JP2009236988A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置10は、トナー像、及びトナー像を保持する用紙の少なくともいずれか一方を搬送する搬送部材である中間転写ベルト14と、中間転写ベルト14に付着した紙粉を除電する除電装置200と、除電装置200に対して中間転写ベルト14の移動方向における下流側に設けられ、中間転写ベルト14に付着したトナー及び紙粉を除去する除去装置100とを有する。除電装置200は、中間転写ベルト14に付着した紙粉の除電に用いられ、導電性の材料からなるフィルム部材202を有している。
【選択図】図3
Description
図1には、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置10が示されている。画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、画像形成装置本体12内に、トナー像を搬送する中間転写ベルト14と、4つの像形成部16Y、16M、16C、16Kと、用紙供給装置18と、4つのトナーボトル40、40、40、40と、中間転写ベルト14に付着したトナー及び紙粉を除去する除去装置100と、中間転写ベルト14に付着した紙粉を除電する除電装置200とが配置されている。また、画像形成装置本体12内には、用紙の搬送に用いられる搬送路28が形成されている。
レジストロール30は、搬送路28へ送り出された用紙を一時的に停止させ、像形成部16Y等で画像形成がなされるタイミングと同期するように2次転写ロール32へ送り出すために用いられる。定着装置34は、加熱ロール34aと加圧ロール34bとからなり、加熱ロール34aと加圧ロール34bとの間を通過する用紙に熱と圧力を加えることにより用紙にトナー像を定着するようになっている。
支持ロール42aは、中間転写ベルト14に駆動を伝達する駆動部材として用いられていて、図示を省略する例えばモータ等の駆動源を有する図示を省略する駆動伝達機構からの駆動伝達を受けて図1中に矢印で示す方向に回転し、中間転写ベルト14に駆動を伝達して、中間転写ベルト14を図1に示す矢印方向に回転するように移動させる。また、支持ロール42aは、2次転写ロール32をバックアップするバックアップロールとして用いられている。
像形成部16は、画像形成ユニット48を有し、画像形成ユニット48内に、先述の感光体52と、感光体52を帯電させる、例えば帯電ロールを有する帯電装置54と、例えばLED(light emitting diode:発光ダイオード)から構成され、感光体52表面に潜像を形成する露光装置56と、露光装置56により形成された感光体52表面の潜像をトナーにより現像する現像装置58と、トナー像の転写がなされた後に、転写後に感光体52表面に残留したトナーを清掃する清掃装置60とが装着されている。
この実施形態においては、画像形成ユニット48は、分離可能な感光体ユニット62と現像ユニット64とが結合されて構成されている。感光体ユニット62は、第1の筐体66に感光体52、帯電装置54、露光装置56及び清掃装置60が収納されている。現像ユニット64は、第2の筐体68に現像装置58が収納されている。そして、第1の筐体66と第2の筐体68とが分離可能に結合されて画像形成ユニット48が構成されている。
除去装置100は、中間転写ベルト14に付着したトナー及び紙粉を除去するために用いられ、除去装置本体102を有し、除去装置本体102内に除去された現像剤を支持ロール42bの軸方向に搬送する搬送部材104が設けられている。また、除去装置本体102には、支持部材106を介して、除去部材として用いられるブレード108の下端部側が装着されている。ブレード108の上端部側は、支持ロール42bにバックアップされるようにして中間転写ベルト14に接触している。ブレード108は、可撓性を有し弾性を有する例えばゴム等の材料からなり、例えば、上端部側がしなるような状態で中間転写ベルト14に接触している。
フィルム部材202は、中間転写ベルト14に付着した紙粉の除電に用いられる除電部材として用いられていて、中間転写ベルト14に接触するように配置されていて、導電性の材料からなる。また、フィルム部材202は、上端部側が、除去装置本体102に装着されていて、下端部側が、支持ロール42bにバックアップされるようにして、中間転写ベルト14に押しつけられるように接触している。このため、フィルム部材202は、下端部側がしなるような状態で、中間転写ベルト14に接触する。
フィルム部材202は、図4(a)に示されるように略長方形のものを用いても良いし、図4(b)に示すように、例えば、中間転写ベルト14側であって、中間転写ベルト14に接する部分に、例えば複数の切り込み204が形成されたものを用いても良い。切り込み204は、フィルム部材202、及び支持ロール42b(図3参照)の長手方向に対して、例えば略垂直に形成されている。切り込み204が形成されたフィルム部材202は、切り込込みが形成されていないフィルム部材202と比較して放電効果が高い。また、形成する切り込込み204の長さ、方向、数等を調整することによって、フィルム部材202が中間転写ベルト14に接触する圧力を設定することが可能である。
前述の第1の実施形態に係る画像形成装置10には、支持ロール42b近傍に、除去装置100と除電装置200とが取り付けられていたのに対して、この比較例に係る画像形成装置は、除去装置100を有しているものの、除電装置200を有していない。すなわち、先述の第1の実施形態では、除去装置本体102に、カーボン粒子が混入されたフィルム部材202が取り付けられていたのに対して、この比較例においては、カーボン粒子が混入されていないフィルム部材80が取り付けられている。このため、フィルム部材80は導電性を有しない。
フィルム部材80は、除去装置本体102内と除去装置100外とを遮断し、トナーの飛散を抑制するために設けられている。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10では、図6(a)に示されるように、ブレード108に掻き落とされるようにして、トナーTが中間転写ベルト14の表面から除去され、除去されたトナーTが、落下するようにして除去装置本体102内に堆積する。また、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10においては、図6(b)に示されるように、トナーTと同様に、中間転写ベルト14の表面に付着した紙粉Pが、ブレード108に掻き落とされるようにして中間転写ベルト14の表面から除去され、除去された紙粉Pが落下するようにして除去装置本体102内に堆積する。
尚、紙粉の帯電は、低温;低湿度の環境で生じやすく、このため低温・低湿度との環境で、紙粉が静電的に中間転写ベルトに付着することを原因する不良が生じやすい。
先述の第1の実施形態においては、フィルム部材202が、中間転写ベルト14に接触するように設けられていた。これに対して、この第2の実施形態においては、フィルム部材202は、中間転写ベルト14との間に隙間Gを形成するように配置されている。隙間Gは、例えば、0.5mm〜2mmの範囲に定められる。
例えば、除電部材としては、除電布を用いることができる。ここで、除電布とは、例えば、極細繊維(不織布)の表面に、除電に有効な導電ポリマーを反応形成した布状の部材等をいう。除電布の導電率は、101Ω・cm〜105Ω・cmの範囲にあれば良く、101Ω・cm〜103Ω・cmの範囲であることがさらに望ましい。
14 中間転写ベルト
16 像形成部
42a 支持ロール
100 除去装置
108 ブレード
200 除電装置
202 フィルム部材
210 接地線
P 紙粉
T トナー
Claims (8)
- トナー像、及びトナー像を保持する用紙の少なくともいずれか一方を搬送する搬送部材と、
前記搬送部材に付着した紙粉を除電する除電装置と、
前記除電装置に対して前記搬送部材の移動方向における下流側に設けられ、前記搬送部材に付着したトナー及び紙粉を除去する除去装置と、
を有する画像形成装置。 - 前記除電装置は、前記搬送部材に付着した紙粉の除電に用いられ、導電性の材料からなる除電部材を有する請求項1記載の画像形成装置。
- 前記除電部材は、前記搬送部材に接触するように配置されている請求項2記載の画像形成装置。
- 前記除電部材は、前記除去装置によって除去されたトナーの飛散を抑制する抑制部材として兼用される請求項3記載の画像形成装置。
- 前記除電部材は、前記搬送部材から離間するように配置されている請求項2記載の画像形成装置。
- 前記除電部材は、切り込みが形成されている請求項2乃至5いずれか記載の画像形成装置。
- 前記除電部材は、接地されているか、又は電気的にフロート状態にある請求項2乃至6いずれか記載の画像形成装置。
- 前記搬送部材を支持する支持部材をさらに有し、
前記除電装置は、前記搬送部材を介して前記支持部材に対向する位置に配置されている請求項1乃至7いずれか記載の画像形成装置。
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