JP2009237630A - 表示制御方法、表示制御装置、表示制御プログラム、及び印刷装置 - Google Patents

表示制御方法、表示制御装置、表示制御プログラム、及び印刷装置 Download PDF

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Abstract

【課題】所定の選択肢群のうち所定の選択肢の選択を所定の指示表示によって受付可能な画面において、所定の選択肢群から所望する選択肢を容易に選択できるようにする。
【解決手段】選択画面を表示するにあたり、先ず、画像から少なくとも人物の顔を含む領域である顔画像領域を検出する。次いで、前記検出された顔画像領域から前記人物の属性を推定する。そして、所望する選択肢を選択する際の所定の指示表示を操作する指示手段の操作回数が少なくなるように前記推定された属性に基づいてその指示表示の初期位置を特定する。
【選択図】図6

Description

本発明は、表示制御方法、表示制御装置、表示制御プログラム、及び印刷装置に関し、特に、選択画面を表示する技術に関する。
所定の選択肢群のうち所定の選択肢の選択を所定の指示表示によって受付可能な画面を表示する表示制御装置がよく知られている。例えば、ATM(Automated Teller Machine)のような端末装置では、その端末装置が設置される環境などに応じて出力される表示や音声に用いられる言語が予め決定されていたが、グローバル化の進行により設置環境などに限らず複数種の言語に対応する為に、タッチパネルやボタンを操作することでその後の表示をユーザが選択した言語の表示に変更することが可能な言語の選択画面を表示している。しかし、言語の選択肢が多くなればなるほど、ユーザが所望の言語を選択するのに多くの時間や手間を要してしまうという問題があった。
このような問題に対して、特許文献1には、IDカードやクレジットカードや預金通帳などに記録された利用者情報を用いることなく、撮像した利用者の顔の画像を用いて利用者の属性(人種,性別,年代など)を推定し、その推定結果を元にユーザの人種に応じた複数の言語を候補として提示することで、あらゆる言語を選択するための候補として提示することに比べてユーザが使用言語を選択する際の労力を軽減させてユーザインターフェイス(UI)の利便性を向上させる技術が提案されている。
また、特許文献2には、画像データから得られる静止画像から抽出した顔画像の特徴量に基づいて人種判別を行う技術が開示されている。
また、特許文献3には、入力顔画像からデータベース検索を行う際に、性別・年齢(世代)・身長・人種等の個人の属性により検索対象を限定する技術が開示されている。
特開2005−275935号公報 特開2007−94840号公報 特開2006−146413号公報
しかしながら、ユーザの属性を必ずしも正確に推定できるわけではなく、推定結果に基づいて選択肢が絞り込まれることで所望の選択肢が欠如してしまう可能性があった。
本発明は上記課題に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、所定の選択肢群のうち所定の選択肢の選択を所定の指示表示によって受付可能な画面において、所定の選択肢群から所望する選択肢を容易に選択できる表示制御方法、表示制御装置、表示制御プログラム、及び印刷装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明にかかる表示制御方法は、所定の選択肢群のうち所定の選択肢の選択を所定の指示表示によって受付可能な画面を表示するにあたり、先ず、画像から少なくとも人物の顔を含む領域である顔画像領域を検出する。そして、前記検出された顔画像領域に基づいて前記所定の指示表示の初期位置を特定する。
このようにすることにより、所定の選択肢群から所望する選択肢を容易に選択することができ、例えば所定の選択肢群にある選択肢を絞り込むことなく利便性が向上するユーザインターフェイスが提供される。
また、好適には、前記所定の指示表示の初期位置を特定する方法として、前記顔画像領域から前記人物の属性を推定し、前記所定の選択肢を選択する際の前記所定の指示表示を操作する指示手段の操作回数が少なくなるように前記推定された属性に基づいて前記初期位置を特定しても良い。このようにすることにより、選択肢を絞り込まなくとも少ない操作回数にて所望の選択肢を適切に選択することができる。
また、好適には、前記所定の指示表示の初期位置を特定する方法として、前記顔画像領域を検出しなかった場合に予め設定されている初期位置に比較して前記操作回数が少なくなるように前記推定された属性に基づく初期位置を特定しても良い。このようにすることにより、確実に少ない回数にて所望の選択肢を選択することができる。
また、好適には、前記所定の指示表示の初期位置を特定する方法として、前記選択される可能性がある所定の選択肢を推定した推定選択肢を前記属性毎に予め記憶しており、該推定選択肢が1つである場合には該推定選択肢に対応する位置を前記初期位置とし、該推定選択肢が複数ある場合には各推定選択肢に対応する位置へのそれぞれの前記操作回数の合計が最も少なくなる位置を前記初期位置としても良い。このようにすることにより、初期位置が適切に特定される。
また、好適には、実際に選択された実選択肢に基づいて前記推定選択肢を学習制御により更新しても良い。このようにすることにより、一層適切に初期位置が特定される。
また、好適には、前記画像は、ユーザの顔を撮像した画像であっても良い。このようにすることにより、実際に所望する選択肢を選択するユーザに対応した初期位置が適切に特定される。
また、好適には、前記人物の属性は、顔画像領域に含まれる人物の人種、性別、年代に関する情報を含むものであっても良い。このようにすることにより、人物の人種、性別、年代に応じた選択肢群を表示する際に、選択肢を絞り込むことなく利便性が向上するユーザインターフェイスが提供される。
さらに、本発明の技術的思想は、具体的な表示制御方法にて具現化されるのみならず、当該方法を表示制御装置において具現化することもできる。すなわち、上述した表示制御方法が行う各工程に対応する手段を有する表示制御装置としても本発明を特定することができる。むろん、上述した表示制御装置がプログラムを読み込んで上述した各手段を実現する場合には、当該各手段に対応する機能を実行させるプログラムや当該プログラムを記録した各種記録媒体においても本発明の技術的思想が具現化できることは言うまでもない。なお、本発明の表示制御装置は、単一の装置のみならず、複数の装置によって分散して存在可能であることはいうまでもない。また、プリンタ等の印刷装置に本発明の表示制御装置の各手段を包含させることも可能である。
以下、下記の順序に従って、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
(1)表示制御装置の概略構成
(2)画面表示作動の流れ
(3)変形例
(1)表示制御装置の概略構成
図1は、本発明の一実施形態にかかる表示制御装置を具体的に実現する端末装置の構成を示している。同図において、端末装置10は、コンピュータ20とカメラ30とディスプレイ40とボタン50とから構成され、例えばATM等が想定される。
コンピュータ20はCPU21とRAM22とROM23とハードディスクドライブ(HDD)24と汎用インターフェイス(GIF)25とビデオインターフェイス(VIF)26と入力インターフェイス(IIF)17とバス28とから構成されている。バス28は、コンピュータ20を構成する各要素21〜27の間でのデータ通信を実現するものであり、図示しないチップセット等によって通信が制御されている。
HDD24には、オペレーティングシステム(OS)を含む各種プログラムを実行するためのプログラムデータ24aが記憶されており、当該プログラムデータ24aをRAM22に展開しながらCPU21が当該プログラムデータ24aに準じた演算を実行する。また、HDD24には、例えば後述するパターンマッチングにおいて使用する多数の顔輪郭テンプレート24bと目テンプレート24cと口テンプレート24d等が記憶されている。
GIF25は、コンピュータ20をカメラ30に接続し、カメラ30から画像データを入力するためのインターフェイスを提供する。VIF26は、コンピュータ20をディスプレイ40に接続し、ディスプレイ40に画像を表示するためのインターフェイスを提供する。IIF27は、コンピュータ20をボタン50に接続し、ボタン50からの入力信号をコンピュータ20が取得するためのインターフェイスを提供する。
カメラ30は、端末装置10を操作するユーザの顔画像を撮像する為のカメラであり、例えばCCD(Charge-Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)センサ等を用いて構成される。ディスプレイ40は、所定のユーザインターフェイス画面(UI画面)が表示させられる表示装置であり、所定の選択肢群のうち所定の選択肢の選択を所定の指示表示によって受付可能な画面例えば所定の選択肢群のうちユーザが所望する選択肢を選択する為のメニュー選択画面が表示させられる。ボタン50は、所定のユーザ操作を受け付ける為の操作ボタンである。例えば、ボタン50は、図2に示すような所定の選択肢群からユーザが所望する選択肢を選択する為のメニュー選択画面において、所望する選択肢を選択する際の前記所定の指示表示としての指示位置Cを操作する指示手段として機能する。この指示位置Cは、予め与えられた選択肢群のうち所定の選択肢を選択して指示する良く知られたメニュー選択型のインターフェイスにおいて何れの選択肢を選ぼうとしているのかを示すものである。また、指示位置Cの表示方法としては、例えば図2に示すように所定の選択肢自身を反転表示したり、所定の選択肢の前に矢印やカーソルを表示したりする方法がある。更に、良く知られたスクロールバー、チェックボックス、マウスポインタなども指示位置Cの1つである。
図3は、コンピュータ20において実行されるプログラムのソフトウェア構成を示している。同図において、オペレーティングシステム(OS)P1とメニュー画面表示アプリケーションP2とビデオドライバP3が実行されている。OS P1は各プログラム間のインターフェイスを提供し、ビデオドライバP3はディスプレイ40を制御するための処理を実行する。メニュー画面表示アプリケーションP2は、画像取得部P2aと顔検出部P2bと属性推定部P2cと初期位置特定部P2dと表示出力部P2eとから構成されている。
画像取得部P2aは、カメラ30を用いて端末装置10を操作するユーザの顔画像データを取得する顔画像取得手段を機能的に備えている。画像取得部P2aは、例えば常にユーザの顔画像を撮像するようにしても良いし、不図示のセンサによってユーザが端末装置10を使用しようとしていることが検知された場合に撮像するようにしても良いし、ユーザによって端末装置10が実際に操作された際に撮像するようにしても良い。
顔検出部P2bは、画像取得部P2aにより取得されたユーザの顔画像データから
少なくとも人物の顔を含む領域である顔画像領域を検出する顔検出手段を機能的に備えている。具体的には、顔検出部P2bは、顔画像データに含まれる画像から顔器官を検出する。本実施形態では、顔輪郭テンプレート24bと目テンプレート24cと口テンプレート24dを使用して、顔輪郭と両目と口を検出する。ここでは、多数の顔輪郭テンプレート24bと目テンプレート24cと口テンプレート24dを使用して、公知のパターンマッチング法を行うことによって顔画像データから顔画像領域を検出する。
例えば、顔検出部P2bは、多数の顔輪郭テンプレート24bと目テンプレート24cと口テンプレート24dを顔画像データに含まれる画像に形成された矩形状の比較領域の画像と比較し、顔輪郭テンプレート24bとの類似性が高くなる比較領域に各顔器官があると判定する。この比較領域の位置や大きさをシフトさせることにより、顔画像データの各部に含まれる顔画像領域を順次検出することができる。また、顔輪郭テンプレート24bと目テンプレート24cと口テンプレート24dとの類似性が高くなる比較領域の大きさから各顔器官の大きさも検出することができる。顔輪郭テンプレート24bと目テンプレート24cと口テンプレート24dは矩形状の画像データであり、各顔器官を含む矩形の位置と大きさとがそれぞれ検出される。
図4は、顔器官検出の結果の一例を示している。同図において、顔画像データに含まれる画像に存在する顔画像領域に対応して顔輪郭を含む矩形領域A1が特定される。この矩形領域A1の大きさによって顔画像領域の大きさと位置が判断される。さらに、左右の目を含む矩形領域A2と、口を含む矩形領域A3がそれぞれ検出される。顔画像領域が検出されたか否かは、顔輪郭を含む矩形領域A1が少なくとも1つ検出されたかどうかによって判断される。或いはまた、顔輪郭の矩形領域A1だけでなく、1つの矩形領域A1の付近において目の矩形領域A2が2つと口の矩形領域A3の1つが顔器官として適切な配置で検出されたことをもって1つの顔画像領域が検出されたと判断されてもよい。尚、顔検出部P2bによる顔画像領域検出処理は、その他、既存のどのような技術が適用されることによって実現されても良い。
属性推定部P2cは、顔検出部P2bにより検出された顔画像領域から人物の属性を推定する属性推定手段を機能的に備えている。具体的には、先ず、属性推定部P2cは、顔検出部P2bにより検出された顔画像領域における複数の特徴点を設定し、その特徴点を元に、この顔画像領域の特徴量として各特徴点の特徴量を取得する。例えば、属性推定部P2cは、検出された顔画像領域をグレースケールの画像に変換し、顔検出部P2bにより検出された顔画像領域の器官の位置関係に基づいて検出された顔画像領域の角度正規化やサイズ正規化を実施する。これらの処理をまとめて前処理と呼ぶ。また、属性推定部P2cは、検出された顔画像領域の器官の位置に基づいて複数の特徴点の位置を設定する。次に、属性推定部P2cは、各特徴点について公知のガボールウェーブレット変換を実施し、解像度と方位とを変化させた複数のガボールフィルタを畳み込むことにより、特徴点周辺における濃淡特徴の周期性と方向性とを特徴量として取得する。そして、属性推定部P2cは、各特徴点の特徴量に基づいて顔検出部P2bにより検出された顔画像領域に対応する人物の属性を推定する。例えば、属性推定部P2cは、予め学習処理が完了しているパターン認識の識別器に対して各特徴点の特徴量を入力することにより、人物の属性を推定する。属性推定部P2cは、パターン認識の識別器として公知のサポートベクターマシンを用いて処理を行う。この属性とは、その人物に関する情報であり、例えば人種、年代、性別などが項目として含まれ、それら各項目について属性が推定される。
図5は、特定される属性の情報を示した図であり、(a)は人種の情報であり、(b)は年代の情報である。そして、HDD24には、ユーザにより選択される可能性がある選択肢を推定した推定選択肢24eがこのような属性情報毎に予め記憶されている。例えば、言語の推定選択肢として、アジアンに対応する日本語、韓国語、中国語、タイ語、モンゴル語、ラオ語、ベトナム語、アラビア語などが、またアフリカンに対応するアフリカーンス語、サンゴ語、サンゴ語、ツワナ語、英語などが、また白人に対応する英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロシア語、オランダ語などが、またヒスパニックに対応するスペイン語、英語などが記憶されている。
初期位置特定部P2dは、メニュー選択画面において所望する選択肢を選択する際の指示位置Cを操作するユーザの操作回数(操作量)が少なくなるように、例えば前記顔画像領域を検出しなかった場合に予め設定されている初期位置に比較してその操作回数が少なくなるように、属性推定部P2cにより推定された属性に基づいて指示位置Cの初期位置Fを特定する初期位置特定手段を機能的に備えている。具体的には、初期位置特定部P2dは、先ず、属性推定部P2cにより推定された属性に対応する推定選択肢24eをHDD24から呼び出す。そして、初期位置特定部P2dは、推定選択肢24eが1つである場合にはその推定選択肢24eに対応する選択肢の位置を指示位置Cの初期位置Fとする。或いは、初期位置特定部P2dは、推定選択肢24eが複数ある場合には各推定選択肢24eに対応する選択肢の位置への指示位置Cの各操作回数の合計が最も少なくなる選択肢の位置を初期位置Fとする。
図6は、指示位置Cの初期位置Fを含むメニュー選択画面の一例であり、人種がアジアンと推定されたときの言語選択画面における初期位置Fを示す図である。同図において、アジアンに対応する言語の各推定選択肢24eへの全てのボタン50の操作回数が最も少なくなる指示位置Cが初期位置Fとして表示される。従って、人種がアジアンと推定されたときであっても、アジアンに対応する各推定選択肢24eの何れかの位置が必ずしも初期位置Fとなるわけではない。あくまで、当該初期位置Fからの各操作回数の合計が最も少ない位置が初期位置Fとされる。また、各操作回数の合計が同じになる位置がある場合には、その何れかが初期位置Fとされれば良い。尚、図6の言語選択画面においては、言語の選択肢は一部しか表示されておらず、ボタン50により選択肢をスクロールさせて一度に表示しきれない(隠れている)選択肢を順次表示させられることは言うまでもない。
表示出力部P2eは、メニュー選択画面を表示する表示手段を機能的に備えている。具体的には、初期位置特定部P2dにより特定された初期位置Fを含む各種メニュー選択画面データをビデオドライバP3に出力し、ディスプレイ40にて画面表示させる。
(2)画面表示作動の流れ
図7は、コンピュータ20が実行する画面表示処理時の制御作動を示すフローチャートである。図7において、先ず、ステップS10(以下、ステップの記載は省略する)にて図8に示すようなUI画面60がディスプレイ40に表示され、各種操作メニューから所望する操作メニューを選択するユーザ選択操作が受け付けられる。次いで、S20において、言語を選択する為の言語選択メニュー60aがユーザにより選択されたか否かが判断される。各種操作メニューが何れも選択されないか、或いは言語選択メニュー60a以外の操作メニューが選択されてS20の判断が否定される場合は、本ルーチンが終了させられる。一方で、言語選択メニュー60aが選択されてS20の判断が肯定される場合はS30において、カメラ30を用いて端末装置10を操作するユーザの顔画像が撮像される。次いで、S40において、撮像されたユーザの顔画像データからその顔画像データに含まれる人物の顔(顔器官)が検出される。次いで、S50において、検出された顔の画像から人物の属性が推定される。次いで、S60において、推定された属性に対応する推定選択肢24eがHDD24から呼び出され、各推定選択肢24eに対応する言語の選択肢の位置から指示位置Cへの各操作回数が計算される。次いで、S70において、各操作回数の合計が最も少なくなる言語の選択肢の位置が初期位置Fとして特定される。次いで、S80において、特定された初期位置Fを含む言語選択画面がディスプレイ40に表示され、全ての言語の選択肢から所望する言語を選択するユーザ選択操作が受け付けられる。尚、推定された属性に対応する推定選択肢24eが1つである場合には、S60が実行されず、その推定選択肢24eに対応する選択肢の位置がそのまま初期位置Fとして特定される。
このようにすることにより、所望する選択肢を実際に選択するユーザに対応した初期位置が適切に特定され、ユーザは所定の選択肢群から少ない操作回数にて所望する選択肢を容易に選択することができる。よって、ユーザの属性に応じた選択肢群を表示する際に、選択肢群にある選択肢を絞り込むことなく利便性が向上するユーザインターフェイスが提供される。
(3)変形例
前述の実施例では、メニュー選択画面として人種に応じて初期位置を特定する言語選択画面を例示したが、メニュー表示がある画面表示であれば本発明は適用され得る。以下に、メニュー選択画面の別の実施例を説明する。
図9は、例えば良く知られた表示制御装置としてのパーソナルコンピュータにおいて設定されるタイムゾーンを選択する為の画面であり、この選択画面では人種に応じて初期位置が特定される。また、パーソナルコンピュータにおいては、スクリーンセーバーやデスクトップの背景画面などの設定も同様に、本発明を適用可能である。
図10は、例えば病院に設置された表示制御装置としての案内表示装置において設定される受診科を選択する為の画面であり、この選択画面では性別、年代に応じて初期位置が特定される。
図11は、例えば本屋に設置された表示制御装置としての案内表示装置において設定される本のジャンルを選択する為の画面であり、この選択画面では人種、性別、年代に応じて初期位置が特定される。
また、表示制御装置としては、上述した以外に、種々の装置が本発明に適用され得る。例えば、カメラを備えたプリンタであっても良いし、主に小売店頭などに設置されてカラーフィルムの現像プリントやデジタル画像のプリント等を行う機器である良く知られたミニラボにカメラを備える装置などであっても良い。
また、前述の実施例では、カメラ30を備え、カメラ30によりユーザが撮像されて画像が入力されたが、カメラは必ずしも備えられる必要はなく、ユーザの顔画像領域が検出され得る画像が入力される構成であれば良い。例えば、メディアリーダやスキャナ等の入力機器を備え、その入力機器を介して画像データが入力され、その入力された画像データから顔画像を検出するような構成であっても良い。また、必ずしも画像データが入力される必要はなく、例えば保存されている画像をユーザが選択するような構成であっても本発明は適用され得る。
また、前述の実施例では、ユーザによる選択操作等をボタン50の操作で説明したが、ユーザによる選択操作等は種々の方法を採用することができる。例えば、ボタン50の操作に替えて或いは加えて、タッチパネル式のディスプレイ40におけるタッチパネル操作などであっても良い。
また、前述の実施例では、ユーザにより選択される可能性がある選択肢を推定した推定選択肢24eがHDD24に予め記憶されていたが、ユーザにより実際に選択された実選択肢に基づいてその推定選択肢24eを学習制御により更新しても良い。例えば、推定したユーザの人種に対してユーザにより実際に選択された言語を記憶していき、実際に選択された言語や選択された回数が多い言語を推定選択肢24eとして新たに記憶するようにしても良い。このようにすることにより、一層適切に初期位置が特定される。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
表示制御装置のハードウェア構成を例示するブロック図である。 メニュー選択画面を例示する図である。 表示制御装置のソフトウェア構成を例示するブロック図である。 顔器官検出の結果を例示する図である。 特定される属性の情報を例示する図である。 言語選択画面における初期位置を例示する図である。 画面表示処理時の制御作動を示すフローチャートである。 ユーザインターフェイス画面を例示する図である。 タイムゾーンを選択する為のメニュー選択画面を例示する図である。 受診科を選択する為のメニュー選択画面を例示する図である。 本のジャンルを選択する為のメニュー選択画面を例示する図である。
符号の説明
10:端末装置(表示制御装置、印刷装置)、20:コンピュータ、24e:推定選択肢、50:ボタン(指示手段、指示機能)、P2b:顔検出部(顔検出手段、顔検出機能)、P2c:属性推定部(属性推定手段、属性推定機能)、P2d:初期位置特定部(初期位置特定手段、初期位置特定機能)、P2e:表示出力部(表示手段)、C:指示位置(所定の指示表示)、F:初期位置

Claims (8)

  1. 所定の選択肢群のうち所定の選択肢の選択を所定の指示表示によって受付可能な画面を表示する表示制御方法であって、
    画像から少なくとも人物の顔を含む領域である顔画像領域を検出し、
    前記顔画像領域に基づいて前記所定の指示表示の初期位置を特定することを特徴とする表示制御方法。
  2. 前記顔画像領域から前記人物の属性を推定し、
    前記所定の選択肢を選択する際の前記所定の指示表示を操作する指示手段の操作回数が少なくなるように前記推定された属性に基づいて前記初期位置を特定することを特徴とする請求項1に記載の表示制御方法。
  3. 前記顔画像領域を検出しなかった場合に予め設定されている初期位置に比較して前記操作回数が少なくなるように前記推定された属性に基づく初期位置を特定することを特徴とする請求項2に記載の表示制御方法。
  4. 前記選択される可能性がある所定の選択肢を推定した推定選択肢を前記属性毎に予め記憶しており、該推定選択肢が1つである場合には該推定選択肢に対応する位置を前記初期位置とし、該推定選択肢が複数ある場合には各推定選択肢に対応する位置へのそれぞれの前記操作回数の合計が最も少なくなる位置を前記初期位置とすることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の表示制御方法。
  5. 実際に選択された実選択肢に基づいて前記推定選択肢を学習制御により更新することを特徴とする請求項4に記載の表示制御方法。
  6. 所定の選択肢群のうち所定の選択肢の選択を所定の指示表示によって受付可能な画面を表示する表示制御装置であって、
    画像から少なくとも人物の顔を含む領域である顔画像領域を検出する顔検出手段と、
    前記顔画像領域に基づいて前記所定の指示表示の初期位置を特定する初期位置特定手段と
    を、備えることを特徴とする表示制御装置。
  7. 所定の選択肢群のうち所定の選択肢の選択を所定の指示表示によって受付可能な画面を表示する機能をコンピュータに実行させるためのコンピュータ読み取り可能な表示制御プログラムであって、
    画像から少なくとも人物の顔を含む領域である顔画像領域を検出する顔検出機能と、
    前記顔画像領域に基づいて前記所定の指示表示の初期位置を特定する初期位置特定機能と
    を、コンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な表示制御プログラム。
  8. 所定の選択肢群のうち所定の選択肢の選択を所定の指示表示によって受付可能な画面を表示する表示手段と、
    画像から少なくとも人物の顔を含む領域である顔画像領域を検出する顔検出手段と、
    前記顔画像領域に基づいて前記所定の指示表示の初期位置を特定する初期位置特定手段と
    を、備えることを特徴とする印刷装置。
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