JP2009237889A - 権限管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】管理者に与える負担を低減してミスの少ないシステムを実現する。
【解決手段】センタ装置3は、ローカル装置4に接続または接続予定の機器6を存置/増設/撤去に分類し、それぞれに利用者権限を設定した権限設定テーブル31dを記憶部31に記憶している。権限設定テーブル作成部33は、変更工事の計画情報に従って権限設定テーブル31dを書き換える。運用テーブル作成部34は、変更工事の計画情報が権限設定テーブルに反映されると、存置または撤去に分類された機器6の運用テーブル51を作成し、工事完了信号を通信部35から受信すると、権限設定テーブル31dの存置および増設に分類された機器の運用テーブル51を新たに作成する。ローカル装置4は、センタ装置3からの運用テーブル51にしたがって機器6を制御し、工事完了時に工事完了信号をセンタ装置3に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種設備における機器の利用権限を管理する権限管理システムに関し、特に、設備の増設、撤去等の変更工事の計画があるときに、変更前後の人員に対する権限の修正(追加、削除)時における管理者の作業負担及び作業ミスを削減することができる権限管理システムに関する。
従来、管理区域に対する人の出入を規制する必要がある各種施設において、例えば社員証等のIDカードや指紋等のバイオメトリクス情報を用いて個人認証を行い、正当な権限を持つ者だけを管理区域へ出入可能としたり、特定の機器を操作可能とする出入管理システムが下記特許文献1などで実用化されている。
この種の出入管理システムでは、管理センタにて管理している施設内の機器構成情報と扉等への通行権限を人員毎に許可するか否かを設定した権限設定テーブルを記憶し、この権限設定テーブルに基づいて社員等の扉の開閉等の許可を判定している。
ところで、施設内で、部屋、扉の追加、撤去等の設備の変更工事の計画が発生した場合、変更工事の完了後に、上記管理センタで記憶している権限設定テーブルを変更工事後の設備用に更新を行う必要がある。
一般にシステム変更を行う場合、下記特許文献2に示すように、変更工事の計画が発生した後、変更工事が完了するまでに、変更工事後のシステム情報を用意しておき、システム変更完了とともに置き替えることで実行される。
出入管理システムにおいても同様で、変更工事の計画中に、現在の権限設定テーブルとは別に変更工事後の権限設定テーブルを準備しておき、変更工事完了の確認が行われた後に、準備しておいた権限設定テーブルで可動中の権限設定テーブルを置き換える。
特開2007−323262号公報 特開平5−113832号公報
しかし、変更工事の計画が発生してから変更工事が完了するまでの期間でも、人事異動等で現在可動中の権限設定テーブルに変更を行うことは頻繁にあり、新たな権限設定テーブルを準備完了後に、現在可動中の権限設定テーブルを変更すると、その変更情報を新たな権限設定テーブルにも反映させる必要があるかどうかを管理者が逐次判断して、修正を施さなければならない。
従って、管理者の作業負担があるだけでなく、変更工事の計画中の権限の変更を変更工事後の権限設定テーブルに反映することを忘れたり、誤った反映をしてしまうという問題がある。例えば、変更工事の計画中にある扉にある人の入室権限を付与したにも関わらず、変更工事完了後に新しい権限設定テーブルを反映したら権限付与前に戻ってしまい、入室できなくなるということが発生する。
そこで、本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、システムで管理する施設の設備の変更工事前後での権限変更を必要なものだけ迅速にシステムに反映させ、かつ、変更工事の計画中の権限変更を変更工事完了後のシステムにも反映させることができ、管理者に与える負担を低減してミスの少ないシステムを実現することができる権限管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載された権限管理システムは、センタ装置からローカル装置に接続されている機器の権限情報を設定する権限管理システムであって、
前記センタ装置は、
前記ローカル装置に接続または接続予定の機器を存置/増設/撤去に分類し、それぞれに利用者権限を設定した権限設定テーブルを記憶している記憶部と、
運用テーブルを前記ローカル装置に送信するとともに前記ローカル装置から工事完了信号を受信する通信部と、
入力される変更工事の計画情報にしたがって前記権限設定テーブルを書き換える権限設定テーブル作成部と、
前記変更工事の計画情報が権限設定テーブルに反映されると、存置または撤去に分類された機器についての運用テーブルを作成して前記通信部から前記ローカル装置へ送信し、前記工事完了信号を前記通信部から受信すると、前記権限設定テーブルの存置および増設に分類された機器について新たに運用テーブルを作成して前記通信部から前記ローカル装置へ送信する運用テーブル作成部とを有し、
前記ローカル装置は、前記センタ装置から受信した運用テーブルにしたがって機器を制御するとともに、工事が完了すると工事完了信号を前記センタ装置に送信することを特徴とする。
請求項2に記載された権限管理システムは、請求項1記載の権限管理システムにおいて、
前記権限設定テーブル作成部は、入力された変更工事の計画情報に含まれる機器構成が、前記権限設定テーブルと共通している機器を存置、前記計画に含まれており前記権限設定テーブルにない機器を増設、前記計画に含まれておらず前記権限設定テーブルにある機器を撤去にそれぞれ分類して権限設定テーブルを更新し、
前記工事完了信号を受信すると、前記権限設定テーブルに撤去と分類されている機器について権限設定テーブルから削除するとともに、前記権限設定テーブルの増設および存置に分類されている機器を存置に分類することを特徴とする。
請求項3に記載された権限管理システムは、変更工事の計画情報を入力する入力部と、
機器を存置/増設/撤去に分類し、それぞれに利用者権限を設定した権限設定テーブルを記憶している記憶部と、
入力された変更工事の計画情報にしたがって前記権限設定テーブルを書き換える権限設定テーブル作成部と、
前記入力部から変更工事の計画情報が権限設定テーブルに反映されると、存置または撤去に分類された機器についての運用テーブルを作成し、工事が完了すると、前記権限設定テーブルの存置および増設に分類された機器について新たに運用テーブルを作成する運用テーブル作成部と、
前記運用テーブルにしたがって機器を制御する制御部とを具備したことを特徴とする。
請求項4に記載された権限管理システムは、変更工事の計画情報を入力する入力部と、
機器を存置/増設/撤去に分類し、それぞれに利用者権限を設定した権限設定テーブルを記憶している記憶部と、
入力された変更工事の計画情報にしたがって前記権限設定テーブルを書き換える権限設定テーブル作成部と、
前記入力部から変更工事の計画情報が権限設定テーブルに反映されると、存置または撤去に分類された機器についての第一の運用テーブルと、前記権限設定テーブルの存置および増設に分類された機器についての第二の運用テーブルを作成する運用テーブル作成部と、
工事完了前は、前記第一の運用テーブルにしたがって機器を制御し、工事が完了すると、前記第二の運用テーブルにしたがって機器を制御する制御部とを具備したことを特徴とする。
請求項5に記載された権限管理システムは、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の権限管理システムにおいて、
前記機器が出入管理装置であることを特徴とする。
本発明によれば、変更工事の予定が発生すると、この変更工事の前後で機器を「存置」、「増設」、「撤去」のいずれかに分類し、変更工事計画中に権限設定の変更を行った場合、分類情報が「存置」の機器に対する変更については、変更工事後の権限設定テーブルにも自動的に反映されるので、管理者の設定ミスや処理漏れを防ぐことが可能となる。
また、変更工事計画中に権限設定の変更を行った場合、稼動中のシステムに有効な設定に対する変更は迅速にシステムに反映させ、変更工事後に有効となる設定に対する変更はシステムに反映させないことにより無駄な通信を減らすことができる。
以下、本発明に係る権限管理システムについて図面を参照しながら説明する。
図1は本発明に係る権限管理システムのブロック構成図、図2(a)〜(d)は本発明に係る権限管理システムにおける変更工事前後の機器のレイアウトと機器構成情報の一例を示す図、図3(a)〜(e)は本発明に係る権限管理システムの変更工事計画登録前後での処理に伴う権限設定テーブルと運用テーブルの一例を示す図、図4は本発明に係る権限管理システムの全体の処理内容に関するフローチャート、図5は図4における変更工事計画中処理に関するフローチャート、図6は図5の運用テーブルの転送処理に関するフローチャートである。
図1に示すように、本発明に係る権限管理システム1は、各種設備における機器の利用権限を管理するシステムであって、入力端末2、センタ装置3、ローカル装置4を備えて概略構成される。
この権限管理システム1では、入力端末2とセンタ装置3との間、センタ装置3とローカル装置4との間が、例えばインタネット、イントラネット等の通信網5を介して通信可能に接続される。また、ローカル装置4には、利用者権限が設定される機器(出入管理装置)6が含まれる。
尚、図1の例では、入力端末2とローカル装置4とが通信網5を介して2つずつセンタ装置3に接続される構成としているが、これに限定されるものではない。入力端末2やローカル装置4は、センタ装置3に対し、システム構成に応じて1つ又は複数接続することが可能である。以下、各構成について詳細に説明する。
入力部としての入力端末2は、センタ装置3との間で通信網5を介して通信可能に接続され、例えばパーソナルコンピュータ等の端末で構成される。入力端末2は、小〜大規模の建物における扉等の各種設備の増設・撤去等による変更工事の計画情報を遠隔から入力しており、管理者の操作によりセンタ装置3にアクセスし、ローカル装置4毎の利用者情報31aや機器構成情報31bの入力、権限設定テーブル31d内の利用者に対する権限付与を行っている。尚、利用者情報31a、機器構成情報31b、権限設定テーブル31dについては追って説明する。
センタ装置3は、汎用の計算機で実現され、各ローカル装置4毎の機器6に関する利用者情報31a、権限設定テーブル31dを一元管理し、各ローカル装置4毎の機器6を遠隔統合管理するための各種情報の参照/更新機能をインターネット/イントラネット等の通信網5を介して管理者に提供するシステムである。
このセンタ装置3は、図1に示すように、記憶部31、機器分類部32、権限設定テーブル作成部33、運用テーブル作成部34、通信部35、制御部36を備えている。尚、図1において、上述した入力端末2に相当する構成を入力部としてセンタ装置3に含む構成としてもよい。
記憶部31は、利用者情報31a、機器構成情報31b、機器分類情報31c、権限設定テーブル31dなどを記憶している。以下、記憶部31が記憶する情報内容について説明する。
利用者情報31aは、各ローカル装置4に所属する利用者の情報であって、利用者IDと関連付けて名前、所属、職責等の情報が記憶部31に記憶される。
機器構成情報31bは、利用者に権限を付与すべき対象を記憶した情報である。本例では、機器6が出入管理装置としてのカードリーダ42と電気錠扉43で構成され、カードリーダ42を権限設定の対象とした場合には、図2(c),(d)に示すように、カードリーダ42と関連付けて電気錠扉43、設置場所が機器構成情報31bとして記憶部31に記憶される。
さらに具体的な例を示すと、変更工事の計画情報として、機器6のレイアウトを図2(a)の状態から図2(b)の状態に変更する計画を入力端末2から登録する場合、変更工事計画の登録前では、図2(c)に示すように、カードリーダCR1−電気錠扉D1−設置場所:居室C、カードリーダCR2−電気錠扉D2−設置場所:事務室A、カードリーダCR3−電気錠扉D3−設置場所:社長室の対応付けがなされた機器構成情報31bが記憶部31に記憶されている。
また、変更工事計画の登録後では、図2(d)に示すように、カードリーダCR1−電気錠扉D1−設置場所:居室C、カードリーダCR2−電気錠扉D2−設置場所:事務室A、カードリーダCR4−電気錠扉D4−設置場所:事務室Bの対応付けがなされた機器構成情報31bを上述の変更工事計画前の機器構成とともに記憶部31に記憶している。
これら機器構成情報31bには、現在稼動中のシステムに対する機器構成と変更工事が計画されている場合、変更工事の計画情報として変更工事後の機器構成を入力端末2から入力して記憶しておくことができる。そして、センタ装置1は、機器構成情報31bに変更工事後の機器構成が記憶されていると、変更工事計画が登録されているものと判断する。また、図2(c),(d)では、カードリーダ42を権限設定の対象としているが、防犯区画セット/解除、異常復旧等を権限設定の対象とすることもできる。
機器分類情報31cは、ローカル装置4に接続または接続予定の機器6を、(1)現在可動中のシステムでのみ有効なもの(入力された変更工事の計画情報に含まれていない機器構成であって権限設定テーブル31dにある機器)、(2)変更工事後のシステムで有効なもの(入力された変更工事の計画情報に含まれる機器構成であって権限設定テーブル31dにない機器)、(3)現在及び変更工事後の両方で共通で有効なもの(入力された変更工事の計画情報に含まれる機器構成のうち権限設定テーブル31dと共通している機器)のいずれかに分類した分類を各機器6に関連付けて記憶部31に記憶した情報である。
具体的には、分類対象をカードリーダ42とした場合、例えば図3(b)に示すように、「カードリーダ」と「分類」の左2列が機器分類情報31cであり、各カードリーダ42毎に「撤去」、「増設」、「存置」の3種の分類情報として記憶される。そして、現在可動中のシステムでのみ有効なカードリーダ42、すなわち変更工事後に撤去予定のカードリーダ42を「撤去」とし、変更工事後のみ有効なカードリーダ42、すなわち変更工事で増設予定のカードリーダ42を「増設」とし、変更工事前後で共通なカードリーダ42を「存置」として分類情報が付与されている。
尚、入力端末2から変更工事の計画が登録されていない場合は、全てのカードリーダ42に「存置」という分類情報が付与されている。また、カードリーダ42と対に配設される電気錠扉43を分類対象とすることもできる。さらに、本例では、カードリーダ42と電気錠扉43を別体の構成としているが、電気錠扉43にカードリーダ42の機能を備えて一体化した構成でもよい。この場合、カードリーダ42と電気錠扉43を一つの機器6として取り扱うことができる。
権限設定テーブル31dは、ローカル装置4毎に機器6の利用権限をテーブル化して設定した情報である。本例では、機器構成情報31bに含まれる各カードリーダ42と利用者情報31aに記憶される各利用者に付与した権限との関係を記憶したテーブルによって権限設定テーブル31dが構成され、変更工事計画が登録されている場合は機器6の分類情報も合わせて記憶部31に記憶される。
具体的には、例えば図3(b)に示すように、機器分類情報31cと各利用者に付与した権限(IDコード)とが対応付けられたテーブルによって権限設定テーブル31dが構成される。図3(b)の権限設定テーブル31dでは、カードリーダCR1とカードリーダCR2に関して、分類情報が「存置」でID1〜ID6までのIDコードに利用権限があることを示している。また、カードリーダCR3に関しては、分類情報が「撤去」でID2,ID3,ID6のIDコードに利用権限があることを示している。さらに、カードリーダCR4に関しては、分類情報が「増設」でID1,ID4,ID5のIDコードに利用権限があることを示している。
このように、権限設定テーブル31dは、機器分類情報31cと各利用者に付与した権限とが対応付けられたテーブルとして、センタ装置3に接続されるローカル装置4毎に記憶部31に記憶される。
尚、図3では、1つのローカル装置4のみに関する権限設定テーブル31dを示しているが、各ローカル装置4毎に機器分類情報31cと各利用者に付与した権限とが対応付けられた権限設定テーブル31dが記憶されるようになっている。また、図3の例では、権限設定テーブル31dに分類情報が含まれているが、この分類情報を権限設定テーブル31dに含めない構成とし、権限設定テーブル31dと機器分類情報31bの両方を参照して後述する運用テーブル51を作成するようにしてもよい。
機器分類部32は、ローカル装置4にて現在稼動中のシステムの機器構成情報とは別に変更工事後の機器構成情報が計画情報(工事予定)として入力端末2から入力されると、制御部36からの指令により、現在稼動中の機器構成情報と、入力端末2から入力された変更工事後の機器構成情報とを比較し、前述した現システムでのみ有効な機器(撤去されるカードリーダ42)を「撤去」とし、変更工事後のみ有効となる機器(増設されるカードリーダ42)を「増設」とし、両者で共通している機器を「存置」とする何れかに分類し、この分類を各カードリーダ42と関連付けて機器分類情報31cとして記憶部31に記憶する機能を有している。
権限設定テーブル作成部33は、入力端末2からの入力情報に基づいて権限設定テーブル31dの変更や更新を行っている。さらに説明すると、権限設定テーブル作成部33は、入力端末2から変更工事の計画情報が登録され、機器分類部32により変更工事後の機器分類情報31cが生成されると、この機器分類情報31cに基づいて権限設定テーブル31dを変更している。また、権限設定テーブル作成部33は、入力端末2から利用者情報31aの追加、削除が登録されると、この登録内容に基づいて権限設定テーブル31dの更新を行っている。
また、権限設定テーブル作成部33は、新規、変更工事後にローカル装置4から工事完了信号を通信部35から受信すると、運用テーブル作成部34で作成される運用テーブルに合わせて権限設定テーブル31d自身も変更工事後のものに更新している。
運用テーブル作成部34は、入力端末2から権限設定テーブル31d上の権限の変更(IDの追加・削除)が入力され、変更工事の計画情報が権限設定テーブル31dに反映されると、「存置」または「撤去」に分類されたカードリーダ42についての運用テーブル51を作成している。
また、運用テーブル作成部34は、ローカル装置4から工事完了信号を通信部35から受信すると、変更工事後のローカル装置4で有効な運用テーブル51として、権限設定テーブル31dの「存置」および「増設」に分類されたカードリーダ42についての運用テーブル51を作成している。
尚、作成される運用テーブル51としては、図3に示すような分類情報を含む権限設定テーブル31dを用い、分類情報に基づいて人員のカードリーダ42や電気錠扉43に対する操作の有効性を判別するようにしてもよい。
通信部35は、入力端末2より入力される機器構成(カードリーダ42、電気錠扉43)、権限設定テーブル31d上の権限付与に関するユーザーインターフェースを提供している。また、通信部35は、各ローカル装置4でのみ必要な運用テーブル51を転送したり、変更工事計画の登録がある場合にローカル装置4からの工事完了信号を送受信する通信インターフェースとして機能している。
制御部36は、CPUであり、後述する権限設定に関する図4〜6に示す処理を含め、センタ装置3全体の統括制御を行っている。尚、権限設定に関する処理内容については追って説明する。
ローカル装置4は、センタ装置3と接続してセンタ装置3から送信されるローカル装置4に関する運用テーブル51を記憶し、機器6に権限管理システム1を提供するシステムである。
ローカル装置4は、コントローラ41を備え、コントローラ41に機器(出入管理装置)6としてのカードリーダ42及び電気錠扉43が接続されている。
コントローラ41は、各ローカル装置4に接続される機器6を管理するもので、記憶部41a、通信インタフェース41b、電気錠制御部41c、施錠監視部41d、扉開閉監視部41e、制御部41fを備えている。また、機器6としては、カードリーダ42とカードリーダ42に関連付けて配置される電気錠扉43とが組として設けられ、カードリーダ42が制御部41fに接続され、電気錠扉43が電気錠制御部41cに接続される。
記憶部41aは、センタ装置3から転送されるローカル装置4に関する運用テーブル51を記憶している。この運用テーブル51は、センタ装置3において、権限設定テーブル31dから現在稼動中のローカル装置4の機器6の分類情報に基づく有効な設定で作成して転送される。例えば、変更工事計画の登録中であれば、機器6の分類情報が「存置」と「撤去」のカードリーダ42を含む運用テーブル51がセンタ装置3で作成され、この作成された運用テーブル51がローカル装置4に転送される。
通信インタフェース41bは、LAN接続された下位のカードリーダ42、センタ装置3と通信するためのインターフェースである。
電気錠制御部41cは、制御部41fの制御により、電気錠扉43を施錠/解錠制御する制御信号を制御対象の電気錠扉43に送出している。
施錠監視部41dは、制御対象の電気錠扉43の電気錠の施錠/解錠状態を監視し、電気錠の施錠/解錠状態を示す監視信号を制御部41fに出力している。
扉開閉監視部41eは、制御対象の電気錠扉43の扉部の開閉状態を監視し、扉部の開閉状態を示す監視信号を制御部41fに出力している。
制御部41fは、CPU等から構成され、センタ装置3との間の情報の送受、施錠監視部41dおよび扉開閉監視部41eからの監視信号による機器6の状態判別、運用テーブル51に基づく機器6の制御など、ローカル装置4全体を統括制御している。また、制御部41fは、変更工事完了後のボタン操作又はセルフチェック後に、変更工事が完了した旨の工事完了信号を、通信インタフェース41bを介してセンタ装置3に送信している。
尚、ローカル装置4としては、図1に示す構成に限定されるものではない。例えばカードリーダ42、電気錠扉43を施解錠制御する電気錠制御部41c(施錠監視部41d、扉開閉監視41eを含む)、ローカル装置4全体を統括する制御部41fとが分離するようなシステムなど、他の形態も考えられる。
次に、上記構成による権限管理システム1の動作について図4〜図6を参照しながら説明する。尚、ローカル装置4の記憶部41aには、現在稼動中の運用テーブル51が記憶されており、この運用テーブル51にしたがってローカル装置4が稼動していることを前提としている。
まず、図4に示すように、管理者により入力端末2からいずれかのローカル装置4に対する変更工事の計画情報の登録として変更工事後のローカル装置4を動作させるためのカードリーダ42が機器構成情報31bに記憶されているか否かを判別する(ST1)。そして、登録があると判別すると(ST1−YES)、図5の変更工事計画中処理に移行する。これに対し、登録がないと判別すると(ST1−NO)、センタ装置3に記憶される権限設定テーブル31dの更新登録があるか否かを判別する(ST2)。
そして、いずれかのローカル装置4に対する権限の変更(追加、削除)がなされ、権限設定テーブル31dの更新登録があると判別すると(ST2−YES)、更新のあったローカル装置4に対する運用テーブル51を作成する(ST3)。そして、作成した運用テーブル51を該当するローカル装置4に転送し(ST4)、ローカル装置4の現在の運用テーブル51を、転送した運用テーブル51で置き換える。
次に、変更工事計画中処理について図5を参照しながら説明する。センタ装置3の機器分類部32は、機器構成情報31bに変更工事後の新たな機器構成が記憶されると、機器構成情報31bに記憶されている現在稼動中の機器構成と変更工事後の機器構成とを比較し、現在の機器構成でのみ有効なカードリーダ42を「撤去」、変更工事後の機器構成でのみ有効なカードリーダ42を「増設」、現在・変更工事後の機器構成で共通なカードリーダ42を「存置」とするか分類をし、分類をカードリーダ42と関連付けて新たな機器構成分類として記憶部31の機器分類情報31cを更新する(ST11)。
次に、権限設定テーブル作成部33は、ST11で更新された変更工事後のカードリーダ42も含めた機器分類情報31cを用いて権限設定テーブル31dを更新する(ST12)。権限設定テーブル31dが更新されると、管理者により新たに追加されたカードリーダ42に対して権限設定が可能となる。例えば図2の例では、初期状態において、新たに追加される予定の事務室Bに対する権限は未設定となっている。
尚、入力端末2では、権限設定テーブル31dをそのまま入力画面として表示させることができる。管理者は、入力端末2から、変更工事後からのみ有効なカードリーダ42には各人員に権限が未設定なので権限の追加を行い、同時に現在稼動中のカードリーダ42に各人員に対する権限の修正(追加、削除)も行うことができる。
次に、ローカル装置4から工事完了信号を受信したか否かを判別する(ST13)。そして、工事完了信号を受信していないと判別すると(ST13−NO)、権限設定テーブル31dの更新登録があったか否かを判定する(ST14)。そして、変更工事計画登録中に権限設定テーブル31dの更新登録があると判別すると(ST14−YES)、図6の運用テーブルの転送処理に移行する。これに対し、変更工事計画登録中に、権限設定テーブル31dの更新登録がないと判別すると(ST14−NO)、再びST13の判別処理に戻る。
ここで、上記運用テーブルの転送処理について図6を参照しながら説明する。ST14において、変更工事計画登録中に権限設定テーブル31dの更新登録があると判別すると(ST14−YES)、この権限設定テーブル31dの更新内容をローカル装置4へ反映させるか否か、すなわち権限設定テーブル31dの更新内容が現設定に有効な部分か否かを判別する(ST21)。そして、権限設定テーブル31dの更新内容が現設定に有効な部分と判別すると(ST21−YES)、該当するローカル装置4の運用テーブル51を作成し(ST22)、作成した運用テーブル51を該当するローカル装置4へ転送する(ST23)。
今、図3(c)のように変更工事計画の登録中に人員ID7が追加され、カードリーダCR1、カードリーダCR2、カードリーダCR4に権限が付与されて権限設定テーブル31dが更新されたとする。ST14では、権限設定テーブル31dの更新登録があると判別し、図6の運用テーブルの転送処理に移行する。
運用テーブルの転送処理のST21では、ST14で検出した権限設定テーブル31dの更新が、現在稼動中のシステムに対して有効なものがあるか否かを判別する。すなわち、機器6の分類情報が、変更工事後に撤去予定「撤去」或いは共通部分「存置」であるかを判別する。図3(c)の例では、権限設定テーブル31dにおけるカードリーダCR3が「撤去」として該当し、カードリーダCR1、カードリーダCR2が「存置」として該当する。この場合、ST22に移行し、権限設定テーブル31dから機器6の分類情報が「撤去」及び「存置」の運用テーブル51を作成する。この運用テーブル51の例を図3(c)に示す。そして、ST22で作成された運用テーブル51を該当するローカル装置4に転送する(ST23)。
尚、図3で例えば権限設定の更新が分類情報が「増設」であるカードリーダCR4のみである場合には、ST21での判別がNOとなり、運用テーブル51の作成が行われず、ローカル装置4への運用テーブル51の転送は行われない。これにより、権限設定テーブル31dの更新があっても、不要な情報はローカル装置4に反映させる必要がないので、運用テーブル51が転送されず、通信の負荷を軽減することが可能となる。
一方、ST13において、ローカル装置4で変更工事が完了し、センタ装置3と接続して通信が可能となり、ローカル装置4から工事完了信号がセンタ装置3に送信され、この工事完了信号を通信部35が受信したと判別すると(ST13−YES)、ローカル装置4に対応する変更工事後の運用テーブル51を作成し(ST15)、作成した運用テーブル51を該当するローカル装置4に転送する(ST16)。具体的には、権限設定テーブル31dから、機器6の分類情報が「増設」及び「存置」のものを選択してローカル装置4用の運用テーブル51を作成し、該当するローカル装置4へ転送する。
尚、変更工事計画の登録中に機器6の分類情報が「存置」の部分に行った更新についても、管理者が意図することなく変更工事後の運用テーブル51に自動的に反映させることができるため、管理者の負担を減らすことができる。
そして、センタ装置3は、ローカル装置4に運用テーブル51の転送が完了すると、バージョン更新処理を行う(ST17)。ここでは、変更工事後の機器構成情報が最新バージョンとして、変更工事前の情報と置き換わり、機器6の分類情報が全て現機器構成情報で有効な「存置」という状態のものとなる。また、権限設定テーブル31dの中で、撤去されたカードリーダ42の情報部分が削除される。以上の処理によって、変更工事に関する処理が完了する。
次に、上述した処理内容に関して、図3(a)〜(e)に権限設定テーブル31dと運用テーブル51の具体例を示して説明する。
変更工事計画の登録前のセンタ装置3では、図3(a)に示す権限設定テーブル31d上で現在のローカル装置4に有効な運用テーブル51を作成する。図3(a)の例では、分類情報が「存置」のカードリーダCR1,CR2に関してID1〜ID6に利用権限が与えられ、分類情報が「存置」のカードリーダCR3に関してID2,ID3,ID6に利用権限が与えられた権限設定テーブル31dから分類情報を除いたものを運用テーブル51として作成する。そして、作成した運用テーブル51をローカル装置4に転送する。
次に、ID2,ID3,ID6に利用権限が与えられたカードリーダCR3を撤去し、ID1,ID4,ID5に利用権限が与えられるカードリーダCR4を増設する変更工事の計画情報が入力端末2から入力されると、センタ装置3では、図3(a)に示す現在の権限設定テーブル31dから変更工事後の機器構成情報(カードリーダCR3を「撤去」、カードリーダCR4を「増設」)を登録し、図3(b)に示すように、権限設定テーブル31dにカードリーダCR4の欄を追加し、分類情報が「増設」のカードリーダCR4に関してID1,ID4,ID5に利用権限を設定して権限設定テーブル31dを更新する。この場合、更新された権限設定テーブル31dにおいて、分類情報が「存置」のカードリーダCR1,CR2と分類情報が「撤去」のカードリーダCR3に関して利用権限に変更がないので、運用テーブル51は作成しない。
次に、図3(b)に示す権限設定テーブル31dにおいて、ID4に利用権限が与えられるカードリーダ42をCR1,CR2,CR4からCR1,CR2,CR3に変更し、カードリーダCR1,CR2,CR4が利用できるように利用権限が与えられるID7を新たに追加する場合、センタ装置3では、図3(c)に示すように、権限設定テーブル31dでID4に利用権限が与えられるカードリーダ42をCR1,CR2,CR4からCR1,CR2,CR3に変更し、ID7の欄を追加してID7が利用できるカードリーダ42をCR1,CR2,CR4に設定する。この場合、カードリーダ42の分類情報「存置」、「撤去」に変更があるため、分類情報が「存置」、「撤去」のカードリーダ42に関する運用テーブル51を作成してローカル装置4に転送する。
次に、変更工事が完了してローカル装置4から工事完了信号が送信されると、この工事完了信号を受信したセンタ装置3では、図3(d)に示すように、権限設定テーブル31dで分類情報が「存置」、「増設」のカードリーダ42に関する運用テーブル51を作成してローカル装置4に転送する。
次に、変更工事後のバージョン更新処理では、センタ装置3において、権限設定テーブル31dの分類情報が「撤去」のカードリーダ42に関する権限を削除し、分類情報を全て「存置」に変更する。
このように、上述した実施形態の権限管理システム1では、管理者が入力端末2からセンタ装置3にアクセスして、ローカル装置4毎の利用者情報、機器構成情報の入力、権限設定テーブル31d内の利用者に対する権限付与を行うと、入力端末2からの入力情報がセンタ装置3の記憶部31に記憶され、その後、定期的又は入力内容の更新がある都度、権限設定テーブル31dからローカル装置4に有効な運用テーブル51を作成し、作成された運用テーブル51が該当するローカル装置4に転送され、ローカル装置4の記憶部41aに記憶される。これにより、変更工事の計画が発生すると、この変更工事の前後で機器6(カードリーダ42、電気錠扉43)を「存置」、「増設」、「撤去」のいずれかに分類し、変更工事計画登録中に権限設定テーブル31dで権限設定の変更を行った場合、分類情報が「存置」のカードリーダ42に対する変更については、変更工事後の運用テーブル51にも自動的に反映されるため、管理者の設定ミスや処理漏れを防ぐことが可能となる。
また、変更工事計画登録中に権限設定の変更を行った場合、稼動中のシステムに有効な設定に対する変更は迅速にシステムに反映させ、変更工事後に有効となる設定に対する変更はシステムに反映させないことにより無駄な通信を減らすことができる。
ところで、上述した実施形態では、センタ装置3において、権限設定テーブル31dからローカル装置4に有効な運用テーブル51を作成し、作成した運用テーブル51を該当するローカル装置4に転送する構成について説明したが、この構成に限定されるものではなく、以下に説明する構成としてもよい。
まず、権限設定テーブル31dからローカル装置4で有効な運用テーブル51を作成する機能をローカル装置4側に持たせる構成とすることができる。この構成では、センタ装置3で権限設定テーブル31dの更新があるたびに、分類情報を含む権限設定テーブル31dの複製がセンタ装置3からローカル装置4に転送される。そして、ローカル装置4側では、権限設定テーブル31dの複製から現在の機器構成と一致する運用テーブル51を作成する。
図3の例では、センタ装置3の権限設定テーブル31dに変更があった場合、ローカル装置4に権限設定テーブル31dの複製が送信される。そして、ローカル装置4側では、権限設定テーブル31dの複製から分類情報として「存置」又は「撤去」が振られているものから運用テーブル51を作成する。そして、変更工事が完了すると、工事完了信号をローカル装置4からセンタ装置3に送信して通知するとともに、ローカル装置4で記憶部41aに記憶してある権限設定テーブル31dの複製のうち、分類情報として「存置」、「増設」が振られているものから運用テーブル51を作成する。
この構成によれば、予め変更工事後も含めた権限設定テーブル31dの複製をローカル装置4へ転送しておくので、変更工事後、センタ装置3からの新しい運用テーブル51の転送が不要となる。また、センタ装置3からの転送に時間がかかる場合でも、変更工事後に新しい権限設定への切り替えに時間がかからないという利点がある。
また、センタ装置3で権限設定テーブル31dの更新があるたびに、分類情報を含む権限設定テーブル31dの複製を運用テーブル51としてローカル装置4に送信する構成としてもよい。この場合、利用者のカード操作があったときに、運用テーブル51上の分類情報に応じて有効な権限か否かを判定する。そして、変更工事計画登録前、変更工事後では分類情報が「存置」のものだけが有効となり、変更工事計画登録中では「存置」及び「撤去」のものだけが有効となる。尚、変更工事完了後は、分類情報が「存置」と「増設」のもので新たな運用テーブル51が作成され、分類情報が全て「存置」に変更される。
この構成によれば、予め変更工事後も含めた権限設定テーブル31dの複製を運用テーブル51としてローカル装置4へ転送しておくので、変更工事後、センタ装置3からの新しい運用テーブル51の転送が不要となる。
さらに、運用テーブル51として、変更工事前の第一の運用テーブルと変更工事後の第二の運用テーブルを予め用意しておき、工事完了したときに運用テーブルを切り替える構成としてもよい。この場合、第一の運用テーブルと第二の運用テーブルは、権限設定テーブル31dが更新されるタイミングで同時に作成する。
さらに説明すると、変更工事計画登録中は、センタ装置3で権限設定テーブル31dの更新があるたびに、権限設定テーブル31dで分類情報が「存置」、「撤去」のものから第一の運用テーブルを作成し、権限設定テーブル31dで分類情報が「存置」、「増設」のものから第二の運用テーブルを作成し、これら作成した第一の運用テーブル及び第二の運用テーブルをローカル装置4に転送する。そして、ローカル装置4では、変更工事が完了するまで第一の運用テーブルで運用し、変更工事完了後に第二の運用テーブルに切り替えて運用を開始する。
この構成によれば、予め変更工事後の運用テーブルをローカル装置4へ転送しておくので、変更工事完了後、すぐに運用を開始することが可能となる。
ところで、上述した権限管理システム1では、物件内の出入りを制限された区画の扉近辺に利用者のIDカードの読み取りを行うカードリーダ42が設置され、カードリーダ42から読み取った利用者情報31aをローカル装置4内のコントローラ41に記憶された運用テーブル51と照合し、正常認証された場合に電気錠扉43を解錠制御して出入を管理する出入管理システムを例にとって説明したが、これに限定されるものではない。利用者権限を設定する機器6としては、カードリーダ42や電気錠扉43以外に、例えば照明や空調等であってもよい。
また、本発明に係る権限管理システム1は、上記出入管理システムに限らず、権限設定テーブル31dを用いて管理する他のシステムにも適用することができる。例えば予め登録された利用者のみアクセス可能なデータベース管理システムで、システムの変更予定が登録された場合などにも本発明は有効となる。
さらに、本発明に係る権限管理システム1は、1つの施設内で可動するシステムにも適用可能である。例えば、複数のブロックを管理する管理装置(コントローラ)と各ブロックを統括制御する管理センタからなるシステムにも適用できる。この場合、管理センタで登録された権限設定等の情報が各ブロックを管理する管理装置(コントローラ)に転送される構成になる。
本発明に係る権限管理システムのブロック構成図である。 (a)〜(d) 本発明に係る権限管理システムにおける変更工事前後の機器のレイアウトと機器構成情報の一例を示す図である。 (a)〜(e) 本発明に係る権限管理システムの変更工事計画登録前後での処理に伴う権限設定テーブルと運用テーブルの一例を示す図である。 本発明に係る権限管理システムの全体の処理内容に関するフローチャートである。 図4における変更工事計画中処理に関するフローチャートである。 図5の運用テーブルの転送処理に関するフローチャートである。
符号の説明
1 権限管理システム
2 入力端末
3 センタ装置
4 ローカル装置
5 通信網
6 機器
31 記憶部
31a 利用者情報
31b 機器構成情報
31c 機器分類情報
31d 権限設定テーブル
32 機器分類部
33 権限設定テーブル作成部
34 運用テーブル作成部
35 通信部
36 制御部
41 コントローラ
41a 記憶部
41b 通信インタフェース
41c 電気錠制御部
41d 施錠監視部
41e 扉開閉監視部
41f 制御部
42 カードリーダ
43 電気錠扉
51 運用テーブル

Claims (5)

  1. センタ装置からローカル装置に接続されている機器の権限情報を設定する権限管理システムであって、
    前記センタ装置は、
    前記ローカル装置に接続または接続予定の機器を存置/増設/撤去に分類し、それぞれに利用者権限を設定した権限設定テーブルを記憶している記憶部と、
    運用テーブルを前記ローカル装置に送信するとともに前記ローカル装置から工事完了信号を受信する通信部と、
    入力される変更工事の計画情報にしたがって前記権限設定テーブルを書き換える権限設定テーブル作成部と、
    前記変更工事の計画情報が権限設定テーブルに反映されると、存置または撤去に分類された機器についての運用テーブルを作成して前記通信部から前記ローカル装置へ送信し、前記工事完了信号を前記通信部から受信すると、前記権限設定テーブルの存置および増設に分類された機器について新たに運用テーブルを作成して前記通信部から前記ローカル装置へ送信する運用テーブル作成部とを有し、
    前記ローカル装置は、前記センタ装置から受信した運用テーブルにしたがって機器を制御するとともに、工事が完了すると工事完了信号を前記センタ装置に送信することを特徴とする権限管理システム。
  2. 前記権限設定テーブル作成部は、入力された変更工事の計画情報に含まれる機器構成が、前記権限設定テーブルと共通している機器を存置、前記計画に含まれており前記権限設定テーブルにない機器を増設、前記計画に含まれておらず前記権限設定テーブルにある機器を撤去にそれぞれ分類して権限設定テーブルを更新し、
    前記工事完了信号を受信すると、前記権限設定テーブルに撤去と分類されている機器について権限設定テーブルから削除するとともに、前記権限設定テーブルの増設および存置に分類されている機器を存置に分類することを特徴とする請求項1記載の権限管理システム。
  3. 変更工事の計画情報を入力する入力部と、
    機器を存置/増設/撤去に分類し、それぞれに利用者権限を設定した権限設定テーブルを記憶している記憶部と、
    入力された変更工事の計画情報にしたがって前記権限設定テーブルを書き換える権限設定テーブル作成部と、
    前記入力部から変更工事の計画情報が権限設定テーブルに反映されると、存置または撤去に分類された機器についての運用テーブルを作成し、工事が完了すると、前記権限設定テーブルの存置および増設に分類された機器について新たに運用テーブルを作成する運用テーブル作成部と、
    前記運用テーブルにしたがって機器を制御する制御部とを具備したことを特徴とする権限管理システム。
  4. 変更工事の計画情報を入力する入力部と、
    機器を存置/増設/撤去に分類し、それぞれに利用者権限を設定した権限設定テーブルを記憶している記憶部と、
    入力された変更工事の計画情報にしたがって前記権限設定テーブルを書き換える権限設定テーブル作成部と、
    前記入力部から変更工事の計画情報が権限設定テーブルに反映されると、存置または撤去に分類された機器についての第一の運用テーブルと、前記権限設定テーブルの存置および増設に分類された機器についての第二の運用テーブルを作成する運用テーブル作成部と、
    工事完了前は、前記第一の運用テーブルにしたがって機器を制御し、工事が完了すると、前記第二の運用テーブルにしたがって機器を制御する制御部とを具備したことを特徴とする権限管理システム。
  5. 前記機器は、出入管理装置である請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の権限管理システム。
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