JP2009236376A - 空気調和機のデータ表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気調和機の室内機から送信されるデータを表示部に表示させる際の操作を容易に行なうことができる空気調和機のデータ表示装置を提供する。
【解決手段】空気調和機のデータ表示装置5において、三角筒状に形成され、載置部17に載置される底面部13と、この底面部13に対して鋭角に傾斜した第一面部14と第二面部15とを有する筐体12と、空気調和機の室内機2との間で赤外線による双方向通信を行うための表示装置側発光素子18a、18b及び表示装置側受光素子19a、19bと、第一面部14に設けられ、室内機2から送信されたデータが表示される表示部と、を備え、表示装置側発光素子18a、18bは、第一面部14側と第二面部15側とに設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気調和機のデータ表示装置に関し、特に、空気調和機の室内機から送信されたデータを表示する空気調和機のデータ表示装置に関する。
近年、家庭やオフィス等で使用される空気調和機には、室内機とリモートコントローラとに赤外線を利用した双方向通信機能を持たせ、リモートコントローラから室内機に対して送信要求信号を送信した場合に室内機から様々なデータをリモートコントローラに送信し、送信されたデータをリモートコントローラの表示部に表示するようにしたものが普及している。室内機からリモートコントローラに送信されるデータとしては、室内機内で測定している空気調和機の消費電力や、室内機内のセンサで検知した室内の温度や湿度等である。このような双方向通信機能を備えた空気調和機としては、例えば、下記特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1に記載された空気調和機は、必要なデータを表示部に表示させる場合には、リモートコントローラを把持し、リモートコントローラの送受信部(発光素子及び受光素子)を室内機に向けた状態で必要なボタン操作を行っている。なお、リモートコントローラの送受信部は、1つの発光素子と1つの受光素子とを備えている。
特許第3928679号公報
室内機から送信されるデータを表示部に表示させる場合に、その都度リモートコントローラを拾い上げ、その後にリモートコントローラの送受信部を室内機に向けた状態でボタン操作を行うことが必要であり、この一連の操作がめんどうであった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、空気調和機の室内機から送信されるデータを表示部に表示させる際の操作を容易に行なうことができる空気調和機のデータ表示装置を提供することである。
本発明の実施の形態に係る第一の特徴は、空気調和機のデータ表示装置において、三角筒状に形成され、載置部に載置される底面部と、この底面部に対して鋭角に傾斜した第一面部と第二面部とを有する筐体と、空気調和機の室内機との間で赤外線による双方向通信を行うための表示装置側発光素子及び表示装置側受光素子と、前記第一面部に設けられ、前記室内機から送信されたデータが表示される表示部と、を備え、前記表示装置側発光素子は、前記第一面部側と前記第二面部側とに設けられていることである。
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、空気調和機のデータ表示装置において、三角筒状に形成され、載置部に載置される底面部と、この底面部に対して鋭角に傾斜した第一面部と第二面部とを有する筐体と、空気調和機の室内機との間で赤外線による双方向通信を行うための表示装置側発光素子及び表示装置側受光素子と、前記第一面部に設けられ、前記室内機から送信されたデータが表示される表示部と、を備え、前記表示装置側受光素子は、前記第一面部側と前記第二面部側とに設けられていることである。
本発明の実施の形態に係る第3の特徴は、空気調和機のデータ表示装置において、三角筒状に形成され、載置部に載置される底面部と、この底面部に対して鋭角に傾斜した第一面部と第二面部とを有する筐体と、空気調和機の室内機との間で赤外線による双方向通信を行うための表示装置側発光素子及び表示装置側受光素子と、前記第一面部に設けられ、前記室内機から送信されたデータが表示される表示部と、を備え、前記表示装置側発光素子と前記表示装置側受光素子とは、前記第一面部側と前記第二面部側とに設けられていることである。
本発明によれば、空気調和機の室内機から送信されるデータを表示部に表示させる際の操作を容易に行なうことができるデータ表示装置を提供するとともに、このデータ表示装置と室内機との間で行なわれる送信及び/又は受信の性能を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係るデータ表示装置5は空気調和機1の一部を構成し、この空気調和機1は、図1に示すように、室内機2と、室外機3と、リモートコントローラ4と、データ表示装置5とを備えている。
室内機2は室内の壁面等に取付けられ、室内機2の内部には室内熱交換器や送風ファン(いずれも図示せず)が収容されている。この室内機2では、送風ファンが駆動されることにより室内の空気が室内熱交換器に向けて送風され、送風された空気が室内熱交換器により加熱され又は冷却され、温風又は冷風となって室内に吹き出す。
また、室内機2には、リモートコントローラ4及びデータ表示装置5との間で赤外線による双方向通信を行うための室内機側発光素子6と室内機側受光素子7とが設けられている。
室外機3は室外に設置され、室外機3の内部には室外熱交換器や送風ファンや圧縮機(いずれも図示せず)が収容されている。室外機3と室内機2とは、冷媒が流れる冷媒配管及び信号を送受信する信号線により接続されている。
リモートコントローラ4は、空気調和機1を運転操作するために用いられる。リモートコントローラ4には、室内機2との間で赤外線による双方向通信を行うためのコントローラ側発光素子8とコントローラ側受光素子9とが設けられている。さらに、リモートコントローラ4には、液晶表示部10と、各種の操作ボタン11とが設けられている。液晶表示部10には、リモートコントローラ4側で設定した空気調和機1の運転条件(例えば、設定温度、タイマ予約時間等)や、室内機2から送信されたデータ(例えば、消費電力、測定した温度・湿度等)が表示される。なお、室内機2からのデータの送信は、リモートコントローラ4から室内機2に対して送信要求の信号を送信した場合に行なわれる。
データ表示装置5は、図1及び図2に示すように、三角筒状の筐体12を有し、筐体12の外周の三面は、底面部13と、第一面部である前面部14と、第二面部である背面部15とにより囲まれ、筐体12の両端は側板16により閉止されている。前面部14と背面部15とは、底面部13に対して鋭角に傾斜して配置されている。なお、これらの底面部13と前面部14と背面部15との表面は必ずしも平面でなくてもよく、弧状に湾曲した面であってもよい。
データ表示装置5は、リモートコントローラ4と同様に室内機2との間で赤外線による双方向通信を行ない、室内機2から送信されたデータ(例えば、消費電力、測定した温度・湿度等)を表示する。但し、データ表示装置5は空気調和機1の運転に関する指示は出すことができず、単に空気調和機1に関する各種のデータを表示する装置として機能する。
また、データ表示装置5はテーブル面等の載置部17に載置して使用されるものであり、底面部13には載置部17に接地される脚部13aが設けられている。
筐体12の内部には、室内機2との間で赤外線による双方向通信を行うための表示装置側発光素子18a、18b、表示装置側受光素子19a、19b、液晶表示部23、及びこれらの素子18a、18b、19a、19bや液晶表示部23に接続され、それぞれを制御するMCU及びその周辺回路からなる制御部20と、駆動用の電池(図示せず)とが収容されている。
表示装置側発光素子18aと表示装置側受光素子19aとは第一のプリント回路基板21aに実装され、表示装置側発光素子18aと表示装置側受光素子19aとは前面部14側の上部に配置されている。また、表示装置側発光素子18bと表示装置側受光素子19bとは第二のプリント回路基板21bに実装され、表示装置側発光素子18bと表示装置側受光素子19bとは背面部15側の下部に配置されている。
なお、前面部14における表示装置側発光素子18aと表示装置側受光素子19aとに対向する領域、及び、背面部15における表示装置側発光素子18bと表示装置側受光素子19bとに対向する領域は、光を透過するプラスチックス等の材料により形成されている。
ここで、表示装置側発光素子18aと表示装置側受光素子19aとが前面部14側に配置されているとは、これらの素子18a、19aが前面部14に寄せて配置されていることを意味する。素子18a、19aの配置位置は前面部14の裏面側(筐体12の内側)に限らず、前面部14の表面側に露出していてもよい。また、表示装置側発光素子18bと表示装置側受光素子19bとが背面部15側に配置されているとは、これらの素子18b、19bが背面部15に寄せて配置されていることを意味する。素子18b、19bの配置位置は背面部15の裏面側(筐体12の内側)に限らず、背面部15の表面側に露出していてもよい。
また、第一のプリント回路基板21aに実装された表示装置側発光素子18aと表示装置側受光素子19aとは、図1に示すように、前面部14の長手方向の一端側に配置されている。同様に、第二のプリント回路基板21bに実装された表示装置側発光素子18bと表示装置側受光素子19bとは、背面部15の長手方向の一端側に配置されている。
筐体12の前面部14には、図1に示すように、操作部である押ボタン22と表示部である液晶表示部23とが設けられている。
押ボタン22は、データ表示装置5と室内機2との間で双方向通信を行う場合に押すボタンである。この押ボタン22を押すことにより、制御部20による制御が行われ、表示装置側発光素子18a、18bから室内機2に向けてデータ送信要求の赤外線信号が送信される。このデータ送信要求信号が室内機2の室内機側受光素子7で受光されると、室内機2の室内機側発光素子から室内機2からのデータ送信用の赤外線信号が送信される。室内機2から送信された赤外線信号は、データ表示装置5の表示装置側受光素子19a、19bの双方又は一方で受信される。
ここで、データ表示装置5と室内機2との双方向通信は、押ボタン22を押すことにより開始される。制御部20は押ボタン22が押されたことを検知して発光回路や受光回路をオンさせる。この動作は、制御部20内に格納されたプログラムに基づいて実行される。なお、押ボタン22が押されることによりデータ表示装置5と室内機2との双方向通信が開始された場合、消費電力低減のため、一定時間(例えば、15秒)経過後に双方向通信の動作を終了させるようになっている。
液晶表示部23では、室内機2から送信された赤外線信号を表示装置側受光素子19a、19bで受信した場合、その赤外線信号のデータが制御部20により処理されて表示される。液晶表示部23に表示されるデータとしては、例えば、室内機2内で測定している消費電力、室内機2内のセンサで測定した室内温度、室内湿度等である。なお、液晶表示部23は時計表示機能を有しており、日時が常時表示されている。
図3は、データ表示装置5の表示部23の表示例を示す正面図である。表示部23は、3つの表示領域24、25、26に区分けされている。左側の表示領域24は、西暦の年月日表示部24aと、午前と午後の時刻表示部24bとを有している。中央の表示領域25は、室内の摂氏温度と湿度の表示部25aと、おすすめ運転の摂氏温度(推奨運転温度)の表示部25bと、屋外摂氏温度表示部25cとを有している。右側の表示領域26は、赤外線による受信信号の受信エラー通知表示部26aと、運転時間表示部26bと、今月の電気代または積算消費電力表示部(円/kW)26cとを有している。
図4は、載置部17に載置されたデータ表示装置5と室内機2とを示し、さらに、データ表示装置5と室内機2との間で双方通通信される赤外線信号を矢印で示している。なお、この図4では、前面部14側の表示装置側発光素子18aと表示装置側受光素子19aとを用いて双方向通信される赤外線信号と、背面部15側の表示装置側発光素子18bと表示装置側受光素子19bとを用いて双方向通信される赤外線信号とを示すため、同じ室内機2を実線と二点鎖線とで2つ表わしている。実際にはデータ表示装置5と室内機2の位置関係により実線と二点鎖線で表されるいずれか一方の信号が有効となる。また、この図4では、データ表示装置5の内部構造を示すためにデータ表示装置5を拡大して表わしており、このデータ表示装置5は操作者Aが片手で把持できるサイズであり、例えば、載置部17に載置した状態での高さ寸法は5cm程度である。
このような構成において、一方の表示装置側発光素子18aが前面部14側に配置され、及び、他方の表示装置側発光素子18bが背面部15側に配置されているため、押ボタン22を押した場合にデータ送信要求の赤外線信号がこれらの表示装置側発光素子18a、18bから送信され、赤外線信号が送信される領域が広くなる。したがって、載置部17に載置されたデータ表示装置5と室内機2とが種々の位置関係にあっても、データ表示装置5の向きを調節するという操作を行うことなく、表示装置側発光素子18a、18bから送信される赤外線信号の少なくとも一方を室内機2の室内機側受光素子7で受信することができる。
特に、表示装置側発光素子18aが前面部14側(押ボタン22の設置側)の上部に配置されているため、前面部14と室内機2との間に押ボタン22を押す操作者Aが入った場合でも、表示装置側発光素子18aから送信される赤外線信号が操作者Aにより遮蔽されにくくなり、表示装置側発光素子18aから送信された赤外線信号を室内機側受光素子7が受信する性能を高めることができる。
また、表示装置側発光素子18bが背面部15側の下部に配置されているため、データ表示装置5が載置部17の縁部に載置されている場合でも、載置部17の表面で反射した赤外線信号が室内機2に向けて送信されるようになり、表示装置側発光素子18bから送信される赤外線信号を室内機側受光素子7が受信する性能を高めることができる。
つぎに、一方の表示装置側受光素子19aが前面部14側に配置され、及び、他方の表示装置側受光素子19bが背面部15側に配置されているため、室内機2の室内機側発光素子6から送信されたデータ送信用の赤外線信号を受信できる領域が広くなる。したがって、載置部17に載置されたデータ表示装置5と室内機2とが種々の位置関係にあっても、データ表示装置5の向きを調節するという操作を行うことなく、室内機側発光素子6から送信された赤外線信号を少なくとも一方の表示装置側受光素子19a、19bで受信することができる。
特に、表示装置側受光素子19aが前面部14側の上部に配置されているため、前面部14と室内機2との間に押ボタン22を押す操作者Aが入った場合でも、表示装置側受光素子19aに向けて送信される赤外線信号が操作者Aにより遮蔽されにくくなり、表示装置側受光素子19aが赤外線信号を受信する性能を高めることができる。
また、表示装置側受光素子19bが背面部15側の下部に配置されているため、データ表示装置5が載置部17の縁部に載置されている場合でも、載置部17の表面で反射した赤外線信号を表示装置側受光素子19bが受信できるようになり、表示装置側受光素子19bが赤外線信号を受信する性能を高めることができる。
以上のように、この第1の実施の形態によれば、室内機2から送信されるデータをデータ表示装置5の液晶表示部23に表示させる際には押ボタン22を押すだけでよく、室内機2から送信されるデータを液晶表示部23に表示させる際の操作を容易に行なうことができるとともに、データ表示装置5と室内機2との間で行なわれる送信及び/又は受信の性能、すなわち、送受信確率を向上させることができる。
データ表示装置5と室内機2との間の双方向通信は操作者Aが必要に応じて押ボタン22を押した場合にのみ行なわれるため、データ表示装置5に内蔵された電池の電力消費を抑えることができ、データ表示装置5の電池を長持ちさせることができる。
なお、この第一の実施の形態の空気調和機1では、データ表示装置5は、室内機2から送信されるデータを表示する機能及び時計表示機能を有し、空気調和機1の運転制御はリモートコントローラ4で行う場合について説明したが、このデータ表示装置5にリモートコントローラ4の機能を持たせてもよい。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係るデータ表示装置5Aを図5に基づいて説明する。なお、第2の実施の形態及び以下に説明する他の実施の形態において、第1の実施の形態において説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。このデータ表示装置5Aは空気調和機の一部を構成するもので、その基本的な構成は図1ないし図3に示したデータ表示装置5と同じである。
データ表示装置5Aは三角筒状の筐体12を有し、筐体12の内部には、室内機2との間で赤外線による双方向通信を行うための表示装置側発光素子30a、30bと、表示装置側受光素子31a、31bと、これらの素子30a、30b、31a、31bに接続された制御部20とが収容されている。
表示装置側発光素子30aと表示装置側受光素子31aとは第一のプリント回路基板32aに実装され、表示装置側発光素子30aと表示装置側受光素子31aとは前面部14側の下部に配置されている。また、表示装置側発光素子30bと表示装置側受光素子31bとは第二のプリント回路基板32bに実装され、表示装置側発光素子30bと表示装置側受光素子31bとは背面部15側の下部に配置されている。
なお、前面部14における表示装置側発光素子30aと表示装置側受光素子31aとに対向する領域、及び、背面部15における表示装置側発光素子30bと表示装置側受光素子31bとに対向する領域は、光を透過するプラスチックス等の材料により形成されている。
また、第一のプリント回路基板32aに実装された表示装置側発光素子30aと表示装置側受光素子31aとは、前面部14の長手方向の一端側に配置されている。同様に、第二のプリント回路基板32bに実装された表示装置側発光素子30bと表示装置側受光素子31bとは、背面部15の長手方向の一端側に配置されている。前面部14には、図1に示す第1の実施の形態と同様に、押ボタン22と液晶表示部23とが設けられている。
このような構成において、一方の表示装置側発光素子30aが前面部14側に配置され、及び、他方の表示装置側発光素子30bが背面部15側に配置されているため、押ボタン22を押した場合にデータ送信要求の赤外線信号がこれらの表示装置側発光素子30a、30bから送信され、赤外線信号が送信される領域が広くなる。したがって、載置部17に載置されたデータ表示装置5Aと室内機2とが様々な位置関係にあっても、データ表示装置5Aの向きを調節するという操作を行うことなく、表示装置側発光素子30a、30bから送信される赤外線信号の少なくとも一方を室内機2の室内機側受光素子7で受信することができる。
そして、これらの表示装置側発光素子30a、30bが前面部14側又は背面部15側の下部に配置されているため、データ表示装置5Aが載置部17の縁部に載置されている場合でも、載置部17の表面で反射した赤外線信号が室内機2に向けて送信されるようになり、表示装置側発光素子30a、30bから送信される赤外線信号を室内機側受光素子7が受信する性能を高めることができる。
また、一方の表示装置側受光素子31aが前面部14側に配置され、及び、他方の表示装置側受光素子31bが背面部15側に配置されているため、室内機2の室内機側発光素子6から送信されたデータ送信用の赤外線信号を受信できる領域が広くなる。したがって、載置部17に載置されたデータ表示装置5Aと室内機2とが様々な位置関係にあっても、データ表示装置5Aの向きを調節するという操作を行うことなく、室内機側発光素子6から送信された赤外線信号を少なくとも一方の表示装置側受光素子31a、31bで受信することができる。
そして、これらの表示装置側受光素子31a、31bが前面部14側又は背面部15側の下部に配置されているため、データ表示装置5Aが載置部17の縁部に載置されている場合でも、載置部17の表面で反射した赤外線信号を表示装置側受光素子31a、31bで受信できるようになり、表示装置側受光素子31a、31bが赤外線信号を受信する性能を高めることができる。
以上のように、この第2の実施の形態においても、室内機2から送信されるデータを液晶表示部23に表示させる際の操作を容易に行なうことができるとともに、データ表示装置5Aと室内機2との間で行なわれる送信及び/又は受信の性能、すなわち、送受信確率を向上させることができる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係るデータ表示装置5Bを図6に基づいて説明する。このデータ表示装置5Bは空気調和機の一部を構成するもので、その基本的な構成は図1ないし図3に示したデータ表示装置5と同じである。
データ表示装置5Bは三角筒状の筐体12を有し、筐体12の内部には、室内機2との間で赤外線による双方向通信を行うための表示装置側発光素子40a、40bと、表示装置側受光素子41a、41bと、これらの素子40a、40b、41a、41bに接続された制御部20とが収容されている。
表示装置側発光素子40aと表示装置側受光素子41aとは第一のプリント回路基板42aに実装され、表示装置側発光素子40aと表示装置側受光素子41aとは前面部14側の上部に配置されている。そして、これらの表示装置側発光素子40aと表示装置側受光素子41aとの下側に反射壁43aが設けられている。反射壁43aは、底面部13と平行な向きに、言い換えると、データ表示装置5Bが載置される載置部17の表面と平行な向きに形成されている。また、反射壁43aは、表示装置側発光素子40aから送信される赤外線信号を室内機側受光素子7に向けて反射する機能と、室内機側発光素子6から送信される赤外線信号を表示装置側受光素子41aに向けて反射する機能とを備えている。
表示装置側発光素子40bと表示装置側受光素子41bとは第二のプリント回路基板42bに実装され、表示装置側発光素子40bと表示装置側受光素子41bとは背面部15側の上部に配置されている。そして、これらの表示装置側発光素子40bと表示装置側受光素子41bとの下側に反射壁43bが設けられている。反射壁43bは、底面部13と平行な向きに、言い換えると、データ表示装置5Bが載置される載置部17の表面と平行な向きに形成されている。また、反射壁43bは、表示装置側発光素子40bから送信される赤外線信号を室内機側受光素子7に向けて反射する機能と、室内機側発光素子6から送信される赤外線信号を表示装置側受光素子41bに向けて反射する機能とを備えている。
なお、前面部14における表示装置側発光素子40aと表示装置側受光素子41aとに対向する領域、及び、背面部15における表示装置側発光素子40bと表示装置側受光素子41bとに対向する領域は、光を透過するプラスチックス等の材料により形成されている。
また、第一のプリント回路基板42aに実装された表示装置側発光素子40aと表示装置側受光素子41aとは、前面部14の長手方向の一端側に配置されている。同様に、第二のプリント回路基板42bに実装された表示装置側発光素子40bと表示装置側受光素子41bとは、背面部15の長手方向の一端側に配置されている。前面部14には、図1に示す第1の実施の形態と同様に、押ボタン22と液晶表示部23とが設けられている。
このような構成において、一方の表示装置側発光素子40aが前面部14側に配置され、及び、他方の表示装置側発光素子40bが背面部15側に配置されているため、押ボタン22を押した場合にデータ送信要求の赤外線信号がこれらの表示装置側発光素子40a、40bから送信され、赤外線信号が送信される領域が広くなる。したがって、載置部17に載置されたデータ表示装置5Bと室内機2とが様々な位置関係にあっても、データ表示装置5Bの向きを調節するという操作を行うことなく、表示装置側発光素子40a、40bから送信される赤外線信号の少なくとも一方を室内機2の室内機側受光素子7で受信することができる。
そして、これらの表示装置側発光素子40a、40bが前面部14側又は背面部15側の上部に配置されているため、前面部14又は背面部15と室内機2との間に押ボタン22を押す操作者Aが入った場合でも、表示装置側発光素子40a、40bから送信される赤外線信号が操作者Aにより遮蔽されにくくなり、表示装置側発光素子40a、40bから送信された赤外線信号を室内機側受光素子7が受信する性能を高めることができる。
さらに、表示装置側発光素子40a、40bの下側に反射壁43a、43bが設けられているため、反射壁43a、43bで反射した赤外線信号が室内機2に向けて送信されるようになり、表示装置側発光素子40a、40bから送信される赤外線信号を室内機側受光素子7が受信する性能を高めることができる。
また、一方の表示装置側受光素子41aが前面部14側に配置され、及び、他方の表示装置側受光素子41bが背面部15側に配置されているため、室内機2の室内機側発光素子6から送信されたデータ送信用の赤外線信号を受信できる領域が広くなる。したがって、載置部17に載置されたデータ表示装置5Bと室内機2とが様々な位置関係にあっても、データ表示装置5Bの向きを調節するという操作を行うことなく、室内機側発光素子6から送信される赤外線信号を少なくとも一方の表示装置側受光素子41a、41bで受信することができる。
そして、これらの表示装置側受光素子41a、41bが前面部14側又は背面部15側の上部に配置されているため、前面部14又は背面部15と室内機2との間に押ボタン22を押す操作者Aが入った場合でも、表示装置側受光素子41a、41b側に送信される赤外線信号が操作者Aにより遮蔽されにくくなり、表示装置側受光素子41a、41bが赤外線信号を受信する性能を高めることができる。
さらに、表示装置側受光素子41a、41bの下側に反射壁43a、43bが設けられているため、反射壁43a、43bで反射した赤外線信号を表示装置側受光素子41a、41bで受信できるようになり、表示装置側受光素子41a、41bが赤外線信号を受信する性能を高めることができる。
以上のように、この第3の実施の形態によれば、室内機2から送信されるデータをデータ表示装置5Bの液晶表示部23に表示させる際には押ボタン22を押すだけでよく、室内機2から送信されるデータを液晶表示部23に表示させる際の操作を容易に行なうことができるとともに、データ表示装置5Bと室内機2との間で行なわれる送信及び/又は受信の性能、すなわち、送受信確率を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るデータ表示装置を含む空気調和機の全体構成を示す斜視図である。 第一の実施の形態に係るデータ表示装置を示す縦断側面図である。 データ表示装置の表示部の表示例を示す正面図である。 データ表示装置と室内機との間で双方向通信される赤外線信号の様子を説明する側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るデータ表示装置を示す縦断側面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るデータ表示装置を示す縦断側面図である。
符号の説明
1 空気調和機
2 室内機
12 筐体
13 底面部
14 前面部(第一面部)
15 背面部(第二面部)
17 載置部
18a、18b 表示装置側発光素子
19a、19b 表示装置側受光素子
22 操作ボタン(操作部)
23 液晶表示部(表示部)
30a、30b 表示装置側発光素子
31a、31b 表示装置側受光素子
40a、40b 表示装置側発光素子
41a、41b 表示装置側受光素子
43a、43b 反射壁

Claims (7)

  1. 三角筒状に形成され、載置部に載置される底面部と、この底面部に対して鋭角に傾斜した第一面部と第二面部とを有する筐体と、
    空気調和機の室内機との間で赤外線による双方向通信を行うための表示装置側発光素子及び表示装置側受光素子と、
    前記第一面部に設けられ、前記室内機から送信されたデータが表示される表示部と、
    を備え、
    前記表示装置側発光素子は、前記第一面部側と前記第二面部側とに設けられていることを特徴する空気調和機のデータ表示装置。
  2. 三角筒状に形成され、載置部に載置される底面部と、この底面部に対して鋭角に傾斜した第一面部と第二面部とを有する筐体と、
    空気調和機の室内機との間で赤外線による双方向通信を行うための表示装置側発光素子及び表示装置側受光素子と、
    前記第一面部に設けられ、前記室内機から送信されたデータが表示される表示部と、
    を備え、
    前記表示装置側受光素子は、前記第一面部側と前記第二面部側とに設けられていることを特徴する空気調和機のデータ表示装置。
  3. 三角筒状に形成され、載置部に載置される底面部と、この底面部に対して鋭角に傾斜した第一面部と第二面部とを有する筐体と、
    空気調和機の室内機との間で赤外線による双方向通信を行うための表示装置側発光素子及び表示装置側受光素子と、
    前記第一面部に設けられ、前記室内機から送信されたデータが表示される表示部と、
    を備え、
    前記表示装置側発光素子と前記表示装置側受光素子とは、前記第一面部側と前記第二面部側とに設けられていることを特徴する空気調和機のデータ表示装置。
  4. 前記第一面部側に設けられた前記表示装置側発光素子と前記表示装置側受光素子とは前記第一面部側の上部に配置され、
    前記第二面部側に設けられた前記表示装置側発光素子と前記表示装置側受光素子とは前記第二面部側の下部に配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載の空気調和機のデータ表示装置。
  5. 前記第一面部側に設けられた前記表示装置側発光素子と前記表示装置側受光素子とは前記第一面部側の下部に配置され、
    前記第二面部側に設けられた前記表示装置側発光素子と前記表示装置側受光素子とは前記第二面部側の下部に配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載の空気調和機のデータ表示装置。
  6. 前記第一面部側に設けられた前記表示装置側発光素子と前記表示装置側受光素子とは前記第一面部側の上部に配置され、
    前記第一面部側に設けられた前記表示装置側発光素子と前記表示装置側受光素子との下側に反射壁が設けられ、
    前記第二面部側に設けられた前記表示装置側発光素子と前記表示装置側受光素子とは前記第二面部側の上部に配置され、
    前記第二面部側に設けられた前記表示装置側発光素子と前記表示装置側受光素子との下側に反射壁が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載の空気調和機のデータ表示装置。
  7. 前記第一面部側に設けられた操作部と、前記操作部が操作された場合に前記室内機との間の双方向通信を開始させる手段とを備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一に記載の空気調和機のデータ表示装置。
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