JP2009232538A - コンデンサ電動機の固定子 - Google Patents
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Abstract
【課題】高効率かつ高出力で薄型化を図ることができるコンデンサ電動機の固定子を提供することを目的としている。
【解決手段】巻線2を巻装する巻回部3と内径側に設ける回転子4と向かい合う対向部5と外径側に継鉄部6を有し、スロット1の数と同数に分割した固定子鉄心7と、この固定子鉄心7に絶縁体8を装着した上に巻線2を集中巻で巻装した巻線巻装体を環状に配列し組み合わせ固着一体化してなる固定子9において、巻回部3より対向部5を軸方向に長くする構造とする。
【選択図】図1
【解決手段】巻線2を巻装する巻回部3と内径側に設ける回転子4と向かい合う対向部5と外径側に継鉄部6を有し、スロット1の数と同数に分割した固定子鉄心7と、この固定子鉄心7に絶縁体8を装着した上に巻線2を集中巻で巻装した巻線巻装体を環状に配列し組み合わせ固着一体化してなる固定子9において、巻回部3より対向部5を軸方向に長くする構造とする。
【選択図】図1
Description
本発明はスロットの数と同数に分割し積層された固定子鉄心を組み合わせ一体化してなるコンデンサ電動機の固定子に関する。
従来、この種の内転型電動機の固定子においては、複数に分割した分割鉄心体に各相別に巻線を巻装したのち、各相の分割鉄心体を環状に配列してなる固定子が知られている(例えば特許文献1参照)。
以下、その内転型電動機の固定子について、図16,図17を参照しながら説明する。
図16および図17に示すように、分割された歯部101に絶縁材料102,103で絶縁処理をしたのち、巻線104の口出し線を絡げるピン端子105を設けて巻線104を巻装したのち、環状に合体した構成の固定子としていた。
特開平9―46979号公報
このような従来の内転型電動機の固定子では、薄型化を追求する場合、軸方向に固定子鉄心を長くできないため、高効率および高出力ができないという課題が有った。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、高効率かつ高出力で薄型化を図ることができるコンデンサ電動機の固定子を提供することを目的としている。
本発明は、上記課題を解決するために、巻線を巻装する巻回部と内径側に設ける回転子と向かい合う対向部と外径側の継鉄部を有し、スロットの数と同数に分割した固定子鉄心と、この固定子鉄心に絶縁体を装着した上に巻線を集中巻で巻装した巻線巻装体を環状に配列し組み合わせ固着一体化してなる固定子において、前記巻回部より前記対向部を軸方向に長くしたものである。
この手段により、高効率かつ高出力で薄型化を図ることができるコンデンサ電動機の固定子が得られる。
本発明によれば、スロットの数と同数に分割し巻線を巻装する巻回部と内径側に設ける回転子と向かい合う対向部と外径側の継鉄部を有した固定子鉄心と、前記固定子鉄心に絶縁体を装着した上に巻線を集中巻で巻装した巻線巻装体を環状に配列し組み合わせ固着一体化してなる固定子において、前記固定子鉄心の巻回部より内径側の回転子の対向部を軸方向に長くすることにより、高効率かつ高出力で薄型化を図ることができるという効果のあるコンデンサ電動機の固定子を提供できる。
本発明の第1の発明は、巻線を巻装する巻回部と内径側に設ける回転子と向かい合う対向部と外径側の継鉄部を有し、スロットの数と同数に分割した固定子鉄心と、この固定子鉄心に絶縁体を装着した上に巻線を集中巻で巻装した巻線巻装体を環状に配列し組み合わせ固着一体化してなる固定子において、前記巻回部より前記対向部を軸方向に長くしたことにより、巻線の寸法は変えずに、回転子との対向面積を増やして磁束を有効活用でき、高効率かつ高出力を得られ、薄型化できるという作用を有する。
また、第2の発明は、巻線を巻装する巻回部と内径側に設ける回転子と向かい合う対向部と外径側の継鉄部を有し、スロットの数と同数に分割した固定子鉄心と、この固定子鉄心に絶縁体を装着した上に巻線を集中巻で巻装した巻線巻装体を環状に配列し組み合わせ固着一体化してなる固定子において、前記巻回部より前記対向部と前記継鉄部を軸方向に長くしたものであり、継鉄部の断面積を大きくできるため、磁束密度の低下でき、あるいは、継鉄部の径方向の寸法を小さくして、スロットの面積を拡大し、巻線の巻数を増大させることができるため、一次銅損を低下できるという作用を有する。
また、第3の発明は、固定子鉄心を薄板の電磁鋼板で積層形成することにより、透磁率が高く、鉄損の小さい材料で固定子鉄心を形成でき、高効率できるという作用を有する。
また、第4の発明は、固定子鉄心を磁性粉末で形成することにより、一体で成型できるため、金型が簡略化できるという作用を有する。
また、第5の発明は、固定子鉄心は、前記巻回部と前記対向部と前記継鉄部を有した薄板を積層して形成し、積層してできた対向部をその軸方向の上下から、磁性粉末で成型した対向部延伸部で挟みこんで固着一体化したものであり、透磁率が高く、鉄損の小さい電磁鋼板も利用し、回転子との対向面積も増やして磁束を有効活用するため、高効率かつ高出力を得ることができるという作用を有する。
また、第6の発明は、前記巻回部と前記対向部と前記継鉄部を有した薄板の対向部の内周側に溝を設け、前記対向部延伸部は軸方向の上下を前記溝に合致する接続部を設けて一体成型し、前記溝にこの接続部を挿入して固着一体化することにより、軸の上下の磁性粉末を一体で成型でき金型の簡略化し、更に、磁性粉末と電磁鋼板との位置決めおよび合体を簡略化できるという作用を有する。
また、第7の発明は、固定子鉄心は、前記巻回部と前記対向部と前記継鉄部を有した薄板を積層して形成し、積層してできた対向部と継鉄部をその軸方向の上下から、それぞれ磁性粉末で成型した対向部延伸部、継鉄部延伸部で挟みこんで固着一体化するものである。
また、第8の発明は、前記巻回部と前記対向部と前記継鉄部を有した薄板の前記対向部の内周側と前記継鉄部の外周側にそれぞれ溝を設け、前記対向部延伸部と前記継鉄部延伸部はそれぞれ軸方向の上下を接続部を設けて一体成型し、前記溝にこの接続部を挿入して固着一体化することにより、継鉄部の断面積を大きくできるため、磁束密度の低下でき、あるいは、継鉄部の径方向の寸法を小さくし、スロットの面積を拡大し、巻線の巻数を増大させることができるため、一次銅損を低下できるという作用を有する。
また、第9の発明は、前記対向部延伸部と前記継鉄部延伸部を巻回部となる部分で接続して一体化して固定子延伸部としたことにより、磁性粉末と電磁鋼板との接触面積が広いため、固着一体化が容易であるという作用を有する。
また、第10の発明は、固定子鉄心は、前記巻回部と前記対向部と前記継鉄部とを有し、嵌合孔を空けた薄板を積層して形成し、前記固定子延伸部には、裏側に凸部を設け、軸方向に上下で前記凸部を前記嵌合孔に嵌合して固着一体化することにより、磁性粉末と電磁鋼板との位置決めおよび合体を簡略化できるという作用を有する。
また、第11の発明は、上下の固定子延伸部は、形状が同一であることにより、部品点数を減らすことができ、部品の標準化およびコスト合理化できるという作用を有する。
また、第12の発明は、前記固定子鉄心は、磁性粉末で形成し、その巻回部は径方向に孔を開け、電磁鋼板を積層して形成した巻回部芯を前記孔に挿入し固着一体化することにより、電磁鋼板の金型を簡略化できるという作用を有する。
また、第13の発明は、磁性粉末で成型した巻回部をR形状とすることにより、巻線の整列巻ができるため、銅量の削減または巻数の増大ができるという作用を有する。
また、対向部の軸方向の長さを巻線より長くしたことにより、巻線端部の漏れ磁束を減らすことができ、高効率が図れるという作用を有する。
また、固定子鉄心の内径側の回転子の対向部の軸方向の長さと回転子鉄心の軸方向の長さを同一とすることにより、回転子と固定子鉄心との磁束分布を最適化し、かつ回転子との対向面積を増やし磁束を有効活用でき、高効率かつ高出力を得られるという作用を有する。
また、本コンデンサ電動機を換気送風装置に搭載することにより、換気送風装置の小型化および薄型化ができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態について、図1〜図6を参照しながら説明する。
本発明の第1の実施の形態について、図1〜図6を参照しながら説明する。
図1〜図6に示すように、固定子9は、固定子鉄心7に絶縁体8を装着した上に巻線2を集中巻で巻装した巻線巻装体を環状に配列し組み合わせ固着一体化して形成される。固定子鉄心7は、スロット1の数と同数に分割し、巻線2を巻装する巻回部3と内径側で回転子4と対向する対向部5と外径側の継鉄部6で構成されている。対向部5は、固定子鉄心7の巻回部3より軸方向に長くしてある。
このような構成により、高効率かつ高出力で薄型化を図ることができるという効果のあるコンデンサ電動機の固定子9を提供できる。
また、図5に示すように、巻回部3より対向部5および継鉄部6を軸方向に長くすることにより、継鉄部6の断面積を大きくできるため、磁束密度の低下でき、あるいは、継鉄部6の径方向の寸法を小さくして、スロット1の面積を拡大し、巻線2の巻数を増大させることができる。その結果、一次銅損を低下できるという作用を有する。
また、固定子鉄心7を薄板の電磁鋼板で積層形成することにより、透磁率が高く、鉄損の小さい材料で固定子鉄心7を形成でき、高効率できるという作用を有する。
また、図6に示すように、固定子鉄心7bを磁性粉末で形成することにより、一体で成型できるため、金型が簡略化できるという作用を有する。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態について、図7〜図12を参照しながら説明する。第1の実施の形態と同様の構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
本発明の第2の実施の形態について、図7〜図12を参照しながら説明する。第1の実施の形態と同様の構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
図7に示すように、固定子鉄心7cは、薄板の電磁鋼板で積層形成した分割鉄心10に、回転子(本実施の形態では図示せず)と対向する対向部5の回転軸方向上下から磁性粉末で成型した対向部延伸部11で挟み込んで固着一体化したものである。この固定子7cは、巻回部3より対向部5が軸方向に長くなっている。このような構成によれば、透磁率が高く、鉄損の小さい電磁鋼板も利用し、回転子との対向面積も増やして磁束を有効活用するため、高効率かつ高出力を得ることができるという作用を有する。
また、図8に示す分割鉄心10aは、対向部5となる部分の内周側に溝12aを設けた薄板の電磁鋼板を積層して形成している。対向部延伸部11aは、対向部5を軸方向上下から挟み込むように磁性粉末で成型したものである。この対向部延伸部11aは、接続部11a−1によって一体化され、この接続部11a−1を溝12aに挿入し固着一体化する。このような構成により、軸の上下の磁性粉末を一体で成型でき金型の簡略化し、更に、磁性粉末と電磁鋼板との位置決めおよび合体を簡略化できるという作用を有する。
また、図9に示す分割鉄心10bは、対向部5となる部分の内周側に溝12b−1と継鉄部6となる部分の外周側に溝12b−2を設けた薄板の電磁鋼板を積層して形成している。対向部延伸部11b−1、継鉄部延伸部11b−2は、それぞれ対向部5、継鉄部6を軸方向上下から挟み込むように磁性粉末で成型したものである。この対向部延伸部11b−1、継鉄部延伸部11b−2は、接続部11b−3、11b−4によって一体化され、この接続部11b−3、11b−4を溝12b−1、12b−2に挿入し固着一体化する。このような構成により、継鉄部6の断面積を大きくできるため、磁束密度の低下でき、あるいは、継鉄部6の径方向の寸法を小さくし、スロット(本実施の形態では図示せず)の面積を拡大し、巻線(本実施の形態では図示せず)の巻数を増大させることができるため、一次銅損を低下できるという作用を有する。
また、図10に示すように、薄板の電磁鋼板で積層形成した分割鉄心10cを軸方向上下から、磁性粉末で成型した固定子延伸部11cで挟み込んで固着一体化して固定子鉄心7を形成する。固定子延伸部11cは、対向部5と継鉄部6を軸方向に長くするような形状で、かつ、巻回部3の部分(接続部11c−1)で一体化されている。この接続部11c−1は薄く形成されている。このような構成により、磁性粉末と電磁鋼板との接触面積が広いため、固着一体化が容易であるという作用を有する。
また、図11に示すように、分割鉄心10dは、孔14を設けた薄板の電磁鋼板を積層して形成している。固定子延伸部11dは、対向部5と継鉄部6を軸方向に長くするような形状で、かつ、巻回部3の部分で一体化されている。さらに、分割鉄心10dと接合する面に、凸部15を設け、孔14と嵌合ようになっている。このように軸方向に上下で凸部15と孔14を組み合せて固着一体化することにより、磁性粉末と電磁鋼板との位置決めおよび合体を簡略化できるという作用を有する。
また、固定子延伸部11c、11dは、上下の形状を同一にすることにより、部品点数を減らすことができ、部品の標準化およびコスト合理化できるという作用を有する。
また、図12に示すように、固定子鉄心7dの巻回部3の径方向に穴16を開けた磁性粉末で分割鉄心11eを形成し、棒状の電磁鋼板を積層した分割鉄心10eを穴16に挿入し固着一体化することにより、電磁鋼板の金型を簡略化できるという作用を有する。
(実施の形態3)
図13に示すように、磁性粉末で成型した分割鉄心11fの巻回部3部分をR形状17とすることにより、巻線(図示せず)の整列巻ができるため、銅量の削減または巻数の増大ができるという作用を有する。
図13に示すように、磁性粉末で成型した分割鉄心11fの巻回部3部分をR形状17とすることにより、巻線(図示せず)の整列巻ができるため、銅量の削減または巻数の増大ができるという作用を有する。
(実施の形態4)
図14に示すように、対向部5の軸方向の長さ、すなわち対向部高さ18を巻線2の軸方向の高さ(巻線高さ19)より長くすることにより、巻線2端部の漏れ磁束を減らすことができ、高効率が図れるという作用を有する。
図14に示すように、対向部5の軸方向の長さ、すなわち対向部高さ18を巻線2の軸方向の高さ(巻線高さ19)より長くすることにより、巻線2端部の漏れ磁束を減らすことができ、高効率が図れるという作用を有する。
(実施の形態5)
図15に示すように、対向部高さ18と回転子鉄心20の軸方向の高さ(回転子鉄心高さ21)を同一とすることにより、回転子4と固定子鉄心7との磁束分布を最適化し、かつ回転子4との対向面積を増やし磁束を有効活用でき、高効率かつ高出力を得られるという作用を有する。
図15に示すように、対向部高さ18と回転子鉄心20の軸方向の高さ(回転子鉄心高さ21)を同一とすることにより、回転子4と固定子鉄心7との磁束分布を最適化し、かつ回転子4との対向面積を増やし磁束を有効活用でき、高効率かつ高出力を得られるという作用を有する。
本発明にかかるコンデンサ電動機の固定子は、巻線の寸法は変えずに、回転子との対向面積を増やして磁束を有効活用でき、高効率かつ高出力を得られ、更に薄型化できるため、コンデンサ電動機を薄型化することができ、換気装置などの小風量機器の搭載や、ファンモータへの搭載が有用である。
1 スロット
2 巻線
3 巻回部
4 回転子
5 対向部
6 継鉄部
7 固定子鉄心
7b 固定子鉄心(磁性粉末)
8 絶縁体
9 固定子
10 分割鉄心(電磁鋼板)
10a 分割鉄心
10b 分割鉄心
10c 分割鉄心
10d 分割鉄心
10e 分割鉄心
11 対向部延伸部
11a 対向部延伸部
11a−1 接続部
11b−1 対向部延伸部
11b−2 継鉄部延伸部
11b−3 接続部
11b−4 接続部
11c 固定子延伸部
11c−1 接続部
11d 固定子延伸部
11e 分割鉄心
11f 分割鉄心
12a 溝
12b−1 溝
12b−2 溝
14 孔
15 凸部
16 穴
17 R形状
18 対向部高さ
19 巻線高さ
20 回転子鉄心
21 回転子鉄心高さ
2 巻線
3 巻回部
4 回転子
5 対向部
6 継鉄部
7 固定子鉄心
7b 固定子鉄心(磁性粉末)
8 絶縁体
9 固定子
10 分割鉄心(電磁鋼板)
10a 分割鉄心
10b 分割鉄心
10c 分割鉄心
10d 分割鉄心
10e 分割鉄心
11 対向部延伸部
11a 対向部延伸部
11a−1 接続部
11b−1 対向部延伸部
11b−2 継鉄部延伸部
11b−3 接続部
11b−4 接続部
11c 固定子延伸部
11c−1 接続部
11d 固定子延伸部
11e 分割鉄心
11f 分割鉄心
12a 溝
12b−1 溝
12b−2 溝
14 孔
15 凸部
16 穴
17 R形状
18 対向部高さ
19 巻線高さ
20 回転子鉄心
21 回転子鉄心高さ
Claims (16)
- 巻線を巻装する巻回部と内径側に設ける回転子と向かい合う対向部と外径側に継鉄部を有し、スロットの数と同数に分割した固定子鉄心と、この固定子鉄心に絶縁体を装着した上に巻線を集中巻で巻装した巻線巻装体を環状に配列し組み合わせ固着一体化してなる固定子において、前記巻回部より前記対向部を軸方向に長くしたコンデンサ電動機の固定子。
- 巻線を巻装する巻回部と内径側に設ける回転子と向かい合う対向部と外径側の継鉄部を有し、スロットの数と同数に分割した固定子鉄心と、この固定子鉄心に絶縁体を装着した上に巻線を集中巻で巻装した巻線巻装体を環状に配列し組み合わせ固着一体化してなる固定子において、前記巻回部より前記対向部と前記継鉄部を軸方向に長くしたコンデンサ電動機の固定子。
- 前記固定子鉄心を薄板の電磁鋼板で積層形成した請求項1または請求項2記載のコンデンサ電動機の固定子。
- 前記固定子鉄心を磁性粉末で形成した請求項1または請求項2記載のコンデンサ電動機の固定子。
- 固定子鉄心は、前記巻回部と前記対向部と前記継鉄部を有した薄板を積層して形成し、積層してできた対向部をその軸方向の上下から、磁性粉末で成型した対向部延伸部で挟みこんで固着一体化した請求項1記載のコンデンサ電動機の固定子。
- 前記巻回部と前記対向部と前記継鉄部を有した薄板の対向部の内周側に溝を設け、前記対向部延伸部は前記溝に合致する接続部を設けて軸方向の上下で一体成型し、前記溝にこの接続部を挿入して固着一体化した請求項5記載のコンデンサ電動機の固定子。
- 固定子鉄心は、前記巻回部と前記対向部と前記継鉄部を有した薄板を積層して形成し、積層してできた対向部と継鉄部をその軸方向の上下から、それぞれ磁性粉末で成型した対向部延伸部、継鉄部延伸部で挟みこんで固着一体化した請求項2記載のコンデンサ電動機の固定子。
- 前記巻回部と前記対向部と前記継鉄部を有した薄板の前記対向部の内周側と前記継鉄部の外周側にそれぞれ溝を設け、前記対向部延伸部と前記継鉄部延伸部はそれぞれ軸方向の上下を接続部を設けて一体成型し、前記溝にこの接続部を挿入して固着一体化した請求項7記載のコンデンサ電動機の固定子。
- 前記対向部延伸部と前記継鉄部延伸部を巻回部となる部分で接続して一体化して固定子延伸部とした請求項7記載のコンデンサ電動機の固定子。
- 固定子鉄心は、前記巻回部と前記対向部と前記継鉄部とを有し、嵌合孔を空けた薄板を積層して形成し、前記固定子延伸部には、裏側に凸部を設け、軸方向に上下で前記凸部を前記嵌合孔に嵌合して固着一体化した請求項9記載のコンデンサ電動機の固定子。
- 上下の固定子延伸部は、形状が同一である請求項9または10記載のコンデンサ電動機の固定子。
- 前記固定子鉄心は、磁性粉末で形成し、その巻回部は径方向に孔を開け、電磁鋼板を積層して形成した巻回部芯を前記孔に挿入し固着一体化した請求項1または請求項2記載のコンデンサ電動機の固定子。
- 磁性粉末で成型した巻回部をR形状とした請求項4,9,10、11、または請求項12記載のコンデンサ電動機の固定子。
- 対向部の軸方向の長さを巻線より長くした請求項1〜13いずれかに記載のコンデンサ電動機の固定子。
- 対向部の軸方向の長さと回転子鉄心の軸方向の長さを同一とした請求項1〜14いずれかに記載のコンデンサ電動機。
- 請求項15に記載のコンデンサ電動機を搭載した換気送風装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008073294A JP2009232538A (ja) | 2008-03-21 | 2008-03-21 | コンデンサ電動機の固定子 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008073294A JP2009232538A (ja) | 2008-03-21 | 2008-03-21 | コンデンサ電動機の固定子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009232538A true JP2009232538A (ja) | 2009-10-08 |
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ID=41247320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008073294A Pending JP2009232538A (ja) | 2008-03-21 | 2008-03-21 | コンデンサ電動機の固定子 |
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-
2008
- 2008-03-21 JP JP2008073294A patent/JP2009232538A/ja active Pending
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