JP2009234231A - ホット充填用ボトルの製造方法、ボトル製品の製造方法、およびホット充填用ボトル - Google Patents

ホット充填用ボトルの製造方法、ボトル製品の製造方法、およびホット充填用ボトル Download PDF

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Abstract

【課題】85℃乃至90℃のホット充填(高温充填)に耐えうる耐熱性を有するホット充填用ボトルの製造方法、ボトル製品の製造方法、およびホット充填用ボトルを提供する。
【解決手段】まずポリエチレンテレフタレート層12aを含むプリフォーム10を準備する。次にこのプリフォーム10を加熱し、次いで加熱されたプリフォーム10をブロー成形金型54aを用いてブロー成形する。この場合、プリフォーム10の加熱温度を115℃乃至140℃とし、ブロー成形金型54aの温度をポリエチレンテレフタレートのガラス転移温度より10℃以上低くする。これにより85℃乃至90℃のホット充填(高温充填)に耐えうるホット充填用ボトル20を得ることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、85℃乃至90℃のホット充填(高温充填)に耐えうるホット充填用ボトルの製造方法、ボトル製品の製造方法、およびホット充填用ボトルに関する。
従来より、コーヒーおよび紅茶等の清涼飲料をPETボトルに充填することにより、PET飲料製品が製造されている。このようなPET飲料製品は、小売店や自動販売機等において加温された状態で広く販売されている。
この際、PETボトルは最高70℃乃至75℃まで加温される。したがって、一般に加温用PETボトルとしては、ホット充填(85℃以上の高温充填)用の耐熱ボトルが使用されている。このような耐熱ボトルの製造方法として、例えば2段ブロー方式およびヒートセット方式という手法が存在する。
このうち2段ブロー方式は、加熱工程およびブロー成形工程を2回繰り返す方法である。すなわち図8に示すように、まずプリフォーム100を1回加熱した後、金型101および延伸ロッド102を用いて1回目のブロー成形を行なう。次に、1回目のブロー成形を行なった容器103をヒーター104により再度加熱し、その後金型105内で2回目のブロー成形を行なうことにより、耐熱ボトル106を作製する。
他方ヒートセット方式は、ブロー成形の際にブロー成形金型の温度を100℃以上にするものである。すなわち図9のグラフに示すように、まずプリフォームを加熱した後、金型内で低圧エアを用いてプリフォームを膨らませ(プリブロー工程)、次いで高圧エアでプリフォームを膨らませる(ハイブローヒートセット工程)。この間金型は100℃以上の温度を維持している。その後冷却エアを一定時間供給した後(フラッシング工程)、金型内を排気することにより(排気工程)、耐熱ボトルを得ることができる。
しかしながら、図8および図9に示す耐熱ボトルの製造方法を用いる場合、その生産スピードが、標準的なアセプティック(無菌充填用)ボトルの生産スピード(図9に示す標準方式)と比較して約30〜60%程度遅くなる。また、このような耐熱ボトルの製造方法の生産コストは、設備投資も含めて考えると、アセプティックボトルの生産コストの1.5倍以上に達する。
また従来より、PET飲料製品の製造方法として無菌(アセプティック)充填方式が存在する。この無菌充填方式は、主に冷却した状態で販売される清涼飲料を対象とするものである。具体的には、無菌環境下でPETボトル(アセプティックボトル)内を薬剤で滅菌し、次に滅菌されたアセプティックボトル内に常温で清涼飲料を充填する手法である。このような無菌充填方式を用いる場合、アセプティックボトルはその製造工程で高温に晒されることがないため、一般に耐熱性が低いものが用いられている。
このような無菌充填用のブロー成形機を用いて85℃乃至90℃のホット充填(高温充填)に耐えうるホット充填用ボトルを製造することも考えられる。しかしながら、この場合、成形サイクルをダウンし、ブロー成型用金型の温調配管を変更し、かつ延伸ロッドをフラッシングタイプに変更すること等が必要となる。このように製造条件を変更することは、ホット充填用ボトルの生産コストが上昇することに繋がる。このため、生産スピードおよび生産設備を従来と同等に維持したまま、耐熱性のあるホット充填用ボトルを製造することが望ましい。
特開2006−264721号公報
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、85℃乃至90℃のホット充填(高温充填)に耐えうる耐熱性を有するとともに、高品質かつ低生産コストで製造可能なホット充填用ボトルの製造方法、ボトル製品の製造方法、およびホット充填用ボトルを提供することを目的とする。
本発明は、ホット充填用ボトルの製造方法において、ポリエチレンテレフタレート層を含むプリフォームを準備する準備工程と、プリフォームを加熱する加熱工程と、加熱工程で加熱されたプリフォームをブロー成形金型を用いてブロー成形するブロー成形工程とを備え、加熱工程におけるプリフォームの加熱温度を115℃乃至140℃とし、ブロー成形工程におけるブロー成形金型の温度をポリエチレンテレフタレートのガラス転移温度より10℃以上低くしたことを特徴とするホット充填用ボトルの製造方法である。
本発明は、加熱工程の後、ブロー成形工程の前に、プリフォームの所望部分に円周方向に沿って冷却エアを吹き付けることを特徴とするホット充填用ボトルの製造方法である。
本発明は、冷却エアは、少なくともプリフォームのうち、少なくともフランジ部近傍に吹き付けられることを特徴とするホット充填用ボトルの製造方法である。
本発明は、冷却エアは、プリフォームのうち、フランジ部から底部側に3mm乃至5mm離間した部分に吹き付けられることを特徴とするホット充填用ボトルの製造方法である。
本発明は、冷却エアを互いに高さが異なる2箇所以上の位置から吹き付けることを特徴とするホット充填用ボトルの製造方法である。
本発明は、冷却エアが吹き付けられる間、プリフォームをその中心軸に沿って回転させることを特徴とするホット充填用ボトルの製造方法である。
本発明は、成形工程におけるブロー成形金型の温度を30℃乃至50℃としたことを特徴とするホット充填用ボトルの製造方法である。
本発明は、ホット充填用ボトルの製造方法によりホット充填用ボトルを製造する製造工程と、ホット充填用ボトル内に内容物を充填する充填工程とを備え、製造工程と充填工程とを一体の製造ラインに組込んだことを特徴とするボトル製品の製造方法である。
本発明は、充填工程において、内容物は85℃乃至90℃の高温で充填されることを特徴とするボトル製品の製造方法である。
本発明は、ホット充填用ボトルの製造方法によって製造されたことを特徴とするホット充填用ボトルである。
以上のように本発明によれば、加熱工程におけるプリフォームの加熱温度を115℃乃至140℃とし、ブロー成形工程におけるブロー成形金型の温度をポリエチレンテレフタレートのガラス転移温度より10℃以上低くしている。これにより、85℃乃至90℃のホット充填(高温充填)に耐えうるホット充填用ボトルが得られるとともに、ブロー成形後の収縮によって首曲りと呼ばれる不具合が発生しないので、生産スピードおよび生産設備を従来と同等に維持したまま、高品質かつ低コストでホット充填用ボトルを製造することができる。
また本発明によれば、冷却エアは、プリフォームのうち、少なくともフランジ部近傍部分、とりわけフランジ部から底部側に3mm乃至5mm離間した部分に吹き付けられるので、首曲りの不具合を確実に防止することができる。
また本発明によれば、加熱工程の後、ブロー成形工程の前に、プリフォームの所望部分に円周方向に沿って冷却エアを吹き付けるので、成形後のホット充填用ボトルのうち肉厚としたい部分に重点的に冷却エアを吹き付けることにより、ホット充填用ボトルの肉厚をコントロールすることができる。さらに冷却エアが吹き付けられる間、プリフォームがその中心軸に沿って回転されるので、ホット充填用ボトルの肉厚を円周方向に対して均一にすることができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。
図1は、プリフォームを示す正面図であり、図2は、本実施の形態によるホット充填用ボトルを示す正面図である。図3は、本実施の形態によるホット充填用ボトルを示す底面図(図1のIII方向矢視図)であり、図4は、本実施の形態によるホット充填用ボトルを示す水平断面図(図1のIV−IV線断面図)である。図5は、プリフォームを作製する射出成形装置の概略図であり、図6(a)−(e)は、本実施の形態によるホット充填用ボトルの製造方法を示す図であり、図7は、ホット充填用ボトルの製造ラインを示す概略図である。
プリフォームの構成
まず、図1によりプリフォームの概要について説明する。
図1に示すプリフォーム10は、上端に円形の開口部11aが形成された口部11と、有底円筒状のプリフォーム本体12と、口部11とプリフォーム本体12との間に形成され、外方に突出するフランジ部13(サポートリング)とを有している。また口部11の外周に雄ねじ部14が形成され、さらに口部11外周のうち雄ねじ部14とフランジ部13との間に、環状突部15が口部11全周にわたって設けられている。またプリフォーム本体12は、円筒部16と、円筒部16に連設する底部17とを有している。
このプリフォーム10は、PET(ポリエチレンテレフタレート)製ペレットを射出成形することにより作製されたものである。
なおプリフォーム10は、複数の層を含む多層プリフォームからなっていても良い。すなわち図1に示すように、プリフォーム本体12のPET層12a、12a間に、MXナイロンまたはエチレン−ビニルアルコール共重合樹脂等、ガスバリア性の高い熱可塑性樹脂を含むコア層12bが設けられていても良い。このコア層12bは、例えばMXナイロンにステアリン酸コバルトまたはネオデカン酸コバルトを添加した酸素吸収機能を有するバリア性材料から構成されていても良い。このようなコア層12bが設けられていることにより、ホット充填用ボトル20(後述)内に充填された飲料が、加熱により酸化されて劣化することを防止することができる。
ホット充填用ボトルおよびボトル製品の構成
次に、図2乃至図4により本実施の形態によるホット充填用ボトルおよびボトル製品の構成について説明する。
図2乃至図4に示すホット充填用ボトル20は、上述したプリフォーム10を用いて二軸延伸ブロー成形することにより得られるものである。このホット充填用ボトル20は、上端に円形の開口部21aが形成された口部21と、口部21に連なるボトル本体22と、口部21とボトル本体22との間に形成され、外方に突出するフランジ部23(サポートリング)とを有している。
このうち口部21の外周に、図示しないキャップの雌ねじ部と係合する雄ねじ部24が形成されている。また口部21外周のうち雄ねじ部24とフランジ部23との間に、環状突部25が口部21全周にわたって設けられている。
またボトル本体22は、口部21から延びる肩部26と、肩部26に連続して設けられ、円周方向に等間隔に形成された複数の凹凸パネル部27aを有する胴部27と、胴部27に連続して設けられ、内方に窪む凹部28aとこの凹部28a外周に形成された環状の接地面28bとを含む底部28とを有している。このうち肩部26は、胴部27に隣接して形成されるとともに外方にわずかに突出する上側円周突部26aを有し、底部28は、胴部27に隣接して形成されるとともに外方にわずかに突出する下側円周突部28cを有している。また肩部26とフランジ部23との間に、首部30が形成されている。
なおボトル本体22の形状は、プリフォーム本体12を二軸延伸ブロー成形することにより形成されるものであればどのような形状であっても良く、図2乃至図4に示す形状に限定されない。
さらにホット充填用ボトル20と、ホット充填用ボトル20内に充填された内容物と、ホット充填用ボトル20を密閉するキャップとにより、後述するボトル製品60が構成される。
ホット充填用ボトルの製造方法
次に、本実施の形態によるホット充填用ボトルの製造方法について図5乃至図7により述べる。なお便宜上、プリフォーム10として単層プリフォームを用いる場合を例にとって説明する。
まず図5に示すように、PET(ポリエチレンテレフタレート)製ペレット41aを収納したホッパ41と、ホッパ41に連結された射出成形機42と、射出成形機42に連結された射出成形金型43とによってプリフォーム用射出成形装置40が構成されている。図5において、ホッパ41内のペレット41aが射出成形機42により加熱溶融および加圧され、その後ペレット41aは射出成形金型43内に射出される。このような高温射出成形によって射出成形金型43内でプリフォーム10が得られる(準備工程:図6(a)参照)。
プリフォーム10は、次に図7に示すように、飲料充填工場50(製造ライン)に設置された加熱装置52において加熱される(加熱工程:図6(b)参照)。図6(b)に示す加熱工程において、プリフォーム10は、口部11を下に向けた状態で回転しながら、加熱装置52のヒーター52aによって周方向に均等に加熱される。
この加熱工程におけるプリフォーム10の加熱温度は、115℃乃至140℃となっている。またプリフォーム10の加熱温度は、115℃乃至135℃となることが更に好ましい。一方、通常の(耐熱性がない)アセプティックボトルを生産する場合、プリフォームの加熱温度は90℃乃至95℃とするのが一般的である。しかしながら、この場合加熱温度が低いため、ホット充填用ボトル20の耐熱性が不足し、ホット充填用ボトル20に内容物をホット充填(高温充填)することができない。他方、加熱温度を高くして、例えば145℃以上とすると、ボトル成形前のプリフォーム10が結晶化しすぎるためにブロー成形ができないという現象がある。一方加熱温度を135℃とした場合、プリフォーム10は多少結晶化するが、ブロー成形することは可能であり、後述するようにホット充填用ボトル20の肉厚分布を調整することも可能である。成形性に関しては140℃まではブロー成形が可能である。
加熱工程の後、加熱されたプリフォーム10は、搬送装置53によってブロー成形装置54に送られる(図7)。搬送装置53により搬送される間、プリフォーム10は、エアーナイフからなる冷却エア装置53a、53bにより、その所望部分に円周方向に沿って冷却エアCが吹き付けられる(エア冷却工程:図6(c)参照)。
この場合、冷却エアCは、プリフォーム10のうち、少なくともフランジ部13近傍に吹き付けられることが好ましい。具体的には、冷却エアCをプリフォーム10のうち、フランジ部13から底部17側にL=3mm乃至5mm離間した部分に吹き付けることが好ましい(図6(c)参照)。これにより、とりわけブロー成形後にホット充填用ボトル20の口部21が斜めに曲がる不具合(以下、首曲りともいう)を効果的に防止することができる。
なお冷却エアCは、ブロー成形後のホット充填用ボトル20のうち肉厚としたい部分に吹き付けても良い。これにより、ホット充填用ボトル20の肉厚をコントロールすることができる。すなわち冷却エアCを吹き付けることにより、加熱されたプリフォーム10の温度が部分的に下降する。プリフォーム10のうち温度が下降した部分は、その後ブロー成形された際に相対的に延伸しにくいため、周囲より肉厚となる。なお、ホット充填用ボトル20のうち肉厚にする部分としては、例えば、販売時に他のホット充填用ボトルと接触する部分(すなわち上述した上側円周突部26aおよび下側円周突部28c)等が挙げられる。
すなわち、冷却エアCを吹き付ける冷却エア装置53a、53bは、1箇所に設けても良いが、図6(c)に示すように、互いに高さが異なる2箇所以上の位置に設けても良い。
またプリフォーム10は、冷却エア装置53a、53bによって冷却エアCが吹き付けられる間、プリフォーム10の中心軸Aに沿って最低2周以上回転することが好ましい。このことにより、ブロー成形後のホット充填用ボトル20の肉厚を円周方向に対して均一にすることができる。なお、冷却エア装置53a、53bの吹出し孔の径は、φ0.5mm以下とすることが好ましい。
次に、搬送装置53によってブロー成形装置54に送られたプリフォーム10は、ブロー成形装置54のブロー成形金型54a内に挿着される。その後、プリフォーム10内に挿入された延伸ロッド57からプリフォーム10内へ高圧エアGが供給され、二軸延伸ブロー成形が行なわれる(ブロー成形工程:図6(d))。このようなブロー成形によって、プリフォーム10からホット充填用ボトル20が得られる(図6(e))。
ところで、図6(d)に示すブロー成形工程において、ブロー成形金型54aの温度は、ポリエチレンテレフタレートのガラス転移温度(73℃)より10℃以上低くなっている(63℃以下)。とりわけブロー成形金型54aの温度を30℃乃至50℃とすることが更に好ましい。
他方、通常の(耐熱性がない)アセプティックボトルを生産する場合、ブロー成形金型54aの温度は70℃以上とするのが一般的である。これに対して、本実施の形態において、加熱工程(図6(b))でプリフォーム10の加熱温度を115℃乃至140℃まで高めている。一般に、このように高い温度でプリフォーム10を加熱した場合、プリフォーム10の首部30(すなわちプリフォーム10の非延伸部分と延伸部分との境目)周辺に熱エネルギーが溜まりやすく、ブロー成形後にホット充填用ボトル20の口部21が斜めに曲がる不具合(首曲り)が発生しやすい。これに対して、本実施の形態においてブロー成形金型54aの温度をポリエチレンテレフタレートのガラス転移温度(73℃)より10℃以上低くし、好ましくは30℃乃至50℃とすることにより、上述した首曲りを確実に防止することができる。
他方、一般にブロー成形装置54が設置される環境の温度が25℃程度であるため、ブロー成形金型54aの温度を30℃未満とすることは難しい。ブロー成形金型54aの温度を30℃以上とすることにより、仮に夏場にブロー成形装置54周囲の温度が上昇しても、成形条件を統一することが可能となる。
次にホット充填用ボトル20は、エア搬送手段またはネック搬送手段56により、ブロー成形装置54(ブロー成形工程)からホット充填機55内(充填工程)に搬送される。なおエア搬送手段とは、ホット充填用ボトル20の首部30をレールに引っ掛けることによりホット充填用ボトル20をホット充填機55内に搬送する手段であり、ネック搬送手段とは、円盤ホイールを介してホット充填用ボトル20をホット充填機55内に搬送する手段である。
ホット充填用ボトル20にはその後、ホット充填機55内で85℃乃至90℃の高温で殺菌された飲料(内容物)が充填される(充填工程)。このようにして飲料が充填された後、ホット充填用ボトル20は滅菌されたキャップによって密閉され、さらにラベル等が付される。その後、このようにして製造されたボトル製品60は、飲料充填工場50から出荷される。このように、ホット充填用ボトル20を製造する製造工程(図6(a)−(e))と、ホット充填用ボトル20内に飲料を充填する充填工程とは、一体の製造ライン(飲料充填工場50)に組込まれている。
なお、上述した加熱装置52と、搬送装置53と、ブロー成形装置54とにより、ブロー成形機が構成される。また、このブロー成形機(加熱装置52、搬送装置53、およびブロー成形装置54)と、エア搬送手段またはネック搬送手段56と、ホット充填機55とにより、インライン成形充填装置が構成される。
このように本実施の形態によれば、加熱工程におけるプリフォーム10の加熱温度を115℃乃至140℃とし、好ましくは115℃乃至135℃としている。またブロー成形工程におけるブロー成形金型54aの温度をポリエチレンテレフタレートのガラス転移温度より10℃以上低くしているので、耐熱性のあるホット充填用ボトル20を得ることができる。さらに、ホット充填用ボトル20に首曲りと呼ばれる不具合が発生しない。このようにして、通常のアセプティックボトルを製造するための生産設備を使用し、その生産スピードを維持したまま、耐熱性のあるホット充填用ボトル20を製造することができる。
また本実施の形態によれば、冷却エアCは、プリフォーム10のうち、少なくともフランジ部13の近傍、とりわけフランジ部13から底部17側に3mm乃至5mm離間した部分に吹き付けられるので、首曲りの不具合をより確実に防止することができる。
(実施例)
次に、本発明の具体的実施例を説明する。
まず図1に示すプリフォーム10を以下の条件に基づいて射出成形により作製した。
プリフォーム10の全高:85mm
プリフォーム本体12の外径:φ22.3mm
口部11の内径:φ20.6mm
プリフォーム10の重量:22.7g
射出成形機:IN−90(Kortec社製)
プリフォーム10は多層プリフォームとし、プリフォーム本体12の層構成を以下のようにした。
PET層12a:CB651G(遠東紡製)
コア層12b:MXナイロン(登録商標)S6007(三菱ガス化学製)にステアリン酸コバルト(和光純薬製)を混入したもの
次に、図1に示す各プリフォーム10を以下の条件に基づいてブロー成形することにより、ホット充填用ボトル20を作製した。
ブロー成形装置54:BLOMAX16D(SIG社製)
ホット充填用ボトル20の全高:132mm
胴部27の胴径:φ66mm
接地面28bの外径:φ45mm
凹部28aの深さ:20mm
(収縮量の測定)
まず、加熱工程におけるプリフォーム10の加熱温度を5通りに変化させ、それぞれの条件でホット充填用ボトル20を作製した。次に各ホット充填用ボトル20を空の状態で90℃のお湯に10秒間浸漬させ、ホット充填用ボトル20全高の収縮量を測定した。またホット充填用ボトル20に白化が生じたか否か、目視で確認した。
Figure 2009234231
この結果、プリフォーム10の加熱温度が95℃の場合には、ホット充填用ボトル20の全高が32%収縮するのに対し、プリフォーム10の加熱温度が105℃以上の場合には、ホット充填用ボトル20の全高は10%以下しか収縮しなかった。またプリフォーム10の加熱温度が135℃の場合にホット充填用ボトル20に白化が生じたのに対し、プリフォーム10の加熱温度が125℃以下の場合には白化が生じなかった。プリフォーム10の加熱温度が135℃の場合には白化が生じたが、成形性には問題がなかった。しかしながら、加熱温度が145℃の場合にはプリフォーム10の段階で結晶化が起こり、成形が不可能であった。加熱温度が140℃の場合、肉厚バランスが取りづらいが、ブロー成形することは可能であった。
(首曲りの有無)
次に、加熱工程におけるプリフォーム10の加熱温度を115℃に固定し、ブロー成形工程におけるブロー成形金型54aの温度を変化させてホット充填用ボトル20を作製した。ホット充填用ボトル20は、ブロー成形金型54aの各温度毎にそれぞれ50本ずつ作製した。
このようにして得られた各ホット充填用ボトル20の口部21に首曲りが生じたか否かを測定した。この際、デジマチックインジケータ(ミツトヨ製)を用いて、ホット充填用ボトル20の全高偏差を測定した。ホット充填用ボトル20の全高偏差とは、底部28の接地面28bを平坦面上に置いた状態で、ホット充填用ボトル20の口部11上端の各点と前記平坦面との間の距離を測定し、その最大値と最小値との差をホット充填用ボトル20毎に求めたものをいう。
このようにして、ホット充填用ボトル20の全高偏差をブロー成形金型54aの温度毎に測定した結果を以下に示す。ホット充填用ボトル50本のうち、その全高偏差が0.5mm以上のものが1本でもあった場合にNG(首曲り発生)と判断した。
Figure 2009234231
この結果、ブロー成形金型54aの温度が70℃の場合には首曲りが発生し、ブロー成形金型54aの温度が60℃以下の場合には首曲りが発生しないと判断された。
次に、冷却エアCをプリフォーム10のフランジ部13の近傍部分に吹き付け、ブロー成形金型54aの温度を同様に変化させてホット充填用ボトル20を作製した。この際、ホット充填用ボトル20の口部21に首曲りが生じたか否かを測定した。その他の製造条件は、上述した条件と同様である。なお冷却エアCの圧力は0.6MPaであったが、冷却エアCの圧力が0.3MPaであってもほぼ同様の効果が得られた。
Figure 2009234231
この結果、冷却エアCをプリフォーム10のフランジ部13の近傍部分に吹き付けることにより、首曲りの発生をより効果的に防止することができた。
(冷却エアの効果)
次に、エア冷却工程における冷却エアCの吹き付け位置(高さ)を変化させ、ホット充填用ボトル20の肉厚に変化が生じたか否かを測定した。
肉厚測定器:PA−2000(エビック製)
冷却エアCの圧力:0.6MPa
Figure 2009234231
この結果、冷却エアCにより、とりわけ上側円周突部26a(底からの位置が76mm付近)および下側円周突部28c(底からの位置が8mm付近)の肉厚を厚くできることが確認された。なお表中、「底からの位置」とは、ブロー成形後のホット充填用ボトル20に対応する高さである。
(耐熱性の評価)
次に、加熱工程におけるプリフォーム10の加熱温度を5通りに変化させ、それぞれの条件でホット充填用ボトル20を作製した。次に各ホット充填用ボトル20にそれぞれ85℃のお湯を280ml充填し、このホット充填用ボトル20を横倒しで10分間保持した。次にこれら各ホット充填用ボトル20を20℃の水に30分浸漬し、その後、室温で8時間放置した後に目視で外観確認を行なった。明らかに充填前のホット充填用ボトル20と著しく変形した場合に外観NGと判断した。
Figure 2009234231
この結果、プリフォーム10の加熱温度が95℃の場合には、ホット充填用ボトル20の外観が著しく変形した(NG)。これに対してプリフォーム10の加熱温度が105℃以上の場合には、ホット充填用ボトル20に著しい変形は見られず、耐熱性を有していると判断した(OK)。
(まとめ)
今回の評価を収縮量、全高偏差、および耐熱評価(ボトル外観)で検討した結果、下記のような評価結果となった。なお下記の表で、「●」印は冷却エアCを使用することにより問題が生じなかった場合であり、「○」印は冷却エアCを使用してもしなくても問題が生じなかった場合である。
Figure 2009234231
プリフォームを示す正面図。 本発明の一実施の形態によるホット充填用ボトルを示す正面図。 本発明の一実施の形態によるホット充填用ボトルを示す底面図(図1のIII方向矢視図)。 本発明の一実施の形態によるホット充填用ボトルを示す水平断面図(図1のIV−IV線断面図)。 プリフォームを作製する射出成形装置の概略図。 図6(a)−(e)は、本発明の一実施の形態によるホット充填用ボトルの製造方法を示す図。 ホット充填用ボトルおよびボトル製品の製造ラインを示す概略図。 従来の耐熱ボトルの製造方法(2段ブロー方式)を示す図。 従来の耐熱ボトルの製造方法(ヒートセット方式)における、時間と金型内の圧力との関係を示すグラフ。
符号の説明
10 プリフォーム
11 口部
12 プリフォーム本体
12a PET層
12b コア層
20 ホット充填用ボトル
21 口部
22 ボトル本体
26 肩部
27 胴部
28 底部
30 首部
40 射出成形装置
52 加熱装置
53a、53b 冷却エア装置
54a ブロー成形金型
56 エア搬送手段またはネック搬送手段
57 延伸ロッド
60 ボトル製品

Claims (10)

  1. ホット充填用ボトルの製造方法において、
    ポリエチレンテレフタレート層を含むプリフォームを準備する準備工程と、
    プリフォームを加熱する加熱工程と、
    加熱工程で加熱されたプリフォームをブロー成形金型を用いてブロー成形するブロー成形工程とを備え、
    加熱工程におけるプリフォームの加熱温度を115℃乃至140℃とし、ブロー成形工程におけるブロー成形金型の温度をポリエチレンテレフタレートのガラス転移温度より10℃以上低くしたことを特徴とするホット充填用ボトルの製造方法。
  2. 加熱工程の後、ブロー成形工程の前に、プリフォームの所望部分に円周方向に沿って冷却エアを吹き付けることを特徴とする請求項1記載のホット充填用ボトルの製造方法。
  3. 冷却エアは、少なくともプリフォームのうち、少なくともフランジ部近傍に吹き付けられることを特徴とする請求項2記載のホット充填用ボトルの製造方法。
  4. 冷却エアは、プリフォームのうち、フランジ部から底部側に3mm乃至5mm離間した部分に吹き付けられることを特徴とする請求項3記載のホット充填用ボトルの製造方法。
  5. 冷却エアを互いに高さが異なる2箇所以上の位置から吹き付けることを特徴とする請求項2記載のホット充填用ボトルの製造方法。
  6. 冷却エアが吹き付けられる間、プリフォームをその中心軸に沿って回転させることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項記載のホット充填用ボトルの製造方法。
  7. 成形工程におけるブロー成形金型の温度を30℃乃至50℃としたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項記載のホット充填用ボトルの製造方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項記載のホット充填用ボトルの製造方法によりホット充填用ボトルを製造する製造工程と、
    ホット充填用ボトル内に内容物を充填する充填工程とを備え、
    製造工程と充填工程とを一体の製造ラインに組込んだことを特徴とするボトル製品の製造方法。
  9. 充填工程において、内容物は85℃乃至90℃の高温で充填されることを特徴とする請求項8記載のボトル製品の製造方法。
  10. 請求項1乃至7のいずれか一項記載のホット充填用ボトルの製造方法によって製造されたことを特徴とするホット充填用ボトル。
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