JP2009237892A - 画像形成システム並びにこれに適用される画像形成装置及びサーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体の管理を良好に行うことができる画像形成システム並びにこれに適用される画像形成装置及びサーバを提供することにある。
【解決手段】ペーパPに形成されているコード画像を読み取ることができる場合には、当該コード画像を読み取ることにより得られるプロダクトIDに基づいて、ペーパPに対する画像形成動作を制御する。コード画像を読み取ることができない場合には、サーバBが、ペーパPに形成されている数字情報画像から得られる数字情報及び画像形成装置Aに固有の識別情報からなる装置IDに基づいて入力情報を作成し、当該入力情報を受信した画像形成装置Aが、当該入力情報に基づいてペーパPに対する画像形成動作を制御する。これにより、コード画像を読み取ることができない場合であっても、サーバBから画像形成装置Aへ送信される入力情報に基づいてペーパPに対する画像形成動作を制御することができるので、ペーパPの管理を良好に行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、長尺状の記録媒体に画像を形成可能な画像形成装置と、複数の当該画像形成装置とネットワークを介して接続可能なサーバとで構成される画像形成システム、並びに、これに適用される画像形成装置及びサーバに関する。
従来の写真は、その高画質、耐久性の観点から現像液等の処理液を用いる銀塩処理方式で作成されていた。しかし、銀塩処理の場合、その処理液の廃液が環境的に問題であった。そこで、例えばインクジェットプリンタ等の現像処理を要しないドライ処理を行なうプリント方式が望まれていた。しかし、従来の銀塩処理のプリントに比較し、ドライ方式は、画質、印刷処理速度の点で問題があり、すなわち、高画質化、印刷処理の高速化が望まれていた。
インクジェットプリンタとしては、長尺状のペーパをロール状にしてインクジェットプリンタの装置内部に装填し、プリント時に、ペーパを繰り出し、印刷領域に画像を印刷し、非印刷領域においてペーパを切断して、印刷済みペーパを装置外に排出する構成のインクジェットプリンタが知られている。このようなインクジェットプリンタの場合において、高画質にするためには、面積階調を上げる必要があるため、多量のインクを用いる必要がある。そうなると、ペーパに対するインクの吐出制御も重要となる。このインクの吐出制御は、ペーパの種類に応じて適切に変える必要がある。また、プリントの高速化を考えると、多量のインクを早く乾燥させる必要があり、ペーパのインク受容層にも工夫が必要である。
このように、高画質・印刷処理の高速化を達成するためには、プリンタの制御や、そのプリンタに対応した専用の(特殊な)ペーパを用いることが重要である。もし、対応していないペーパを用いた際には、インクの制御ができなくなり、所望の発色が得られなかったり、インクの吸収(あるいは乾燥)が悪いために、プリント品質が低下することや、搬送系やペーパ切断手段等が設定通り機能しなくなることも考えられる。
そこで、プリントで使用されるペーパについては、プリンタメーカ側で把握した種類のものを用いることが望まれるため、プリンタで用いられるペーパの管理を行なう必要がある。従来の銀塩写真の印画紙であれば、暗箱のマガジンに一度入れておけば、マガジン内のペーパを消費途中で入れ替えることはほとんど生じないため、マガジンを識別することで管理ができていたが、インクジェットプリンタの場合、明室でペーパを使用でき、交換が容易であるため、頻繁に交換されることも考えられる。その際に、プリンタにセットされているペーパの種別を管理する必要があるが、例えば面質の違いのように、表面を見ただけでは判別し難い場合がある。そのため、個々のペーパに対して識別手段を付与する必要がある。ペーパにICタグのような識別手段を設けることも考えられる(特許文献1参照)が、読取装置を別途設ける必要があるため、コストアップとなり好ましくない。また、特許文献1の場合のように、ペーパ先端に識別コードを付与することも考えられる。
また、特許文献1の画像記録装置は、画像記録媒体(ペーパ)の使用残量を記録することができる。具体的には、未使用時或いは画像の記録終了時に、画像記録媒体の残量に対応するように、残量データが画像記録媒体に記録される。そして、この画像記録媒体に記録された残量データを読み取り、この読み取られた残量データおよび画像記録手段による画像データに基づいて画像の記録を開始するか否かを判断する。そして、画像の記録終了時に、画像記録媒体の残量を算出し、画像記録媒体の当該画像領域の上流側近傍に画像記録媒体の当該算出された残量データを記録する構成である。そして、この残量データが記録されたデータ領域を残すようにして、画像記録媒体が切断される構成である。この残量データは、バーコードとして画像記録媒体に印刷されることが記載されている。
特開2003−211796号公報(図4、図5)
しかしながら、特許文献1の構成の場合、画像の記録終了時に、ペーパ残量を算出し、ペーパの当該画像領域の上流側近傍にペーパの当該算出された残量データを記録する構成であり、ペーパの種類が記録され、かつそれを読み取る構成ではないため、動作保証対象のペーパか否かを判断することができない構成である。
そこで、ペーパに対して、当該ペーパに固有の識別情報を表すバーコード画像を印刷し、当該バーコード画像を読み取ることにより得られる上記識別情報に基づいて、ペーパの管理を行うことが考えられる。しかし、このような方法であっても、ペーパに印刷されているバーコード画像が汚れるなどして、当該バーコード画像を読み取ることができなくなるといった事態が生じるおそれがあり、この場合には、ペーパの管理を良好に行うことができなくなるといった問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、記録媒体(ペーパ)の管理を良好に行うことができる画像形成システム並びにこれに適用される画像形成装置及びサーバを提供することにある。
第1の本発明に係る画像形成システムは、長尺状の記録媒体に画像を形成可能な画像形成装置と、複数の当該画像形成装置とネットワークを介して接続可能なサーバとで構成される画像形成システムであって、前記記録媒体には、当該記録媒体に固有の識別情報からなるプロダクトIDを表すコード画像と、前記プロダクトIDに対応付けられた数字情報を表す数字情報画像とが形成されており、前記サーバは、前記数字情報及び前記画像形成装置に固有の識別情報からなる装置IDの入力を受け付ける識別情報入力受付手段と、入力された前記数字情報及び前記装置IDに基づいて、前記画像形成装置に固有の入力情報を作成する入力情報作成手段と、作成した前記入力情報を前記画像形成装置へ送信する入力情報送信手段とを備え、前記画像形成装置は、前記コード画像を読み取るためのコード画像読取手段と、前記入力情報を受信する入力情報受信手段と、前記コード画像を読み取った場合には、当該コード画像から得られる前記プロダクトIDに基づいて前記記録媒体に対する画像形成動作を制御し、前記コード画像を読み取ることができない場合に、前記入力情報を受信した場合には、当該入力情報に基づいて前記記録媒体に対する画像形成動作を制御する画像形成制御手段とを備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、記録媒体に形成されているコード画像を読み取ることができる場合には、当該コード画像を読み取ることにより得られるプロダクトIDに基づいて、記録媒体に対する画像形成動作を制御することができる。一方、コード画像が汚れるなどして、当該コード画像を読み取ることができない場合には、サーバから画像形成装置に入力情報を受信することにより、当該入力情報に基づいて記録媒体に対する画像形成動作を制御することができる。
すなわち、コード画像を読み取ることができない場合には、記録媒体にコード画像とともに形成されている数字情報画像を確認し、当該数字情報画像から得られる数字情報と、画像形成装置に固有の装置IDとをサーバに入力することにより、これらの数字情報及び装置IDに基づいて、画像形成装置に固有の入力情報を作成することができる。そして、このようにして作成された入力情報をサーバから画像形成装置へ送信することにより、当該入力情報を受信した画像形成装置において、当該入力情報に基づいて記録媒体に対する画像形成動作を制御することができる。
このように、コード画像を読み取ることができない場合であっても、サーバから画像形成装置へ送信される入力情報に基づいて記録媒体に対する画像形成動作を制御することができる。したがって、例えばサーバから画像形成装置へ送信される入力情報を画像形成装置において照合し、その照合結果に応じて記録媒体に対する画像形成動作を許可するなどの制御を行うことにより、コード画像を読み取ることができない場合であっても、記録媒体の管理を良好に行うことができる。
特に、記録媒体に形成されている数字情報画像から得られる数字情報を画像形成装置に直接入力することにより入力情報が作成されるような構成ではなく、上記数字情報を装置IDとともにサーバに入力しなければ、入力情報を作成することができないような構成となっている。このようにして作成される入力情報は、画像形成装置に固有のものであるため、他の画像形成装置において使用することはできない。したがって、上記数字情報を他の画像形成装置にも入力するといった不正使用を防止することができるので、記録媒体の管理をより良好に行うことができる。
第2の本発明に係る画像形成システムは、前記画像形成装置は、受信した前記入力情報に基づく入力情報画像を前記記録媒体に形成する入力情報画像形成手段と、前記記録媒体に形成されている前記入力情報画像を読み取るための入力情報画像読取手段とを備え、前記画像形成制御手段は、前記入力情報画像を読み取った場合には、当該入力情報画像から得られる前記入力情報に基づいて前記記録媒体に対する画像形成動作を制御することを特徴とする。
このような構成によれば、入力情報をサーバから画像形成装置へ一旦受信した後は、当該入力情報に基づく入力情報画像を記録媒体に形成し、当該記録媒体に形成されている入力情報画像を読み取ることにより得られる情報に基づいて、記録媒体に対する画像形成動作を制御することができる。これにより、画像形成装置において入力情報を一旦受信した後は、サーバから入力情報を受信するための作業を再度行うことなく、記録媒体に形成した入力情報画像から得られる情報に基づいて、記録媒体に対する画像形成動作を許可するなどの制御を行うことができるので、記録媒体の管理をより良好に行うことができる。
第3の本発明に係る画像形成システムは、前記画像形成装置は、前記装置IDを記憶している装置ID記憶手段と、前記数字情報の入力を受け付ける数字情報入力受付手段と、前記装置ID記憶手段により記憶されている前記装置ID、及び、前記数字情報入力受付手段により受け付けた前記数字情報を前記サーバへ送信する識別情報送信手段とを備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、画像形成装置に入力された数字情報を装置IDとともにサーバへ送信することにより、これらの数字情報及び装置IDに基づいてサーバに入力情報を作成させ、その作成された入力情報をサーバから画像形成装置に受信することができる。これにより、他の端末装置を用いることなく画像形成装置からサーバにアクセスし、サーバから画像形成装置に入力情報を受信することができるので、入力情報をより容易に受信することができる。
第4の本発明に係る画像形成装置は、長尺状の記録媒体に画像を形成可能な画像形成装置であって、前記記録媒体に形成された当該記録媒体に固有の識別情報からなるプロダクトIDを表すコード画像を読み取るためのコード画像読取手段と、前記プロダクトIDに対応付けられた数字情報及び前記画像形成装置に固有の識別情報からなる装置IDに基づいて作成された、前記画像形成装置に固有の入力情報を受信する入力情報受信手段と、前記コード画像を読み取った場合には、当該コード画像から得られる前記プロダクトIDに基づいて前記記録媒体に対する画像形成動作を制御し、前記コード画像を読み取ることができない場合に、前記入力情報を受信した場合には、当該入力情報に基づいて前記記録媒体に対する画像形成動作を制御する画像形成制御手段とを備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、第1の本発明に係る画像形成システムと同様の効果を奏する画像形成装置を提供することができる。
第5の本発明に係るサーバは、長尺状の記録媒体に画像を形成可能な複数の画像形成装置とネットワークを介して接続可能なサーバであって、前記記録媒体に固有の識別情報からなるプロダクトIDに対応付けられた数字情報及び前記画像形成装置に固有の識別情報からなる装置IDの入力を受け付ける識別情報入力受付手段と、入力された前記数字情報及び前記装置IDに基づいて、前記画像形成装置に固有の入力情報を作成する入力情報作成手段と、作成した前記入力情報を前記画像形成装置へ送信する入力情報送信手段とを備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、第1の本発明に係る画像形成システムと同様の効果を奏するサーバを提供することができる。
記録媒体としては、例えば、普通紙、マット紙、光沢紙、写真用紙(RC光沢紙と称されることもある)等が挙げられる。
入力情報画像を記録媒体に形成する入力情報画像形成手段は、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と同一であってもよく別体であってもよいが、同一の場合、コスト面、装置コンパクト化の観点から好ましい。入力情報画像形成手段としては、インクジェット方式、熱転写方式、レーザー方式等の形成手段が例示される。
入力情報は、ベンダーID、ロット番号、消費期限、面質、ペーパ幅、ペーパ残量、チェックコード等を含んでいてもよい。コード画像及び入力情報画像は、例えば、バーコード等の一次元コードや、QRコード等の二次元コードからなる。コード画像読取手段及び入力情報画像読取手段としては、一次元コードの場合には、例えば反射型光センサ、一次元CCDカメラ等が例示される。また、二次元コードの場合には、ラインセンサ、エリアセンサ等が例示される。これらのコード画像読取手段及び入力情報画像読取手段は、同一であってもよく別体であってもよいが、同一の場合、コスト面、装置コンパクト化の観点から好ましい。
画像形成装置は、例えば、インクジェットプリンタ、熱転写式プリンタ、昇華式プリンタ等が例示される。以下において説明上インクジェットプリンタを例に説明する。
本発明において、「オーダ」は、写真プリントを作成する場合の注文単位である。「1オーダ」は、フィルム1本分あるいは複数本分、記録メディア1個分あるいは複数個分、画像データフォルダ1個分あるいは複数個分についてのプリント注文に係る画像データ群を指すものであるが、これに限定されるものではなく、1オーダの概念はオペレータ、注文者により適宜設定することができる。以下、同様である。
本発明に係る画像形成装置Aの実施形態の一例について図面を用いて説明する。図1は、画像形成装置Aの主要構成を示す図である。画像形成装置Aは、ネットワークを介してサーバBと接続されている。サーバBは、他の画像形成装置Cとネットワークを介して接続されている。図2は、プリントヘッド30について説明するための図である。図3は、ペーパPの構成を概略的に示した図である。図4は、照合テーブルについて説明するための図である。
(画像形成装置)
画像形成装置Aの主要機能について説明する。インクジェットプリント機構部A1は、インクジェット方式の画像形成手段であるプリントヘッド30を備え、ペーパP(記録媒体に相当する)をその装置内部に収納している。収納されるペーパPは一つでもよく複数でもよい。ペーパPは、長尺状に形成され、当該ペーパPがロール状に巻回されることにより形成されたロール原反から、搬送機構によってペーパPが繰り出され、搬送方向下流側の画像形成位置側に搬送される。これをローディング動作と称する。インクジェットプリント機構部A1は制御機能部A2によって制御される。制御機能部A2は、CPU、メモリ、バス等のハードウエアと、各種制御手順を記述したプログラムソフトウエアとで構成されている。また、制御機能部A2は、専用回路、ファームウエア等の組合せによって構成することができる。
上記のローディング動作において、ペーパPの先端部が画像形成位置まで搬送されると、不図示のセンサによって、ペーパPの先端部が検出される。先端検出後、ペーパPをペーパ保持部32の出口付近まで搬送し、停止させ、プリントヘッド30に設けられた反射型光センサ33を主走査方向(図2(b)のヘッドの走査方向)に移動させて、ペーパPの幅検出を行なう。これにより、ペーパPの先端検出および幅検出を行ない、ペーパPを搬送機構によってプリント開始位置まで巻き戻す。
ペーパ保持部32は、その表面に複数の孔が設けられ、ペーパPを孔から吸引することによりペーパPを保持する機能を有している。
プリントヘッド30は、その底面(ペーパ保持部32と対向する面)に多数のインク吐出ノズルが設けられたヘッドユニットが副走査方向に2段に並んで配置されている構成であってもよく、1段や3段以上の構成でもよい。例えば、ヘッドユニットは7つのノズルアレイから構成され、各ノズルアレイにおいて、インク吐出ノズルが副走査方向に列状に配置される。これによって、各ヘッドユニットはそれ単体でカラー画像を形成することが可能である。
(画像形成処理)
プリント開始位置において、ペーパPは、ペーパ保持手段32によって保持されている。しかしながら、ペーパPの先端部から所定範囲(図3においてtmm)は、カールによりペーパPがわずかながら浮き上がる場合があるため、また、先端部近傍はペーパ保持手段32の吸引エアーでインクの着弾精度が乱れるため、この範囲は非印刷領域として画像形成に提供されない。本発明においては、この部分に後述するコード画像M1、数字情報画像M2、入力情報画像などが印刷あるいはシール形成される。画像形成に際し、この非印刷領域を除いて画像形成されることになる。まず、一定の単位搬送量で間欠的に副走査方向にペーパPが搬送される。この間欠搬送の各停止時に、ガイドレール31に沿ってプリントヘッド30が主走査方向に一走査(一往動作または一復動作)し、この走査時に、各色のインク吐出ノズルからインクが吐出し、ペーパPの表面に付着する。この間欠搬送、主走査動作およびインク吐出動作を繰り返すことで、ペーパPの印刷領域に画像が形成される。
画像形成するための画像データは、データ記憶部26に保存され、画像形成処理の動作に連動してデータ記憶部26からデータが読み出され、制御部20によって各インク吐出ノズルからの吐出量、吐出座標が算出される。この吐出量、吐出座標に基づいてインク吐出ノズルが制御される。インク吐出の方法としては、インクが充填された圧力室内の容積がピエゾ素子によって変化することで、圧力室に連通するインク吐出ノズルからインクを吐出する一般的なピエゾ方式が例示される。
画像形成されたペーパPは、切断手段40に搬送される。切断手段40は、回転刃であり、ペーパ幅方向に移動することで、ペーパPを切断する。まず、ペーパPの先端部から所定範囲(t)の非印刷領域と印刷領域の間を切断する。これによって、非印刷領域に形成されていた画像は排出される。次いで、切断手段40によって、ペーパPは所定サイズに切断される。例えば、L判サイズであれば、ペーパPの幅が127mmであれば、搬送方向において89mmごとに切断される。
次いで、所定サイズに切断されたペーパPは、裏印字手段50によって、ペーパPの裏側に識別番号、コマ番号、日付等の情報が印刷される。なおこの裏印字処理は任意の処理である。次いで、搬送下流側の乾燥手段60によって、ペーパPの画像形成面を乾燥させる。乾燥後、ペーパPは排出トレイ70に排出される。
(制御構成)
本実施形態では、ローディング動作の際のペーパ幅検出時の復路において、ペーパPの先端部から所定範囲に付されたコード画像M1や入力情報画像を、反射型光センサ33によって読み取る。これらのコード画像M1及び入力情報画像は、バーコード画像(以下、単に「バーコード」と呼ぶ。)として印刷されあるいはシール形成されているため、反射型光センサ33によって検出することができる。この反射型光センサ33は、ペーパPの幅検出を実行する読取手段であるとともに、コード画像M1や入力情報画像を読み取る読取手段として機能する。すなわち、コード画像M1を読み取る際にはコード画像読取手段として機能し、入力情報画像を読み取る際には入力情報画像読取手段として機能する。なお、この反射型光センサ33を用いてペーパPの先端検出を実行させてもよい。ただし、コード画像読取手段及び入力情報画像読取手段が、同一の読取手段(反射型光センサ33)により構成されるものに限らず、別個の読取手段により構成されていてもよい。
コード画像M1は、ペーパPに固有の識別情報からなるプロダクトIDを含む情報が、一次元コードや二次元コードなどのコードによって表されたものである。したがって、コード画像M1を反射型光センサ33で読み取り、制御部20でコード解析することにより、プロダクトIDを含む情報を検出することができる。
一方、数字情報画像M2は、上記プロダクトIDに対応付けられた数字情報を表すものであり、当該数字情報画像M2から得られる数字情報(例えば、複数の数字の組み合わせ)に基づいて、入力情報を復号することができるようになっている。本実施形態では、数字情報から得られる数字情報が、入力手段11を用いて画像形成装置Aに入力され、その入力された数字情報が、装置ID記憶部24に記憶されている各画像形成装置Aに固有の識別情報からなる装置IDとともに、サーバBへ送信されるようになっている。すなわち、入力手段11が、数字情報の入力を受け付ける数字情報入力受付手段として機能するとともに、データ送受信部25が、装置ID記憶部24に記憶されている装置ID、及び、入力手段11により受け付けた数字情報をサーバBへ送信する識別情報送信手段として機能する。
サーバBのデータ送受信部4は、画像形成装置Aのデータ送受信部25から送信される数字情報及び装置IDの入力を受け付ける識別情報入力受付手段として機能する。このサーバBに入力された数字情報及び装置IDに基づいて、入力情報作成部5(入力情報作成手段に相当する)が入力情報を作成する。当該入力情報は、プロダクトIDに対応付けられた数字情報と、各画像形成装置Aに固有の識別情報からなる装置IDとに基づいて作成されることにより、上記プロダクトID及び装置IDを含む各画像形成装置Aに固有の情報からなる。
作成された入力情報は、サーバBから画像形成装置Aへ送信される。このとき、サーバBのデータ送受信部4は、作成した入力情報を画像形成装置Aへ送信する入力情報送信手段として機能し、画像形成装置Aのデータ送受信部25は、当該入力情報を受信する入力情報受信手段として機能する。
画像形成装置Aの制御部20は、ペーパPに対する画像形成動作、すなわちプリントヘッド30などのインクジェットプリント機構部A1の各部の動作を制御する画像形成制御手段である。当該制御部20は、反射型光センサ33でコード画像M1を読み取った場合には、当該コード画像M1から得られるプロダクトIDに基づいてペーパPに対する画像形成動作を制御し、コード画像M1を読み取ることができない場合に、サーバBから入力情報を受信した場合には、当該入力情報に基づいてペーパPに対する画像形成動作を制御する。すなわち、コード画像M1から得られるプロダクトID、又は、サーバBから受信した入力情報に含まれるプロダクトID及び装置IDが、所定の条件を満たす場合にのみ、制御部20がペーパPに対する画像形成動作を許可するようになっている。
照合部22(照合手段に相当する)は、コード画像M1から得られるプロダクトID又は受信した入力情報に含まれるプロダクトIDを、照合テーブル記憶部21に記憶されている照合テーブルと照合する。照合部22は、プロダクトIDをキーに図4に示すような照合テーブルを検索し、ヒットしたデータ中、まず、使用可否のデータについて判断する。使用可否のデータが「1」(使用済みを意味する)であれば、画像形成装置AにセットされているペーパPは使用できないと判断され、制御部20は原則としてペーパPに対する画像形成動作を行わない。使用可否のデータが「0」(未使用を意味する)であれば、ペーパPはそのまま使用ができると判断され、制御部20がペーパPに対する画像形成動作を行い、次いで、更新部23が使用可否データを「0」から「1」に変更する。この変更された情報は、サーバBに送信され、サーバBのサーバ管理情報が更新される。また、制御部20は、画像形成によって使用されたペーパPの長さを算出し、ペーパPの初期値(例えば100M)からその算出された使用量(例えば10M)を引き、残量情報(例えば90M)を算出する。算出された残量情報に基づいて、更新部23によって照合テーブルの残量情報が更新される。また、別実施形態として、使用可否のデータが「1」であっても、ペーパの印刷可能長さを示す残量情報を有しており、0Mでないならば、画像形成を実行するように構成できる。あるいは、画像形成の必要長さを印刷枚数から算出し、算出された長さが残量情報よりも小さい場合に、画像形成を実行できるように構成できる。画像形成が実行できない場合には、表示手段12にその旨を表示する通知処理を行なう。
一のオーダの画像形成が終了するとペーパPは切断手段40で切断された状態であり、引き続いて処理オーダがない場合には、ペーパPの劣化を防止するために、ペーパPを画像形成位置から上流側のローディング待機位置Gまで巻き戻す。この動作をアンローディングと称する。
このアンローディングの際に、ペーパPの先端部から所定範囲(t)にバーコードを形成するために、プリントヘッド30のインク吐出ノズルによる印刷を実行する。かかる印刷の際には、全てのインク吐出ノズルを用いて実行することが好ましい。このとき形成されるバーコードは、ローディングの際に反射型光センサ33で読み取ったコード画像M1から得られた情報、又は、サーバBから受信した入力情報が更新部23により更新され、その更新された情報がコード化されたものである。すなわち、プリントヘッド30は、ローディングされているペーパPに対応する入力情報をサーバBから受信していないときには、コード画像M1から得られた情報に基づくバーコードをペーパPに形成する一方、上記入力情報をサーバBから一旦受信した後は、当該入力情報に基づくバーコード(入力情報画像)をペーパPに形成する入力情報画像形成手段として機能する。
上記バーコードにより表される情報には、更新された残量情報と当該画像形成装置Aの識別情報(装置ID)を含ませてもよい。これらにより、照合テーブル上では使用できないとなっているペーパであっても、画像形成装置Aにおいては残量情報を参照することで使用できるように構成できる。また、残量情報の有無によって使用の判断をしてもよい。照合テーブルの情報は、更新部23(更新手段に相当する)の機能によって更新される。
また、バーコードの形成方法としては、最後に画像形成されたペーパの印刷部分を切断処理し、下流の乾燥処理に搬送した後、画像形成されていないペーパPを画像形成位置まで巻き戻してバーコードを形成する方法がある。また別実施形態として、オーダの最後の画像形成の後に、引き続きバーコードを形成し、このバーコードを残すように切断する方法が例示できる。ただし、プリントヘッド30によりペーパPに形成される画像は、バーコードに限らず、他の一次元コードであってもよいし、一次元コードではなく二次元コードなどの他のコードであってもよい。また、上記入力情報画像は、一次元コードや二次元コードなどのコードに限らず、他の態様で表される画像であってもよい。
入力手段11は、キーボード、タッチパネル、マウス等で構成でき、画像形成装置Aの操作のための各種入力や画像データの編集、補正、プリント条件設定、オーダ情報入力等に用いられる。また、表示手段12は、液晶モニター等で構成でき、画像形成装置Aの各種操作画面、画像データの編集、補正、プリント条件設定等の各種画面を表示することができる。
反射型光センサ33によるバーコードの読取方法としては、主走査の往路及び復路の両方でバーコードを読み取るような方法も考えられる。この場合、例えば往路でバーコードの太さを検出した上で、復路でバーコードから情報を読み取るような構成を採用することができる。また、往路及び復路でそれぞれ読み取った情報を合成することにより、バーコードに生じているエラーを補修するような構成を採用することもできる。
(動作フロー)
以下に、本実施形態における画像形成装置Aの動作については図5及び図6を用いて、サーバBの動作について図8を用いて、それぞれ説明する。画像形成装置Aには、ペーパPがセットされ、ローディング待機位置GにペーパP先端部が引き出されている。ペーパPの先端部分には図3に示すようにコード画像M1及び数字情報画像M2が印刷あるいはシール貼着されている。図3において、先端から(t)の範囲は、非印刷領域として管理されており、コード画像M1及び数字情報画像M2を付してあっても差し支えない。ペーパPをセットしたタイミングであるいはプリント処理開始のタイミングにおいて、ローディング処理が行なわれる(S1)。ローディング待機位置GにあるペーパPは、搬送機構のローラによって下流側の画像形成位置に搬送される。プリントヘッド30付近で、ペーパPの先端検出が行なわれ、次いで、反射型光センサ33によって幅検出が行なわれる。先端位置決めと幅位置決めのための処理であり、例えば、幅方向でペーパのゆがみ、蛇行が検出されれば、搬送機構によるペーパPの繰り出し巻き戻し動作を段階的に行なって適正になるように構成できる。なお、例えば、ペーパセット時にコード画像(バーコード)M1を読み取る場合には、これら動作を省略し、バーコードの読取処理(S2)を実行することもできる。また、幅検出と同時にバーコードを読み取るように構成でき、この場合、主走査の一往路あるいは一復路において、ヘッド移動方向の上流側の端部、バーコード、下流側端部が順に読み取られ、制御部20の解析によって、端部検出とバーコード検出が行なわれる。
反射型センサ33によってコード画像(バーコード)M1が読み取られる(S2)。読み取られたコード画像M1は解析される。このバーコード読取処理において、読取エラーが検出された場合には、チェックコード(例えばパリティ、CRC等)を用いて誤り検出・訂正を行なう。また、読取エラーの場合には、ペーパPをわずかに送りあるいは戻して、反射型光センサ33を走査して再度読み取る。また、ペーパ先端部はカール状態になっている場合が多い。このカールによる読取エラーを回避できるように、反射型光センサ33とペーパPとの間隔(ギャップ)を設定する。
コード画像M1を読み取ることができた場合には(S3でYES)、解析して得られたプロダクトIDと照合テーブルのプロダクトIDとの照合が行なわれる(S4)。図4は照合テーブルの一例である。図4において、識別番号「1」及び「2」のペーパは、使用可否データがともに「1」であり、使用済みとして登録されている。その他のデータが「null」であることから、他の画像形成装置で使用されたことが分かる。また、識別番号「1590」および「3570」も使用可否データがともに「1」であり、使用済みとして登録されているが、他のデータが登録されていることから、この画像形成装置Aにおいてそのコード画像M1が読み取られ、照合テーブルが更新されたことが分かる。また、識別番号「1590」および「3570」の残量情報のデータはそれぞれ「100M」、「45M」である。識別番号「50123」及び「80456」は使用可否データがともに「0」であり、未使用として登録されている。
ステップS4での照合の結果、得られたプロダクトIDが照合テーブルに存在しないあるいは使用不可の「1」の場合は、その旨の通知が表示手段12になされる(S10)。例えば、得られたプロダクトIDのペーパが既に使用済みとして照合テーブルに登録されている場合がある。また、まだ製造されていないプロダクトIDのバーコードが付されている場合がある。このような場合には、画像形成用にそのペーパPを使用できないため、ペーパPの切り替えが必要になる(交換処理:S11)。なお、別実施形態として、使用不可の結果であっても、そのまま使用できるように処理モードを切り換えるように構成できる。
また、照合テーブルの更新処理とは別に、制御部20は、ペーパ使用履歴を示すログファイルを作成する。ログファイルは、例えば、使用日時、プロダクトID(登録されたIDまたは非登録のID)、使用量、幅、装置ID等のデータで構成される。このログファイルは、サーバBにアップロードされ、サーバBにおいても同様に、ログファイルとして管理される。このログファイルは、画像形成装置のトラブル時に原因判断の材料として提供され、例えばコード画像M1が付されていないペーパの使用が原因で故障したと判断されうる。
一方、照合の結果、得られたプロダクトIDの使用可否のデータが「0」(未使用を意味する)の場合は、照合テーブルの該当する使用可否のデータを「0」から「1」の使用済みに更新する(S5)。また、残量情報として、初期値の100Mから使用実績に応じて残量の数字が更新される。また、別実施形態として使用可否のデータを「0」のままとし、残量情報が「0」になった場合に使用可否のデータを「1」に更新するように構成できる。なお、照合テーブルの更新データは、上述のログファイルとは別に、サーバBにアップロードするように構成できる。
次いで、オーダの全てのコマ画像がペーパPに形成される(S6)。すなわち、コード画像M1から得られるプロダクトIDに基づく使用可否のデータが「0」(未使用を意味する)の場合には、制御部20がペーパPに対する画像形成動作を許可するようになっている。画像形成装置Aのデータ記憶部26に蓄積されているオーダの全てが終了すると、所定のタイミングでアンローディング動作が自動的あるいはオペレータの指示入力によって行なわれる(S7)。アンローディングの前に、ペーパPの先端部から所定範囲(t)にバーコードが形成される(S8)。ここでのバーコードは、コード画像M1から得られるプロダクトIDを含む情報を表すものであり、当該情報には更新された残量情報が含まれていることが好ましい。さらには、上記情報に装置IDも含まれていることが好ましい。
アンローディングが完了すると(S9)、ペーパ先端部がローディング待機位置Gに配置された状態となる。そして、次のローディングの際に(S1)、ステップS8で形成されたバーコードが読み取られる(S2)。このようにして読み取られたバーコードから得られるプロダクトIDに基づく使用可否のデータは、ペーパPが一旦使用されているため「1」(使用済みを意味する)であるが、このような場合には、残量情報を照合することにより、例えば残量情報が零になるまで使用可能と判断され、画像形成処理が許可される。ペーパPは、アンローディングされた後に、ロールの状態で画像形成装置Aから取り出されてもよい。そして、再度画像形成装置Aにセットされてもよい。他の画像形成装置においても、本実施形態と同様の構成を有している。
一方、コード画像M1を読み取ることができなかった場合には(S3でNO)、数字情報を入力すべき旨の指示が行われる(S101)。すなわち、ローディングされているペーパPに形成されている数字情報画像から得られる数字情報を、ユーザが入力手段11を用いて入力するよう促す内容のメッセージが、表示手段12に表示されるようになっている。ただし、数字情報を入力すべき旨の指示は、表示手段12を用いて行われるような構成に限らず、例えば音声などを用いて指示されるような構成であってもよい。
その後、数字情報が入力されると(S102でYES)、入力された数字情報及び装置ID記憶部24に記憶されている装置IDを含む識別情報が、画像形成装置AからサーバBへ送信される(S103)。図8に示すように、これらの識別情報を受信したサーバBは(S201)、当該識別情報に基づいて入力情報を作成し(S202)、作成した入力情報を画像形成装置Aに送信する(S203)。
画像形成装置AにおいてサーバBから入力情報を受信すると(S104でYES)、その入力情報に含まれるプロダクトIDと照合テーブルのプロダクトIDとの照合が行なわれる(S105)。このときの照合方法は、図4を用いて上述した通りである。ステップS105での照合の結果、得られたプロダクトIDが照合テーブルに存在しないあるいは使用不可の「1」の場合は、その旨の通知が表示手段12になされ(S111)、ペーパPの切り替えが行われる(交換処理:S112)。なお、コード画像M1が当該画像形成装置Aで一旦読み取られてペーパPが既に使用されている場合には、得られたプロダクトIDに基づく使用可否のデータは「1」(使用済みを意味する)であるが、このような場合には、残量情報を照合することにより、例えば残量情報が零になるまで使用可能と判断される。
照合の結果、ペーパPが使用可能と判断された場合、すなわち得られたプロダクトIDの使用可否のデータが「0」(未使用を意味する)の場合、又は、コード画像M1が当該画像形成装置Aで一旦読み取られてペーパPが既に使用されているが残量情報が零でない場合には、照合テーブルが更新されるとともに(S106)、ペーパPに対する画像形成動作が許可され、オーダの全てのコマ画像がペーパPに形成される(S107)。ステップS106の照合テーブルの更新では、残量情報が使用実績に応じて更新されるとともに、得られたプロダクトIDの使用可否のデータが「0」(未使用を意味する)の場合には、照合テーブルの該当する使用可否のデータが「0」から「1」の使用済みに更新される。なお、別実施形態として使用可否のデータを「0」のままとし、残量情報が「0」になった場合に使用可否のデータを「1」に更新するように構成できる。また、照合テーブルの更新データは、上述のログファイルとは別に、サーバBにアップロードするように構成できる。
画像形成装置Aのデータ記憶部26に蓄積されているオーダの全てが終了すると、所定のタイミングでアンローディング動作が自動的あるいはオペレータの指示入力によって行なわれる(S108)。アンローディングの前に、ペーパPの先端部から所定範囲(t)にバーコードが形成される(S109)。ここでのバーコードは、受信した入力情報から得られるプロダクトID及び装置IDを含む情報を表す入力情報画像であり、当該情報には更新された残量情報が含まれていることが好ましい。
アンローディングが完了すると(S110)、ペーパ先端部がローディング待機位置Gに配置された状態となる。そして、次のローディングの際に(S1)、ステップS109で形成されたバーコードが読み取られる(S2)。このようにして読み取られたバーコードから得られるプロダクトIDに基づく使用可否のデータは、ペーパPが一旦使用されているため「1」(使用済みを意味する)であるが、このような場合には、残量情報を照合することにより、例えば残量情報が零になるまで使用可能と判断され、画像形成処理が許可される。なお、上記バーコード(入力情報画像)により表わされる情報には、画像形成装置Aに固有の識別情報からなる装置IDが含まれているため、当該装置IDを照合して一致する画像形成装置でのみ画像形成動作を許可することにより、当該ペーパPが一旦使用された画像形成装置以外の画像形成装置で当該ペーパPが使用されるのを防止することができる。
本実施形態では、ペーパPに形成されているコード画像M1を読み取ることができる場合には、当該コード画像M1を読み取ることにより得られるプロダクトIDに基づいて、ペーパPに対する画像形成動作を制御することができる。一方、コード画像M1が汚れるなどして、当該コード画像M1を読み取ることができない場合には、サーバBから画像形成装置Aに入力情報を受信することにより、当該入力情報に基づいてペーパPに対する画像形成動作を制御することができる。
すなわち、コード画像M1を読み取ることができない場合には、ペーパPにコード画像M1とともに形成されている数字情報画像M2を確認し、当該数字情報画像M2から得られる数字情報と、画像形成装置Aに固有の装置IDとをサーバBに入力することにより、これらの数字情報及び装置IDに基づいて、画像形成装置Aに固有の入力情報を作成することができる。そして、このようにして作成された入力情報をサーバBから画像形成装置Aへ送信することにより、当該入力情報を受信した画像形成装置Aにおいて、当該入力情報に基づいてペーパPに対する画像形成動作を制御することができる。
このように、コード画像M1を読み取ることができない場合であっても、サーバBから画像形成装置Aへ送信される入力情報に基づいてペーパPに対する画像形成動作を制御することができる。したがって、サーバBから画像形成装置Aへ送信される入力情報を画像形成装置Aにおいて照合し、その照合結果に応じてペーパPに対する画像形成動作を許可することにより、コード画像M1を読み取ることができない場合であっても、ペーパPの管理を良好に行うことができる。
特に、ペーパPに形成されている数字情報画像M2から得られる数字情報を画像形成装置Aに直接入力することにより入力情報が作成されるような構成ではなく、上記数字情報を装置IDとともにサーバBに入力しなければ、入力情報を作成することができないような構成となっている。このようにして作成される入力情報は、画像形成装置Aに固有のものであるため、他の画像形成装置において使用することはできない。したがって、上記数字情報を他の画像形成装置にも入力するといった不正使用を防止することができるので、ペーパPの管理をより良好に行うことができる。
また、本実施形態では、入力情報をサーバBから画像形成装置Aへ一旦受信した後は、当該入力情報に基づく入力情報画像をペーパPに形成し、当該ペーパPに形成されている入力情報画像を読み取ることにより得られる情報に基づいて、ペーパPに対する画像形成動作を制御することができる。これにより、画像形成装置Aにおいて入力情報を一旦受信した後は、サーバBから入力情報を受信するための作業を再度行うことなく、ペーパPに形成した入力情報画像から得られる情報に基づいて、ペーパPに対する画像形成動作を許可することができるので、ペーパPの管理をより良好に行うことができる。
さらに、本実施形態では、画像形成装置Aに入力された数字情報を装置IDとともにサーバBへ送信することにより、これらの数字情報及び装置IDに基づいてサーバBに入力情報を作成させ、その作成された入力情報をサーバBから画像形成装置Aに受信することができる。これにより、他の端末装置を用いることなく画像形成装置AからサーバBにアクセスし、サーバBから画像形成装置Aに入力情報を受信することができるので、入力情報をより容易に受信することができる。ただし、このような構成に限らず、他の端末装置又はサーバBを操作することにより、数字情報及び装置IDをサーバBに入力するような構成であってもよい。
(照合テーブルの自動更新)
照合テーブルのデータは、予め画像形成装置Aに記憶されている。これは、照合テーブルを構成するデータを記録メディアからインストールするように構成できる。また、ネットワークを介したダウンロードによって取得し、照合テーブルを定期的に更新することができる。ペーパPのプロダクトIDは固有のものであるため、ペーパPの生産にあわせてプロダクトIDが設定されることになる。また、ペーパPが使用された場合には、使用済みとして管理する必要があるため、使用開始されたペーパについては図4に示すように使用可否が「1」としてデータを更新する必要がある。また、ペーパが画像形成装置Aからロール状態で取り出された場合に、再度使用できるように、残量情報を参照するため、残量情報も更新する必要がある。また、画像形成装置は、他にも存在しているため、一箇所の画像形成装置の照合テーブルを更新するのみでは、すべてのペーパを管理することができない。
そこで、サーバBのサーバ管理情報記憶部2にサーバ管理情報を記憶させ、全てのペーパの管理情報(照合テーブルに記憶されているような使用可否データ、プロダクトID、残量情報などの各種情報)を一元的に管理する。サーバ管理情報は、全てのペーパの管理情報の集合であり、個々の画像形成装置の照合テーブルのデータ内容も有して構成されている。また、サーバ管理情報は、ペーパの製造に合わせ、そのデータが追加される。ペーパの将来の消費予測数を予め設定することで、プロダクトIDの総数を割り出し、コード化の桁数を設定する。また、プロダクトIDを連続した数字あるいは英文字の組合せにしてもよいが、ユニーク性の観点、偽造ID防止の観点等から、不連続あるいはランダムな組合せが望ましい。また、将来にわたり必要とされる記録媒体の数を予め設定し、それに合わせてプロダクトIDを設定しておき、製造前のものは使用可否データとしては、使用済み「1」としておき、製造し販売する際に、未使用「0」として管理することが好ましい。これによって、偽造IDの氾濫を抑制することができる。
また、サーバBは、それぞれの画像形成装置A、C等のペーパ使用履歴を示すログファイルまたは照合テーブルのデータをネットワークを介して収集し、あるいはそれらを記録した記録メディアを収集し、サーバ管理情報を制御部1の機能によって更新する。そして、更新した最新の管理情報のデータをパターンファイルとして、それぞれの画像形成装置A、C等に配信し、配信されたデータに基づいて、画像形成装置の照合テーブルを更新するように構成される。パターンファイルは、パターンファイル作成部3によって作成される。なお、ログファイルには、それぞれの画像形成装置における、全てのペーパの使用履歴が含まれ、ペーパとしては、品質が確保された純正ペーパや、コード画像M1が付されていないペーパも含まれる。
例えば、サーバBは、定期的にあるいはサーバ管理情報が更新された場合(更新後、更新後所定期間経過後等)、サーバ管理情報のアップデートデータをパターンファイルとしてそれぞれの画像形成装置A、Cにデータ送受信部4を用いて送信する。それぞれの画像形成装置A、Cは、データ送受信部25によって、パターンファイルを受信する。そして、更新部23は、パターンファイルに基づいて、照合テーブルのデータ内容を更新する。パターンファイルとしては、通信負荷を考慮し、バイナリデータが好ましく、例えば、1ビットで表現できる使用可否のデータをプロダクトIDの順に配置させたデータ構造が好ましい。使用可否のデータは、未使用であれば「0」とし、使用済みであれば「1」として1ビット構成される。また、パターンファイルに日時情報、あるいはデータを識別するデータIDを含ませることで、データを識別でき、照合テーブルの更新を正確に行なえる。図7は、パターンファイルの一例を説明するための図である。図7では、パターンファイルのヘッダ情報として日時情報が含まれている例である。これ以外に、データIDを含ませていてもよい。また、日時情報やデータIDを含ませていなくてもよい。パターンファイルは、全てのプロダクトIDの配列順に未使用か使用済みかを意味する「0」か「1」のデータで構成されている。
また、それぞれの画像形成装置A、Cは、それぞれに設定されている定期的な時刻あるいは日時において、またはそれぞれの照合テーブルが更新された場合(更新後、更新後所定期間経過後、装置シャットダウン前のタイミング等)において、ログファイルまたは照合テーブルの全データあるいは更新されているデータのみを、サーバBにデータ送受信部25によって送信する。サーバBは、データ送受信部4によってそのデータを受信する。そして制御部1は、このデータに基づいてサーバ管理情報の更新を行なう。
(別実施形態)
上記実施形態において、画像形成装置Aは、インクジェットプリント機構部A1と、制御機能部A2とが一つの装置構成として説明したが、制御機能部A2は、別構成の情報処理装置で構成することができる。
また、画像形成装置Aの印刷方式をインクジェット方式として説明したが、特にこれに制限されず、実施例のようにシリアル走査型のプリントヘッドを用いた方式に限らず、ペーパ幅と同じサイズを有するライン走査型のプリントヘッドを用いたインクジェット方式や、熱転写式プリンタ、昇華型プリンタにも適用できる。各種プリンタにおいて、ペーパのコード画像M1や入力情報画像を読み出し、記憶し、画像形成終了のタイミングで、ペーパ先端にバーコードを印刷し、この印刷したバーコードを読み取る構成が具備される。さらに、ペーパ幅検出用のセンサと、コード画像M1や入力情報画像を読み取るセンサを同一のものとすることが好ましい。
(写真プリントシステム)
上記実施形態において、画像形成装置Aは、単独で構成されていてもよいが、各種プリンタ等とネットワークで接続された写真プリントシステムを構築する一構成装置として機能する。例えば、画像形成装置Aが、LANなどのネットワークを介して複数の端末、各種プリンタ、記録媒体読み取り装置、写真プリント注文におけるオンラインプリント注文サーバ等と接続される。端末としては、オペレータ用の画像処理装置、店舗内設置の注文者用の受付端末、ネット受付端末等が例示される。画像処理装置、受付端末、ネット受付端末の設置台数は、それぞれ1台に限定されず、必要に応じて複数台を設置することができる。また、現像済みネガフィルムから画像データを読み取るためのフィルムスキャナーは、画像処理装置に直接に配置されていてもよく、または画像形成装置Aに接続されあるいはLAN上に接続されていてもよい。
受付端末は、例えば店頭に設置され、デジタルカメラの記録メディアやその他の記録メディアに格納された画像データを受け付けることができる。受付端末は、主として顧客により操作されるものであり、顧客が持参した記録メディアを挿入して、写真プリントの作成対象となる画像データを選択したり、プリント枚数などを設定したりすることができる。また、写真プリント処理に関する画像データを含むオーダ情報を画像形成装置側あるいは各種プリンタに送信する機能を有している。
ネット受付端末は、インターネットを経由したオンラインでのプリント注文を受け付ける機能を有する。記録媒体読み取り装置は、記録メディアから画像データを読み込む機能のほかに、画像処理装置から送信されてきた画像データ、オーダ情報等のデータを記録メディアに書き込む機能も有している。
画像処理装置は、写真プリント注文に係る画像データや注文データ等の情報を含むオーダ情報を保存するオーダ情報保存部と、このオーダ情報を管理制御するオーダ管理部とを備えている。
プリント条件設定部は、オーダ情報の画像データに対し、プレジャッジ処理を行ない、所定数のコマ画像をモニターに表示し、コマ画像ごとにプリント条件を設定する機能である。例えば、オーダ情報保存部に保存された、任意のオーダ情報を選択し、所定数のコマ画像をモニターに表示し、表示されたコマ画像に対し、プリント枚数、プリントサイズ、画像の補正データ等のプリント条件を設定する。
プレジャッジ処理は、画像データに基づいて写真プリントを作成する前に、適切な画質の写真プリントが作成されるか否かを判定するものであり、画像データに対する判定をオペレータが行なうための機能を提供し、かかる機能は主としてソフトウェアにより提供される。なお、プレジャッジ処理は必ず行なわなければならないものではなく、プレジャッジ処理を省略してプリント処理を行うことも可能である。
プリント条件設定部は、例えば、色や濃度を補正するための補正データを入力する機能を提供するものであり、かかる補正データの入力は必要に応じて設定される。その他の補正データの設定としては、赤目補正、逆光補正などの特殊補正の設定が例としてあげられる。
また、プリント枚数の設定としては、フィルムスキャナーから取得した画像データに関してはデフォルトで1が設定されているが、オペレータの入力操作により変更することができる。
プリント用画像データ作成手段は、プリント条件設定部で設定されたプリント条件の補正データ、プリントサイズ等に基づいて、それに対応する画像データを画像処理し、プリント用画像データを作成する。プリント用画像データ作成手段は、コンピュータプログラムと、CPU、メモリ等ハードウエア資源との協働作用によって実現する構成や、また、専用回路で構成された画像処理基板での構成が例示される。画像処理基板としては、例えば、入力メモリ、画像処理回路部、展開メモリにより構成され、画像処理回路部において所定の画像処理が行なわれる。具体的には、プレジャッジ処理等の補正データに基づく色・濃度の補正、設定されたプリントサイズに従ったデータの拡縮処理などである。ここで作成されたプリント用画像データは、画像形成装置A側あるいは各種プリンタに送受信部によって送信される。
画像形成装置の機能構成を説明するための図 プリントヘッドについて説明するための図 ペーパの構成を概略的に示した図 照合テーブルの一例について示す図 本実施形態における画像形成装置Aの動作について示すフローチャート 本実施形態における画像形成装置Aの動作について示すフローチャート パターンファイルについて説明するための図 本実施形態におけるサーバBの動作について示すフローチャート
符号の説明
A 画像形成装置
A1 インクジェットプリント機構部
A2 制御機能部
B サーバ
C 画像形成装置
P ペーパ
1 制御部
4 データ送受信部
5 入力情報作成部
11 入力手段
12 表示手段
20 制御部
21 照合テーブル記憶部
22 照合部
23 更新部
24 装置ID記憶部
25 データ送受信部
26 データ記憶部
30 プリントヘッド
33 反射型光センサ

Claims (5)

  1. 長尺状の記録媒体に画像を形成可能な画像形成装置と、複数の当該画像形成装置とネットワークを介して接続可能なサーバとで構成される画像形成システムであって、
    前記記録媒体には、当該記録媒体に固有の識別情報からなるプロダクトIDを表すコード画像と、前記プロダクトIDに対応付けられた数字情報を表す数字情報画像とが形成されており、
    前記サーバは、
    前記数字情報及び前記画像形成装置に固有の識別情報からなる装置IDの入力を受け付ける識別情報入力受付手段と、
    入力された前記数字情報及び前記装置IDに基づいて、前記画像形成装置に固有の入力情報を作成する入力情報作成手段と、
    作成した前記入力情報を前記画像形成装置へ送信する入力情報送信手段とを備え、
    前記画像形成装置は、
    前記コード画像を読み取るためのコード画像読取手段と、
    前記入力情報を受信する入力情報受信手段と、
    前記コード画像を読み取った場合には、当該コード画像から得られる前記プロダクトIDに基づいて前記記録媒体に対する画像形成動作を制御し、前記コード画像を読み取ることができない場合に、前記入力情報を受信した場合には、当該入力情報に基づいて前記記録媒体に対する画像形成動作を制御する画像形成制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記画像形成装置は、
    受信した前記入力情報に基づく入力情報画像を前記記録媒体に形成する入力情報画像形成手段と、
    前記記録媒体に形成されている前記入力情報画像を読み取るための入力情報画像読取手段とを備え、
    前記画像形成制御手段は、前記入力情報画像を読み取った場合には、当該入力情報画像から得られる前記入力情報に基づいて前記記録媒体に対する画像形成動作を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記画像形成装置は、
    前記装置IDを記憶している装置ID記憶手段と、
    前記数字情報の入力を受け付ける数字情報入力受付手段と、
    前記装置ID記憶手段により記憶されている前記装置ID、及び、前記数字情報入力受付手段により受け付けた前記数字情報を前記サーバへ送信する識別情報送信手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 長尺状の記録媒体に画像を形成可能な画像形成装置であって、
    前記記録媒体に形成された当該記録媒体に固有の識別情報からなるプロダクトIDを表すコード画像を読み取るためのコード画像読取手段と、
    前記プロダクトIDに対応付けられた数字情報及び前記画像形成装置に固有の識別情報からなる装置IDに基づいて作成された、前記画像形成装置に固有の入力情報を受信する入力情報受信手段と、
    前記コード画像を読み取った場合には、当該コード画像から得られる前記プロダクトIDに基づいて前記記録媒体に対する画像形成動作を制御し、前記コード画像を読み取ることができない場合に、前記入力情報を受信した場合には、当該入力情報に基づいて前記記録媒体に対する画像形成動作を制御する画像形成制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 長尺状の記録媒体に画像を形成可能な複数の画像形成装置とネットワークを介して接続可能なサーバであって、
    前記記録媒体に固有の識別情報からなるプロダクトIDに対応付けられた数字情報及び前記画像形成装置に固有の識別情報からなる装置IDの入力を受け付ける識別情報入力受付手段と、
    入力された前記数字情報及び前記装置IDに基づいて、前記画像形成装置に固有の入力情報を作成する入力情報作成手段と、
    作成した前記入力情報を前記画像形成装置へ送信する入力情報送信手段とを備えたことを特徴とするサーバ。
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