JP2009233661A - 破砕・分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】粉体が付着した容器を含むユニットを対象とする破砕・分離において、低いコストと高い安全性を確保しながら、高品質な再生用資源を得ることができる破砕・分離装置を提供する。
【解決手段】破砕・分離装置1は、二軸破砕機10、篩部20、および金属片分離部30などがコンベヤ50、51などで接続されてなる。この中で、二軸破砕機10や篩部20、さらには篩部20からコンベヤ51への移載のための移載部60には、集塵ダクト80が接続されており、集塵ダクト80は、集塵ダクト70、81、82を介して集塵機42に接続されている。集塵機42により回収トナーユニット1000に付着していたトナー粉が吸引される。
【選択図】図1

Description

本発明は、粉体が付着してなる対象物を破砕・分離するための装置に関し、特に付着した粉体を分離するための技術に関する。
近年では、事業所に限らず一般家庭においても、複写機やプリンターなどが用いられている。これら複写機等には、樹脂容器に金属部品などが組み合わされて構成されたトナーユニットが備えられている。トナーユニットは、所定期間ごとに交換が必要であって、取り外された使用済みのユニットについては、破砕などした後に各材料ごとに分離して、資源として再利用することが求められる。
使用済みのトナーユニットにおいては、樹脂材料や金属材料の他、カーボンブラックなどを含んでなるトナーも内部に残留している。従来におけるトナーユニットの再資源化は、専ら手作業で解体および破砕を行っているのが現状であり、コスト面から問題を有する。
また、回収したトナーユニットに残留するトナーは、再資源化する際の樹脂材料や金属材料の品質を低下させる原因となる。即ち、トナーが混在した状態の樹脂材料や金属材料については、使用する対象が限定されてしまう。このため、トナーユニットを解体・破砕する際には、作業者がエアガンなどを用いて付着したトナーを除去しているのが現状である。このような問題を有することからも、トナーユニットの解体・破砕においてはコスト面での問題を有する。
上記問題に対して、破砕機を用いて使用済みトナーユニットを解体・破砕しようとする研究開発がなされている(特許文献1〜3を参照)。この内、特許文献1および特許文献2は、破砕中におけるトナーに起因する粉体爆発を防止するために、破砕装置内を窒素ガスなどで充満させるという技術が提案されている。
また、特許文献3では、界面活性剤溶液を用いてトナーユニットの樹脂や金属部品に付着したトナーを除去する技術が提案されている。
特開2000−51730号公報 特許3799309号公報 特開2001−205245号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3で提案されている技術を含む従来技術では、コストを抑えながら高効率に使用済みのトナーユニットを再資源化することが困難である。具体的には、上記特許文献1、2で提案されている技術では、破砕装置の防爆という観点からは効果があるかもしれないが、トナーの除去という観点からは十分ではなく、再資源化する際の樹脂材料や金属材料の品質を確保できない。
また、上記特許文献3で提案されている技術では、界面活性剤溶液の吹き付け量および吹き付け圧力をかなり高くしないと、トナーを除去することはできず、コスト面で問題を有するものと考えられる。また、界面活性剤溶液の吹き付けで除去できなかったトナーについては、逆に破砕片の壁面に固着してしまうことも考えられる。このため、特許文献3で提案されている技術では、コストおよび品質の両観点から問題を残す。
本発明は、上記問題を解決しようとなされたものであって、粉体が付着した容器を含むユニットを対象とする破砕・分離において、低いコストと高い安全性を確保しながら、高品質な再生用資源を得ることができる破砕・分離装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る破砕・分離装置では、次の構成を採用する。
本発明に係る破砕・分離装置は、せん断破砕機と、篩機と、第1搬送機と、第2搬送機と、集塵機とを有することを特徴とする。
a)せん断破砕機は、粉体が付着してなる対象物を受け入れ、受け入れた対象物を多軸せん断方式で破砕する装置要素である。
b)篩機は、せん断式破砕機で破砕されてなる対象物の破片を受け入れ、当該受け入れた破片を篩にかけて付着している粉体を除去する装置要素である。
c)第1搬送機は、せん断式破砕機へ対象物を供給する装置要素である。
d)第2搬送機は、篩機から排出された破片を搬送する装置要素である。
e)集塵機は、せん断式破砕機および篩機および第2搬送機から、対象物もしくは破片から分離された粉体(各機器部分の内方で舞い上がった粉体を含む。)を吸引する装置要素である。
上記のように、本発明に係る破砕・分離装置では、せん断破砕機への対象物の供給、篩機からの破片の排出を第1搬送機および第2搬送機で各々行われるので、手作業に頼っていた従来の場合よりもコスト面で優位である。また、上述のように、破砕から篩の工程を自動で行うことにより、処理量および処理コストという観点からも優位である。
また、本発明に係る破砕・分離装置では、せん断破砕機および篩機、さらには第2搬送機に対して集塵機を接続している。このため、上記特許文献2など破砕機だけで集塵する場合に比べて、粉体をより一層確実に除去することができ、資源として再利用する際の品質という観点から優位である。
また、本発明に係る破砕・分離装置では、せん断式破砕機から粉体を吸引しているので、内方での粉体爆発という問題を生じない。よって、上記特許文献1、2などのように破砕機の内方に不活性ガス(窒素ガス)を導入する場合に比べて、装置の管理面およびランニングコスト面から優位である。
本発明に係る破砕・分離装置では、次のようなバリエーションを採用することができる。
・本発明に係る破砕・分離装置では、せん断式破砕機に、受け入れた対象物に向けてイオン化ガスを吹き付けるイオン化ガス供給機が接続されている、という構成を採用することができる。
このようにイオン化ガス供給機を接続し、対象物にイオン化ガスを吹き付けるという構成を採用する場合には、静電気により対象物の壁面に付着した粉体を効率よく取り除くことができる。そして、対象物の壁面から取り除かれた粉体は、集塵機により吸引されることになる。このため、資源として再利用する破片に対する粉体の残存量をより一層低減することができる。
・また、本発明に係る破砕・分離装置では、イオン化を行う対象ガスとして空気(エアー)を採用することができる。このように空気を用いる場合には、上記特許文献1、2で提案されている技術のように窒素ガスを用いる場合に比べて、装置および周辺環境の管理や、ランニングコストという観点から優位である。
・また、本発明に係る破砕・分離装置では、せん断式破砕機における対象物の受け入れ口に、受け入れ時を除き遮蔽状態とする遮蔽扉を設け、且つ、外壁の一部に防爆用安全弁を設ける、という構成を採用することができる。このように遮蔽扉や防爆用安全弁を用いることで、外部への粉体の漏れ出しや、粉体爆発の危険を回避することができる。
・また、本発明に係る破砕・分離装置では、防爆用安全弁において、異常時のガス排出経路中に、逆火防止機構(例えば、金網式あるいは波板式のアレスター)が設けられている、という構成を採用することもできる。この構成を採用する場合には、粉体を貯留しておく部分にまで火が及ぶのを回避することができる。
・また、本発明に係る破砕・分離装置では、上記同様に、集塵機による集塵経路中にも逆火防止機構を設けておく、という構成を採用することができる。このような構成を採用すれば、本発明に係る破砕・分離装置の安全性をより高いものとすることができる。
実施の形態1に係る破砕・分離装置1の概略構成を示すブロック図である。 破砕・分離装置1の構成を示す平面図である。 二軸破砕機10の概略構成を示す模式断面図である。 二軸破砕機10の上部に設けられている防爆用安全弁11の概略構成を示す模式断面図である。 実施の形態2に係る破砕・分離装置2の概略構成を示すブロック図である。 変形例1に係る破砕・分離装置の構成の内、二軸破砕機12を示す模式断面図である。 変形例2に係る破砕・分離装置の構成の内、二軸破砕機12とトロンメル20aとの間に挿設された振動コンベア13を示す模式断面図である。
以下では、本発明を実施するための最良の形態について、2つの例について、図面に沿って説明する。なお、以下で説明する実施の形態については、本発明の構成上の特徴および当該構成から奏される作用効果を分かりやすく説明するために一例として用いるものであって、本発明は、その本質的な技術的特徴部分を除き、以下の内容に何ら限定を受けるものではない。
[実施の形態1]
1.破砕・分離装置1の概略構成
本実施の形態1に係る破砕・分離装置1の概略構成について、図1を用い説明する。
図1に示すように、本実施の形態1に係る破砕・分離装置1は、回収トナーユニット1000および破砕片の流れに沿って、二軸破砕機10、篩部20および金属片分離部30を主な構成要素として備える。また、破砕・分離装置1では、回収トナーユニット1000の投入から破砕片の排出までの間の工程を自動化するために、コンベヤ50、51および移載部60が備えられており、各構成要素10、20、30間の破砕片等の移動が行えるようになっている。
また、破砕・分離装置1では、工程の下流側に破砕片等を回収するためのコンテナ40、41が設けられている。また、図示を省略しているが、集塵機42には、集塵されてきたトナー粉等を収容するコンテナも備えられている。そして、これら粉体が混在する状態の回収物を収容するコンテナについては、防塵カバーなどが設けられている(図示を省略)。
さらに、本実施の形態1に係る破砕・分離装置1では、二軸破砕機10、篩部20および移載部60に防塵用のカバーが設けられているとともに(図示を省略。)、各々には集塵ダクト80が接続されている。集塵ダクト80は、ダクト70で集約され、集塵ダクト81、82およびプレダスター44を介して集塵機42に接続されている。プレダスター44には、大気解放弁44aが設けられている。
なお、集塵ダクト81と集塵ダクト82との間には、逆火防止部71が介挿されている。逆火防止部71は、仮に集塵ダクト80、81に火花が侵入した場合にも、集塵機42へと侵入するのを防止するものである。逆火防止部71には、例えば、金網式や波板式のアレスターなどを用いることができる。
図1に示すように、破砕・分離装置1では、2台のトロンメル20a、20bを直列に配し篩部20を構成している。このような構成を採用することは必須ではないが、破砕片からトナー粉をより完全に分離するために望ましい形態といえる。
なお、回収トナーユニット1000は、樹脂部品や金属部品などから構成されており、内部壁には残留トナー粉が付着している。トナー粉は、カーボンブラックなどからなる微粉末である。
2.各部構成
破砕・分離装置1の各部構成について、図2〜図4を用い説明する。
図2に示すように、コンベヤ50の下流端には、二軸破砕機10のシュータが設けられており、その周囲には、防塵カバー50aが設けられている。防塵カバー50aは、コンベヤ50から二軸破砕機10へ回収トナーユニット1000(図1を参照。)の各部の破片や、内部に残留するトナー粉が周囲に分散しないようにするためのものである。 また、図2に示すように、コンベヤ50の下流端には、二軸破砕機10が載置されており、図2の二点鎖線で囲む部分に示すように、二軸破砕機10の上部には、防爆用安全弁11が設けられている。
図3に示すように、二軸破砕機10は、コンベヤ50により搬送された回収トナーユニット1000を受けるシュータ101と、シュータ101に続く収納器102と、収納器102をから回収トナーユニット1000を受けて破砕を行う破砕機本体103とを有し構成されている。また、シュータ101と収納器102との間には、遮蔽扉104が設けられている。遮蔽扉104は、シュータ101から回収トナーユニット1000が投入されてきたときだけ開状態となり、その他は閉じた状態となっている。ただし、後述する集塵のために、少しの隙間を維持している。
なお、図3などでは図示を省略しているが、二軸破砕機10におけるシュータ101には、例えば、光電センサが設けられており、シュータ101に回収トナーユニット1000が満杯状態となっているか否かを監視する構成となっている。シュータ101の部分に回収トナーユニット1000が所定量以上存在する場合には、コンベア50の駆動が一時停止されることになる。これにより、収納器102から破砕機本体103への回収トナーユニット1000の投入量が規制されることになる。
また、本実施の形態に係る破砕・分離装置1では、自重により開閉動作する遮蔽扉104を採用しているが、エアシリンダあるいは油圧シリンダなどの駆動力を用いて開閉動作を行うものとすることもできる。駆動力をもって遮蔽扉15の開閉動作を行う場合には、二軸破砕機10における収納器102および破砕機本体103の内部での回収トナーユニット1000の量、およびシュータ101における回収トナーユニット1000の量などに応じて行うようにすることが望ましい。これにより、遮蔽扉104が開状態のまま維持されるような事態を防止でき、トナーが装置1の周囲に拡散することを防止することができる。このような構成については、後述する。
二軸破砕機10における破砕機本体103の内部には、カッターロール1031、1032が互いの回転軸が平行となるように配置されている。また、二軸破砕機10における収納器102のZ軸方向上部には、上記のように防爆用安全弁11が設けられている。さらに、収納器102の上部側方および破砕機本体103の下部側方には、X軸方向左側に向けた吸気口105、106がそれぞれ設けられている。吸気口105、106には、図1および図2に示すように、集塵ダクト80が接合される(図3では、図示を省略)。
なお、本実施の形態では、二軸せん断方式の二軸破砕機10を用いることとしたが、破砕効率という観点を考慮した上で、他の多軸せん断方式の破砕機を用いることも可能である。
次に、二軸破砕機10における収納器101のZ軸方向上部に設けられている防爆用安全弁11の構造について説明する。
図4に示すように、本実施の形態1で採用する防爆用安全弁11は、リング状のバルブシート110とトップカバー111および逆火防止壁112により外観が構成されている。バルブシート110とトップカバー111とは、ボルト113とナット114とによる締め付けにより、逆火防止壁112をZ軸方向に挟み付ける状態で固定されている。
逆火防止壁112は、リング状をしており、バルブシート110とトップカバー111との間の中央部分には、空間が設けられている。空間には、スプリング116によりバルブシート110の開口110aの縁に向けて弾性付勢されたバルブプレート115が挿設されている。
バルブシート110の開口110aの縁部分には、Oリング117が設けられている。
次に、図2に戻って、下流側のトロンメル20bの下部には、コンテナ43が設けられており、コンテナ43にも集塵ダクト80が接続されている。また、集塵ダクト70の上部には、大気解放弁70aが設けられており、二軸破砕機10および篩部20において爆発の危険性を(二軸破砕機10の機内圧力などを)検知して、集塵ダクト70を大気解放する。
金属片分離部30は、コンベヤ51の下流側端部に設けられており、具体的にはマグネットプーリである。金属片分離部30では、粉砕片の中から金属片だけがコンテナ41へと分離される。
なお、図1〜図4では、図示を省略しているが、本実施の形態に係る破砕・分離装置1においては、防爆用安全弁11におけるバルブプレート115の開閉状態を検知するセンサが設けられている。開閉状態を検知するセンサとしては、例えば、リミットスイッチを適用することができる。
また、図示を省略しているが、集塵ダクト70、80、81、82の経路中には、遮断弁が設けられている。この遮断弁は、通常時は開状態となっており、上記バルブプレート115が開状態となった時に、閉状態となる。即ち、二軸破砕機10の内部圧力の上昇により、防爆安全弁11が作動した際には、集塵ダクト70、80、81、82が遮断弁により経路遮断されることになる。これにより、二軸破砕機10における収納器102や破砕機本体103の内部でトナー粉に着火した場合にも、集塵機42へ火が移ることを防止でき、高い安全性を確保することができる。
さらに、本実施の形態に係る破砕・分離装置1では、防爆安全弁11のバルブプレート114が開状態となったことを検知した際、集塵機42へ上記検知結果に基づく信号が送られ、集塵機42の運転が停止される。これによっても、集塵機42および集塵ダクト70、80、81、82へ火が移るのを効果的に防止することができる。
3.優位性
以上のように、本実施の形態1に係る破砕・分離装置1では、粉体(トナー)が付着した容器を含むユニット(回収トナーユニット1000)を対象とする破砕・分離において、低いコストと高い安全性を確保しながら、高品質な再生用資源を得ることができる。即ち、破砕・分離装置1では、二軸破砕機10への回収トナーユニット1000の供給、篩部20からの破砕片の排出をコンベヤ50、51で各々実行するので、手作業に頼っていた従来の場合よりもコスト面で優位である。また、破砕から篩の工程を自動で行うことにより、処理量および処理コストという観点からも優位である。
また、破砕・分離装置1では、二軸破砕機10およびトロンメル20b、さらには移載部60に集塵ダクト80を接続している。このため、本実施の形態1に係る破砕・分離装置1では、上記特許文献2など破砕機だけで集塵する場合に比べて、トナー粉をより一層確実に除去することができる。一般的に、樹脂材料等にトナー粉が混入すると、その品質を低下させることになるが、分離装置1を用いる場合には、樹脂材料等の破砕片へのトナー粉の混在を従来よりも低減できるので、資源として再利用する際の品質という観点から優位である。
また、破砕・分離装置1では、二軸破砕機10からトナー粉を吸引しているので、内方での粉体爆発という問題を生じない。よって、上記特許文献1、2などのように破砕機の内方に不活性ガス(窒素ガス)を導入する場合に比べて、装置の管理面およびランニングコスト面から優位である。
また、破砕・分離装置1では、二軸破砕機10における収納器102の上部に防爆用安全弁11を設置しているので、仮に二軸破砕機10における収納器102や破砕機本体103の機内圧力が上昇した場合には、防爆用安全弁11が作動して内圧を低下させる。このため、破砕・分離装置1では、動作中における安全を確保することができる。また、集塵ダクト70には、大気解放弁70aを設けているので、仮に二軸破砕機10の機内圧力が上昇した際にも、集塵ダクト70を大気解放することができ、粉体爆発という危険を回避することができる。さらに、二軸破砕機10における収納器102や破砕機本体103の機内内圧が上昇した場合には、プレダスター44に設けられた大気解放弁44aも作動し、火が集塵機42へと侵入することが防止される。なお、プレダスター44にもセンサが設けられており、内圧の上昇を検知した場合にも大気解放弁44aが解放状態となる。
さらに、破砕・分離装置1では、集塵ダクト81と集塵ダクト82との間に、逆火防止部71が挿設されている。逆火防止部71は、例えば、金網式や波板式のアレスターなどを用いることができる。よって、仮に集塵ダクト80、70、81に火が侵入した場合にも、逆火防止部71により集塵ダクト82および集塵機42への侵入を阻止することができる。なお、破砕・分離装置1では、逆火防止部71としてアレスターを採用せず、遮断扉を採用することもできる。そして、二軸破砕機10における収納器102や破砕機本体103の機内圧力が規定の圧力を上回った場合に、遮断扉を閉状態とすることでも、装置の安全性を確保することができる。
[実施の形態2]
実施の形態2に係る破砕・分離装置2の構成について、図5を用い説明する。図5は、実施の形態1の説明で用いた図1に対応するものであり、実施の形態1に係る破砕・分離装置1と同一の構成部分には同一の符号を付している。以下では、同一の構成部分についての説明を省略する。
図5に示すように、本実施の形態2に係る破砕・分離装置2は、二軸破砕機10、篩部20および金属片分離部30と、これらの各間を繋ぐコンベヤ50、51および移載部60が備えられている。破砕・分離装置2では、上記構成に加えて、イオン化エアー生成機90とこれに接続されたエアー供給ダクト83を備えているところに特徴を有する。
エアー供給ダクト83は、二軸破砕機10、篩部20および移載部60に接続されており、イオン化エアー生成機90で生成されたイオン化エアーは、エアー供給ダクト83を通り、二軸破砕機10、篩部20および移載部60内に供給される。
イオン化エアー生成機90の構成に限定はないが、例えば、電極間でコロナ放電を発生させて空気をイオン化する構成のものや、空気に軟X線を照射してイオン化する構成のものなどを採用することができる。
また、図5では、その図示を省略しているが、二軸破砕機10、篩部20および移載部60などについては、フレームなどが接地されている。
本実施の形態2に係る破砕・分離装置2では、上記実施の形態1に係る破砕・分離装置1の構成に加えて、回収トナーユニット1000(図1を参照。)あるいはその破砕片が搬送される経路に対し、イオン化したエアーを供給できる。このため、二軸破砕機10など破砕片の静電気の除去を行うことができる。
ここで、破砕を行うことや、篩にかけることにより破砕片は静電気を帯び、この静電気によりトナー粉が破砕片に付着してしまう。これに対して、本実施の形態2に係る破砕・分離装置2では、イオン化エアーを破砕片などに吹き付けることができるので、破砕片の帯電を除去することができ、付着したトナー粉が高効率に除去される。よって、破砕・分離装置2では、破砕片の帯電除去により除去されたトナー粉が、上記実施の形態1にもまして、高い効率で集塵機42により吸引される。
また、特に二軸破砕機10においては、破砕時に静電気による火花が機内で生じ、これに起因してトナー粉が爆発するという危険性も否定できないが、破砕・分離装置2では、イオン化エアーの供給により、二軸破砕機10の機内での静電気の発生を抑制することができ、より高い安全性を確保することができる。
従って、破砕・分離装置2では、安全性を確保しながら、高効率にトナー粉などを除去することができ、高品質な再資源用材料を得ることができる。
[変形例1]
変形例1に係る破砕・分離装置の構成について、図6を用い説明する。図6は、本変形例1に係る破砕・分離装置の構成中、特徴を有する二軸破砕機12を抜き出して示す断面図である。
図6に示すように、本変形例1に係る破砕・分離装置の二軸破砕機12は、上記実施の形態1に係る破砕・分離装置1の二軸破砕機10に対し、遮蔽扉124を開閉するためにエアシリンダ127が設けられている点と、吸気口105、106の口部分にパンチング板1221、1231が配されている点とが相違する。
先ず、収納器122の外側壁には、エアシリンダ127が取り付けられ、遮蔽扉124には、レバー128が接合されている。レバー128は、収納器122の側壁外側に配されており、その先端にリンク機構(図示を省略。)を介してエアシリンダ127のロッド先端に連結されている。
なお、図示を省略しているが、シュータ101には回収トナーユニット1000を検知するための光電管が設けられており、エアシリンダ127は、光電管によりシュータ101に回収トナーユニット1000があることが検知された場合に、予め設定された所定時間だけ遮蔽扉124を開状態とする。そして、エアシリンダ127により遮蔽扉124が閉じられると、予め設定された所定時間、コンベア50の稼働が停止される。本変形例1に係る破砕・分離装置では、上記のような機構を採用することにより、収納器122および破砕機本体123に処理能力を超える回収トナーユニット1000が投入される事態を防止することができる。
本変形例1に係る破砕・分離装置においても、遮蔽扉124は完全に閉まりきるようにはなっておらず、上記実施の形態1に係る破砕・分離装置1と同様に、少しの隙間を生じるようになっている。これは、集塵のために二軸破砕機12への外部からの空気の流入を確保するためである。
次に、本変形例1に係る破砕・分離装置では、収納器122および破砕機本体123における吸気口105、106の口部分にパンチング板1221、1231が配されている。パンチング板1221は、二点鎖線で囲んで示すように、多数の孔1221aが開けられている。なお、図示をしていないが、パンチング板1231も同様の構成を有する。
ここで、回収されてきた回収トナーユニット1000は、回収容器などからコンベア50に移載され、二軸破砕機12へと投入されるのであるが、この場合に、回収トナーユニット1000とともに樹脂製の袋やシートなどが混入されている場合がある。本変形例1に係る破砕・分離装置では、このように樹脂性の袋やシートなどが回収トナーユニット1000とともに二軸破砕機12に投入された場合にあっても、これらが吸気口105、106の口部分にパンチング板1221、1231を配することにより、樹脂製の袋やシートの破片などが集塵ダクト80内で詰まらないようにすることができる。
なお、図6では詳細な図示をしていないが、吸気口105、106の入口に近い部分105a、106aには、吸気に係る流速を測定するためのセンサなどが設けられている。この吸気に係る流速の異常(低下)により、パンチング板1221、1231に樹脂性の袋やシートの破片などが付着していることが検出でき、当該状態が検出された場合には、アラームなどにより作業者に異常を知らせることができるようになっている。流速の測定箇所は、図6に示すような吸気口105、106の入口に近い部分105a、106aである必要は必ずしもない。流速の測定箇所については、集塵ダクト80の経路中であってもよい。
上記のように、吸気口105、106の口部分が袋やシートなどの破片で塞がれている場合には、集塵性能が低下することになるが、本変形例1に係る破砕・分離装置では、このような状態に陥った場合に作業者に異常を知らせるようになっているので、作業者が装置の駆動を停止して点検口蓋1222を開け、ここから破片などを取り除くことができる。よって、本変形例1に係る破砕・分離装置では、トナー粉の集塵が確実になされていることを作業者が確認しながら、破砕・分離作業を実行することができる。
[変形例2]
変形例2に係る破砕・分離装置の構成について、図7を用い説明する。図7は、本変形例2に係る破砕・分離装置の構成中、特徴を有する二軸破砕機12とトロンメル20aとの間に挿設されている振動コンベア13を抜き出して示す断面図である。
図7に示すように、本変形例2に係る破砕・分離装置では、二軸破砕機12とトロンメル20aとの間に、振動コンベア13が設置されている。この点を除き、本変形例2に係る破砕・分離装置は、上記変形例1に係る破砕・分離装置と同様の構成を有する。
振動コンベア13は、筒状をしたコンベア本体131と、コンベア本体131の下部外壁に取り付けられた振動モータ132とを有し構成されている。コンベア本体131のX軸方向右側の端部には点検口が設けられており、通常時は点検口蓋133で塞がれている。
コンベア本体131におけるX軸方向左側の端部は、トロンメル20aの内部に侵入した状態にあり、トロンメル20aの端壁とコンベア本体131の周壁との間は、封止カバー201、202により封止されている。封止カバー201、202は、コンベア本体131に振動が加わった場合においても、振動に追従してトロンメル20aの端壁との間に隙間を生じないようになっている。例えば、ゴムなどの弾性を有する材料から構成されている。
さらに、本変形例2に係る破砕・分離装置では、振動コンベア13におけるコンベア本体131が、非磁性材料から構成されている。具体的にコンベア本体131は、オーステナイト系ステンレス鋼(SUS304など)から構成されている。
本変形例2に係る破砕・分離装置では、二軸破砕機12とトロンメル20aとの間が、振動コンベア13により連結されている。このため、二軸破砕機12において破砕された回収トナーユニット1000の破片が、確実にトロンメル20aへと移送され、途中で詰まり難い。また、振動コンベア13では、コンベア本体131に点検口が開けられているので、仮に振動コンベア13内で破片が詰まった場合にも、作業者は装置の駆動を停止させたうえで、点検口蓋133を開けて詰まった破片の除去などを行うことができる。
また、本変形例2に係る破砕・分離装置では、振動コンベア13のコンベア本体131を非磁性材料を用い構成されているので、回収トナーユニット1000の破片の詰まりがより確実に防止できる。これは、回収トナーユニット1000には、その構成中にモータなどが含まれており、これらに多くの磁石や磁性を帯びた金属などが含まれている。このため、二軸破砕機12よりも下流側において、磁性材料からコンベアなどを構成した場合には、上記磁石や磁性を帯びた金属などがコンベアなどに付着してしまうことになる。
しかし、本変形例2に係る破砕・分離装置では、振動コンベア13のコンベア本体131が非磁性材料を用い構成されているので、上記のような磁石や磁性を帯びた金属などがこれらに付着することはなく、詰まりを防止できる。なお、トロンメル20a、20bなどに関しては、市販品において、既に非磁性のステンレス鋼を用い構成されているので、特に対策を講じる必要はない。
[その他の事項]
上記実施の形態1、2および変形例1、2に係る破砕・分離装置1、2、・・では、多軸せん断方式の破砕機の一例として二軸破砕機10を採用しているが、用いる破砕機の種類は、必ずしも二軸破砕機に限定されるものではない。例えば、四軸破砕機などを用いることもできる。ただし、上記実施の形態1、2で多軸せん断方式の破砕機を採用するのは、上記特許文献2で提案されているような装置の破砕機に比べ、破砕効率が高いためである。
なお、本発明者の検討では、上記特許文献2で提案されている破砕機では、実質的に回収トナーユニット1000を破砕することは困難であると結論する。即ち、樹脂や金属などの材料からなるユニットを機内壁に衝突させるだけでは、回収トナーユニットの剛性を考慮するとき、破砕することは困難である。
上記実施の形態2に係る破砕・分離装置2では、ランニングコスト面からの優位性を得るために、エアー(空気)をイオン化して供給することとしたが、必ずしも空気に限定されるものではない。例えば、二酸化炭素ガスや窒素ガスを用いることもできる。ただし、設備管理やランニングコスト面から不利となる。
また、上記変形例1に係る破砕・分離装置では、吸気口105、106の口部分にパンチング板1221、1231を配することとしたが、パンチング板1221、1231に限らず、網体や多孔体であればよい。
また、図1などでは詳細を示していないが、コンベア50についても防塵カバーが取り付けられていてもよく、コンベア50における回収トナーユニット1000を載置する箇所には集塵ダクトを連結してもよい。このような構成を採用することにより、安全面および作業環境面でより優れた装置とすることができる。
また、上記実施の形態1,2に係る破砕・分離装置1,2では、篩部20の後ろにコンベア51を連結しているが、篩部20の後ろに直接コンテナ40を配置してもよい。そして、この構成を採用する場合には、篩部20とコンテナ40との間を、耐圧ボックスで覆っておく構成を採用することが望ましい。さらに、この耐圧ボックスの上部に二軸破砕機10の上部に取り付けたものと同一の防爆用安全弁11を取り付けておくことが望ましい。なお、耐圧ボックスとは、仮に篩部20の出口付近で爆発が発生した場合にも、周囲に影響しないようにするためのものである。
また、篩部20の出口部分に耐圧ボックスを設置するためには、篩部20の出口部分を延長し、その出口に配されたコンテナ40の上部に一部が被さるようにしておくこともできる。
同様に、二軸破砕機10と篩部20との移載部分についても、耐圧カバーで覆っておくことが望ましい。この場合においても、当該部分に防爆用安全弁を設けることもできる。
さらに、上記のように耐圧ボックスおよび耐圧カバーを設ける場合には、これらにも集塵ダクトを連結しておくことが望ましい。そして、その集塵ダクトの入り口部分には、図6に示すような、パンチング板を設けておくこともできる。
本発明は、回収トナーユニットを破砕・分離して再資源化するに際し、安全性やコスト面、さらには再資源化の際の品質面から優れた破砕・分離装置を実現するのに有用な技術的思想である。
1、2.破砕・分離装置
10、12.二軸破砕機
11.防爆用安全弁
13.振動コンベア
20.篩部
20a、20b.トロンメル
30.金属片分離部
40、41、43.コンテナ
42.集塵機
44.プレダスター
44a.大気解放弁
50、51.コンベヤ
60.移載部
70、80、81、82.集塵ダクト
70a.大気解放弁
71.逆火防止部
83.エアー供給ダクト
90.イオン化エアー生成機
101.シュータ
102、122.収納器
103、123.破砕機本体
104、124.遮蔽扉

Claims (12)

  1. 粉体が付着してなる対象物を受け入れ、受け入れた前記対象物を多軸せん断方式で破砕するせん断式破砕機と、
    前記せん断式破砕機で破砕されてなる前記対象物の破片を受け入れ、当該受け入れた前記破片を篩にかけて前記粉体を除去する篩機と、
    前記せん断式破砕機へ前記対象物を供給する第1搬送機と、
    前記篩機から排出された前記破片を搬送する第2搬送機と、
    前記せん断式破砕機および前記篩機および前記第2搬送機から、前記対象物およびその破片から分離された前記粉体を吸引する集塵機とを有する
    ことを特徴とする破砕・分離装置。
  2. 前記せん断式破砕機には、受け入れた前記対象物にイオン化したガスを吹き付けるイオン化ガス供給機が接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の破砕・分離装置。
  3. 前記ガス供給機では、空気をイオン化する
    ことを特徴とする請求項2に記載の破砕・分離装置。
  4. 前記せん断式破砕機は、前記対象物の受け入れ口に、受け入れ時を除き遮蔽状態とする遮蔽扉が設けられ、且つ、外壁の一部に防爆用安全弁が設けられている
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の破砕・分離装置。
  5. 前記防爆用安全弁には、内圧上昇時に内部ガスを排出する経路中に、逆火防止機構が設けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載の破砕・分離装置。
  6. 前記遮蔽扉には、これを開閉するための駆動源が取り付けられている
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の破砕・分離装置。
  7. 前記遮蔽扉の上流側には、前記対象物の有無を検知するセンサが設けられており、
    前記駆動源は、前記センサが前記対象物を検知した場合に、前記遮蔽扉を所要の期間だけ開状態とする
    ことを特徴とする請求項6に記載の破砕・分離装置。
  8. 前記遮蔽扉は、閉状態のときにあっても前記粉体の吸引に必要な空気の侵入を許すように、前記受け入れ口に隙間を形成している
    ことを特徴とする特徴とする請求項4から7の何れかに記載の破砕・分離装置。
  9. 前記せん断式破砕機では、前記集塵機への吸気口に網体あるいは多孔体が取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1から8の何れかに記載の破砕・分離装置。
  10. 前記せん断式破砕機から前記集塵機への集塵経路中には、集塵に係る流速を測定するセンサが設けられており、
    前記流速が予め設定された値よりも低下した場合に、ユーザに対して警報を発する警報発信部を有する
    ことを特徴とする請求項9に記載の破砕・分離装置。
  11. 前記集塵機による集塵経路中には、逆火防止機構が設けられている
    ことを特徴とする請求項1から10の何れかに記載の破砕・分離装置。
  12. 前記せん断式破砕機およびこれよりも下流の部分では、前記対象物およびその破片と接触する箇所が、非磁性材料から構成されている
    ことを特徴とする請求項1から11の何れかに記載の破砕・分離装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102279552A (zh) * 2011-08-02 2011-12-14 上海交通大学 废旧硒鼓的回收方法及其回收装置
CN103878164A (zh) * 2012-12-21 2014-06-25 Ltg绿色科技研发有限公司 用于处理具有污染物粒子的物体的系统及方法
CN113171838A (zh) * 2021-04-26 2021-07-27 徐亚翠 一种粉料加工一体设备

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