JP2009232173A - メール送受信プログラム、メール送受信装置およびメール送受信システム - Google Patents

メール送受信プログラム、メール送受信装置およびメール送受信システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの移動端末装置によるアクセスにおいてデータ通信量および料金の算定方法に応じた通信料金を算出する。
【解決手段】通信手段1aにより、通信回線によってユーザ2aの移動端末装置2と通信される。認証手段1bにより、ユーザ2aが認証される。ログ生成手段1cにより、ユーザ2aの移動端末装置2とデータ通信量とを関連付けて記録した通信ログが生成され、生成された通信ログがログ記憶手段1fに記憶される。通信量集計手段1dにより、通信ログに基づいて、ユーザ2aのデータ通信量が集計される。料金算出手段1eにより、集計されたデータ通信量と、料金算出情報記憶手段1gに記憶されている料金算出情報とに基づいて、ユーザ2aの通信料金が算出され、算出されたユーザ2aの通信料金を示す算出結果情報が算出結果情報記憶手段1hに記憶される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子メールの送受信を行うメール送受信プログラム、メール送受信装置およびメール送受信システムに関し、特に、電子メールの送受信を行うとともに、移動端末装置との間で前記電子メールに関する情報を通信するメール送受信プログラム、メール送受信装置およびメール送受信システムに関する。
電子メールの普及に伴い、国家機関、地方公共団体、企業その他の組織においても、組織内および組織外との情報のやりとりに電子メールを用いることが一般的になっている。このような組織において、業務の効率化、迅速化を高めるため、ならびにメンバ、組織自体および第三者(居住者、取引先など)の利便性を高めるために、モバイル環境を整備して、組織のメンバ(組織が有する電子メールシステムのユーザ)が、出先、自宅など外部からも組織で用いる業務用の情報に対してアクセス可能とすることが一般に行われている。
このとき、モバイル通信に用いられる通信事業者が提供する通信サービスの利用に要する通信料金は、通信事業者から通信を行ったメンバに対して請求される。この通信料金をメンバに負担させることとすれば、整備したモバイル環境の利用頻度が低くなって活かされず、業務の対応速度に影響が出てしまう。しかし、この通信料金を組織が負担するためには、費用請求の根拠となるモバイル環境の利用に応じた各メンバの通信料金を算出する必要がある。
これに関して、従来、各ユーザについてのパケット数をカウントし、カウントしたパケット数およびユーザについての通信料金のデータに基づいて、通信料金を計算する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。これにより、各ユーザが使用した通信のデータ量およびデータ量に比例した通信料金を算出することが可能になる。
再表2004−077765号公報
ここで、それぞれの通信事業者が提供する通信サービスの料金体系は一律ではなく、さらに同一の通信事業者においても複数の料金プランが存在し、料金プランごとに通信料金の算定方法(例えば、所定のデータ単位(パケット)当りの通信単価など)が定められている。このため、組織が負担する通信料金は、各メンバが利用したデータ量および利用した通信事業者において契約された料金プランに基づいて計算する必要がある。
これに対して、上記の特許文献1に記載された技術では、メンバおよびメンバが利用したデータ量を特定することは可能であるが、メンバの料金プランが考慮されておらず、料金プランの違いを料金の計算に反映させることができないという問題点がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、ユーザの移動端末装置によるデータ通信においてデータ通信量および料金の算定方法に応じた通信料金を算出することができるメール送受信プログラム、メール送受信装置およびメール送受信システムを提供することを目的とする。
このコンピュータに、電子メールの送受信を行うとともに、ユーザの移動端末装置との間で前記電子メールに関するデータを通信する処理を実行させるメール送受信プログラムは、前記コンピュータを、通信回線によって前記ユーザの前記移動端末装置と通信する通信手段、前記ユーザを認証する認証手段、前記認証手段により認証された前記ユーザと通信におけるデータ通信量とを関連付けて記録した通信ログを生成し、生成した前記通信ログをログ記憶手段に記憶させるログ生成手段、前記ログ記憶手段に記憶された前記通信ログに基づいて、前記通信ログに記録されている前記ユーザの前記データ通信量を集計する通信量集計手段、前記通信量集計手段により集計された前記データ通信量と、料金算出情報記憶手段に記憶された前記ユーザの通信料金を算出するための算定方法を示す料金算出情報とに基づいて、前記ユーザの前記通信料金を算出し、算出した前記ユーザの前記通信料金を示す算出結果情報を算出結果情報記憶手段に記憶させる料金算出手段、として機能させる。
このようなメール送受信プログラムを実行するコンピュータによれば、通信手段により、通信回線によってユーザの移動端末装置と通信される。認証手段により、ユーザが認証される。ログ生成手段により、ユーザの移動端末装置とデータ通信量とを関連付けて記録した通信ログが生成され、生成された通信ログがログ記憶手段に記憶される。通信量集計手段により、通信ログに基づいて、ユーザのデータ通信量が集計される。料金算出手段により、集計されたデータ通信量と、料金算出情報記憶手段に記憶されている料金算出情報とに基づいて、ユーザの通信料金が算出され、算出されたユーザの通信料金を示す算出結果情報が算出結果情報記憶手段に記憶される。
また、電子メールの送受信を行うとともに、ユーザの移動端末装置との間で前記電子メールに関するデータを通信するメール送受信装置は、通信ログを記憶するログ記憶手段と、前記ユーザの通信料金を算出するための算定方法を示す料金算出情報を記憶する料金算出情報記憶手段と、ネットワークを介して前記ユーザの前記移動端末装置と通信する通信手段と、前記ユーザを認証する認証手段と、前記認証手段によって認証された前記ユーザと通信におけるデータ通信量とを関連付けて記録した前記通信ログを生成し、生成した前記通信ログを前記ログ記憶手段に記憶させるログ生成手段と、前記ログ記憶手段に記憶された前記通信ログに基づいて、前記通信ログに記録されている前記ユーザの前記データ通信量を集計する通信量集計手段と、前記通信量集計手段によって集計された前記データ通信量と、前記料金算出情報記憶手段に記憶された前記料金算出情報とに基づいて、前記ユーザの前記通信料金を算出し、算出した前記ユーザの前記通信料金を示す算出結果情報を算出結果情報記憶手段に記憶させる料金算出手段と、を有する。
このようなメール送受信装置によれば、通信手段により、通信回線によってユーザの移動端末装置と通信される。認証手段により、ユーザが認証される。ログ生成手段により、ユーザの移動端末装置とデータ通信量とを関連付けて記録した通信ログが生成される。ログ記憶手段により、通信ログが記憶される。通信量集計手段により、通信ログに基づいて、ユーザのデータ通信量が集計される。料金算出手段により、集計されたデータ通信量と、料金算出情報記憶手段に記憶されている料金算出情報とに基づいて、ユーザの通信料金が算出される。算出結果情報記憶手段により、ユーザの通信料金を示す算出結果情報が記憶される。
また、電子メールの送受信を行うとともに、ユーザの移動端末装置との間で前記電子メールに関するデータを通信するメール送受信システムは、通信ログを記憶するログ記憶手段と、前記ユーザの通信料金を算出するための算定方法を示す料金算出情報を記憶する料金算出情報記憶手段と、通信回線によって前記ユーザの前記移動端末装置と通信する通信手段と、前記ユーザを認証する認証手段と、前記認証手段によって認証された前記ユーザと通信におけるデータ通信量とを関連付けて記録した前記通信ログを生成し、生成した前記通信ログを前記ログ記憶手段に記憶させるログ生成手段と、前記ログ記憶手段に記憶された前記通信ログに基づいて、前記通信ログに記録されている前記ユーザの前記データ通信量を集計する通信量集計手段と、前記通信量集計手段によって集計された前記データ通信量と、前記料金算出情報記憶手段に記憶された前記料金算出情報とに基づいて、前記ユーザの前記通信料金を算出し、算出した前記ユーザの前記通信料金を示す算出結果情報を算出結果情報記憶手段に記憶させる料金算出手段と、を有するメール送受信装置と、前記メール送受信装置が有する前記通信手段と通信回線によって接続され、ユーザの操作に基づいて前記電子メールに関する前記データを前記メール送受信装置に出力するとともに、前記メール送受信装置から出力された前記電子メールに関する前記データに基づく表示を表示する移動端末装置と、を有する。
このようなメール送受信システムによれば、移動端末装置により、ユーザの操作に基づいて電子メールに関するデータがメール送受信装置に出力されるとともに、メール送受信装置から出力された電子メールに関するデータに基づく表示が表示される。メール送受信装置が有する、通信手段により、通信回線によってユーザの移動端末装置と通信される。認証手段により、ユーザが認証される。ログ生成手段により、ユーザの移動端末装置とデータ通信量とを関連付けて記録した通信ログが生成される。ログ記憶手段により、通信ログが記憶される。通信量集計手段により、通信ログに基づいて、ユーザのデータ通信量が集計される。料金算出手段により、集計されたデータ通信量と、料金算出情報記憶手段に記憶されている料金算出情報とに基づいて、ユーザの通信料金が算出される。算出結果情報記憶手段により、ユーザの通信料金を示す算出結果情報が記憶される。
開示のメール送受信プログラム、メール送受信装置およびメール送受信システムによれば、ユーザの移動端末装置によるアクセスにおいてデータ通信量および料金の算定方法に応じた通信料金を算出することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態の概要を示す図である。図1に示すメール送受信装置は、電子メールの送受信を行うとともに、ユーザ2aの移動端末装置2との間で電子メールに関するデータの通信を行う。メール送受信装置1は、コンピュータがメール送受信プログラムにより、以下のように機能するものである。
メール送受信装置1は、移動端末装置によるデータ通信の通信料金を算出するために、通信手段1a、認証手段1b、ログ生成手段1c、通信量集計手段1d、料金算出手段1e、ログ記憶手段1f、料金算出情報記憶手段1gおよび算出結果情報記憶手段1hを有する。
通信手段1aは、通信回線によって移動端末装置2を操作してメール送受信装置1の操作を行うユーザ2aの移動端末装置2と通信する。
認証手段1bは、ユーザ2aを認証する。認証手段1bは、例えば、ユーザを識別するIDとIDに対応するパスワードによってユーザの認証を行う。なお、これに限らず、他の認証方法を用いてもよく、通信手段と通信を行うユーザを特定できる程度のものでもよい。
ログ生成手段1cは、認証手段1bによって認証されたユーザ2aと通信におけるデータ通信量とを関連付けて記録した通信ログを生成し、生成した通信ログをログ記憶手段1fに記憶させる。この通信ログによって、ユーザ2aの行った通信におけるデータの通信量が、ユーザ2aごとに記録される。
通信量集計手段1dは、ログ記憶手段1fに記憶された通信ログに基づいて、通信ログに記録されているユーザ2aのデータ通信量を集計する。これにより、移動端末装置2を用いたユーザ2aによる通信のデータ通信量が集計される。
料金算出手段1eは、通信量集計手段1dによって集計されたデータ通信量と、料金算出情報記憶手段1gに記憶されたユーザ2aの通信料金を算出するための算定方法を示す料金算出情報とに基づいて、ユーザ2aの通信料金を算出し、算出したユーザ2aの通信料金を示す算出結果情報を算出結果情報記憶手段1hに記憶させる。
ログ記憶手段1fは、ログ生成手段1cによって生成された通信ログを記憶する。
料金算出情報記憶手段1gは、ユーザ2aの通信料金を算出するための算定方法を示す料金算出情報を記憶する。この料金算出情報は、例えば、ユーザ2aが通信するデータ一単位当りの料金を示すが、これに限らず、ユーザ2aの通信料金の算出のための情報であれば足りる。
算出結果情報記憶手段1hは、料金算出手段1eによって算出された通信料金を示す算出結果情報を記憶する。
移動端末装置2は、携帯電話、ノートパソコンなどのデータ通信可能な移動端末装置であり、メール送受信装置1が有する通信手段1aと、通信回線によって接続される。移動端末装置2は、ユーザ2aの操作に基づいて、電子メールの作成、閲覧などの指令、送受信される電子メールの本文、電子メールの送受信確認などに関するデータをメール送受信装置1に出力するとともに、メール送受信装置1から出力された電子メールに関するデータに基づく表示を、図示しない表示部に表示する。
このようなメール送受信装置1によれば、通信手段1aにより、通信回線によってユーザ2aの移動端末装置2と通信される。認証手段1bにより、ユーザ2aが認証される。ログ生成手段1cにより、ユーザ2aの移動端末装置2とデータ通信量とを関連付けて記録した通信ログが生成され、生成された通信ログがログ記憶手段1fに記憶される。通信量集計手段1dにより、通信ログに基づいて、ユーザ2aのデータ通信量が集計される。料金算出手段1eにより、集計されたデータ通信量と、料金算出情報記憶手段1gに記憶されている料金算出情報とに基づいて、ユーザ2aの通信料金が算出され、算出されたユーザ2aの通信料金を示す算出結果情報が算出結果情報記憶手段1hに記憶される。
これによって、通信量集計手段1dにより、通信ログに基づいてユーザ2aのデータ通信量が集計され、料金算出手段1eにより、集計されたデータ通信量と、料金算出情報とに基づいてユーザ2aの通信料金が算出されるので、ユーザ2aの移動端末装置によるアクセスにおいてデータ通信量および通信料金の算定方法に応じた通信料金を算出することができる。
以下、本実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本実施の形態のシステム構成を示す図である。図2に示すメールシステムは、組織30内の電子メールおよび組織30を構成するメンバが、組織30の外部で移動端末装置である携帯電話21,22,・・・およびノートパソコン23,・・・と組織30内との間で電子メールの送受信、送受信の確認および電子メールの閲覧ならびにこれらの操作を行うシステムである。
ここで、組織の範囲については、必要に応じて定まるものとする。会社の場合においては、例えば、一つの部門を組織として扱ってもよいし、会社全体を組織として扱ってもよい。同様に、地方公共団体の場合においては、例えば一つの部署を組織として扱ってもよいし、団体そのものを組織として扱ってもよい。
本実施の形態に係るメールシステムでは、端末装置31,32,・・・が、LAN(Local Area Network)10を介して、電子メールの送受信を行うためのメールサーバ100と接続されている。また、メールサーバ100は、インターネット(Internet)40を介して、移動体通信事業を行っている通信事業者41,42,43,・・・と接続可能である。さらに、この通信事業者41,42,43,・・・は、それぞれ無線通信回線41a,42a,43a,・・・によって、契約下の携帯電話21,22,・・・、ノートパソコン23,・・・と接続可能である。
メールサーバ100は、組織30内および組織30内と外部との間の電子メールの送受信を行うメールサーバであり、さらにユーザの携帯電話21,22,・・・、ノートパソコン23,・・・との間で電子メールに関するデータを通信する他、組織30内の電子メールのアカウント管理なども行う。
メールサーバ100は、インターネット40および無線通信回線41a,42a,43a,・・・を介して、組織30に属するユーザが外出先などにおいて携帯電話21,22,・・・、ノートパソコン23,・・・上で作成された内部メールを格納する機能を有する。また、メールサーバ100は、インターネット40を介して組織30の外部から組織30内に送信された電子メールを受信して格納する機能を有する。
また、メールサーバ100は、図示しないメール情報記憶部に格納されている電子メールを、携帯電話21,22,・・・、ノートパソコン23,・・・上で、電子メールの受信者であるユーザの要求に応じてウェブメールとして操作させる機能を有する。ここで、電子メールの操作とは、電子メールの新規作成およびその送信、受信または送信した電子メールの閲覧、受信した電子メールに対する返信メールの作成、受信または送信した電子メールの当該アカウントからの削除、作成中の電子メールの一時保存などの電子メールを管理するための操作である。
電子メールの操作に際しては、ユーザIDとパスワードとを携帯電話21,22,・・・、ノートパソコン23,・・・(例えば、携帯電話21)上から入力させ、予め登録されている認証情報と一致した場合のみ、当該ユーザに対して、組織30内部から当該ユーザに対して書き込まれた内部メールおよび組織30の外部から当該ユーザに対して送信された外部メールの操作を行わせる。この電子メールの操作時には、メールサーバ100は、ユーザの操作する携帯電話21に対してユーザが操作する電子メールの内容を示す情報を、インターネット40および無線通信回線41a,42a,43a,・・・を介して送信する。この電子メールの内容を示す情報を受信した携帯電話21は、図示しない表示部においてその電子メールの内容を表示する。ユーザは、この表示部に表示された電子メールの内容に基づいて、その電子メールを操作する。
また、メールサーバ100は、携帯電話21,22,・・・、ノートパソコン23,・・・によって作成された電子メールを、インターネット40を介して外部に送信する機能を有する。電子メールの送信に際しては、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)に基づいてユーザによる電子メールの作成および送信の要求を受け付け、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、POP(Post Office Protocol)/IMAP(Internet Message Access Protocol)に従ってユーザが指定した送信先に電子メールを送信する。
ここで、本実施の形態では、メールサーバ100の管理下で格納され、組織30内の端末装置31,32,・・・のブラウザ上および組織30に属するユーザが操作する携帯電話21,22,・・・、ノートパソコン23,・・・のみから組織30内のユーザによって操作可能である電子メールを「ウェブメール」とする。以下に示す内部メールはもとより、組織30の外部からメールサーバ100に送信された外部メールも、組織30内ではユーザによりウェブメールとして閲覧その他の操作が行われる。
また、組織30内の端末装置31,32,・・・で作成され、組織30の内部のユーザ同士のみでやりとりされる電子メールを「内部メール」とする。一方、組織30の内部のユーザと、インターネット40およびメールサーバ100を介して組織30の外部との間でやりとりされる電子メールを「外部メール」とする。
なお、本実施の形態では、「電子メール」には、内部メールおよび外部メールの両方が含まれ、さらにウェブメールも含まれるものとする。
すなわち、内部メールは、組織30内の端末装置31,32,・・・のブラウザ上および組織30に属するユーザが操作する携帯電話21,22,・・・、ノートパソコン23,・・・で作成される。作成された内部メールは、メールサーバ100内にウェブメールとして格納され、組織30内の端末装置31,32,・・・のブラウザ上または組織30に属するユーザが操作する携帯電話21,22,・・・、ノートパソコン23,・・・で、内部メールの宛先に設定された組織30内のアカウントでログインしたユーザのみが操作できる。
外部メールが組織30内から外部に送信される場合には、端末装置31,32,・・・のブラウザ上または組織30に属するユーザが操作する携帯電話21,22,・・・、ノートパソコン23,・・・で作成され、ユーザの送信指示により、メールサーバ100からインターネット40を介して、一旦、送信先である送信相手の電子メールを管理するメールサーバ(図示省略)に送信される。その後、送信相手の電子メールを管理するメールサーバから、例えば送信相手が用いる外部の図示しない端末装置などに対して送信される。
なお、メールサーバ100は、外部メールのみを扱うものとしてもよく、または内部メールのみを扱うものとしてもよい。
また、本実施の形態では、メールサーバ100がウェブメールを管理する機能を有するが、これに限らず、メールサーバ100とは異なるウェブメール専用サーバなどの独立した装置がウェブメールを管理する機能を有してもよく、さらに別の機能を有するサーバなどの兼用の装置がウェブメールを管理する機能を有してもよい。
携帯電話21,22,・・・、ノートパソコン23,・・・は、組織30内部のユーザが、帰宅時、外出時など組織30の外部でメールサーバ100が提供するウェブメールを利用するために、メールサーバ100と接続可能かつデータ通信可能な移動端末装置である。携帯電話21,22,・・・、ノートパソコン23,・・・は、インターネット40および契約している通信事業者41,42,43,・・・が提供する無線通信回線41a,42a,43a,・・・を介してメールサーバ100と接続可能である。携帯電話21,22,・・・、ノートパソコン23,・・・は、ウェブメールを使用する機能を有するとともに、メールサーバ100を操作してメールサーバ100からインターネット40を介して組織30の外部に電子メールを送受信する機能を有する。
端末装置31,32,・・・は、組織30内部のユーザが、メールサーバ100が提供するウェブメールを利用するために、組織30内に設けられたコンピュータである。端末装置31,32,・・・は、メールサーバ100が提供するウェブメールを使用する機能を有するとともに、メールサーバ100を操作してメールサーバ100からインターネット40を介して組織30の外部に電子メールを送受信する機能を有する。
次に、メールサーバ100のハードウェア構成について説明する。
図3は、メールサーバのハードウェア構成を示す図である。メールサーバ100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105および通信インタフェース106が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD103には、OSやアプリケーションプログラムが格納される。
グラフィック処理装置104には、モニタ11が接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ11の画面に表示させる。入力インタフェース105には、キーボード12とマウス13とが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード12やマウス13から送られてくる信号を、バス107を介してCPU101に送信する。
通信インタフェース106は、LAN10、インターネット40などのネットワークに接続されている。通信インタフェース106は、これらのネットワークを介して、他のコンピュータ、移動端末装置との間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
次に、メールサーバ100のモジュール構成について説明する。図4は、メールサーバの機能を示すブロック図である。本実施の形態のメールサーバ100は、電子メールの送受信を行うとともに、組織30に属す外部のユーザの移動端末装置(携帯電話21,22,・・・、ノートパソコン23,・・・、例えば、携帯電話21)との間で電子メールに関するデータを通信するサーバである。
メールサーバ100は、この携帯電話21との間で通信された電子メールに関するデータの料金を算出するために、通信部111、認証部112、ログ生成部113、通信量集計部114、料金算出部115、集計期間設定部131、ログ記憶部140、料金算出情報記憶部150および算出結果情報記憶部160を有する。
また、メールサーバ100は、上記のように、インターネット40および無線通信回線41a,42a,43a,・・・を介して外部の携帯電話21,22,・・・、ノートパソコン23,・・・(例えば、携帯電話21)と接続されている(図2参照)。
通信部111は、インターネット40および通信事業者41,42,43,・・・(図2参照)が提供する無線通信回線41a,42a,43a,・・・などの通信回線によって携帯電話21を操作してメールサーバ100の操作を行うユーザの携帯電話21と通信する。また、通信部111は、通信における接続先を示す通信アドレス情報を取得する。この通信アドレス情報は、例えば、通信事業者41,42,43,・・・における図示しない接続点のIPアドレスである。接続点により通信事業者とインターネット40が接続されている。通信事業者が中継する携帯電話21などの移動端末装置のデータ通信は、この接続点を介してインターネット40に接続される。この接続点のIPアドレスによって、携帯電話21がいずれの通信事業者を介して通信を行っているかを特定することができる。この通信アドレス情報については、詳しくは図7において後述する。
認証部112は、ユーザを認証する。具体的には、認証部112は、ユーザのログインの正当性を担保するために、携帯電話21が入力を受け付けたユーザのアカウントに対応するIDおよびIDに対応するパスワードにより、ユーザの電子メールを管理するアカウントに対するログインを認証する。認証に成功した場合、メールサーバ100は、携帯電話21によるユーザのログインを許可し、携帯電話21に対して、認証されたIDのアカウントに応じたメール情報の提供を行う。これにより、メールサーバ100は、携帯電話21でアクセスしたユーザを認証する。そして、ユーザは、携帯電話21によってメールサーバ100と通信部111による通信を行うことができ、携帯電話21によってIDに対応するアカウントに送信された電子メールの閲覧、削除、新規作成、返信メールの作成などの操作を行うことができる。
ログ生成部113は、認証部112によって認証された携帯電話21のユーザと、ユーザによって携帯電話21によって行われた通信におけるデータ通信量とを関連付けて記録した通信ログを生成し、生成した通信ログをログ記憶部140に記憶させる。この通信ログによって、ユーザの行った通信におけるデータの通信量が、ユーザごとに記録される。
このとき、ログ生成部113は、通信ログを認証部112によって認証されたユーザの携帯電話21との通信におけるデータ通信量と、通信部111によって取得されたユーザの携帯電話21との通信の通信アドレス情報とを記録して生成し、生成した通信ログをログ記憶部140に記憶させる。
通信量集計部114は、ログ記憶部140に記憶された通信ログに基づいて、通信ログに記録されているユーザのデータ通信量を、通信アドレスに基づいて接続先(通信事業者)ごとに集計する。これにより、ユーザによって携帯電話21で行われた通信のデータ通信量が、通信事業者ごとに集計されるので、ユーザが複数の移動端末装置を利用している場合にも、区別して通信料金を算出することができる。
料金算出部115は、通信量集計部114によって集計されたデータ通信量と、料金算出情報記憶部150に記憶されたユーザの通信料金を算出するための算定方法を示す料金算出情報とに基づいて、接続先ごとにユーザの通信料金を算出し、算出した接続先ごとのユーザの通信料金を示す算出結果情報を算出結果情報記憶部160に記憶させる。
このとき料金算出部115は、算出したユーザの通信料金における接続先と、料金算出情報に含まれておりユーザの携帯電話21の利用時における通信の事前に登録された接続先を特定可能なユーザ接続先情報によって示された接続先とを比較して、ユーザの通信における接続先が、ユーザ接続先情報が示す事前に登録された接続先と一致しない場合には、接続先との通信による通信料金を除外して、算出した接続先ごとのユーザの通信料金を示す算出結果情報を算出結果情報記憶部160に記憶させる。
これにより、ユーザが予め登録された接続先(通信事業者)以外の経路でメールサーバ100と通信した場合には、組織30が負担(または補助)する通信料金の算出から除外されるので、例えば通信料金が登録された接続先より低廉な経路で通信を行った上で通信料金を請求し、差額を着服するような不正を防止することができる。
なお、料金算出部115は、同一のユーザについて複数の通信事業者を介してデータ通信が行われている場合には、ユーザに適用される契約プラン(図6参照)のうちから、最もデータ通信の単価が安いものを適用して組織30が負担する通信料金を算出してもよい。これによって、複数の登録された通信経路におけるデータ通信によってユーザに支給されるデータ通信量に差額が生じる場合に、高い方の通信料金を請求して差額を着服するような不正を防止することができる。
また、料金算出部115は、補助率を示すレート(割合)を設定することで、通信量集計部114によって集計されたデータ通信量と、料金算出情報記憶部150に料金算出情報とに基づいて、ユーザの通信料金を算出し、算出したユーザの通信料金に対して、料金算出情報に含まれる補助率情報が示すレートを積算して支給額を求め、積算して得られた支給額を示す算出結果情報を算出結果情報記憶部160に記憶させることもできる。これにより、メールサーバ100は、組織30が通信料金を全額負担する場合のみならず、組織30が通信料金を所定の割合で負担する場合においても、組織30が負担すべき通信料金を算出することができる。この補助率を示すレートについては、詳しくは図6において後述する。
集計期間設定部131は、メールサーバ100の管理者の操作による、ユーザの通信料金の集計期間の設定である集計期間設定を受け付ける。この集計期間設定により、通信ログ(図8参照)の項目である日付に基づいて、ユーザにより一定期間内に通信されたデータ通信量を集計して、ユーザのその一定期間内の通信料金を算出することができる。この集計期間の設定については、詳しくは図11において後述する。
ログ記憶部140は、ログ生成部113によって生成された通信ログを記憶する。この通信ログについては、詳しくは図8において後述する。
料金算出情報記憶部150は、ユーザの通信料金を算出するための算定方法を示す料金算出情報を記憶する。この料金算出情報は、例えば、ユーザが通信するデータ一単位当りの料金を示すが、これに限らず、ユーザの通信料金の算出のための情報であれば足りる。
ここで、料金算出情報記憶部150は、ユーザテーブル151a(図5参照)、料金換算テーブル152a(図6参照)およびキャリアテーブル153a(図7参照)を格納している。料金算出情報は、これらのユーザテーブル151aに格納されているユーザ情報、料金換算テーブル152aに格納されている料金換算情報およびキャリアテーブル153aに格納されているキャリア情報から構成されている。
この料金算出情報を構成し、ユーザテーブル151aに格納されているユーザ情報は、ユーザの携帯電話21の接続先と、ユーザの携帯電話21の接続先における料金設定とを関連付けて示す。
また、料金算出情報を構成し、料金換算テーブル152aに格納されているおよび接続先における料金設定ごとのデータの一定量当たりのデータ通信料を示す料金換算情報を含む。
また、料金算出情報は、通信を行ったユーザに対して通信料金を補助するレートを示す補助率情報を含む。この補助率情報は、料金換算テーブル152aに格納されている料金換算情報を構成する。
また、料金算出情報は、ユーザの携帯電話21の利用時における通信の事前に登録された接続先を特定可能なユーザ接続先情報を含む。このユーザ接続先情報は、ユーザテーブル151aに格納されているユーザ情報およびキャリアテーブル153aに格納されているキャリア情報から構成される。このユーザ接続先情報を構成するユーザ情報およびキャリア情報によって、メールサーバ100により、ユーザとの通信で利用された通信事業者が特定される。
算出結果情報記憶部160は、料金算出部115によって算出された通信料金を示す算出結果情報を記憶する。算出結果情報により、ユーザによるメールサーバ100との通信において組織30が負担すべき通信料金が示される。この算出結果情報については、詳しくは図11において後述する。
また、メールサーバ100は、受信した電子メールに関する情報を記憶するために、図示しないメール情報記憶部を有する。メール情報記憶部は、電子メールに関する情報であるメール情報を記憶する。このメール情報は、LAN10、インターネット40、無線通信回線41a,42a,43a,・・・を介して、端末装置31などの組織30内の端末装置のブラウザ上で、または携帯電話21,22,・・・,ノートパソコン23,・・・で作成された内部メールおよびメールサーバ100と接続されたインターネット40、無線通信回線41a,42a,43a,・・・を介して組織30の外部から送信された外部メールの、メール本文およびヘッダ情報から構成される情報である(図2参照)。ヘッダ情報には、送信元、送信先、送信日時などを示す情報が含まれる。
携帯電話21は、データ通信可能な移動端末装置であり、メールサーバ100が有する通信部111と、インターネット40(図2参照)および通信事業者41,42,43,・・・などが提供する無線通信回線41a,42a,43a,・・・などの通信回線によって接続される。携帯電話21は、ユーザの操作に基づいて、電子メールの作成、閲覧などの指令、送受信される電子メールの本文、電子メールの送受信確認などに関するデータをメールサーバ100に出力するとともに、メールサーバ100から出力された電子メールに関するデータに基づく表示を、図示しない表示部に表示する。
なお、本実施の形態では、メールサーバ100が上記の機能を有するが、これに限らず、メールサーバ100とは異なる専用サーバなどの独立した装置が上記のすべての機能を有してもよい。また、メールサーバ100を含んだ複数の装置がそれぞれ上記の機能の一部を有し、複数の装置全体で上記の機能を有してもよい。
次に、本実施の形態のメールサーバ100で用いられるユーザテーブルについて説明する。
図5は、ユーザテーブルのデータ構造を示す図である。図5に示すユーザテーブル151aは、メールサーバ100によって作成および管理されている。ユーザテーブル151aは、組織30に属する各ユーザと、各ユーザが利用している携帯電話21(図2参照)などの移動端末装置の料金体系との対応関係を示すユーザ情報を格納するテーブルである。
ユーザテーブル151aには、組織30内のユーザに設定されているID(Identification)を示す項目である“ID”、ユーザの氏名を示す項目である“ユーザ名”、ユーザが利用している移動端末装置の通信事業者および料金体系を示す項目である“契約タイプ”が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、ユーザ情報を構成する。このユーザ情報は、料金算出情報として機能する。また、ユーザ接続先情報として機能する。なお、ここでは省略したが、ユーザ情報には、他に、IDとの組合せでユーザを認証するためのパスワードが含まれる。
IDは、メールサーバ100などのメールシステム上において各ユーザを識別するために各ユーザに設定されている符号である。このため、IDは、任意の文字列を用いることができるが、各ユーザに対し、当該ユーザを一意に特定できるように定められる。ユーザ名は、組織30に属し、メールシステムを用いる各ユーザの氏名である。
契約タイプは、ユーザが利用している移動端末装置の通信事業者および料金体系を示している。この契約タイプに基づいて図6に示す料金換算テーブル152aに格納されている料金換算情報を参照することで、各ユーザが利用している移動端末装置の料金算定方法、組織30が通信料金を負担するレート、通信事業者(キャリア)などを取得することができる。
ここで、各ユーザは、メールサーバ100との通信において、1または2以上の通信事業者の移動端末装置を利用することができる。本実施の形態では、ユーザが複数の通信事業者における移動端末装置を利用する場合には、例えば、図5に示すユーザテーブル151aの上から1行目および2行目、ならびに3行目および4行目に示すように、同一のユーザについて複数のユーザ情報が作成され、それぞれのユーザ情報において、同一のIDに対して異なる契約タイプが関連付けられる。
次に、本実施の形態のメールサーバ100で用いられる料金換算テーブルについて説明する。
図6は、料金換算テーブルのデータ構造を示す図である。図6に示す料金換算テーブル152aは、メールサーバ100によって作成および管理されている。料金換算テーブル152aは、ユーザが移動端末装置により行ったメールサーバ100との通信について組織30が負担する通信料金を算出するための情報を示す料金換算情報を格納するテーブルである。
料金換算テーブル152aには、料金体系を識別する名称を示す項目である“契約タイプ”、データ一定量(1パケット)当りの通信料を示す項目である“単価”、通信を行ったユーザに対して通信料金を補助するレートを示す項目である“レート”、通信事業者の名称を示す項目である“キャリア”が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、料金換算情報を構成する。
契約タイプは、通信事業者が提供する各料金体系を識別するために各料金体系に設定されている名称である。
単価は、各契約タイプにおけるデータ通信料金の算定方法を示しており、一定量のデータ(1パケット:ここでは128バイト(byte)とする)を送受信した場合においてユーザに発生する通信料金を示す。
レートは、メールサーバ100との間の通信によってユーザに発生した通信料金の一部を組織30が負担する場合に、通信を行ったユーザに対して通信料金を補助する割合を示す。組織30がメールサーバ100との間の通信によってユーザに発生した通信料金を全額負担する場合には、このレートは通信料金の算出に使用されない。レートは、補助率情報を構成する。
キャリアは、移動端末装置による無線通信回線41a,42a,43a,・・・(図2参照)による通信サービスを提供する通信事業者41,42,43,・・・(図2参照)の名称を示す。
ここで、本実施の形態では、各通信事業者が複数の料金体系で通信サービスを提供している場合には、例えば、図6に示す料金換算テーブル152aの上から1行目および2行目に示すように、同一のキャリアについて複数の料金換算情報が作成され、それぞれの料金換算情報において、同一のキャリアに対して異なる契約タイプが関連付けられる。
次に、本実施の形態のメールサーバ100で用いられるキャリアテーブルについて説明する。
図7は、キャリアテーブルのデータ構造を示す図である。図7に示すキャリアテーブル153aは、メールサーバ100によって作成および管理されている。キャリアテーブル153aは、各通信事業者における接続先を示すキャリア情報を格納するテーブルである。
キャリアテーブル153aには、通信事業者の接続点のIPアドレスを示す項目である“IPアドレス”、通信事業者の名称を示す項目である“キャリア”が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、キャリア情報を構成する。このキャリア情報は、通信アドレス情報として機能する。
IPアドレスは、通信事業者における接続点の、インターネット上におけるIPアドレスである。通常、通信事業者は、接続点においてIPアドレスを複数取得しており、そのうちいずれかのIPアドレスがデータ通信に割り当てられるので、キャリア情報にも、一つの通信事業者に対して複数のIPアドレスを設定可能である。キャリアは、通信事業者の名称を示す。
このキャリア情報により、メールサーバ100は、通信ログ(図8参照)において記録されているIPアドレスに基づいて、ユーザが移動端末装置により通信を行った通信事業者を特定することができる。
次に、本実施の形態のメールサーバ100で記録される通信ログについて説明する。
図8は、通信ログのデータ構造を示す図である。図8に示す通信ログ141aは、メールサーバ100によって作成および管理されている。通信ログ141aは、組織30に属するユーザによりメールサーバ100とデータ通信が行われたときに記録される通信ログを示すデータである。通信ログ141aは、ログ生成部113によって生成され、ログ記憶部140に記憶される。
通信ログ141aには、データ通信が行われた年月日および時分を示す項目である“日時”、データ通信を行ったユーザを特定する項目である“ID”、データ通信に使用された通信事業者の接続点におけるIPアドレスを示す項目である“IPアドレス”、データ通信において送受信されたデータの量をバイト(byte)によって示す“データサイズ”が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士を互いに関連付けることにより、一つのデータ通信における通信ログが示される。
メールサーバ100は、組織30の外部から移動端末装置によりデータ通信が行われる都度、通信ログ141aの各行に示す通信ログを作成する。
本実施の形態では、この通信ログ141aに記録されているデータサイズを、実際にデータ通信において送受信されたデータ通信量とみなして、これをパケット単位(1パケット=128バイト(byte))に変換して通信料金が算出される。
次に、本実施の形態における処理の手順について説明する。まず、本実施の形態のメールサーバ100において、携帯電話21などの移動端末装置との間で行われたデータ通信のログを生成する際に実行されるログ生成処理について説明する。図9は、ログ生成処理の手順を示すフローチャートである。
本実施の形態のメールサーバ100は、組織30に属するユーザが利用する携帯電話21,22,・・・、ノートパソコン23,・・・などの移動端末装置(例えば、携帯電話21)(図2参照)からのデータ通信を開始する要求を受信すると、これに応じて、ユーザの認証を行い、データ通信を開始するとともに、ログ生成処理によって、そのデータ通信(開始の要求および認証におけるデータ通信も含む)の通信ログ(図8参照)を生成する。
[ステップS11]メールサーバ100のCPU101は、携帯電話21からのユーザによるデータ通信の開始の要求を受信すると、ユーザの認証を行う。具体的には、CPU101は、要求が送信された携帯電話21に対してIDおよびパスワードの送信の要求を送信する。パスワードの送信の要求を受信した携帯電話21は、ユーザによるIDおよびパスワードの入力を受け付け、受け付けたIDおよびパスワードをメールサーバ100に送信する。CPU101は、受信したIDおよびパスワードによってユーザを認証し、データ通信を開始する。
[ステップS12]CPU101は、ステップS11におけるユーザの認証においてユーザの携帯電話21との間で行われたデータ通信(データ通信の開始の要求を含む)の通信ログを生成し、ログ記憶部140に記憶させる。
[ステップS13]CPU101は、ユーザからの携帯電話21によるメールの操作を受け付け、受け付けた操作を実行する。このメールの操作は、メールサーバ100に格納されている電子メールの携帯電話21における閲覧、電子メールの削除、新たな電子メールの作成などであり、携帯電話21からメールサーバ100に対してデータ通信によって指示される。また、このメールの操作に基づく実行結果は、メールサーバ100から携帯電話21に対してデータ通信によって送信される。
[ステップS14]CPU101は、ステップS13におけるメールの操作においてユーザの携帯電話21との間で行われたデータ通信の通信ログを生成し、ログ記憶部140に記憶させる。
[ステップS15]CPU101は、携帯電話21によってユーザのログアウトの指示を受け付けたか否かを判定する。CPU101は、ログアウトの指示を受け付けていれば、ログアウトを実行し、ステップS16に処理を進める一方、ログアウトの指示を受け付けていなければ、ステップS13に処理を進める。
[ステップS14]CPU101は、ステップS15におけるログアウトの指示および実行においてユーザの携帯電話21との間で行われたデータ通信の通信ログを生成し、ログ記憶部140に記憶させる。その後、処理を終了する。
次に、本実施の形態のメールサーバ100において、携帯電話21などの移動端末装置との間で行われたデータ通信によって発生した通信料金の組織30による負担額を算出する際に実行される料金算出処理について説明する。図10は、料金算出処理の手順を示すフローチャートである。
本実施の形態のメールサーバ100は、図8のログ生成処理によって、組織30に属するユーザが利用する携帯電話21,22,・・・、ノートパソコン23,・・・などの移動端末装置(例えば、携帯電話21)(図2参照)との間のデータ通信が行われた場合に生成された通信ログ(図8参照)に基づいて、ユーザの携帯電話21との間のデータ通信で発生した通信料金について組織30が負担する料金を算出し、算出結果を料金表示画面120(図11参照)に出力する。
[ステップS21]CPU101は、ログ記憶部140に記憶されている通信ログに基づいて、ユーザが携帯電話21によってメールサーバ100とデータ通信を行ったパケット量を集計する。このとき、CPU101は、通信ログの日付に基づき、設定された集計期間内に生成された通信ログを抽出し、抽出した通信ログのデータサイズに記録されたデータ通信量から、集計期間内に行われたデータ通信のデータ通信量をユーザごとに集計する。次に、CPU101は、集計したデータ通信量を、1パケット=128バイト(byte)でパケット量に変換することにより、ユーザごとのデータ通信のパケット量を集計する。
[ステップS22]CPU101は、料金算出情報に基づいて、ステップS21におけるパケット量の集計結果から、ユーザごとに組織30が負担する通信料金を算出し、算出結果を算出結果情報記憶部160に記憶させる。
[ステップS23]CPU101は、ステップS21で集計したユーザごとのパケット量およびステップS22で算出したユーザごとの通信料金を、料金表示画面120に表示する。その後、処理を終了する。
次に、本実施の形態のメールサーバ100のモニタ11上に表示される、通信料金の算出結果を表示する料金表示画面120について説明する。
図11は、料金表示画面を示す図である。図11に示した料金表示画面120は、組織30におけるメールサーバ100の管理者などにより、携帯電話21,22,・・・、ノートパソコン23,・・・などの移動端末装置(例えば、携帯電話21)(図2参照)とメールサーバ100とのデータ通信によって発生した通信料金の算出結果を表示する画面の一例である。
料金表示画面120には、通信料金の算出結果が表示される算出結果表示領域120a、通信料金の集計期間を表示する期間表示領域120b、通信料金の再計算の実行を指示する操作を受け付ける再計算ボタン120cおよび通信料金の算出結果の印刷を指示する操作を受け付ける印刷ボタン120dが設けられている。
算出結果表示領域120aには、項目として、ユーザを示す“名前”、通信事業者を示す“キャリア”、データ通信で送受信されたデータ量を示す“パケット量”、組織30が負担する通信料金を示す“料金”が設けられている。
例えば、組織30の会計責任者により、これに基づいて組織30が負担する通信料金を各ユーザごとに集計して各ユーザに支給する。
期間表示領域120bには、集計期間の開始日および終了日が表示されている。この期間表示領域120bに表示されている開始日および終了日は、新たに入力して修正することが可能である。
再計算ボタン120cは、メールサーバ100の管理者などによる操作を受け付けると、メールサーバ100は、期間表示領域120bに設定されている集計期間について通信ログ(図8参照)を集計して通信料金を計算する。
したがって、期間表示領域120bに開始日および終了日を入力することによって集計期間を新たに設定してから、再計算ボタン120cを操作することによって、任意の期間の通信料金の算出結果を求めることができ、組織30が負担する通信料金の柔軟な集計をすることができる。
印刷ボタン120dは、メールサーバ100の管理者などによる操作を受け付けると、メールサーバ100は、料金表示画面120の表示内容をプリントアウトする。これにより、メールサーバ100の管理者などは、通信料金の算出結果を必要に応じて紙に出力することができる。
以上のようにして、本実施の形態のメールサーバ100は、通信ログに基づいてユーザによるデータ通信のデータ通信量を集計し、集計したデータ通信量と、料金算出情報とに基づいてユーザの通信料金が算出されるので、ユーザごとに、ユーザの移動端末装置とのデータ通信においてデータ通信量および料金の算定方法に応じた通信料金を算出することができる。これにより、ユーザからの費用請求に対して明確な根拠として対応できる。
また、組織30の費用負担が可能になることで、ユーザに負担させる場合に比較して組織30のユーザのモバイル環境における電子メールの操作の利用頻度が高くなり、メール業務での対応速度の向上が図れる。
また、料金換算テーブル152aにレートを設定する事により、組織30のポリシーに従って通信料金の支給額を設定することもできる。
また、1人のユーザが異なる通信事業者と契約した複数の移動端末装置を利用している場合にも、それぞれの契約プランに応じて適正に通信料金を算出して集計することができる。
以上、本発明のメール送受信プログラム、メール送受信装置およびメール送受信システムを、図示の実施の形態に基づいて説明したが、上記については単に本発明の原理を示すものである。本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされ、各部の構成は同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。また、本発明は前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、メールサーバ100が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体には、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、HDD、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ(MT)などがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto - Optical disk)などがある。
上記プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータに格納しておき、ネットワークを通じて、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
上記プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムまたはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
本実施の形態の概要を示す図である。 本実施の形態のシステム構成を示す図である。 メールサーバのハードウェア構成を示す図である。 メールサーバの機能を示すブロック図である。 ユーザテーブルのデータ構造を示す図である。 料金換算テーブルのデータ構造を示す図である。 キャリアテーブルのデータ構造を示す図である。 通信ログのデータ構造を示す図である。 ログ生成処理の手順を示すフローチャートである。 料金算出処理の手順を示すフローチャートである。 料金表示画面を示す図である。
符号の説明
1 メール送受信装置
1a 通信手段
1b 認証手段
1c ログ生成手段
1d 通信量集計手段
1e 料金算出手段
1f ログ記憶手段
1g 料金算出情報記憶手段
1h 算出結果情報記憶手段
2 移動端末装置

Claims (7)

  1. コンピュータに、電子メールの送受信を行うとともに、ユーザの移動端末装置との間で前記電子メールに関するデータを通信する処理を実行させるメール送受信プログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    通信回線によって前記ユーザの前記移動端末装置と通信する通信手段、
    前記ユーザを認証する認証手段、
    前記認証手段によって認証された前記ユーザと通信におけるデータ通信量とを関連付けて記録した通信ログを生成し、生成した前記通信ログをログ記憶手段に記憶させるログ生成手段、
    前記ログ記憶手段に記憶された前記通信ログに基づいて、前記通信ログに記録されている前記ユーザの前記データ通信量を集計する通信量集計手段、
    前記通信量集計手段によって集計された前記データ通信量と、料金算出情報記憶手段に記憶された前記ユーザの通信料金を算出するための算定方法を示す料金算出情報とに基づいて、前記ユーザの前記通信料金を算出し、算出した前記ユーザの前記通信料金を示す算出結果情報を算出結果情報記憶手段に記憶させる料金算出手段、
    として機能させることを特徴とするメール送受信プログラム。
  2. 前記通信手段は、前記通信における接続先を示す通信アドレス情報を取得し、
    前記ログ生成手段は、前記通信ログを前記認証手段によって認証された前記ユーザの移動端末装置との前記通信における前記データ通信量と、前記通信手段によって取得された前記ユーザの前記移動端末装置との前記通信の前記通信アドレス情報とを記録して生成し、生成した前記通信ログをログ記憶手段に記憶させ、
    前記通信量集計手段は、前記ログ記憶手段に記憶された前記通信ログに基づいて、前記通信ログに記録されている前記ユーザの前記データ通信量を、前記通信アドレスに基づいて前記接続先ごとに集計し、
    前記料金算出手段は、前記通信量集計手段によって集計された前記データ通信量と、前記料金算出情報記憶手段に記憶された前記ユーザの前記通信料金を算出するための算定方法を示す前記料金算出情報とに基づいて、前記接続先ごとに前記ユーザの前記通信料金を算出し、算出した前記接続先ごとの前記ユーザの前記通信料金を示す前記算出結果情報を前記算出結果情報記憶手段に記憶させるように機能させることを特徴とする請求項1記載のメール送受信プログラム。
  3. 前記料金算出手段は、前記通信量集計手段によって集計された前記データ通信量と、前記料金算出情報記憶手段に記憶された前記ユーザの前記通信料金を算出するための算定方法を示す前記料金算出情報とに基づいて、前記接続先ごとに前記ユーザの前記通信料金を算出し、算出した前記ユーザの前記通信料金における前記接続先と、前記料金算出情報に含まれており前記ユーザの前記移動端末装置の利用時における前記通信の事前に登録された前記接続先を特定可能なユーザ接続先情報によって示された前記接続先とを比較して、前記ユーザの前記通信における前記接続先が、前記ユーザ接続先情報が示す事前に登録された前記接続先と一致しない場合には、前記接続先との前記通信による前記通信料金を除外して、算出した前記接続先ごとの前記ユーザの前記通信料金を示す前記算出結果情報を前記算出結果情報記憶手段に記憶させるように機能させることを特徴とする請求項2記載のメール送受信プログラム。
  4. 前記料金算出情報は、前記ユーザの前記移動端末装置の前記接続先と、前記ユーザの前記移動端末装置の前記接続先における料金設定とを関連付けて示すユーザ情報と、前記接続先における料金設定ごとの前記データの一定量当たりのデータ通信料を示す料金換算情報とを含むことを特徴とする請求項1記載のメール送受信プログラム。
  5. 前記料金算出情報は、前記通信を行った前記ユーザに対して前記通信料金を補助する割合を示す補助率情報を含み、
    前記料金算出手段は、前記通信量集計手段によって集計された前記データ通信量と、前記料金算出情報記憶手段に記憶された前記ユーザの前記通信料金を算出するための算定方法を示す前記料金算出情報とに基づいて、前記ユーザの前記通信料金を算出し、算出した前記ユーザの前記通信料金に対して、前記料金算出情報に含まれる前記補助率情報が示す前記割合を積算して支給額を求め、積算して得られた支給額を示す前記算出結果情報を算出結果情報記憶手段に記憶させるように機能させることを特徴とする請求項1記載のメール送受信プログラム。
  6. 電子メールの送受信を行うとともに、ユーザの移動端末装置との間で前記電子メールに関するデータを通信するメール送受信装置において、
    通信ログを記憶するログ記憶手段と、
    前記ユーザの通信料金を算出するための算定方法を示す料金算出情報を記憶する料金算出情報記憶手段と、
    ネットワークを介して前記ユーザの前記移動端末装置と通信する通信手段と、
    前記ユーザを認証する認証手段と、
    前記認証手段によって認証された前記ユーザと通信におけるデータ通信量とを関連付けて記録した前記通信ログを生成し、生成した前記通信ログを前記ログ記憶手段に記憶させるログ生成手段と、
    前記ログ記憶手段に記憶された前記通信ログに基づいて、前記通信ログに記録されている前記ユーザの前記データ通信量を集計する通信量集計手段と、
    前記通信量集計手段によって集計された前記データ通信量と、前記料金算出情報記憶手段に記憶された前記料金算出情報とに基づいて、前記ユーザの前記通信料金を算出し、算出した前記ユーザの前記通信料金を示す算出結果情報を算出結果情報記憶手段に記憶させる料金算出手段と、
    を有することを特徴とするメール送受信装置。
  7. 電子メールの送受信を行うとともに、ユーザの移動端末装置との間で前記電子メールに関するデータを通信するメール送受信システムにおいて、
    通信ログを記憶するログ記憶手段と、
    前記ユーザの通信料金を算出するための算定方法を示す料金算出情報を記憶する料金算出情報記憶手段と、
    通信回線によって前記ユーザの前記移動端末装置と通信する通信手段と、
    前記ユーザを認証する認証手段と、
    前記認証手段によって認証された前記ユーザと通信におけるデータ通信量とを関連付けて記録した前記通信ログを生成し、生成した前記通信ログを前記ログ記憶手段に記憶させるログ生成手段と、
    前記ログ記憶手段に記憶された前記通信ログに基づいて、前記通信ログに記録されている前記ユーザの前記データ通信量を集計する通信量集計手段と、
    前記通信量集計手段によって集計された前記データ通信量と、前記料金算出情報記憶手段に記憶された前記料金算出情報とに基づいて、前記ユーザの前記通信料金を算出し、算出した前記ユーザの前記通信料金を示す算出結果情報を算出結果情報記憶手段に記憶させる料金算出手段と、
    を有するメール送受信装置と、
    前記メール送受信装置が有する前記通信手段と通信回線によって接続され、ユーザの操作に基づいて前記電子メールに関する前記データを前記メール送受信装置に出力するとともに、前記メール送受信装置から出力された前記電子メールに関する前記データに基づく表示を表示する移動端末装置と、
    を有することを特徴とするメール送受信システム。
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