JP2009241269A - スクリーン印刷機のクリーニング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クリーニングシートを巻回する紙管が傷まないように、紙管内に挿通する芯体と前記紙管を固定するスクリーン印刷機のクリーニング装置を提供する。
【解決手段】支持体73の大径部73Aと防止部材80の中空円筒部80Bとの間には、全周に亘って隙間Sがあるが、各防止部材80又は各支持体73を回動させると、支持体73の大径部73Aと防止部材80の中空円筒部80Bとの間に隙間Sが無くなるような箇所が発生して、両者間に摩擦が発生して、更には芯体61も支持体73から押圧される箇所も発生して、支持体73が外方へ抜けるのが防止部材80により防止されることとなる。
【選択図】図9

Description

本発明は、スクリーン板上の塗布剤をスキージを移動させることによりプリント基板上に塗布するスクリーン印刷機に設けられ、前記スクリーン板に付着した前記塗布剤を拭き取るためのクリーニングシートを紙管に巻回して成るロールの前記紙管内に芯体を挿通し、前記ロールを前記芯体に対して固定し、前記ロールからクリーニングシートを繰り出すようにしたスクリーン印刷機のクリーニング装置に関する。また、スクリーン板上の塗布剤をスキージを移動させることによりプリント基板上に塗布するスクリーン印刷機に設けられ、紙管内に芯体を挿通し、前記紙管を前記芯体に対して固定し、前記スクリーン板に付着した前記塗布剤を拭き取ったクリーニングシートを紙管に巻回して巻き取るようにしたスクリーン印刷機のクリーニング装置に関する。
この種のスクリーン印刷機のクリーニング装置は、例えば特許文献1などに開示されているが、紙管を支持する支持部材に固定する手段を、支持部材を紙管内に挿入する際に、紙管の一部を変形せしめて係止する突起で構成するものである。
特開2001−287345号公報
しかし、前記突起が紙管の一部を変形せしめる構成であるために、クリーニングシートを巻回する紙管が傷んで、座屈が発生することがあった。更に、座屈によって、芯体と紙管との間にずれが発生する、或いは芯体に対して紙管ががたつくことがあった。
そこで本発明は、クリーニングシートを巻回する紙管が傷まないように、ロールの紙管内に挿通する芯体に対して前記紙管を固定するスクリーン印刷機のクリーニング装置を提供することを目的とする。
このため第1の発明は、スクリーン板上の塗布剤をスキージを移動させることによりプリント基板上に塗布するスクリーン印刷機に設けられ、前記スクリーン板に付着した前記塗布剤を拭き取るためのクリーニングシートを紙管に巻回して成るロールの前記紙管内に芯体を挿通し、前記ロールを前記芯体に対して固定し、前記ロールからクリーニングシートを繰り出すようにしたスクリーン印刷機のクリーニング装置であって、前記紙管を前記芯体に対して固定する固定手段として、内径の中心と外径の中心とを偏心させた中空円筒状を呈して前記芯体の端部において該芯体に外側から嵌合すると共に前記紙管を内側から広げるように該紙管内に挿通部が入り込む支持体と、内径の中心と外径の中心とを偏心させた中空円筒状を呈すると共に外側から前記支持体に嵌合して前記支持体が外方へ抜けるのを防止する防止部材とから構成したことを特徴とする。
また第2の発明は、スクリーン板上の塗布剤をスキージを移動させることによりプリント基板上に塗布するスクリーン印刷機に設けられ、紙管内に芯体を挿通し、前記紙管を前記芯体に対して固定し、前記スクリーン板に付着した前記塗布剤を拭き取ったクリーニングシートを紙管に巻回して巻き取るようにしたスクリーン印刷機のクリーニング装置であって、前記紙管を前記芯体に対して固定する固定手段として、内径の中心と外径の中心とを偏心させた中空円筒状を呈して前記芯体の端部において該芯体に外側から嵌合すると共に前記紙管を内側から広げるように該紙管内に挿通部が入り込む支持体と、内径の中心と外径の中心とを偏心させた中空円筒状を呈すると共に外側から前記支持体に嵌合して前記支持体が外方へ抜けるのを防止する防止部材とから構成したことを特徴とする。
本発明は、クリーニングシートを巻回する紙管が傷まないように、紙管内に挿通する芯体に対して前記紙管を固定するスクリーン印刷機のクリーニング装置を提供することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態を図面を参照しながら説明する。図1に示すスクリーン印刷機は、プリント基板P上に塗布剤であるクリーム半田を印刷するためのもので、装置本体1上に設置された基板支持ユニット2と、この基板支持ユニット2の上方に配され水平方向に延びるY軸方向(図1の左右方向)に移動するための移動機構を備えたスクリーン支持手段(図示せず)により支持されたスクリーン3と、基板支持ユニット2とスクリーン3との間に配され、基板支持ユニット2上に載置されたプリント基板Pを撮像する撮像手段を備えると共にプリント基板を上から押圧して反りを矯正する基板矯正ユニットを備える基板矯正認識ユニット4と、スクリーン3の上方に配されてスキージ6を備えた印刷機構7とを備えている。
前記基板支持ユニット2は、X軸方向、水平面内での角度方向、垂直方向に移動可能な移動機構(図示せず)と、プリント基板PをX軸の方向に搬送する基板搬送機構(図示せず)と、プリント基板Pを下方から支持するバックアップピンを備えてZ方向に移動可能なバックアップテーブル2Aと、プリント基板を側方から挟んで支持する(クランプする)一対の支持シュート2Bとを備えている。
前記基板矯正認識ユニット4はスクリーン3の下方位置とスクリーン3から退避する位置とのY軸方向(図1の左右方向に移動可能であり、また基板矯正ユニットのみ垂直方向に移動可能である。
前記印刷機構7は、プリント基板P上にクリーム半田を印刷するためのスキージ6と、Y軸方向に移動するための移動機構と、スキージ6を垂直方向に移動するための垂直移動機構とを備えている。
前記スクリーン3の図1の左斜め下方にはスクリーンクリーニングユニット10が配設されている。このスクリーンクリーニングユニット10は、フレーム12を備えスクリーン印刷機の装置本体1に設けられたガイドに沿って図示しない駆動源により右斜め上方へ、即ちスクリーン3に向けて移動可能である。
少なくとも一対の板体12Aから構成されるフレーム12には、前記スクリーン3の下面に付着したクリーム半田を拭き取るためのものであってクリーム半田を溶解させる溶剤を含ませることができる素材によって形成された長尺のクリーニングシート14と、このクリーニングシート14をスクリーン3の下面に圧接するとともにクリーニングシート14におけるスクリーンに接触した部分の送り方向がスクリーン3の移動方向Aと平行になるようにクリーニングシート14を案内する圧接ヘッド15と、クリーニングシート14を長さ方向に送る送り機構13と、クリーニングシート14に前記溶剤を吹出し供給する溶剤供給手段とが取付けられている。但し、本実施形態では前記圧接ヘッド15と溶剤供給手段とは、一体に形成されている。
前記フレーム12はスクリーン印刷機の装置本体1に設けられたガイドに沿って図示しない駆動源により右斜め上方へ、即ちスクリーン3に向けて移動可能であり、圧接ヘッド15がクリーニングシート14をスクリーン3に圧接する位置か又は圧接ヘッド15がスクリーン3から下方に離間した位置に移動することができる。
前記クリーニングシート14は、ロール状に巻かれた状態で前記送り機構の供給機構16に装着され、搬送ローラ17、案内部材となる後述の吸引チャンバ18を介して搬送され、巻き取り機構19に巻き取られる。
次に、前記溶剤供給手段について説明する。ヘッド本体21の長手方向に沿って二重の溶剤通路を形成し、即ち円筒状の溝22を形成して、この溝22内に間隔を存して中空円筒体23を配設する。そして、溶剤を収納した溶剤タンク(図示せず)内の溶剤を供給ポンプ(図示せず)を駆動させて、供給ホース及びヘッド本体21に設けた複数の継手24を介してヘッド本体21の溝22内の中空円筒体23内に溶剤を充満させる。また、中空円筒体23内(内側通路内)に充満された溶剤は、中空円筒体23に開設された複数の連通孔を介して前記溝22の内面と中空円筒体23の外面との間の空間内(外側通路内)に下方から順次充満される。
そして、前記ヘッド本体21のクリーム半田の拭き取り面となる上面21Aには前記溝22の内面と中空円筒体23の外面との間の空間と連通路25に連通する等間隔を存して複数の溶剤吹出口26が開設され、前記溝22内面と中空円筒体23の外面との間の空間内に充満された溶剤を供給ポンプの駆動により圧送して複数の溶剤吹出口26から上方のクリーニングシート14に吹き付けることができる。この場合、中空円筒体23内の溶剤に前記供給ポンプにより圧力を掛ける場合に、前記複数の溶剤吹出口26からクリーニングシート14に溶剤を均等に吹き付けることができる。
前記圧接ヘッド15のヘッド本体21内部には上面21Aに開設した吸引口30に連通する連通路31が形成されており、スクリーン3に接触した状態のクリーニングシート14の裏面に吸引口30が面して、前記連通路31の他端には吸引源にホース32を介して連結する吸引チャンバ18が連通接続されており、吸引源を駆動すると、スクリーン3に付着したクリーム半田がクリーニングシート14を介して吸引され、クリーニングシート14に付着する構成である。
前記圧接ヘッド15と溶剤供給手段とを一体に形成して、前記溶剤供給手段と圧接ヘッド15とをスクリーン3の移動方向に沿って隣設させ、溶剤吹出口26と吸引口30とは、非常に近い位置に配設されることなる。即ち、スクリーンクリーニングユニット10を停止させた状態で、スクリーン3を往復移動させることにより、クリーニングシート14をスクリーン3裏面を擦るように移動させて、溶剤をクリーニングシートに吹き付けてクリーム半田を溶解させては、クリーム半田をクリーニングシート14に付着させて拭き取るように清掃するが、圧接ヘッド15のヘッド本体21の前記クリーム半田の拭き取り面である上面21Aに前記溶剤吹出口26及び吸引口30が形成されている。
なお、前記送り機構において、クリーム半田を拭き取るためにクリーニングシート14を供給するための供給機構16と前記クリーム半田を拭き取った後のクリーニングシート14を巻き取る巻き取り機構19とは、略同様な機構であるが巻き取り機構19について、以下詳述する。図5の左部における前記フレーム12の一方の板体12Aに設けられた軸受40は内側に嵌合溝43が形成された軸支部41の軸42を回動可能に支持すると共に付勢スプリング44により規制部45で位置規制した状態で内方に向けて前記軸支部41を付勢するように支持する。また、図5の右部における前記フレーム12の他方の板体12Bに設けられた軸受48は内側に空回り防止溝を備えた嵌合溝49が形成された軸支部50の軸51を回動可能に支持する。
そして、前記軸支部50の回りにはプーリ52が形成され、駆動モータ53の出力軸に設けられたプーリ54と前記プーリ52と間にはタイミングベルト55が張架され、前記駆動モータ53が駆動すると、プーリ54、52及びタイミングベルト55を介して軸受48に支持された軸支部50が回動することとなる。
また、長尺のクリーニングシート14を紙管60に巻回して成るロール内に中空円筒状の芯体61を挿通するが、この芯体61の左開口端部に支軸62が中心に配設された円板状の側板63を嵌合固定し、芯体61の右開口端部に90度毎に空回り防止凸部67を備えた支軸65が中心に配設された円板状の側板66を嵌合固定する。
次に、芯体61に対して紙管60を固定する固定手段について、説明の便宜上、芯体61の左部の固定手段について、図6乃至図9に基づいて以下説明する。図6に示す73は大径部73Aと小径部73Bとを有して中空円筒状を呈する支持体で、大径部73Aの内径の中心O1と外径の中心O2とを偏心させており、大径部73Aと少し段差を有して形成された小径部73Bとの段差部には小径部73A側から嵌合して係止して円板状の側板74が固定され、小径部73Bは前記段差部から外方へ向けて徐々に径が小さくなるように傾斜面73Cが形成される。なお、前記傾斜面73Cの全周面に、ローレット加工が施されている。
そして、前記芯体61の外径より僅かに内径が大きい支持体73に前記芯体61の左端部において該芯体61を外側から通すと共に前記傾斜面73Cに該紙管60端部の内面が接触して前記紙管60を内側から広げるように該紙管60内に挿通部となる小径部73Bを入り込ませる。この場合、部分的ではなく、全体的に、即ち全周で前記紙管60を内側から広げるように作用するから、クリーニングシート14が巻回する紙管60が部分的に傷めることなく、座屈の発生を防止することができる。
図7に示す80は中空円筒状を呈すると共に外側から前記支持体73に嵌合して前記支持体73が外方へ抜けるのを防止する防止部材で、内径及び外径が偏心していない中空円筒部80Aと偏心している中空円筒部80Bとから構成される。即ち、前記支持部材73に外側から嵌合する中空円筒部80Bの内径O3の中心と外径の中心O4とが偏心して形成されている。
そして、初めに両端部に側板63、66がそれぞれ嵌合固定された芯体61の右端部に支持体73を外側から嵌合させ、この状態で長尺のクリーニングシート14を紙管60に巻回して成るロールの前記紙管60内に前記芯体61を挿通する。
次に、芯体61の左端部に支持体73を外側から嵌合させ、左右の両支持体の傾斜面73Cに該紙管60外端部の内面が接触して、前記紙管60を内側から広げるように該紙管60内にその小径部73Bを入り込ませる。
ここで、前記支持体73の大径部73Aの内径の中心O1と外径の中心O2とが偏心していると共に前記支持部材73に外側から嵌合する防止部材80の中空円筒部80Bの内径O3の中心と外径の中心O4とが偏心しているために、各防止部材80を外側から各支持体73に嵌合させてから、各防止部材80又は各支持体73を回動させると、図9に示すように、左部(G)の状態から右部(H)の状態となる。
即ち、図9の左部(G)の状態では、前記支持体73の大径部73Aと防止部材80の中空円筒部80Bとの間には、全周に亘って、隙間Sがあるが、前述したように、各防止部材80又は各支持体73を回動させると、図9の右部(H)の状態となって、前記支持体73の大径部73Aと防止部材80の中空円筒部80Bとの間に隙間Sが無くなるような箇所が発生して、両者間に摩擦が発生して、更には前記芯体61も支持体73から押圧される箇所も発生して、支持体73が外方へ抜けるのが防止部材80により防止されることとなる。
以上のように、作業者は工具を使用することなく、紙管60、芯体61、支持体73及び防止部材80を取り付けて、巻き取り機構19を作製できるが、前記供給機構16も同様な構造で作製できる。そして、図10に示すように、初めに、左の軸支部41の嵌合溝43内に側板63に配設された支軸62を挿入させて、付勢スプリング44の付勢力に抗して軸支部41を外方へ押しやりながら、右の軸支部50の軸51を空回り防止溝を備えた嵌合溝49に位置合わせして嵌合させると、付勢スプリング44により両軸支部41、50が嵌合溝43、49に嵌合した状態から外れないように付勢されて、図5に示すような状態となる。
次に、上記のスクリーン印刷機の動作を説明する。スクリーン3の下方に基板矯正認識ユニット4があり、搬送装置によってプリント基板Pは基板支持ユニット2の基板搬送機構に移載されると共に移動搬送され、基板矯正認識ユニット4に垂下されたストッパーピンに係止して位置決めされて停止する。スクリーン3と基板支持ユニット2との間に位置していた基板矯正認識ユニット4の基板矯正ユニットを下降させると共にバックアップテーブル2Aを一段上昇させて、一対の支持シュート2B間に位置させたプリント基板をこの支持シュート2Bが側方から挟んで支持する(クランプする)。
次いで、一対の支持シュート2Bに側方から挟まれた状態のプリント基板Pを更に上昇するバックアップテーブル2Aが上昇させる。これにより、プリント基板Pをバックアップテーブル2Bと基板矯正ユニットの押圧ピンとの間で挟むようにして、この状態を一定時間維持してプリント基板Pの反りを矯正する。そして、基板矯正ユニットが上昇して、基板矯正認識ユニット4はスクリーン3から退避する。
そして、基板支持ユニット2を上昇させて、一対の支持シュート2Bで支持された状態のプリント基板Pをスクリーン3の下面に密着させ、印刷機構7を動作させて、スキージ6がクリーム半田をスクリーン3の印刷パターン孔を介してプリント基板P上に印刷を行う。この印刷の後、基板支持ユニット2Bを下降させ、版離れさせる。
このようにして、印刷動作がなされるが、この印刷を繰り返して行ううちに、印刷パターン孔に残されたクリーム半田がスクリーン3の下面側ににじみ出て、スクリーン3の下面に付着することがある。このために、スクリーン3からクリーム半田を拭き取ってスクリーン3の清掃を行う必要があり、以下説明する。
先ず、スクリーン3を前方、即ち図1の左方のクリーニング位置へ移動させ、スクリーンクリーニングユニット10をスクリーン印刷機の装置本体1に設けられたガイドに沿って、駆動源により右斜め上方へ、即ちスクリーン3に向けて移動させる。すると、スクリーンクリーニングユニット10の上昇により、圧接ヘッド15のヘッド本体21の上面21Aがクリーニングシート14をスクリーン3の下面に圧接させた状態となる。
そして、まず溶剤が中空円筒体23内に充満され、さらに中空円筒体23内の溶剤に前記供給ポンプの駆動により圧力を掛けると、溝22内面と中空円筒体23の外面との間の空間内に充満された溶剤がそれぞれの連通路25を流れ、溶剤をヘッド本体21の上面に開設された複数の溶剤吹出口26から、クリーニングシート14に吹き付けることができる。しかも、前記複数の溶剤吹出口26からクリーニングシート14に均等に万遍無く吹き付けることができる。
また、吸引源を駆動させると、スクリーン3に接触した状態のクリーニングシート14の裏面に前記圧接ヘッド15の吸引口31が密着して、スクリーン3に付着したクリーム半田をクリーニングシート14を介して吸引することとなり、この吸引をしながらスクリーン3を図1の左右方向に往復移動させると、拭き取り面となる圧接ヘッド15のヘッド本体21の上面21Aがクリーニングシート14をスクリーン3裏面に擦るようにして、スクリーン3の印刷パターン孔から下面まで出てきたクリーム半田をクリーニングシート14に付着させて、清掃することができる。この場合、クリーニングシート14の溶剤が吹付けられた部分でクリーム半田を溶解し、吹き付けられていない部分でこの溶解したクリーム半田を拭き取ることとなる。なお、スクリーン3の印刷域(印刷パターン孔がある範囲)に合わせて、往復移動する範囲を定め、全ての印刷パターン孔に対して清掃する。
そして、スクリーン3の全印刷範囲の清掃が終了すると、スクリーン3の往復移動を停止させ、駆動モータ53を駆動させてプーリ54、52及びタイミングベルト55を介して軸受48に支持された軸支部50を回動させることにより、ロールを所定角度回転させて、クリーム半田を拭き取ったクリーニングシート14を所定量分巻き取り機構19により巻き取ると共に、汚れていない新しいクリーニングシート14を拭き取り面となる上面21Aに面するように位置させ、スクリーンクリーニングユニット10を左斜め下方へ移動させ、スクリーンクリーニングユニット10をスクリーン3から離れさせて、クリーニングは終了する。
なお、このクリーニング動作は、生産運転時間かプリント基板の印刷枚数などによって、周期的に行ってもよく、またスクリーン3のクリーム半田の目詰まり状態を検出した結果に基づいてスクリーン3の清掃を行うようにしてもよく、プリント基板Pのクリーム半田塗布後の印刷ペースト良否判定手段の判別結果に基づいてスクリーン3の清掃を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、スクリーンクリーニングユニット10を停止させた状態でスクリーン3を移動させることによって、スクリーン3を清掃するようにしたが、これに代えて逆にスクリーン3を停止させた状態でスクリーンクリーニングユニット10を移動させることによってスクリーン3を清掃するようにしても良い。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
スクリーン印刷機の概略側面図である。 スクリーンクリーニングユニットの一部断面せる側面図である。 スクリーンクリーニングユニットの平面図である。 スクリーンクリーニングユニットの一部断面せる正面図である。 巻き取り機構の縦断面せる正面図である。 支持体を示す図で、(B)はその開口部が見える方向から見た図で、(C)は開口部が見えない方から見た一部断面した図である。 防止部材を示す図で、(D)はその開口部が見える方向から見た図で、(E)は開口部が見えない方から見た断面図である。 芯体に対して紙管を固定する固定手段を示す図である。 図8のF−F断面図、(G)は隙間が全体的にあるように支持部材と防止部材を嵌合させた状態を示し、(H)は隙間が部分的にないように支持部材と防止部材を嵌合させた状態を示す。 左の軸支部の嵌合溝内に側板に配設された支軸を挿入させようとしている状態を示す図である。
符号の説明
3 スクリーン
6 スキージ
10 スクリーンクリーニングユニット
14 クリーニングシート
60 紙管
61 芯体
73 支持体
73A 大径部
73B 小径部
80 防止部材
80A、B 中空円筒部

Claims (2)

  1. スクリーン板上の塗布剤をスキージを移動させることによりプリント基板上に塗布するスクリーン印刷機に設けられ、前記スクリーン板に付着した前記塗布剤を拭き取るためのクリーニングシートを紙管に巻回して成るロールの前記紙管内に芯体を挿通し、前記ロールを前記芯体に対して固定し、前記ロールからクリーニングシートを繰り出すようにしたスクリーン印刷機のクリーニング装置であって、前記紙管を前記芯体に対して固定する固定手段として、内径の中心と外径の中心とを偏心させた中空円筒状を呈して前記芯体の端部において該芯体に外側から嵌合すると共に前記紙管を内側から広げるように該紙管内に挿通部が入り込む支持体と、内径の中心と外径の中心とを偏心させた中空円筒状を呈すると共に外側から前記支持体に嵌合して前記支持体が外方へ抜けるのを防止する防止部材とから構成したことを特徴とするスクリーン印刷機のクリーニング装置。
  2. スクリーン板上の塗布剤をスキージを移動させることによりプリント基板上に塗布するスクリーン印刷機に設けられ、紙管内に芯体を挿通し、前記紙管を前記芯体に対して固定し、前記スクリーン板に付着した前記塗布剤を拭き取ったクリーニングシートを紙管に巻回して巻き取るようにしたスクリーン印刷機のクリーニング装置であって、前記紙管を前記芯体に対して固定する固定手段として、内径の中心と外径の中心とを偏心させた中空円筒状を呈して前記芯体の端部において該芯体に外側から嵌合すると共に前記紙管を内側から広げるように該紙管内に挿通部が入り込む支持体と、内径の中心と外径の中心とを偏心させた中空円筒状を呈すると共に外側から前記支持体に嵌合して前記支持体が外方へ抜けるのを防止する防止部材とから構成したことを特徴とするスクリーン印刷機のクリーニング装置。
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