化粧板1を作製することができる。この場合、例えば成形ベルトの上に着色剤を含まない無機質材料を層状に供給し、成形に必要な量の水を散布した後に、ロール等で圧縮成形してベース層を形成する。このベース層の上に着色剤を含む無機質材料を層状に供給し、成形に必要な量の水を散布した後に、ロール等で圧縮成形することによって化粧層を形成する。このベース層と化粧層からなる成形板を上記と同様な条件でオートクレーブ養生して硬化させることで化粧板1が作製される。この場合、着色剤の使用量を削減することができる。また、内板1aに化粧層が設けられる場合は、この内板1aの外面における外板1bと重ならない部分(建築物の外部に曝露される部分)のみに化粧層を形成すると、着色剤の使用量を更に削減することができる。
また、この窯業系の化粧板1には、さらに仕上げ塗装を施しても良い。
本実施形態に係る化粧板1の取付構造では、化粧板1は破風板又は鼻隠しとして建築物の屋根14に取り付けられる。化粧板1として、内板1aと外板1bが使用される。
図3(a)に示される内板1aと、図3(b)に示される外板1bは、いずれも横方向に長い矩形状に形成されている。この内板1aと外板1bの幅寸法は同一に形成される。また内板1aの上下寸法は、外板1bの上下寸法よりも大きくなるように形成されている。内板1aと外板1bの上下寸法の差は適宜設定されるが、この差が0mmよりも大きく且つ50mm以下であることが好ましく、例えばこの差が5〜50mmの範囲に設定される。
この内板1aには内板1aを固定する固定具(図示せず)が挿通する固定用孔5(5a)が設けられ、また外板1bにも外板1bを固定する固定具(図示せず)が挿通する固定用孔5(5b)が設けられている。各固定用孔5は内板1a及び外板1bの両側の側端縁付近にそれぞれ設けられている。また、内板1aには前記固定用孔5aとは別に、外板1bを固定する固定具が挿通される挿通孔6も設けられている。挿通孔6は内板1aに対して外板1bが重ねられた際に外板1bの固定用孔5bと重なる位置に設けられる。この挿通孔6の内径は、固定用孔5aの内径よりも大きく形成されている。図示の内板1aには二つの固定用孔5aに挟まれた位置に二つの挿通孔6が横方向に並んで設けられている。
この内板1aと外板1bの各上端縁の中央部には切欠き4a,4bが設けられている。この切欠き4a,4bは、内板1aと外板1bとの間の横方向位置の位置合わせのための目印となる表示部4として設けられる。
また、この内板1aの外面には、外板1bの下縁両側の隅部の配置位置の目印となる表示部8が設けられている。この表示部8は、内板1aの外面の、幅方向の中心位置における、前記外板1aの隅部の配置位置と合致する位置に、逆T字状に形成されている。内板1aの上縁と前記表示部8との間の上下寸法は、外板1bの上下寸法と一致する。この表示部8は例えば塗装により形成される。また、内板1aの作製時にこの内板1aに凹凸模様を設け、この凹凸模様で前記表示部8を形成しても良い。尚、この表示部8と、上述の表示部4(切欠き4a)とは、いずれか一方が設けられていても良い。
また、内板1aには下地10との間の上下位置の位置合わせための目印となる表示部9が設けられている。この表示部9は、内板1aの両側の側縁に設けられる。この表示部9は内板1aが下地10に対して設置された場合の内板1aに対する下地10の下縁の配置位置を示している。内板1aの上縁と前記表示部9との間の上下寸法は、外板1bの上下寸法よりも小さくなっている。この表示部9は例えば塗装により形成される。また内板1aの作製時に内板1aに凹凸模様を設け、この凹凸模様で前記表示部9を形成しても良い。尚、図3(a)では内板1aの外面側に表示部9が形成されているが、この表示部9が建築物の外観に現れないようにするためには、表示部9が内板1aの側端面又は裏面に形成されることも好ましい。また、この表示部9が、上記表示部4と同様の切欠きで形成されていても良い。
図1は屋根14の端縁に設置された内板1aと外板1bの配置を示す。このうち図1(a)は内板1a及び外板1bが軒先を構成する下地10に鼻隠しとして取り付けられた場合の内板1aと外板1bの配置を示し、図1(b)は内板1a及び外板1bがけらばを構成する下地10に破風板として取り付けられた場合の内板1aと外板1bの配置を示す。また、図2(a)は内板1aと外板1bが鼻隠しとして取り付けられた場合における、隣合う内板1a同士の突き合わせ箇所の継ぎ目7aで切断した断面図を示す。尚、図2中の符号10は屋根14の端縁(軒先側の端縁)を構成する下地10を、符号11は野地板を、符号12は瓦材を、符号13は垂木を、それぞれ示す。
内板1aは屋根14の妻側又は軒先の端縁を構成する下地10に沿って、釘等の固定具によって取り付けられる。固定具は内板1aの固定用孔5aに挿通され、下地10に打入される。複数の内板1aは屋根14の端縁に沿って並ぶように取り付けられ、隣り合う内板1a同士の端縁は互いに突き合わされる。各内板1aは、この内板1aの表示部9の上下位置と下地10の下縁の上下位置とが合致するように位置合わせされて下地10に取り付けられ、内板1aの下縁は下地10の下縁よりも下方に突出する。
外板1bは、内板1aの外面に、釘等の固定具によって取り付けられる。固定具は外板1bの固定用孔5bを挿通し、更に内板1aの挿通孔6を挿通して、下地10に打入される。このように外板1bの取り付け時に固定具が内板1aの挿通孔6を挿通するため、外板1bに固定具が打入されることがなくなって施工性が向上し、また外板1bに固定具が打入されることによる外板1bの割れの発生が防止される。複数の外板1bは屋根14の端縁に沿って並ぶように取り付けられ、隣り合う外板1b同士の端縁は互いに突き合わされる。各外板1bは、この外板1bの側端縁の位置が内板1aの切欠き4aの位置と合致すると共に、外板1bの切欠き4bの位置が内板1aの突き合わせ箇所の継ぎ目7aの位置と合致し、また、外板1bの下縁両側の隅部の位置が内板1aの表示部8の位置と合致するように位置合わせされて取り付けられる。
屋根14に内板1aと外板1bが取付られた状態では、隣り合う内板1a同士の突き合わせ箇所の継ぎ目7aと、隣合う外板1b同士の突き合わせ箇所の継ぎ目7bとは、互いに重ならない位置に配置されているため、防水性が高くなる。すなわち、外板1b同士の突き合わせ箇所の継ぎ目7bから水が浸入しても、この水が内板1a同士の突き合わせ箇所の継ぎ目7aまで到達しにくくなり、下地10まで水が浸入することが防止される。このため、下地10が水に侵されて腐食することが防止される。
また、内板1aの下縁は、外板1bの下縁よりも下方に突出している。このため、破風板又は鼻隠しに複雑な外観が付与され、意匠性が向上する。また、外板1bと内板1aのうち一方が着色され、或いは外板1bと内板1aとが互いに異なる色に着色されている場合には、破風板又は鼻隠しに色彩の変化が付与されて、更に意匠性が向上する。内板1aにおける外板1bの下縁から下方に突出する部分の上下方向の寸法は適宜設定される。尚、本実施形態では内板1aの上縁の上下位置と外板1bの上縁の上下位置とが一致しているため、内板1aにおける外板1bの下縁から下方に突出する部分の上下方向の寸法は、内板1aと外板1bとの上下寸法の差と一致する。
また、内板1a同士の突き合わせ箇所の継ぎ目7aのうち、少なくとも下地10と重なっている部分に外板1bが重ねられていると、下地10の外面側で内板1a間の継ぎ目7aが外板1bで遮蔽され、防水性が更に向上する。本実施形態では、内板1aの下縁は下地10の下縁よりも下方に突出し、外板1bの下縁は下地10の下縁と内板1aの下縁との間に配置されるため、内板1a同士の突き合わせ箇所の継ぎ目7aのうち、下地10と重なっている部分に外板1bが重ねられている。このような内板1a、外板1b、及び下地10の配置位置の調整は、化粧板1の取り付け時に各化粧板1の配置位置を表示する表示部4,8,9を基準にして内板1a及び外板の配置位置が位置合わせされることで、容易に行われる。
また、特にこれらの化粧板1が厚み5〜10mmの薄板状に形成されていれば、化粧板1の取り付け時に下地10の寸法等に応じて化粧板1を適宜切断することが容易となり、また切断時に発生する粉塵も抑制することができる。
本実施形態では、外板1bの下縁の上下位置は、内板1aの下縁の上下位置よりも上方に配置されているが、各下縁の上下位置が一致しても良い。
また図2(b)に示されるように、外板1bの下縁の上下位置が内板1aの下縁の上下位置よりも下方に配置されていても良い。この場合、内板1a同士の突き合わせ箇所の継ぎ目7aが外板1bによってすべて遮蔽されるため、内板1a同士の突き合わせ箇所の継ぎ目7aへの水の浸入が更に抑制され、防水性が更に向上する。またこの場合、外板1bの下端で水切がなされ、屋根14の破風板又は鼻隠しに良好な水切性が付与される。更に図2(b)に示されるように内板1aの下縁の上下位置が下地10の下縁の上下位置よりも下方であれば、水が下地10まで到達することが更に確実に防止される。
また、本実施形態では内板1a及び外板1bは左右対称の形状を有しているため、これらの化粧板1が特に破風板として用いられる場合には、棟を挟んだいずれの側のけらばを構成する下地10にも取り付けられる。
また、図3に示される内板1a及び外板1bは共に矩形状であるが、化粧板1の形状は種々変更が可能である。特に化粧板1の下縁が種々の形状に形成されていると、屋根14の破風板や鼻隠しに更に複雑で意匠性の高い外観が付与される。また、上記実施形態では外板1bの下縁の全体から内板1aが下方に突出しているが、種々の形状を有する内板1aと外板1bとが組み合わされることで、外板1bの下縁から内板1aが部分的に突出するような複雑な外観を現出させることも可能である。
化粧板1は適宜の形状に形成されるが、例えば化粧板1の下縁は、図4(a)に示されるような中央に下方に開口する等脚台形状の凹所15を有すると共に両端に斜めの切欠き16を有するような形状や、図4(b)に示されるような複数(四つ)の円弧17が横方向に連なった形状に形成される。このような化粧板1の形状は、内板1a、外板1bのいずれにも採用され得る。
以上の実施形態では、屋根14の端縁には化粧板1として内板1aと外板1bのみが設けられているが、更に他の化粧板1が重ねて取り付けられても良い。例えば外板1bと下地10との間に1枚又は複数枚の他の化粧板1が介在しても良い。
本発明の実施の形態の一例における化粧板の配列を示すものであり、(a)は鼻隠しとして取り付けられた内板及び外板の配列を示す正面図、(b)は破風板として取り付けられた内板及び外板の配列を示す正面図である。 (a)は同上の実施の形態における建築物の屋根部分を、内板同士の突き合わせ箇所の継ぎ目で切断した断面図、(b)は他の実施の形態における建築物の屋根部分を、内板同士の突き合わせ箇所の継ぎ目で切断した断面図である。 同上の実施の形態における化粧板を示すものであり、(a)は内板を示す正面図、(b)は外板を示す正面図である。 (a)及び(b)はそれぞれ他の化粧板を示す正面図である。
符号の説明
1 化粧板
1a 内板
1b 外板
7a 継ぎ目
7b 継ぎ目
10 下地
14 屋根

Claims (4)

  1. 建築物の屋根の端縁に露出する破風板又は鼻隠しとして取り付けられる化粧板の取付構造であって、
    前記化粧板は前記屋根の端縁の下地側にこの屋根の端縁に沿って並ぶように取り付けられた複数の内板と、下地の外面に前記屋根の端縁に沿って並ぶように取り付けられた複数の外板とを含み、
    前記内板同士の突き合わせ箇所の継ぎ目と、前記外板同士の突き合わせ箇所の継ぎ目とが、重なっていないことを特徴とする化粧板の取付構造。
  2. 上記内板の下縁の上下位置と、上記外板の下縁の上下位置とが一致していないことを特徴とする請求項1に記載の化粧板の取付構造。
  3. 前記内板の下縁の少なくとも一部が上記外板の下縁よりも下方に突出していることを特徴とする請求項1又は2に記載の化粧板の取付構造。
  4. 上記内板同士の突き合わせ箇所の継ぎ目のうち、少なくとも上記屋根の端縁を構成する下地と重なっている部分の外面側に、上記外板が重ねられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の化粧板の取付構造。
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