JP2009239476A - 出力制御システム及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】視聴者の利便性を維持しつつ、消費電力を効果的に低減させること。
【解決手段】出力制御システム1は、視聴者の視聴状態を検出する視聴者状態検出手段2と、画像及び音声を出力する出力手段3における現在の制御状態を、消費電力が低下するように遷移させる制御手段4と、を備える。制御手段4は、視聴者状態検出手段2により検出された視聴者の視聴状態と、出力手段3の現在の制御状態と、に基づいて、遷移させる制御状態と、この遷移を開始するまでの待ち時間Tと、を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像及び音声を出力する出力手段の制御状態を制御する出力制御システム及びその制御方法に関するものであり、より詳細には、視聴者の視聴状態に応じて出力手段の制御状態を遷移させる出力制御システム及びその制御方法に関するものである。
近年、テレビ受像機は大型化が進み、それに伴い消費電力も増加傾向にあるため、その消費電力増加を抑制できる技術が望まれている。しかしながら、従来からの単純なタイマ制御機能などでは、視聴者への負担が増加(例えば、逐次設定する必要がある、設定した時刻が経過すると、見ている途中でも電源が切れる等)するため、従来技術とは違った方法での低消費電力化の実現が望まれている。
一方、特許文献1において、人の目を検出して、装置の状態を制御する制御システムが開示されている。当該制御システムは、一定時間、人の目が検出されない場合に、自動的に装置の状態を、電源オフ状態又はスリープ状態へ遷移させている。
また、特許文献2において、人の顔の有無または視線方向を検出することで、テレビ受像機の画像輝度を低下させ(バックライトを消灯させ)、または、画像及び音声の出力を停止する制御を行う表示装置が開示されている。当該表示装置は、人が存在し(人の顔が存在し)、かつその人がテレビを見ているとき、通常の表示状態となる。また、表示装置は、人が存在し、かつその人がテレビを見ていないとき、画像輝度を低下させる。そして、表示装置は、人が存在しないとき、画像及び音声の出力を停止させる。
さらに、特許文献3において、人の有無、視線方向、操作状況などに基づいて、テレビ受像機の画像出力サイズを変化させる消費電力量制御装置が開示されている。当該消費電力量制御装置は、人の有無、その人がテレビを見ているか否か、その人が起きているか否か(人の黒目が一定時間以上継続して検出できない場合、その人は寝ていると判断)、テレビまでの距離は近過ぎないか否か、ザッピング(頻繁にチャンネル切替操作を行っている)状態か否か、等に基づいて、画像出力サイズを変化させる。
特開2005−269891号公報 特開2005−221907号公報 特開2006−261785号公報
しかしながら、特許文献1の制御システムは、一定時間、人の目が検出されない場合に、電源オフ状態又はスリープ状態へ遷移する。このため、例えば、視聴者が電話などに出るために電話機まで移動した等の理由により離席した場合(視聴者が物陰などに移動し、テレビ受像機が全く見えない状態)、その視聴者は、本制御を行わなければ得られていたはずの情報(音声情報)まで遮断される虞がある。なお、その視聴者はたとえ物陰に移動したとしても、その音声を視聴できたはずである。さらに、視聴者が、ながら見(別のことを行いつつ、主として音声から情報を取得している状態)を行いつつ、目的の番組を待っている場合、一定時間が経過すると、テレビ受像機が電源オフ状態又はスリープ状態となる。このため、視聴者のながら見は強制的に中断され、視聴者の利便性の低下に繋がる。
また、特許文献2の表示装置は、視聴者が離席した場合、直ちに画像及び音声の出力を停止する。したがって、上記特許文献1の制御システムと同様に、その視聴者は、本制御を行わなければ得られていたはずの音声情報まで遮断される虞がある。さらに、例えば、視聴者がテレビをつけたまま眠ってしまった場合、又は、つけたまま長時間離席をしてしまった場合などにおいて、画像輝度を低下させる、または画像及び音声出力を停止する、以外の制御が行われない。このため、視聴者にとって、不要な電力消費が継続される虞があり、消費電力の低減効果が不十分と思われる。
さらに、特許文献3の消費電力量制御装置は、例えば、視聴者がテレビをつけたまま眠ってしまった場合、つけたまま長時間離席をしてしまった場合などにおいて、画像出力サイズを変更する制御を行うだけである。したがって、上記特許文献2の表示装置と同様に、視聴者にとって不要な電力消費が継続される虞があり、消費電力の低減効果が不十分と思われる。
本発明の一態様は、視聴者の視聴状態を検出する視聴者状態検出手段と、画像及び音声を出力する出力手段における現在の制御状態を、消費電力が低下するように遷移させる制御手段と、を備える出力制御システムであって、前記制御手段は、前記視聴者状態検出手段により検出された前記視聴者の視聴状態と、前記出力手段の現在の制御状態と、に基づいて、前記遷移させる制御状態と、該遷移を開始するまでの待ち時間と、を決定する、ことを特徴とする出力制御システムである。この一態様によれば、視聴者の利便性を維持しつつ、消費電力を効果的に低減させることができる。
また、本発明の一態様は、視聴者の視聴状態を検出する視聴者状態検出工程と、画像及び音声を出力する出力手段における現在の制御状態を、消費電力が低下するように遷移させる遷移制御工程と、含む出力制御システムの制御方法であって、前記視聴者状態検出工程で検出された前記視聴者の視聴状態と、前記出力手段の現在の制御状態と、に基づいて、前記遷移させる制御状態と、該遷移を開始するまでの待ち時間と、を決定する遷移決定工程を含む、ことを特徴とする出力制御システムであってもよい。この一態様によれば、視聴者の利便性を維持しつつ、消費電力を効果的に低減させることができる。
本発明によれば、視聴者の利便性を維持しつつ、消費電力を効果的に低減させることができる。
(発明の実施の形態1.)
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施形態1を挙げて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る出力制御システムの機能ブロック図である。
図1に示す如く、本実施形態1に係る出力制御システム1は、視聴者の視聴状態を検出する視聴者状態検出手段2と、画像及び音声を出力する出力手段3における現在の制御状態を、消費電力が低下するように遷移させる制御手段4と、を備えている。
制御手段4は、視聴者状態検出手段2により検出された視聴者の視聴状態と、出力手段3の現在の制御状態と、に基づいて、遷移させる制御状態と、この遷移を開始するまでの待ち時間Tと、を決定する。これにより、出力手段3の制御状態は、直ぐに遷移するのでは無く、視聴者の視聴状態を考慮して一定の待ち時間Tを経てから、消費電力を効果的に低減させるような制御状態へ、段階的に遷移する。すなわち、視聴者の利便性を維持しつつ、消費電力を効果的に低減させることができる。
次に、上述の機能を有する、本発明の実施形態1に係る出力制御システム1の構成について詳細に説明する。図2は、本発明の実施形態1に係る出力制御システム1のシステム構成の概略を示すブロック図である。
図2に示す如く、本実施形態1に係る出力制御システム1は、テレビ受像装置10と、センサ部11と、制御部12と、センサ情報解析部13と、タイマ管理部14と、プリセット情報記憶部15と、出力制御部16と、電源制御部17と、システム管理部18と、を備えている。
テレビ受像装置10は、アンテナ10a、テレビ受信回路10b、音声出力部(音声処理回路、スピーカ等)10c、画像出力部(映像処理回路、表示装置等)10d、入力装置10e、制御回路10f、等から構成されている。アンテナ10aで受信されたテレビ電波は、テレビ受信回路10bを介して、音声出力部10cからテレビ音声として出力される。同時に、このテレビ電波は、テレビ受信回路10bを介して、画像出力部10dからテレビ画像として、出力される。
センサ部11は、CCDカメラ、CMOSカメラ等の撮像装置から構成されている。センサ部11は、テレビ受像装置10から視聴者が視認できる領域(又は視聴者がテレビ受像装置10のテレビ画像を視認できる領域)における画像情報、音声情報等のセンサ情報を取得する。センサ部11は、取得したセンサ情報をセンサ情報解析部13に対して出力する。なお、センサ部11は、赤外線センサ等の任意のセンサを用いてセンサ情報を取得してもよい。
制御部12は、出力制御システム1全体の機能を統括的に制御する。制御部12は、例えば、センサ情報解析部13と、タイマ管理部14と、プリセット情報記憶部15と、システム管理部18と、からの情報に基づいて、出力制御部16及び電源制御部17を制御して、テレビ受像装置10を制御する。また、制御部12は、主要なハードウェア構成として、制御処理、演算処理等を行うCPU(Central Processing Unit)と、CPUによって実行される制御プログラム、演算プログラム等を格納するROM(Read Only Memory)と、処理データを一時的に格納等するRAM(Random Access Memory)と、を有している。
センサ情報解析部13は、センサ部11からのセンサ情報に基づいて、視聴者の状態(位置(テレビ受像装置10に対する相対位置、顔方向、視線方向)、動作、態様、等)を解析する。例えば、センサ情報解析部13は、センサ部11からの撮影画像に対して所定の画像処理を行うことで、視聴者がテレビ受像装置10の前にいるか否か(視聴者の有無)、視聴者の顔方向がテレビ受像装置10の方向にあるか否か、及び、視聴者の視線方向がテレビ受像装置10の方向にあるか否か、等を解析することができる。より具体的に、センサ情報解析部13は、センサ部11からの撮影画像に基づいて視聴者の黒目の状態を解析し、視聴者の視線方向がテレビ受像装置10の方向にあるか否かを、解析することができる。
また、センサ情報解析部13は、図3に示すような4種類の視聴者の状態(第1状態101、第2状態102、第3状態103、第4状態104)を解析する。
第1状態101は、視聴者が有り、顔方向がテレビ受像装置10の方向に有り、かつ、視線方向がテレビ受像装置10の方向に有る、状態である。なお、この第1状態101は、視聴者がテレビ受像装置10を視聴している、通常視聴状態である。第2状態102は、視聴者が無い状態であり、視聴者がテレビ受像装置10の前にいない、離席状態である。
第3状態103は、視聴者が有り、かつ、顔方向がテレビ受像装置10の方向に無い(視線方向もテレビ受像装置10の方向に無い)状態である。なお、この第3状態103は、視聴者がテレビ受像装置10の前にいるがテレビ受像装置10を見ていない、ながら見状態(又は居眠り状態)である。ここで、ながら見状態とは、例えば、視聴者がテレビ受像装置10の視聴以外に別のことを行いつつ、主としてテレビ音声から情報を取得している状態を指す。
第4状態104は、視聴者が有り、顔方向がテレビ受像装置10の方向に有り、かつ、視線方向がテレビ受像装置10の方向に無い、居眠り状態である。センサ情報解析部13は、解析した解析結果を制御部12に対して出力する。
タイマ管理部14は、制御部12からの計測開始信号S1を受信すると、時間計測を開始し指定時間(後述の待ち時間T)が経過すると、その旨を通知する経過信号S2を、制御部12に対して、送信する。
プリセット情報記憶部15は、遷移させるテレビ受像装置10の制御状態を、予め記憶している。なお、このテレビ受像装置10の制御状態は、例えば、第1制御状態201と、第2制御状態202と、第3制御状態203と、第4制御状態204と、第5制御状態205と、第6制御状態206と、からなる6段階の制御状態を含んでいる。
第1制御状態201は、テレビ受像装置10の画像出力部10dから通常画像を出力させ、及び音声出力部10cから通常音声を出力させる電源オン状態201である(図4)。この第1制御状態201において、視聴者はテレビ受像装置10の通常視聴が可能となる。第2制御状態202は、テレビ受像装置10の画像出力部10dの画像輝度を低下させ、かつ、テレビ受像装置10の音声出力部10cから通常音声を出力させる輝度低下状態(例えば、バックライトを消灯又は輝度低下させる制御状態)202である。
第3制御状態203は、テレビ受像装置10の画像出力部10dから画像出力を停止させ、かつ、音声出力部10cから通常音声を出力させる画像出力オフ状態203である。この第3制御状態203において、視聴者はテレビ受像装置10の視聴以外に別のことを行いつつ、主としてテレビ音声から情報を取得する、ながら見が可能となる。
第4制御状態204は、テレビ受像装置10の画像出力部10dから画像出力を停止させ、かつ、音声出力部10cから音声出力を停止させる出力オフ状態204である。第5制御状態205は、テレビ受像装置10の画像出力部10d及び音声出力部10cへの電力供給を遮断する出力電源オフ状態(又はスタンバイ状態)205である。第6制御状態206は、テレビ受像装置10への電力供給を遮断する電源オフ状態206である。
なお、第1制御状態201側から第6制御状態206側(図4における下側)へ行くに従って、この順序で、テレビ受像装置10の消費電力は効果的に低下するように構成されている。また、テレビ受像装置10の制御状態が、一旦、第6制御状態(電源オフ状態)206に遷移すると、入力装置又はリモコンにおける視聴者の操作(リモコンの電源ボタン押下等)が行わない限り、この第6制御状態206で固定される。一方、第6制御状態206において、入力装置又はリモコンを介して、電源オン操作が行われると、テレビ受像装置10の制御状態は、第6制御状態206から第1制御状態201へ遷移して、電源オン状態となる。
また、プリセット情報記憶部15は、テレビ受像装置10の制御状態を遷移させる遷移パターン情報をテーブル形式で予め記憶している。制御部12は、プリセット情報記憶部15に記憶された遷移パターン情報に基づいて、テレビ受像装置10の制御状態を遷移させる。
図5は、テレビ受像装置10における制御状態の遷移パターン情報の一例を示す図である。図5において、最左欄301は、テレビ受像装置10の現在の制御状態(第1制御状態201乃至第6制御状態206)に対応している。また、最上欄302は、電源オン状態、電源オフ状態、及び、センサ情報解析部13による解析結果(第1状態101乃至第4状態104)からなる動作トリガ群を示している。さらに、遷移パターン情報(例えば、待ち時間T、第1乃至第6制御状態201乃至206の組合せ)は、ユーザ(テレビ受像装置10の設計者、又は視聴者)により任意に設定変更が可能である。
制御部12は、遷移パターン情報の最左欄301の情報及び最上欄302の情報を決定し、夫々が交差する各欄の処理内容情報303(図5の斜線部分)を実行する。なお、各欄の処理内容情報303は、これから遷移させる制御状態201、202、203、204、205、206又は無し(遷移させない)(各欄の下側部分)と、この遷移を開始するまでの待ち時間T(分)(各欄の上側部分)とが設定されている。
また、入力装置又はリモコンを介して、テレビ受像装置10の電源オン操作が行われた場合(最上欄302の電源オン)、テレビ受像装置10の制御状態は、電源オン状態201なり、待ち時間0となるように設定されている。同様に、また、入力装置又はリモコンを介して、テレビ受像装置10の電源オフ操作が行われた場合(最上欄302の電源オフ)、テレビ受像装置10の制御状態は、電源オフ状態206なり、待ち時間0となるように設定されている。
例えば、図5に示す遷移パターン情報において、現在の制御状態(最左欄301)が第4制御状態204であり、かつ、センサ情報解析部13の解析結果(最上欄302)が第2状態102である場合、その交差する欄の処理内容情報303は、第5制御状態「205」への遷移であり、この遷移を開始させるまでの待ち時間「10」分となる。
なお、制御部12は、上述の如く、遷移パターン情報の待ち時間T>0を決定すると、タイマ管理部14に対して計測開始信号S1を送信する。一方、タイマ管理部14は、制御部12から計測開始信号S1を受信すると、待ち時間Tの計測を開始する。そして、タイマ管理部14は、待ち時間Tが経過したと判断すると、制御部12に対して経過信号S2を送信する。
出力制御部16は、テレビ受像装置10の画像出力部10dにおける画像出力(画像輝度等)及び音声出力部10cにおける音声出力(音声レベル)を制御する。すなわち、制御部12は、出力制御部16を制御することで、テレビ受像装置10の画像出力及び音声出力を制御することができる。
電源制御部17は、テレビ受像装置10の電源を制御する。電源制御部17は、例えば、テレビ受像装置10へ電力供給を行う電源オン状態201と、テレビ受像装置10の音声出力部10c及び画像出力部10dへの電力供給を遮断する出力電源オフ状態205と、テレビ受像装置10への電力供給を遮断する電源オフ状態206と、に切換える制御を行う。すなわち、制御部12は、電源制御部17を制御することで、テレビ受像装置10の電源を制御することができる。システム管理部18は、テレビ受像装置10の各種の機能(例えば、リモコン電波の受信機能等)を管理する。
次に、本実施形態1に係る出力制御システム1の制御処理フローの一例について、詳細に説明する。図6は、本実施形態1に係る出力制御システム1の制御処理フローの一例を示すフローチャートである。なお、図6に示す制御処理は、所定時間毎に繰り返し実行される。
まず、制御部12は、テレビ受像装置10の現在の制御状態(第1制御状態201乃至第6制御状態206)を判断する。また、センサ情報解析部13は、センサ部11からのセンサ情報に基づいて、視聴者の状態(第1状態101乃至第4状態104)を解析する(視聴者状態検出工程)。さらに、制御部12は、プリセット情報記憶部15に予め記憶された遷移パターン情報(図5)を読み込む(ステップS401)。
制御部12は、上記判断した現在の制御状態201乃至206と、センサ情報解析部13により解析された視聴者の状態101乃至104と、プリセット情報記憶部15から読み込んだ遷移パターン情報と、に基づいて、処理内容情報303を決定する(遷移決定工程)(ステップS402)。より具体的には、制御部12は、遷移パターン情報において、最左欄301における制御状態201乃至206と、最上欄302における視聴者の状態101乃至104と、が交差する欄を処理内容情報303として決定する。
次に、制御部12は、決定した処理内容情報303の待ち時間Tがあるか(待ち時間T>0であるか)否かを判断する(ステップS403)。
制御部12は、決定した処理内容情報303の待ち時間Tがあると判断したとき(ステップS403のYES)、タイマ管理部14から経過信号S2を受信しているか否かを判断する(ステップS404)。一方、制御部12は、決定した処理内容情報303の待ち時間Tがないと判断したとき(ステップS403のNO)、後述の(ステップS406)へ移行する。
制御部12は、タイマ管理部14から経過信号S2を受信していると判断したとき(ステップS404のYES)、後述の(ステップS406)へ移行する。一方、制御部12は、タイマ管理部14から経過信号S2を受信していないと判断すると(ステップS404のNO)、タイマ管理部14に対して、計測開始信号S1を送信し(ステップS405)、本制御処理を終了する。
また、制御部12は、決定した処理内容情報303において、制御状態の状態遷移があるか否かを判断する(ステップS406)。制御部12は、制御状態の状態遷移がないと判断したとき(ステップS406のNO)、本制御処理を終了する。一方、制御部12は、制御状態の状態遷移があると判断したとき(ステップS406のYES)、出力制御部16及び/又は電源制御部17を制御することで、テレビ受像装置10における制御状態の状態遷移を行う(遷移制御工程)(ステップS407)。
さらに、制御部12は、上記状態遷移後の制御状態が電源オフ状態206であるか否かを判断する(ステップS408)。制御部12は、上記状態遷移後の制御状態が電源オフ状態206であると判断したとき(ステップS408のYES)、本制御処理を終了する。一方、制御部12は、上記状態遷移後の制御状態が電源オフ状態206でないと判断したとき(ステップS408のNO)、再処理フラグnが1であるか(n=1)否かを判断する(ステップS409)。なお、本制御処理において、再処理フラグnの初期値には、0が設定される(n=0)。
制御部12は、再処理フラグnが1であると判断したとき(ステップS409のYES)、本制御処理を終了する。一方、制御部12は、再処理フラグnが1でない(n=0)と判断したとき、再処理フラグに1を設定し(ステップS410)、上述の(ステップS401)に戻る。
次に、図6に示す上記制御処理を用いて、視聴者の状態変化のパターンに応じた、具体例を挙げて説明する。
(1)まず、入力装置又はリモコンを介して、テレビ受像装置10の電源オン操作が行われており、視聴者がテレビ受像装置10を視聴している場合を想定する。この場合、制御部12は、テレビ受像装置10の現在の制御状態が第1制御状態201であると判断する。また、センサ情報解析部13は、センサ部11からの視聴者の画像情報に基づいて、視聴者が第1状態101であると解析する。
制御部12は、プリセット情報記憶部15から遷移パターン情報を読み込み(ステップS401)、この遷移パターン情報と、上記判断した第1制御状態201と、センサ情報解析部13からの第1状態101と、に基づいて、遷移パターン情報における処理内容情報303を決定する(ステップS402)。この場合、最左欄301における第1制御状態201と、最上欄302における第1状態101の交点となる処理内容情報303は、待ち時間T(各欄の上側部)が「0」分となり、制御状態の状態遷移(各欄の下側部)が「無し」となる。これは、視聴者が、普通にテレビ受像装置10を視聴している状態であるため、テレビ受像装置10から通常画像及び通常音声を出力させる電源オン状態201に維持される。したがって、ユーザの利便性を損なうことがない。
制御部12は、決定した処理内容情報303の待ち時間Tがない(T=0)と判断し(ステップS403のNO)、さらに、制御状態の状態遷移がないと判断し(ステップS406のNO)、本制御処理を終了する。
(2)次に、テレビ受像装置10の前にいる視聴者が離席した場合、センサ情報解析部13は、センサ部11からの視聴者の画像情報に基づいて、視聴者が第2状態102であると解析する。また、制御部12は、上記判断と同様に、テレビ受像装置10の現在の制御状態が第1制御状態201であると判断する。
制御部12は、プリセット情報記憶部15から遷移パターン情報を読み込み(ステップS401)、この遷移パターン情報と、上記判断した第1制御状態201と、センサ情報解析部13からの第2状態102と、に基づいて、遷移パターン情報における処理内容情報303を決定する(ステップS402)。この場合、最左欄301における第1制御状態201と、最上欄302における第2状態102の交点となる処理内容情報303は、待ち時間Tが「0」分となり、制御状態の状態遷移が「203」、すなわち、第3制御状態となる。
したがって、制御部12は、決定した処理内容情報303の待ち時間Tがない(T=0)と判断し(ステップS403のNO)、さらに、制御状態の状態遷移があると判断する(ステップS406のYES)。制御部12は、出力制御部16を制御することで、テレビ受像装置10の制御状態を、第1制御状態201から第3制御状態203へ遷移させる(ステップS407)。これにより、画像出力を停止させ、消費電力を低減させることができる。一方で、通常音声が出力されているため、離席した視聴者は、例えば、テレビ受像装置10から離れたところ(又は物陰等)から音声のみを聞くこと(又は、ながら見)が可能となる。したがって、視聴者の利便性を維持しつつ、テレビ受像装置10の消費電力を効果的に低減させることができる。
次に、制御部12は、テレビ受像装置10の制御状態が第3制御状態203であり、電源オフ状態(第6制御状態)206でないと判断し(ステップS408のNO)、再処理フラグが1でないと判断する(ステップS409のNO)。そして、制御部12は、再処理フラグnに1を設定し(ステップS410)、(ステップS401)に戻る。
制御部12は、プリセット情報記憶部15から遷移パターン情報を読み込み(ステップS401)、この遷移パターン情報と、上記判断した第3制御状態203と、センサ情報解析部13からの第2状態102と、に基づいて、遷移パターン情報における処理内容情報303を決定する(ステップS402)。
この場合、最左欄301における第3制御状態203と、最上欄302における第2状態102の交点となる処理内容情報303は、待ち時間Tが「10」分となり、制御状態の状態遷移が「204」、すなわち、第4制御状態204となる。
したがって、制御部12は、決定した処理内容情報303の待ち時間Tがある(T=10)と判断し(ステップS403のYES)、タイマ管理部14から経過信号S2を受信していないと判断する(ステップS404のNO)。そして、制御部12は、タイマ管理部14に対して、計測開始信号S1を送信し(ステップS405)、本制御処理を終了する。
(3−a)その後、上記離席した視聴者が、一定時間経過してもテレビ受像装置の前に戻らない場合に関して、タイマ管理部14は、計測開始信号S1を受信してから、待ち時間T(=10分)経過後に、制御部12に対して経過信号S2を送信する。
制御部12は経過信号S2を受信すると、プリセット情報記憶部15から遷移パターン情報を読み込み(ステップS401)、この遷移パターン情報と、上記判断した第3制御状態203と、センサ情報解析部13からの第2状態102と、に基づいて、遷移パターン情報における処理内容情報303を決定する(ステップS402)。
この場合、最左欄301における第3制御状態203と、最上欄302における第2状態102の交点となる処理内容情報303は、待ち時間Tが「10」分となり、制御状態の状態遷移が「204」、すなわち、第4制御状態204となる。
したがって、制御部12は、決定した処理内容情報303の待ち時間Tがある(T=10)と判断し(ステップS403のYES)、タイマ管理部14から経過信号S2を受信していると判断する(ステップS404のYES)。
さらに、制御部12は、制御状態の状態遷移があると判断し(ステップS406のYES)、電源制御部17を制御することで、テレビ受像装置10の制御状態を、第3制御状態203から第4制御状態204へ遷移させる(ステップS407)。
これにより、テレビ受像装置10の消費電力が段階的に低減される。また、テレビ受像装置10の制御状態は、視聴者の視聴状態を考慮して、段階的に消費電力の低い状態へ遷移し、しかも、直ちに状態遷移するのではなく、適切に設定された待ち時間Tが経過してから、状態遷移する。したがって、例えば、離席した視聴者がテレビ受像装置10の前に戻った場合や、ながら見の視聴者が通常の視聴を再開した場合等において、より迅速にテレビ受像装置10の制御状態を、元の電源オン状態201に復帰させることができる。すなわち、視聴者の利便性を維持しつつ、テレビ受像装置10の消費電力を効果的に低減させることができる。
そして、制御部12は、テレビ受像装置10の制御状態が第4制御状態204であり、電源オフ状態(第6制御状態)206でないと判断し(ステップS408のNO)、再処理フラグが1であると判断し(ステップS409のYES)、本制御処理を終了する。
なお、視聴者がテレビ受像装置10の前から一定時間以上離席していると、上述の制御処理が繰り返し実行され、最終的には、テレビ受像装置10の制御状態は電源オフ状態206へ遷移する。したがって、例えば、視聴者がテレビ受像装置10の電源を消し忘れた場合等の視聴者がテレビ受像装置10からの情報を必要としない場合に、テレビ受像装置10の制御状態を、自動的に電源オフ状態206に遷移させることができる。このため、視聴者の利便性を維持しつつ、テレビ受像装置10の消費電力をより確実に低減させることができる。
他方で、(3−b)その後、上記離席した視聴者が、待ち時間T以内にテレビ受像装置10の前に戻った場合に関して、制御部12は経過信号S2を受信すること無く、プリセット情報記憶部15から遷移パターン情報を読み込み(ステップS401)。
そして、制御部12は、この遷移パターン情報と、上記判断した第3制御状態203と、センサ情報解析部13からの第1状態101と、に基づいて、遷移パターン情報における処理内容情報303を決定する(ステップS402)。この場合、最左欄301における第3制御状態203と、最上欄302における第1状態101の交点となる処理内容情報303は、待ち時間Tが「0」分となり、制御状態の状態遷移が「201」、すなわち、第1制御状態201となる。
したがって、制御部12は、決定した処理内容情報303の待ち時間Tがないと判断し(ステップS403のNO)、制御状態の状態遷移があると判断する(ステップS406のYES)。そして、制御部12は、出力制御部16を制御することで、テレビ受像装置10の制御状態を、第3制御状態203から第1制御状態201へ遷移させる(ステップS407)。これにより、上述の如く、一旦、離席した視聴者がテレビ受像装置10の前に戻ったことに対応して、テレビ受像装置10の制御状態を、低消費電力の第3制御状態203から通常視聴が可能な第1制御状態201へ迅速に復帰させることができる。したがって、テレビ受像装置10の制御状態は、視聴者の視聴状態を考慮して、段階的に消費電力の低い状態へ遷移され、しかも視聴者の利便性を損なうことが無い。すなわち、視聴者の利便性を維持しつつ、テレビ受像装置10の消費電力を効果的に低減させることができる。
次に、制御部12は、テレビ受像装置10の制御状態が第1制御状態201であり、電源オフ状態(第6制御状態)206でないと判断し(ステップS408のNO)、再処理フラグが1でないと判断する(ステップS409のNO)。そして、制御部12は、再処理フラグに1を設定し(ステップS410)、(ステップS401)に戻る。
以上、本実施形態1に係る出力制御システム1において、制御部12は、判断した現在の制御状態201乃至206と、センサ情報解析部13により解析された視聴者の状態101乃至104と、プリセット情報記憶部15から読み込んだ遷移パターン情報と、に基づいて、処理内容情報(遷移させる制御状態201乃至206及び待ち時間T)303を決定する。これにより、テレビ受像装置10の消費電力が段階的に低減される。さらに、テレビ受像装置10の制御状態は、視聴者の視聴状態を考慮して、段階的に消費電力の低い状態へ遷移し、しかも、直ちに状態遷移するのではなく、適切に設定された待ち時間Tが経過してから、状態遷移する。すなわち、視聴者の利便性を維持しつつ、テレビ受像装置10の消費電力を効果的に低減させることができる。
(発明の実施形態2.)
次に、本発明の実施形態2に係る出力制御システムについて、説明する。図7は、本発明の実施形態2に係る出力制御システムのシステム構成の概略を示すブロック図である。
本実施形態2に係る出力制御システム21は、実施形態1に係る出力制御システム1の構成に、カレンダー管理部22と、行動情報記憶部23と、行動解析部24と、を更に備えている。なお、図7に示す出力制御システム21において、図2に示す出力制御システム1と同一部分には、同一符号を付して詳細な説明は省略する。本実施形態2に係る出力制御システム21によれば、視聴者の行動パターン情報を、プリセット情報記憶部15の遷移パターン情報に自動的に反映することができる。したがって、視聴者の利便性を維持しつつ、テレビ受像装置10の消費電力をより効果的に低減させることができる。
カレンダー管理部22は、年月日情報、時刻情報、曜日情報、祝日情報等のカレンダー情報を管理する。カレンダー管理部22は、カレンダー情報を行動情報記憶部23に対して出力する。行動情報記憶部23は、カレンダー管理部22からのカレンダー情報と関連付けて、視聴者の行動情報を記憶する。行動情報記憶部23は、視聴者の行動情報を行動解析部24に対して出力する。
行動解析部24は、行動情報記憶部23に記憶された視聴者の行動情報に基づいて、視聴者の行動パターン情報を解析する。そして、行動解析部24は、解析した視聴者の行動パターン情報に基づいて、プリセット情報記憶部15に記憶された遷移パターン情報を変更する。
例えば、行動情報記憶部23に、視聴者が平日朝にテレビ受像装置10を視聴する場合に、8時にテレビ受像装置10の電源を日常的にオフ状態にする行動パターン情報が記憶されている。この場合、行動解析部24は、この視聴者の行動パターン情報に基づいて、平日朝に8時過ぎてもテレビ受像装置10の電源がオン状態の場合、テレビ受像装置10の電源消し忘れの可能が高いと解析する。したがって、行動解析部24は、プリセット情報記憶部15に記憶された遷移パターン情報において、視聴者の離席時(例えば、第2状態102)に設定される待ち時間Tを短くなるように変更する。
本実施形態2に係る出力制御システム21によれば、テレビ受像装置10の制御状態を、より消費電力の低い制御状態へ、迅速に遷移させることができる。また、視聴者の日常的な行動パターン情報に基づく変更であるため、視聴者の利便性を損なうことがない。すなわち、視聴者の利便性を維持しつつ、テレビ受像装置10の消費電力をより効果的に低減させることができる。
なお、本発明を実施するための最良の形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、上述した実施形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
また、上記実施形態に記載の制御部12が、特許請求の範囲に記載の制御手段に相当する。さらに、上記実施形態に記載のセンサ部11及びセンサ情報解析部13が、特許請求の範囲に記載の視聴者状態検出手段に相当する。上記実施形態に記載のプリセット情報記憶部15が、特許請求の範囲に記載の記憶手段に相当する。上記実施形態に記載のテレビ受像装置10が、特許請求の範囲に記載の出力手段に相当する。
本発明の実施形態1に係る出力制御システムの機能ブロック図である。 本発明の実施形態1に係る出力制御システムのシステム構成の概略を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る出力制御システムのセンサ情報解析部により解析された視聴者の状態の一例を示す図である。 テレビ受像装置における制御状態の状態遷移の一例を示す図である。 テレビ受像装置における制御状態の遷移パターン情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態1に係る出力制御システムの制御処理フローの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る出力制御システムのシステム構成の概略を示すブロック図である。
符号の説明
1 出力制御システム
2 視聴者状態検出手段
3 出力手段
4 制御手段
10 テレビ受像装置
10a アンテナ
10b テレビ受信回路
10c 音声出力部
10d 画像出力部
10e 入力装置
10f 制御回路
11 センサ部
12 制御部
13 センサ情報解析部
14 タイマ管理部
15 プリセット情報記憶部
16 出力制御部
17 電源制御部
18 システム管理部
21 出力制御システム
22 カレンダー管理部
23 行動情報記憶部
24 行動解析部

Claims (8)

  1. 視聴者の視聴状態を検出する視聴者状態検出手段と、
    画像及び音声を出力する出力手段における現在の制御状態を、消費電力が低下するように遷移させる制御手段と、を備える出力制御システムであって、
    前記制御手段は、前記視聴者状態検出手段により検出された前記視聴者の視聴状態と、前記出力手段の現在の制御状態と、に基づいて、前記遷移させる制御状態と、該遷移を開始するまでの待ち時間と、を決定する、ことを特徴とする出力制御システム。
  2. 請求項1記載の出力制御システムであって、
    前記出力手段の制御状態は、
    前記出力手段から通常画像及び通常音声を出力させる第1制御状態、前記出力手段の画像輝度を低下させ、かつ、通常音声を出力させる第2制御状態、前記出力手段の画像出力を停止させ、かつ、通常音声を出力させる第3制御状態、前記出力手段の画像出力及び音声出力を停止させる第4制御状態、前記出力手段の画像出力部及び音声出力部への電力供給を遮断する第5制御状態、及び、前記出力手段への電力供給を遮断する第6制御状態、のうち少なくも1つを含む、ことを特徴とする出力制御システム。
  3. 請求項2記載の出力制御システムであって、
    前記制御手段は、前記出力手段における前記現在の制御状態を、消費電力が低下するように前記第1制御状態側から前記第6制御状態側へ、段階的に遷移させると共に、前記視聴者状態検出手段により検出された前記視聴者の視聴状態に応じて、前記第6制御状態側から前記第1制御状態側へ、段階的に遷移させる、ことを特徴とする出力制御システム。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の出力制御システムであって、
    前記視聴者の視聴状態及び前記現在の制御状態と、決定される前記遷移する制御状態及び待ち時間と、を関連付けた遷移パターン情報を、予め記憶する記憶手段を更に備え、
    視聴者が所定時間以上、前記出力手段から離席しているとき、前記出力手段の制御状態が前記第6制御状態に遷移するように、前記遷移パターン情報は構成されている、ことを特徴とする出力制御システム。
  5. 請求項4記載の出力制御システムであって、
    前記視聴者の行動パターン情報を解析する行動解析部を更に備え、
    前記行動解析部は、解析した前記視聴者の行動パターン情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された前記遷移パターン情報を変更する、ことを特徴とする出力制御システム。
  6. 請求項5記載の出力制御システムであって、
    前記行動解析部は、解析した前記視聴者の行動パターン情報に基づいて、前記第1制御状態側から前記第6制御状態側へ遷移させる前記遷移パターン情報の前記待ち時間を、短くする変更を行う、ことを特徴とする出力制御システム。
  7. 請求項1乃至6のうちいずれか1項記載の出力制御システムであって、
    前記視聴者状態検出手段は、前記視聴者の有無、前記視聴者の顔方向、及び、前記視聴者の視線方向、のうち少なくとも1つを検出する、ことを特徴とする出力制御システム。
  8. 視聴者の視聴状態を検出する視聴者状態検出工程と、
    画像及び音声を出力する出力手段における現在の制御状態を、消費電力が低下するように遷移させる遷移制御工程と、を含む出力制御システムの制御方法であって、
    前記視聴者状態検出工程で検出された前記視聴者の視聴状態と、前記出力手段の現在の制御状態と、に基づいて、前記遷移させる制御状態と、該遷移を開始するまでの待ち時間と、を決定する遷移決定工程を含む、ことを特徴とする出力制御システム。
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