JP2009239325A - コンテンツ再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネットワーク内のすべてのコンテンツ再生装置の電源を常時投入することなく、所望のコンテンツ再生装置に保存されたコンテンツ情報を検索可能とする。
【解決手段】 ホームネットワーク内でバトン情報を記憶したサーバSV1は、他のサーバSV2,SV3からカタログ情報、録画予約情報及び統計情報を収集して一括管理した上で、自己の動作モードをすべての動作が可能な第1の動作モードに設定する。そして、クライアント端末MSから検索要求が到来した場合に、一括管理された上記カタログ情報を読み出して送信する。また、ホームネットワーク内の各サーバSV1〜SV3のうち、バトン情報を持たないサーバSV2,SV3は、自己の動作モードをホームネットワークHNWによる通信動作のみが可能な第2の動作状態に設定する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えばパーソナル・コンピュータやビデオレコーダ、オーディオコンポーネンツ等のコンテンツ再生装置に係わり、特にホームネットワークに接続して使用可能なコンテンツ再生装置に関する。
近年、家庭内で使用されるテレビジョン受信機やパーソナル・コンピュータ、ビデオレコーダ、オーディオコンポーネンツ等のコンテンツ再生装置を、ホームネットワークを介して相互に接続し、ビデオレコーダで再生されたビデオコンテンツをテレビジョン受信機で視聴したり、パーソナル・コンピュータで再生されたオーディオコンテンツをオーディオコンポーネンツから出力させることを可能とするシステムが提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。また、例えば携帯端末を使用して外出先からホームネットワークに対しアクセスし、ホームネットワーク内のコンテンツ再生装置に保存されたコンテンツを検索できるようにすることも提案されている。
特開2005−268834号公報
ところが、この種の従来のシステムでは以下のような解決すべき課題がある。すなわち、この種のシステムでは一般に、ダウンロードしたビデオコンテンツはリビングルームのビデオレコーダに、ダウンロードしたオーディオコンテンツはパーソナル・コンピュータに、またCD(Compact Disc)からリッピングしたオーディオコンテンツはオーディオコンポーネンツの記憶媒体にそれぞれ格納されると云うように、複数のコンテンツがホームネットワーク内の複数のコンテンツ再生装置に分散して保存される。また、各ディジタル機器の電源は、再生が行われていない時間帯には切断されるのが普通である。
このため、例えば携帯端末を使用して外部からホームネットワークに対しアクセスし、所望のコンテンツ再生装置に保存されたコンテンツを検索しようとしても、当該コンテンツ再生装置の電源が投入されていなければコンテンツの検索を行うことができない。一方、常時検索を可能とするためにすべてのコンテンツ再生装置の電源を常時投入しておくと、消費電力の増大を招き経済的及び環境的に非常に好ましくない。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、ネットワーク内のすべてのコンテンツ再生装置の電源を常時投入することなく、所望のコンテンツ再生装置に保存されたコンテンツ情報を検索可能としたコンテンツ再生装置を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一観点は、第1のネットワークを介して外部端末との間で通信が可能で、かつ上記第1のネットワークよりサービスエリアが限定された第2のネットワークを介して相互に通信が可能な複数のコンテンツ再生装置を備え、これらのコンテンツ再生装置がそれぞれコンテンツ情報を保存し再生する機能を有するネットワークシステムで使用される上記コンテンツ再生装置にあって、
上記ネットワークシステムを代表するコンテンツ再生装置であることを示すバトン情報を記憶するバトン情報メモリと、上記バトン情報メモリに上記バトン情報が記憶されている場合に、自装置の動作モードを上記第1及び第2のネットワークの両方を使用して通信を行うことが可能な第1の動作モードに設定する手段と、上記バトン情報メモリに上記バトン情報が記憶されている状態で、上記ネットワークシステム内の他のコンテンツ再生装置から、当該コンテンツ再生装置に保存されたコンテンツ情報に関する管理情報を上記第2のネットワークを介して収集し、この収集した管理情報をカタログ情報としてカタログ情報記憶メモリに記憶させる手段と、上記バトン情報メモリに上記バトン情報が記憶されている状態で、上記外部端末から送信されるカタログ情報取得要求を上記第1のネットワークを介して受信した場合に、上記カタログメモリ記憶手段から該当するカタログ情報を読み出し、この読み出されたカタログ情報を上記第1のネットワークを介して要求元の外部端末に向け送信する手段と、バトン譲渡要求が与えられた場合に、上記カタログ情報記憶メモリに記憶されたカタログ情報及び上記バトン情報メモリに記憶されたバトン情報を上記第2のネットワークを介して譲渡先のコンテンツ再生装置へ送信し、この送信後に上記バトン情報メモリからバトン情報を消去すると共に、自装置の動作モードを上記第2のネットワークのみを使用して通信を行うことが可能な第2の動作モードに変更するバトン移行制御手段とを具備することを特徴とするものである。
したがってこの発明の一観点によれば、ネットワーク内の複数のコンテンツ再生装置のうちバトン情報を持った装置は、外部からのアクセスが常時可能な動作モードに設定され、かつ当該装置にはネットワーク内のすべてのコンテンツ再生装置に保存されたコンテンツ情報のカタログ情報が収集されて保存される。このため、例えば携帯端末を使用して外部からホームネットワークに対しアクセスして、所望のコンテンツ再生装置に保存されたコンテンツを検索しようとする場合には、上記バトン情報を持ったコンテンツ再生装置に対しアクセスして当該装置からそのカタログ情報を取得することが可能となる。
そして、その検索結果からコンテンツを再生するときに、携帯端末からカタログ情報に含まれるコンテンツが格納されたコンテンツ再生装置を特定し、ネットワーク越しにそのコンテンツ再生装置を起動することで、携帯端末で所望のコンテンツを再生することができる。
すなわち、ネットワーク内のすべてのコンテンツ再生装置の電源を常時投入することなく、所望のコンテンツ再生装置に保存されたコンテンツ情報を検索可能とし、これにより利便性が高くかつ経済性及び環境性能の優れたコンテンツ再生装置を提供することができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係わるコンテンツ再生装置を備えたホームネットワークシステムの概略構成図である。このホームネットワークシステムは、コンテンツ再生装置としての複数のサーバ(同図では3台のサーバSV1〜SV3を例示)を備え、これらのサーバSV1〜SV3を、それぞれ公衆通信ネットワークPNWを介して外部のクライアント端末MSとの間で通信可能とすると共に、ホームネットワークHNWを介して相互間で通信可能としたものである。
なお、ホームネットワークシステムと公衆通信ネットワークPNWはゲートウェイ(図示無し)を介して接続されていてもよい。その際は、サーバSV1〜SV3は直接公衆通信ネットワークPNWに接続されるのではなく、ホームネットワークシステムに直接接続しゲートウェイを介して公衆通信ネットワークに接続する。
サーバSV1〜SV3としては、例えばテレビジョン受信機、記録媒体としてハードディスク、光ディスク又は半導体メモリを使用したビデオレコーダ、パーソナル・コンピュータ、オーディオコンポーネンツ機器、ディジタルカメラが用いられる。公衆通信ネットワークPNWとしては、例えばインターネットに代表されるIP(Internet Protocol)網と、このIP網にアクセスするためのアクセス網とから構成される。アクセス網としては、例えば有線電話網、CATV(Cable Television)網、有線LAN(Local Area Network)、携帯電話網が用いられる。
ホームネットワークHNWとしては、例えば電灯線を使用するものが用いられる。通信プロトコルとしては、UPnP(Universal Plug and Play)が使用される。なお、無線LANやBluetooth(登録商標)等の小電力データ通信規格を採用した無線ネットワークを使用することも可能である。
ところで、サーバSV1〜SV3は例えば次のように構成される。図2はその機能構成を示すブロック図である。なお、ここではパーソナル・コンピュータを使用したサーバSV1を例にとって説明する。
すなわち、サーバSV1は中央制御ユニット(CPU;Central Control Unit)11を備え、このCPU11に対しバス12を介してプログラムメモリ13及びデータメモリ14を接続すると共に、公衆通信インタフェース(公衆通信I/F)15、ホーム通信インタフェース(ホーム通信I/F)16、コンテンツ再生処理部17及び入力インタフェース(入力I/F)18を接続したものとなっている。
公衆通信I/F15は、CPU11の制御の下で、公衆通信ネットワークPNWにより規定される通信プロトコルに従い、クライアント端末MSとの間でデータ通信を行う。通信プロトコルとしてはTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)又はHTTP/IP(Hyper Text Transport Protocol/Internet Protocol)が使用される。
ホーム通信I/F16は、CPU11の制御の下で、ホームネットワークHNWにより規定される通信プロトコルに従い、他のサーバSV2,SV3との間でデータ通信を行う。通信プロトコルとしては、先に述べたようにUPnP(Universal Plug and Play)が使用される。
コンテンツ再生処理部17は、例えばDSP(Digital Signal Processor)により構成されるビデオデコーダ及びオーディオデコーダを備え、データメモリ14内のコンテンツメモリ141から読み出されたビデオコンテンツ及びオーディオコンテンツをそれぞれデコードする。そして、デコードされたオーディオコンテンツを表示デバイス22に表示させると共に、デコードされたオーディオコンテンツをスピーカ21から音として出力させる。なお、上記デコードされたビデオデータ及びオーディオデータは、CPU11の制御の下でホーム通信I/F16から他のサーバSV2,SV3へも送信可能である。
入力I/F18には、例えばキーボードやマウスからなる入力デバイス23が接続される。入力I/F18は、例えばクライアントの操作により上記入力デバイス23により入力された、コンテンツのダウンロード指示や再生指示、録画予約情報等を取り込む。
データメモリ14には、コンテンツメモリ141、カタログメモリ142、バトン情報メモリ143、予約情報メモリ144及び統計情報メモリ145が設けられる。コンテンツメモリ141は、例えば図示しないコンテンツ配信サーバから上記公衆通信ネットワークPNWを介してダウンロードされたコンテンツ情報を保存するために使用される。
カタログメモリ142は、上記コンテンツメモリ141に保存されたコンテンツ情報の概要を表す管理情報、及びネットワーク内の他のサーバSV2,SV3に保存されたコンテンツ情報の概要を表す管理情報をもとに作成されるカタログ情報を記憶するために使用される。
バトン情報メモリ143は、システム内で代表サーバであることを表すバトン(引き継ぎ簿)情報を記憶するために使用される。
予約情報メモリ144は、入力デバイス23により入力された、コンテンツ配信サーバからダウンロードしようとするコンテンツ情報の録画予約情報を保存するために用いられる。
統計情報メモリ145は、ネットワーク内のすべてのサーバSV1〜SV3においてそれぞれ生成された統計情報を記憶するために用いられる。統計情報には、例えばサーバSV1〜SV3ごとの、単位時間当たり又は過去の一定時間内における消費電力値と、コンテンツメモリ141に保存されたコンテンツ情報を今後一定時間内に再生する確率が含まれる。
プログラムメモリ13には、この発明を実施するために必要なアプリケーション・プログラムとして、バトン管理プログラム131と、カタログ管理プログラム132と、予約情報管理プログラム133と、統計情報管理プログラム134と、配信制御プログラム135が格納されている。
バトン管理プログラム131は、上記バトン情報メモリ143にバトン情報が記憶されているときには、自装置の動作モードを上記公衆通信ネットワークPNW及びホーム通信ネットワークHNWの両方を使用して通信を行うことが可能な第1の動作モードに設定する処理と、上記バトン情報メモリ143にバトン情報が記憶されていないときには、自装置の動作モードを上記ホーム通信ネットワークHNWのみを使用して通信を行うことが可能な第2の動作モードに設定する処理と、バトン情報の譲渡要求が発生したときに、他のサーバSV2,SV3との間でバトン情報の受け渡しを行う処理を、上記CPU11に実行させる。
カタログ管理プログラム132は、上記バトン情報メモリ143にバトン情報が記憶されたときに、他のサーバSV2,SV3から保存されているコンテンツ情報のカタログ情報をホーム通信ネットワークHNWを介して収集し、この収集したカタログ情報を自サーバ内のカタログメモリ142に自サーバのカタログ情報と加えて記憶させる処理と、他のサーバSV2,SV3からコンテンツ情報の管理情報の更新要求が送られた場合に、上記カタログメモリ142に記憶されているカタログ情報を更新する処理と、上記バトン情報の譲渡に伴い上記カタログメモリ142に記憶されているカタログ情報をバトン譲渡先のサーバSV2,SV3へホーム通信ネットワークHNWを介して転送させる処理を、上記CPU11に実行させる。
予約情報管理プログラム133は、入力デバイス23においてコンテンツ情報の録画予約情報が入力された場合に、当該録画予約情報を予約情報メモリ144に記憶させる処理と、他のサーバSV2,SV3に記憶されている録画予約情報を、ホームネットワークHNWを介して収集して予約情報メモリ144に格納する処理と、上記バトン情報の譲渡に伴い上記予約情報メモリ144に記憶されている録画予約情報をバトン譲渡先のサーバSV2,SV3へホーム通信ネットワークHNWを介して転送させる処理を、上記CPU11に実行させる。
統計情報管理プログラム134は、上記バトン情報メモリ143にバトン情報が記憶されたときに、他のサーバSV2,SV3から統計情報を、ホームネットワークHNWを介して収集する処理と、この収集した他のサーバSV2,SV3の統計情報を自装置の統計情報と共に統計情報メモリ145に一括して記憶させる処理を、上記CPU11に実行させる。
配信制御プログラム135は、クライアント端末MSから送信されたカタログ検索要求を公衆通信I/F15を介して受信した場合に、当該要求の内容に該当するカタログ情報をカタログメモリ142から読み出し、この読み出したカタログ情報を公衆通信I/F15から要求元のクライアント端末MSに向け送信させる処理を、上記CPU11に実行させる。
次に、以上のように構成されたサーバSV1の動作を説明する。
いま仮に、サーバSV1が最初にホームネットワークHNWに参加し、バトン情報を保持しているものとする。この場合サーバSV1の動作モードは、第1の動作モードに設定されている。第1の動作モードは、電源が投入されてサーバSV1内のすべての機能ブロックが動作可能な状態であり、これにより公衆通信ネットワークPNW及びホーム通信ネットワークHNWの両方を使用して通信を行うことが可能になっている。図3はこのバトン情報を保持するサーバSV1の処理手順と処理内容のメインルーチンを示すフローチャートである。
(1)カタログ情報、予約情報及び統計情報の管理処理
バトン情報を持ったサーバSV1のCPU11は、定常状態において、ステップS31,S32,S33において、電源断要求の入力、予約録画開始要求の発生及び統計情報に基づくバトン譲渡要求の発生をそれぞれ監視している。そして、これらの監視結果が何れも“No”であればステップS34に移行し、ここでカタログ管理プログラム132、予約情報管理プログラム133及び統計情報管理プログラム134を起動し、これらのプログラム132の下で以下のようにカタログ情報、予約情報及び統計情報の管理処理を実行する。図4はその処理手順と処理内容を示すフローチャート、図7はその動作を示す図である。
すなわち、サーバSV1のCPU11は、先ずステップS41においてホームネットワークHNW内のサーバを探索する。この探索処理は、例えばUPnPを用いて行われる。この探索処理において、新加入のサーバ(例えばサーバSV2)が見つかると、ステップS42からステップS43に移行し、当該新加入のサーバSV2からはカタログ情報等を取得済か否かを判定する。そして、取得済であればそのまま処理を終了する。一方、未取得であれば、サーバSV1のCPU11はステップS44によりカタログ情報等の取得を要求するための問い合わせメッセージを生成し、この問い合わせメッセージをホーム通信I/F16から上記新加入のサーバSV2に向け送信させる。
これに対し、新加入のサーバSV2は、バトン情報を持たないため第2の動作モードに設定されている。この第2の動作モードは、電源が投入されていない状態である。ただし、CPU11、ホーム通信I/F16及び入力I/F18のみは動作が可能な状態になっている。この状態で、上記バトン情報を持ったサーバSV12から問い合わせメッセージ等が到来すると、CPU11の制御により動作モードが第2の動作モードから第1の動作モードに変更される。そして、上記問い合わせメッセージの内容に応じ、コンテンツメモリ141に保存されているコンテンツ情報の概要を表すカタログ情報をカタログメモリ142から読み出す。また、それと共に予約情報メモリ144及び統計情報メモリ145からそれぞれ録画予約情報及び統計情報を読み出す。そして、この読み出されたカタログ情報、録画予約情報及び統計情報をホーム通信I/F16から上記問い合わせ元のサーバSV1に向け送信させる。なお、このカタログ情報等の送信が終了すると、サーバSV2,SV3のCPU11は自サーバの動作モードを第1の動作モードから第2の動作モードに復旧させる。
バトン情報を持ったサーバSV1のCPU11は、上記新加入のサーバSV2から送信されたカタログ情報、録画予約情報及び統計情報をホーム通信I/F16により受信すると、当該受信されたカタログ情報、録画予約情報及び統計情報を、ステップS45によりそれぞれカタログメモリ141、予約情報メモリ144及び統計情報メモリ145に記憶させる。そして、新加入のすべてのサーバからのカタログ情報等の取得を終了したか否かをステップS46により判定する。この判定の結果、未取得のサーバ(例えばサーバSV3)が残っていれば、ステップS44及びS45により、問い合わせメッセージの送信と、カタログ情報、録画予約情報及び統計情報の受信記憶処理を繰り返す。
かくして、バトン情報を持ったサーバSV1では、ホームネットワークHNWに加入するすべてのサーバSV2,SV3のカタログ情報、録画予約情報及び統計情報が収集され、それぞれメモリ142,144,145に記憶される。
また、上記バトン情報を持たないサーバSV2,SV3において、ユーザ操作又は録画予約情報に基づいて新たなコンテンツ情報がダウンロードされるか、又はコンテンツメモリ141に保存されているコンテンツ情報が削除或いは編集されたとする。この場合、バトン情報を持たないサーバSV2,SV3のCPU11は、追加、削除又は編集後のコンテンツ情報に応じてカタログ情報を生成し直す。そして、この作成し直されたカタログ情報を、ホーム通信I/F16からバトン情報を持つサーバSV1に向け送信させる。なお、このとき録画予約情報及び統計情報が更新されていれば、この更新された録画予約情報及び統計情報も一緒に送信される。
バトン情報を持つサーバSV1のCPU11は、ステップS47においてバトン情報を持たないサーバSV2,SV3からの通知を監視している。この状態で、バトン情報を持たないサーバSV2,SV3から送信されたカタログ情報等がホーム通信I/F16により受信されると、ステップS48において、メモリ142,144,145に記憶されている情報を上記受信された新たなカタログ情報等に更新する。
(2)カタログ情報の配信処理
バトン情報を持ったサーバSV1のCPU11は、定常状態においてクライアント端末MSからの検索要求の到来を監視しており、検索要求を受信するとステップS35に移行してここで配信制御プログラム135を起動し、このプログラム135の下で以下のようにカタログ情報の配信処理を実行する。図5はこのバトン情報を持つサーバSV1の処理手順と処理内容を、クライアント端末MS及びバトン情報を持っていないサーバSV3の処理手順と処理内容と共に示すフローチャート、図8はその動作を説明するための図である。
すなわち、クライアント端末MSでは、ステップS51においてカタログ情報を検索するための操作が検出されると、バトン情報を持ったサーバSV1に向けてステップS52により検索要求が送信される(図8の(1))。なお、バトン情報を持ったサーバSV1のアドレスは、その都度クライアントが入力してもよいが、バトン情報を持つ時間が最も長いサーバのアドレスを予め記憶しておいてもよい。また各サーバSV1〜SV3にバトン情報を持つ優先度が予め設定されている場合には、最も高い優先度が与えられたサーバのアドレスを予め記憶しておくようにしてもよい。
サーバSV1のCPU11は、ステップS53により検索要求の到来を監視している。この状態で、クライアント端末MSから送信された検索要求が公衆通信I/F15で受信されると、上記検索要求により要求されたカタログ情報をステップS54によりカタログメモリ142から選択的に読み出し、この読み出されたカタログ情報をその更新日時を表す情報と自サーバ名を表す情報と共に、ステップS55により要求元のクライアント端末MSに向け公衆通信I/F15から送信させる(図8の(2))。
クライアント端末MSは、上記サーバSV1から送信されたカタログ情報、更新日時を表す情報及び自サーバ名を表す情報を公衆通信I/F15により受信すると、ステップS56により上記受信されたカタログ情報、更新日時を表す情報及び自サーバ名を表す情報を内部メモリに一旦保存したのち、表示器に表示する。かくして、クライアントは自宅のどのサーバSV1〜SV3に保存されたコンテンツ情報であっても、そのカタログ情報をバトン情報を持ったサーバSV1から常に確実に検索し確認することが可能となる。
この状態でクライアントが、上記配信されたカタログ情報をもとに所望のコンテンツ情報が保存されているサーバSV3に対し直接アクセスするべく、当該サーバSV3の起動要求を入力したとする。そうするとクライアント端末MSは、ステップS57からステップS58に移行して、バトン情報を持つサーバSV1に対しサーバSV3の起動要求を送信する。
バトン情報を持つサーバSV1のCPU11は、上記クライアント端末MSから送信された起動要求を公衆通信I/F15により受信すると、ステップS59からステップS60に移行し、ここで上記起動要求により指定されたサーバSV3に向けホーム通信I/F16から起動要求を送信させる。
サーバSV3のCPU11は、サーバSV1から送信された起動要求をホーム通信I/F16により受信すると、ステップS61からステップS62に移行し、自己の動作モードを第2の動作モードから第1の動作モードに変更する。すなわち、公衆通信ネットワークPNWを用いた通信を行える状態にする。
この状態で、クライアント端末MSにおいてクライアントが、先に取得したカタログ情報より更新日時の新しいカタログ情報をサーバSV3から直接取得するべく、差分検索要求を入力したとする。そうすると、クライアント端末MSはステップS63からステップS64に移行し、差分検索要求をサーバSV3に向け送信する(図8の(3))。
サーバSV3のCPU11は、クライアント端末MSから送信された差分検索要求をホーム通信I/F16により受信すると、ステップS65からステップS66に移行し、上記受信された差分検索要求に含まれる更新日時と、自サーバSV3のカタログメモリ142に保存されているカタログ情報の最新の更新日時とを比較する。この比較の結果、差分検索要求に含まれる更新日時より、自サーバSV3のカタログメモリ142に保存されているカタログ情報の最新の更新日時の方が新しければ、カタログ情報の更新部分をステップS66によりカタログメモリ142から読み出し、この読み出された更新部分を表す情報をその更新日時及びサーバ名を表す情報と共に、ステップS67により要求元のクライアント端末MSに向けホーム通信I/F16から送信させる(図8の(4))。
なお、上記比較の結果、差分検索要求に含まれる更新日時と、自サーバSV3のカタログメモリ142に保存されているカタログ情報の最新の更新日時が一致した場合には、差分情報の送信は不要と判断して、更新不要である旨のメッセージを要求元のクライアント端末MSに向けホーム通信I/F16から返送させる。また、サーバSV3のCPU11は、上記更新部分の情報又はメッセージの送信終了後に、自己の動作モードを第1の動作モードから第2の動作モードに復旧させる。
クライアント端末MSは、上記サーバSV1から送信されたカタログ情報の更新部分を表す情報を公衆通信I/F15により受信すると、ステップS68により上記受信された情報を内部メモリに一旦保存したのち、表示器に表示する。かくして、クライアントは最新のカタログ情報をサーバSV3から直接取得することが可能となる。なお、上記カタログ情報の更新部分の受信終了後に、当該更新部分の情報をクライアント端末MSからバトン情報を持つサーバSV1へ公衆通信ネットワークPNWを介して通知することも可能である(図8の(5))。
(3)バトン情報の移行処理
バトン情報を持っているサーバSV1では、定常状態において先に述べたようにステップS31,S32,S33において、電源断要求の入力、予約録画開始要求の発生及び統計情報に基づくバトン譲渡要求の発生をそれぞれ監視している。ここで、電源断の要求とは、クライアントがサーバSV1或いはクライアント端末MSにおいて電源の切断操作を行った場合に入力される要求である。予約録画開始要求は、CPU11が予約情報メモリ144に記憶されている他のサーバSV2,SV3の録画予約情報を監視し、録画予約開始時刻まで一定時間を切った録画予約情報が見つかった場合に発生される。統計情報に基づくバトン譲渡要求は、CPU11が統計情報メモリ145に記憶されているシステム内のすべてのサーバSV1〜SV3の統計情報を一定時間おきに監視し、他のサーバSV2,SV3の中に単位時間当たり又は過去の一定時間内における消費電力値がシステム内で最も少ないサーバが見つかった場合や、過去のコンテンツ情報の再生履歴から他のサーバSV2,SV3の中にコンテンツ情報を今後一定時間内に再生する確率が最も高いサーバが見つかった場合に発生される。
上記バトン譲渡要求が発生すると、バトン情報を持ったサーバSV1のCPU11はステップS36に移行してここでバトン管理プログラム131を起動し、このプログラム131の下で以下のようにバトン情報の移行処理を実行する。図6はその処理手順と処理内容を示すフローチャート、図9、図10及び図11はそれぞれその動作を説明するための図である。
すなわち、バトン情報を持ったサーバSV1のCPU11は、先ずステップS71においてホームネットワークHNW内の他のサーバSV2,SV3を探索する。この探索の条件は、バトン譲渡要求の発生原因が「電源断」の場合には通信可能なサーバであること以外特になく、「予約録画開始要求」及び「統計情報」の場合には対象となるサーバに限定される。
(3−1)バトン譲渡要求の発生原因が「電源断」の場合
上記探索処理の結果、バトン情報の譲渡先としての条件を満たすサーバ(例えばSV2)が見つかると、CPU11はステップS72からステップS73に移行し、システム内のすべてのサーバSV1〜SV3に係わるカタログ情報、録画予約情報及び統計情報をそれぞれカタログメモリ142、予約情報メモリ144及び統計情報メモリ145から読み出す。そして、上記読み出されたカタログ情報、録画予約情報及び統計情報にその更新日時を表す情報とサーバ名を表す情報を付加し、これらの情報をステップS74によりホーム通信I/F16からバトン情報譲渡先のサーバSV2に向けて送信させる(図9の(1))。
続いてCPU11は、ステップS75に移行してここでバトン情報メモリ143からバトン情報を読み出し、このバトン情報をホーム通信I/F16からバトン情報譲渡先のサーバSV2に向けて送信させる(図9の(2))。そして、このバトン情報の転送終了後に、ステップS76において自サーバの動作モードを第1の動作モードから第2の動作モードに変更する。
バトン情報譲渡先のサーバSV2のCPU11は、上記バトン情報を持つサーバSV1から送信されたカタログ情報、録画予約情報及び統計情報がホーム通信I/F16で受信されると、この受信された各情報をそれぞれ対応するメモリ142,144,145に記憶させる。続いてバトン情報が受信されると、この受信されたバトン情報をバトン情報メモリ142に格納する。そして、以後自サーバの動作モードを第2の動作モードから第1の動作モードに変更し、以後図3に示したメインルーチンに従いバトン情報を持つサーバとしての処理を開始する。なお、上記バトン情報の譲渡を受けた時点で、図4に示すフローチャートに従いホームネットワーク内の他のサーバSV3に対し最新のカタログ情報等の問い合わせを行うようにしてもよい(図9の(3))。
(3−2)バトン譲渡要求の発生原因が「予約録画開始要求」の場合
予め他のサーバSV2から受け取っていた(図10の(1))録画予約情報が録画予約開始時刻まで一定時間を切り、上記探索処理により対象となるサーバSV2が検出されると、サーバSV1のCPU11は上記(3−1)で述べた「電源断」の場合と同様に、先ずステップS73,S74により、各メモリ142,144,145に記憶してあったシステム内のすべてのサーバSV1〜SV3に係わるカタログ情報、録画予約情報及び統計情報をバトン情報譲渡先のサーバSV2に向けて送信する。続いて、ステップS75において、バトン情報メモリ143に記憶してあったバトン情報をバトン情報譲渡先のサーバSV2に向けて送信する(図10の(2))。そして、このバトン情報の転送終了後に、ステップS76において自サーバの動作モードを第1の動作モードから第2の動作モードに変更する。
バトン情報の譲渡先となるサーバSV2のCPU11は、上記バトン情報を持つサーバSV1から送信されたカタログ情報、録画予約情報及び統計情報をそれぞれ対応するメモリ142,144,145に記憶させると共に、バトン情報をバトン情報メモリ142に格納する。そして、自サーバの動作モードを第2の動作モードから第1の動作モードに変更する。この状態で録画開始時刻になると、CPU11は公衆通信I/F15から公衆通信ネットワークPNWを介してコンテンツ配信サーバに対しコンテンツ情報のダウンロードを要求する。そして、コンテンツ配信サーバからダウンロードされたコンテンツ情報を公衆通信I/F15で受信して、コンテンツメモリ141に記憶させる。
なお、サーバSV2は、バトン情報の譲渡に際し上記したようにバトン情報譲渡元のサーバSV1からすべてのカタログ情報等を受け取っているので、上記バトン情報が譲渡されている期間中にクライアント端末MSからカタログ情報の検索要求が到来した場合には、図5に示したフローチャートに従いカタログ情報の配信処理を実行することが可能である。
上記コンテンツ情報の記憶処理が終了するとサーバSV2のCPU11は、バトン情報をバトン情報譲渡元のサーバSV1に向け送信する(図10の(3))。すなわち、バトン情報をサーバSV1に返却する。そして、このバトン情報の転送終了後に、自サーバの動作モードを第1の動作モードから第2の動作モードに復旧させる。上記バトン情報の返却を受けたサーバSV1は、受け取ったバトン情報をバトン情報メモリ143に格納したのち、自サーバの動作モードを再び第2の動作モードから第1の動作モードに変更し、以後図3に示したメインルーチンによる処理動作に復帰する。
(3−3)バトン譲渡要求の発生原因が「統計情報」による場合
バトン情報を持っていないサーバSV2,SV3は、バトン情報を持ったサーバSV1からの要求に応じて、図11に示すように予め自サーバの統計情報をホームネットワークHNWを介してサーバSV1に転送する。このとき統計情報には、先に述べたように単位時間当たり又は過去の一定時間内における消費電力値(待機中の消費電力)と、過去におけるコンテンツ情報の再生履歴を表す情報、例えばコンテンツごとの再生時間帯や時間帯別の再生コンテンツ種別が含まれる。
バトンを持ったサーバSV1のCPU11は、上記サーバSV2,SV3から転送された統計情報を統計情報メモリ145に記憶し、この記憶された統計情報をもとにバトン情報の譲渡の要否を判定する(図3のステップS33)。そして、例えばいま上記統計情報に含まれる過去のコンテンツ情報の再生履歴から、コンテンツ情報を今後一定時間内に再生する確率が最も高いサーバ(SV2)が見つかったとする。
この場合サーバSV1のCPU11は、上記(3−1)で述べた「電源断」及び(3−2)で述べた「予約録画開始要求」の場合と同様に、先ずステップS73,S74により、各メモリ142,144,145に記憶してあったシステム内のすべてのサーバSV1〜SV3に係わるカタログ情報、録画予約情報及び統計情報をバトン情報譲渡先のサーバSV2に向けて送信する。続いて、ステップS75において、バトン情報メモリ143に記憶してあったバトン情報をバトン情報譲渡先のサーバSV2に向けて送信する。そして、このバトン情報の転送終了後に、ステップS76において自サーバの動作モードを第1の動作モードから第2の動作モードに変更する。
バトン情報の譲渡先となるサーバSV2のCPU11は、上記バトン情報を持つサーバSV1から送信されたカタログ情報、録画予約情報及び統計情報をそれぞれ対応するメモリ142,144,145に記憶させると共に、バトン情報をバトン情報メモリ142に格納する。そして、自サーバの動作モードを第2の動作モードから第1の動作モードに変更し、以後図3に示したメインルーチンに従いバトン情報を持つサーバとしての処理を開始する。したがって、この状態でクライアント端末MSからカタログ情報の検索要求が到来すれば、図5に示した手順に従いカタログ情報の配信処理を実行することができる。
また、統計情報をもとに、単位時間当たり又は過去の一定時間内における消費電力値がシステム内で最も少ないサーバ(例えばサーバSV3)が見つかったとする。この場合もサーバSV1のCPU11は、ステップS73,S74により、各メモリ142,144,145に記憶してあったシステム内のすべてのサーバSV1〜SV3に係わるカタログ情報、録画予約情報及び統計情報をバトン情報譲渡先のサーバSV3に向けて送信し、さらにステップS75においてバトン情報メモリ143に記憶してあったバトン情報をバトン情報譲渡先のサーバSV3に向けて送信する。そして、このバトン情報の転送終了後に、ステップS76において自サーバの動作モードを第1の動作モードから第2の動作モードに変更する。
バトン情報の譲渡先となるサーバSV3のCPU11は、上記バトン情報を持つサーバSV1から送信されたカタログ情報、録画予約情報及び統計情報をそれぞれ対応するメモリ142,144,145に記憶させると共に、バトン情報をバトン情報メモリ142に格納する。そして、自サーバの動作モードを第2の動作モードから第1の動作モードに変更し、以後図3に示したメインルーチンに従いバトン情報を持つサーバとしての処理を開始する。したがって、この状態でクライアント端末MSからカタログ情報の検索要求が到来すれば、この場合にも図5に示した手順に従いカタログ情報の配信処理を実行することが可能となる。
以上述べたようにこの実施形態では、ホームネットワーク内でバトン情報を記憶したサーバSV1が他のサーバSV2,SV3からカタログ情報、録画予約情報及び統計情報を収集し記憶した上ですべての動作が可能な第1の動作モードに設定される。このため、クライアント端末MSから公衆通信ネットワークPNWを介してカタログ情報の検索要求が送られた場合でも、希望するコンテンツ情報に係わるカタログ情報を洩れなく確実に要求元のクライアント端末MSに配信することができる。すなわち、利便性を高く保持することができる。また、ホームネットワーク内の各サーバSV1〜SV3のうち、バトン情報を持たないサーバSV2,SV3はホームネットワークHNWによる通信動作のみが可能な第2の動作状態に設定される。このため、サーバSV2,SV3の待機時の消費電力は低く抑えられ、これにより経済性及び環境性能の向上を図ることができる。
しかも、録画予約情報に基づいてバトン情報をサーバSV1〜SV3間で自動的に譲渡するようにしたので、任意のサーバが予約録画動作のために起動している期間には他のサーバを第2の動作状態に設定することができ、これによりシステムとしての消費電力を低く維持できる。また、統計情報をもとに過去の消費電力が最も小さいサーバにバトン情報を移すようにしたり、コンテンツ情報を再生する確率が最も高いサーバにバトン情報を移すようにしている。したがって、システムとしての消費電力をさらに低く維持することができる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、ホームネットワーク内の各サーバSV1〜SV3に予め優先順位を設定しておき、バトン情報をこの優先順位に従い移動させるように制御してもよい。また、前記実施形態ではクライアント端末からの検索要求に応じて、バトンを持つサーバSV1がコンテンツのカタログ情報をクライアント端末MSへ送信するようにした。しかしこれに止まらず、バトンを持つサーバSV1から、クライアントが取得を希望するコンテンツ情報を保存しているサーバに対し起動要求とコンテンツの配信要求を送信し、この起動要求により起動したサーバからクライアント端末MSへ上記希望するコンテンツ情報を送信するようにしてもよい。
その他、コンテンツ再生装置の種類やその構成、処理手順と処理内容、公衆通信ネットワーク及びホームネットワークの種類とそのプロトコル、コンテンツ情報の種類とその構成等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明の一実施形態に係わるコンテンツ再生装置(サーバ)を備えたホームネットワークシステムの概略構成図である。 図1に示したシステムで使用されるサーバの機能構成を示すブロック図である。 図2に示したサーバがバトン情報を持ったときの処理手順と処理内容のメインルーチンを示すフローチャートである。 図3に示したメインルーチンのうち、カタログ情報等の管理処理手順とその内容を示すフローチャートである。 図3に示したメインルーチンのうち、カタログ情報の配信制御手順とその内容を示すフローチャートである。 図3に示したメインルーチンのうち、バトン情報の移行処理手順とその内容を示すフローチャートである。 図4に示したカタログ情報等の管理処理動作を説明するための図である。 図5に示したカタログ情報の配信制御動作を説明するための図である。 図6に示したバトン情報移行処理動作を説明するための図である。 録画予約情報に基づくバトン情報移行処理動作を説明するための図である。 統計情報に基づくバトン情報移行処理動作を説明するための図である。
符号の説明
SV1〜SV3…コンテンツ再生装置としてのサーバ、MS…クライアント端末、PNW…公衆通信ネットワーク、HNW…ホームネットワーク、11…CPU、12…バス、13…プログラムメモリ、131…バトン管理プログラム、132…カタログ管理プログラム、133…予約情報管理プログラム、134…統計情報管理プログラム、135…配信制御プログラム、14…データメモリ、141…コンテンツメモリ、142…カタログメモリ、143…バトン情報メモリ、144…予約情報メモリ、145…統計情報メモリ、15…公衆通信I/F、16…ホーム通信I/F、17…コンテンツ再生処理部、18…入力I/F、21…スピーカ、22…表示デバイス、23…入力デバイス。

Claims (5)

  1. 第1のネットワークを介して外部端末との間で通信が可能で、かつ前記第1のネットワークよりサービスエリアが限定された第2のネットワークを介して相互に通信が可能な複数のコンテンツ再生装置を備え、これらのコンテンツ再生装置がそれぞれコンテンツ情報を保存し再生する機能を有するネットワークシステムで使用される前記コンテンツ再生装置であって、
    前記ネットワークシステムを代表するコンテンツ再生装置であることを示すバトン情報を記憶するバトン情報メモリと、
    前記バトン情報メモリに前記バトン情報が記憶されている場合に、自装置の動作モードを前記第1及び第2のネットワークの両方を使用して通信を行うことが可能な第1の動作モードに設定する手段と、
    前記バトン情報メモリに前記バトン情報が記憶されている状態で、前記ネットワークシステム内の他のコンテンツ再生装置から、当該コンテンツ再生装置に保存されたコンテンツ情報に関する管理情報を前記第2のネットワークを介して収集し、この収集した管理情報をカタログ情報としてカタログ情報記憶メモリに記憶させる手段と、
    前記バトン情報メモリに前記バトン情報が記憶されている状態で、前記外部端末から送信されるカタログ情報取得要求を前記第1のネットワークを介して受信した場合に、前記カタログメモリ記憶手段から該当するカタログ情報を読み出し、この読み出されたカタログ情報を前記第1のネットワークを介して要求元の外部端末に向け送信する手段と、
    バトン譲渡要求が与えられた場合に、前記カタログ情報記憶メモリに記憶されたカタログ情報及び前記バトン情報メモリに記憶されたバトン情報を前記第2のネットワークを介して譲渡先のコンテンツ再生装置へ送信し、この送信後に前記バトン情報メモリからバトン情報を消去すると共に、自装置の動作モードを前記第2のネットワークのみを使用して通信を行うことが可能な第2の動作モードに変更するバトン移行制御手段と
    を具備することを特徴とするコンテンツ再生装置。
  2. 前記複数のコンテンツ再生装置が、前記第1のネットワークからコンテンツ情報を受信して保存する機能と、当該コンテンツ情報の受信予約情報を記憶するメモリとを、さらに備える場合に、
    前記バトン情報メモリに前記バトン情報が記憶されている状態で、前記ネットワークシステム内の他のコンテンツ再生装置から、当該コンテンツ再生装置に記憶されている受信予約情報を前記第2のネットワークを介して収集し、この収集された受信予約情報を予約情報メモリに記憶させる手段と、
    前記収集し記憶された受信予約情報に基づいて、一定時間内にコンテンツ情報の受信開始時刻となるコンテンツ再生装置を監視し、該当するコンテンツ再生装置が検出された場合に、当該コンテンツ再生装置へバトン情報を譲渡させるためのバトン譲渡要求を生成して前記バトン移行制御手段に与える第1の譲渡要求生成手段と
    を、さらに具備することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  3. 前記バトン情報メモリに前記バトン情報が記憶されている状態で、前記ネットワークシステム内の他のコンテンツ再生装置から、当該コンテンツ再生装置の動作に係わる統計情報を前記第2のネットワークを介して収集し、この収集された統計情報を統計情報メモリに記憶させる手段と、
    前記収集し記憶された統計情報に基づいて、当該統計情報が予め定めた条件を満たすコンテンツ再生装置を1つ選択し、この選択されたコンテンツ再生装置へバトン情報を譲渡させるためのバトン譲渡要求を生成して前記バトン移行制御手段に与える第2の譲渡要求生成手段と
    を、さらに具備することを特徴とする請求項1又は2記載のコンテンツ再生装置。
  4. 前記第2の譲渡要求生成手段は、前記統計情報が過去の一定時間内における各コンテンツ再生装置の消費電力を表す情報である場合に、当該統計情報をもとに過去の一定時間内における消費電力が最も少ないコンテンツ再生装置を選択し、この選択されたコンテンツ再生装置へバトン情報を譲渡させるためのバトン譲渡要求を生成して前記バトン移行制御手段に与えることを特徴とする請求項3記載のコンテンツ再生装置。
  5. 前記第2の譲渡要求生成手段は、前記統計情報が前記保存されたコンテンツ情報を一定時間内に再生する確率を表す情報である場合に、当該統計情報をもとにコンテンツ情報を一定時間内に再生する確率が最も高いコンテンツ再生装置を選択し、この選択されたコンテンツ再生装置へバトン情報を譲渡させるためのバトン譲渡要求を生成して前記バトン移行制御手段に与えることを特徴とする請求項3記載のコンテンツ再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110943760A (zh) * 2019-11-29 2020-03-31 杭州和利时自动化有限公司 一种双网通信方法、装置、设备及可读存储介质

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