JP2009237612A - 中立面メッシュデータを生成するプログラム、装置、及び方法 - Google Patents

中立面メッシュデータを生成するプログラム、装置、及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009237612A
JP2009237612A JP2008079223A JP2008079223A JP2009237612A JP 2009237612 A JP2009237612 A JP 2009237612A JP 2008079223 A JP2008079223 A JP 2008079223A JP 2008079223 A JP2008079223 A JP 2008079223A JP 2009237612 A JP2009237612 A JP 2009237612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mesh
mesh data
tetrahedral
nodes
article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008079223A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4966898B2 (ja
Inventor
Ichiro Kataoka
一朗 片岡
Ichiro Nishigaki
一朗 西垣
Yoshimitsu Ko
喜充 廣
Takashi Yokohari
孝志 横張
Makoto Onodera
誠 小野寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2008079223A priority Critical patent/JP4966898B2/ja
Publication of JP2009237612A publication Critical patent/JP2009237612A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4966898B2 publication Critical patent/JP4966898B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】対象物品の形状に依存せず精度よく中立面メッシュを生成する。
【解決手段】本発明の中立面メッシュデータ生成プログラムは、あらかじめ記憶装置に格納された物品の四面体メッシュデータ420を読み出す第1ステップと、第1ステップで読み出された四面体メッシュデータ420を構成する各節点から物品内部の節点(f,iなど)を抽出し、この内部節点と物品表面上の表面節点とを結ぶ要素辺に対して、内部節点を表面節点に統合するように縮退を行う第2ステップと、第2ステップの処理が行われた四面体メッシュデータ421の物品内部を通る要素辺に対して、両端の節点(c´d´,e´g´,h´j´など)を中央の1つの節点(A,B,Cなど)に統合するように縮退を行う第3ステップとを実行することにより、中立面メッシュデータを生成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、中立面メッシュデータを生成するプログラム、方法、及び装置に係り、具体的には、物品の四面体メッシュデータを用いて中立面メッシュデータを生成する技術に関する。
近年、メッシュデータの自動生成技術の開発が進んでいる。3次元CADなどで作成した形状データから、CAEで解析するためのメッシュデータを自動的に作成する技術は、解析時間の短縮に繋がるため、解析を実施しながら設計を行っていく解析主導型設計において、キーとなる技術である。
特に、大規模複雑なモデルでは、ソリッドメッシュでモデルを作成すると要素数が増大し、解析時間の増大を招くおそれがあるため、形状の中間位置に面を作成し、面上にメッシュを作成する中立面メッシュ作成技術の開発が進んでいる。中立面を作成してメッシュモデルを作成すると、ソリッドメッシュで解析を行う場合と比較して、解析時間を軽減することができるという効果に加えて、板金のような薄板モデルに対しては、面で近似することにより解析精度を向上させることもできる。
中立面メッシュの作成技術に関しては、例えば特許文献1に記載されているように、対象物品の3D−CADデータの形状情報を用いて中立面メッシュを生成することが知られている。
すなわち、3D−CADデータのサーフェス情報を利用して2層構造の中空のメッシュモデルを生成し、その後、物品の表面上に存在する各節点を、形状内部に向かって対面の要素との接触を判定しながら移動させることによって中立面上に集め、この結果に基づいて中立面メッシュを生成するものである。
これにより、形状による依存性が少なく(例えば平板にリブが立った形状などでも)、汎用性の高い中立面メッシュを生成することができるとされている。
特開2002−207777号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術には、対象物品の形状に依存せず中立面メッシュを精度よく生成することについて、さらなる向上の余地が残されている。
すなわち、特許文献1に記載された技術では、例えば薄板構造物にフィレット付きリブが存在する物品のフィレット部分など、対象物品の形状によっては中立面メッシュを精度よく作成できない場合がある。これは、特許文献1の技術は、形状面でペアとなる表面、裏面を認識させて、表裏面の中間部分に面を作成するものであるが、フィレットが存在すると、フィレット形状に沿った精度のよい中立面を生成できるペア表裏面を見つけ出すことができない場合があるからである。
そこで、本発明は、対象物品の形状に依存せず精度よく中立面メッシュを生成することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の中立面メッシュデータ生成プログラムは、あらかじめ記憶装置に格納された物品の四面体メッシュデータを読み出す第1ステップと、第1ステップで読み出された四面体メッシュデータを構成する各節点から物品内部の節点を抽出し、この内部節点と物品表面上の表面節点とを結ぶ要素辺に対して、内部節点を表面節点に統合するように縮退を行う第2ステップと、第2ステップの処理が行われた四面体メッシュデータの物品内部を通る要素辺に対して、両端の節点を中央の1つの節点に統合するように縮退を行う第3ステップとを備えてなることを特徴とする。
すなわち、本発明は、物品の四面体メッシュデータを構成する要素辺の縮退処理を繰り返し行うことにより、中立面メッシュデータを生成するものである。まず、第1ステップで読み出された物品の四面体メッシュデータを構成する各節点のうち、第2ステップで物品内部の節点があれば抽出される。そして、抽出された内部節点と物品表面の表面節点を結ぶ要素辺に対して、内部節点が表面節点に統合されるように要素辺の縮退処理が行われる。第1ステップで読み出された四面体メッシュデータに物品内部節点がなければ第2ステップでは何も行われない。
第3ステップでは、第2ステップの処理が行われた四面体メッシュデータ、言い換えれば物品表面上の節点とこれら節点を結ぶ要素辺からなる四面体メッシュデータが処理対象となる。第3ステップでは、この四面体メッシュデータの物品内部を通る要素辺に対して、両端の節点を中央の1つの節点に統合するように縮退処理が行われる。これにより、各節点が物品の形状の中間位置に集められ、これら節点を結んでなる三角形の中立面メッシュデータを生成することができる。
本発明は、従来技術のように物品形状のペアとなる表裏面を必要としないため、対象物品の形状に依存せず、例えばフィレット付きリブを有する物品のフィレット部などでも形状に沿った精度の高い中立面メッシュデータを生成することができる。
この場合において、物品の四面体メッシュデータは、記憶装置から読み出された物品の3D−CADデータに対して生成された四面体メッシュデータとすることができる。つまり、本発明の中立面メッシュデータ生成プログラムは、あらかじめ記憶装置に格納された物品の3D−CADデータを読み出して、この3D−CADデータに対して四面体メッシュデータを生成するステップを有して構成することができる。
また、第2ステップにおける内部節点の抽出は、第1ステップで読み出された四面体メッシュデータを構成する各四面体メッシュの要素面のうち、他の四面体メッシュの要素面と共有しない要素面を求めて物品の境界形状を抽出することにより行うことができる。つまり、他の四面体メッシュの要素面と共有しない要素面を求めて繋ぎあわせれば物品の境界形状となり、物品の境界形状(表面形状)を抽出できれば、境界形状上に該当しない節点を物品内部の節点として抽出することができる。
また、本発明の中立面メッシュデータ生成プログラムは、以下の各態様のステップを付加して構成することができる。まず、第3ステップで生成された中立面メッシュデータが分岐部分を有する場合、分岐部分における中立面メッシュの接続パターンには複数の候補があり、解析の目的によって適宜ユーザが選択できるようにしておくことが好ましい。そこで、第3ステップで生成された中立面メッシュデータが分岐部分を有する場合、この中立面メッシュデータを表示装置に表示するとともに、分岐部分の再接続のパターンを複数表示して、入力装置を介してユーザと対話的に選択させるステップを有して構成することができる。
また、第3ステップで生成された中立面メッシュデータを表示装置に表示するとともに、この中立面メッシュデータに四面体メッシュデータが残されている場合はこの四面体メッシュデータを強調表示し、この四面体メッシュを削除するか、そのまま残すか、或いは縮退処理を行うか入力装置を介してユーザと対話的に選択させるステップを有して構成することができる。
また、第3ステップで生成された中立面メッシュデータに対して、節点移動、要素再分割を繰り返し行うことによりメッシュリファインを行うステップを有して構成することができる。
また、第3ステップで生成された中立面メッシュデータの中立面三角形メッシュの共有辺を繋げることで、中立面四角形メッシュデータを作成するステップを有して構成することができる。これも、解析の目的によっては、三角形の中立面メッシュよりも四角形のほうが良い場合もあるので、適宜選択できるようにすることが好ましい。
また、上記課題を解決するための本発明の中立面メッシュデータ生成装置は、各種データ及び各種プログラムを格納する記憶装置と、この記憶装置に格納された各種プログラムを読み出して実行する演算処理装置と、入力装置と、出力装置とを備えてなり、入力装置を介して中立面メッシュデータ生成指示が入力されたら物品の中立面メッシュデータを生成して出力装置に表示する中立面メッシュデータ生成装置であって、各種プログラムとして、少なくとも上述の第1〜第3ステップのプログラムを含んで構成される。また、第1〜3ステップのプログラムに加えて、上述の付加態様のステップのプログラムを含めて構成することができる。
また、上記課題を解決するための本発明の中立面メッシュデータの生成方法は、記憶装置から読み出された物品の四面体メッシュデータの物品内部の節点を物品表面上の節点に統合するように節点間を結ぶ要素辺を縮退処理した後、四面体メッシュデータの物品内部を通る要素辺の両端の節点を中央の1つの節点に統合するように要素辺を縮退処理するものである。
本発明によれば、対象物品の形状に依存せず精度よく中立面メッシュを生成することができる。
以下、本発明を適用してなる中立面メッシュデータ生成プログラム、中立面メッシュデータの生成方法、中立面メッシュデータ生成装置の実施形態を説明する。なお、以下の説明では、同一機能部品については同一符号を付して重複説明を省略する。
図1は、本実施形態の中立面メッシュデータ生成装置の全体構成を示した図である。中立面メッシュデータ生成装置100は、各種データ及び各種プログラムを格納する記憶装置110と、記憶装置110に格納された各種プログラムを読み出して実行する演算処理装置120と、ユーザからの操作指示を入力する例えばマウス、タッチパネル、キーボードなどの入力装置130と、出力装置である表示装置140などを備えて構成されている。
記憶装置110には、物品の3D−CADデータ111と、物品の四面体メッシュデータ112と、要求品質データ113があらかじめ格納されている。なお、中立面メッシュデータの生成には、3D−CADデータ111と物品の四面体メッシュデータ112の少なくとも一方が格納されていればよい。また、要求品質データ113は中立面メッシュデータを生成した後の解析に対して必要なデータであり、中立面メッシュデータを生成する過程では必ずしも必要ではない。
また、演算処理装置120には、記憶装置110に格納されたデータを読み込むメッシュデータ読込部121と、入力データが3D−CADデータの場合、この3D−CADデータに対して四面体メッシュデータを生成する四面体メッシュ生成部122と、四面体メッシュデータに対して物品の境界形状を抽出する境界形状抽出部123と、四面体メッシュデータを構成する要素辺の縮退処理を行って中立面メッシュデータを生成する四面体メッシュ縮退部124とを有している。
さらに、生成された中立面メッシュデータが分岐部分を有する場合、この分岐部分の再接続を行うメッシュ再接続処理部125と、生成された中立面メッシュデータに四面体メッシュデータが残されている場合、この四面体メッシュデータの修正を行うメッシュ修正部126と、生成された中立面メッシュデータの中立面三角形メッシュの共有辺を繋げて、中立面四角形メッシュデータを作成する四角形メッシュ生成部127とを有している。
なお、便宜上、上述の各部を演算処理装置120の構成要素のように説明しているが、これら各部は記憶装置110或いはその他の記憶手段に格納され、適宜演算処理装置120に読み出されて実行されるソフトウェアプログラムとして構成されるものである。
続いて、各構成要素の説明をする。要求品質データは、中立面メッシュデータを作成するための形状、メッシュデータとメッシュサイズなどを示した品質データが登録されている。3D−CADデータには、中立面メッシュデータを作成するための3D−CADデータが登録されており、四面体メッシュデータを作成するために必要な形状情報が含まれている。四面体メッシュデータは、四面体メッシュから中立面メッシュデータを作成するためのメッシュ情報が入っている。
メッシュデータ読込部121は、四面体メッシュデータなどを読み込んだ際に、要求品質データにある板厚条件を合わせて読み込み、板厚値を要素単位で入力する。四面体メッシュ生成部122は、入力データが3D−CADデータの場合、この3D−CADデータに対して公知の手法で四面体メッシュデータを生成するが、読み込んだデータが四面体メッシュデータの場合は、新たにメッシュを生成しない。
境界形状抽出部123は、四面体メッシュデータを構成する各四面体メッシュ要素の要素面のうち、他の四面体メッシュと共有しない要素面を求めて繋ぎ合わせて物品の境界形状を抽出する。
四面体メッシュ縮退部124は、四面体メッシュの共有要素辺のうち、物品表面でなく物品内部に存在する要素辺を縮退(エッジコラプス)し、四面体メッシュの低減化を行いながら、三角形中立面シェルメッシュを作成する。ここでは、縮退について四面体メッシュといったソリッドメッシュを構成する要素辺の両端の節点を統合していきながら、三角形メッシュのようなシェルメッシュに操作する手続きと定義する。縮退処理の詳細については後述する。
これにより、四面体メッシュから中立面シェルメッシュを生成する。メッシュ縮退処理は、四面体メッシュの節点がソリッド内部からなくなるまで縮退を繰り返す。表面上に存在する節点は縮退を行わない。最小要素品質、最大要素サイズ、最大節点価数をユーザが要求品質として入力した条件からメッシュ縮退処理を実施する。
メッシュ再接続処理部125は、中立面メッシュデータが例えばフィレット付きリブなどの分岐部分を有する場合、分岐部分の再接続(修正)を行う。修正可能なパターンを表示装置140に表示するとともにユーザに選択させることにより、例えば中立面メッシュの接続部分が3箇所に分かれる表面メッシュ節点が存在する場合、その節点で繋がっている隣接要素を削除して、節点を延長させ交点を求めることにより中立面を修正してユーザへ表示させることなどが可能である。
メッシュ修正部126は、生成した中立面メッシュに対して、メッシュの修正を行う。メッシュ修正部126では、例えば四面体メッシュの縮退時に残った四面体メッシュの修正などを行う。メッシュ縮退により残った四面体メッシュを修正する方法としては、四面体メッシュを構成する要素辺を縮退させる方法などがある。残った四面体メッシュをハイライト表示してユーザに提示し、対話的に操作することで四面体メッシュを修正する方法をユーザが選択できるようにする。
四角形メッシュ生成部127は、三角形で形成されたシェルメッシュを四角形で作成したい場合、三角形の最長要素辺を接続することで四角形メッシュを作成する。
図2は、本実施形態の中立面メッシュデータ生成装置での各種データの流れを示したものである。3D―CADデータ201,四面体メッシュデータ202は、メッシュデータ読込部121によって記憶装置110から読み込まれる(203)。また、メッシュ生成品質となる要求品質データ204も併せて読み込まれる。
読み込まれた3D−CADデータ,四面体メッシュデータ205,板厚,要素寸法,目標要求品質データ206に基づいて、境界形状抽出部123により、メッシュデータの表面(境界形状)、言い換えれば物品の表面(境界形状)が抽出される(207)。
境界形状が抽出された後、四面体メッシュデータに対して四面体メッシュ縮退部124により縮退処理が行われる(208)。縮退処理されたメッシュデータ209に対して、縮退後も残っている四面体メッシュについては、四面体メッシュをユーザへ表示し、四面体メッシュをそのまま残すか、削除するか、或いは縮退処理をさらに行うかを選択させるようになっている。また、例えばフィレット付きリブ付け根の分岐部分での交差形状修正を行う(210)。
生成した中立面三角形メッシュデータに対して、四角形メッシュを生成したい場合は(211)、三角形メッシュの要素辺を接合することで四角形メッシュデータを作成する(212)。生成した三角形中立面メッシュデータ、或いは四角形中立面メッシュデータ213に対して、節点移動,要素細分割などのメッシュリファインを行うことにより、メッシュ修正を行い(214)、修正後のメッシュデータは表示装置に表示される(215)。
図3は、中立面メッシュデータ生成のフローチャートを示したものである。最初に3D−CADデータ,四面体メッシュデータ,要求品質データを読み込む(S301)。読み込んだデータが、3D−CADデータなどの四面体メッシュデータ以外の場合(S302でYES)、新たに四面体メッシュデータを作成する(S303)。3D−CADデータに対して四面体メッシュを生成する際には、公知の手法が用いられる。
四面体メッシュデータに対して、メッシュの境界形状を抽出する(S304)。境界形状の抽出は、四面体メッシュの共有しない要素面を選び出して行われる。境界形状を抽出した後、ボリューム内部に存在する要素辺の縮退を行う。要素辺縮退を行う前に、四面体メッシュが共有する要素辺を検索する(S305)。四面体メッシュで共有する要素辺が全く存在しない場合(S305でNO)、縮退処理を行わずに終了する。共有する要素辺が存在する場合(S305でYES)は、要素共有辺縮退を実施する(S306)。
全ての要素に対して共有辺縮退を行い、縮退できない要素(四面体メッシュ)が残っているかどうかを検索する(S307)。縮退できない要素が存在する場合(S307でYES)、残っている四面体メッシュは例えば削除するなどの処理を行う(S308)。その後、生成した中立面メッシュの品質評価を行う(S309)。
例えば、フィレット付きリブに対して中立面メッシュを生成すると、リブ中立面と底面中立面との交差がT字型とならず、中立面底面の形が変化してしまう。このため、歪んでいる中立面部分の接続箇所を一旦切り離した後、節点を中立面接線方向へ延長して(S310)交差する点で節点を繋いで中立面の修正を行う(S311)。中立面部分の接続を切り離すケースとしては、中立面メッシュのある節点が、面上点に繋がっているだけでなく、別の面にも繋がっているケース、節点が分岐して他の中立面と繋がっているケースが対象である。
中立面の修正を行った後、メッシュ細分割、節点移動を含めたメッシュリファインを行い、中立面メッシュの品質を向上させる(S312)。また、四角形シェルメッシュを作成する場合は(S313でYES)、生成した三角形メッシュの最長要素辺を接合して(S314)、四角形メッシュを生成した後、三角形メッシュと同様にメッシュリファイン(メッシュ細分割,節点移動)を行い、品質の向上を図る(S315)。最後に、作成したメッシュを結果として表示する(S316)。
図4は、四面体メッシュデータから、中立面メッシュを生成する手法を示した一例であり、平板にリブが立った物品を対象としている。実際は、四面体メッシュデータから中立面メッシュを作成するが、説明の便宜のため、ここでは二次元断面図を用いて述べる。
まず、四面体メッシュデータ420に対して、メッシュの表面形状を抽出する。さらに、四面体メッシュの要素簡略化を行う。四面体メッシュの要素面が、他の要素と全て共有している部分の節点を削除するように要素辺の縮退を行う。言い換えれば、四面体メッシュデータを構成する各節点から表面形状抽出の結果に基づいて物品内部の節点を抽出し、抽出された内部節点と物品表面上の表面節点を結ぶ要素辺に対して、内部節点を表面節点に統合するように縮退を行う。
要素辺の縮退は、要素辺の短いところから実行する。また、開始位置であるが、原点に近い要素辺から縮退を行っていく。メッシュデータに対して、節点f408,i410を削除するように、メッシュの簡略化を行う。また形状面上に存在する節点は、簡略化をせずに残しておく。点a402,d403,g404,j405,c406,e407,h409,k411は、形状表面上にある点のため、簡略化削除を行わず残しておく。
ただし、要素面が二面以上形状表面上にある場合、面上にある節点を削除するように、要素辺を縮退させる。削除する節点の優先順位は面上の節点、線上の節点、頂点の点である。この判定は、例えば共有する隣接要素の法線方向が閾値以上で全て等しい、2面の法線方向が異なる場合、3面上の法線方向が異なる場合で区別することが可能である。点b401については、メッシュ簡略化処理を行い節点削除する。
要素面が二面以上形状表面にある要素をユーザへ強調表示し、対話的にユーザピックにより、四面体メッシュを削除するかどうかを選択することも可能である。
上述の縮退処理により、形状内部に存在する節点を削除簡略化したメッシュデータ421が作成される。点a'412,d'413,g'414,j'415,c'416,e'417,h'418,k'419など形状表面の節点は残しておく。
続いて、要素辺が必ず他の要素辺と共有している場合、要素辺を縮退させる。言い換えれば、四面体メッシュデータの物品内部を通る要素辺に対して、両端の節点を中央の1つの節点に統合するように縮退を行う。メッシュデータ421の場合、辺c'd',d'e',e'g',g'h',h'j',j'k'に対して縮退処理を行う。最初に要素辺c'd'を縮退する。要素辺を縮退すると、辺の中点に節点c’d’が繋がり新たな点A422が生成される。
縮退されたメッシュデータ436の、要素辺e'g',h'j'などに対しても同様に縮退を行うと、点B423,C424,D425が生成される(メッシュデータ437)。メッシュデータ437に対して、要素辺の短い要素から同様の縮退を行うことにより、節点E426,F427,G428,H429が作成される(メッシュデータ438)。
このように、本発明では、従来技術のように物品形状のペアとなる表裏面を必要としないため、対象物品の形状に依存せず、例えばフィレット付きリブを有する物品のフィレット部などでも形状に沿った精度の高い中立面メッシュデータを生成することができる。
また、四面体メッシュデータを用いて中立面を作成するため、中立面を作成するための情報量が増え、中立面メッシュモデルの生成率向上に繋がる。また、境界面上に存在する節点を維持しながら共有要素辺を縮退させることで、境界面上の三角形メッシュの品質を保持しながら中立面三角形メッシュを作成することができる。
続いて、生成された中立面メッシュに対して、点D425,E426,G428で繋がっているメッシュをより物品形状に沿うように修正するため、一旦点D,E,Gの接続を解除する(データ439)。その後、点D,E,Gから要素辺を延長させて交点を作成する。要素辺の延長方向は、それぞれの節点が含まれている要素の接線方向とする。交点が求まらない場合、延長元の節点からの距離の和が最も短い位置に新たに節点を作成し、延長元の点と接続する。点D,E,Gから点を延長させて交点I433を作成し、点D’430,E’431,G’432と繋ぐ。
形状に沿った中立面を作成した後、四面体メッシュが残っている箇所をユーザへ表示する。縮退の結果、四面体メッシュが残っている場合は、四面体メッシュの状態で残しておき、削除するか、要素を簡略化するか、そのまま残しておくかを選択できるようにする。要素を残しておく場合、又は削除する場合は、ユーザピックにより指定された箇所を保持、もしくは削除する。
一方、ユーザが要素辺縮退を選択した場合は、表面、ボリューム内部に関係なく要素辺を縮退させる。縮退された点と繋がっていない要素の節点J443、K444を縮退することにより、点Q436が新たに作成される。節点L445、M446についても同様に点P434が作成される。節点N447、O448についても同様に点R435が作成される(メッシュデータ441)。
そして、メッシュデータ441に対して、節点移動、要素細分割を繰り返し行ってメッシュリファインを実施することにより、中立面メッシュ442が作成される。
メッシュリファインでは、節点を構成する三角形メッシュの法線ベクトルができるだけ同じようになるように平滑化を行う。三角形メッシュに属する節点の法線ベクトルは、節点を取り囲む要素に定義される面積ベクトルのベクトル和を、そのベクトル和の大きさで割ることにより求めることが可能である。ここで、ある三角形メッシュTEにおいて、要素の面積ベクトルS(TE)は要素辺ベクトルa、bの外積の1/2、すなわち下式で定義される。
Figure 2009237612
これは、要素の面積を大きさにもつ要素の法線方向のベクトルとして定義される。節点の法線ベクトルは、要素の面積ベクトルから求められる単位ベクトルとなる。ある節点N1の法線ベクトルN(N1)は、下式で定義される。
Figure 2009237612
また、節点移動によるメッシュの品質修正の代表的な手法として、ラプラシアンスムージングがある。ラプラシアンスムージングでは、ある節点iの座標をpiとしたとき、節点移動Δpiを下式で計算する。
Figure 2009237612
図5は、フィレット付きリブが存在する場合の中立面メッシュを修正する手法の一例を示す図である。フィレット付きリブ形状が存在する物品の四面体メッシュデータに対して上述のように要素辺縮退を繰り返すと、中立面メッシュ513が生成される。このとき点A501は、分岐線を有し、点B502,点C503と繋がっている。中立面メッシュ513のようにフィレットの径が大きい場合、フィレットに沿った中立面が作成され、点B,Cが生成される場合がある。
一方、リブ底面の中立面を表す点はD504,E505となるため、中立面メッシュの修正を行う場合は、線AB,ACの縮退削除だけでなく、線BD,線CE及び点B,点Cを併せて簡略する。簡略化により点A'506,D'507,E'508から線を中立面接線方向へ延長させて交点F512を求める。交点Fと点A''509,D''510,E''511とを繋げることによりリブ底面に沿った中立面メッシュを生成することができる。
図6は、四面体メッシュから中立面メッシュを作成する際の縮退化対象となるメッシュを示した図である。リブ641において、メッシュ620,621を有する形状が存在する場合、操作画面上で縮退化対象としてよいかどうかをハイライト表示し、削除したい場合は、点b604が削除されるように要素辺bd,beを縮退化する。
ハイライト表示される要素は、他の要素と共有しない要素面を二面以上有するものを対象とする。点b604,d602,e606で構成される要素面,点d602,e606,g603で構成される要素面は、他要素と共有しない面は1面のため、ハイライト表示しない。メッシュ620,621に対して、点bは形状表面上にあるが、簡略化対象と指定した場合は点bを削除する。縮退処理を行った後の点はa'607,c'605,d'608,e'606,g'609となる。
リブ642に対しても、要素622,623も同様に縮退対象メッシュとしてハイライト表示する。リブ形状が641と異なり、642のような形状の場合、従来技術にあるようなリブ面のペアを検索して、ペア面の中間位置に中立面を作成することが難しい。その理由は、線AG及び線BCで構成される面のペア面が見つからないと中立面生成が難しいからである。
一方、四面体メッシュデータを用いて中立面メッシュを作成する場合、メッシュ620,621が他と共有しない面の数が2面以上となるため、ハイライト表示される。ハイライト表示された要素に対して、対話的操作により要素を縮退化することが可能である。メッシュ620,621を簡略化する場合、要素辺A610,F612と、B616,D614を縮退させることになる。すると、点A,Fの位置は点A'617となり、点B,Dの位置は点B'619となる。
また、段差を含む形状643に対しても、段差部分で発生する要素624をハイライト表示する。この要素を縮退すると、点H625と繋がっている要素辺IH625,626,HP625,631を縮退削除する。その結果、点I626,点P631の位置は点I'636となる。ハイライト表示された要素は、そのまま対話的に対象要素だけを削除して、その後メッシュ縮退処理を行うことも可能である。要素簡略化されたメッシュデータのうち、メッシュを削除することで生成される中立面メッシュの形を制御する。
図7は、自由曲面で構成されるリブに対する中立面メッシュ生成方法を示した一例である。リブ701に対して、四面体メッシュを作成するとリブ構成面、線、点上に節点が配置される。従来技術では、ペアとなる面を探す方法、形状を構成する頂点を形状内部へスイープさせて中立面を作成する方式があるが、自由曲面で構成されている場合、曲面内に頂点が含まれていないと、面に沿った中立面を生成することは難しい。
一方、四面体メッシュを生成して、形状を分割し、分割点である節点と要素辺を用いて中立面を作成するのであれば、自由曲面であっても面に沿った中立面メッシュを生成できる特徴を有する。リブ701に対して、中立面を作成すると702のような中立面メッシュが生成される。
図8は、フィレット付きリブ形状に対する中立面の形状を示した図である。四面体メッシュを簡略化させると、リブ付け根部分のメッシュの形状は810に示すようなY字型となる。ただ、解析の目的によっては、要素を縮退せずに四面体メッシュのようなソリッドメッシュを残しておいたり、又はY字型でなく中央に点を作成して点と点を繋いだ中立面を作成したりする方がよい場合がある。このため、フィレット部分の四面体メッシュを縮退せず残しておき、ユーザがリブ付け根部分の中立面をどのように接続すればよいかを選択できるようにする。
中立面メッシュ801のうち、四面体メッシュのまま残っている箇所を表示する。表示させた状態で、ユーザが四面体メッシュを残しておくか、削除するか、要素辺を縮退してY字型の接続に修正するか、リブ根元部分に新たな節点を作成して、星型のような接続に修正するかを選択できるようにする。四面体メッシュからY字型の接続にする場合、要素辺AB802,AC803は残しておき、要素辺BC804を削除して、点A,B,Cで構成されるY字型接続の中立面メッシュ810が作成される。
一方、Y字型接続でなく点A,B,Cの中間位置に新たな点D815を作成して、点A,B,C,Dで構成される星型接続に設定したい場合は、四面体メッシュの状態で、メッシュの重心(三角形ABCの重心)を求めて、重心を点Dとし、要素辺802,803,804を削除して、点Dと点A,B,Cが繋がるように要素辺AD811,辺BD812,辺CD813を作成する。この方法により星型接続の中立面メッシュが作成される。重心の他にも、例えば、点ABCを通る外接円の中心を新たな点とすることもできる。
図9は、フィレットの径が大きいリブが存在する場合のリブ付け根部分の中立面メッシュを作成する方法を示した図である。フィレットの径が大きい場合、四面体メッシュを作成した後、メッシュ縮退化を行うと、フィレット部分の四面体メッシュが大きくなり、フィレット部分を通る要素辺の数が減ってしまい、要素辺の縮退により生成される中立面の節点の数も減ってしまう場合がある。
縮退後のリブ付け根部分912に対して、フィレット部分に沿った節点a901,b902,c903,e905,f906,g907が生成されるが、この状態から共有要素線を縮退して中立面を作成しようとすると、共有線の数だけ節点が生成されるため、中立面メッシュ節点の数が少ない。そうすると、リブ付け根部分の中立面が形状に沿った面とならず、ずれた形になってしまう場合がある。
また、従来技術のように、フィレットの構成頂点を形状内部方向へ移動させることで中立面を作成させると、中立面の形状がリブに沿った形にならない場合が起こる。
このため、フィレット部分に対しては、913に示すように、フィレット部分に含まれるメッシュ節点が多くなるようなメッシュ縮退処理を行う。四面体メッシュを縮退化する際に、フィレット上のメッシュは縮退せずに残しておく。フィレットのような円筒面に対して要素縮退を行った際、円筒面上の要素節点を保持するようにパラメータを調整する。形状からのずれを小さくするような四面体メッシュ縮退を行うと、フィレット・円弧部分では、フィレットに沿った節点が残り要素の縮退は行われない。
縮退化されずに残ったフィレット上に節点h908,i909,j910,k911により、フィレット部分を通過する要素辺はフィレット部分を縮退するよりも多いため、中立面メッシュの節点も増加し、形状に沿った中立面となる。
図10は、操作画面の一例を示す図である。表示装置140の画面1001には、モデルを表示する部分と、操作をするボタンが用意されている。ボタンは読込ボタン1003,メッシュ縮退ボタン1004,メッシュ再接続、修正ボタン1005,四角形中立面メッシュ作成ボタン1006,保存ボタン1007などが用意されている。これらの操作ボタンは、例えばマウスなどの入力装置130を介して選択可能になっている。
読込ボタンを押すと、四面体メッシュデータ1008が読み込まれて表示される。3D−CADデータを読み込んだ場合、四面体メッシュを内部で作成し、メッシュ生成結果が画面に表示される。
図11は、メッシュ縮退ボタン1102を押したときの操作画面の一例を示す図である。読み込んだ四面体メッシュデータに対して、メッシュ縮退ボタン1102を押すと、四面体メッシュの要素辺縮退を行い、縮退後のメッシュモデル1101が表示される。
図12は、縮退した四面体メッシュに対してメッシュ再接続、修正ボタン1202を押した時の操作画面の一例である。画面に表示されている三角形中立面メッシュ1201は、リブ付け根の底面部分にも三角形メッシュが作成されているが、説明の便宜上リブ部分の三角形メッシュのみを表示している。
まず、四面体メッシュから生成された三角形中立面メッシュ1201が表示される。生成した三角形中立面メッシュに対して、節点をユーザピックすることで節点移動、あるいは、要求品質データに基づいて細分割などのメッシュリファインを行い、メッシュの品質を向上させる。
また、作成された三角形メッシュの中には、三角形メッシュとならず四面体メッシュの状態で残っている場合がある。例えばユーザがリブ付け根部分四面体メッシュ1203をピック選択すると、画面1212が表示され、1204のように四面体メッシュが残っている場合は、四面体メッシュ1204としてそのまま残しておくか、星型(四面体メッシュを構成する三角形の重心位置に点を配置して接続する型)中立面メッシュ1205としてリブ付け根部分の中立面を修正するか、T字型中立面メッシュ1206に修正するか、四面体メッシュを構成する三角形の一点に他の二点を接続する中立面メッシュ1207,1208,1209にするかを選択できるようになっている。
ユーザが四面体メッシュ、もしくは各中立面パターンを選択して選択ボタン1210を押すと、リブ付け根部分の中立面メッシュが選択されたパターンへ修正される。キャンセルボタン1211を押した場合は、ダイアログが閉じられる。
図13は、作成した三角形中立面メッシュから四角形中立面メッシュを作成する操作画面を示したものである。四角形中立面メッシュ作成ボタン1302を押すと、三角形メッシュと隣接する要素の最長共有辺を繋げて四角形メッシュ1301が作成され、ユーザへ提示される。
図14は、作成した中立面メッシュデータを保存する画面の一例である。保存ボタン1402を押すと、作成した中立面メッシュデータ1401が記憶装置110などに保存される。
本実施形態の中立面メッシュデータ生成装置の全体構成を示した図である。 中立面メッシュデータ生成装置での各種データの流れを示した図である。 中立面メッシュデータを生成するフローチャートの一例を示す図である。 四面体メッシュデータから、中立面メッシュを生成する手法の一例を示す図である。 フィレット付きリブが存在する場合の中立面メッシュを修正する手法の一例を示す図である。 四面体メッシュから中立面メッシュを作成する際の縮退化対象となるメッシュを示した図である。 自由曲面で構成されるリブに対する中立面メッシュ生成方法を示した一例である。 フィレット付きリブ形状に対する中立面の形状を示した図である。 フィレットの径が大きいリブが存在する場合のリブ付け根部分の中立面メッシュを作成する方法を示した図である。 操作画面の一例を示す図である。 操作画面の一例を示す図である。 操作画面の一例を示す図である。 操作画面の一例を示す図である。 操作画面の一例を示す図である。
符号の説明
100 中立面メッシュデータ生成装置
110 記憶装置
111 3D−CADデータ
112 四面体メッシュデータ
113 要求品質データ
120 演算処理装置
121 メッシュデータ読込部
122 四面体メッシュ生成部
123 境界形状抽出部
124 四面体メッシュ縮退部
125 メッシュ再接続処理部
126 メッシュ修正部
127 四角形メッシュ生成部
130 入力装置
140 表示装置

Claims (9)

  1. あらかじめ記憶装置に格納された物品の四面体メッシュデータを読み出す第1ステップと、
    前記第1ステップで読み出された四面体メッシュデータを構成する各節点から前記物品内部の節点を抽出し、該内部節点と前記物品表面上の表面節点とを結ぶ要素辺に対して、内部節点を表面節点に統合するように縮退を行う第2ステップと、
    前記第2ステップの処理が行われた四面体メッシュデータの前記物品内部を通る要素辺に対して、両端の節点を中央の1つの節点に統合するように縮退を行う第3ステップと、を備えてなる中立面メッシュデータ生成プログラム。
  2. 前記物品の四面体メッシュデータは、記憶装置から読み出された物品の3D−CADデータに対して生成された四面体メッシュデータである請求項1の中立面メッシュデータ生成プログラム。
  3. 前記第2ステップにおける前記内部節点の抽出は、前記第1ステップで読み出された四面体メッシュデータを構成する各四面体メッシュの要素面のうち、他の四面体メッシュの要素面と共有しない要素面を求めて前記物品の境界形状を抽出することにより行われる請求項1の中立面メッシュデータ生成プログラム。
  4. 前記第3ステップで生成された中立面メッシュデータが分岐部分を有する場合、該中立面メッシュデータを表示装置に表示するとともに、前記分岐部分の再接続のパターンを複数表示して、入力装置を介して選択させるステップを有してなる請求項1の中立面メッシュデータ生成プログラム。
  5. 前記第3ステップで生成された中立面メッシュデータを表示装置に表示するとともに、該中立面メッシュデータに四面体メッシュデータが残されている場合は該四面体メッシュデータを強調表示し、該四面体メッシュを削除するか、そのまま残すか、或いは縮退処理を行うか入力装置を介して選択させるステップを有してなる請求項1の中立面メッシュデータ生成プログラム。
  6. 前記第3ステップで生成された中立面メッシュデータに対して、節点移動、要素再分割を繰り返し行うことによりメッシュリファインを行うステップを有してなる請求項1の中立面メッシュデータ生成プログラム。
  7. 前記第3ステップで生成された中立面メッシュデータの中立面三角形メッシュの共有辺を繋げることで、中立面四角形メッシュデータを作成するステップを有してなる請求項1の中立面メッシュデータ生成プログラム。
  8. 各種データ及び各種プログラムを格納する記憶装置と、前記記憶装置に格納された前記各種プログラムを読み出して実行する演算処理装置と、入力装置と、出力装置とを備えてなり、前記入力装置を介して中立面メッシュデータ生成指示が入力されたら物品の中立面メッシュデータを生成して前記出力装置に表示する中立面メッシュデータ生成装置であって、
    前記各種プログラムは、請求項1乃至7のいずれか1のプログラムを含んでなる中立面メッシュデータ生成装置。
  9. 記憶装置から読み出された物品の四面体メッシュデータの前記物品内部の節点を物品表面上の節点に統合するように節点間を結ぶ要素辺を縮退処理した後、四面体メッシュデータの前記物品内部を通る要素辺の両端の節点を中央の1つの節点に統合するように要素辺を縮退処理して中立面メッシュデータを生成する方法。
JP2008079223A 2008-03-25 2008-03-25 中立面メッシュデータを生成するプログラム、装置、及び方法 Expired - Fee Related JP4966898B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008079223A JP4966898B2 (ja) 2008-03-25 2008-03-25 中立面メッシュデータを生成するプログラム、装置、及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008079223A JP4966898B2 (ja) 2008-03-25 2008-03-25 中立面メッシュデータを生成するプログラム、装置、及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009237612A true JP2009237612A (ja) 2009-10-15
JP4966898B2 JP4966898B2 (ja) 2012-07-04

Family

ID=41251530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008079223A Expired - Fee Related JP4966898B2 (ja) 2008-03-25 2008-03-25 中立面メッシュデータを生成するプログラム、装置、及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4966898B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012252504A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Hitachi Ltd 中立面モデル作成装置、中立面モデル作成方法、中立面モデル作成プログラム
JP2013050871A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Fujitsu Ltd プログラム、情報処理装置、およびメッシュ修正方法
CN109344524A (zh) * 2018-10-18 2019-02-15 燕山大学 一种薄板结构加强筋分布优化方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015092842A1 (ja) 2013-12-16 2015-06-25 株式会社日立製作所 解析用メッシュデータ生成方法および解析用メッシュデータ生成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012252504A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Hitachi Ltd 中立面モデル作成装置、中立面モデル作成方法、中立面モデル作成プログラム
JP2013050871A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Fujitsu Ltd プログラム、情報処理装置、およびメッシュ修正方法
CN109344524A (zh) * 2018-10-18 2019-02-15 燕山大学 一种薄板结构加强筋分布优化方法
CN109344524B (zh) * 2018-10-18 2022-12-09 燕山大学 一种薄板结构加强筋分布优化方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4966898B2 (ja) 2012-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100707841B1 (ko) 3차원 목표곡선을 이용한 곡면 변형 장치 및 그 방법
US9171400B2 (en) Creating a surface from a plurality of 3D curves
KR101398306B1 (ko) 파라메트릭 표면을 생성하기 위한 컴퓨터-구현 프로세스
US8914259B2 (en) Passive associativity in three-dimensional (3D) modeling
JP3574202B2 (ja) 図形入出力装置
Xian et al. Automatic cage generation by improved obbs for mesh deformation
JP2009042811A (ja) 3次元形状展開装置、3次元形状展開方法、および3次元形状展開用プログラム
KR20110111259A (ko) 평행 지오데식 곡선들에 의해 모델링되는 부품의 설계
US9465894B1 (en) Generation of section view cutting lines with automatic constraints
JP7388837B2 (ja) 機械的構造を表す3dモデル化オブジェクトの設計
KR20080107963A (ko) 3차원 스캔 데이터를 이용하여 로프트 서피스를 계산하기위한 시스템 및 방법
JP4068487B2 (ja) 解析用シェルモデル作成装置
JP4966898B2 (ja) 中立面メッシュデータを生成するプログラム、装置、及び方法
CN111612911A (zh) 基于Dynamo的点云BIM自动化建模方法
US20170177770A1 (en) Modification of a constrained asymmetrical subdivision mesh
EP3156976B1 (en) Computer-implemented method for defining seams of a virtual garment or furniture upholstery
KR102023782B1 (ko) 컴퓨터 지원 설계 시스템의 3차원 장면에서 오브젝트들의 어셈블리의 동적 시뮬레이션을 위한 초기 조건들을 정의하는 컴퓨터 구현 방법
CN111105501A (zh) B-rep皮肤的3d设计
JP2017004143A (ja) 解析用メッシュ生成装置及び方法
EP3598326A1 (en) Designing a 3d modeled object representing a mechanical structure
Zheng et al. Sketching-based skeleton generation
JPH04114282A (ja) 3次元モデル作成装置及び方法
JP5383370B2 (ja) 解析用モデル作成装置及び解析用モデル作成方法
KR101506449B1 (ko) 애니메이션 제작 방법 및 이를 수행하기 위한 플러그 인 프로그램이 기록된 기록매체
JP2009093303A (ja) 解析データ作成支援装置及びそれに用いられるプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120306

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees