JP2009241373A - 感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルム - Google Patents

感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルム Download PDF

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Abstract

【課題】 インク層などとの密着性に優れた易接着層を有し、かつ印画性に優れ、さらには生産性の高い感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルムを提供する。
【解決手段】 ポリエステルフィルムの少なくとも片面にアクリル樹脂およびポリエステル樹脂のうち少なくとも1種を含む易接着層が設けられた積層ポリエステルフィルムであって、該易接着層の厚みが5〜150nmであり、かつ該易接着層中に無機粒子を含み、該無機粒子が易接着層表面に占める単位面積当たりの面積占有率が0.1〜5.0%であり、易接着層を設けた側の光沢度が150%〜180%であり、さらに該易接着層中の無機粒子の平均粒径Rと易接着層厚みTの比R/Tが1〜10である感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルム。
【選択図】なし

Description

本発明は昇華型感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルムに関するものである。
ポリエチレンテレフタレートやポリエチレンナフタレートなどを用いたポリエステルフィルムは、機械特性、耐熱性、寸法安定性、耐薬剤性、コストパフォーマンス性などに優れることから、その性能を活かして多くの用途に使用されている。その表面に様々なものを塗布、あるいは貼付して使用されることも多いが、一般に二軸配向ポリエステルフィルムは高度に結晶化していることから、接着性に乏しく、物理的あるいは化学的な処理を行う必要がある。十分な接着性を必要とする用途には、コロナなどの物理的処理では不十分であり、化学的処理によって易接着層と呼ばれる中間接着層を設けている。
そうした易接着層を有する二軸配向ポリエステルフィルムの主たる用途として、易接着層上に感熱転写インク層を設けた感熱転写リボンが挙げられる。感熱転写記録方式は、コストパフォーマンス性やメンテナンス性、操作性などに優れることからFAX、バーコード印刷といった分野に既に用いられているが、近年は感熱転写インクに既存の溶融型染料ではなく昇華性染料を用いることで、高精細、高画質などの特性も加わった。その結果、デジタル写真印刷などの分野でも多用されるようになって来ており、従来の銀塩方式を置き換えて、急激な伸びを見せている。
こうしたデジタル写真印刷は、高速印画や濃度階調性などの要求レベルが高まっており、易接着層に求められる品質も非常に厳しくなっている。すなわち、インク層との密着性が良好であること、サーマルヘッドに与えられた熱量に対応する分だけインクが昇華するよう、転写性が良好であること、易接着層の欠陥が画像として印画物に現れず、印画性が良好なことなどである。このため、易接着層表面のぬれ指数を規定したり(特許文献1)、易接着成分の粒子径・熱特性・添加比率を規定したり(特許文献2)することで、易接着層の品質を高めようとする試みがなされて来た。
また、印画した画質を高めるためにフィルムの表面粗さを規定し、印画物の鮮明さを確保する試みもある。(特許文献3)
特開平10−157312号 特開2001−180130号 特開2005−7787号
しかしながら、易接着層表面のぬれ指数を規定したり、易接着成分を上記特許文献2のように規定したり、またフィルムの表面粗さを規定するだけでは、インク層との密着性を確保しつつ、精細な印画性と良好な生産性を兼ね備えたフィルムを製造することは難しく、コストがかかっていた。
印画物の光沢度を維持しつつ、フィルム生産時の巻き取り性を高める為に、印画面とは反対面に易滑層をインラインコーティングで施すこともできるが、印画面に易接着層を設けるためにはインラインで2度のコーティングが必要であり、コストがかかる。
本発明はかかる問題を解決し、インク層などとの密着性に優れた易接着層を有し、かつ高い光沢度を有する印画物が得られ、さらには巻き取り性の良い二軸配向ポリエステルフィルムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため本発明は、以下の特徴を有する。ポリエステルフィルムの少なくとも片面にアクリル樹脂およびポリエステル樹脂のうち少なくとも1種を含む易接着層が設けられた積層ポリエステルフィルムであって、該易接着層の厚みが5〜150nmであり、かつ該易接着層中に無機粒子を含み、該無機粒子の面積占有率が0.1〜5.0%であり、易接着層を設けた側の光沢度が150〜180%であり、なおかつ添加粒子の平均粒径Rが易接着層厚みTの比R/Tが1〜10であることを特徴とする。
本発明の感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルムは、インク層などとの密着性に優れた易接着層を有し、かつ高い光沢度を有する印画物が得られ、さらには巻き取り性の良いという優れた効果を奏する。
本発明で用いるポリエステルとは、延伸に伴う分子配向によって高強度フィルムとなり得るポリエステルであればよく、ポリエチレンテレフタレート、もしくはポリエチレン−2,6−ナフタレートが好ましい。これらはポリエステル共重合体であってもよいが、その繰り返し構造単位のうち、好ましくは80モル%以上がエチレンテレフタレートもしくはエチレン−2,6−ナフタレートであることが好ましい。他のポリエステル共重合体成分としては、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、ポリエチレングリコール、p−キシレングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノールなどのジオール成分、またはアジピン酸、セバシン酸、フタル酸、イソフタル酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸などのジカルボン酸成分、ないしはトリメリット酸、ピロメリット酸などの多官能ジカルボン酸成分やp−ヒドロキシエトキシ安息香酸などが挙げられる。また、上記のポリエステルに、該ポリエステルと反応性のないスルホン酸のアルカリ金属塩誘導体、あるいは該ポリエステルに不溶なポリアルキレングリコールや脂肪族ポリエステルなどのうち一種以上を、5%を超えない程度ならば共重合ないしブレンドしてもよい。
本発明では、アクリル樹脂およびポリエステル樹脂のうち少なくとも1種を主たる構成成分とする水溶性混合物からなる溶液に無機粒子を添加し、この溶液を二軸配向ポリエステルフィルムの片面に塗布することで、表面の摩擦係数を低減でき、印画物の光沢度とフィルムの巻き取り性を両立できることを見出した。
本発明において易接着層には、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂およびメラミン系架橋剤を主たる構成成分とするものを用いると、インクとの密着性が良いので好ましい。
易接着成分のうちポリエステル系樹脂としては、以下に示すような多塩基酸成分とポリオール成分とから重縮合されるものが例示される。すなわち多塩基酸成分としては、テレフタル酸、イソフタル酸、無水フタル酸、アジピン酸、セバシン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸などが挙げられる。またポリオール成分としては、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、ジエチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、ジメチロールプロパンなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。また、これらのモノマー成分は、2種以上を用いて共重合することもできる。
またアクリル系樹脂としては、以下に示すようなアクリルモノマーから重合されるものが例示される。すなわち、直鎖状・分岐状・環状のアルキル基を有したアルキルアクリレートやアルキルメタクリレート、ヒドロキシ含有モノマー、エポキシ基含有モノマー、カルボキシ基またはその塩を含有するモノマー、アミド基を含有するモノマー、酸無水物のモノマー、あるいは塩化ビニル、アクリロニトリル、塩化ビニリデン、酢酸ビニルをはじめとするモノマーが挙げられるが、これらに限定されるものではない。また、これらのモノマー成分は、2種以上を用いて共重合することもできる。
メラミン系樹脂としては、官能基としてイミル基、メチロール基、あるいはメトキシメチル基やブトキシメチル基などのアルコキシメチル基を1分子中に有するもので、イミノ基型メチル化メラミン樹脂、メチロール基型メチル化メラミン樹脂、完全アルキル型メチル化メラミン樹脂などが挙げられる。さらに、使用目的に応じて増粘剤、潤滑剤、消泡剤、酸化防止剤、染料、顔料、発泡剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤などを添加してもよい。なお、易接着成分としてはここに示したものの他に、例えばアクリルグラフトポリエステルなどを用いることも可能である。
易接着層の厚みは5〜150nmとする必要がある。より好ましくは5〜100nmであることが好ましい。5nm未満では十分な接着性が得られないのでインクを保持できず、異常転写が発生したりするので好ましくない。150nmより大きいと易接着層にインク染料が浸透し印画感度が悪化するので好ましくない。
この易接着層に無機粒子を添加することにより、易接着性を付与しながらフィルムの巻き取りを容易にし、剥離帯電を防ぐことができ、生産性がよくなる。本発明において易接着層に添加する粒子は、印画時の熱に耐えうる無機物が好ましい。有機粒子を使用すると印画時の熱に耐えられず印画物の画質を損なう恐れがある。無機粒子とは、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、珪酸アルミニウム、硫酸バリウムなどの鉱物類、金属、金属酸化物、金属塩類等の粒子のことである。形状は球状が好ましい。中でも球状シリカ粒子が特に好ましい。シリカ粒子であれば、本発明における要件を満たす粒子を調整しやすい。本発明の要件を満たすシリカ粒子であれば、その製造方法は特に限定されるものではないが、例えばアルコキシド法によって合成することができる。
本発明において、無機粒子の平均粒径とは、無機粒子の面積円相当径の平均値をいう。この無機粒子の平均粒径Rと易接着層厚みTの比R/Tを1〜10とする必要がある。より好ましくは1.2〜8であることが好ましい。1未満では、易接着層に無機粒子が埋没し、フィルム滑り性の改善効果が得られないため、フィルム巻き取り性が悪化し生産性の低下を招き、さらにはフィルム巻き出し時に剥離帯電が著しいので好ましくない。一方、10より大きいと、無機粒子が脱落しやすくなり工程に悪影響を及ぼしたり、印画物の光沢度が低下し、画質が損なわれたりするので好ましくない。
単位面積当たりの無機粒子の個数を規定しただけでは、粒径が好ましい範囲に調整されず、インク層との密着性と巻き取り性の両立の観点から不十分である。粒径および膜厚との関係から、巻き取り性や走行性と印画物の光沢度を両立できる最適な粒子添加量を規定する必要がある。そこで本発明において、かかる無機粒子は面積占有率が0.1〜5.0%の範囲である必要があり、より好ましくは0.2〜3.0%である。面積占有率とは、易接着層を真上から観察した時、単位面積あたりに無機粒子が占める面積をいう。測定は、3mm角のフィルム片を走査型電子顕微鏡の試料台に固定し、スパッタリング装置を用いて易接着層側の表面に金スパッタを施し、走査型電子顕微鏡にて10000倍、50000倍の易接着層側の表面写真をそれぞれ5枚撮影し、写真中での粒子の個数をカウントし1mm2あたりに換算する。この粒子個数と平均粒径から面積占有率を算出する。面積占有率が0.1%未満では、フィルム滑り性の改善効果が十分得られず、フィルム巻き取り性が悪化し生産性の低下を招き、さらにはフィルム巻き出し時に剥離帯電が著しいので好ましくない。一方、面積占有率が5.0%より大きいと、無機粒子の凝集や脱落の確率が増加し欠点の原因となったり、印画物の光沢度が低下したりするため好ましくない。また、上記範囲であれば、単一の無機粒子であっても2種以上の無機粒子の複合系であっても差し支えない。
易接着層を設けた側の光沢度は150〜180%である必要がある。本発明における光沢度とはJIS Z8741に準じた測定で、変角光沢計を用い、フィルム面に対して入射角60°で鏡面光沢度を求めた値である。150%未満では印画物の光沢度が十分得られないので好ましくない。180%より大きいと表面が平滑すぎるため巻き取り性が悪く好ましくない。
易接着層を設けた側の表面平均粗さは3〜25nmが好ましい。さらに好ましくは、5nm〜22nmである。本発明における表面平均粗さ(SRa)は、JIS−B0601(1994年)のRa値に相当する3次元粗さ計での測定値である。この表面平均粗さが3nm未満では巻き取り性が悪く好ましくない。25nmより大きいと、フィルムの光沢度が低下し、印画物の光沢度が低下するので好ましくない。
本発明の光沢度および平均表面粗さを満たすために、ポリエステル樹脂にコロイダルシリカ、凝集シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、カオリン、フッ素樹脂粒子あるいはシリコン系粒子などの無機ないし有機粒子のうち一種以上を、ポリエステルフィルムの巻き取りを容易にする目的で滑剤として添加できる。滑剤粒子の平均径は0.1〜3.0μmであることが好ましい。0.1μm未満では滑り性向上の効果が得られず、3.0μmを超えると印画物の光沢度が低下し好ましくない。滑剤粒子の添加量は、ポリエステルフィルムに対して0.03〜0.10重量%であることが好ましい。0.03重量%未満であると滑り性が悪化し、巻き取り性や走行性が低下するので好ましくない。逆に0.10重量%を上回ると印画物の光沢度が低下し好ましくない。また、添加方法としては、本発明の感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルムを得るに際しポリエステル樹脂と滑剤粒子を押出機等を用いて予め混練してもよいが、滑剤粒子をより均一に分散させるため、ポリエステル樹脂と粒子とを予め混練した原料を用いることが好ましい。
本発明の感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルムの厚みは、昇華型感熱転写リボン用として用いることを考慮すると1.5〜10μmが好ましく、さらに好ましくは2.5〜6.0μmがよい。フィルムの厚みが1.5μm未満であると、フィルムにコシがないためシワになりやすく、機械的強度も低下するので張力がかかったときに破断しやすく好ましくない。また、10μmを超えると、インクリボンとして使用する際にサーマルヘッドのエネルギーを高くする必要があるために効率が悪くなり、またヘッドの寿命も短くなるため好ましくない。
本発明の感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルムは、特に昇華型インクリボンとして用いた際に高張力がかかるため、フィルム長手方向の機械的強度が高いことが望ましい。フィルムの長手方向のF−5強度値が110MPa以上、さらには115MPa以上であることが好ましい。F−5強度値が110MPa未満であると、インクリボンとして用いた際に印字時の張力でフィルムが塑性変形しやすく、画質の悪化につながる可能性がある。
本発明の感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルムは、190℃20分での熱収縮率が、幅方向で4%以下であることが好ましく、さらには幅方向で3.5%以下であることがより好ましい。幅方向で4%を超えると、リボンとして用いた際にサーマルヘッドからの受熱によるフィルムの収縮が大きく、印画時にシワが発生しやすくなる。
上記の条件を満たすフィルムを製造するためには、以下に示した工程によって製造できるが、これに限定されるものではない。
すなわち、粒子含有のポリエステル原料を溶融し、スリット状のダイを用いてフィルム状に成形した後、表面温度20〜70℃のキャスティングドラムに巻き付けて冷却固化させ、未延伸フィルムとする。続いて80〜130℃で長手方向に4.5〜6.5倍延伸して、一軸延伸フィルムを得る。このフィルムの転写面には、インク層とポリエステルフィルムとの接着性を高める目的で、易接着コーティング層を施すことができる。
易接着層は二軸配向ポリエステルフィルムの製造工程内、あるいは製造後のいずれでも設けることが可能であるが、後者の場合、工業的に非効率であること、均一に塗布することが困難なこと、また塵埃を巻き込んで印画時の欠点になりやすいことから、前者の手法を採ることが好ましい。製造工程内での塗布は、配向結晶化が完了する前の状態であればどの段階で行っても良く、未延伸状態のフィルム、一軸延伸した後のフィルム、低倍率延伸した状態で最終的に再延伸を行う前のフィルムのいずれにも設けることが可能である。
易接着層の塗布方法としては、ロールコーター、グラビアコーター、リバースコーター、キスコーター、バーコーター、カーテンコーター、ロッドコーターなどを用いるのが好ましいが、特に限定されない。
その後一軸延伸フィルムをテンター内に導入し、100〜130℃で予熱するが、これは易接着層コーティングの乾燥も兼ねている。次に幅方向に3.0〜4.5倍に延伸して二軸配向ポリエステルフィルムとし、200〜235℃で熱固定するが、熱固定前にさらに縦ないし横方向に、または縦横両方向に再度延伸させて強度を高めることも可能である。熱固定後、150〜185℃で幅方向に0〜8%収縮させてからロール状に巻き取る。なお、必ずしもここで示した製造方法に限定されるものではない。上記のような二段階延伸方式を採らず、例えば同時二軸配向方式により製造することも可能である。あるいはインクリボンとしてのヘッド走行性を付与する目的や巻き取り性を良くし生産性を向上させる目的で、転写面とは反対側を粗面タイプとした、2層積層フィルムとすることも出来る。
感熱転写リボンを製造する場合には、易接着層を設ける面とは反対面に、印画時のサーマルヘッドとの融着を防止し、かつ走行性を良好にすることを目的として、ワックス系あるいはシリコーン系を主成分とした耐熱滑性層を設けるのが一般的である。この耐熱滑性層は、易接着層と同様、二軸配向ポリエステルフィルムの製造工程内、あるいは製造後のいずれにおいても設けることが可能であり、易接着層を設ける際と同様の塗布手法を用いることができる。
易接着層及び耐熱滑性層を設けた感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルムの易接着層上に昇華型感熱転写インクを塗布することで、昇華型感熱転写リボンを製造することができる。市販の一般的な昇華型染料を用いることが可能であり、通常メチルエチルケトン、アセトン、トルエンなどの溶剤に溶解させた状態で塗布する。
以上のようにして作られた本発明の感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルムを、易接着層を有する感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルムとして用いると、インク層との良好な密着性と優れた転写性を両立できる。加えて優れた印画性や感熱転写リボンとしての良好な走行性、巻取性をも実現できる。
本実施例で用いた測定法を示す。
(1)易接着層厚み
5mm(幅)×10mm(長さ)のフィルム片を幅方向5mmの断面が上側にくるようにエポキシ樹脂で包埋した。該包埋物のエポキシ樹脂部分をミクロトームの試料ホルダーにセットできるようにトリミングし、LKB社製ウルトロトーム4801にダイヤモンドナイフを用いて、エポキシ樹脂包埋処理をしたフィルム片の断面を切削した。面出し後のエポキシ樹脂包埋ブロックをRuO雰囲気下で24時間かけて易接着層の染色を行った。染色処理後のエポキシ樹脂包埋ブロックを再度、ミクロトームにセットし、ダイヤモンドナイフを用いて切削し、染色された断面の超薄切片を作成した。該超薄切片を日立製H−7100FA透過型電子顕微鏡にて加速電圧を75kVとして、40000倍のフィルム断面写真を撮影し、染色された易接着層の厚みを求めた。
(2)易接着層に含有する無機粒子の平均粒径
3mm角のフィルム片を走査型電子顕微鏡の試料台に固定し、スパッタリング装置を用いて易接着層側の表面に金スパッタを施し、走査型電子顕微鏡にて10000倍の写真を撮影する。平均粒径(D)は、上記写真から100個以上n個の粒子の面積円相当径(Di)を求め、下記式により求める。ここで面積円相当径(Di)は個々の外接円の直径である。それによって求めた数平均径Dを平均粒径とする。
D=ΣDi/N
ここでDi は粒子の円相当径(等面積的換算による)、Nは個数である。
(3)易接着層に含有する無機粒子の面積占有率
3mm角のフィルム片を走査型電子顕微鏡の試料台に固定し、スパッタリング装置を用いて易接着層側の表面に金スパッタを施し、走査型電子顕微鏡にて10000倍、50000倍の易接着層側の表面写真をそれぞれ5枚撮影した。写真中での粒子の個数をカウントし1mm2あたりに換算する。この粒子個数と平均粒径から面積占有率を計算した。
(4)表面平均粗さ (SRa)
小坂研究所(株)製の光触針式(臨界角焦点エラー検出方式)3次元粗さ計(ET−30HK)を使用して測定した。本発明におけるSRa値は、JIS−B0601(1994年)のRa値に相当する3次元粗さ計での測定値である。測定方向は幅方向とし、カットオフ値0.25mm、測定長0.5mm、送りピッチ5μm、触針荷重10mg、測定スピードは100μm/s、測定本数は80本とした。
(5)動摩擦係数
試料調湿として、23℃、65%RHで24時間フィルムをエージングし、ASTM−D−1894に準じて、下記条件にてスリップテスターを用いて易接着層を設けた面と反対面との動摩擦係数を下記条件にて測定した。
試料サイズ : 75mm(幅)×100mm(長さ)
すべり速度 : 150mm/分
加重 : 200g。
(6)易接着層面の光沢度
JIS Z8741に準じて、スガ試験器製デジタル変角光沢計UGV−5Dを用いて易接着層を設けた面の光沢度を下記条件にて測定した。なお光沢度の基準としては屈折率1.567のガラス面の光沢度を100%とした。
試料サイズ : 100mm(幅)×100mm(長さ)
光源 : 標準光C
フィルム面への入射角度 : 60°。
(7)熱収縮率
10mm(幅)×100mm(長さ)に裁断した試料を、190℃に加熱したオーブン中で張力フリーの条件で20分間熱処理した後、処理前後での試料長さの変化から次式により求めた値を熱収縮率とする。
熱収縮率 =100×(熱処理前の長さ−熱処理後の長さ)/熱処理前の長さ。
(8)F−5強度値
ASTM D882(1990年)に従い、テンシロン型引っ張り試験器に試片幅10mm、チャック間長さ100mmとなるようにセットし、温度20℃、湿度65%RHの条件下で引っ張り速度200mm/分でフィルムの5%伸長に対応する強度を測定した。
(9)密着性評価
フィルムの易接着層面とは反対面に、アクリル酸エステル/アミノ変性シリコーン/イソシアネート=70/29/1(重量比)で混合させた水系耐熱滑性層を設けた。その後易接着層上に昇華性染料/エチルヒドロキシエチルセルロース/メチルエチルケトン/トルエン=5/5/45/45(重量比)から成る昇華型インクを塗布して、昇華型感熱転写リボンを作製した。昇華型染料としては、イエロー:BASF社製バラニールイエロー5RX、マジェンダ:住友化学工業(株)製イミロカンRED−FBL、シアン:日本化薬(株)製カヤセットブルー714をそれぞれ用いた。インク面上に、住友スリーエム(株)製のスコッチメンディングテープ810を貼り付け、25℃・50%RHの条件下、急速剥離を行って、インク層の剥離の程度により、下記基準に従って評価した。
◎ : インク層剥離面積は10%未満であり極めて良好
○ : インク層剥離面積は10〜40%であり良好
× : インク層剥離面積は40%以上であり不良。
(10)転写性評価
上記の方法で作製した昇華型感熱転写リボンを用い、ソニー(株)製デジタルプリンタUP−D70Aで受像紙上に幅20mm、長さ100mmの青ベタ印画を行った。受像紙の印画面を測定面として、マクベス社製光学濃度計TR927を用いて光学濃度OD値を測定し、15以上ならば良好とした。
(11)印画性評価
上記(10)のベタ印画を行った際の印画物について、JIS−Z8741(1997年)規定の方法に従って入射角20°での鏡面光沢度値を測定し、60%以上は合格とした。
(12)走行性評価
上記(10)のベタ印画を行った際、印画済リボン及び印画した画像を観察し、下記基準に従って評価した。
◎ : 印画した画像及び印画済リボンにシワが認められない
○ : 印画済リボンにシワが認められるが、印画した画像は良好
△ : 印画済リボンのシワが認められ、印画した画像に1cm未満のシワが認められる
× : 印画済リボンにシワが認められ、印画した画像に1cm以上のシワが認められる。
(13)巻取性評価
フィルム製造工程で巻き取ったジャンボロールを引き出し、小幅スリット機で1m幅に
スリットして、下記基準に従って評価した。
◎ : 巻き始め初期及び巻き取り中のシワ発生が全くない
○ : 巻き始め初期にシワが発生するが、すぐ消失する
× : 巻き始め初期に発生したシワが消失しないか、巻き取り中にシワが発生する。
続いて実施例に基づき、本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
数平均粒径2.6μmの二酸化ケイ素粒子を0.05質量%含有した、固有粘度0.61のポリエチレンテレフタレートを押出機中で285℃で溶融させ、口金からシート状に溶融押し出しし、25℃の回転冷却ドラムに密着させて固化させ、未延伸フィルムを得た。加熱したロールを用いてフィルムの長手方向に125℃で6.5倍に延伸した後、フィルムを走行させた状態で易接着塗液を片面にグラビア方式により塗布した。易接着塗液には、テレフタル酸/イソフタル酸/5−ナトリウムスルホイソフタル酸/エチレングリコール/1,4−ブタンジオール=30/15/5/30/20(モル%)で重縮合させた水系ポリエステル系樹脂塗液と、メチルメタクリレート/エチルアクリレート/アクリル酸/N−メチロールアクリルアミド=75/22/1/2(重量比)で共重合させ、ガラス転移温度65℃の水系アクリル樹脂エマルジョン塗液とを用い、ポリエステル系樹脂/アクリル系樹脂/メチロールメラミン=20/65/15(重量比)で混合した固形分濃度3重量%の溶液とし、この溶液に数平均粒径45nmのコロイダルシリカ粒子を溶液に対し0.047重量%加えた塗液を用いた。
その後120℃で予熱・乾燥させ、115℃で幅方向に4.0倍に延伸し、さらに240℃で熱処理すると共に160℃で幅方向に4.0%弛緩させて、厚さ4.5μmの二軸配向ポリエステルフィルムを得た。さらに小幅にスリットして巻取性を評価した。また、易接着層とは反対側に水系耐熱滑性層を設け、易接着層上には昇華型インクを塗布して昇華型リボンを作製した。昇華型インクと易接着層との密着性、転写性、印画性及び昇華型リボンの走行性の評価を行った。評価結果を表1に示す。
[実施例2]
易接着塗液として、アクリル系樹脂のみを使用し、固形分濃度1重量%溶液とし、この溶液に数平均粒径18nmのコロイダルシリカ粒子を溶液に対し0.048重量%加えた塗液を用いた点を除いては、実施例1と同様にして二軸配向ポリエステルフィルムを得、さらに昇華型リボンを作成した。フィルム及びリボンの評価結果を表1に示す。
[実施例3]
易接着塗液として、アクリル系樹脂のみを使用し、固形分濃度3重量%溶液とし、この溶液に数平均粒径45nmのコロイダルシリカ粒子を溶液に対し0.047重量%加えた塗液を用いた点を除いては、実施例1と同様にして二軸配向ポリエステルフィルムを得、さらに昇華型リボンを作製した。フィルム及びリボンの評価結果を表1に示す。
[実施例4]
易接着塗液として、アクリル系樹脂のみを使用し、固形分濃度3重量%溶液とし、この溶液に数平均粒径80nmのコロイダルシリカ粒子を溶液に対し0.287重量%加えた塗液を用いた点を除いては、実施例1と同様にして二軸配向ポリエステルフィルムを得、さらに昇華型リボンを作製した。フィルム及びリボンの評価結果を表1に示す。
[実施例5]
易接着塗液として、アクリル系樹脂のみを使用し、固形分濃度8重量%溶液とし、この溶液に数平均粒径140nmのコロイダルシリカ粒子を溶液に対し0.060重量%加えた塗液を用いた点を除いては、実施例1と同様にして二軸配向ポリエステルフィルムを得、さらに昇華型リボンを作製した。フィルム及びリボンの評価結果を表1に示す。
[実施例6]
易接着塗液として、アクリル系樹脂のみを使用し、固形分濃度1重量%溶液とし、この溶液に数平均粒径80nmのコロイダルシリカ粒子を溶液に対し0.036重量%加えた塗液を用いた点を除いては、実施例1と同様にして二軸配向ポリエステルフィルムを得、さらに昇華型リボンを作製した。フィルム及びリボンの評価結果を表1に示す。
[実施例7]
ポリエステルフィルムの原料として数平均粒径0.5μmの二酸化ケイ素粒子を0.08質量%含有した固有粘度0.61のポリエチレンテレフタレートを用いて、易接着塗液として、アクリル系樹脂のみを使用し、固形分濃度5重量%溶液とし、この溶液に数平均粒径80nmのコロイダルシリカ粒子を溶液に対し0.164重量%加えた塗液を用いた点を除いては、実施例1と同様にして二軸配向ポリエステルフィルムを得、さらに昇華型リボンを作成した。フィルムおよびリボンの評価結果を表1に示す。
[比較例1]
易接着塗液の固形分濃度20重量%溶液とし、この溶液に数平均粒径300nmのコロイダルシリカ粒子を溶液に対し0.13重量%加えた塗液を用いた点を除いては、実施例1と同様にして二軸配向ポリエステルフィルムを得、さらに昇華型リボンを作製した。フィルム及びリボンの評価結果を表1に示す。
[比較例2]
易接着塗液の固形分濃度3重量%塗液とし、この溶液に数平均粒径140nmのコロイダルシリカ粒子を溶液に対し0.6重量%加えた塗液を用いた点を除いては、実施例1と同様にして二軸配向ポリエステルフィルムを得、さらに昇華型リボンを作製した。フィルム及びリボンの評価結果を表1に示す。
[比較例3]
易接着塗液の固形分濃度0.5重量%塗液とし、この溶液に数平均粒径80nmのコロイダルシリカ粒子を溶液に対し0.14重量%加えた塗液を用いた点を除いては、実施例1と同様にして二軸配向ポリエステルフィルムを得、さらに昇華型リボンを作製した。フィルム及びリボンの評価結果を表1に示す。
[比較例4]
易接着塗液の固形分濃度10重量%塗液とし、この溶液に数平均粒径80nmのコロイダルシリカ粒子を溶液に対し0.036重量%加えた塗液を用いた点を除いては、実施例1と同様にして二軸配向ポリエステルフィルムを得、さらに昇華型リボンを作製した。フィルム及びリボンの評価結果を表1に示す。
[比較例5]
易接着塗液として、ナガセケムテックス社製水系エポキシ樹脂デナコールEX−810を純水と混合した固形分濃度3重量%を用いた点を除いては、実施例1と同様にして二軸配向ポリエステルフィルムを得、さらに昇華型リボンを作製した。フィルム及びリボンの評価結果を表1に示す。
[比較例6]
数平均粒径0.06μmの二酸化ケイ素粒子を0.02質量%含有した、固有粘度0.61のポリエチレンテレフタレートを用いて、易接着塗液にコロイダルシリカを添加せず、熱処理温度を200℃で行うと共に160℃で幅方向に1.0%弛緩させた点を除いては、実施例1と同様にして二軸配向ポリエステルフィルムを得、さらに昇華型リボンを作製した。フィルム及びリボンの評価結果を表1に示す。
[比較例7]
数平均粒径3.2μmの二酸化ケイ素粒子を0.14質量%含有した、固有粘度0.61のポリエチレンテレフタレートを用い、易接着塗液にコロイダルシリカを添加せず、フィルム長手方向の延伸倍率を4.5倍とした点を除いては、実施例1と同様にして二軸配向ポリエステルフィルムを得、さらに昇華型リボンを作製した。フィルム及びリボンの評価結果を表1に示す。
Figure 2009241373
本発明の二軸配向ポリエステルフィルムは感熱転写リボン用として好適に使用できるが、その応用範囲がこれに限られるものではない。

Claims (4)

  1. ポリエステルフィルムの少なくとも片面にアクリル樹脂およびポリエステル樹脂のうち少なくとも1種を含む易接着層が設けられた積層ポリエステルフィルムであって、
    該易接着層の厚みが5〜150nmであり、
    かつ該易接着層中に無機粒子を含み、該無機粒子が易接着層表面に占める単位面積当たりの面積占有率が0.1〜5.0%であり、
    易接着層を設けた側の光沢度が150%〜180%であり、
    さらに該易接着層中の無機粒子の平均粒径Rと易接着層厚みTの比R/Tが1〜10である感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルム。
  2. 上記記載の易接着層表面の表面平均粗さ(SRa)が3〜25nmである、請求項1に記載の感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルム。
  3. ポリエステルフィルム中に含まれる不活性粒子の粒径が0.1〜3.0μm、含有量がポリエステルフィルムに対して0.03〜0.1重量%である、請求項1または2に記載の感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルム。
  4. 昇華型感熱転写リボンに用いられることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011104971A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写シートの製造方法、熱転写シート、並びに熱転写シートと熱転写受像シートとの組合せ

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