JP2009233459A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パスワードの送信を望む者は、設定ボタン90Cを押すことによって(S605)、パスワード受信可能期間を確保することができる。その一方、パスワードの受信を望まない遊技者は、設定ボタン90Cを押さないことによって、パスワード受信可能期間を削除することができ、待機画面表示時間という不必要な時間、待機することが不要となる。
【選択図】図41
Description
また、パチンコ遊技機においては、リーチ状態となることを事前に示唆する動作、大当たり図柄が導出されることを事前に示唆する動作等、所定の遊技状態となることを事前に示唆する動作も行われている。
しかしながら、多種多様の動作により、遊技機が遊技店に設置された当初、遊技者に斬新な印象を与えたとしても、時間の経過とともに遊技者がその動作に見慣れて飽きてしまうという問題点があった。
また、他のシステムとして、遊技中に使用した金額に応じて獲得されたポイント数を携帯電話番号に対応づけて管理する管理装置を設け、遊技に際して遊技者が携帯電話機を台間機に備えられた携帯電話ホルダにセットすると、その携帯電話機の携帯電話番号に対応づけて記憶されている遊技者のポイント数が読み込まれ、このポイント数に応じて遊技機の動作内容が変更される遊技システムが提案されている。
なお、これらのシステムにおいては、遊技カードが台間機に挿入された状態、又は携帯電話機が携帯電話ホルダにセットされた状態で、貨幣等が使用されるとポイント加算されていく構成となっているため、遊技者はポイント獲得のために、通常、遊技開始前に遊技カードを挿入、又は携帯電話機を携帯電話ホルダにセットし、遊技中は遊技カードをそのまま挿入した状態、又は携帯電話機を携帯電話ホルダにセットしたままの状態で遊技することとなる。
なお、赤外線等によって情報データを送信する代わりに、携帯電話機の液晶表示装置に情報データから作成されたバーコード等を表示し、これを所定のタイミングで、遊技機に備えたスキャナによって読み取らせる構成も考えられる。
このように、遊技者が所定のタイミングの到来を知ってから、実際に送信を完了又は読み込みを完了するまでには、ある程度の時間を要するため、この時間を考慮して、遊技機には、情報データを受信等するための受信可能期間を設ける必要があった。
例えば、遊技機の動作内容を変更するための情報データを取得していない遊技者や、情報データを取得したとしてもこの情報データによる遊技機の動作内容の変更を望まない遊技者には、上記受信可能時間は不要であり、この受信可能時間が設けられていることで、これらの遊技者の遊技意欲を著しく減退させるおそれがあった。
また、遊技機の動作内容の変更のための情報データではないが、例えば、遊技機が遊技者を特定するための遊技者識別情報(遊技者ID)等の情報データの入力を所定のタイミングで要求する場合がある。この場合においても受信可能時間が設けられていると、ゲームが一時中断するため、遊技者の遊技意欲を減退させるおそれがあった。
<手段1.>
携帯通信端末からの信号を受信可能な遊技機において、
前記遊技機には、
遊技開始後の所定のタイミングに設けられる期間であって、前記携帯通信端末から送信される情報データを受信可能な受信可能期間の有無を前記所定のタイミング前に予め選択可能な選択手段を設け、
前記選択手段において前記受信可能期間有りを選択した場合には前記所定のタイミング時に遊技が中断し、前記選択手段において前記受信可能期間無しを選択した場合には前記所定のタイミング時に遊技が中断せずに進行することを特徴とする遊技機。
携帯通信端末の表示手段に表示される、特定の情報データから作成された文字、図形、記号、バーコード、二次元コードその他の識別情報を読取手段により読み取り可能な遊技機において、
前記遊技機には、
遊技開始後の所定のタイミングに設けられる期間であって、前記携帯通信端末の表示手段に表示される前記識別情報を読み取り可能な読取可能期間の有無を前記所定のタイミング前に予め選択可能な選択手段を設け、
前記選択手段において前記受信可能期間有りを選択した場合には前記所定のタイミング時に遊技が中断し、前記選択手段において前記受信可能期間無しを選択した場合には前記所定のタイミング時に遊技が中断せずに進行することを特徴とする遊技機。
なお、遊技機に備えられる読取手段としては特に限定されないが、例えば、バーコードや二次元コード等を読み取り可能なスキャナ、CCDカメラ等が挙げられる。また、携帯通信端末の表示手段には、例えば携帯通信端末の液晶表示装置が挙げられる。
一方、遊技者にとって、受信可能期間等が必要な場合には、予めこの期間を設ける選択をすることにより、確実に受信可能期間等を確保することができる。
なお、所定のタイミングが到来した際に受信可能期間等の有無を選択したのでは、この選択操作のためにゲームが一時中断するおそれがあるが、本手段の構成によれば、所定のタイミング前に予め選択可能な選択手段を備えているから、所定のタイミングが到来した際にゲームが一時中断するおそれはなくなり、ゲームのスムーズな進行を促すことができる。
手段1又は手段2に記載のものにおいて、遊技者が前記受信可能期間又は読取可能期間の有無を前記選択手段によって選択可能であることを特徴とする遊技機。
つまり、情報データを送信等を望む遊技者においては、自己の判断により受信可能期間有りの状態とすることができ、情報データを送信を望まない遊技者においては、自己の判断により受信可能期間無しの状態とすることができる。
手段1又は手段2に記載のものにおいて、ホール側から前記受信可能期間又は読取可能期間の有無を前記選択手段によって選択可能であることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、例えば、ホールは情報データの利用状況等を勘案しつつ、遊技機の受信可能期間の有無を設定することができる。従って、例えば、情報データの利用状況が高い場合には、遊技機の初期設定のモードとして受信可能期間有りのモードとし、遊技者の満足度を高めることができる。逆に情報データの利用状況が低い場合には、初期設定のモードとして受信可能期間無しのモードとし、受信可能期間によるゲームの一時中断を回避して遊技者の遊技意欲の減退を防止することができる。
手段1又は手段2に記載のものにおいて、遊技開始前に前記受信可能期間又は読取可能期間の有無を前記選択手段によって選択可能であることを特徴とする遊技機。
手段1又は手段2に記載のものにおいて、遊技開始後に遊技者が前記受信可能期間又は読取可能期間の有無を前記選択手段によって選択可能であることを特徴とする遊技機。
手段1又は手段2に記載のものにおいて、遊技機が前記所定のタイミングを到来させる所定の乱数値を取得してから、前記所定のタイミングまでの間に、遊技者によって前記受信可能期間又は読取可能期間の有無を選択可能としたことを特徴とする遊技機。
手段1ないし手段7のいずれかに記載のものにおいて、前記選択手段の操作方法を遊技前に報知する報知手段が設けられていることを特徴とする遊技機。
なお、報知手段には、例えば、各種ランプ、図柄表示装置等が用いられ、より具体的には、図柄表示装置のメッセージ表示等によって遊技者に報知される。
手段1ないし手段8のいずれかに記載のものにおいて、前記遊技機によって、前記情報データが適正に受信、又は前記識別情報が適正に読み取られたことを条件として前記遊技機の動作内容を変更する動作内容変更手段が設けられていることを特徴とする遊技機。
手段9に記載のものにおいて、前記情報データは、特定の遊技状態に関する遊技情報の積算結果が所定条件を満たすことを条件として得られることを特徴とする遊技機。
本手段の構成によれば、特定の遊技状態に関する遊技情報が所定条件を満たした遊技者に動作内容を変更する情報データの取得という特別の利益を与えることができる。
なお、従来から遊技者に対して与える特別の利益としては、例えば、大当たり等の回数に応じて与える賞品等が考えられている。しかしながら、このような特別の利益は、遊技とは直接関連性がない単なる賞品等であったため、遊技者にとってそれ程喜ばしいものではなかった。本手段の構成によれば、遊技者に与えられる特別の利益は、遊技内容に直接関連した情報データの取得であるため、遊技者に非常に魅力的なものとなり、遊技者の遊技意欲を向上させて集客効果を増すことができる。
手段10に記載のものにおいて、前記遊技情報とは、大当たり回数を含む情報であることを特徴とする遊技機。
一般に、遊技時間が長くなれば大当たり回数は多くなる。本手段の構成によれば、大当たりの情報を含んだ積算結果を用いて、情報データを取得させているから、遊技時間が長くなり内容に飽き始めた遊技者に情報データを送り、遊技者の飽きを効果的に防止することができる。
手段10に記載のものにおいて、前記遊技情報とは、図柄変動回数を含む情報であることを特徴とする遊技機。
手段10に記載のものにおいて、前記遊技情報とは、所定のリーチ発生回数を含む情報であることを特徴とする遊技機。
手段1ないし手段13のいずれかに記載のものにおいて、前記所定のタイミングは、リーチ状態のときに設けられていることを特徴とする遊技機。
本手段の構成によれば、遊技者は意識の高まったリーチ状態のときに情報データを送信等し、これと連動して遊技機の動作内容が変更されるから、遊技者に動作内容の変更に関与している印象を強く与えることができる。
手段1ないし手段14のいずれかに記載のものにおいて、前記所定のタイミングは、大当たり確率が通常時に比べて高くなる確変モードが決定された後、確変モードが終了するまでの間、又は可変表示装置に表示される変動図柄の変動時間が短くなる時短モードとなることが決定された後、時短モードが終了するまでの間に設けられていることを特徴とする遊技機。
また、これらのモード時においては、一般的に、通常のモード時と異なり遊技球を減少させることなく遊技することができる。
従って、これらのモードにおいて、遊技者は淡々と遊技をしていることが多く、遊技内容を退屈と感じている場合も多い。
本手段の構成によれば、これらのモードの際に情報データの受信等が可能となり、情報データを受信等することによって、遊技機の動作内容が変更されるから、遊技者の退屈感を緩和することができる。
手段1ないし手段15のいずれかに記載のものにおいて、前記所定のタイミングは、大当たり遊技中に設けられていることを特徴とする遊技機。
本手段の構成によれば、大当たり遊技中に情報データの受信等が可能となり、情報データを受信等することによって、遊技機の動作内容が変更されるから、遊技者の退屈感を緩和することができる。
手段1ないし手段16のいずれかに記載のものにおいて、前記所定のタイミングは、前記遊技機内における所定の乱数値が所定条件を満たしたときであることを特徴とする遊技機。
すなわち、ゲーム内容と連動して遊技者側からの情報データの送信タイミングが訪れるから、遊技者がゲームに参加しているという意識を高めることができる。
手段1ないし手段17のいずれかに記載のものにおいて、前記所定のタイミングは、特定のリーチ状態のときに設けられていることを特徴とする遊技機。
その結果、特定のリーチとなると大当たりになるかもしれないという遊技者の期待感が増大する。
本手段の構成によれば、遊技者は特に期待感の高まった特定のリーチ状態のときに情報データを送信等し、これと連動して遊技機の動作内容が変更されるから、遊技者に動作内容の変更に関与している印象をさらに強く与えることができる。
手段1、手段3ないし手段18のいずれかに記載のものにおいて、前記遊技機の情報データ受信手段は、無線通信によって、情報データを受信するように構成されたことを特徴とする遊技機。
手段1、手段3ないし手段18のいずれかに記載のものにおいて、前記遊技機の情報データ受信手段は、赤外線を媒介して情報データを受信するように構成されたことを特徴とする遊技機。
手段9ないし手段20のいずれかに記載のものにおいて、前記遊技機の動作内容の変更が図柄表示装置にて行われる演出の変化であることを特徴とする遊技機。
本手段の構成によれば遊技者が注目する図柄表示装置の演出が変化するから、遊技機の動作内容が変化したという印象が大きくなり、遊技者の飽きを効果的に防止することができる。
図柄表示装置にて行われる演出の変化としては、例えば、図柄表示装置に表示されるキャラクタの変更、変動図柄の背景の変更、リーチアクションの変更、確率変動図柄の変更、確変モード中の演出の変更等が挙げられる。
手段1ないし手段21のいずれかに記載のものにおいて、前記情報データは、前記遊技機の動作内容を変更するためのパスワード、前記遊技機の動作の変更内容に関するプログラム、又は前記遊技機の動作の変更内容に関するデータであることを特徴とする遊技機。
手段9ないし手段22のいずれかに記載のものにおいて、前記遊技機の前記動作内容の変更が、遊技盤に備えられた球の流下に影響を与える可動部材の動作変更であることを特徴とする遊技機。
また、図柄表示装置内に、液晶等の表示部の下方から手前側に張り出すようなステージをもち、このステージ内でいわゆるワープゾーンを通過した遊技球が転動し、転動する遊技球の内のいくつかが始動口に入賞するようになっている遊技機においては、ステージ内に可動部材を設けて、この可動部材の動作を変化させることにより、遊技球の流れ方を変えて始動口への入賞確率を向上させることも考えられる。
手段9ないし手段23のいずれかに記載のものにおいて、前記遊技機の前記動作内容の変更が、遊技盤に備えられた入賞装置への遊技球の入賞に変化を与える可動部材(入賞装置を含む)の動作変更であることを特徴とする遊技機。
手段9ないし手段24のいずれかに記載のものにおいて、前記遊技機の前記動作内容の変更が装飾目的の可動部材の動作変更であることを特徴とする遊技機。
本手段の構成によれば、遊技者に注目されている装飾目的の可動部材の動作変更がされるから、遊技者の興趣を引き、遊技意欲が増大する。
手段9ないし手段25のいずれかに記載のものにおいて、前記遊技機の前記動作内容の変更が前記遊技機における遊技者に利益を与える諸条件の変更であることを特徴とする遊技機。
本手段の構成によれば、遊技者に利益を与える諸条件が変更されるから、遊技者の遊技意欲を向上させることができる。
手段9ないし手段25のいずれかに記載のものにおいて、前記遊技機の動作内容の変更がリーチ状態となる確率の変更、大当たり状態となる確率の変更、又は入賞に対する払い出し個数の変更であることを特徴とする遊技機。
手段1ないし手段27に記載のものにおいて、前記所定のタイミングを到来させる図柄変動が保留される場合には、この保留されている間に行われる他の図柄変動中で、かつリーチ状態となっている期間以外の通常の図柄変動が行われている期間中に、遊技者によって前記受信可能期間又は読取可能期間の有無を選択可能としたことを特徴とする遊技機。
手段1ないし手段27に記載のものにおいて、前記所定のタイミングを到来させる図柄変動が保留される場合には、この保留されている間に行われる他の図柄変動中で、かつ所定のリーチアクションが行われている期間以外の通常の図柄変動が行われている期間中に、遊技者によって前記受信可能期間又は読取可能期間の有無を選択可能としたことを特徴とする遊技機。
手段1ないし手段29のいずれかに記載のものにおいて、前記所定のタイミングは、大当たり確率が通常時に比べて高くなる確変モード中、又は可変表示装置に表示される変動図柄の変動時間が短くなる時短モード中に設けられており、
かつ、大当たり遊技中に、遊技者による前記受信可能期間又は読取可能期間の有無の選択が可能であることを特徴とする遊技機。
手段1ないし手段30のいずれかに記載のものにおいて、ボタン操作、カード挿入、携帯通信端末の操作等によって、前記受信可能期間又は読取可能期間の有無についての選択情報が送られて、前記受信可能期間又は読取可能期間の有無が選択されることを特徴とする遊技機。
手段1ないし手段31のいずれかに記載のものにおいて、ホールコンピュータによって前記受信可能期間又は読取可能期間の有無を選択可能であることを特徴とする遊技機。
手段1ないし手段31のいずれかに記載のものにおいて、前記選択手段は、前記遊技機の裏面側に遊技者が直接操作不能に取りつけられていることを特徴とする遊技機。
以下、本発明の一実施形態(第1実施形態)について図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の一実施形態である遊技機1と、この遊技機1と、情報等の送受信が可能な携帯電話機(本発明の携帯通信端末)3と、この携帯電話機3とインターネット5を介して、接続されている遊技情報の管理を行う管理サーバ7の概念を示している。なお、この管理サーバ7は、例えば遊技機の製造会社等に設置されるが、その設置場所、設置方法等は特に限定されない。
遊技機1からは、遊技機1の大当たり回数等の情報が携帯電話機3に送信され、この情報が携帯電話機3からインターネット5を介して、管理サーバ7に送信されるようになっている。
なお、本実施形態においては、パスワードが本発明の情報データに相当するため、以下の説明におけるパスワード受信手段、パスワード送信手段、パスワード記憶手段等は、それぞれ本発明における情報データ受信手段、情報データ送信手段、情報データ記憶手段等に相当することとなる。
また、本実施形態においては、遊技機1の可変表示装置の演出内容を変更する構成となっているため、以下の説明における演出内容変更手段が本発明における遊技機1の動作内容変更手段に相当する。
図2に示すように遊技盤21の中央部分には、可変表示装置としての特別図柄表示装置23が組込まれている。この特別図柄表示装置23は、液晶ディスプレイ(LCD)よりなる表示部23Aを備えており、ここに複数の図柄列が表示される。図3に示すように、本実施形態では、これらの図柄列として上図柄列25、中図柄列27及び下図柄列29の3つの図柄列が表示されるが、それ以外の数の図柄列が表示されてもよい。なお、前記表示部23Aには、背景画面等が適宜表示されるようになっている。
また、キャラクタの変更は、例えば、キャラクタを海の生物に替えて、図10に示す各種犬のキャラクタ38A〜38Iに変化させるようになっている(図11〜図15参照)。
すなわち、パスワードの送信を望む遊技者はパスワード受信可能期間前に、設定ボタン90Cを押すことによってパスワード受信可能期間を確保することができる。
なお、本実施形態では、設定ボタン90Cは、遊技者に操作可能になっているが、例えば遊技者が直接操作できない遊技板の裏面に設定ボタン90Cを設け、ホール側でのみ設定ボタン90Cの操作が可能となるようにしてもよい。
また、ここでは設定ボタン90Cとしているが、操作レバー、タッチパネル等であってもよい。
次に、遊技機1との間で赤外線通信が行われる携帯電話機3の構成について、図21及び図22を参照しつつ説明する。携帯電話機3は、図21の正面図に示すように、ケース202、キー操作部204、液晶パネル(表示部)206、遊技機1からの情報信号を受信する情報受信手段としての赤外線受光部208、及びパスワードの情報信号を遊技機1に送信するパスワード送信手段としての赤外線発光部209から構成されている。キー操作部204は、ケース202の正面ケース部203に配設されたもので、十字キー、電源キー、ファンクションキー、オンフックキー(開始キー)、クリアキー、及び文字・数字キー(テンキー)等から構成されている。液晶パネル206は、ケース202に形成された開口部202aの内側に配置されている。赤外線受光部208は、赤外線発光部209とともに、ケース202の左側部202bに配置されている。
次に管理サーバ7について詳細に説明する。管理サーバ7は、インターネット5を介して、遊技者の所有する携帯電話機3と接続可能になっている。図23は遊技機情報の管理サーバ7の構成を示すブロック図である。図23に示すように、遊技機情報の管理サーバ7には、管理サーバ7の制御を司るCPU100が備えられ、CPU100には、各種のデータを一時的に記憶するRAM103と、BIOS等を記憶したROM105と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oバス107とが接続されている。I/Oバス107には、ハードディスク装置109が接続され、このハードディスク装置109には、後に詳述する遊技者データベース記憶エリア111、ポイントテーブル記憶エリア112、パスワード記憶エリア113、その他の情報記憶エリア114、プログラム記憶エリア115が設けられている。
尚、遊技機ID(本発明の遊技機識別情報に相当する)は、「機種名番号+遊技機固有番号」という構造をしており、例えば本実施形態では、遊技機ID「A0112345」の「A01」が機種名「A物語」を表しており、遊技機ID「B0112345」の「B01」が機種名「B物語」を表している。そして「A01」又は「B01」に続く数字は、遊技台の識別のための遊技機固有番号である。以下、本実施形態においては、A物語という遊技機の機種と、B物語という遊技機の機種の2種類があるものとして説明する。
(遊技機の動作)
次に、上述のように構成された遊技機1の作用及び効果について説明する。まず、制御装置65によって実行される各種ルーチンをフローチャートを参照しつつ説明する。なお、ルーチンの各処理は、カウンタ群及びフラグFEに基づいて実行される。
この判定条件が満たされていないと特別電動役物制御ルーチンを終了し、満たされているとステップS20において、各カウンタCI、CO、CB、CDU、CDC、CDB、CV、CYの各値を取得するとともに、CDU、CDC、CDBの値に基づき外れ図柄を取得する。ここで取得とは、各カウンタの値を読み取り、その値をメモリに記憶する処理を指す。
以上の第1リーチ予告処理の後、図30のステップS51で図柄変動信号をOFFし、その後、変動開始処理ルーチンを終了する。
詳しくは、図33〜図35の「リーチ動作処理ルーチン」に示すように、ステップS71において、リーチ状態が発生したか否かを判定する。リーチ状態が発生していないと判定された場合(S71:NO)には、本ルーチンの処理を終了してリターンする。
なお、ステップ77において、パスワード一致信号がONと判定される場合(S77:YES)は、上記メッセージによって、遊技者が例えば、図37に示すように携帯電話機3の赤外線受光部208及び赤外線発光部209を、赤外線受光部93に対向させ且つ接近させてパスワードを送信した場合である。
続いて、ステップ125において、制御装置65は、ノーマルリーチ動作処理を実行する。より詳しくは、各種ランプを点滅させるとともに、図5に示すように、中図柄列27の図柄31A〜31I、31Kをそれまでよりゆっくりと変動表示させる。次にステップ127において、ノーマルリーチ信号をOFFした後、リーチ動作処理ルーチンを終了する。
次に、通信制御基板80における遊技情報記憶処理ルーチンについて、図39のフローチャートを参照しつつ説明する。このルーチンは、遊技機1から携帯電話機3に一旦送信され、その後、携帯電話機3から管理サーバ7にインターネット5を介して送信される遊技情報を記憶するために行うもであり、本実施形態においては、変動回数、大当たり回数、ノーマルリーチ回数、珊瑚礁リーチ回数、波紋リーチ回数、マリンちゃんリーチ回数、サムリーチ回数を積算した遊技状態の情報、すなわち遊技情報を記憶するために行う。尚、本ルーチンは、通信制御基板80により、所定周期(例えば、1〜2msec毎)で繰り返し呼び出されて実行されるものである。また、電源投入時の初期化処理において、変動回数カウンタHC、大当たり回数カウンタOC、ノーマルリーチ回数カウンタNC、珊瑚礁リーチ回数カウンタSC、波紋リーチ回数カウンタHAC、マリンちゃんリーチ回数カウンタMC、サムリーチ回数カウンタSACは、すべて初期値として「0」が設定される。
次に、遊技機1の通信制御基板80において実行される送受信処理について、図40〜図43に示す送受信メインルーチンのフローチャートを参照しつつ説明する。このルーチンでは、ステップS600のパスワード受信処理ルーチンにおいて、前記特別電動役物制御ルーチンにおけるスペシャルリーチの動作・非動作を司るパスワード一致信号のON・OFFを制御するとともに、ステップS650の遊技情報送信処理ルーチンにおいて、前記遊技情報記憶処理ルーチンにて記憶された遊技状態の情報(遊技情報)を遊技機1から携帯電話機3に送信する。尚、この処理におけるルーチンは、ROM85に記憶されており、CPU83がROM85よりルーチンを読み出して実行する。
リーチ状態でない場合(S601:NO)には、本ルーチンを終了する。リーチ状態と判定された場合(S601:YES)には、次に設定ボタン90Cがリーチ状態となる前に予め押されたか否かが判定される(S605)。ステップS605において設定ボタン90Cが押されたと判定された場合には、特別図柄表示装置23に例えば、「パスワード受信タイム中です。」との受信の待機画面を所定時間(例えば60秒、以下「待機画面表示時間」という)表示する(ステップS607)。
なお、本実施形態においては、待機画面表示時間がパスワードを受信可能なパスワード受信可能時間に相当する。
次に、ステップS609において、待機画面表示時間内にパスワードを受信したか否かが判定され、その結果、パスワードを受信したと判定された場合(ステップS609:YES)には、ステップS611において受信したパスワードがROM85に記憶されるパスワードと一致するか否かを判定する。受信したパスワードがROM85に記憶されるパスワードと一致する場合(S611:YES)には、ステップS613において、パスワード一致信号ONを出力端子70iに出力する。
一方、ステップS611において、受信したパスワードがROM85に記憶されるパスワードと一致しない場合(ステップS611:NO)には、ステップS619において、例えば、「パスワードが一致しません」とのメッセージを特別図柄表示装置23に表示し、メインルーチンにリターンする。なお、ステップS619が本発明におけるパスワードが不一致である旨を報知する報知手段に相当する。
ここで携帯電話機3において実行される管理サーバ7への送信処理について、図48に示すフローチャートを参照しつつ説明する。尚、この処理におけるルーチンは、メモリ220に記憶されており、マイクロコンピュータ222がメモリ220よりこのルーチンを読み出して実行する。
次に、図50〜51を参照して、管理サーバ7で行われる遊技情報のデータ受信に基づくパスワード送信の動作について説明する。まず、インターネット5及びルータ125を介して、管理サーバ7が、遊技者の携帯電話機3から送信された遊技情報を受信すると(S900:YES)、ステップS910において、管理サーバ7のRAM103へ記憶される。なお、ステップ900の動作が情報受信手段として機能する。
太郎は、以後このような行為を繰り返し、そして、獲得ポイント数が1000ポイント以上となると、管理サーバ7はパスワード「12345」を太郎の携帯電話機3に電子メールにて送信する。
そして、太郎が次に「A物語」を遊技する場合に遊技開始前に設定スイッチ90Cを押すことによってリーチ状態となったときに、パスワード受信可能期間が到来する。そして、太郎がパスワードを送信し、適正にパスワードが遊技機に受信されると、これと連動して、遊技機1では背景変更、キャラクタ変更を伴うスペシャルリーチ動作処理が行われる。
一方、次郎は、遊技時間が短いためパスワードを取得していないものとする。この次郎が「A物語」を遊技するが、次郎は、パスワードの送信を行わないため、設定スイッチ90Cを押さない。よって、次郎は、設定ボタン90Cを押さないことによって、待機画面表示時間という不必要な時間、待機することが不要となる。
第1実施形態によれば、パスワードを受信可能な受信可能期間の有無をリーチ前に予め選択可能な設定スイッチ90Cを備えているから、受信可能期間等が不要な場合には、予めこの期間を設けない選択をすることによって、遊技者が不要な時間待たされることを防止することができる。
一方、遊技者にとって、受信可能期間等が必要な場合には、予めこの期間を設ける選択(設定スイッチ90Cを押す)をすることにより、確実に受信可能期間を確保することができる。
なお、リーチ状態が到来した際に受信可能期間の有無を選択したのでは、この選択操作のためにゲームが一時中断するおそれがあるが、本実施形態の構成によれば、リーチ状態となる前に予め操作可能な設定スイッチ90Cを備えているから、リーチ状態が到来した際にゲームが一時中断するおそれはなくなり、ゲームのスムーズな進行を促すことができる。
つまり、パスワードを送信等を望む遊技者においては、自己の判断により受信可能期間有りの状態とすることができ、パスワードを送信を望まない遊技者においては、自己の判断により受信可能期間無しの状態とすることができる。
従って、例えば、パスワードの利用状況が高い場合には、遊技機の初期設定のモードとして受信可能期間有りのモードとし、遊技者の満足度を高めることができる。逆にパスワードの利用状況が低い場合には、初期設定のモードとして受信可能期間無しのモードとし、受信可能期間によるゲームの一時中断を回避して遊技者の遊技意欲の減退を防止することができる。
さらに、第1実施形態によれば、遊技開始後にも、遊技者が受信可能期間の有無を設定スイッチ90Cによって選択可能である。よって、遊技者は、遊技の進行状況等を勘案しつつ受信可能期間の有無を設定できる。
さらに、遊技者の意識が高まったリーチ状態のときにパスワードを送信し、これと連動して遊技機1の演出内容が変更されるから、遊技者に演出内容の変更に関与している印象を強く与えることができる。
次に本発明の第2実施形態について図52〜54を参照しつつ説明する。
本実施形態においては、始動口43への入賞があり、リーチ状態となるカウンタ値(乱数値)を取得したか否かが判断され、これに基づいて設定ボタン90Cの操作期間が与えられ、この操作期間内に遊技者が設定ボタン90Cを押した場合には、パスワード受信可能期間が設定されるようになっている。
図52、図53を用いて概念的に説明すると、図柄変動Aは入賞Aに基づいて(1)の期間内に行われ、図柄変動Aの終了後、続いて入賞Bに基づく図柄変動Bが(2)の期間内行われ、さらに続いて入賞Cに基づく図柄変動Cが(3)の期間内に行われるものとする。なお、図では、実線が図柄変動が行われている状態を示す。
また、図柄変動Aが行われている間((1))に図柄変動Bのための入賞B、及び図柄変動Cのための入賞Cがあったものとする。よって、図柄変動B、図柄変動Cは入賞後、直ちに行われず、いわゆる保留の状態とされるものである。これに対して、入賞Aがあったときは、その直後に図柄変動が開始するものとする。
本実施形態では、図52に示すように、図柄変動においてリーチ状態となることが決められた時点、すなわち、入賞Cがあった時点で設定ボタン90Cの操作期間が所定期間(例えば10秒)遊技者に与えられている。そして、この期間内に設定ボタン90Cが押された場合、この入賞Cに対応する図柄変動Cにおいて、パスワード受信可能期間が設けられるようになっている。
一方、図53に示すように、設定ボタン90Cの操作期間内に設定ボタン90Cが押されない場合、この入賞Cに対応する図柄変動Cにおいて、パスワード受信可能期間が設けられないようになっている。
このように本実施形態では、始動口への入賞(入賞C)があった後にパスワード受信可能期間を設定可能な設定ボタン90Cの操作期間が与えられ、この操作期間に設定ボタン90Cが押された場合には、図柄変動(図柄変動C)において、パスワード受信可能期間が設けられ、操作期間に設定ボタン90Cが押されない場合、図柄変動(図柄変動C)において、パスワード受信可能期間が設けられない構成となっている。
特別電動役物制御ルーチンでは、まずステップS1において、始動口用スイッチ57の検出結果に基づき、遊技球41の始動口43への入賞があったか否かを判定する。
この判定条件が満たされていないとステップS2において保留玉有りか否かが判定され、保留玉有りの場合(S2:YES)は、ステップS15へスキップし、保留玉がない場合(S2:NO)には本ルーチンを終了する。
次にステップS9において、リーチを発生させるカウンタ値を取得したか否かが判定される。すなわち、内部乱数カウンタCIの値が大当たり値の場合又は外れリーチ乱数カウンタCOの値が外れリーチ値と同一である場合には、設定ボタン操作期間を設ける(S11)。続く、ステップS13において、取得したカウンタ群の各値、外れ図柄をメモリに記憶するとともに、設定ボタン操作期間において遊技者が設定ボタン90Cを操作した状況(設定ボタンが押されたか、又は押されなかったか)も、メモリに記憶する。このメモリは、取得したカウンタ群の各値、外れ図柄、及び設定ボタン90Cを操作した状況を始動入賞の時系列にシフトメモリ形式で記憶している。具体的には、上述の図52の場合において、例えば、順に、(1)入賞Aについて、カウンタ群の各値、外れ図柄、設定ボタン操作なし、(2)入賞Bについて、カウンタ群の各値、外れ図柄、設定ボタン操作なし、(3)入賞Cについて、カウンタ群の各値、外れ図柄、設定ボタン操作ありのように各入賞毎、時系列に記憶され、一方上述の図53の場合において、例えば、順に、(1)入賞Aについて、カウンタ群の各値、外れ図柄、設定ボタン操作なし、(2)入賞Bについて、カウンタ群の各値、外れ図柄、設定ボタン操作なし、(3)入賞Cについて、カウンタ群の各値、外れ図柄、設定ボタン操作なしのように各入賞毎、時系列に記憶される。
本実施形態の遊技機1によれば、所定のタイミング(リーチ状態)を発生させる所定の乱数値を取得したときに遊技者が受信可能期間の有無を選択可能としたから、遊技者は選択が必要な場合に限って選択すればよくなり、遊技者は無駄な選択をする必要が無くなる。
次に本発明の第3実施形態について図55〜58を参照しつつ説明する。以下の説明では、第1実施形態と異なる点のみを説明し、他の構成、作用、効果については同一であるため省略する。
本実施形態では、遊技機1には、バーコードを読み取るためのCCDカメラ92(本発明の読取手段に相当する)が、備えられるとともに、パスワードは、携帯電話機3の液晶パネル206(本発明の表示手段に相当する)にバーコードとして表示されるようになっている。なお、液晶パネル206に表示される識別情報は、バーコードに限らず文字、図形、記号、二次元コードその他の識別情報であってもよい。また、CCDカメラ92の代わりに例えば、スキャナ等を使用してもよい。
リーチ状態でない場合(S1101:NO)には、本ルーチンを終了する。リーチ状態と判定された場合(S1101:YES)には、次に設定ボタン90Cが押されたか否かが判定される(S1105)。
ステップS1105において設定ボタン90Cが押されたと判定された場合には、特別図柄表示装置23に例えば、「バーコード読取タイム中です。」との待機画面を所定時間(例えば60秒、以下「待機画面表示時間」という)表示し(ステップS1107)、この際に遊技者は図57に示すように携帯電話機3の液晶パネル206をCCDカメラ92に向ける。
次に、ステップS1109において、待機画面表示時間内にバーコードを読み取ったか否かが判定され、その結果、バーコードを読み取ったと判定された場合(ステップS1109:YES)には、ステップS1111において読み取ったバーコードから解読されたパスワードがROM85に記憶されるパスワードと一致するか否かを判定する。パスワードがROM85に記憶されるパスワードと一致する場合(S1111:YES)には、ステップS1113において、パスワード一致信号ONを出力端子70iに出力する。
一方、ステップS1111において、バーコードから解読されたパスワードパスワードがROM85に記憶されるパスワードと一致しない場合(ステップS1111:NO)には、ステップS1119において、例えば、「パスワードが一致しません」とのメッセージを特別図柄表示装置23に表示し、メインルーチンにリターンする。
なお、第3実施形態においても第1実施形態と同様の効果を生じる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。なお、上述した各ルーチン(処理手順)はその一例を示したものに過ぎず、適宜変更することができる。
なお、この場合において、ポイントの加算、所定条件の正否判断等を行うプログラムは、遊技機メーカのホームページからダウンロードしたり、CD−ROM等の記録媒体によって配布され、携帯電話機3のメモリ220内に記憶される。
また、PIAFS(PHS Internet Access Forum Standard)プロトコルをサポートするように構成された簡易型携帯電話PHS(パーソナル・ハンディホン・システム)を用いても良い。
また、遊技盤上に設けられた可動部材の動作変更であってもよい。例えば、始動口の開閉羽根の開放時間を通常よりも長くすることによって始動口への入賞確率を向上させ、遊技者に有利なゲーム内容とすることが考えられる。また、風車に駆動装置を設けこの風車の回り方を変化させることにより、遊技球の流れ方を変えて始動口への入賞確率を向上させることも考えられる。
なお、可動部材は、動作するものであれば特に限定されず、例えばキャラクタ人形等も含まれる。
また、遊技機1の動作内容の変更がリーチ状態となる確率、大当たり状態となる確率等の各種確率、入賞に対する払い出し個数、大当たり遊技中の大入賞口の開放回数の変更であってもよい。この構成によれば、遊技者に有利な遊技状態とすることができ、遊技者の遊技意欲を向上させることができる。
例えば、所定のタイミングを、大当たり確率が通常時に比べて高くなる確変モードが決定された後、確変モードが終了するまでの間、又は可変表示装置に表示される変動図柄の変動時間が短くなる時短モードとなることが決定された後、時短モードが終了するまでの間とすることもできる。
これらのモードにおいて、遊技者は淡々と遊技をしていることが多く、遊技内容を退屈と感じている場合も多い。
従って、所定のタイミングをこれらのモードの際とすれば、遊技者はこれらのタイミングで情報データを送信し、そして、これと連動するようにして遊技機1の動作内容が変更されるから、遊技者の退屈感を緩和することができる。
特にこれらのモードにおいては、可変表示器に表示される図柄変動等が単調となることが多いため、可変表示器に特別に用意したアニメーション等を表示することが好ましい。
なお、所定のタイミングが、確変モード中、又は時短モード中に設けられている場合には、これらのモードに先立つ大当たり遊技中に、設定ボタン90Cの操作可能期間が設けられていることが好ましい。大当たり中は、遊技者にとって比較的時間の余裕があるからである。
(12)また、所定のタイミングを大当たり遊技中に設けてもよい。一般に、大当たり遊技中においては、例えば、毎回、同一のアニメーション等が図柄表示装置に表示されるだけなので、遊技者は淡々と遊技をしていることが多く、遊技内容を退屈と感じている場合も多い。本構成によれば、大当たり遊技中に情報データの受信が可能となり、情報データを受信することによって、遊技機1の動作内容が変更されるから、遊技者の退屈感を緩和することができる。
さらに、所定のタイミングは、上記のリーチ状態のとき等に限らず、所定のタイミングを、例えば、発射された遊技球が所定個数に達したとき等、所定条件が成立したときとしてもよい。
同様にして、図60に示すように、図柄変動Cが保留される場合であって、この保留されている間に行われる他の図柄変動(図60の例では、図柄変動B)がリーチ状態となる場合には、この図柄変動Bにおいて、リーチアクションが行われる期間以外に設定ボタン90Cの操作可能期間が設けられる構成も望ましい。図柄変動Bにおいてリーチアクションが行われている期間中は、遊技者は設定ボタン90Cの操作をしないから、リーチアクションに集中することができる。
なお、リーチアクションとは、リーチの際に行われる特別の演出をいう。
また、ホール側のホールコンピュータによってパスワード受信可能期間の有無を選択可能としてもよい。このようにすれば、ホール側のホールコンピュータから一括してパスワード受信可能期間等の有無を選択できるようになる。
また、設定ボタン90C等の選択手段は、遊技機1の裏面側に遊技者が直接操作不能に取りつけられていてもよい。このようにすれば、ホール側のみが選択手段を操作することができるため、ホール側の営業意図に沿うパスワード受信可能期間等の有無の調整をすることができる。
3…携帯電話機(携帯通信端末)
5…インターネット
7…管理サーバ
90C…設定ボタン(受信可能期間の有無の選択手段)
Claims (2)
- 携帯通信端末からの信号を受信可能な遊技機において、
前記遊技機には、
遊技開始後の所定のタイミングに設けられる期間であって、前記携帯通信端末から送信される情報データを受信可能な受信可能期間の有無を前記所定のタイミング前に予め選択可能な選択手段を設け、
前記選択手段において前記受信可能期間有りを選択した場合には前記所定のタイミング時に遊技が中断し、前記選択手段において前記受信可能期間無しを選択した場合には前記所定のタイミング時に遊技が中断せずに進行することを特徴とする遊技機。 - 携帯通信端末の表示手段に表示される、特定の情報データから作成された文字、図形、記号、バーコード、二次元コードその他の識別情報を読取手段により読み取り可能な遊技機において、
前記遊技機には、
遊技開始後の所定のタイミングに設けられる期間であって、前記携帯通信端末の表示手段に表示される前記識別情報を読み取り可能な読取可能期間の有無を前記所定のタイミング前に予め選択可能な選択手段を設け、
前記選択手段において前記受信可能期間有りを選択した場合には前記所定のタイミング時に遊技が中断し、前記選択手段において前記受信可能期間無しを選択した場合には前記所定のタイミング時に遊技が中断せずに進行することを特徴とする遊技機。
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