JP2009239137A - 配線基板 - Google Patents

配線基板 Download PDF

Info

Publication number
JP2009239137A
JP2009239137A JP2008085421A JP2008085421A JP2009239137A JP 2009239137 A JP2009239137 A JP 2009239137A JP 2008085421 A JP2008085421 A JP 2008085421A JP 2008085421 A JP2008085421 A JP 2008085421A JP 2009239137 A JP2009239137 A JP 2009239137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
layers
insulator
gap
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008085421A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuki Nishijima
一樹 西嶋
Takayuki Kobayashi
隆之 小林
Isao Kato
功 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2008085421A priority Critical patent/JP2009239137A/ja
Publication of JP2009239137A publication Critical patent/JP2009239137A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

【課題】多層配線基板の反り変形を抑制する設計方法を提供する。
【解決手段】多層配線基板の各層において、電源や接地用の金属配線は、ノイズ等の抑制のため大面積の導体面(金属プレーン)を必要とし、その金属プレーン間のスペース部(樹脂絶縁体)は金属プレーン部と比較すると相対的に弾性率が低いため、熱処理等において反りの原因となる。そこで、各層で生じたスペース部を複数の層間で位置、角度が重なり合わないようにずらすか、または、スペース部の上方または下方の信号線層に、補強のための金属プレーンを配置することで、反りに対する耐性を増す、もしくは、信号線の配置、角度を調整することで反りに対する耐性を増した。
【選択図】図1

Description

本発明は、絶縁層と導体配線層が交互に積層してなる多層構造を有する配線基板に関し、特に、半導体素子搭載用インターポーザ等に用いられ、同一層内に配置される高周波遮断等のための導電膜(金属プレーン)間の間隙部に配置される樹脂絶縁部の強度不足に起因する脆弱性を補う構造に関する。
近年、半導体の性能が飛躍的に進歩し、半導体が高速化(高周波駆動)、多端子化してきている。しかしながら、コンピュータのハードディスク内のプリント配線板(マザーボード)や携帯端末機及び携帯電話におけるプリント配線版は面積が限られているため、半導体を実装する配線基板(半導体パッケージ)のサイズには制限がある。
また、高速化、多端子化した半導体を実装するために配線を微細化、多層化、配線設計の最適化を行ってきた。
例えば高速化に対し、配線技術の面では、図3に示すように、ストリップライン等の構造を配し、高周波信号伝送時の電磁放射を考慮した電気特性を有する配線技術が提案されている。これは信号伝送用の配線103を絶縁層102内に配置し、その上下を電源並びにグランド配線膜(金属プレーン)101、104で包囲した構造である。なお、以下の説明において、例えば図4に示す導電膜201、203のような、比較的単純形状で大面積の導体膜パターンをプレーンという。
また、絶縁層の膜厚や配線の膜厚、並びに配線幅等の寸法をインピーダンス整合のために設計することも高周波駆動に対しての技術である。
上記のように高周波信号伝送時の電磁放射を考慮すると、図4に示すように、銅面積の広い導電膜による電源プレーン203と接地プレーン201を配置することが好ましい。そして、このような電源プレーン203と接地プレーン201の間には絶縁性の合成樹脂等による絶縁体202が配置されている。なお、以下の説明において、このような隣接する2つのプレーン間の間隙部に配置される絶縁体202をスペース部という。
このような金属プレーンの配置に関して要求される仕様は、例えば電源電圧の多様化のために同一層内に多数の電源プレーン203を配置する仕様や、基板の省スペース化を目的として接地プレーン201と電源プレーン203を同じ層内に配置する仕様等がある。
このとき、各プレーン間を絶縁するための絶縁体202は金属膜が無い領域であるため、基板の熱伸縮に対する強度が低下する。特に、このようなスペース部が複数の層にわたって位置、角度が重なり合った場合には、製造の熱処理工程における基板の変形や、反りへの耐性が著しく低下し、損傷の原因となるといった問題が発生する。
すなわち、基板の反りは基板内における配線の断線、半導体素子の実装不良の原因となるため、従来は、基板表裏の銅箔の残存率を最適化する設計を施すといった対策がとられてきた(たとえば特許文献1参照)。この従来技術では、反り量低減に対して、銅箔の残存率だけではなく、配線設計の改善を行ってきた。
特開2007−27152公報
上述のように、複数の樹脂絶縁層と金属配線層からなる従来の多層配線基板において、同一層にある導体プレーン間の絶縁のためのスペースが、積層された他層の導体プレーン間のスペース位置と重なり合うことにより、基板の品質等の様々な劣化要因となり、種々の対策が必要になるといった問題があった。
そこで本発明は、同一層にある導体プレーン間の絶縁のためのスペース部による強度の低下を補強し、信頼性を向上した配線基板を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の配線基板は、複数の配線層と、前記配線層の間に配置される絶縁体よりなる層間絶縁層とを交互に積層した多層配線を有する配線基板であって、前記複数の配線層のうちのいくつかの配線層は、間隙を介在させることで互いに分離した複数の金属プレーンと、前記間隙に配置される絶縁体パターンとを有する第1の配線層として設けられ、前記各第1の配線層における前記絶縁体パターンが多層配線の積層方向に重なり合わないことを特徴とする。
また本発明の配線基板は、複数の配線層と、前記配線層の間に配置される絶縁体よりなる層間絶縁層とを交互に積層した多層配線を有する配線基板であって、前記複数の配線層のうちのいくつかの配線層は、間隙を介在させることで互いに分離した複数の金属プレーンと、前記間隙に配置される絶縁体パターンとを有する第1の配線層として設けられ、前記各第1の配線層における前記絶縁体パターンが多層配線の積層方向に重なり合う部分の面積が基板全体の面積に対し100ppm以下であることを特徴とする。
また本発明の配線基板は、複数の配線層と、前記配線層の間に配置される絶縁体よりなる層間絶縁層とを交互に積層した多層配線を有する配線基板であって、前記複数の配線層のうちのいくつかの配線層は、間隙を介在させることで互いに分離した複数の金属プレーンと、前記間隙に配置される絶縁体パターンとを有する第1の配線層として設けられ、前記各第1の配線層における前記絶縁体パターンが多層配線の積層方向に重なり合うとともに、前記第1の配線層を除く他の配線層に補強用の導体パターンが配置されていることを特徴とする。
また本発明の配線基板は、複数の配線層と、前記配線層の間に配置される絶縁体よりなる層間絶縁層とを交互に積層した多層配線を有する配線基板であって、前記複数の配線層のうちのいくつかの配線層は、間隙を介在させることで互いに分離した複数の金属プレーンと、前記間隙に配置される絶縁体パターンとを有する第1の配線層として設けられ、前記各第1の配線層における前記絶縁体パターンが多層配線の積層方向に重なり合うとともに、前記絶縁体パターンの重なり合う部分が断続的に配置されていることを特徴とする。
ここで前記絶縁体パターンの重なり合う部分が断続的に配置されているとは、絶縁体パターンが重なる部分と重ならない部分とが交互に位置している場合をいう。
また本発明の配線基板は、複数の配線層と、前記配線層の間に配置される絶縁体よりなる層間絶縁層とを交互に積層した多層配線を有する配線基板であって、前記複数の配線層は、複数の第1の配線層と、少なくとも1つの第2の配線層とを備え、前記第1の配線層は、間隙を介在させることで互いに分離した複数の金属プレーンと、前記間隙に配置される絶縁体パターンとを有し、前記第2の配線層は、信号伝送用の信号配線を有し、前記各第1配線層における前記絶縁体パターンが多層配線の積層方向に重なり合うとともに、前記絶縁体パターンの重なり合う部分が連続的に配置される領域を有し、前記絶縁体パターンの重なり合う部分が連続的に配置される領域に対して前記第2の配線層の信号配線が前記絶縁体パターンを横切るように配置されていることを特徴とする。
本発明の配線基板によれば、複数の樹脂絶縁層と金属配線層からなる多層構造を有し、同一層に配置した複数の導体プレーン間の絶縁のための絶縁体パターンを配置した配線基板において、複数の配線層における絶縁体パターンが多層配線の積層方向に重なり合わないようにしたことから、同一層にある導体プレーン間のスペース部による強度の低下を補強し、信頼性を向上した配線基板を提供できる効果がある。
具体的には、熱伸縮による基板のそり量を30%程度抑えることができる。特に本発明は、厚みが400μm以下の薄型多層配線基板に有効であり、熱伸縮を抑えることによって配線幅20μm以下である微細配線の断線も防ぐことができる。また、微細配線化、高集積化、高信頼性化を得ることが期待できる。
また本発明の配線基板によれば、複数の配線層における絶縁体パターンが多層配線の積層方向に重なり合う場合でも、他の配線層に補強用の導体パターンが配置されていることから、同一層にある導体プレーン間のスペース部による強度の低下を緩和し、信頼性を向上した配線基板を提供できる効果がある。
また本発明の配線基板によれば、複数の配線層における絶縁体パターンが多層配線の積層方向に重なり合う場合でも、絶縁体パターンの重なり合う部分が断続的に配置されていることから、同一層にある導体プレーン間のスペース部による強度の低下を緩和し、信頼性を向上した配線基板を提供できる効果がある。
また本発明の配線基板によれば、複数の配線層における絶縁体パターンが多層配線の積層方向に重なり合う場合でも、絶縁体パターンの重なり合う部分が連続的に配置される領域に対し、他の配線層の配線が前記絶縁体パターンを横切るように配置されていることから、同一層にある導体プレーン間のスペース部による強度の低下を緩和し、信頼性を向上した配線基板を提供できる効果がある。
以下、本発明の本実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明を実施した多層配線基板の構造を示す模式図である。
本発明の実施の形態は、複数の樹脂絶縁層と金属配線層からなる多層配線基板において、同一層にある導体プレーン間の絶縁のためのスペースが、積層された他層の導体プレーン間のスペース位置と重なり合わない構造(図1(a))、もしくは、導体プレーン間のスペースの位置が積層された他層のスペースと重なりあった場合でも、図1(b)に示すように別の信号配線層に補強用導体プレーンを配置する構造を提供するものである。
なお、図1に示す例では金属プレーン(導体パターン)301がある層を第1層とし、同様に金属プレーン303がある層を第3層とし、中間の信号線307を含む層を第2層とした例を示したが、層数はこの限りではない。また、配線層の膜厚は特性インピーダンス等の特性を考慮して決定するが、概ね10〜15μmが望ましい。
また、第1層、第3層においてスペース部(絶縁体パターン)302、304は主に同一層に配置された金属プレーン間の絶縁のために配置されており、その幅は層間絶縁層の膜厚よりも大きくすることが望ましい。特に、図1(d)に示すように、絶縁部304間に信号線308を配置した場合は、スペース幅を層間絶縁層の膜圧以下にすると、信号への影響が起こるため、寸法の採り方は重要である。
また、各層は層間絶縁層305で隔てられており、層間絶縁層の膜厚は特性インピーダンス等の特性を考慮して決定するが、概ね10〜30μm程度が望ましい。
スペース部302、304の絶縁体は樹脂で構成されるため、折り曲げに対する強度が金属プレーン301、303と比較して低い。そのため、スペース部302、304が複数の層間において、積層方向に重なり合った部分の面積が、基板の全面積に対し100ppmを超える場合、このスペース部の重なり合った部分に応力が集中し、熱処理時等に反りや、断線が発生することもある。
そこで、図1(a)に示すようにスペース部302、304を板面方向にずらすことで、応力の集中を緩和できる。
言い換えると、図1(a)の配線基板は、複数の配線層と、配線層の間に配置される絶縁体よりなる層間絶縁層305とを交互に積層した多層配線を有する配線基板であって、複数の配線層のうちのいくつかの配線層は、間隙を介在させることで互いに分離した複数の金属プレーン301、304と、間隙に配置される絶縁体パターン302、304とを有する第1の配線層として設けられ、各第1の配線層における絶縁体パターン302、304が多層配線の積層方向に重なり合わないように構成されている。
また、図1(b)に示すように、スペース部302、304が重なり合う設計が避けられない場合においても、他の配線層に補強用の金属導体プレーン306を設けることで、応力の集中を防ぐことができる。
言い換えると、図1(b)の配線基板は、複数の配線層と、配線層の間に配置される絶縁体よりなる層間絶縁層305とを交互に積層した多層配線を有する配線基板であって、複数の配線層のうちのいくつかの配線層は、間隙を介在させることで互いに分離した複数の金属プレーン301、303と、間隙に配置される絶縁体パターン302、304とを有する第1の配線層として設けられ、各第1の配線層における絶縁体パターン302、304が多層配線の積層方向に重なり合うとともに、第1の配線層を除く他の配線層に補強用の導体パターン306が配置されている。
また、図1(c)に示すように、他の配線層にスペース部302、304を横切るように信号線307を設けることで、スペース302、304の重なりを、基板面積に対して100ppm以下の断続的な部分に分けることが可能となり、応力の集中を防ぐことができる。
言い換えると、図1(c)の配線基板は、複数の配線層と、配線層の間に配置される絶縁体よりなる層間絶縁層305とを交互に積層した多層配線を有する配線基板であって、複数の配線層のうちのいくつかの配線層は、間隙を介在させることで互いに分離した複数の金属プレーン301、303と、間隙に配置される絶縁体パターン302、304とを有する第1の配線層として設けられ、各第1の配線層における絶縁体パターン302、304が多層配線の積層方向に重なり合うとともに、絶縁体パターン302、304の重なり合う部分が断続的に配置されている。
さらに、言い換えると、図1(c)の配線基板は、複数の配線層と、配線層の間に配置される絶縁体よりなる層間絶縁層305とを交互に積層した多層配線を有する配線基板であって、複数の配線層は、複数の第1の配線層と、少なくとも1つの第2の配線層とを備え、第1の配線層は、間隙を介在させることで互いに分離した複数の金属プレーン301、303と、間隙に配置される絶縁体パターン302、304とを有し、第2の配線層は、信号伝送用の信号配線307を有し、各第1配線層における絶縁体パターン302、304が多層配線の積層方向に重なり合うとともに、絶縁体パターン302、304の重なり合う部分が連続的に配置される領域を有し、絶縁体パターン302、304の重なり合う部分が連続的に配置される領域に対して第2の配線層の信号配線307が絶縁体パターン302、304を横切るように配置されている。
また、図1(d)に示すように、金属プレーン301、303によって挟まれた信号線308があるような場合(言い換えると、第1配線層にある金属プレーン301、303の間隙に配置される絶縁体パターンに信号伝送用の信号配線308が設けられている場合)も同様に、スペース部304と複数の層間において、スペース部が重なり合わないように、導体プレーン301を配置することで、スペース部304に応力が集中することを防ぐことができる。
言い換えると、図1(d)の配線基板は、複数の配線層と、配線層の間に配置される絶縁体よりなる層間絶縁層305とを交互に積層した多層配線を有する配線基板であって、複数の配線層のうちのいくつかの配線層は、間隙を介在させることで互いに分離した複数の金属プレーン301、303と、間隙に配置される絶縁体パターン302、304とを有する第1の配線層として設けられ、各第1の配線層における絶縁体パターン302、304が多層配線の積層方向に重なり合うとともに、第1の配線層を除く他の配線層に補強用の導体パターン301が配置されている。
以下、本発明の具体的な実施例について説明する。
まず、ここでは基板のそり量の変化を評価するために、図2(a)、(b)に示すような評価基板を作成した。この評価基板は、1辺40mmの正方形であり、配線層と層間絶縁層を交互に積層し、配線層を6層とし、総厚250μmとした。ただし、能動部品、受動部品は共に実装していない。
そして、金属プレーン401とそれらを絶縁するための樹脂絶縁スペース部402を配置した。金属プレーン401の厚みは12μmとし、スペース部402の幅を40μmとした。配線層間を絶縁するための絶縁層404はポリイミドを使用し、厚みは25μmとした。
次に、図2(a)は本実施の形態による機能を有する多層評価基板を示しており、図ではその一部を切り出して示している。ここでは、各層における金属プレーン間のスペース部402が複数の層間において、断続的に重なり合う部分の面積が基板全体の面積に対し、100ppm以下になるように設計した。
ここで断続的に重なり合うとは、絶縁体パターンが重なる部分と重ならない部分とが交互に位置している場合をいう。
言い換えると、図2(a)の配線基板は、複数の配線層と、配線層の間に配置される絶縁体よりなる層間絶縁層401とを交互に積層した多層配線を有する配線基板であって、複数の配線層のうちのいくつかの配線層は、間隙を介在させることで互いに分離した複数の金属プレーン401と、間隙に配置される絶縁体パターン402とを有する第1の配線層として設けられ、各第1の配線層における絶縁体パターン402が多層配線の積層方向に重なり合う部分の面積が基板全体の面積に対し100ppm以下となっている。
ここで絶縁体パターン402が多層配線の積層方向に重なり合う部分の面積が基板全体の面積に対して100ppmを超えると、前述したようにスペース部の重なり合った部分に応力が集中し、熱処理時等に反りや、断線が発生する点で不利があり、100ppm以下であると、そのような応力よる反りや断線の発生を防止する上で有利となる。
また、図2(b)は本実施の形態を適用しない多層評価基板を示しており、図ではその一部を模式図としたものである。金属プレーン401のスペース部402が隣り合った層で位置が重なり合っている。また、重なりあった距離は20mmとし、基板全体の面積に対するこのスペース部が重なり合った部分の面積の割合は、500ppmであった。
このように作成した2種類の評価基板に対して、実装後の基板の反りを測定した。なお、反りの測定方法は、基板をステージに設置し、そのステージからの高さの変位量を基板の対角方向に40箇所測定し、最も高い所と最も低いところの差を比較した。測定結果は、本実施の形態による機能を有する基板が213μmに対し、本実施の形態による機能を持たない基板は304μmで、反り量の比較において、30%程度の効果が確認できた。
このように本実施の形態を適用することにより、信頼性の高い配線基板を提供できる効果がある。
本発明の実施の形態による配線基板の構成例を示す説明図である。 図1に示す配線基板の実施例を示す断面図である。 高周波信号対策のストリップライン構造を有する配線基板の従来例を示す断面図である。 従来の配線基板における導体プレーンの配置の説明図である。
符号の説明
101、104、201、203、301、303、401……金属プレーン、102、305、404……層間絶縁層、202、302、304、402……スペース部、103、307、308……信号配線、306……補強用金属プレーン。

Claims (10)

  1. 複数の配線層と、前記配線層の間に配置される絶縁体よりなる層間絶縁層とを交互に積層した多層配線を有する配線基板であって、
    前記複数の配線層のうちのいくつかの配線層は、間隙を介在させることで互いに分離した複数の金属プレーンと、前記間隙に配置される絶縁体パターンとを有する第1の配線層として設けられ、
    前記各第1の配線層における前記絶縁体パターンが多層配線の積層方向に重なり合わない、
    ことを特徴とする配線基板。
  2. 複数の配線層と、前記配線層の間に配置される絶縁体よりなる層間絶縁層とを交互に積層した多層配線を有する配線基板であって、
    前記複数の配線層のうちのいくつかの配線層は、間隙を介在させることで互いに分離した複数の金属プレーンと、前記間隙に配置される絶縁体パターンとを有する第1の配線層として設けられ、
    前記各第1の配線層における前記絶縁体パターンが多層配線の積層方向に重なり合う部分の面積が基板全体の面積に対し100ppm以下である、
    ことを特徴とする配線基板。
  3. 複数の配線層と、前記配線層の間に配置される絶縁体よりなる層間絶縁層とを交互に積層した多層配線を有する配線基板であって、
    前記複数の配線層のうちのいくつかの配線層は、間隙を介在させることで互いに分離した複数の金属プレーンと、前記間隙に配置される絶縁体パターンとを有する第1の配線層として設けられ、
    前記各第1の配線層における前記絶縁体パターンが多層配線の積層方向に重なり合うとともに、前記第1の配線層を除く他の配線層に補強用の導体パターンが配置されている、
    ことを特徴とする配線基板。
  4. 複数の配線層と、前記配線層の間に配置される絶縁体よりなる層間絶縁層とを交互に積層した多層配線を有する配線基板であって、
    前記複数の配線層のうちのいくつかの配線層は、間隙を介在させることで互いに分離した複数の金属プレーンと、前記間隙に配置される絶縁体パターンとを有する第1の配線層として設けられ、
    前記各第1の配線層における前記絶縁体パターンが多層配線の積層方向に重なり合うとともに、前記絶縁体パターンの重なり合う部分が断続的に配置されている、
    ことを特徴とする配線基板。
  5. 前記絶縁体パターンの断続的に重なり合う部分の面積が基板全体の面積に対し、100ppm以下であることを特徴とする請求項4記載の配線基板。
  6. 複数の配線層と、前記配線層の間に配置される絶縁体よりなる層間絶縁層とを交互に積層した多層配線を有する配線基板であって、
    前記複数の配線層は、複数の第1の配線層と、少なくとも1つの第2の配線層とを備え、
    前記第1の配線層は、間隙を介在させることで互いに分離した複数の金属プレーンと、前記間隙に配置される絶縁体パターンとを有し、
    前記第2の配線層は、信号伝送用の信号配線を有し、
    前記各第1配線層における前記絶縁体パターンが多層配線の積層方向に重なり合うとともに、前記絶縁体パターンの重なり合う部分が連続的に配置される領域を有し、
    前記絶縁体パターンの重なり合う部分が連続的に配置される領域に対して前記第2の配線層の信号配線が前記絶縁体パターンを横切るように配置されている、
    ことを特徴とする配線基板。
  7. 同一の前記第1配線層にある前記導体膜の間隙に配置される前記絶縁体パターンの幅が前記層間絶縁層の膜厚以上であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の配線基板。
  8. 前記第1配線層にある前記導体膜の間隙に配置される前記絶縁体パターンに信号伝送用の信号配線が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の配線基板。
  9. 前記金属プレーンが電源電位または接地電位に接続されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の請求項1記載の配線基板。
  10. 前記絶縁体パターンは樹脂膜よりなることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の請求項1記載の配線基板。
JP2008085421A 2008-03-28 2008-03-28 配線基板 Pending JP2009239137A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008085421A JP2009239137A (ja) 2008-03-28 2008-03-28 配線基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008085421A JP2009239137A (ja) 2008-03-28 2008-03-28 配線基板

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012173666A Division JP5533953B2 (ja) 2012-08-06 2012-08-06 配線基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009239137A true JP2009239137A (ja) 2009-10-15

Family

ID=41252709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008085421A Pending JP2009239137A (ja) 2008-03-28 2008-03-28 配線基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009239137A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016208674A1 (ja) * 2015-06-25 2016-12-29 京セラ株式会社 配線基板、電子装置および電子モジュール

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1187880A (ja) * 1997-09-16 1999-03-30 Oki Electric Ind Co Ltd プリント配線板
JP2000101204A (ja) * 1998-09-21 2000-04-07 Toshiba Corp 配線基板
JP2002252505A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Kyocera Corp 高周波用配線基板
JP2004200266A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Nikon Corp 多層プリント配線板
JP2005159133A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Kyocera Corp 配線基板およびこれを用いた半導体装置
JP2007150000A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Canon Inc プリント配線板

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1187880A (ja) * 1997-09-16 1999-03-30 Oki Electric Ind Co Ltd プリント配線板
JP2000101204A (ja) * 1998-09-21 2000-04-07 Toshiba Corp 配線基板
JP2002252505A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Kyocera Corp 高周波用配線基板
JP2004200266A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Nikon Corp 多層プリント配線板
JP2005159133A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Kyocera Corp 配線基板およびこれを用いた半導体装置
JP2007150000A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Canon Inc プリント配線板

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016208674A1 (ja) * 2015-06-25 2016-12-29 京セラ株式会社 配線基板、電子装置および電子モジュール
CN107615893A (zh) * 2015-06-25 2018-01-19 京瓷株式会社 布线基板、电子装置以及电子模块
JPWO2016208674A1 (ja) * 2015-06-25 2018-03-01 京セラ株式会社 配線基板、電子装置および電子モジュール
US10319672B2 (en) 2015-06-25 2019-06-11 Kyocera Corporation Wiring board, electronic device, and electronic module
US10699993B2 (en) 2015-06-25 2020-06-30 Kyocera Corporation Wiring board, electronic device, and electronic module

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9674941B2 (en) Printed circuit board for mobile platforms
JP6190345B2 (ja) プリント配線板
US7425766B2 (en) Film substrate, fabrication method thereof, and image display substrate
WO2017170535A1 (ja) 回路モジュール
US20110067901A1 (en) Package substrate
US8581110B2 (en) Printed circuit board and method of manufacturing the same
US7994631B1 (en) Substrate for an integrated circuit package and a method of forming a substrate
JP5533953B2 (ja) 配線基板
US20140293559A1 (en) Wiring board
KR20170022208A (ko) 인쇄회로기판 및 그 제조방법
JP2009239137A (ja) 配線基板
JP4550774B2 (ja) 配線基板内蔵用コンデンサ、配線基板、積層体、コンデンサ集合体、配線基板内蔵用コンデンサ製造方法
JP2006344887A (ja) プリント配線板およびその製造方法
KR101483874B1 (ko) 인쇄회로기판
JP2017120932A (ja) プリント配線板
JP6006527B2 (ja) 半導体装置
KR20120096345A (ko) 인쇄회로기판의 휨 제어방법
JP2008124105A (ja) 多層プリント配線板
JP6001917B2 (ja) 半導体装置
JP6006528B2 (ja) 半導体装置
US11956904B2 (en) Multilayer circuit board and manufacturing method therefor
US20200296828A1 (en) Ceramic substrate
JP2010212542A (ja) 回路基板
JP7123236B2 (ja) 回路基板
JP4667070B2 (ja) 配線基板及び配線基板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20110224

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A521 Written amendment

Effective date: 20120223

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120612

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120806

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20130305

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130422

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131105