JP2009241196A - 工具及び砥粒層チップ - Google Patents

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訓宏 船山
Manabu Sato
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Abstract

【課題】その工具に関連する情報を認識し易くすることができる工具及び砥粒層チップを提供する。
【解決手段】ラップ定盤1は、砥粒層チップ7を備える工具であって、砥粒層チップ7は、所定の標章の形状をなしている。そして、当該ラップ定盤1に関連する情報である工具情報が、上記標章によって示される。従って、このラップ定盤1の使用者は砥粒層チップ7の形状を見て、視覚的に当該ラップ定盤1に関連する情報を認識することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、砥粒層を備える工具及び砥粒層チップに関するものである。
従来から、このような砥粒層を備える工具は、例えば、要求される使用状態に対応して台金や砥粒層が製作され、多くの種類が存在している。この工具を、工具使用者が区別できるように、下記特許文献1のように、工具に識別票を取り付ける場合がある。また、他の方法としては、工具の識別のための情報を、刻印として台金に施す場合もある。
特開2002−79326号公報
しかしながら、この種の工具は、外観上は見分け難いことが多いので、工具使用者が、誤った工具を選択して機械に装着してしまったり、工具の使用方法を誤ったりする可能性もあり得る。また、使用期間が長くなるにつれて工具に汚れが付着すると、刻印が見え難くなり当該工具に関連する情報が読みにくくなる場合もあり、上記のような作業ミスが発生し易い。このような、工具においては、工具使用者が一見して工具に関連する情報を認識できることが望まれる。
そこで、本発明は、その工具に関連する情報を認識し易くすることができる工具及び砥粒層チップを提供することを目的とする。
本発明の工具は、砥粒層を備える工具であって、砥粒層は所定の標章の形状をなし、自身に関連する情報である工具関連情報が、標章によって示されることを特徴とする。
この工具によれば、砥粒層が標章の形状をなし、この標章が工具に関連する情報を示す。従って、工具の使用者は砥粒層の形状を見て、視覚的に当該工具に関連する情報を認識することができる。
また、具体的には、工具本体をなす台金と、当該台金上に配列され取り付けられた複数の砥粒層チップとを備え、各々の砥粒層チップは、工具関連情報を示す標章の形状をなすこととしてもよい。
また、上記砥粒層チップは、文字の形状をなすこととしてもよい。この場合、砥粒層の形状が示す文字標章によって、工具関連情報を直接的に表現することができる。
また、この場合、上記砥粒層チップは、漢字の形状をなすこととしてもよい。漢字は、一文字当たりに含有可能な情報量が大きいので、砥粒層の面積当たりの情報量を大きくすることができる。
また、本発明の工具は、各々独立して一文字の形状をなす複数種類の砥粒層チップを備え、工具関連情報は、複数種類の砥粒層チップの配列によって文字列として示されることとしてもよい。この構成によれば、複雑な工具関連情報を文字列によって確実に伝達することができる。
本発明の砥粒層チップは、工具に取り付けられる砥粒層チップであって、所定の標章の形状をなし、工具に関連する情報である工具関連情報が、標章によって示されることを特徴とする。
この砥粒層チップが取り付けられた工具によれば、砥粒層が標章の形状をなし、この標章が工具に関連する情報を示す。従って、この工具の使用者は砥粒層の形状を見て、視覚的に当該工具に関連する情報を認識することができる。
また、本発明の砥粒層チップは、文字の形状をなしてもよい。この場合、砥粒層の形状が示す文字標章によって、工具関連情報を直接的に表現することができる。
また、本発明の砥粒層チップは、漢字の形状をなしてもよい。漢字は、一文字当たりに含有可能な情報量が大きいので、砥粒層の面積当たりの情報量を大きくすることができる。
本発明によれば、その工具に関連する情報を認識し易くする工具及び砥粒層チップを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る工具及び砥粒層チップの好適な実施形態について詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1に示すラップ定盤1は、ラップ盤(図示せず)に取り付けられ、ワークの平面研削加工に用いられる超砥粒研削工具である。ラップ定盤1は、円板形状の金属からなる台金3を備えている。そして、台金3の円環形状の上面には、所定の厚みをもつ同一形状の板状の砥粒層チップ7が、当該上面に敷き詰められるように多数接着されている。このラップ定盤1の上面は、上記砥粒層チップ7が敷き詰められることで、ワークを研削する研磨面1aとして機能する。
図2に示す上記砥粒層チップ7は、ダイヤモンド砥粒と結合材とが混合され、所定の形状に成型され、焼成されて完成する。このような砥粒層チップ7は、成型用の金型を適宜設計することにより、所望の平面視形状のものを製作することができる。従って、砥粒層チップ7を、所望の情報を持たせた標章の平面視形状に形成することも可能である。「標章」とは、文字、図形、記号又はこれらの結合を含む。そして、砥粒層チップ7の形状が示す標章に、当該ラップ定盤1自身の工具情報(工具関連情報)を持たせれば、工具使用者が知るべきラップ定盤1の工具情報を、工具使用者に容易に伝達することが可能になる。例えば、工具の使用時に工具使用者が知るべき工具情報としては、当該工具の特性として、工具の仕様、工具の使用条件、工具ナンバー、或いは工具の製造メーカ名等が挙げられる。
上記の考察に基づいて、例えば、このラップ定盤1においては、砥粒層チップ7は、平面視において漢字の「旭」の文字の形状とされている。このラップ定盤1において、砥粒層チップ7の形状が示す「旭」の文字には、「旭ダイヤモンド工業株式会社製のラップ定盤」との情報を持たせることができる。従って、ラップ定盤1の研磨面1aを見れば、工具使用者は、当該ラップ定盤1が、旭ダイヤモンド工業株式会社製であることを、一見して視覚的に認識することができる。
また、図3に示すラップ定盤21においては、砥粒層チップ27は、平面視において図4に示すような記号の形状とされている。このような記号には、予め約束事を定めておくことにより、所望の情報を持たせることができる。例えば、このラップ定盤21において、図の砥粒層チップ27の形状が示す記号には、「使用条件は、回転方向が研磨面側から見て時計回りである」との情報を持たせることができる。従って、この場合、ラップ定盤21の研磨面21aを見れば、工具使用者は、当該ラップ定盤21の使用条件として、回転方向が、研磨面21a側から見て時計回り(図中の矢印A方向)であることを、一見して視覚的に認識することができる。
また、工具使用者が知るべき使用条件の情報の他の例としては、例えば、「ドレッシングには、一般砥石であるCGを用いる。」といったようなドレッシングに関する情報、や、例えば「使用回転数は、1000rpmである」といったような使用回転数に関する情報もある。このような種々の使用条件を示す記号を予め定めておき、砥粒層チップの形状を記号の形状とすることで、工具使用者に工具の使用条件を伝達することができる。
なお、このラップ定盤21において、前述のラップ定盤1と同様又は同等の構成には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
このように、砥粒層チップ7,27の平面視形状を、工具情報を持たせた標章の形状とすることで、ラップ定盤1,21の使用者は、当該ラップ定盤1,21に関する工具情報を容易に得ることができる。その結果、工具使用者におけるラップ定盤の取り違えの可能性が低減され、作業ミス発生の可能性を低減することができる。
また、この種のラップ定盤では、図1に示すように、台金3の円周側面3aに工具情報の刻印9が施される場合もある。このような刻印を施す形態の場合、使用中に発生する切り屑等により円周側面3aが汚され、刻印9が読みにくくなるという問題がある。また、ラップ定盤が取り付けられる機械によっては、円周側面3aが見えにくい場所に位置する場合もあり、工具情報を容易に得ることができない。更には、ラップ定盤の長期間の使用により、円周側面3aの汚れが蓄積した場合にも、刻印9が読みにくくなる。これに対し、上記ラップ定盤1,21では、特に使用中又は再使用において発生する上記のような問題を解決できる点で、刻印9が施される形態よりも優れている。
また、上記砥粒層チップの形状は、ラップ定盤21のように、予め意味を持たせた図形又は記号の形状としてもよいが、ラップ定盤1のように、文字情報を用いることで、工具情報を直接的に表現することができる。この文字情報としては、漢字、平仮名、カタカナ、数字、アルファベット等を用いることができるが、漢字を用いることが特に好ましい。漢字は、一文字当たりに含有可能な情報量が大きいので、漢字を用いれば、研磨面1aの面積当たりに伝達可能な情報量を大きくすることができる。
また、このようなラップ定盤1,21では、研削機能を発揮する砥粒層チップ7,27の上端のエッジ部7a,27aが、研磨面1a,21a上に多く現れることになるので、研削性能を向上することができる。特に、ラップ定盤1のように、砥粒層チップ7の形状として漢字の形状を用いた場合には、上端のエッジ部7aが研磨面1a上により複雑な形状で現れるので、研削性能をより向上させることも可能である。上端のエッジ部7aを複雑な形状とする観点から、画数が3画以上の漢字、更に好ましくは4画以上の漢字を用いることが好ましい。
また、このラップ定盤1では、砥粒層チップ7の磨耗により情報を視覚的に認識できなくなった状態が、その工具寿命を示すものとして、工具の交換の目安とすることができる。
(第2実施形態)
図5に示すように、ラップ定盤41の台金3の上面には、3種類の砥粒層チップ47p,47Q,47rが規則的に配列され接着されている。図6,図7,図8にそれぞれ示すように、砥粒層チップ47pは、記号の「#」の平面視形状をなし、砥粒層チップ47qは、アラビア数字の「5」の平面視形状をなし、砥粒層チップ47rは、アラビア数字の「0」の平面視形状をなす。
そして、このラップ定盤41では、上記3種類の砥粒層チップ47p,47Q,47rを合計4枚用いて、「#500」と読める文字列を表現している。この「#500」との文字列は、このラップ定盤41の砥粒層の粒度が500番であるとの工具情報を示している。なお、この場合、漢字の「番」の形状をなす砥粒層チップを用いて「500番」との文字列を表現することもできる。このように、複数種類の砥粒層チップを用いて工具情報を文字列として表現する形態により、複雑な工具情報を確実に伝達することができる。また、砥粒層チップの各組合せにより情報を表現できるので、各砥粒層チップの汎用性を高めることができる。なお、このラップ定盤41において、前述のラップ定盤1,21と同様又は同等の構成には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第3実施形態)
前述の第1及び第2実施形態では、標章の形状をなす砥粒層チップを、台金上面の全面に敷き詰めているが、本実施形態のラップ定盤61では、図9に示すように、砥粒層チップ47p,47q,47rを、台金3の上面の一部の領域にのみ配置している。そして、砥粒層チップ47p,47q,47rが配置された領域以外の領域には、従来の形状(例えば、ここでは、平面視円形)の砥粒層チップ68が配置されている。なお、このラップ定盤61において、前述のラップ定盤1,21,41と同様又は同等の構成には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本発明に係る工具の一実施形態であるラップ定盤を示す斜視図である。 図1のラップ定盤の砥粒層チップを示す斜視図である。 本発明に係る工具の一実施形態である他のラップ定盤を示す斜視図である。 図3のラップ定盤の砥粒層チップを示す斜視図である。 本発明の工具の第2実施形態であるラップ定盤を示す斜視図である。 図5のラップ定盤の砥粒層チップを示す斜視図である。 図5のラップ定盤の他の砥粒層チップを示す斜視図である。 図5のラップ定盤の更に他の砥粒層チップを示す斜視図である。 本発明の工具の第3実施形態であるラップ定盤を示す斜視図である。
符号の説明
1,21,41,61…ラップ定盤(工具)、3…台金、7,27,47p,47q,47r…砥粒層チップ。

Claims (8)

  1. 砥粒層を備える工具であって、
    前記砥粒層は所定の標章の形状をなし、
    自身に関連する情報である工具関連情報が、前記標章によって示されることを特徴とする工具。
  2. 工具本体をなす台金と、当該台金上に配列され取り付けられた複数の砥粒層チップとを備え、
    各々の前記砥粒層チップは、前記工具関連情報を示す前記標章の形状をなすことを特徴とする請求項1に記載の工具。
  3. 前記砥粒層チップは、文字の形状をなすことを特徴とする請求項2に記載の工具。
  4. 前記砥粒層チップは、漢字の形状をなすことを特徴とする請求項3に記載の工具。
  5. 各々独立して一文字の形状をなす複数種類の前記砥粒層チップを備え、
    前記工具関連情報は、前記複数種類の砥粒層チップの配列によって文字列として示されることを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の工具。
  6. 工具に取り付けられる砥粒層チップであって、
    所定の標章の形状をなし、
    前記工具に関連する情報である工具関連情報が、前記標章によって示されることを特徴とする砥粒層チップ。
  7. 文字の形状をなすことを特徴とする請求項6に記載の砥粒層チップ。
  8. 漢字の形状をなすことを特徴とする請求項7に記載の砥粒層チップ。
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