JP2009240455A - 電子内視鏡のコネクタ部 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子内視鏡の操作部及び挿入部を画像処理装置に対して様々な方向に円滑に移動させることを可能にした電子内視鏡のコネクタ部を得る。
【解決手段】送気チューブ、送水チューブ、吸引チューブの開口端部21、22を具備する第1ユニット20と、プロセッサ14に着脱可能な光源用接続スリーブ16、画像処理用接続スリーブ17を有しかつ電子内視鏡10に内蔵した電子機器から延びる配線に接続する回路基板を具備する第2ユニット40と、第1ユニットと第2ユニットを接続する接続部30と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子内視鏡のコネクタ部に関する。
電子内視鏡は一般的に、術者が把持する操作部と、操作部から延びる挿入部と、操作部から挿入部と反対方向に延びる可撓管(ユニバーサルチューブ)と、可撓管の端部に固定した硬質材料からなるコネクタ部と、を具備しており、コネクタ部における可撓管との接続端面には可撓管の端部の周囲を覆う筒状の折止ゴムの一端が固定してある。コネクタ部は電子内視鏡とは別体のプロセッサ(光源装置兼画像処理装置)に着脱可能であり、コネクタ部をプロセッサに接続すると、プロセッサ内の光源から電子内視鏡に光が供給されると共に、電子内視鏡の撮像素子で撮像した画像の画像処理がプロセッサで行われる。
特開2004−65512号公報
電子内視鏡の操作部及び挿入部をプロセッサに対して移動させると、電子内視鏡の可撓管及び折止ゴムが変形する。即ち、可撓管及び折止ゴムが変形可能であるが故に操作部及び挿入部はプロセッサに対して移動可能である。
しかし、術者が正確な内視鏡術を行うために操作部及び挿入部をプロセッサに対して大きく移動させると、可撓管及び折止ゴムに生じる曲げ抵抗力が大きくなるため、内視鏡術を円滑に行うのが難しくなる。特にコネクタ部が大型の場合は、折止ゴム及び可撓管の折止ゴム側の端部に生じる曲げ抵抗力が非常に大きくなるので、このような問題が顕著に現れる。
本発明は、電子内視鏡の操作部及び挿入部をプロセッサに対して様々な方向に円滑に移動させることを可能にした電子内視鏡のコネクタ部を提供することを目的とする。
本発明の電子内視鏡のコネクタ部は、電子内視鏡の操作部から挿入部と反対側に延びる可撓管の端部に連なり、かつ電子内視鏡とは別体のプロセッサに着脱可能な電子内視鏡のコネクタ部であって、上記可撓管に連なり、かつ上記可撓管、操作部及び挿入部に内蔵した送気チューブ、送水チューブ及び吸引チューブの少なくともいずれかの開口端部を具備する第1ユニットと、上記プロセッサに着脱可能な着脱部を有し、かつ上記挿入部と操作部の少なくともいずれかに内蔵した電子機器から延びかつ上記可撓管及び上記第1ユニットの内部を通る配線に接続する回路基板を具備する第2ユニットと、上記第1ユニットと第2ユニットを、両者の相対位置を変位可能として接続する接続部と、を備えることを特徴としている。
上記第1ユニットと上記第2ユニットに固定部材をそれぞれ設け、上記接続部を筒状とし、該接続部の内部に設けたコイルばねの両端部を、第1ユニットの上記固定部材と第2ユニットの上記固定部材とにそれぞれ固定してもよい。
上記第1ユニットの上記固定部材及び上記第2ユニットの上記固定部材に貫通孔を形成し、両方の上記貫通孔に上記配線を通してもよい。
上記コイルばねが一つであり、該コイルばねと上記接続部の軸線を一致させるのが好ましい。
本発明によれば、コネクタ部の第2ユニットに設けた着脱部をプロセッサに接続した状態で電子内視鏡の操作部及び挿入部をプロセッサに対して移動させると、可撓管が変形するだけでなく、第1ユニットと第2ユニットの相対位置が変位する。従って、従来の電子内視鏡に比べて操作部及び挿入部をプロセッサに対して様々な方向に円滑に移動させることが可能である。
しかも、可撓管、操作部及び挿入部に内蔵した送気チューブや送水チューブや吸引チューブは第1ユニットにおいて終端しているので、第1ユニットと第2ユニットの相対位置が大きく変位してもこれらのチューブが大きく変形することはない。そのため、操作部及び挿入部をプロセッサに対して大きく移動させても、送気、送水、吸引の各動作を円滑に行うことが可能である。
一方、操作部及び挿入部をプロセッサに対して大きく移動させると、電子機器から延びる配線は第1ユニットと第2ユニットの間で大きく変形する。しかし、仮に配線が大きく変形しても配線の機能(各種信号の伝達等)に影響はでないので問題はない。
請求項2のように構成すると、接続部の変形の自由度を確保しつつ、接続部の強度を向上させることができるので、接続部に外力を掛けないときはコネクタ部を所定の初期形状に保持できる。
請求項3のように構成すれば、固定部材やコイルばねの外側を通るように配線を曲げる必要がないので、配線の長さを短くすることができる。
請求項4のように構成すれば、接続部をいずれの方向にもほぼ同じ強さで曲げることが可能になる。さらに、コイルばねが一つなので部品点数を少なくできる。
以下、本発明の一実施形態について図1〜図11を参照しながら説明する。なお、以下の説明中の前後、上下、及び左右の方向は図1、図2、図3等に矢線で示したコネクタ部15を基準とする方向に基づいている。
図1に全体構造を示す本実施形態の電子内視鏡10は医療用の内視鏡であり、操作者が把持する操作部11と、操作部11から延出する可撓性のある挿入部12と、操作部11から挿入部12と反対側に延びるゴム製のユニバーサルチューブ(可撓管)13と、ユニバーサルチューブ13の端部に接続したコネクタ部15と、を備えている。挿入部12の先端部は円柱形状をなす硬質部材から構成してあり、その先端面には対物レンズ、処置具挿通孔(吸引孔)、一対の照明用レンズ(図示略)、送気孔、及び送水孔(いずれも図示略)が設けてある。
図示するようにコネクタ部15の後端面には共に筒状をなす光源用接続スリーブ(着脱部)16と画像処理用接続スリーブ(着脱部)17が突設してある。光源用接続スリーブ16と画像処理用接続スリーブ17は電子内視鏡10とは別体であるプロセッサ14(光源装置兼画像処理装置。図1参照)の前面に形成した2つの接続孔(図示略)にそれぞれ嵌合可能(着脱可能)であり、プロセッサ14は図示を省略したモニタと接続している。光源用接続スリーブ16を上記接続孔に接続すると、プロセッサ14に内蔵した光源で発生した光が光源用接続スリーブ16、コネクタ部15、ユニバーサルチューブ13、操作部11及び挿入部12の内部に配設した導光ファイバLGFを通って上記一対の照明レンズに与えられる。さらに、画像処理用接続スリーブ17を上記接続孔に接続すると、画像処理用接続スリーブ17及びコネクタ部15に内蔵した画像信号用ケーブルC1がプロセッサ14内の画像処理装置と接続する。この画像信号用ケーブルC1は挿入部12の先端部に内蔵した撮像素子(電子機器。図示略)と後述する回路基板CB及び画像信号用ケーブルC2を介して接続しているので、撮像素子が被写体を撮像すると当該撮像画像の画像処理がプロセッサ14で行われ、撮像した画像が上記モニタに表示される。
次にコネクタ部15及びコネクタ部15の周辺部材の具体的な構造について説明する。
コネクタ部15は大きな構成要素として、可動ケース20、蛇腹30、及び端部ケース40を有している。
可動ケース20は例えば変性PPO等の弾性変形不能な材料からなり、かつ前後両端が開口する筒状体である。可動ケース20の前端開口部にはユニバーサルチューブ13の後端部が接続している。さらに、可動ケース20の前端開口部にはユニバーサルチューブ13より硬質のゴムからなる折止ゴム18の後端部が接続している。折止ゴム18はユニバーサルチューブ13の後端部の周囲を覆う筒状部材であり、折止ゴム18の前端部はユニバーサルチューブ13の外周面に固着している。
図示するように可動ケース20の左右両側面には送気送水用口金(開口端部)21、吸引用口金(開口端部)22及びアース用口金23がそれぞれ突設してある。送気送水用口金21には、可動ケース20、ユニバーサルチューブ13、操作部11及び挿入部12の内部を通る送気チューブT1と送水チューブT2の後端部が接続しており、送気チューブT1と送水チューブT2の前端部は上記送気孔と送水孔にそれぞれ接続している。図示を省略した送水ボトルから延びるチューブの端部を送気送水用口金21に接続した上で操作部11に設けた送気送水ボタンB1の開口孔(図示略)を塞ぐと、送水ボトル内の空気が送気チューブT1を通って上記送気孔から外部に発射される。また、送気送水ボタンB1の開口孔を塞ぎながら送気送水ボタンB1を押し操作すると、送水ボトル内の水が送水チューブT2を通って上記送水孔から外部に発射される。吸引用口金22には、可動ケース20、ユニバーサルチューブ13、操作部11及び挿入部12の内部を通る吸引チューブT3の後端部が接続しており、吸引チューブT3の前端部は上記処置具挿通孔(吸引孔)に接続している。図示を省略した吸引源から延びるチューブの端部を吸引用口金22に接続した上で操作部11に設けた吸引ボタンB2を押し操作すると、吸引源の負圧が吸引チューブT3に及ぶので、上記処置具挿通孔(吸引孔)から患者の体液等を吸引できる。アース用口金23は、電子内視鏡10に設けた鉗子口から内部管路に挿入する高周波処置具(図示略)から延びるアース線を、電子内視鏡10の外部に引き出すためのものであり、アース線を接地することにより、患者に対し電流が漏れるのを防止できる。
図示するように可動ケース20の内部には中空の金属ケース(固定部材)25が固定してあり、金属ケース25の後部壁には円形の係合孔26が穿設してある(図10参照)。
可動ケース20の後端開口部(接続用開口部)にはゴム製の蛇腹(接続部)30の前端開口部が固着してある。
蛇腹30の内部には前後方向に延びる軸線を有する金属製の引張コイルばね31が内蔵してある。
引張コイルばね31の前端部には金属製の前側接続部材32が固定してある。図11に示すように前側接続部材32は正面視円形をなす板状部材であり、その前面の中央部に正面視円形の環状突条33が突設してある。環状突条33の内周面は貫通孔34となっており、この環状突条33が金属ケース25の係合孔26に嵌合固定している。さらに、引張コイルばね31の後面には貫通孔34の周囲に位置させて環状突条33と同心をなす2つの環状突条が突設してあり、この2つの環状突条の間に嵌合凹部35を形成している。そして、この嵌合凹部35に引張コイルばね31の前端部を嵌合固定している。
端部ケース40は例えば変性PPO等の弾性変形不能な材料からなり、かつ前端が開口する筒状体であり、その前端開口部(接続用開口部)に蛇腹30の後端開口部が接続している。端部ケース40の後部壁には光源用接続スリーブ16と画像処理用接続スリーブ17が突設してある。図示するように、端部ケース40の内部には中空の金属ケース(固定部材)41が固定してあり、金属ケース41の前部壁には円形の42が穿設してある(図10参照)。この42には前側接続部材32と前後対称形状をなす金属製の後側接続部材37の環状突条33が嵌合固定してあり、後側接続部材37の嵌合凹部35に引張コイルばね31の後端部が嵌合固定している。
端部ケース40の内面には回路基板CBが不動状態で固定してある。この回路基板CBには画像信号用ケーブルC1の一端が接続している。また、回路基板CBには回路基板CBを介して画像信号用ケーブルC1と電気的に接続する画像信号用ケーブルC2の後端が接続しており、画像信号用ケーブルC2の前端部は後側接続部材37の貫通孔34、引張コイルばね31の内部空間、及び前側接続部材32の貫通孔34、及び金属ケース25の内部空間、ユニバーサルチューブ13、操作部11及び挿入部12を通って上記撮像素子に接続している。
また、図10に示すように上述した導光ファイバLGFは、金属ケース41の内部空間、後側接続部材37の貫通孔34、引張コイルばね31の内部空間、及び前側接続部材32の貫通孔34、及び金属ケース25の内部空間を貫通している。
以上説明した構成要素のうち、可動ケース20、送気送水用口金21、吸引用口金22、アース用口金23及び金属ケース25は第1ユニットの構成要素である。また、光源用接続スリーブ16、画像処理用接続スリーブ17、端部ケース40、金属ケース41及び回路基板CBは第2ユニットの構成要素である。
このような構造の電子内視鏡10はコネクタ部15に設けた光源用接続スリーブ16と画像処理用接続スリーブ17をプロセッサ14に設けた上記接続孔に接続することにより使用可能になる。
コネクタ部15の蛇腹30に外力が掛かっていないとき、蛇腹30の形状は内部に配設した引張コイルばね31のばね力によって図1、図2、図3、図4、図7に示す初期形状となる。
そして、術者が操作部11を持って操作部11及び挿入部12をプロセッサ14に対して相対移動させるとユニバーサルチューブ13と折止ゴム18に曲げ力が掛かるのでユニバーサルチューブ13と折止ゴム18が変形する(曲がる)。そして、操作部11及び挿入部12の移動量が大きくなり、ユニバーサルチューブ13と折止ゴム18の曲げ抵抗力が所定値を超えると上記曲げ力が蛇腹30と引張コイルばね31に及びぶので蛇腹30と引張コイルばね31が変形する。図5は蛇腹30が上側に曲がった状態を示しており、図6は蛇腹30が下側に曲がった状態を示している。また、図8は蛇腹30が左側に曲がった状態を示しており、図9は蛇腹30が右側に曲がった状態を示している。図示は省略してあるが、蛇腹30及び引張コイルばね31は上下左右以外の様々な方向に変形可能であり、前後方向に伸張することも可能である。
また、引張コイルばね31と蛇腹30の軸線がほぼ一致しているので、蛇腹30及び引張コイルばね31はいずれの方向にもほぼ同じ強さで曲げることが可能である。
このように本実施形態では操作部11及び挿入部12をプロセッサ14に対して相対移動させると、ユニバーサルチューブ13と折止ゴム18だけでなく蛇腹30が変形することにより可動ケース20(第1ユニット)と端部ケース40(第2ユニット)の相対位置が変位するので、従来の電子内視鏡に比べて操作部11及び挿入部12をプロセッサ14に対して様々な方向に円滑に移動させることが可能である。
しかも、ユニバーサルチューブ13、操作部11及び挿入部12に内蔵した送気チューブT1、送水チューブT2及び吸引チューブT3の後端部は可動ケース20において終端しており蛇腹30の内部には位置していないので、蛇腹30が大きく変形しても送気チューブT1、送水チューブT2及び吸引チューブT3が大きく変形する(座屈する)ことはない。そのため、操作部11及び挿入部12をプロセッサ14に対して大きく相対移動させても、送気、送水、吸引の各動作を円滑に行うことが可能である。
一方、画像信号用ケーブルC2及び導光ファイバLGFは蛇腹30の内部に位置するので、操作部11及び挿入部12をプロセッサ14に対して大きく相対移動させると画像信号用ケーブルC2及び導光ファイバLGFは蛇腹30内において大きく変形する。しかし、画像信号用ケーブルC2や導光ファイバLGFは仮に大きく曲がったとしてもそれらの機能を十分に発揮できるので問題はない。
以上、本発明を上記各実施形態を用いて説明したが、本発明は様々な変更を施しながら実施可能である。
例えば、図12〜図15に示すように、引張コイルばね31、前側接続部材32、後側接続部材37を別の態様で実施してもよい。
図12及び図13に示す変形例の前側接続部材50と後側接続部材55は互いに前後対称形状であり、正面形状は方形である。前側接続部材50と前側接続部材50の中央部には環状突条33(貫通孔34)が形成してあり、環状突条33と反対側の側面には互いに同心をなす2つの環状突起の間に形成した嵌合凹部51が貫通孔34を中心とする周方向に等角度間隔で計4つ形成してある。そして、各嵌合凹部51には前後方向の軸線を有する計4つの引張コイルばね56の前後両端部がそれぞれ嵌合固定してある。そして、前側接続部材50の貫通孔34と後側接続部材55の貫通孔34を画像信号用ケーブルC2と導光ファイバLGFが貫通している。
図14及び図15に示す変形例の前側接続部材60と後側接続部材65は互いに対称形状であり、正面形状は方形である。前側接続部材60と前側接続部材60の中央部には環状突条33(貫通孔34)が形成してあり、環状突条33と反対側の側面には互いに同心をなす2つの環状突起の間に形成した嵌合凹部61が貫通孔34を中心とする周方向に等角度間隔で計4つ形成してある。そして、各嵌合凹部61には前後方向の軸線を有する計4つの引張コイルばね66の前後両端部がそれぞれ嵌合固定してある。そして、前側接続部材60の貫通孔34と後側接続部材65の貫通孔34を画像信号用ケーブルC2と導光ファイバLGFが貫通している。
このような変形例の場合も図1〜図11に示した実施形態の場合と同じ作用効果を奏することが可能である。また、4つの引張コイルばね56と引張コイルばね66を周方向に貫通孔34を中心とする等角度間隔で配設しており、かつ、4つの引張コイルばね56(引張コイルばね66)の中心位置が蛇腹30の軸線とほぼ一致しているので、蛇腹30をいずれの方向にもほぼ同じ強さで曲げることが可能である。
また、電子内視鏡10に送気チューブT1、送水チューブT2、吸引チューブT3のいずれか一つあるいは二つのみを設けて実施してもよい。
さらに、操作部11または挿入部12に設けた電子機器から延びる画像信号用ケーブルC2以外の配線を回路基板CBに接続してもよい。
さらに、接続部を蛇腹30以外の構造、例えばゴム製の単なる筒状体として実施してもよい。
さらに、引張コイルばね31、嵌合凹部51、嵌合凹部61の代わりに接続部の内部に圧縮コイルばねを配設してもよい。
また、接続部の内部に配設するコイルばねの強さや数や配置を調整して、変形接続部の曲げ抵抗力を調整したり、あるいは曲げ方向によって曲げ抵抗力が変わるようにしてもよい。
また、上記各実施形態ではフード可動ケース20を医療用の内視鏡として実施しているが、医療用以外の内視鏡(工業用内視鏡)として実施することも可能である。
本発明の一実施形態の電子内視鏡及びプロセッサの全体図である。 コネクタ部の平面図である。 図1のIII−III矢線に沿う断面図である。 コネクタ部及び折止ゴムの縦断面図である。 折止ゴム及び可動ケースが端部ケースに対して上方に曲がったときのコネクタ部及び折止ゴムの要部の縦断面図である。 折止ゴム及び可動ケースが端部ケースに対して下方に曲がったときのコネクタ部及び折止ゴムの要部の縦断面図である。 コネクタ部の一部を破断して示すコネクタ部及び折止ゴムの平面図である。 折止ゴム及び可動ケースが端部ケースに対して左方に曲がったときのコネクタ部の一部を破断して示すコネクタ部及び折止ゴムの平面図である。 折止ゴム及び可動ケースが端部ケースに対して右方に曲がったときのコネクタ部の一部を破断して示すコネクタ部及び折止ゴムの平面図である。 前側接続部材、後側接続部材及びコイルばねの拡大縦断面図である。 前側接続部材(後側接続部材)の正面図である。 変形例の前側接続部材、後側接続部材及びコイルばねの拡大縦断面図である。 同じく前側接続部材(後側接続部材)の正面図である。 別の変形例の変形例の前側接続部材、後側接続部材及びコイルばねの拡大縦断面図である。 同じく前側接続部材(後側接続部材)の正面図である。
符号の説明
10 電子内視鏡
11 操作部
12 挿入部
13 ユニバーサルチューブ(可撓管)
14 プロセッサ(光源装置兼画像処理装置)
15 コネクタ部
16 光源用接続スリーブ(着脱部)
17 画像処理用接続スリーブ(着脱部)
18 折止ゴム
20 可動ケース
21 送気送水用口金(開口端部)
22 吸引用口金(開口端部)
23 アース用口金
25 金属ケース(固定部材)
26 係合孔
30 蛇腹(接続部)
31 引張コイルばね
32 前側接続部材
33 環状突条
34 貫通孔
35 嵌合凹部
37 後側接続部材
40 端部ケース
41 金属ケース(固定部材)
50 前側接続部材
51 嵌合凹部
55 後側接続部材
56 引張コイルばね
60 前側接続部材
61 嵌合凹部
65 後側接続部材
66 引張コイルばね
B1 送気送水ボタン
B2 吸引ボタン
C1 画像信号用ケーブル(配線)
C2 画像信号用ケーブル(配線)
CB 回路基板
LGF 導光ファイバ
T1 送気チューブ
T2 送水チューブ
T3 吸引チューブ

Claims (4)

  1. 電子内視鏡の操作部から挿入部と反対側に延びる可撓管の端部に連なり、かつ電子内視鏡とは別体のプロセッサに着脱可能な電子内視鏡のコネクタ部であって、
    上記可撓管に連なり、かつ上記可撓管、操作部及び挿入部に内蔵した送気チューブ、送水チューブ及び吸引チューブの少なくともいずれかの開口端部を具備する第1ユニットと、
    上記プロセッサに着脱可能な着脱部を有し、かつ上記挿入部と操作部の少なくともいずれかに内蔵した電子機器から延びかつ上記可撓管及び上記第1ユニットの内部を通る配線に接続する回路基板を具備する第2ユニットと、
    上記第1ユニットと第2ユニットを、両者の相対位置を変位可能として接続する接続部と、
    を備えることを特徴とする電子内視鏡のコネクタ部。
  2. 請求項1記載の電子内視鏡のコネクタ部において、
    上記第1ユニットと上記第2ユニットに固定部材をそれぞれ設け、
    上記接続部を筒状とし、該接続部の内部に設けたコイルばねの両端部を、第1ユニットの上記固定部材と第2ユニットの上記固定部材とにそれぞれ固定した電子内視鏡のコネクタ部。
  3. 請求項2記載の電子内視鏡のコネクタ部において、
    上記第1ユニットの上記固定部材及び上記第2ユニットの上記固定部材に貫通孔を形成し、
    両方の上記貫通孔に上記配線を通した電子内視鏡のコネクタ部。
  4. 請求項2または3記載の電子内視鏡のコネクタ部において、
    上記コイルばねが一つであり、
    該コイルばねと上記接続部の軸線を一致させた電子内視鏡のコネクタ部。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106793935A (zh) * 2015-05-27 2017-05-31 奥林巴斯株式会社 内窥镜清洗消毒机

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